JP3475890B2 - パターニング方法、薄膜デバイスの製造方法及び薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

パターニング方法、薄膜デバイスの製造方法及び薄膜磁気ヘッドの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収束イオンビーム
(FIB)を用いた膜のパターニング方法、薄膜デバイ
スの製造方法及び薄膜磁気ヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、FIBを用いて最終的にパター
ニングすべき薄膜(被パターニング薄膜)を直接パター
ニングする従来の方法を示す工程図である。
【0003】まず、同図(A)に示す基板10を用意
し、その上に、同図(B)に示すように被パターニング
薄膜11をスパッタリング等によって成膜する。次い
で、同図(C)に示すように、FIBにより不要部分を
エッチング除去することによってパターニングされた薄
膜11´が得られる。
【0004】このようにFIBを用いてパターニングす
ることにより、マスクレス加工が可能となり、また、微
細なパターニング加工の可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FIB
を用いた従来のパターニング方法は、被パターニング薄
膜に直接照射されるFIBが、その中心に完全に収束し
たビームではなくガウス分布状の拡がりを有するビーム
であることから、エッチングすべきではない上端縁部分
等が多少エッチングされてしまい、パターニング加工精
度をさほど向上できないという問題を有している。
【0006】さらに、FIBを用いた従来のパターニン
グ方法は、そもそもFIBが荷電されたGa等のイオン
を被パターニング薄膜に照射するものであることから、
この荷電イオンによる帯電で被パターニング薄膜が静電
破壊される可能性があるという問題をも有している。
【0007】従って本発明の目的は、加工解像度をより
高めることができるパターニング方法、薄膜デバイスの
製造方法及び薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供すること
にある。
【0008】本発明の他の目的は、被パターニング薄膜
が静電破壊によるダメージを受けることを防止できるパ
ターニング方法、薄膜デバイスの製造方法及び薄膜磁気
ヘッドの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、パター
ニングすべき薄膜(被パターニング薄膜)の表面に少な
くとも1つの剥離可能な膜を形成し、FIBを用いて少
なくとも1つの剥離可能な膜及び被パターニング薄膜を
パターニングした後、少なくとも1つの剥離可能な膜を
除去するパターニング方法、このパターニング方法を用
いて少なくとも一部の薄膜パターンを形成する薄膜デバ
イス又は薄膜磁気ヘッドの製造方法が提供される。
【0010】被パターニング薄膜上に剥離可能な膜を形
成したその上からFIBを行うことにより、FIBにビ
ーム拡がりがあっても、パターン縁部において余分にエ
ッチングされるのは、パターニング後に除去される剥離
可能な膜の上端部分のみであり、被パターニング薄膜は
余分にエッチングされるようなことがなくなる。従っ
て、パターニング加工の解像度を大幅に高めることがで
き、加工精度が大きく向上する。
【0011】本発明によれば、さらに、少なくとも1つ
の剥離可能な膜を形成し、FIBを用いて少なくとも1
つの剥離可能な膜をパターニングし、パターニングした
少なくとも1つの剥離可能な膜をマスクに用いて被パタ
ーニング薄膜を成膜した後、パターニングした少なくと
も1つの剥離可能な膜を除去するパターニング方法、こ
のパターニング方法を用いて少なくとも一部の薄膜パタ
ーンを形成する薄膜デバイス又は薄膜磁気ヘッドの製造
方法が提供される。
【0012】リフトオフ法で用いられるマスクパターン
をFIBを用いてパターニングすれば、光学的にパター
ニングする場合にそのパターニング寸法の限界が幅0.
