JP3474405B2 - 鉛蓄電池用極板の製造装置 - Google Patents

鉛蓄電池用極板の製造装置

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JP3474405B2
JP3474405B2 JP26048497A JP26048497A JP3474405B2 JP 3474405 B2 JP3474405 B2 JP 3474405B2 JP 26048497 A JP26048497 A JP 26048497A JP 26048497 A JP26048497 A JP 26048497A JP 3474405 B2 JP3474405 B2 JP 3474405B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリットを形成し
た金属シートをスリットと直交方向に展伸して菱形網目
形状としたエキスパンドメタルを芯材として用い、この
芯材の格子体内に活物質を充填してなる鉛蓄電池用極
製造するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉛蓄電池用極板は、網目状の芯
材の網目内に活物質を充填した構成になっており、この
芯材は、鋳造による生産では生産性の向上を見込めない
ことから、鉛などの金属シートにエキスパンド加工を施
すことにより連続的に生産できるエキスパンド工法を用
いて製造されている。このエキスパンド工法は、可鋳性
の悪い素材も使用可能で、薄い極板の製造が可能である
利点がある。また、エキスパンド工法にはレシプロ方式
とロータリー方式とがあり、前者のレシプロ方式は、切
削金型をプレス機により上下往復運動させながら、金属
シートを切削金型に間欠的に送り込んでスリット形成と
メッシュの拡張を順次行うものであるが、金属シートの
寸法の変化を受け易いことから最終寸法に悪影響を与え
るので、目が細く、且つ均一な格子体を形成することが
できず、さらに、生産速度が限られる上に、設備が大型
となる欠点がある。これに対し、後者のロータリー方式
は、円板状カッターを有して連続回転する一対の加工ロ
ール間に金属シートを送り込んで加工するもので、生産
性の向上を図ることができる。
【0003】このロータリー方式によるエキスパンド加
工を施した芯材は、特開昭55-61332号公報および特開昭
56-7357 号公報などに開示された製造装置により製造す
ることが知られており、この製造装置は図12に示すよ
うな構成になっている。すなわち、コイラー1に巻き取
られた帯状の金属シート2はコイラー1により自動的に
引き出されて、網目加工機3に導入される。この網目加
工機3の導入箇所には、導入されてくる金属シート2の
幅方向に対する位置規制を行うために、金属シート2の
幅に対応する間隔に設定された左右2枚の鍔部7を有す
る自在回転ローラ4が設けられている。それにより、金
属シート2は、幅方向の位置規制を受けて、網目加工機
3に対し正確に位置決めされながら送給される。金属シ
ート2は、網目加工機3を構成する上下一対の加工ロー
ル8の間を通過することにより、自体の厚み方向に凹凸
(図5参照)が加工されると同時に、搬送方向に沿った
複数条のスリット9が形成される。
【0004】網目加工機3により凹凸をつけられ、且つ
スリット9を形成された帯状の金属シート2は、伸張機
10により幅方向に連続して引き伸ばされることによ
り、スリット9部分に菱形形状の格子体11が形成され
て、菱形網目形状に形成されていく。さらに、菱形網目
形状に形成された金属シート2は、プレス機12を構成
する上下一対のプレスローラ13の間を通過することに
より、網目加工および拡張加工時に生じた歪み、変形、
曲がりや加工バリを平坦に修正され、帯状の連続したエ
キスパンドメタルシート14が得られる。このエキスパ
ンドメタルシート14を所定の寸法および形状に切断す
ることにより、鉛蓄電池用極板の芯材が得られる。
【0005】上記の伸張機10は、その概略斜視図を示
す図13のように、網目加工機3から送出される金属シ
ート2の幅方向の両側近接位置からこれの搬送方向Fに
向かって互いに拡開する向きにそれぞれ配置され、金属
シート2の幅方向の両側部をそれぞれ外側方へ引っ張り
ながら搬送する二つの側部駆動機構17と、金属シート
2の幅方向の中央部を搬送方向Fに沿って案内しながら
搬送する中央駆動機構18とを備えている。各搬送機構
17,18は、共に上下一対のチェーン体19を備えて
おり、これら一対のチェーン体19により金属シート2
を上下から挟み込んで搬送するようになっている。各チ
ェーン体19は、連結軸20により同期して同一速度で
回送駆動される。
【0006】また、側部駆動機構17および中央駆動機
構18は、それぞれ図14(a),(b)に示すような
構成により金属シート2に対し係合して搬送するように
なっている。すなわち、金属シート2には、網目加工機
3を通過するときに、その幅方向の両側端部に係合突起
21が、且つ中央部に係合突部22がそれぞれ形成され
る。各搬送機構17,18のチェーン体19は、通常の
チェーンを例えば3条重ねて連結した形態となってい
る。
【0007】側部駆動機構17は、上部のチェーン体1
9における左右に隣接する二つのチェーンリンクの間に
係合突起21を挟み込み、且つ一対のチェーン体19に
より金属シート2を上下から挟み込んで金属シート2の
側端部を掴持するようになっている。上下一対のチェー
ン体19は、それぞれチェーンガイド23により保持さ
れているとともに、上部のチェーンガイド23を下方へ
