JP3474034B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3474034B2
JP3474034B2 JP22068695A JP22068695A JP3474034B2 JP 3474034 B2 JP3474034 B2 JP 3474034B2 JP 22068695 A JP22068695 A JP 22068695A JP 22068695 A JP22068695 A JP 22068695A JP 3474034 B2 JP3474034 B2 JP 3474034B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/32Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing in Braille or with keyboards specially adapted for use by blind or disabled persons

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  • Impact Printers (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、盲人読取り用の点字
や浮き出し文字,図形等の記録に好適な記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録紙上に盲人読取り用の点字を記録す
るには、従来、受け部材上に記録紙を配置し、先端がピ
ン状部材となった点字記録ペンにより記録紙を押圧して
凸状の点字を記録するのが一般的である。図12の
(a),(b),(c)は、この種の手動式の点字記録
器具を使用した点字の記録動作を示している。すなわ
ち、受け部材200上には、記録紙Pを押し込むための
溝200aがあらかじめ形成してあり、点字記録ペンの
先端に設けたピン状部材201によって記録紙Pをこの
溝200a内に押し込むことにより、凸状の点字P1を
記録する。
【0003】このような点字記録器具を使用した点字の
記録作業は、手作業で行なうため作業能率が悪いことが
指摘されている。そこで、近年、自動的に点字を記録で
きるようにした記録装置が提案されている(実開昭56
−24244号公報参照)。同公報に開示された記録装
置は、図14に示すように、プラテン100の表面に配
置した記録媒体(例えば、記録紙)Pに対し、記録ペン
101の先端部を押し込むことによって点字、浮き出し
文字,図形等を自動的に形成する構成を備えている。
【0004】すなわち、プラテン100の中心軸の一端
には、第1のパルスモータ102が設けてあり、この第
1のパルスモータ102によってプラテン100を正逆
転する。このプラテン100は、表面がゴム材料で形成
してあり、記録ペン101の押し込み動作に対応して柔
軟に変形する。記録ペン101の先端部にはピン状部材
101aが設けてあり、このピン状部材101aを記録
ペン101の本体部に設けたペン駆動用マグネット10
3によって軸方向に駆動する構成となっている。
【0005】記録ペン101は、シャフト104に案内
されてプラテン100の軸方向に往復移動自在となって
いる。そして、記録ペン101は、プーリ105に巻き
かけられたワイヤ106からなる動力伝達手段によっ
て、第2のパルスモータ107に連結している。第2の
パルスモータ107は、記録ペン101をプラテン10
0の軸方向に駆動する。なお、108は、プラテン10
0に記録媒体Pを押さえ付けるための紙押えである。
【0006】第1のパルスモータ102に駆動信号が入
力されるとプラテン100が回転し、プラテン100の
表面に紙押え108で押圧された記録媒体Pを、正方向
または逆方向に搬送する。また、第2のパルスモータ1
07に駆動信号が入力されると、動力伝達手段を介して
記録ペン101に駆動力が伝達され、記録ペン101が
プラテン100の軸方向に移動する。これら記録媒体P
の搬送動作および記録ペン101の移動によって、ピン
状部材101aを記録媒体Pの窪みを形成すべき所要位
置に対向させる。
【0007】ピン状部材101aは、ペン駆動用マグネ
ット103の吸引力により記録媒体Pを介してプラテン
