JP3473399B2 - 制御システムにおけるクロック動作監視装置及び方法 - Google Patents

制御システムにおけるクロック動作監視装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるクロック信
号によって動作するCPUを含む複数の論理回路を備え
た制御システムにおけるクロック動作監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の論理回路においては、論理回路を
動作させるクロックの停止検出回路として、一般的に単
安定マルチバイブレータが備えられている。単安定マル
チバイブレータでは、その出力レベルが所定のレベルか
ら遷移したことをもってクロック信号入力が停止したこ
とを検出する。しかし、単安定マルチバイブレータを用
いた場合、回路の外部にコンデンサ、抵抗器等の論理素
子以外の素子を使用する必要があるため、ゲートアレイ
等の論理素子を用いた集積回路には使用できないという
問題がある。
【0003】この問題を解決するものとして、特開平5
−22032号公報及び特開平6−85628号公報に
示す例がある。これらの例では、被検出クロック信号の
発振停止を、他の検出用クロック信号を用いて検出して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、CPU等を含む
複数の論理回路によって構成される制御システムにおい
ては、一般的にそれぞれ独立したクロック信号を各論理
回路に印加する手法が用いられている。このような独立
したクロック信号で動作するCPU及び論理回路を備え
る制御システムにおいても、前記従来の方法により論理
回路のクロック信号の発振停止を検出するためには、専
用の検出クロックが必要となる。
【0005】そこで本発明の目的は、CPUがデジタル
論理回路を動作させるクロック信号の異常を監視するこ
とができるように構成し、従来技術のように検出用のク
ロックを増加することなく、前記制御システムにおいて
論埋回路のクロックの異常を検出することにある。
【0006】本発明の別の目的は、独立したクロック信
号でそれぞれ動作する3以上の論理回路で構成される制
御システムにおいても、検出用のクロックを増加するこ
となく、相互にクロック信号の異常を監視することがで
きるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なるクロッ
ク信号によって動作する複数の論理回路を備えた制御シ
ステムにおけるクロック動作監視装置に関する。本発明
のクロック動作監視装置は、前記論理回路中の周期T1
の被検出クロック信号によって動作する論理回路内に備
えられた状態数nのカウンタと、前記論理回路中の前記
被検出クロック信号以外のクロック信号によって動作す
る論理回路内に備えられ、前記カウンタの値を周期T2
(但し、T1<T2<T1×n)で読み出すカウンタ読
み出し手段と、前記カウンタの読み出し毎に、該カウン
タの値と、直前に読み出したカウンタの値に基いて算出
される予測値とを比較するカウンタ値比較手段と、前記
比較の結果、前記カウンタの値が前記予測値から外れて
いると判断された場合に、前記被検出クロック信号が異
常であることを通知する通知手段とを備えて構成され
る。前記構成において制御システムは、論理回路を動作
させるクロック以外にクロックを生成する必要がない。
【0008】ここで、前記カウンタ読み出し手段を備え
た論理回路をCPUで構成し、該CPUにおいて前記カ
ウンタ値比較手段を実現することが好ましい。
【0009】また、前記予測値は、Vpre<n−(T2
/T1)のときVpre+(T2/T1)、Vpre≧n−
(T2/T1)のときVpre+(T2/T1)−n(但
し、Vpreは、直前に読み出したカウンタの値)に基い
て与えられることが好ましい。
【0010】本発明はまた、異なるクロック信号によっ
て動作する3以上の論理回路を備えた制御システムにお
けるクロック動作監視装置に関する。本発明のクロック
動作監視装置は、前記各論理回路内に備えられた状態数
nのカウンタと、前記各論理回路内に備えられ、周期T
1xの他の論理回路内の前記カウンタの値を周期T2y
(但し、T1x<T2y<T1x×n、xとyは前記各
論理回路に対応した識別変数)で読み出すカウンタ読み
出し手段と、前記各論理回路内に備えられ、前記カウン
タの読み出し毎に、該カウンタの値と、直前に読み出し
たカウンタの値に基いて算出される予測値とを比較する
カウンタ値比較手段と、前記複数のカウンタ値比較手段
による比較の結果から、クロック信号が異常である論理
回路を特定する監視手段と、前記監視手段により特定さ
れた論理回路のクロック信号が異常であることを通知す
る通知手段とを備えて構成される。
【0011】前記構成において各論理回路は相互に他の
論理回路のクロック信号の異常を検出するので、1の論
理回路に対して複数の論理回路がクロック信号の異常を