2μm程度であったものをさらに高めることができる。
しかも、剥離可能な膜を介してFIBすることにより、
FIBにビーム拡がりがあっても、パターン縁部におい
て余分にエッチングされるのは、パターニング後に除去
される剥離可能な膜の上端部分のみであり、マスクパタ
ーンとして重要なその下端部分は余分にエッチングされ
るようなことがなくなる。従って、パターニング加工の
解像度を大幅に高めることができ、加工精度が大きく向
上する。
【0013】本発明によれば、さらにまた、パターニン
グすべき第1の薄膜の表面に少なくとも1つの剥離可能
な膜を形成し、FIBを用いて少なくとも1つの剥離可
能な膜及びパターニングすべき第1の薄膜をパターニン
グし、パターニングした少なくとも1つの剥離可能な膜
及びパターニングした第1の薄膜をマスクに用いてパタ
ーニングすべき第2の薄膜を成膜した後、パターニング
した少なくとも1つの剥離可能な膜を除去するパターニ
ング方法、このパターニング方法を用いて少なくとも一
部の薄膜パターンを形成する薄膜デバイス又は薄膜磁気
ヘッドの製造方法が提供される。
【0014】FIBを用いてパターニングした第1の薄
膜をリフトオフ法で用いられるマスクパターンとしてい
るので、光学的にパターニングする場合にそのパターニ
ング寸法の限界が幅0.2μm程度であったものをさら
に高めることができる。しかも、パターニングすべき第
1の薄膜上に剥離可能な膜を形成したその上からFIB
を行うことにより、FIBにビーム拡がりがあっても、
パターン縁部において余分にエッチングされるのは、パ
ターニング後に除去される剥離可能な膜の上端部分のみ
であり、パターニングすべき第1の薄膜は余分にエッチ
ングされるようなことがなくなる。従って、この第1の
薄膜のパターニング精度が向上することはもちろんのこ
と、次の第2の薄膜のパターニングにおけるマスクパタ
ーンとして重要な余分もエッチングされるようなことが
なくなるから、マスクパターニング加工の解像度を大幅
に高めることができ、第1及び第2の両薄膜の加工精度
が大きく向上する。
【0015】少なくとも1つの剥離可能な膜が、絶縁性
有機膜であるか、又は導電性有機膜であることが好まし
い。
【0016】少なくとも1つの剥離可能な膜が、絶縁性
有機膜と、この絶縁性有機膜上に形成された例えば金属
膜又は導電性有機膜のごとき導電性膜との2層構造を含
むものであることが好ましい。
【0017】このような2層構造の膜を含むことによ
り、荷電イオンによる電荷が導電性膜へ逃げるため、被
パターニング薄膜が帯電しないので静電破壊発生を効果
的に防止することができる。
【0018】上述した導電性膜が接地された膜であれ
ば、電荷が接地側へ逃げるため、より確実な静電破壊防
止効果を期待することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は本発明の一実施形態におけ
るパターニング方法を示す工程図である。この実施形態
は、FIBによって被パターニング薄膜を直接的にパタ
ーニングする方法である。被パターニング薄膜として
は、薄膜デバイスのいかなる膜であっても良い。薄膜磁
気ヘッドにおいては、例えば、磁極を形成する薄膜、磁
気抵抗効果素子を構成する薄膜又は多層膜等がある。
【0020】同図(A)に示すように、まず、基板又は
パターニングすべき薄膜の下層となる層20を用意し、
その上に、同図(B)に示すように被パターニング薄膜
21をスパッタリング等によって成膜する。
【0021】次いで、同図(C)に示すように、剥離可
能な膜として例えば絶縁性有機膜22をその上に塗布
し、さらに、同図(D)に示すように、その上に導電性
膜23をスパッタリング又は塗布等により成膜する。
【0022】その後、同図(E)に示すように、FIB
により不要部分をエッチング除去することによってパタ
ーニングされた導電性膜23´、パターニングされた絶
縁性有機膜22´及びパターニングされた薄膜21´が
得られる。次いで、有機溶剤等によって、パターニング
された絶縁性有機膜22´を溶融し、これをその上の導
電性膜23´と共に除去することによって、同図(F)
に示すようなパターニングされた薄膜21´が得られ
る。
【0023】なお、剥離可能な膜としては、塗布等によ
り薄膜化できかつ有機溶剤に溶けるものであれば絶縁性
有機膜に限定されないことは明らかである。例えば、後
述するように、導電性有機膜であっても良い。
