JP3475034B2 - 光ファイバ融着接続装置 - Google Patents

光ファイバ融着接続装置

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JP3475034B2
JP3475034B2 JP1820397A JP1820397A JP3475034B2 JP 3475034 B2 JP3475034 B2 JP 3475034B2 JP 1820397 A JP1820397 A JP 1820397A JP 1820397 A JP1820397 A JP 1820397A JP 3475034 B2 JP3475034 B2 JP 3475034B2
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cutting
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和憲 山本
淳司 大堂
直志 小川
秀典 福元
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ融着接
続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ心線の被覆除去、光ファイバ
の切断、融着接続を自動的に行う光ファイバ融着接続装
置は、光ファイバ心線の端部の被覆を除去する被覆除去
部と、被覆除去された光ファイバを所定の位置で切断す
る切断部と、切断された光ファイバの端面を突き合わせ
て融着する融着部とを備えている。従来の融着接続装置
は、被覆除去部、切断部および融着部が装置本体内に立
体的に配置され、装置本体に風防用の蓋が被せられる構
造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の融着接続装置
は、装置本体内に被覆除去部、切断部および融着部が立
体的に配置されている構造であるため、各部の動作のた
めの駆動機構等が複雑になると共に、蓋を開いただけで
は各部の状態を観察できないため、点検、整備、清掃等
が面倒であるという問題があった。
【0004】この問題を解決するためには、各部の駆動
機構を収容する装置本体の上面に、被覆除去部と、光フ
ァイバ切断部と、光ファイバ融着部とを平面的に配置
し、光ファイバ心線の端部付近を把持する心線ホルダー
が平面的に移動して、自動的に被覆除去、切断および融
着の作業を行うような構造にすることが考えられる。し
かしこのような構造にすると、装置本体の上面に、心線
ホルダーの移動経路に沿ってかなり大きな開口を形成す
る必要があり、その結果、この開口から光ファイバ心線
の切断屑などが装置本体内に落ち込みやすくなるので、
清掃回数が多くなるだけでなく、ひどい場合には切断屑
などが駆動系のギヤ等に入り込み、装置が動かなくなる
という問題がある。
【0005】本発明の目的は、以上のような問題を解決
した光ファイバ融着接続装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ融着
接続装置は、各部の駆動機構を収容した装置本体の上面
に、光ファイバ心線の端部の被覆を除去する被覆除去部
と、被覆を除去された光ファイバを所定の位置で切断す
る切断部と、切断された光ファイバの端面を突き合わせ
て融着する融着部とが平面的に設けられ、光ファイバ心
線の端部付近を把持する心線ホルダーが、被覆除去開始
位置から光ファイバ切断位置へ、さらに切断位置から光
ファイバ融着位置へと平面的に移動して、被覆除去、切
断および融着の作業を自動的に行う光ファイバ融着接続
装置であって、前記装置本体の上面に、被覆除去部、切
断部および融着部以外の領域を覆う上面板を設けると共
に、その上面板に心線ホルダーの支持体が移動する経路
に沿って開口を形成し、前記支持体側にその支持体と共
に少なくとも1方向に移動して前記上面板の開口を塞ぐ
シャッターを取り付けたことを特徴とするものである。
【0007】また本発明の融着接続装置におけるシャッ
ターは、第1のシャッターと第2のシャッターとで構成
され、第1のシャッターは、前進後退する支持体の両側
に、支持体の前進後退方向には移動しないが支持体が横
移動するときに支持体と共に横移動するように取り付け
られており、第2のシャッターは、支持体の前端部に、
支持体が後退したときに支持体の前端からバネにより押
し出されて上面板の開口の先端部を塞ぐように取り付け
られている構成とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。まず図1ないし図11を参照
して、装置本体の上面に、被覆除去部と、光ファイバ切
断部と、光ファイバ融着部とが平面的に配置された融着