付勢する圧縮ばね24により互いに近接するよう加圧さ
れて金属シート2を挟持する。さらに、上下一対のチェ
ーン体19は、各チェーンガイド23を保持するチェー
ンガイドホルダ27により、網目加工機3から送出され
る金属シート2の幅方向の両側近接位置からこれの搬送
方向Fに向かって互いに拡開する向きにそれぞれ案内さ
れながら回送する。
【0008】一方、中央駆動機構18は、上部のチェー
ン体19における隣接する二つのチェーンリンクの間に
係合突部22を挟み込み、且つ上下一対のチェーン体1
9がこれらを保持するチェーンガイド28によって金属
シート2を挟み込む構成になっている。この中央駆動機
構18は、両側部駆動機構17により外側方へ引っ張れ
る金属シート2の中央部を、何れかの側方へ移動するの
を抑止して、搬送方向Fに沿って案内しながら搬送する
ものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
製造装置には種々の欠点がある。すなわち、図13から
明らかなように、側部駆動機構17および中央駆動機構
18の各々のチエーン体19は連結軸20によって何れ
も同一の搬送速度で回送駆動されるのに対し、側部駆動
機構17は、それぞれ搬送方向Fに対し斜め側方へ向か
って搬送されることから、中央駆動機構18により搬送
される金属シート2の中央箇所に滑りが発生する。その
ため、金属シート2は、同一平面上において幅方向の両
端部が中央部に先んじて移動されることになる。すなわ
ち、図15に2点鎖線で示すように、L0<L3=L4
となって中央箇所と両側部とが不均一に展伸される結
果、中央部にしわが生じる。そのため、展伸された金属
シート2は、格子体は目開きが不均一であって、各格子
体を結節する結節部にも位置ずれの発生した菱形網目形
状となる。この金属シート2における必要以上に目開き
のある箇所は、捩じれて延びていることから、鉛蓄電池
用極板として使用した場合に、早期に格子体の格子骨が
腐食による断絶して、格子体内に充填されている活物質
が脱落する。その結果、電池としての寿命は短くなる。
【0010】また、側部駆動機構17は、チェーン体1
9により金属シート2の側端部を掴持して外側方へ引っ
張る構成になっているが、このチェーン体19はピンと
リンクとの間に隙間が存在し、さらに、チエーンガイド
23は、チェーン体19と間にどうしても隙間が存在し
て、チェーン体19に対する位置決め精度に限界があ
り、しかも、磨耗し易い。そのため、上記のチェーン体
19では金属シート2をがたつきなく確実に掴持して搬
送することができない。これによっても、金属シート2
を展開したときの目開きにばらつきが生じ易く、高品質
の芯材を得ることが一層困難となる。また、図15で説
明したように、側部駆動機構17のチェーン体19は、
搬送方向Fに対し斜め方向に引っ張られることから、非
常に大きな曲げ荷重が加わり、特にリンクが疲労によっ
て頻繁に折損する。そのため、チェーン体19の取り替
え作業の頻度が高くなり、これが生産性を低下させる一
因になっている。
【0011】そこで本発明は、上述の問題点を解消し、
菱形の格子体の形状および配列にばらつきの少ない高品
質の鉛蓄電池用極板を製造することのできる製造装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一構成に係る鉛蓄電池用極板の製造装置
は、鉛または鉛合金からなる帯状の金属シートを長手方
向に移送しながら、円板状カッターを有する少なくとも
一対の加工ロールにより前記金属シートにその長手方向
に沿った複数条のスリットを断続的、且つ千鳥状の配置
で形成するとともに、前記金属シートの幅方向の中央部
に係合突部を、且つ両側端部近傍に係合突起をそれぞれ
同時形成する網目加工機と、前記スリットの形成された
前記金属シートを幅方向に伸張して菱形網目形状とする
伸張機とを備え、前記伸張機は、前記網目加工機から送
出される金属シートの幅方向の両側部をそれぞれ外側方
へ引っ張りながら搬送する側部駆動機構と、金属シート
の幅方向の中央部を搬送方向に沿って案内しながら搬送
する中央駆動機構とを備え、前記中央駆動機構と前記側
部駆動機構とが個別の駆動源により搬送駆動されるとと
もに、中央駆動機構が前記側部駆動機構よりも速い搬送
速度で駆動するように設定されていることを特徴とす
る。
【0013】
【0014】上記発明における側部駆動機構は、金属シ
ートの幅方向の両側近接位置からこれの搬送方向に向か
って互いに拡開する向きにそれぞれ配置され、駆動源に
より回送駆動される二つの無端搬送体と、前記両無端搬
送体にそれぞれ一定間隔で多数個配設され、前記スリッ
トの形成された金属シートの両側の係合突起を順次掴持
して前記無端搬送体により搬送されるのに伴い前記金属
シートを伸張させ、伸張後に掴持を解除するチャック部
材とを有している構成とすることができる。
【0015】これにより、金属シートの両側部の係合突
起を無端搬送体に配設したチャック部材で掴持して、金
属シートを幅方向に伸張させるので、従来のように金属
シートをチェーン体で係合して拡張するのに比較して、
金属シートのホールドを確実に行うことができ、金属シ
ートを正確に展伸させることができる。
【0016】上記発明におけるチャック部材は、無端搬
送体に固着された本体部と、この本体部の端部に配設さ
れた固定チャッキング部と、この固定チャッキング部に
対し開閉自在となるよう連結されて前記固定チャッキン
グ部との間に金属シートを掴持する可動チャッキング部
と、この可動チャッキング部に設けられ、前記チャック