【0024】絶縁性有機膜22としては、例えばレジス
ト等の有機樹脂膜があげられる。具体的なレジスト材料
としては、ポリグリシジルメタクリレート、グリシジル
メタクリレート及びエチルアクリレート重合体、クロロ
メチル化ポリスチレン、ポリビニルフェノール+アジド
化合物、及びノボラック系樹脂+架橋剤+酸発生剤等の
ネガ型レジスト材料や、ポリメチルメタクリレート、ポ
リ(ブテン−1−スルホン)、ノボラック系樹脂+溶解
阻害剤、例えばPMPS(ポリ(2−メチルペンテン−
1−スルホン)、ポリ(2,2,2−トリフルオロエチ
ル−2−クロロアクリレート)、アルファメチルスチレ
ン及びアルファクロロアクリル酸の共重合体、及びノボ
ラック系樹脂+キノンジアジド等のポジ型レジスト材料
等がある。
【0025】導電性膜23としては、金属膜又は導電性
有機膜があげられる。金属膜としては、あらゆる種類の
金属材料が適用可能である。具体的な導電性有機膜材料
としては、ポリ(イソチアナフテンジイルスルホネー
ト)、TCNQ鎖体+ポリマー、ポリ(3−チエニルア
ルカンスルホン酸化合物)、及びスルホン化ポリアニリ
ンのアンモニア塩等がある。また、導電性膜23として
カーボンを用いても良い。
【0026】上述したように、本実施形態によれば、剥
離可能な膜である絶縁性有機膜22と導電性膜23との
2層を被パターニング薄膜21上に成膜してからFIB
を行っているため、FIBにビーム拡がりがあっても、
パターン縁部において余分にエッチングされるのは、パ
ターニング後に除去される絶縁性有機膜22の上端部分
のみであり、被パターニング薄膜21は余分にエッチン
グされるようなことがなくなるから、パターニング加工
の解像度を大幅に高めることができ、加工精度が大きく
向上する。さらに、絶縁性有機膜22の上に導電性膜2
3が設けられているため、FIBの荷電イオンによる電
荷が面積の大きいこの導電性膜23側へ逃げるので被パ
ターニング薄膜21が帯電することはなくなり、この被
パターニング薄膜21の静電破壊を効果的に防止するこ
とができる。
【0027】また、導電性膜23が接地された膜であれ
ば、電荷が接地側へ逃げるため、より確実な静電破壊防
止効果を期待することができる。
【0028】なお、図2の実施形態においては、被パタ
ーニング薄膜21上に絶縁性有機膜22及び導電性膜2
3の2層を積層してFIBを行っているが、これら2層
に加えてさらなる膜を設けてFIBを行っても良い。ま
た、絶縁性有機膜又は例えば導電性有機膜のごとき剥離
可能な導電性膜の単層を積層してFIBを行っても良
い。ただし、後者の場合は、静電破壊防止効果は期待で
きない。
【0029】図3は本発明の他の実施形態におけるパタ
ーニング方法を示す工程図である。この実施形態は、リ
フトオフ法におけるマスクをFIBによってパターニン
グする方法である。被パターニング薄膜としては、薄膜
デバイスのいかなる膜であっても良い。薄膜磁気ヘッド
においては、例えば、磁気抵抗効果素子の縦バイアス
膜、リード導体膜等がある。
【0030】同図(A)に示すように、まず、基板又は
パターニングすべき薄膜の下層となる層30を用意し、
その上に、同図(B)に示すように、剥離可能な膜とし
て例えば絶縁性有機膜32をその上に塗布し、さらに、
同図(C)に示すように、その上に導電性膜33をスパ
ッタリング又は塗布等により成膜する。
【0031】その後、同図(D)に示すように、FIB
により不要部分をエッチング除去することによってパタ
ーニングされた導電性膜33´及びパターニングされた
絶縁性有機膜32´が得られる。
【0032】次いで、同図(E)に示すように、これら
パターニングされた導電性膜33´及びパターニングさ
れた絶縁性有機膜32´をマスクとして、パターニング
すべき薄膜34をスパッタリング等によって成膜する。
【0033】次いで、通常のリフトオフ法と同様に、有
機溶剤等によってマスクパターンを除去する、即ちパタ
ーニングされた絶縁性有機膜32´を溶融し、これをそ
の上の導電性膜33´と共に除去することによって、同
図(F)に示すようなパターニングされた薄膜34´が
得られる。
【0034】なお、剥離可能な膜としては、塗布等によ
り薄膜化できかつ有機溶剤に溶けるものであれば絶縁性
有機膜に限定されないことは明らかである。例えば、後
述するように、導電性有機膜であっても良い。
【0035】絶縁性有機膜32としては、例えばレジス