100へ押し付けられ、同吸引力が解除されると記録媒
体Pから離間する。ピン状部材101aが記録媒体Pを
介してプラテン100に押し付けられると、記録媒体P
におけるピン状部材101aの押し込み箇所がプラテン
100に沈み込み、反対面側に凸部を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した従来の
記録装置は、手動式の点字記録器具に比べ迅速かつ能率
的に点字を記録できるという特徴を有しているものの、
記録媒体Pの受け部材であるプラテン100が柔軟性の
あるゴム材料で形成してあったので、次のような問題が
あった。すなわち、上述した従来の記録装置では、図1
3の(a),(b),(c)に示すように、ピン状部材
101aの先端が記録媒体Pを挟んでプラテン100に
押し付けられると、その押圧力に応じてプラテン100
が沈み込み、中間に挟まれた記録媒体Pに凸状の点字P
1が形成される。
【0009】このようにして形成される点字の高さ、す
なわちピン状部材101aの沈み込み量は、ピン状部材
101aの押圧力、プラテン100の弾性力(反発
力)、及び記録媒体Pのもつ反発力によって決まるが、
プラテン100を全面にわたり均質に製作することは困
難であり、さらに繰り返しの使用により、プラテン10
0を形成するゴム材料が経時的に劣化し、弾性力が変化
することは防止できない。また、記録媒体Pのもつ反発
力も、記録媒体Pによって材質や厚さが異なり、しかも
周囲の湿度環境によって大きく変化するために、一定の
値に設定することはできない。
【0010】その結果、ピン状部材101aの沈み込み
量がばらつくことは回避できず、記録媒体Pに記録した
点字の高さが一定とならない、すなわち良好な点字品質
を期待できないという問題があった。
【0011】なお、従来の手動式点字記録器具の受け部
材200に設けたような溝200aをプラテン100に
設け、この溝にピン状部材101aを押し込むことによ
って点字P1を記録する構成も考えられる。しかし、プ
ラテン100をこのような構成とした場合、点字どうし
の間隔や点字の大きさ(径)等をユーザが自由に選択で
きないという問題が生じる。
【0012】この発明はこのような問題に鑑みてなされ
たもので、ピン状部材の記録媒体に対する押し込み量を
一定にすることができ、しかも簡単な構成で安価に製作
できる記録装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、記録媒体を表面で受ける受け部材と、ピ
ン状部材と、このピン状部材を軸方向に移動自在な状態
で受け部材に対向させて支持するホルダと、ピン状部材
を押圧して軸方向に移動させることにより、受け部材上
に配置した記録媒体に先端部を押し込ませる駆動手段
と、ピン状部材の軸方向の移動量を規制する移動量規制
手段とを備え、その移動量規制手段を上記ピン状部材と
ホルダの相互間に設け、そのホルダに筒状部材を螺合す
るとともに、この筒状部材の中空部を貫通して上記ピン
状部材を配設し、かつそのピン状部材を段付き形状と
し、その段付き部を上記筒状部材に当接させるようにし
て、上記ピン状部材の軸方向の移動量を規制するように
して上記移動量規制手段を構成している。
【0014】
【作用】ピン状部材は移動量規制手段によって軸方向の
移動が規制されるため、記録媒体に対する同部材の押し
込み量は、受け部材及び記録媒体の反発力の大きさにか
かわらず常に一定の値となる。ここで、移動量規制手段
としては、例えば、図10に示すように、ピン状部材2
0の先端から押し込み量だけの長さを隔てた位置に形成
した段付き部21’で構成することができる。この段付
き部21’が記録媒体Pに当接すると、ピン状部材20
はそれ以上の押し込みが規制され、その結果、記録媒体
Pに対するピン状部材20の押し込み量を常に一定にす
ることができる。
【0015】もっとも、記録媒体Pに当接させる段付き
部21’で構成した移動量規制手段では、記録媒体Pに
複数の凸部(点字)P1を形成する場合、それら凸部P
1の形成間隔が狭いと、図10に示すように段付き部2
1’が近傍箇所に形成した凸部P1を受け部材2側に圧
迫するため、該凸部P1が押し潰されてしまうおそれが
ある。そこで、この発明では、移動量規制手段を、ピン
状部材とこれを支持するホルダの相互間に設けることに