接続装置を説明する。図において、11は融着接続装置
の本体、13は装置本体11の上面に被せられる開閉可
能な蓋である。図1は装置本体11および蓋13を展開
した状態の平面図、図2および図3はそれぞれ図1のA
−A線およびB−B線における断面図である。図1は説
明を分かりやすくするため蓋13を180°展開した状
態で示したが、実際には蓋13は図2および図3のよう
にほぼ100°〜120°程度までしか開かないように
なっている。
【0009】すなわち図1ないし図3は融着接続装置
の、蓋13を開いたときの状態を示している。装置本体
11の上面には、光ファイバ心線15A、15Bの端部
の被覆を除去する被覆除去部17A、17Bと、被覆除
去された光ファイバを所定の位置で切断する切断部19
A、19Bと、切断された光ファイバの端面を突き合わ
せて融着する融着部21とが平面的に配置されている。
被覆除去部17A、17B、切断部19A、19Bおよ
び融着部21はそれぞれ、光ファイバ心線15A、15
Bまたは光ファイバを上下から挟んで作業を行うため、
下側ブロックと上側ブロックに分かれており、下側ブロ
ックが装置本体11側に、上側ブロックが蓋13側に取
り付けられている。
【0010】この点について詳述すると、被覆除去部1
7A、17Bは、装置本体11側に取り付けられたヒー
ター23および切込み刃25と、これに対向するように
蓋13側に取り付けられたゴムブロック27および切込
み刃29とで構成されている。下側のヒーター23およ
び切込み刃25は装置本体11の上面に固定されてい
る。図面ではヒーター23が二つに分かれている例を示
したが、ヒーター23は二つ分の大きさを有する一体も
のであってもよい。上側のゴムブロック27および切込
み刃29は図2に示すようにコイルばね31を介して上
下動可能に蓋13に取り付けられている(蓋13側のブ
ロックの上下動の方向は蓋13を閉じた状態での上下方
向である。以下同じ)。
【0011】また切断部19A、19Bは、装置本体1
1側に取り付けられた下側クランプ33および切断刃3
5と、蓋13側に取り付けられた上側クランプ37とで
構成されている。下側クランプ33および切断刃35は
一定の位置関係を保ったまま上下動できるように下側ブ
ロック39に取り付けられている。また上側クランプ3
7は上側ブロック41に取り付けられ、上側ブロック4
1と共に上下動できるようになっている。下側クランプ
33および切断刃35の上下動は、図3に示すように、
装置本体11内に設置されたモーター43によりタイミ
ングベルト45およびカム47を介して行われる。また
上側クランプ37の上下動は前記モーター43によりタ
イミングベルト49およびカム51を介して行われる。
カム51による上下動を可能にするため、上側ブロック
41は引張ばね53により常に上方へ引っ張られてい
る。なお引張ばね53の代わりに、上側ブロック41を
押し上げる圧縮ばねを用いることも可能である。
【0012】また融着部21は、装置本体11側に取り
付けられたV溝ブロック55および放電電極57と、蓋
13側に取り付けられた押さえブロック59とで構成さ
れている。V溝ブロック55および放電電極57は一定
の位置関係を保ったまま上下動できるように下側支持台
61に取り付けられている。また押さえブロック59は
上側支持台63に取り付けられ、上側支持台63と共に
上下動できるようになっている。
【0013】V溝ブロック55および放電電極57の上
下動は、図2に示すように、装置本体11内に設置され
たアクチュエータ65によって行われる。また押さえブ
ロック59の上下動は、装置本体11内に設置されたリ
ニアステッピングモーター67と、蓋13内に設置され
たリンク機構69および引張ばね71によって行われ
る。リンク機構69は支点Sを中心として回動可能に支
持されている。引張ばね71は上側支持台63を常に上
方へ引っ張り上げている。
【0014】なおV溝ブロック55および放電電極57
は下側支持台61と共に装置本体11に固定する構造に
することも可能である。
【0015】さらに装置本体11側には図1に示すよう
に光ファイバ心線15A、15Bを保持する心線ホルダ
ー73A、73Bが取り付けられている。この心線ホル
ダー73A、73Bは被覆除去開始位置Pから切断位置
Qへ、切断位置Qから融着位置Rへと平面的に移動する
ようになっている。心線ホルダー73A、73Bの移動
は装置本体11内に装備された移動装置により行われ
る。この移動装置としては後述するようにスクリューロ
ッドとボールねじ等を用いた通常のX−Y駆動装置を用
いることができる。
【0016】次にこの融着接続装置の動作を説明する。
図1ないし図3は蓋13を開いて、心線ホルダー73
A、73Bを被覆除去開始位置Pにセットした状態を示