ト等の有機樹脂膜があげられる。具体的なレジスト材料
としては、ポリグリシジルメタクリレート、グリシジル
メタクリレート及びエチルアクリレート重合体、クロロ
メチル化ポリスチレン、ポリビニルフェノール+アジド
化合物、及びノボラック系樹脂+架橋剤+酸発生剤等の
ネガ型レジスト材料や、ポリメチルメタクリレート、ポ
リ(ブテン−1−スルホン)、ノボラック系樹脂+溶解
阻害剤、例えばPMPS(ポリ(2−メチルペンテン−
1−スルホン)、ポリ(2,2,2−トリフルオロエチ
ル−2−クロロアクリレート)、アルファメチルスチレ
ン及びアルファクロロアクリル酸の共重合体、及びノボ
ラック系樹脂+キノンジアジド等のポジ型レジスト材料
等がある。
【0036】導電性膜33としては、金属膜又は導電性
有機膜があげられる。金属膜としては、あらゆる種類の
金属材料が適用可能である。具体的な導電性有機膜材料
としては、ポリ(イソチアナフテンジイルスルホネー
ト)、TCNQ鎖体+ポリマー、ポリ(3−チエニルア
ルカンスルホン酸化合物)、及びスルホン化ポリアニリ
ンのアンモニア塩等がある。また、導電性膜33として
カーボンを用いても良い。
【0037】上述したように、本実施形態によれば、剥
離可能な膜である絶縁性有機膜32と導電性膜33との
2層を成膜してからFIBを行っているため、FIBに
ビーム拡がりがあっても、パターン縁部において余分に
エッチングされるのは、パターニング後に除去される絶
縁性有機膜32の上端部分のみであり、マスクパターン
として重要なその下端部分は余分にエッチングされるよ
うなことがなくなるから、マスクパターニング加工の解
像度を大幅に高めることができ、加工精度が大きく向上
する。さらに、絶縁性有機膜32の上に導電性膜33が
設けられているため、FIBの荷電イオンによる電荷が
面積の大きいこの導電性膜33側へ逃げるので基板30
が帯電することはなくなり、この基板30上に存在する
他の薄膜の静電破壊を効果的に防止することができる。
【0038】また、導電性膜33が接地された膜であれ
ば、電荷が接地側へ逃げるため、より確実な静電破壊防
止効果を期待することができる。
【0039】なお、図3の実施形態においては、基板3
0上に絶縁性有機膜32及び導電性膜33の2層を積層
してFIBを行っているが、これら2層に加えてさらな
る膜を設けてFIBを行っても良い。また、絶縁性有機
膜又は例えば導電性有機膜のごとき剥離可能な導電性膜
の単層を積層してFIBを行っても良い。ただし、後者
の場合は、静電破壊防止効果は期待できない。
【0040】図4は本発明のさらに他の実施形態におけ
るパターニング方法を示す工程図である。この実施形態
は、リフトオフ法におけるマスクをFIBによってパタ
ーニングする方法である。被パターニング薄膜として
は、薄膜デバイスのいかなる膜であっても良い。薄膜磁
気ヘッドにおいては、例えば、磁気抵抗効果素子の縦バ
イアス膜、リード導体膜等がある。
【0041】同図(A)に示すように、まず、基板又は
パターニングすべき薄膜の下層となる層40を用意し、
その上に、同図(B)に示すように、剥離可能な膜とし
て例えば絶縁性有機膜42をその上に塗布し、さらに、
同図(C)に示すように、その上に導電性膜43をスパ
ッタリング又は塗布等により成膜する。
【0042】その後、同図(D)及び(E)に示すよう
に、FIBにより不要部分をエッチング除去する。特に
本実施形態では、FIBの際に、ビームに対して基板4
0を傾けてエッチングすることによって、パターニング
された導電性膜43´及びパターニングされた絶縁性有
機膜42´の側面形状が逆テーパ状(逆台形状)となっ
ている。
【0043】次いで、同図(F)に示すように、これら
パターニングされた導電性膜43´及びパターニングさ
れた絶縁性有機膜42´をマスクとして、パターニング
すべき薄膜44をスパッタリング等によって成膜する。
【0044】次いで、通常のリフトオフ法と同様に、有
機溶剤等によってマスクパターンを除去する、即ちパタ
ーニングされた絶縁性有機膜42´を溶融し、これをそ
の上の導電性膜43´と共に除去することによって、同
図(G)に示すようなパターニングされた薄膜44´が
得られる。
【0045】本実施形態における、適用可能な材料、作
用効果、及び変更態様等は、図3の実施形態の場合と同
様である。
【0046】図5は本発明のまたさらに他の実施形態に