より、既に形成した凸部に圧迫を加えることなく、ピン
状部材の移動量を規制できる構成とすることが好まし
い。
【0016】
【0017】
【0018】なお、この発明の記録装置によって、記録
媒体に盲人読取り用の点字を形成する場合は、受け部材
の表面層を硬度30°乃至50°のゴム材で形成すると
ともに、ピン状部材の先端を球面状とし、かつ移動量規
制手段によって、記録媒体に対するピン状部材の押し込
み量を、記録媒体に形成する点字の狙い高さより大きな
所定の値となるように設定することにより、適正な点字
を記録媒体に形成することができた。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1は実施例に係る記録装置の外
観を示す斜視図、図2は同装置の断面側面図である。装
置本体1の内部には、受け部材としての円柱状のプラテ
ン2が軸を横方向にして配設してある。プラテン2の両
端はそれぞれ装置本体1の側壁に図示しない軸受を介し
て回転自在に支承してある。プラテン2の表面層は、弾
力性のあるゴム材によって形成してある。このプラテン
2は、図示しない回転モータからの駆動力によって、軸
中心に回転する。この回転動作により、プラテン2の表
面に配置した記録紙などの記録媒体を送る。
【0020】プラテン2の表面には紙押えバー3が接離
自在となっており、プラテン2の表面に配置した記録紙
等の記録媒体を軽い力で押圧し、該記録媒体のプラテン
2からの浮き上がりや位置ずれを防止できるようになっ
ている。また、装置本体1の内部には、金属棒からなる
第1,第2のガイドシャフト4,5がプラテン2と平行
に設けてあり、第1のガイドシャフト4に記録ヘッド6
が移動自在に装着してある。記録ヘッド6は図示しない
駆動モータからの駆動力を受けて、第1のガイドシャフ
ト4に沿って軸方向に往復移動する。
【0021】図3は記録ヘッドを拡大して示す側面図、
図4は同じく記録ヘッドの斜視図である。記録ヘッド6
には、ホルダ10が固定してある。このホルダ10に
は、複数本のピン状部材20が軸方向に移動自在な状態
で装着してある。図5はホルダ10によるピン状部材2
0の支持構造を示している。同図に示すように、ホルダ
10の前後端壁10a,10bにはピン状部材20を挿
通する支持孔11,12が穿設してある。後端壁10b
に穿設した支持孔12は、ピン状部材20の後端部を挿
通して軸方向へ移動自在に支持している。
【0022】また、ピン状部材20の先端から所定の長
さ後方に下がった部位には、図6に拡大して示すように
段付き部21が形成してあり、この段付き部21を境に
先端側は細径となっている。そして、ホルダ10の前端
壁10aに穿設した支持孔11は、この細径部分を軸方
向への移動自在に支持している。支持孔11の直径は、
ピン状部材20の段付き部21より後方部分の直径より
小さく、したがって、ピン状部材20は、段付き部21
がホルダ10の前端壁10aに当接して、それ以上前方
へは移動できないようになっている。すなわち、ピン状
部材20に形成した段付き部21と、支持孔11を穿設
したホルダ10の前端壁10aとによって、ピン状部材
20の軸方向前方への移動量を規制する移動量規制手段
が構成されている。
【0023】ここで、ホルダ10に装着した複数のピン
状部材20は、各々先端から段付き部21までの長さを
異ならせてある。これにより、各ピン状部材20は、軸
方向前方への移動量がそれぞれ異なった値となってい
る。ピン状部材20の段付き部21よりさらに後方の任
意の部位には、別の段付き部22が形成してあり、この
段付き部22とホルダ10の前端壁10aとの間に、圧
縮コイルばね13が設けてある。この圧縮コイルばね1
3は、ピン状部材20を後方へと付勢しており、この圧
縮コイルばね13の付勢力によって、ピン状部材20
は、常時後方に移動した状態となっている。
【0024】図3及び図4に示すように、この実施例で
は、ホルダ10の上下二段にそれぞれ複数本のピン状部
材20が装着してある。これらのピン状部材20は、い
ずれもプラテン2の中心軸とほぼ直交する方向にその軸
を配置してあるとともに、先端がプラテン2の表面と対
向した状態におかれている。
【0025】第2のガイドシャフト5には、ピン状部材
20を軸方向に移動させるための駆動力伝達機構7が搭
載してある。この駆動力伝達機構7は、支軸31を中心