している。この状態で、心線ホルダー73A、73Bに
保持された光ファイバ心線15A、15Bの端部は、被
覆除去部17A、17Bのヒーター23上にセットされ
る。
【0017】この状態から蓋13を閉じると図4および
図5のようになる。すなわち、図4に示すように、切込
み刃25、29が光ファイバ心線15A、15Bの被覆
の所定位置に切込みを入れると共に、被覆除去部17
A、17Bのヒーター23上にカバー27が重ね合わさ
れ(コイルばね31の反発力がかかる)、光ファイバ心
線15A、15Bの端部を包囲して加熱する。このと
き、融着部21の押さえブロック59は、V溝ブロック
55と適当な間隔を保って、V溝ブロック55の真上に
位置している。また図5に示すように、切断部19A、
19Bの下側クランプ33と上側クランプ37も、適当
な間隔を保って上下に対向している。
【0018】この状態から心線ホルダー73A、73B
を図1の切断位置Qまで後退させると図6のようにな
る。すなわち光ファイバ心線15A、15Bの被覆の切
込み部より先が引き抜かれて光ファイバ15a、15b
が露出する。露出した光ファイバ15a、15bは図5
の状態にある下側クランプ33と上側クランプ37の間
に位置することになる。このあとモーター43を駆動し
てカム47、51を半回転させると図7のようになる。
すなわち下側クランプ33が上昇し、上側クランプ37
が下降して、光ファイバ15a、15bを把持する。こ
の状態で切断刃35を図8のように移動させ、光ファイ
バ15a、15bに傷をつけて、光ファイバ15a、1
5bを切断する。
【0019】その後、カム47、51をさらに半回転さ
せると、下側クランプ33と上側クランプ37が開き、
光ファイバ15a、15bの状態は図9のようになる。
このあと心線ホルダー73A、73Bを融着位置Rまで
移動させると図10のようになる。すなわち、光ファイ
バ15a、15bがV溝ブロック55の上部にセットさ
れ、端面が突き合わされる。このとき、V溝ブロック5
5は図4の位置にあるので、アクチュエータ65を駆動
して図11に示すようにV溝ブロック55を光ファイバ
15a、15bを支持する位置まで持ち上げる。また押
さえブロック59も図4の位置にあるので、リニアステ
ッピングモーター67を駆動して図11に示すようにリ
ンク機構69の一端側を押し上げ、他端側を下降させ
て、押さえブロック59を押し下げ、これによりV溝ブ
ロック55上の光ファイバ15a、15bを押さえつけ
る。
【0020】これで光ファイバ15a、15bの心合わ
せが出来たことになるので、放電電極57、57間にア
ークを飛ばして、光ファイバ15a、15bを融着す
る。その後、リニアステッピングモーター67を逆方向
に駆動して、押さえブロック59を上昇させた後、蓋1
3を開けば、光ファイバ15a、15bが融着接続され
た光ファイバ心線15A、15Bを取り出すことができ
る。
【0021】なお図において、75は蓋13が閉じると
きだけ制動力を発揮する1方向性ロータリーダンパーで
ある。本発明の融着接続装置の場合は、蓋13側に、被
覆除去部、切断部および融着部の上側ブロックが取り付
けられ、蓋13側の重量が大きくなるので、蓋13を閉
じるときに、その重量で蓋13が急速に閉じて、各部に
ショックを与え、障害を起こすおそれがある。そこでこ
の実施形態では、装置本体11と蓋13の連結部(ヒン
ジ部)に上記のような1方向性ロータリーダンパー75
を取り付けることにより、蓋13がゆっくりと閉じるよ
うにしたものである。このようにすれば蓋が閉じるとき
にショックを与えるおそれがなく、装置の信頼性、安全
性が向上する。
【0022】以上が、装置本体の上面に、被覆除去部
と、光ファイバ切断部と、光ファイバ融着部とが平面的
に配置された融着接続装置の全体構成である。このタイ
プの装置では、心線ホルダー73A、73Bが、図1に
示すにうに、被覆除去開始位置Pから後退して光ファイ
バ切断位置Qへ、さらに切断位置Qから横移動したのち
前進して光ファイバ融着位置Rへと平面的に移動する。
このような心線ホルダー73A、73Bの移動は、図1
2に示すように、X−Y駆動機構77によって行われ
る。
【0023】すなわち、心線ホルダー73A、73Bは
(73B側は73A側と対称的な構造になるので図示を
省略)、支持体79に着脱可能に取り付けられており、
支持体79はX方向ボールねじ81の回転によって前進
後退するようになっている。X方向ボールねじ81はそ
の両端部を枠体83により回転自在に支持され、その一
端には図示しない回転駆動原により回転する歯車85が
取り付けられている。枠体83は横移動ブロック87上
に固定され、横移動ブロック87はY方向ボールねじ8
9の回転によって横移動するようになっている。Y方向