部材の搬送路に沿って配設されたカムに係合して前記可
動チャッキング部を固定チャッキング部に対し開閉する
よう作動させるカムフォロワとを有している構成とする
ことができる。
【0017】これにより、金属シートを直接掴持する固
定チャッキング部と可動チャッキング部のみを硬質で強
度の高い材質の金属で構成することが可能であり、安価
な構成で金属シートを確実に掴持する構成としながら
も、寿命を確実に確保することができ、折損などによる
頻繁な部品交換に伴う生産性の低下を防止できる。
【0018】上記発明におけるチャック部材の固定チャ
ッキング部に、金属シートの幅方向の側端部を当接させ
る位置規制用突部が設けられているとともに、可動チャ
ッキング部に、前記金属シートの幅方向の側端部の近傍
に設けられた係合突起に対し挿入させて掛止する係止凹
所が設けられる構成とすることが好ましい。
【0019】これにより、金属シートにおける側端部の
チャック部材による噛み込み長さを、位置規制用突部に
よって正確に設定できるとともに、金属シートの係合突
起を可動チャッキング部の係止凹所の内面に密着状態に
接触させてチャック部材で掴持することが可能となる。
そのため、金属シートの側端部をチャック部材でがたつ
きなく掴持できるとともに、金属シートにおけるチャッ
ク部材による掴み代を可及的に小さく設定することがで
きることから、エキスパンド加工後に切断して除去する
箇所が少なくなり、材料ロスを低減できる。
【0020】また、上記発明において、チャック部材の
搬送路に、前記チャック部材のカムフォロワにおけるカ
ムが係合する部位とは反対側の部位に係合して可動チャ
ッキング部の固定チャッキング部から離間する開放方向
への移動を阻止する開き防止ガイド板が配設され、この
開き防止ガイド板の位置により前記両チャッキング部に
よる金属シートの掴み強度が設定されている構成とする
ことができる。
【0021】これにより、固定チャッキング部の開き方
向への移動を阻止して、両チャッキング部により金属シ
ートの側端部を抜脱することなく確実に掴持できる。ま
た、金属シートの厚みに対応した厚みの開き防止ガイド
板を選択して用いることにより、両チャッキング部によ
る金属シートの掴持力を適切に設定することができ、掴
持力が大き過ぎることによる金属シートの損傷や展伸時
のしわの発生といった不都合を未然に防止できる。
【0022】また、本発明の他の構成に係る鉛蓄電池用
極板の製造装置は、鉛または鉛合金からなる帯状の金属
シートを長手方向に移送しながら、円板状カッターを有
する少なくとも一対の加工ロールにより前記金属シート
にその長手方向に沿った複数条のスリットを断続的、且
つ千鳥状の配置で形成するとともに、前記金属シートの
幅方向の中央部に係合突部を、且つ両側端部近傍に係合
突起をそれぞれ同時形成する網目加工機と、前記スリッ
トの形成された前記金属シートをその幅方向の両側部を
それぞれ外側方に引っ張りながら前記搬送方向に搬送し
て伸張することにより、前記金属シートを菱形網目形状
とする伸張機とを備え、前記伸張機は、前記金属シート
における幅方向の中央箇所を、前記金属シートの厚み方
向の一方側へ向けて傾斜した直線方向に沿って徐々に案
内しながら搬送するセンターガイド部を有した構成にな
っている。
【0023】この鉛蓄電池用極板の製造装置では、金属
シートの両側端部が同一水平面内でそれぞれ外側方に向
け引っ張られながら搬送されるのに対し、金属シートの
中央部が上方または下方へ向けた方向に傾斜しながら搬
送されていく。ここで、センターガイド部を、金属シー
トの搬送方向への単位時間当たりの搬送距離が金属シー
トの側端部の外側方への搬送距離とほぼ同一になるよう
な上がり勾配または下り勾配の傾斜角度に設定すれば、
金属シートはその幅方向の全体が同一の搬送距離で搬送
されるので、金属シートの幅方向の全体が均一に展伸さ
れていく。そのため、金属シートには、その中央部にし
わが発生せず、目開きが均一な格子体を有する菱形網目
形状に展伸される。また、チャック部材は、金属シート
の幅方向の全体が同一の搬送速度で搬送されることか
ら、幅方向の引っ張り力を受けるのみであり、さらに長
い寿命を確保することができる。
【0024】上記の各発明において、伸張機は、金属シ
ートの幅方向の両側部をそれぞれ外側方へ引っ張りなが
ら搬送する側部駆動機構と、金属シートの幅方向の中央
部を搬送方向に沿って案内しながら搬送する中央駆動機
構とを備え、前記中央駆動機構と前記側部駆動機構とが
個別の駆動源により搬送駆動されるとともに、中央駆動
機構が前記側部駆動機構よりも速い搬送速度で搬送され
るように設定された構成とすることができる。
【0025】これにより、中央駆動機構の駆動源による
搬送速度を適切に設定することにより、金属シートの搬
送方向への単位時間当たりの搬送距離が金属シートの側
端部の外側方への搬送距離とほぼ同一になるように調整
または微調整することができ、さらに高品質な芯材を得
ることができる。
【0026】また、本発明のさらに他の構成に係る鉛蓄
電池用極板の製造装置は、鉛または鉛合金からなる帯状
の金属シートを長手方向に移送しながら、円板状カッタ
ーを有する少なくとも一対の加工ロールにより前記金属
シートにその長手方向に沿った複数条のスリットを断続
的、且つ千鳥状の配置で形成するとともに、前記金属シ
ートの幅方向の中央部に係合突部を、且つ両側端部近傍
に係合突起をそれぞれ同時形成する網目加工機と、前記
スリットの形成された前記金属シートを幅方向に伸張し
て菱形網目形状とする伸張機とを備え、前記伸張機は、