検出することとなり、その信頼性は高いものとなる。
【0012】本発明は更に、異なるクロック信号によっ
て動作する複数の論理回路を備えた制御システムにおけ
るクロック動作監視方法に関する。本発明のクロック動
作監視方法は、前記論理回路中の周期T1の被検出クロ
ック信号によって動作する論理回路内に備えられた状態
数nのカウンタを動作させる工程と、前記被検出クロッ
ク信号以外のクロック信号によって前記カウンタの値を
周期T2(但し、T1<T2<T1×n)で読み出す工
程と、前記カウンタの読み出し毎に、該カウンタの値
と、直前に読み出したカウンタの値に基いて算出される
予測値とを比較する工程と、前記比較の結果、前記カウ
ンタの値が前記予測値から外れていると判断された場合
に、前記被検出クロック信号が異常であることを通知す
る工程とを備えて構成される。
【0013】また、本発明は、異なるクロック信号によ
って動作する3以上の論理回路を備えた制御システムに
おけるクロック動作監視方法に関する。本発明のクロッ
ク動作監視方法は、前記各論理回路内に備えられた状態
数nのカウンタを動作させる工程と、一の論理回路内か
ら、周期T1xの他の論理回路内の前記カウンタの値を
周期T2y(但し、T1x<T2y<T1x×n、xと
yは前記各論理回路に対応した識別変数)で読み出す工
程と、前記各論理回路内において、前記カウンタの読み
出し毎に、該カウンタの値と、直前に読み出したカウン
タの値に基いて算出される予測値とを比較する工程と、
前記複数の論理回路における比較の結果から、クロック
信号が異常である論理回路を特定する工程と、前記特定
された論理回路のクロック信号が異常であることを通知
する工程とを備えて構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
構成図である。本実施形態においては、CPUと論理回
路としてのゲートアレイを備えた制御システムにおい
て、本発明に係るクロック動作監視装置を用いた例を示
している。ゲートアレイ1は、周期T1時間のクロック
信号1によって動作する同期式論理回路である。ゲート
アレイ1の内部には、状態数n(例えば、0〜n−1)
のカウンタ2が形成されている。カウンタ2は前記ク
ロック信号1によって動作し、クロック信号1の低位レ
ベルから高位レベルヘの遷移によって、カウンタの値を
一定の順序をもって繰り返し遷移する。すなわち、クロ
ック信号1の1周期で、カウンタ値は1変化される。な
お、分周回路等を設けて、クロック信号1の周期×n
(nは整数)を、T1としても良い。
【0015】CPU3は、カウンタ値読み出し機構4及
びカウンタ値比較機構5を備えている。カウンタ値読み
出し機構4は、前記ゲートアレイ1内のカウンタ2の値
を所定の時間間隔T2で読み取る。時間間隔T2はCP
U3の動作クロック信号2に基いている。すなわち、分
周回路により、時間間隔T2をクロック信号2の周期の
n倍(nは整数)とすることができる。ここで読み出し
時間間隔T2は、カウンタ2を動作させるクロック信号
1の周期T1よりも長く、またカウンタ2が1周期する
時間(T1×n)よりも短く設定される。すなわち、読
み出し時間間隔T2は、下記条件(1)に従う。
【0016】 T1<T2<T1×n (1) カウンタ値読み出し機構4によって読み出されたカウン
タの値は、順次メモリ6に記憶される。カウンタ値比較
機構5は、前記カウンタの読み出し毎に、該読み出され
たカウンタの値と、直前に読み出したカウンタの値に基
いて算出される予測値とを比較するものである。ここ
で、カウンタの予測値Vnextは、次の式(2)で与えら
れる。
【0017】 Vnext=Vpre+(T2/T1) (2) ここで、Vpreは直前に読み出したカウンタの値、T1
はクロック信号1の周期、T2はクロック信号2の周期
である。予測値の算出に用いられるT1、T2は、予め
メモリ6、ゲートアレイ1その他の記憶領域に記憶させ
ておく。これに、クロック信号2の周期誤差等の読み取
り誤差Verrを考慮して、実際に読み出したカウンタ値
Vと比較する。すなわち、下式(3)が満足される場
合、クロック信号1が正常であると判断する。
【0018】 V=Vnext±Verr (3) カウンタ値比較機構5は、比較の結果、式(3)が満足
されない場合、クロック信号1が異常であるとして、通
知手段7を起動する信号を出力する。通知手段7は、L
EDやブザー等で構成され、前記信号を受けて使用者に
クロック信号1の異常を通知する。
【0019】図2に、クロック信号1の異常検出のフロ
ーチャートを示す。図2に示すクロック信号1の異常検
出の処理ルーチンは、一定の時間間隔T2毎に発生され
る。これは、CPU3に具備されたタイマ割り込み機能
等を用いて実現することができる。
【0020】工程201で、CPU3のカウンタ値読み
出し機構4は、周期T2毎にカウンタ2の値Vを取得す
る。次いで、カウンタ値比較機構5は、直前に取得した
カウンタ値Vpreをメモリ6から読み出し、式(2)に