にそれぞれ回動する第1,第2の押出しアーム32,3
3と、これら各押し出しアーム32,33の一端に設け
たピン状の押出し部材34,35で構成してある。この
駆動力伝達機構7は、第2のガイドシャフト5に沿って
移動自在となっている。また、各押出しアーム32,3
3の他端には、第2のガイドシャフト5と平行に延びる
係合レール32a,33aが形成してある。
【0026】記録ヘッド6には、ピン状部材20の駆動
手段として、第1,第2の駆動シリンダ41,42が設
けてある。第1の駆動シリンダ41の駆動ロッド41a
の先端は、第1の押出しアーム32に形成した係合レー
ル32aに係合しており、同様に第2の駆動シリンダ4
2の駆動ロッド42aの先端は、第2の押出しアーム3
3に形成した係合レール33aに係合している。さら
に、記録ヘッド6には駆動力伝達機構7を連結するため
の鉤状の連結部材43が設けてあり、同じく記録ヘッド
6に設けたソレノイド44によってこの連結部材43を
駆動する構造となっている。連結部材43を介して記録
ヘッド6に連結した駆動力伝達機構7は、記録ヘッド6
と一体に移動する。この連結したときの相対位置によっ
て、第1,第2の押出しアーム32,33に設けた押出
し部材34,35を、任意のピン状部材20の後端と対
向させることができる。
【0027】ここで、第1の押し出しアーム32に設け
た押出し部材34は、ホルダ10の上段側に装着したい
ずれかのピン状部材20の後端と対向し、また第2の押
出しアーム33に設けた押出し部材35は、ホルダ10
の下段側に装着したいずれかのピン状部材20の後端と
対向する。各駆動シリンダ41,42の駆動力は、ピン
状部材20を後方に付勢する圧縮コイルばね13の付勢
力、プラテン2の弾性力及び記録部材の反発力の総和よ
り大きく設定してあり、したがって、ピン状部材20の
段付き部21がホルダ10の前端壁10aに当接してそ
れ以上の移動が規制されるまで、ピン状部材20を軸方
向の前方へと移動させる。
【0028】また、ホルダ10の後端壁10bには、図
3に示すように、各ピン状部材20の後端に当接するロ
ックプレート14が設けてある。圧縮コイルばね13の
付勢力によって後方に移動した状態にあるピン状部材2
0は、このロックプレート14に当接し、それ以上後方
へ移動することを規制される。なお、押出し部材34,
35は後方に移動可能となっており、ピン状部材20の
段付き部21およびホルダ10の前端壁10aに過大な
衝撃力が加わるのを防止している。
【0029】次に、この実施例に係る記録装置の動作を
説明する。記録動作に使用するピン状部材20は、点字
等を記録する記録媒体の厚さに応じて適当な移動量のも
のを選択する。例えば、厚い記録媒体に点字を記録する
場合には、記録媒体の弾性率がプラテンゴムの弾性率よ
りも大きいため、ゴムの変形がペン先の近傍に限定され
なくなる。このため、ペン先近傍の紙に応力が集中しに
くくなるので、記録媒体が塑性変形しにくくなる。よっ
て、ピン状部材20の軸方向への移動量を多くする必要
がある。逆に、薄い記録媒体に記録する場合は、軸方向
前方への移動量が少ないピン状部材20を選択すればよ
い。
【0030】記録ヘッド6を第1のガイドシャフト4に
沿って移動させ、選択したピン状部材20の後端が、第
1又は第2の押出しアーム32,33に設けた押出し部
材34,35と対向した位置でソレノイド44を作動
し、連結部材43により記録ヘッド6と駆動力伝達機構
7とを連結する。記録ヘッド6に連結された駆動力伝達
機構7は、記録ヘッド6と一体に移動する。
【0031】プラテン2の表面上に記録媒体を配置し
て、紙押えバー3によって記録媒体を軽く押圧しプラテ
ン2の表面からの浮きを防止する。そして、プラテン2
を回転駆動して記録媒体を送るとともに、記録ヘッド6
を第1のガイドシャフト4に沿って移動させ、記録媒体
上の記録しようとする位置にピン状部材20の先端を対
向させる。
【0032】続いて、第1又は第2の駆動シリンダ4
1,42を作動して、第1又は第2の押出しアーム3
2,33を回動させ、ピン状部材20の後端に対向する
押出し部材34又は35により、ピン状部材20を軸方
向の前方に押し出す。なお、以下の説明は便宜的に第1
の駆動シリンダ41及び第1の押出しアーム32の駆動
により、ピン状部材20を押し出すものとする。
【0033】第1の駆動シリンダ41の駆動力によって