前記網目加工機から送出される前記金属シートの幅方向
の両側近接位置からこれの搬送方向に向かって互いに拡
開する向きにそれぞれ配置され、駆動源により回送駆動
される二つの無端搬送体と、前記両無端搬送体にそれぞ
れ一定間隔で多数個配設され、前記スリットの形成され
た前記金属シートの幅方向の両側の前記係合突起を順次
掴持して前記無端搬送体により搬送されるのに伴い前記
金属シートを伸張させ、伸張後に掴持を解除するチャッ
ク部材と、前記金属シートにおける幅方向の中央箇所
を、前記金属シートの厚み方向の一方側へ向けて傾斜し
た直線方向に沿って徐々に案内しながら搬送するセンタ
ーガイド部と、を備えた構成となっている。
【0027】この鉛蓄電池用極板の製造装置では、金属
シートの両側の係合突起をチャック部材で掴持すること
により、金属シートのホールドを確実に行うことができ
るとともに、センターガイド部の存在によって金属シー
トの幅方向の全体を搬送方向に対し同一の搬送速度で搬
送することができ、金属シートの幅方向の全体を均一に
展伸させることができるから、格子体の目開きが均一で
結節部に位置ずれのない極めて高品質な鉛蓄電池用極板
の芯材を得ることができる。また、チャック部材は、金
属シートの幅方向の全体が同一の搬送速度で搬送される
ことから、幅方向の引っ張り力を受けるのみであり、さ
らに長い寿命を確保することができる。
【0028】なお、この製造装置は、鉛蓄電池用極板の
芯材の製造に限らず、ラス網などの展伸メッシュシート
の製造にも適用できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。 図10は本
発明により得られた芯材29の一例を示す平面図であ
る。この芯材29は、線状の四つの格子骨30で囲まれ
たほぼ菱形の格子体31が、両側の枠骨部32の間に千
鳥状の配置となった結節部33により結節されてなる菱
形網目形状を有している。一方(図の上方)の枠骨部3
2には集電体34が一体に形成されている。この芯材2
9は、菱形の格子体31における展伸方向(図の上下方
向)の対角線の長さdのばらつきが、標準値に対して2
%以下であるとともに、展伸方向に沿って同一直線上に
配列する複数の結節部33が展伸方向の基準線RLに対
し両側にそれぞれ1.3mm以下のばらつき範囲内に位
置している形状になっている。
【0030】図11は、上記の芯材29の格子体31内
に活物質37を充填して構成された鉛蓄電池用極板38
を示す。この極板38は、上述のように格子体31の形
状および結節部33の配置に殆どばらつきの無い形状を
有した芯材29を用いて構成されており、格子体31の
目開きがほぼ均一であって必要以上に目開きのある箇所
が殆ど無い、つまり捩じれて延びた箇所が殆ど無いの
で、格子骨30が腐食により早期に断絶することがな
く、格子体31内に充填されている活物質37を長期に
わたり脱落することなく保持できる。その結果、鉛蓄電
池の寿命を確実に確保できる。
【0031】図1は、上記の鉛蓄電池用極板38の芯材
29を製造することのできる本発明の一実施の形態に係
る鉛蓄電池用極板の製造装置を示す要部の概略斜視図で
ある。同図において、この製造装置は、図12で示した
と同様のコイラーおよび自在回転ローラと、一対の加工
ロール41からなる網目加工機39と、伸張機40と、
一対のプレスローラ13からなるプレス機12とにより
構成されている。網目加工機39は、鉛または鉛合金か
らなる帯状の金属シート2を長手方向に移送しながら一
対の加工ロール41により金属シート2にその長手方向
に沿った複数条のスリットを断続的、且つ千鳥状の配置
で同時形成するもので、これの詳細は後述する。
【0032】伸張機40は、スリットの形成された金属
シート2を幅方向に伸張して菱形網目形状とするもの
で、金属シート2の幅方向の両側部をそれぞれ外側方へ
引っ張りながら搬送する二つの側部駆動機構42と、金
属シート2の幅方向の中央部を搬送方向Fに沿って案内
しながら搬送する中央駆動機構43とを備えている。各
側部駆動機構42は、網目加工機39から送出される金
属シート2の幅方向の両側近接位置からこれの搬送方向
Fに向かって互いに拡開する向きにそれぞれ配置されて
回送駆動される無端搬送体44と、この無端搬送体44
にそれぞれ一定間隔で多数個配設されたチャック部材4
7とにより構成されている。チャック部材47は、金属
シート2の幅方向の両端部に設けた後述の係合突起を順
次掴持して無端搬送体44により搬送されるのに伴い金
属シート2を伸張させ、伸張後に掴持を解除するもので
ある。このチャック部材47の詳細については後述す
る。
【0033】各側部駆動機構42における無端搬送体4
4は、駆動車輪48と従動車輪49とに架け渡されると
ともに、単一の駆動源のモータ50の回転がベルト5
1,52および逆転変換機構95と受動車輪53を介し
て伝達されて、互いに同期して回送される。一方、中央
駆動機構43は、搬送チェーン54が、金属シート2の
下方位置において、金属シート2の中央部に対向して搬
送方向Fに対し上がり勾配に傾斜して設けられ、この搬
送チェーン54が駆動源のモータ57の回転を伝達され
て回送するようになっている。両モータ50,57は、
中央駆動機構43が側部駆動機構42よりも速い搬送速
度で回送駆動されるように回転速度を設定されている。
この中央駆動機構43の詳細については後述する。
【0034】先ず、網目加工機39の詳細について説明
する。図2は網目加工機39の一部の拡大側面図、図3
は網目加工機39の一部の拡大正面図をそれぞれ示す。