おけるパターニング方法を示す工程図である。この実施
形態は、FIBによって被パターニング薄膜を直接的に
パターニングする方法とリフトオフ法との併用方法であ
る。パターニングすべき薄膜としては、薄膜デバイスの
いかなる膜であっても良い。薄膜磁気ヘッドにおいて
は、例えば、磁気抵抗効果素子を構成する薄膜又は多層
膜、磁気抵抗効果素子の縦バイアス膜、リード導体膜等
がある。
【0047】同図(A)に示すように、まず、基板又は
パターニングすべき薄膜の下層となる層50を用意し、
その上に、同図(B)に示すように、パターニングすべ
き第1の薄膜51をスパッタリング等によって成膜す
る。
【0048】次いで、同図(C)に示すように、剥離可
能な膜として例えば絶縁性有機膜52をその上に塗布
し、さらに、同図(D)に示すように、その上に導電性
膜53をスパッタリング又は塗布等により成膜する。
【0049】その後、同図(E)に示すように、FIB
により不要部分をエッチング除去することによってパタ
ーニングされた導電性膜53´、パターニングされた絶
縁性有機膜52´及びパターニングされた第1の薄膜5
1´が得られる。
【0050】次いで、同図(F)に示すように、これら
パターニングされた導電性膜53´、パターニングされ
た絶縁性有機膜52´及びパターニングされた第1の薄
膜51´をマスクとして、パターニングすべき第2の薄
膜54をスパッタリング等によって成膜する。
【0051】次いで、通常のリフトオフ法と同様に、有
機溶剤等によってマスクパターンを除去する、即ちパタ
ーニングされた絶縁性有機膜52´を溶融し、これをそ
の上の導電性膜53´と共に除去することによって、同
図(G)に示すようなパターニングされた第1の薄膜5
1´及びパターニングされた第2の薄膜54´が得られ
る。
【0052】なお、剥離可能な膜としては、塗布等によ
り薄膜化できかつ有機溶剤に溶けるものであれば絶縁性
有機膜に限定されないことは明らかである。例えば、後
述するように、導電性有機膜であっても良い。
【0053】絶縁性有機膜52としては、例えばレジス
ト等の有機樹脂膜があげられる。具体的なレジスト材料
としては、ポリグリシジルメタクリレート、グリシジル
メタクリレート及びエチルアクリレート重合体、クロロ
メチル化ポリスチレン、ポリビニルフェノール+アジド
化合物、及びノボラック系樹脂+架橋剤+酸発生剤等の
ネガ型レジスト材料や、ポリメチルメタクリレート、ポ
リ(ブテン−1−スルホン)、ノボラック系樹脂+溶解
阻害剤、例えばPMPS(ポリ(2−メチルペンテン−
1−スルホン)、ポリ(2,2,2−トリフルオロエチ
ル−2−クロロアクリレート)、アルファメチルスチレ
ン及びアルファクロロアクリル酸の共重合体、及びノボ
ラック系樹脂+キノンジアジド等のポジ型レジスト材料
等がある。
【0054】導電性膜53としては、金属膜又は導電性
有機膜があげられる。金属膜としては、あらゆる種類の
金属材料が適用可能である。具体的な導電性有機膜材料
としては、ポリ(イソチアナフテンジイルスルホネー
ト)、TCNQ鎖体+ポリマー、ポリ(3−チエニルア
ルカンスルホン酸化合物)、及びスルホン化ポリアニリ
ンのアンモニア塩等がある。また、導電性膜53として
カーボンを用いても良い。
【0055】上述したように、本実施形態によれば、パ
ターニングすべき第1の薄膜51上に剥離可能な膜であ
る絶縁性有機膜52と導電性膜53との2層を成膜して
からFIBを行っているため、FIBにビーム拡がりが
あっても、パターン縁部において余分にエッチングされ
るのは、パターニング後に除去される絶縁性有機膜52
の上端部分のみであり、パターニングすべき第1の薄膜
51は余分にエッチングされるようなことがなくなる。
従って、この第1の薄膜51のパターニング精度が向上
することはもちろんのこと、次の第2の薄膜54のパタ
ーニングにおけるマスクパターンとして重要な余分もエ
ッチングされるようなことがなくなるから、マスクパタ
ーニング加工の解像度を大幅に高めることができ、第1
及び第2の両薄膜の加工精度が大きく向上する。さら
に、絶縁性有機膜52の上に導電性膜53が設けられて
いるため、FIBの荷電イオンによる電荷が面積の大き
いこの導電性膜53側へ逃げるのでパターニングすべき
第1の薄膜51が帯電することはなくなり、その静電破
壊を効果的に防止することができる。
【0056】また、導電性膜53が接地された膜であれ
