JP3475842B2 - タコメータ - Google Patents
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Description
の主電圧と他方の極性の第2の主電圧とを有する交流電
圧で、一方の極性の第1の主電圧の両側に該第1の主電
圧よりも波高値が小さい1サイクルのノイズ電圧がそれ
ぞれ重畳されている交流電圧を発生する磁石式交流発電
機を用いて、内燃機関等の回転機構の回転数を検出する
タコメータに関するものである。
っては、電機子コイルが発生する電圧の波高値を高くす
ることが必要とされる場合がある。
関に取付けられた磁石式交流発電機内に設けた電機子コ
イル(発電コイル)を点火電源コイルとし、所定の点火
制御回路を用いて点火コイルの2次側に点火用の高電圧
を誘起させる必要がある。
発電機として、図4に示すような構造のものが提案され
ている。
2の周方向に間隔をあけて配置された複数の円弧状の永
久磁石3を有して隣り合うこれら永久磁石3に跨がって
同極性の回転子磁極N,NまたはS,Sが形成されるよ
うに各永久磁石3が着磁された偶数極の磁石回転子4
と、回転子磁極N,NまたはS,Sに対向する固定子磁
極部5a,5bを有する電機子鉄心5に電機子コイル6
を巻回してなる固定子7とを備えた構造になっている。
このように隣り合うこれら永久磁石3に跨がって同極性
の回転子磁極N,NまたはS,Sが形成されるように各
永久磁石3を着磁する着磁方法は、跨ぎ着磁方法と呼ば
れている。このように跨ぎ着磁された永久磁石3におい
ては、図示のように、1つの円弧状の永久磁石3の円弧
方向の一端側の極面は一方の極性(例えばN極)に着磁
され、他端側の極面は他方の極性(例えばS極)に着磁
されている。
磁石3における一方の極性の回転子磁極の回転角度に対
する表面磁束密度の分布を示したものである。即ち、こ
の表面磁束密度の分布は、2こぶ状の山形をなしてい
る。
密度の分布の磁極をもつ複数の永久磁石3を備えた磁石
式交流発電機の交流出力電圧波形は、図6(A)に示す
ように一方の極性の第1の主電圧と、この第1の主電圧
と同等の波高値を有する他方の極性の第2の主電圧との
繰り返し波形からなる一般的な正弦波に対して、図6
(B)に示すように一方の極性の第1の主電圧の両側に
該第1の主電圧よりも波高値が小さい1サイクルのノイ
ズ電圧がそれぞれ重畳されている交流電圧9を発生す
る。この図6(B)に示すノイズ付き交流出力電圧9の
1サイクルの波形を説明すると、一方の極性の第1のノ
イズ電圧と、この第1のノイズ電圧と同等の波高値
を有する他方の極性の第2のノイズ電圧と、第1のノ
イズ電圧よりも波高値が大きい第1の主電圧と、こ
の第1の主電圧よりも波高値が小さい他方の極性の第
3のノイズ電圧と、この第3のノイズ電圧と同等の
波高値を有する一方の極性の第4のノイズ電圧と、第
1の主電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第2
の主電圧とを発生するようになっている。
すように2こぶ状の山形をなす表面磁束密度の分布の磁
極をもつ複数の永久磁石3を備えた磁石回転子4を内燃
機関のクランク軸で回転させて発電を行う図4に示す構
造の磁石式交流発電機1を用いて、該内燃機関の回転数
をカウントするタコメータが装備されている場合があ
る。
す構造であった。即ち、このタコメータは、2こぶ状の
山形をなす表面磁束密度の分布の磁極をもつ複数の永久
磁石3を備えた磁石回転子4を内燃機関のクランク軸で
回転させて発電を行う磁石式交流発電機1と、この磁石
式交流発電機1の対の出力端子8a,8b間から出力さ
れる前述した図6(B)及び図8(A)に示すノイズ付
き交流出力電圧9が印加される入力コンデンサ10と、
該入力コンデンサ10の両端の電圧を矩形波状に波形成
形した電圧がこの矩形波状電圧の波高値(最大値)より
低い設定電圧を超える毎に検出動作を行って、各検出動
作が行われてから次の検出動作が行われる時間を回転数
に換算して回転数表示を行う計数表示装置11とを備え
た構造になっている。計数表示装置11は、入力コンデ