網目加工機39を構成する上下一対の加工ロール28
は、図3に明示するように、円板状カッター58とこれ
より小径の円板状のスペーサ59とを交互に重ね合わせ
て回転軸60に固定した構成になっている。したがっ
て、円板状カッター58はスペーサ59の厚みに相当す
る一定間隔で重ね合わされている。円板状カッター58
は、図2に示すように、線状の格子骨30を設けるため
の山状の凸部61と、結節部33を設けるための逃げ部
62とが周端部に所定ピッチで形成されている。
【0035】周知の構成であることから図示していない
が、上記逃げ部62は隣接する凸部61間の平坦部の一
側に凹溝状に形成されており、この逃げ部62は周縁部
の左右両側に周方向において交互に設けられ、凸部61
の両側縁部および平坦部における逃げ部62が設けられ
ていない側の縁部には、金属シート2を剪断するための
刃部(図示せず)が設けられている。各加工ロール41
において、円板状カッター58は、各凸部61が回転軸
60と平行な線上に位置し、且つ逃げ部62が隣接する
円板状カッター58間で対向するよう配置されている。
両加工ロール41は、各々の逃げ部62が両回転中心を
結ぶ線上に位置するとき、一方の加工ロール41の円板
状カッター58の刃部が他方の加工ロール41の円板状
カッター58の刃部と係合して両者間で金属シート2を
剪断できるように対向配置されている。また、両加工ロ
ール41は、図2の矢印方向に同期回転されて、それら
の噛合い力により金属シート2を等ピッチで移送させな
がら金属シート2に切り込み加工と凹凸加工とを同時に
順次施していく。
【0036】図4ないし図6はそれぞれ網目加工機39
により加工された金属シート2を示し、図4(a)は平
面図、(b)はその縦断面図、図5は斜視図、図6は図
5の一部の拡大斜視図である。上記の構成となった網目
加工機39では、両加工ロール41間に送り込まれた金
属シート2が対向する円板状カッター58の刃部により
剪断されて、図4(a)に示すようなスリット67が形
成されるとともに、このスリット67が対向する両逃げ
部62間において逃げ部62の配設ピッチごとに断続化
され、搬送方向Fにおけるスリット67の間に結節部3
3が設けられる。また、円板状カッター58の凸部61
は金属シート2におけるスリット67の形成された箇所
を下方または上方へ押し出すように延ばして、湾曲膨出
部68を張り出し成形する。この湾曲膨出部68は、次
工程の伸張機40において伸張されると、格子骨30と
なる。なお、この網目加工機39は、図5に示すよう
に、係合突起21を両側端部近傍箇所に、且つ係合突部
22を中央部にそれぞれ同時形成するようになってい
る。
【0037】つぎに、伸張機40について説明する。図
7は伸張機40における側部駆動機構42の要部を破断
して示した斜視図である。無端搬送体44は、ローラ6
9をリンク70により連結してなるローラチェーン形態
に構成されており、チェーンガイド71にガイドされな
がら回送される。この無端搬送体44に多数個取付けら
れたチャック部材47は、無端搬送体44にL字形状の
取付金具75を介して固着された本体部72と、本体部
72の端部に配設された固定チャッキング部73と、本
体部72に対し支軸77を介して回動自在に連結された
可動部74と、可動部74の端部に設けられて固定チャ
ッキング部73との間に金属シートを掴持する可動チャ
ッキング部78と、可動部74に設けられたローラから
なるカムフォロワ79と、本体部72の下部突出部80
に回転自在に取り付けられた2個のガイドローラ81と
を備えた構成になっている。両チャッキング部73,7
8は、共に硬質で強度の大きい材質の金属で形成され
て、本体部72および可動部74にねじ(図示せず)に
より固着されている。
【0038】本体部72と可動部74との間には、圧縮
ばね82が各々の凹所に嵌め込んで介設されており、こ
の圧縮ばね82は可動部74を介して可動チャッキング
部78を固定チャッキング部73に接する閉方向に付勢
している。また、固定チャッキング部73には、金属シ
ート2の幅方向の側端部を当接させる位置規制用突部8
3が設けられているとともに、可動チャッキング部78
には、金属シート2の係合突起21に対しこれを挿入さ
せて掛止することのできる係止凹所84が設けられてい
る。
【0039】上記チャック部材47は、無端搬送体44
の回送に伴って一体的に搬送されていくが、ガイドロー
ラ81が断面コ字形状となったガイド部材87内部を転
動しながら移動することにより、金属シート2の側端部
を掴持した場合においても一定の姿勢を保って安定に走
行する。また、チャック部材47の搬送路の上方には、
チャック部材47が金属シート2を掴持する位置と金属
シート2の掴持を解消する位置とに、カムフォロワ79
に係合して可動チャッキング部78を固定チャッキング
部73に対し開閉動作させるカム88が配設されている
とともに、この両カム88の間には、所定厚みの板材か
らなる開き防止ガイド板89が配設されている。この開
き防止ガイド板89は、カムフォロワ79の下方に摺接
して可動部74の回動を防止し、可動チャッキング部7
8が固定チャッキング部73から離間するのを阻止す
る。
【0040】図8は伸張機40の中央駆動機構43を示
す縦断面図である。この中央駆動機構43は、図1で説
明した搬送チェーン54と、この搬送チェーン54の外
側に多数個固定されたガイド片90とからなるセンター
ガイド部91を有している。
【0041】ガイド片90には、金属シート2の係合突
部22に下方から嵌まり込む掛止部92が突設されてい