ボールねじ89はその両端部を固定フレーム91により
回転自在に支持されている。また横移動ブロック87は
固定フレーム91に固定されたレール93に案内されて
横移動するようになっている。
【0024】図12および図13は、支持体79に支持
された心線ホルダー73A、73Bが被覆除去開始位置
P(図1参照)にあるときの状態を示す。この状態から
X方向ボールねじ81を回転させて支持体79を後退さ
せると、図14および図15のように、光ファイバ心線
15A、15Bの先端部の被覆が除去されて光ファイバ
15a、15bが露出し、心線ホルダー73A、73B
が切断位置Q(図1参照)に来る。この状態で、光ファ
イバ15aを切断した後、Y方向ボールねじ89を回転
させて支持体79を横移動させ、さらにX方向ボールね
じ8を逆回転させて支持体79を前進させると、図16
および図17のように、心線ホルダー73A、73Bが
融着位置R(図1参照)に来る。融着接続が終わると、
心線ホルダー73A、73Bは上記とは逆の経路で被覆
除去開始位置Pに戻る。心線ホルダー73A、73Bを
支持する支持体79は上記のように、装置本体11の上
面でコ字形の経路に沿って往復移動する。
【0025】装置本体11の上面には、装置本体11内
に心線切断屑やゴミが落ち込むのを防止するため、図1
2および図13に示すように、被覆除去部17A、17
B、切断部19A、19Bおよび融着部21以外の領域
を覆う上面板95が設けられている。心線ホルダー73
A、73Bを支持する支持体79は、この上面板95を
上下に貫通することになるので、上面板95には、支持
体79の移動経路に沿ってコ字形の開口97が形成され
ている。
【0026】上面板95を設けても、この開口97から
装置本体11内に心線切断屑やゴミが落ち込むおそれが
ある。そこでこの装置では、支持体79がどの位置に移
動しても開口97が塞がるように、支持体79の移動に
応じて移動するシャッターが設けられている。この実施
形態におけるシャッターは、第1のシャッター99A
と、第2のシャッター99Bとで構成されている。
【0027】第1のシャッター99Aは、上面板95の
下面側から開口97を塞ぐように配置され、枠体83に
固定されている。したがって第1のシャッター99Aは
枠体83と共に横移動するが、支持体79の前進後退方
向には移動しない。第1のシャッター99Aは2分割さ
れていて、前進後退する支持体79の両側に配置されて
いる。これは、支持体79の前進後退を妨げないように
することと、支持体79が被覆除去開始位置Pおよび切
断位置Qのラインにあるときは一方のシャッター99A
が開口97を塞ぎ(図13および図15)、支持体79
が融着位置Rのラインにあるときは他方のシャッター9
9Aが開口97を塞ぐ(図17)ようにするためであ
る。
【0028】第1のシャッター99Aを上記のように設
置すれば、開口97の大部分を塞ぐことができるが、第
1のシャッター99Aは2分割されていて、支持体79
が前進後退を可能にするための間隙が設けられているた
め、支持体79が後退して切断位置Qに来たときには、
第1のシャッター99Aだけでは開口97の先端部(支
持体79の前方の部分)を塞ぐことができない。このた
め第2のシャッター99Bが設けられている。
【0029】第2のシャッター99Bは、支持体79の
前端部に、支持体79の前進後退方向に出入り可能に取
り付けられている。支持体79内には、第2のシャッタ
ー99Bを前方に押し出そうとする圧縮ばね101が設
置されている。これにより第2のシャッター99Bは、
支持体79が被覆除去開始位置Pにあるときは(図1
2)、切断部19Aのカバー103に突き当たって支持
体79内に引っ込んでいるが、支持体79が後退して切
断位置Qに来ると(図14、図15)、支持体79から
飛び出して、開口97の先端部を塞ぐようになる。
【0030】以上のようにシャッター99A、99Bを
設けておけば、支持体79がどの位置にあるときでも、
開口97が塞がれた状態となり、心線切断屑などが装置
本体11内に落ち込むことが少なくなり、清掃回数を少
なくすることができる。
【0031】なお以上の実施形態では、シャッターを第
1と第2のシャッターで構成したが、シャッターを支持
体に固定して、支持体と共に移動するようにすれば、1
枚のシャッターで開口を塞ぐことも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置本体の上面に、被覆除去部と、光ファイバ切断部と、
光ファイバ融着部とを平面的に配置して、点検、整備を
容易にした融着接続装置において、装置本体内に光ファ
イバ心線の切断屑などが落ち込むのを少なくできるの
で、清掃回数を少なくできると共に、切断屑などが原因