ンサ10の正の充電電圧を波形成して矩形波に近ける波
形成形回路12と、この波形成形回路12で波形成され
た矩形波状の電圧が設定電圧を超える毎に検出動作を行
って、各検出動作が行われてから次の検出動作が行われ
る時間を回転数に換算して内燃機関の回転数を表示する
表示器13とを備えた構造になっている。波形成形回路
12は、入力コンデンサ10の正の充電電圧が抵抗14
を経てカソード側に印加されると共にアノード側が接地
されているツェナーダイオード15を主体とする構造に
なっていて、入力コンデンサ10の正の充電電圧がツェ
ナーダイオード15のツェナー電圧Vzを超える毎にそ
の超えた部分をカットして図8(B)に示すように矩形
波に波形成形するようになっている。表示器13は、波
形成形回路12の出力電圧がツェナー電圧Vzより低い
所定レベルの検出電圧Zを超える毎に検出動作を行っ
て、各検出動作が行われてから次の検出動作が行われる
時間を回転数に換算して内燃機関の回転数を表示する構
成になっている。
極性の第1の主電圧の両側に該第1の主電圧よりも波高
値が小さい1サイクルのノイズ電圧,がそれぞ
れ重畳されているノイズ付き交流電圧9を発生する磁石
式交流発電機1を用いた図7に示すような構成のタコメ
ータでは、図8(B)に示すように第1,第4のノイズ
電圧の波高値が検出電圧Zを超えている場合には、
これらノイズ電圧もカウントされて、該タコメータ
の回転数表示が狂ってしまう問題点があった。
イズ付き交流電圧が発生しても回転数表示が狂わないタ
コメータを提供することにある。
の周方向に間隔をあけて配置された複数の円弧状の永久
磁石を有する磁石回転子と、該回転子磁極に対向する固
定子磁極部を有する電機子鉄心に電機子コイルを巻回し
てなる固定子とを備え、一方の極性の第1の主電圧と前
記第1の主電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第
2の主電圧と前記第1の主電圧の両側(立上がりと立下
がり)に重畳されたノイズ電圧とを1サイクル内に含む
ノイズ付き交流出力電圧を対の出力端子間に発生する磁
石式交流発電機と、この磁石式交流発電機の前記ノイズ
付き交流出力電圧が印加される入力コンデンサと、該入
力コンデンサの両端の電圧が設定電圧を超える毎に検出
動作を行って、各検出動作が行われてから次の検出動作
が行われる時間を回転数に換算して回転数表示を行う計
数表示装置とを備えたタコメータを改良するものであ
る。
隔をあけて配置された複数の円弧状の永久磁石を有して
隣り合うこれら永久磁石に跨がって同極性の回転子磁極
が形成されるように各永久磁石が着磁された偶数極の磁
石回転子と、回転子磁極に対向する固定子磁極部を有す
る電機子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを
備え、一方の極性の第1のノイズ電圧と該第1のノイズ
電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第2のノイズ
電圧と第1のノイズ電圧よりも波高値が大きい第1の主
電圧と第1の主電圧よりも波高値が小さい他方の極性の
第3のノイズ電圧と該第3のノイズ電圧と同等の波高値
を有する一方の極性の第4のノイズ電圧と第1の主電圧
と同等の波高値を有する他方の極性の第2の主電圧とを
対の出力端子間に順次発生する磁石式交流発電機と、こ
の磁石式交流発電機からのノイズ付き交流出力電圧が印
加される入力コンデンサと、該入力コンデンサの両端の
電圧が設定電圧を超える毎に検出動作を行って、各検出
動作が行われてから次の検出動作が行われる時間を回転
数に換算して回転数表示を行う計数表示装置とを備えた
タコメータを改良するものである。
間隔をあけて配置された複数の円弧状の永久磁石を有し
て所定の極数の回転子磁極を構成すると共に各回転子磁
極の周方向の両端の表面磁束密度が中央部の表面磁束密
度より大きくなるように各永久磁石が着磁された偶数極
の磁石回転子と、回転子磁極に対向する固定子磁極部を
有する電機子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子