る。また、センターガイド部91の上方には、金属シー
ト2の中央部をセンターガイド部91に押し付ける押さ
え板93が設けられている。
【0042】つぎに、上記構成となった伸張機40の作
用について、図9を参照しながら説明する。無端搬送体
44の回送に伴って移動されるチャック部材47は、網
目加工機39によりスリット67と湾曲膨出部68とを
形成されて送出される金属シート2に接する直前位置に
おいて、図9(a)に示すように、カムフォロワ79が
カム88に係合することにより、可動部74を介して可
動チャッキング部78が矢印で示すように固定チャッキ
ング部73から離間する開放方向に移動される。チャッ
ク部材47は、カムフォロワ79がカム88に転動する
ことによって上記の両チャッキング部73,78が開放
した状態を保持したまま金属シート2に近接移動されて
いき、開放した両チャッキング部73,78間に金属シ
ート2の側端部が入り込む。
【0043】両チャッキング部73,78間に入り込ん
だ金属シート2は、固定チャッキング部73の位置規制
用突部83に当接した時点で停止し、チャック部材47
に対し位置決めされる。その直後に、図9(b)に示す
ように、カムフォロワ79がカム88から離脱して、可
動部74が圧縮ばね82の付勢力により図の反時計方向
に回動し、可動チャッキング部78が金属シート2に当
接する。このとき、金属シート2の係合突起21は可動
チャッキング部78の係止凹所84内に入り込んで掛止
される。それにより、金属シート2は、従来の2本のチ
ェーン体19で上下から挟み込む不安定な係止とは異な
り、チャック部材47により確実に掴持されるととも
に、その直後にカムフォロワ79の下方に開き防止ガイ
ド板89が摺接して可動チャッキング部78の開方向へ
の移動が阻止されることにより、抜脱不能状態に保持さ
れ、チャック部材47により幅方向に伸張されていく。
【0044】チャック部材47は、金属シート2を直接
掴持する両チャッキング部73,78のみが硬質で強度
の大きい材質の金属で形成されているので、安価な構成
としながらも堅牢なものになっており、金属シート2を
拡張させるときに受ける引っ張り力などにより折損する
ことは殆どない。それにより、頻繁な部品交換による生
産性の低下を招くことはない。
【0045】また、チャック部材47は、図9(b)に
示すように、位置規制用突部83によって金属シート2
の掴み代pを規制しているので、可動チャッキング部7
8が固定チャッキング部73に対し閉じるよう作動した
ときに、可動チャッキング部78の係止凹所84の内面
を金属シート2の係合突部22に対し隙間なく接触させ
ることができる。それにより、チャック部材47は金属
シート2をがたつきなく確実に掴持することができる。
また、両チャッキング部73,78による金属シート2
の掴持力は、金属シート2の位置または厚みなどに対応
して開き防止ガイド板89の厚みを変えることにより、
任意に調整可能である。したがって、このチャック部材
47は、金属シート2の噛み込み強度が大き過ぎること
による金属シート2の損傷やしわの発生を未然に防止す
ることができる。また、金属シート2をエキスパンドメ
タルシートとした後に切断して除去する掴み代pは、図
15(a)に示した従来の切断除去する部分Pに比較し
て格段に小さくなり、材料ロスを大幅に低減できる利点
がある。
【0046】さらに、金属シート2を幅方向に展伸する
に際しては、両側の側部駆動機構42が金属シート2の
両側端部を同一水平面内でそれぞれ外側方に向け引っ張
りながら搬送するのに対し、中央駆動機構43が金属シ
ート2の中央部を上方へ向けた方向に搬送していく。こ
こで、中央駆動機構43のセンターガイド部91は、金
属シート2の搬送方向Fへの単位時間当たりの搬送距離
が側部駆動機構42による外側方への搬送距離とほぼ同
一になるような上がり勾配の傾斜角度に設定されてい
る。さらに、中央駆動機構43と側部駆動機構42との
各々の搬送距離の僅かな相違は、モータ57による中央
駆動機構43の搬送速度をモータ50による側部駆動機
構42の搬送速度よりも僅かに速く設定することで微調
整される。
【0047】それにより、金属シート2は幅方向の全体
が同一の搬送速度で搬送され、図15に実線で示すよう
に、L0=L1=L2となり、全体が均一に展伸される
ことによって中央部にしわが発生することがない。その
結果、図10に示した格子体31の目開きが均一で結節
部33に位置ずれのない芯材29を得ることができる。
【0048】これに対し従来のように同一平面上で展伸
した場合には、図15に2点鎖線で示すように、中央部
と幅方向の両側部との搬送距離が異なるために、中央部
にしわが発生する。
【0049】さらに、側部駆動機構42のチャック部材
47は、上述のように両チャッキング部73,78のみ
を硬質で強度が大きい金属で形成されて堅牢なものであ
る上に、金属シート2の幅方向の全体が同一の搬送速度
で搬送されることから、幅方向の引っ張り力を受けるの
みであり、長い寿命を確保することができる。
【0050】なお、前記実施の形態では、中央駆動機構
43を上方へ向け上がり勾配に傾斜したセンターガイド
部91を備えた構成としたが、センターガイド部91を
下方へ向け下り勾配に傾斜した配置で設けても、上述と
同様の効果を得ることができる。また、センターガイド
部91は、金属シート2の厚み方向に傾斜せずに側部駆
動機構42と同一平面上に配置しても、中央駆動機構4
3の搬送速度を側部駆動機構42に対し十分に速くなる
よう設定して、両駆動機構42,43の単位時間当たり
の搬送距離が同一になるようにすれば、上述と同様の効