前方に押し出されたピン状部材20は、その先端部によ
ってプラテン2の表面上に配置した記録媒体をプラテン
2側に押し込む。このとき、ピン状部材20は、ホルダ
10の前端壁10aに段付き部21が当接することによ
り、軸方向前方への移動量が規制されているので、記録
媒体の押し込み量が常に一定となる。その結果、記録媒
体に形成された点字等の凸部は、記録媒体の品質や周囲
の湿度環境にかかわらず均一な高さとなる。しかも、ピ
ン状部材20は規制された押し込み量だけ記録媒体を押
し込み、それ以上の過大な負荷を記録媒体に与えないの
で、記録媒体の破れ等を防止することができる。
【0034】その後、第1の駆動シリンダ41の駆動力
を解除すると、ピン状部材20は圧縮コイルばね13の
付勢力によって軸方向の後方に移動して、作動前の状態
に戻る。次いで、記録ヘッド6を移動するとともに、必
要に応じてプラテン2を回転させ、記録媒体上の次に記
録しようとする位置にピン状部材20を対向させ、上述
と同様の記録動作を実行する。
【0035】さて、この発明者らは、ピン状部材20に
段付き部21を設けず軸方向前方への移動量をなんら規
制しないピン状部材を製作し、同移動量を段付き部21
によって規制したピン状部材20との比較実験を行なっ
た。勿論、前者のピン状部材に対する押圧力は適度な大
きさに調整するようにした。その結果、移動量をなんら
規制しない前者のピン状部材で記録紙に形成した点字
は、32個中14個に破れを生じたのに対し、移動量を
規制した後者のピン状部材20は、同じ記録紙に形成し
た点字72個のうち1個だけに破れが生じたに過ぎなか
った。また、後者のピン状部材20で形成した点字は、
ほぼ均一な高さとなっていた。
【0036】図8は、点字高さに影響すると思われる各
種構成要因についての実験データを示している。すなわ
ち、縦軸に点字高さのばらつき度合い(S/N比)をと
り、横軸に各種構成要因を配列している。各種構成要因
は、図中A,B,C,D,E,F,Gで示してあり、そ
れぞれ2つ又は3つの内容の異なる試料を用意して、点
字高さのばらつき度合いを調べた。
【0037】このうち、構成要因Bは、プラテン2のゴ
ム硬度を示しており、B−1がゴム硬度33〜46°、
公称30°のプラテン2を試料とし、B−2がゴム硬度
63〜71°、公称60°のプラテン2を試料としたも
のである。図8から明らかなように、ゴム硬度が公称3
0°のゴム材で製作したプラテン2を使用した方が、点
字高さのばらつき度合いが小さく、均一となることがわ
かる。
【0038】また、構成要因Eは、ピン状部材20の先
端形状を示しており、E−1が先端形状を曲率の小さな
球面形状にしたピン状部材20を試料とし、E−2が先
端形状を曲率の大きな湾曲形状にしたピン状部材20を
試料とし、E−3が先端形状を軸に直交する平坦面とし
たピン状部材20を試料としたものである。図8から明
らかなように、ピン状部材20の先端形状は球面形状と
した場合が、点字高さのばらつき度合いが小さく、均一
となることがわかる。さらに図8から、これらプラテン
2のゴム硬度及びピン状部材20の先端形状は、他の構
成要因(A,C,D,F,G)に比べ、点字高さのばら
つき度合いに大きく影響することがわかる。
【0039】図9は、点字高さに影響すると思われる各
種構成要因についての別の実験データを示している。す
なわち、縦軸に点字形成の感度をとり、横軸に各種構成
要因を配列している。ここで、点字形成の感度とは、ピ
ン状部材20の押し込み量が点字の狙い高さに近づく程
度を意味ししている。各種構成要因は、図8の実験デー
タと同様とした。すなわち、A,B,C,D,E,F,
Gを構成要因とし、それぞれ2つ又は3つの内容の異な
る試料を用意して、点字形成の感度を調べた。
【0040】このうち、構成要因Bは、図8の実験デー
タと同様、プラテン2のゴム硬度を示しており、B−1
がゴム硬度33〜46°、公称30°のプラテン2を試
料とし、B−2がゴム硬度63〜71°、公称60°の
プラテン2を試料としたものである。図9から明らかな
ように、ゴム硬度が公称30°のゴム材で製作したプラ
テン2を使用した方が、点字形成の感度が良好となる、
すなわち狙い高さ通りの点字を容易に形成できることが
わかる。
【0041】また、構成要因Eは、図8の実験データと