とを備え、一方の極性の第1のノイズ電圧と該第1のノ
イズ電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第2のノ
イズ電圧と第1のノイズ電圧よりも波高値が大きい第1
の主電圧と該第1の主電圧よりも波高値が小さい他方の
極性の第3のノイズ電圧と該第3のノイズ電圧と同等の
波高値を有する一方の極性の第4のノイズ電圧と第1の
主電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第2の主電
圧とを対の出力端子間に順次発生する磁石式交流発電機
と、この磁石式交流発電機からのノイズ付き交流出力電
圧が印加される入力コンデンサと、該入力コンデンサの
両端の電圧が設定電圧を超える毎に検出動作を行って、
各検出動作が行われてから次の検出動作が行われる時間
を回転数に換算して回転数表示を行う計数表示装置とを
備えたタコメータを改良するものである。
いて、磁石式交流発電機が出力する第1の主電圧が順方
向に印加される向きにして磁石式交流発電機の対の出力
端子の一方と入力コンデンサの一端との間には、第1の
ダイオードが接続されている。この第1のダイオードの
両端には、この第1のダイオードと逆方向の第2のダイ
オードを介してバイアス用コンデンサが並列接続されて
いる。バイアス用コンデンサの両端には、該バイアス用
コンデンサの放電回路を構成する放電用抵抗が並列に接
続されている。入力コンデンサの他端は、磁石式交流発
電機の対の出力端子の他方に接続されている。バイアス
用コンデンサの放電回路の時定数は、磁石式交流発電機
が第2の主電圧を発生してから次の第2の主電圧を発生
するまでの間にバイアス用コンデンサの両端の電圧が第
2の主電圧の波高値よりは低くノイズ電圧の波高値(第
2のノイズ電圧及び第3のノイズ電圧の波高値)よりは
高い値まで低下するように設定されている。
ンデンサに充電された他方の極性の第2の主電圧でバイ
アス用コンデンサが第2のダイオードを介して充電さ
れ、このバイアス用コンデンサの放電回路の時定数が、
磁石式交流発電機が第2の主電圧を発生してから次の第
2の主電圧を発生するまでの間にバイアス用コンデンサ
の両端の電圧が第2の主電圧の波高値よりは低くノイズ
電圧の波高値(第2のノイズ電圧及び第3のノイズ電圧
の波高値)よりは高い値まで低下するように設定されて
いるので、充電されたバイアス用コンデンサはその放電
回路を構成する放電用抵抗の放電時定数によりゆっくり
放電されることになる。このため他方の極性のノイズ電
圧(第2のノイズ電圧及び第3のノイズ電圧)は消去さ
れることになる。それゆえ、ノイズ付き交流出力電圧
は、一方の極性の電圧が検出電圧を超えたレベルで連続
した波形となり、タコメータはその回転数表示が狂わな
くなる。
における実施の形態の一例の回路図を示したものであ
る。なお、前述した図7と対応する部分には、同一符号
を付けて示している。
発電機1の構成は、前述した図4と同じ構成になってい
る。このタコメータにおいては、該磁石式交流発電機1
が出力する第1の主電圧が順方向に印加される向きに
して該磁石式交流発電機1の対の出力端子8a,8bの
一方8aと入力コンデンサ10の一端との間には、第1
のダイオード16が接続されている。この第1のダイオ
ード16の両端には、この第1のダイオード16と逆方
向の第2のダイオード17を介してバイアス用コンデン
サ18が並列接続されている。バイアス用コンデンサ1
8の両端には、該バイアス用コンデンサ18の放電回路
を構成する放電用抵抗19が並列に接続されている。入
力コンデンサ10の他端は、磁石式交流発電機1の対の
出力端子8a,8bの他方8bに接続されている。バイ
アス用コンデンサ18の放電回路の時定数は、磁石式交
流発電機1が第2の主電圧を発生してから次の第2の
主電圧を発生するまでの間にバイアス用コンデンサ1
8の両端の電圧が第2の主電圧の波高値よりは低くノ
イズ電圧の波高値、この例では第2のノイズ電圧及び
第3のノイズ電圧の波高値よりは高い値まで低下する
ように設定されている。これら第1のダイオード16,