果を得ることができる。さらに、上記の製造装置は、鉛
蓄電池用極板38の製造に限らず、ラス網などの展伸メ
ッシュシートの製造にも適用することができる。
【0051】
【0052】
【0053】
【発明の効果】本発明の鉛蓄電池用極板の製造装置によ
れば、金属シートをその幅方向の全体が同一の搬送距離
になるよう搬送することができ、金属シートの幅方向の
全体を均一に展伸できる。そのため、金属シートを、そ
の中央部にしわが発生せず、目開きが均一な格子体を有
する菱形網目形状に展伸できる。また、チャック部材
は、金属シートの幅方向の全体が同一の搬送速度で搬送
されることから、幅方向の引っ張り力を受けるのみであ
り、長い寿命を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る鉛蓄電池用極板の
製造装置を示す要部の概略斜視図。
【図2】同上装置における網目加工機の一部の拡大側面
図。
【図3】同上網目加工機における一対の加工ロールの一
部拡大正面図。
【図4】同上網目加工機により加工された金属シートの
一部を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図。
【図5】同上金属シートの斜視図。
【図6】図6の一部の拡大斜視図。
【図7】同上装置の伸張機における側部駆動機構の要部
を破断して示した斜視図。
【図8】同上装置の伸張機における中央駆動機構を示す
縦断面図。
【図9】同上伸張機の側部駆動機構の動作を説明するた
めのもので、(a)は金属シートを掴持する直前状態の
破断正面図、(b)は金属シートを掴持した状態の破断
正面図。
【図10】上記装置により製造された本発明の鉛蓄電池
用極板の芯材を示す平面図。
【図11】同上芯材を用いて構成された本発明の一実施
の形態に係る鉛蓄電池用極板の平面図。
【図12】従来の鉛蓄電池用極板の製造装置を示す斜視
図。
【図13】同上装置における伸張機を示す概略斜視図。
【図14】同上伸張機の金属シートを掴持した状態を示
し、(a)は側部駆動機構の縦断面図、(b)は中央駆
動機構の縦断面図。
【図15】同上伸張機による金属シートの展伸状態を示
す説明図。
【符号の説明】
2 金属シート 21 係合突起 22 係合突部 29 芯材 30 格子骨 31 格子体 33 結節部 37 活物質 38 鉛蓄電池用極板 39 網目加工機 40 伸張機 41 加工ロール 42 側部駆動機構 43 中央駆動機構 44 無端搬送体 47 チャック部材 50 モータ(側部駆動機構の駆動源) 57 モータ(中央駆動機構の駆動源) 58 円板状カッター 67 スリット 72 本体部 73 固定チャッキング部 78 可動チャッキング部 79 カムフォロワ 83 位置規制用突部 84 係止凹所 88 カム 89 開き防止ガイド板 91 センターガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬田 文明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−151625(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/74 B21D 31/04 H01M 4/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛または鉛合金からなる帯状の金属シート
    を長手方向に移送しながら、円板状カッターを有する少
    なくとも一対の加工ロールにより前記金属シートにその
    長手方向に沿った複数条のスリットを断続的、且つ千鳥
    状の配置で形成するとともに、前記金属シートの幅方向
    の中央部に係合突部を、且つ両側端部近傍に係合突起を
    それぞれ同時形成する網目加工機と、 前記スリットの形成された前記金属シートを幅方向に伸
    張して菱形網目形状とする伸張機とを備え、 前記伸張機は、 前記網目加工機から送出される金属シートの幅方向の両
    側部をそれぞれ外側方へ引っ張りながら搬送する側部駆
    動機構と、金属シートの幅方向の中央部を搬送方向に沿
    って案内しながら搬送する中央駆動機構とを備え、 前記中央駆動機構と前記側部駆動機構とが個別の駆動源
    により搬送駆動されるとともに、中央駆動機構が前記側
    部駆動機構よりも速い搬送速度で駆動するように設定さ
    れていることを特徴とする鉛蓄電池用極板の製造装置。
  2. 【請求項2】 側部駆動機構は、金属シートの幅方向の両
    側近接位置からこれの搬送方向に向かって互いに拡開す
    る向きにそれぞれ配置され、駆動源により回送駆動され
    る二つの無端搬送体と、前記両無端搬送体にそれぞれ一
    定間隔で多数個配設され、前記スリットの形成された金
    属シートの両側の係合突起を順次掴持して前記無端搬送
    体により搬送されるのに伴い前記金属シートを伸張さ
    せ、伸張後に掴持を解除するチャック部材とを有してい
    る請求項1記載の鉛蓄電池用極板の製造装置。
  3. 【請求項3】 チャック部材は、 無端搬送体に固着された本体部と、 この本体部の端部に配設された固定チャッキング部と、 この固定チャッキング部に対し開閉自在となるよう連結
    されて前記固定チャッキング部との間に金属シートの係
    合突起を掴持する可動チャッキング部と、 この可動チャッキング部に設けられ、前記チャック部材
    の搬送路に沿って配設されたカムに係合して前記可動チ