同様、ピン状部材20の先端形状を示しており、E−1
が先端形状を曲率の小さな球面形状にしたピン状部材2
0を試料とし、E−2が先端形状を曲率の大きな湾曲形
状にしたピン状部材20を試料とし、E−3が先端形状
を軸に直交する平坦面としたピン状部材20を試料とし
たものである。
【0042】図9から明らかなように、ピン状部材20
の先端形状は球面形状とした場合が、点字形成の感度が
良好で、狙い高さ通りの点字を容易に形成できることが
わかる。そして、これらプラテン2のゴム硬度及びピン
状部材20の先端形状は、他の構成要因(A,C,D,
F,G)に比べ、点字形成の感度に大きく影響すること
がわかる。なお、この実験の過程で、ピン状部材20の
記録媒体への押し込み量は、記録媒体に形成する点字の
狙い高さより大きくする必要があることがわかった。
【0043】図11は、点字の形成間隔とつぶれとの関
係を示している。記録媒体Pに複数の点字P1を形成す
る場合、点字P1の間隔が狭過ぎると、同図に示したよ
うにピン状部材20の押圧力が隣接する点字P1にも作
用し、該点字P1の凸部がプラテン2に押し付けられて
つぶれる危険がある。この発明者らの実験によれば、一
般的な点字、すなわち直径1.5mm程度、高さ0.4
mm程度の点字P1を複数形成する場合、隣接する点字
P1の間隔を2mm以上確保しなければ、ピン状部材2
0の押圧力によって、既に形成した近傍の点字P1につ
ぶれを生じる危険が高いことがわかった。
【0044】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れるものではない。例えば、上記の実施例では、ホルダ
10に複数本のピン状部材20を装着したが、そのうち
の何本かは墨字形成用の記録ペンに交換してもよい。こ
のようにホルダ10にピン状部材20と墨字形成用記録
ペンとを装着することにより、ピン状部材20を選択し
て、点字や浮き出し文字,図形等を記録できるととも
に、墨字形成用記録ペンの選択によって墨字で文字,図
形等を記録することができるようになる。
【0045】また、ピン状部材20の軸方向の移動量を
規制する移動量規制手段に、該移動量を微調整できる移
動量調整手段を設けることもできる。図7は、このよう
な移動量調整手段を有する移動量規制手段の例を示す断
面図である。すなわち、ホルダ10の前端壁10aにお
ける、先の実施例で支持孔11を形成した部分にねじ孔
51を形成するとともに、ねじ部52aを外周に形成し
た筒状部材52を用意し、ねじ孔51に筒状部材52を
螺合するようにする。筒状部材52の中空部52bは先
に説明した実施例の支持孔11とほぼ同程度の直径と
し、この中空部52bにピン状部材20の先端細径部分
を挿通して支持する。そして、筒状部材52の後端部に
ピン状部材20の段付き部21を当接させることによ
り、ピン状部材20の軸方向前方への移動量を規制した
構成とする。なお、筒状部材52の後端部を補強するた
め、該端部に鍔部52cを形成してもよい。
【0046】このような構成にすれば、筒状部材52の
ねじ孔51へのねじ込み量を調整することにより、ピン
状部材20の段付き部21が当接する筒状部材52の後
端部の位置が変わり、それに伴いピン状部材20の移動
量を任意に調整することができる。ここで、筒状部材5
2を硬質の金属材料で形成するとともに、ホルダ10の
前端壁10aに硬質の金属部材53を埋込み、該金属部
材53にねじ孔51を形成すれば、ピン状部材20の段
付き部21が筒状部材52の後端部に当接した際の衝撃
によって、ねじ山がつぶれたり、前端壁10aが損傷す
ることを防止できる。
【0047】さらに、押えねじ54によって筒状部材5
2を側方から押圧固定する構成を付加すれば、筒状部材
52の螺合位置が不用意に変動するおそれがなくなり、
ピン状部材20の移動量を一定にすることができる。筒
状部材52の固定手段としては、図7に示した押えねじ
による構成の他、例えば、筒状部材52のねじ部52a
に一組のナット部材を螺合し、これらナット部材でホル
ダ10の前端壁10aを両面から押圧する構成とするこ
ともできる。なお、筒状部材52のねじ込み量を調整
後、筒状部材52をホルダの前端壁10aに接着しても
よい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、移動量規制手段に