第2のダイオード17,バイアス用コンデンサ18,放
電用抵抗19により誤動作防止回路20が構成されてい
る。
り誤動作をしない理由を、図2(A)〜(C)を参照し
て説明する。
電機1から図2(A)に示すように一方の極性の第1の
ノイズ電圧と、この第1のノイズ電圧と同等の波高
値を有する他方の極性の第2のノイズ電圧と、第1の
ノイズ電圧よりも波高値が大きい第1の主電圧と、
この第1の主電圧よりも波高値が小さい他方の極性の
第3のノイズ電圧と、この第3のノイズ電圧と同等
の波高値を有する一方の極性の第4のノイズ電圧と、
第1の主電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第
2の主電圧とが、図1に示す対の出力端子8a,8b
間に順次発生する。このノイズ付き交流電圧9は、誤動
作防止回路20を経て入力コンデンサ10に順次印加さ
れる。
の第2の主電圧で入力コンデンサ10が充電される。
入力コンデンサ10に充電された他方の極性の第2の主
電圧でバイアス用コンデンサ18が第2のダイオード
17を介して充電される。このバイアス用コンデンサ1
8の放電回路の時定数は、磁石式交流発電機1が第2の
主電圧を発生してから次の第2の主電圧を発生する
までの間にバイアス用コンデンサ18の両端の電圧が第
2の主電圧の波高値よりは低く第2のノイズ電圧及
び第3のノイズ電圧の波高値よりは高い値まで低下す
るように設定されているので、充電されたバイアス用コ
ンデンサ18はその放電回路を構成する放電用抵抗19
の放電時定数によりゆっくり放電される。このため他方
の極性の第2のノイズ電圧及び第3のノイズ電圧は
消去されることになる。それゆえ、ノイズ付き交流出力
電圧9は、図2(B)に示すように一方の極性の電圧が
検出電圧Zを超えたレベルで連続した波形となり、次に
波形成形回路12に入力され図2(C)に示すようにツ
ェナー電圧Vzを超える毎にその超えた部分がカットさ
れて図2(C)に示すように表示器13に入力される。
図2(C)に示すノイズ付き交流出力電圧9は、電圧
の部分が設定電圧Zを超える連続波形となって
いるので、この設定電圧Zを超える連続波形の部分が1
パルスとして1カウントされることになる。このため、
本例のタコメータによれば、その回転数表示が狂わなく
なる。
磁石式交流発電機1の他の例を示したものである。
子ヨーク2の周方向に間隔をあけて配置された複数の円
弧状の永久磁石3に対する着磁状態が、前述した図4に
示す磁石式交流発電機1と相違している。即ち、この磁
石式交流発電機1においては、円弧状のそれぞれの永久
磁石3の表面の周方向の両端の表面磁束密度が、図5に
示すように中央部の表面磁束密度より大きくなるように
各永久磁石3がそれぞれ着磁されている。
タでも、第1例のタコメータと同様の作用・効果を得る
ことができる。
力コンデンサに充電された他方の極性の第2の主電圧で
バイアス用コンデンサが第2のダイオードを介して充電
され、このバイアス用コンデンサの放電回路の時定数
が、磁石式交流発電機が第2の主電圧を発生してから次
の第2の主電圧を発生するまでの間にバイアス用コンデ
ンサの両端の電圧が第2の主電圧の波高値よりは低くノ
イズ電圧の波高値よりは高い値まで低下するように設定
されているので、充電されたバイアス用コンデンサはそ
の放電回路を構成する放電用抵抗の放電時定数によりゆ
っくり放電されることになり、このため他方の極性のノ
イズ電圧は消去されることになり、それゆえノイズ付き
交流出力電圧は、一方の極性の電圧が検出電圧を超えた
レベルで連続した波形となり、タコメータの回転数表示
が狂わなくなる。
一例の回路図である。
電機の一つの例の横断面図である。
発電機の他の一つの例の横断面図である。
転角度に対する表面磁束密度の分布を示した表面磁束密
度分布図である。
電圧波形図、(B)はノイズ付き交流出力電圧波形図で
ある。
力電圧波形図、(B)は(A)のノイズ付き交流出力電
圧波形を従来のタコメータのツェナーダイオードで波形
成形したノイズ付き交流出力電圧波形図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 回転子ヨークの周方向に間隔をあけて配