となる故障を少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の対象となる光ファイバ融着接続装置
のタイプを、蓋を展開した状態で示す平面図。
【図2】 図1の融着接続装置の、蓋を普通に開いたと
きの状態を示す、図1のA−A線における断面図。
【図3】 同じく図1のB−B線における断面図。
【図4】 蓋を閉じて被覆を除去する前の状態を示す図
2と同じ位置における断面図。
【図5】 蓋を閉じたときの図3と同じ位置における断
面図。
【図6】 被覆を除去したあとの状態を示す本体上面の
平面図。
【図7】 切断部の上側クランプと下側クランプで光フ
ァイバを把持した状態を示す図3と同じ位置における断
面図。
【図8】 切断のため切断刃を移動させたあとの状態を
示す断面図。
【図9】 光ファイバを切断したあとの状態を示す本体
上面の平面図。
【図10】 心線ホルダーを融着位置に移動させた状態
を示す本体上面の平面図。
【図11】 光ファイバを融着接続するときの状態を示
す図2と同じ位置における断面図。
【図12】 本発明に係る光ファイバ融着接続装置の一
実施形態を示すもので、心線ホルダーが被覆除去開始位
置にあるときの断面図。
【図13】 心線ホルダーの支持体が図12の位置にあ
るときの、装置本体の上面を示す平面図。
【図14】 図12の装置で、心線ホルダーが切断位置
に来たときの状態を示す断面図。
【図15】 心線ホルダーの支持体が図14の位置にあ
るときの、装置本体の上面を示す平面図。
【図16】 図12の装置で、心線ホルダーが融着位置
に来たときの状態を示す断面図。
【図17】 心線ホルダーの支持体が図16の位置にあ
るときの、装置本体の上面を示す平面図。
【符号の説明】
11:装置本体 13:蓋 15A、15B:光ファイバ心線 17A、17B:被覆除去部 19A、19B:切断部 21:融着部 23:ヒーター 25:切込み刃 27:カバー 29:切込み刃 33:下側クランプ 35:切断刃 37:上側クランプ 39:下側ブロック 41:上側ブロック 55:V溝ブロック 57:放電電極 59:押さえブロック 61:下側支持台 63:上側支持台 73A、73B:心線ホルダー 79:支持体 77:X−Y駆動機構 81:X方向ボールねじ 89:Y方向ボールねじ 95:上面板 97:開口 99A:第1のシャッター 99B:第2のシャッター 101:圧縮ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 直志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 福元 秀典 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−314004(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/255

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各部の駆動機構を収容した装置本体の上面
    に、光ファイバ心線の端部の被覆を除去する被覆除去部
    と、被覆を除去された光ファイバを所定の位置で切断す
    る切断部と、切断された光ファイバの端面を突き合わせ
    て融着する融着部とが平面的に設けられ、 光ファイバ心線の端部付近を把持する心線ホルダーが、
    被覆除去開始位置から光ファイバ切断位置へ、さらに切
    断位置から光ファイバ融着位置へと平面的に移動して、
    被覆除去、切断および融着の作業を自動的に行う光ファ
    イバ融着接続装置であって、 前記装置本体の上面に、被覆除去部、切断部および融着
    部以外の領域を覆う上面板を設けると共に、その上面板
    に心線ホルダーの支持体が移動する経路に沿って開口を
    形成し、前記支持体側にその支持体と共に少なくとも1
    方向に移動して前記上面板の開口を塞ぐシャッターを取
    り付けたことを特徴とする光ファイバ融着接続装置。
  2. 【請求項2】シャッターが第1のシャッターと第2のシ
    ャッターとで構成され、第1のシャッターは、前進後退
    する支持体の両側に、支持体の前進後退方向には移動し
    ないが支持体が横移動するときに支持体と共に横移動す
    るように取り付けられており、第2のシャッターは、支
    持体の前端部に、支持体が後退したときに支持体の前端
    からバネにより押し出されて上面板の開口の先端部を塞
    ぐように取り付けられていることを特徴とする請求項1
    記載の光ファイバ融着接続装置。
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