ば、電荷が接地側へ逃げるため、より確実な静電破壊防
止効果を期待することができる。
【0057】なお、図5の実施形態においては、パター
ニングすべき第1の薄膜51上に絶縁性有機膜52及び
導電性膜53の2層を積層してFIBを行っているが、
これら2層に加えてさらなる膜を設けてFIBを行って
も良い。また、絶縁性有機膜又は例えば導電性有機膜の
ごとき剥離可能な導電性膜の単層を積層してFIBを行
っても良い。ただし、後者の場合は、静電破壊防止効果
は期待できない。
【0058】図6は本発明のさらに他の実施形態におけ
るパターニング方法を示す工程図である。この実施形態
は、FIBによって被パターニング薄膜を直接的にパタ
ーニングする方法とリフトオフ法との併用方法である。
パターニングすべき薄膜としては、薄膜デバイスのいか
なる膜であっても良い。薄膜磁気ヘッドにおいては、例
えば、磁気抵抗効果素子を構成する薄膜又は多層膜、磁
気抵抗効果素子の縦バイアス膜、リード導体膜等があ
る。
【0059】同図(A)に示すように、まず、基板又は
パターニングすべき薄膜の下層となる層60を用意し、
その上に、同図(B)に示すように、パターニングすべ
き第1の薄膜61をスパッタリング等によって成膜す
る。
【0060】次いで、同図(C)に示すように、剥離可
能な膜として例えば絶縁性有機膜62をその上に塗布
し、さらに、同図(D)に示すように、その上に導電性
膜63をスパッタリング又は塗布等により成膜する。
【0061】その後、同図(E)及び(F)に示すよう
に、FIBにより不要部分をエッチング除去する。特に
本実施形態では、FIBの際に、ビームに対して基板6
0を傾けてエッチングすることによって、パターニング
された導電性膜63´、パターニングされた絶縁性有機
膜62´及びパターニングされた第1の薄膜61´の側
面形状が逆テーパ状(逆台形状)となっている。
【0062】次いで、同図(G)に示すように、これら
パターニングされた導電性膜63´、パターニングされ
た絶縁性有機膜62´及びパターニングされた第1の薄
膜61´をマスクとして、パターニングすべき第2の薄
膜64をスパッタリング等によって成膜する。
【0063】次いで、通常のリフトオフ法と同様に、有
機溶剤等によってマスクパターンを除去する、即ちパタ
ーニングされた絶縁性有機膜62´を溶融し、これをそ
の上の導電性膜63´と共に除去することによって、同
図(H)に示すようなパターニングされた第1の薄膜6
1´及びパターニングされた第2の薄膜64´が得られ
る。
【0064】本実施形態における、適用可能な材料、作
用効果、及び変更態様等は、図5の実施形態の場合と同
様である。
【0065】以上述べた実施形態は全て本発明を例示的
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
【0066】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、被パターニング薄膜上に剥離可能な膜を形成したそ
の上からFIBを行うことにより、FIBにビーム拡が
りがあっても、パターン縁部において余分にエッチング
されるのは、パターニング後に除去される剥離可能な膜
の上端部分のみであり、被パターニング薄膜は余分にエ
ッチングされるようなことがなくなる。従って、パター
ニング加工の解像度を大幅に高めることができ、加工精
度が大きく向上する。
【0067】少なくとも1つの剥離可能な膜が、絶縁性
有機膜と、この絶縁性有機膜上に形成された例えば金属
膜又は導電性有機膜のごとき導電性膜との2層構造を含
むものであれば、荷電イオンによる電荷が導電性膜へ逃
げるため、被パターニング薄膜が帯電しないので静電破
壊発生を効果的に防止することができる。
【0068】また、導電性膜が接地された膜であれば、
電荷が接地側へ逃げるため、より確実な静電破壊防止効
果を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FIBを用いて被パターニング薄膜を直接パタ
ーニングする従来の方法を示す工程図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるパターニング方法
を示す工程図である。
【図3】本発明の他の実施形態におけるパターニング方
法を示す工程図である。
【図4】本発明のさらに他の実施形態におけるパターニ
ング方法を示す工程図である。