置された複数の円弧状の永久磁石を有する磁石回転子
と、前記回転子磁極に対向する固定子磁極部を有する電
機子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを備
え、一方の極性の第1の主電圧と前記第1の主電圧と同
等の波高値を有する他方の極性の第2の主電圧と前記第
1の主電圧の両側に重畳されたノイズ電圧とを1サイク
ル内に含むノイズ付き交流出力電圧を対の出力端子間に
発生する磁石式交流発電機と、この磁石式交流発電機の
前記ノイズ付き交流出力電圧が印加される入力コンデン
サと、前記入力コンデンサの両端の電圧が設定電圧を超
える毎に検出動作を行って、各検出動作が行われてから
次の検出動作が行われる時間を回転数に換算して回転数
表示を行う計数表示装置とを備えたタコメータにおい
て、前記磁石式交流発電機が出力する前記第1の主電圧
が順方向に印加される向きにして前記磁石式交流発電機
の対の出力端子の一方と前記入力コンデンサの一端との
間に接続された第1のダイオードと、 前記第1のダイオードと逆方向の第2のダイオードを通
して前記第1のダイオードの両端に並列接続されたバイ
アス用コンデンサと、 前記バイアス用コンデンサに並列に接続されて該バイア
ス用コンデンサの放電回路を構成する放電用抵抗とを備
え、 前記入力コンデンサの他端は前記磁石式交流発電機の対
の出力端子の他方に接続され、 前記磁石式交流発電機が前記第2の主電圧を発生してか
ら次の前記第2の主電圧を発生するまでの間に前記バイ
アス用コンデンサの両端の電圧が前記第2の主電圧の波
高値よりは低く前記ノイズ電圧の波高値よりは高い値ま
で低下するように前記バイアス用コンデンサの放電回路
の時定数が設定されていることを特徴とするタコメー
タ。 - 【請求項2】 回転子ヨークの周方向に間隔をあけて配
置された複数の円弧状の永久磁石を有して隣り合うこれ
ら永久磁石に跨がって同極性の回転子磁極が形成される
ように前記各永久磁石が着磁された偶数極の磁石回転子
と、前記回転子磁極に対向する固定子磁極部を有する電
機子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを備
え、一方の極性の第1のノイズ電圧と前記第1のノイズ
電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第2のノイズ
電圧と前記第1のノイズ電圧よりも波高値が大きい第1
の主電圧と前記第1の主電圧よりも波高値が小さい他方
の極性の第3のノイズ電圧と前記第3のノイズ電圧と同
等の波高値を有する一方の極性の第4のノイズ電圧と前
記第1の主電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第
2の主電圧とを対の出力端子間に順次発生する磁石式交
流発電機と、この磁石式交流発電機からのノイズ付き交
流出力電圧が印加される入力コンデンサと、前記入力コ
ンデンサの両端の電圧が設定電圧を超える毎に検出動作
を行って、各検出動作が行われてから次の検出動作が行
われる時間を回転数に換算して回転数表示を行う計数表
示装置とを備えたタコメータにおいて、 前記磁石式交流発電機が出力する前記第1の主電圧が順
方向に印加される向きにして前記磁石式交流発電機の対
の出力端子の一方と前記入力コンデンサの一端との間に
接続された第1のダイオードと、 前記第1のダイオードと逆方向の第2のダイオードを通
して前記第1のダイオードの両端に並列接続されたバイ
アス用コンデンサと、 前記バイアス用コンデンサに並列に接続されて該バイア
ス用コンデンサの放電回路を構成する放電用抵抗とを備
え、 前記入力コンデンサの他端は前記磁石式交流発電機の対
の出力端子の他方に接続され、 前記磁石式交流発電機が前記第2の主電圧を発生してか
ら次の前記第2の主電圧を発生するまでの間に前記バイ
アス用コンデンサの両端の電圧が前記第2の主電圧の波
高値よりは低く前記第2のノイズ電圧及び前記第3のノ
イズ電圧の波高値よりは高い値まで低下するように前記
バイアス用コンデンサの放電回路の時定数が設定されて