    ャッキング部を固定チャッキング部に対し開閉するよう
    作動させるカムフォロワとを有している請求項2記載の
    鉛蓄電池用極板の製造装置。
  4. 【請求項4】 チャック部材の固定チャッキング部に、
    金属シートの幅方向の側端部を当接させる位置規制用突
    部が設けられているとともに、可動チャッキング部に、
    前記金属シートの係合突起に対し挿入させて掛止する係
    止凹所が設けられている請求項3記載の鉛蓄電池用極板
    の製造装置。
  5. 【請求項5】 チャック部材の搬送路に、前記チャック
    部材のカムフォロワにおけるカムが係合する部位とは反
    対側の部位に係合して可動チャッキング部の固定チャッ
    キング部から離間する開放方向への移動を阻止する開き
    防止ガイド板が配設され、この開き防止ガイド板の位置
    により前記両チャッキング部による金属シートの掴み強
    度が設定されている請求項3または4記載の鉛蓄電池用
    極板の製造装置。
  6. 【請求項6】 鉛または鉛合金からなる帯状の金属シー
    トを長手方向に移送しながら、円板状カッターを有する
    少なくとも一対の加工ロールにより前記金属シートにそ
    の長手方向に沿った複数条のスリットを断続的、且つ千
    鳥状の配置で形成するとともに、前記金属シートの幅方
    向の中央部に係合突部を、且つ両側端部近傍に係合突起
    をそれぞれ同時形成する網目加工機と、 前記スリットの形成された前記金属シートをその幅方向
    の両側部をそれぞれ外側方に引っ張りながら前記搬送方
    向に搬送して伸張することにより、前記金属シートを菱
    形網目形状とする伸張機とを備え、 前記伸張機は、前記金属シートにおける幅方向の中央箇
    所を、前記金属シートの厚み方向の一方側へ向けて傾斜
    した直線方向に沿って徐々に案内して、前記金属シート
    を山形に折り曲げながら搬送するセンターガイド部を有
    していることを特徴とする鉛蓄電池用極板の製造装置。
  7. 【請求項7】 伸張機は、 金属シートの幅方向の両側部をそれぞれ外側方へ引っ張
    りながら搬送する側部駆動機構と、金属シートの幅方向
    の中央部を搬送方向に沿って案内しながら搬送する中央
    駆動機構とを備え、 前記中央駆動機構と前記側部駆動機構とが個別の駆動源
    により搬送駆動されるとともに、中央駆動機構が前記側
    部駆動機構よりも速い搬送速度で駆動するように設定さ
    れている請求項6記載の鉛蓄電池用極板の製造装置。
  8. 【請求項8】 鉛または鉛合金からなる帯状の金属シー
    トを長手方向に移送しながら、円板状カッターを有する
    少なくとも一対の加工ロールにより前記金属シートにそ
    の長手方向に沿った複数条のスリットを断続的、且つ千
    鳥状の配置で形成するとともに、前記金属シートの中央
    部に係合突部を、且つ両側端部近傍に係合突起をそれぞ
    れ同時形成する網目加工機と、 前記スリットの形成された前記金属シートを幅方向に伸
    張して菱形網目形状とする伸張機とを備え、 前記伸張機は、 前記網目加工機から送出される前記金属シートの幅方向
    の両側近接位置からこれの搬送方向に向かって互いに拡
    開する向きにそれぞれ配置され、駆動源により回送駆動
    される二つの無端搬送体と、 前記両無端搬送体にそれぞれ一定間隔で多数個配設さ
    れ、前記スリットの形成された前記金属シートの両側の
    前記係合突起を順次掴持して前記無端搬送体により搬送
    されるのに伴い前記金属シートを伸張させ、伸張後に掴
    持を解除するチャック部材と、 前記金属シートにおける幅方向の中央箇所を、前記金属
    シートの厚み方向の一方側へ向けて傾斜した直線方向に
    沿って徐々に案内しながら搬送するセンターガイド部
    と、 を備えていることを特徴とする鉛蓄電池用極板の製造装
    置。
  9. 【請求項9】 鉛または鉛合金からなる帯状の金属シー
    トを長手方向に移送しながら、円板状カッターを有する
    少なくとも一対の加工ロールにより前記金属シートにそ
    の長手方向に沿った複数条のスリットを断続的、且つ千
    鳥状の配置で形成するとともに、前記金属シートの幅方
    向の中央部に係合突部を、且つ両側端部近傍に係合突起
    をそれぞれ同時形成する網目加工機と、 前記スリットの形成された前記金属シートを幅方向に伸
    張して菱形網目形状とする伸張機とを備え、 前記伸張機は、 前記網目加工機から送出される前記金属シートに対し幅
    方向の両側近接位置からこれの搬送方向に向かって互い
    に拡開する向きに配置され、駆動源により回送駆動され
    る二つの無端搬送体と、 前記両無端搬送体にそれぞれ所定間隔で多数個配設さ
    れ、前記スリットの形成された前記金属シートの幅方向
    の両端部を順次掴持して前記無端搬送体により搬送され
    るのに伴い前記金属シートを伸張させ、伸張後に掴持を
    解除するチャック部材と、 前記金属シートにおける幅方向の中央箇所を、前記金属
    シートの厚み方向の一方側へ向けて傾斜した直線方向に
    沿って徐々に案内しながら搬送するセンターガイド部
    と、 を備えていることを特徴とする展伸メッシュシートの製
    造装置。
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