基いて予測値Vnextを算出する(202)。そして誤差
Verrを考慮して、取得したカウンタ値Vと予測値Vnex
tを比較する(203)。比較の結果、前記式(3)が
成立しない場合、クロック信号1が異常であるとしてこ
れを通知する(204)。また、工程203で、前記式
(3)が成立する場合は、クロック信号1が正常である
として、処理を終了する。以上の動作を時間間隔T2毎
に行うことにより、常時クロック信号1の動作が監視さ
れる。
【0021】図3は、3つの論理回路を備えた制御シス
テムにおいて、本発明のクロック信号動作監視装置を採
用した例を示している。本実施形態において制御システ
ムは、論理回路としての3つのゲートアレイ30A、3
0B及び30Cを備えている。各ゲートアレイ30は、
それぞれクロック信号1〜3(周期Ta、Tb、Tc)で
動作される。各ゲートアレイ30は、それぞれカウンタ
31、カウンタ値読み出し機構32及びカウンタ値比較
機構33を備えている。一のゲートアレイ30における
カウンタ値読み出し機構32は、残りのゲートアレイの
カウンタの値を読み出し、カウンタ値比較機構33へ渡
す。すなわち、ゲートアレイ30Aのカウンタ値読み出
し機構32Aは、カウンタ31B及びカウンタ31Cの
値を読み出す。ゲートアレイ30Bのカウンタ値読み出
し機構32Bは、カウンタ31A及びカウンタ31Cの
値を読み出す。同様に、ゲートアレイ30Cのカウンタ
値読み出し機構32Cは、カウンタ31A及びカウンタ
31Bの値を読み出す。
【0022】各カウンタ値読み出し機構32における読
み出しの時間間隔T2は、前記実施形態における式
(1)に従う。ここで、T1は、被検出クロック信号の
周期である。例えば、ゲートアレイ30Aのカウンタ値
読み出し機構32A、又はゲートアレイ30Cのカウン
タ値読み出し機構32Cが、ゲートアレイ30Bのカウ
ンタ31Bの値を読み出す時間間隔T2は、下式にな
る。
【0023】Tb<T2<Tb×n 各カウンタ値比較機構33は、直前に読み出したカウン
タ値Vpre、被検出クロック信号の周期T1及び読み出
し時間間隔T2に基いて、カウンタ値の予測値Vnextを
算出し、実際に読み出したカウンタ値Vと比較する。予
測値Vnextの算出は、前記式(2)に基き、また予測値
Vnextとカウンタ値Vとの比較は、前記式(3)に基
く。各カウンタ値読み出し機構32は、2つのカウンタ
値を取得するので、各カウンタ値比較機構33において
は、2つの比較結果が得られる。
【0024】クロック監視機構34は、各カウンタ値比
較機構33で得られた比較結果に基いて、どのゲートア
レイのクロック信号が異常状態にあるか判断する。例え
ば、ゲートアレイ30Cのクロック信号3が異常である
場合、カウンタ値比較機構33A及び33Bは、クロッ
ク信号3が異常であることを通知し、カウンタ値比較機
構33Cは、それ自身のクロック信号3が異常であるた
め、クロック信号1及び2が異常であることを通知す
る。これより、クロック監視機構34は、クロック信号
3が異常であると判断することができる。使用者に対す
るクロック信号の異常の通知は、LEDやブザー等で構
成される通知手段35によって行われる。
【0025】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。前記実施
形態においては、2及び3の論理回路を含む制御システ
ムにおける本発明の実施形態を示したが、本発明は更に
多くの論理回路を含む制御システムにおいて採用するこ
とができる。本発明においてはそれが採用される制御シ
ステムを限定せず、複数の論理回路を備えた各種の制御
システムが対象とされる。プリンタ装置、POS端末、
携帯型情報端末などは、本発明のクロック動作監視装置
を備えた制御システムの一例である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
の論理回路を備える制御システムにおいて、論理回路に
印加されるクロック信号を増加させることなく、クロッ
ク信号の異常を検出することが可能となる。
【0027】また本発明は、独立したクロック信号でそ
れぞれ動作する3以上の論理回路で構成される制御シス
テムにおいても、検出用のクロックを増加することな
く、相互にクロック信号の異常を監視することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る構成図である。
【図2】図1においてクロック信号1の異常を検出する
ためのフローチャートである。
【図3】3つの論理回路を備えた制御システムにおいて
本発明のクロック信号動作監視装置を採用した例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1■ゲートアレイ 2■カウンタ 3■CPU 4■カウンタ値読み出し機構 5■カウンタ値比較機構 5■カウンタ値比較手段 6■メモリ 7■通知手段 30■ゲートアレイ 31■カウンタ 32■カウンタ値読み出し機構 33■カウンタ値比較機構 34■クロック監視機構 35■通知手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるクロック信号によって動作する複