いることを特徴とするタコメータ。 - 【請求項3】 回転子ヨークの周方向に間隔をあけて配
置された複数の円弧状の永久磁石を有して所定の極数の
回転子磁極を構成すると共に各回転子磁極の周方向の両
端の表面磁束密度が中央部の表面磁束密度より大きくな
るように前記各永久磁石が着磁された偶数極の磁石回転
子と、前記回転子磁極に対向する固定子磁極部を有する
電機子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを備
え、一方の極性の第1のノイズ電圧と前記第1のノイズ
電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第2のノイズ
電圧と前記第1のノイズ電圧よりも波高値が大きい第1
の主電圧と前記第1の主電圧よりも波高値が小さい他方
の極性の第3のノイズ電圧と前記第3のノイズ電圧と同
等の波高値を有する一方の極性の第4のノイズ電圧と前
記第1の主電圧と同等の波高値を有する他方の極性の第
2の主電圧とを対の出力端子間に順次発生する磁石式交
流発電機と、この磁石式交流発電機からのノイズ付き交
流出力電圧が印加される入力コンデンサと、前記入力コ
ンデンサの両端の電圧が設定電圧を超える毎に検出動作
を行って、各検出動作が行われてから次の検出動作が行
われる時間を回転数に換算して回転数表示を行う計数表
示装置とを備えたタコメータにおいて、 前記磁石式交流発電機が出力する前記第1の主電圧が順
方向に印加される向きにして前記磁石式交流発電機の対
の出力端子の一方と前記入力コンデンサの一端との間に
接続された第1のダイオードと、 前記第1のダイオードと逆方向の第2のダイオードを通
して前記第1のダイオードの両端に並列接続されたバイ
アス用コンデンサと、 前記バイアス用コンデンサに並列に接続されて該バイア
ス用コンデンサの放電回路を構成する放電用抵抗とを備
え、 前記入力コンデンサの他端は前記磁石式交流発電機の対
の出力端子の他方に接続され、 前記磁石式交流発電機が前記第2の主電圧を発生してか
ら次の前記第2の主電圧を発生するまでの間に前記バイ
アス用コンデンサの両端の電圧が前記第2の主電圧の波
高値よりは低く前記第2のノイズ電圧及び前記第3のノ
イズ電圧の波高値よりは高い値まで低下するように前記
バイアス用コンデンサの放電回路の時定数が設定されて
いることを特徴とするタコメータ。
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---|---|---|---|
JP05995699A JP3475842B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | タコメータ |
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JP05995699A JP3475842B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | タコメータ |
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JP05995699A Expired - Lifetime JP3475842B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | タコメータ |
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CN101858922A (zh) * | 2009-04-09 | 2010-10-13 | 北京天源科创风电技术有限责任公司 | 风力发电机组发电机测速及偏航检测的方法 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP05995699A patent/JP3475842B2/ja not_active Expired - Lifetime
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