より、ピン状部材の記録媒体に対する押し込み量を一定
にすることができ、その結果、記録媒体に点字等の凸部
を破れが生じることなく均一な高さで形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る記録装置の外観を示す
斜視図である。
【図2】同じく記録装置の断面側面図である。
【図3】同装置の記録ヘッドとその周辺部分を拡大して
示す側面図である。
【図4】同じく記録ヘッドとその周辺部分を拡大して示
す斜視図である。
【図5】記録ヘッドに設けたホルダとピン状部材の構成
を拡大して示す断面平面図である。
【図6】ホルダの前端壁とピン状部材の先端部の構成を
さらに拡大して示す平面図である。
【図7】移動量規制手段の変形例を示す断面平面図であ
る。
【図8】点字高さに影響すると思われる各種構成要因に
ついての実験データを示す図である。
【図9】点字高さに影響すると思われる各種構成要因に
ついての他の実験データを示す図である。
【図10】移動量規制手段の一例を示す断面正面図であ
る。
【図11】点字の形成間隔とつぶれとの関係を示す断面
正面図である。
【図12】従来の手動式の点字記録器具を使用した点字
の記録動作を示す断面正面図である。
【図13】図14に示した従来の記録装置における点字
の記録動作を示す断面正面図である。
【図14】従来の記録装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:装置本体 2:プラテン 4:第1のガイドシャフト 5:第2のガイドシャフト 6:記録ヘッド 7:駆動力伝達機構 10:ホルダ 10a:前端壁 11:支持孔 13:圧縮コイルばね 14:ロックプレート 20:ピン状部材 21:段付き部 31:支軸 32:第1の押出しアーム 33:第2の押出しアーム 34,35:押出し部材 36:圧縮ばね 41:第1の駆動シリンダ 42:第2の駆動シリンダ 43:連結部材 44:ソレノイド 51:ねじ孔 52:筒状部材 52a:ねじ部 52b:中空部 52c:鍔部 53:金属部材 54:押えねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−340123(JP,A) 特開 昭49−107432(JP,A) 特開 昭61−229587(JP,A) 特開 平1−291954(JP,A) 特開 昭48−3014(JP,A) 実開 平1−110924(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/32 B41J 2/265 B41J 2/285

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を表面で受ける受け部材と、ピ
    ン状部材と、このピン状部材を軸方向に移動自在な状態
    で前記受け部材に対向させて支持するホルダと、前記ピ
    ン状部材を押圧して軸方向に移動させ、前記受け部材上
    に配置した記録媒体に先端部を押し込ませる駆動手段
    と、前記ピン状部材の軸方向の移動量を規制する移動量
    規制手段とを備え、該移動量規制手段を前記ピン状部材
    と前記ホルダの相互間に設け、前記ホルダに筒状部材を
    螺合するとともに、この筒状部材の中空部を貫通して前
    記ピン状部材を配設し、かつ前記ピン状部材を段付き形
    状とし、その段付き部を前記筒状部材に当接させるよう
    にして、前記ピン状部材の軸方向の移動量を規制するよ
    うにして前記移動量規制手段を構成したことを特徴とす
    る記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ピン状部材の押し込みによって記録
    媒体に盲人読取り用の点字を形成する請求項1記載の記
    録装置において、 前記受け部材の表面層を硬度30°乃至50°のゴム材
    で形成するとともに、前記ピン状部材の先端を球面状と
    し、かつ前記移動量規制手段によって、前記記録媒体に
    対するピン状部材の押し込み量を、前記記録媒体に形成
    する点字の狙い高さより大きな所定の値となるように設
    定することを特徴とする記録装置。
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