【図5】本発明のまたさらに他の実施形態におけるパタ
ーニング方法を示す工程図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態におけるパターニ
ング方法を示す工程図である。
【符号の説明】
20、30、40、50、60 基板又はパターニング
すべき薄膜の下層となる層 21、34、44 パターニングすべき薄膜 21´、34´、44´ パターニングされた薄膜 22、32、42、52、62 絶縁性有機膜 22´、32´、42´、52´、62´ パターニン
グされた絶縁性有機膜 23、33、43、53、63 導電性膜 23´、33´、43´、53´、63´ パターニン
グされた導電性膜 51、61 パターニングすべき第1の薄膜 51´、61´ パターニングされた第1の薄膜 54、64 パターニングすべき第2の薄膜 54´、64´ パターニングされた第2の薄膜
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−52211(JP,A) 特開 平5−36655(JP,A) 特開 平5−347344(JP,A) 特開 平11−339223(JP,A) 特開 平11−7608(JP,A) 特開 平7−5677(JP,A) 特開 平6−180277(JP,A) 特開 平5−297567(JP,A) 特開2000−276708(JP,A) 特開2000−39700(JP,A) 特開2001−209908(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターニングすべき薄膜の表面に少なく
    とも1つの剥離可能な膜を形成し、収束イオンビームを
    用いて該少なくとも1つの剥離可能な膜及び該パターニ
    ングすべき薄膜をパターニングした後、該少なくとも1
    つの剥離可能な膜を除去することを特徴とするパターニ
    ング方法。
  2. 【請求項2】 パターニングすべき第1の薄膜の表面に
    少なくとも1つの剥離可能な膜を形成し、収束イオンビ
    ームを用いて該少なくとも1つの剥離可能な膜及び該パ
    ターニングすべき第1の薄膜をパターニングし、該パタ
    ーニングした少なくとも1つの剥離可能な膜及び該パタ
    ーニングした第1の薄膜をマスクに用いてパターニング
    すべき第2の薄膜を成膜した後、該パターニングした少
    なくとも1つの剥離可能な膜を除去することを特徴とす
    るパターニング方法。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つの剥離可能な膜が、
    絶縁性有機膜であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの剥離可能な膜が、
    導電性有機膜であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1つの剥離可能な膜が、
    絶縁性有機膜と、該絶縁性有機膜上に形成された導電性
    膜とを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記導電性膜が、接地されている膜であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記導電性膜が、金属膜であることを特
    徴とする請求項5又は6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記導電性膜が、導電性有機膜であるこ
    とを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項に記載の
    パターニング方法を用いて少なくとも一部の薄膜パター
    ンを形成することを特徴とする薄膜デバイスの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1から8のいずれか1項に記載
    のパターニング方法を用いて少なくとも一部の薄膜パタ
    ーンを形成することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造
    方法。
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