    数の論理回路を備えた制御システムにおけるクロック動
    作監視装置において、 前記論理回路中の周期T1の被検出クロック信号によっ
    て動作する論理回路内に備えられた状態数nのカウンタ
    であって、0〜n−1の値を一定の順序をもって繰り返
    し遷移するものと、 前記論理回路中の前記被検出クロック信号以外のクロッ
    ク信号によって動作する論理回路内に備えられ、前記カ
    ウンタの値を周期T2(但し、T1<T2<T1×n)
    で読み出すカウンタ読み出し手段と、 前記カウンタの読み出し毎に、該カウンタの値と、直前
    に読み出したカウンタの値に基いて算出されるカウンタ
    の値の予測値とを比較するカウンタ値比較手段と、 前記比較の結果、前記カウンタの値が前記予測値から外
    れていると判断された場合に、前記被検出クロック信号
    が異常であることを通知する通知手段と、を備え、 前記予測値が、Vpre<n−(T2/T1)のときVpre
    +(T2/T1)、Vpre≧n−(T2/T1)のとき
    Vpre+(T2/T1)−n(但し、Vpreは、直前に読
    み出したカウンタの値)に基いて与えられるものである
    ことを特徴とするクロック動作監視装置。
  2. 【請求項2】 前記カウンタ読み出し手段を備えた論理
    回路をCPUで構成し、該CPUにおいて前記カウンタ
    値比較手段を実現することを特徴とする請求項1記載の
    クロック動作監視装置。
  3. 【請求項3】 異なるクロック信号によって動作する3
    以上の論理回路を備えた制御システムにおけるクロック
    動作監視装置において、 前記各論理回路内に備えられた状態数nのカウンタであ
    って、0〜n−1の値を一定の順序をもって繰り返し遷
    移するものと、 前記各論理回路内に備えられ、周期T1xの他の論理回
    路内の前記カウンタの値を周期T2y(但し、T1x<
    T2y<T1x×n、xとyは前記各論理回路に対応し
    た識別変数)で読み出すカウンタ読み出し手段と、 前記各論理回路内に備えられ、前記カウンタの読み出し
    毎に、該カウンタの値と、直前に読み出したカウンタの
    値に基いて算出されるカウンタの値の予測値とを比較す
    るカウンタ値比較手段と、 前記複数のカウンタ値比較手段による比較の結果から、
    クロック信号が異常である論理回路を特定する監視手段
    と、 前記監視手段により特定された論理回路のクロック信号
    が異常であることを通知する通知手段と、を備え、 前記予測値が、Vpre<n−(T2/T1)のときVpre
    +(T2y/T1x)、Vpre≧n−(T2/T1)の
    ときVpre+(T2/T1)−n(但し、Vpreは、直前
    に読み出したカウンタの値)に基いて与えられるもので
    あることを特徴とするクロック動作監視装置。
  4. 【請求項4】 異なるクロック信号によって動作する複
    数の論理回路を備えた制御システムにおけるクロック動
    作監視方法において、 前記論理回路中の周期T1の被検出クロック信号によっ
    て動作する論理回路内に備えられた状態数nのカウンタ
    であって、0〜n−1の値を一定の順序をもって繰り返
    し遷移するものを動作させる工程と、 前記被検出クロック信号以外のクロック信号によって前
    記カウンタの値を周期T2(但し、T1<T2<T1×
    n)で読み出す工程と、 前記カウンタの読み出し毎に、該カウンタの値と、直前
    に読み出したカウンタの値に基いて算出されるカウンタ
    の値の予測値とを比較する工程と、 前記比較の結果、前記カウンタの値が前記予測値から外
    れていると判断された場合に、前記被検出クロック信号
    が異常であることを通知する工程と、を備え、 前記予測値が、Vpre≦n−(T2/T1)のときVpre
    +(T2/T1)、Vpre>n−(T2/T1)のとき
    Vpre+(T2/T1)−n(但し、Vpreは、直前に読
    み出したカウンタの値)に基いて与えられるものである
    ことを特徴とするクロック動作監視方法。
  5. 【請求項5】 異なるクロック信号によって動作する3
    以上の論理回路を備えた制御システムにおけるクロック
    動作監視方法において、 前記各論理回路内に備えられた状態数nのカウンタであ
    って、0〜n−1の値を一定の順序をもって繰り返し遷
    移するものを動作させる工程と、 一の論理回路内から、周期T1xの他の論理回路内の前
    記カウンタの値を周期T2y(但し、T1x<T2y<
    T1x×n、xとyは前記各論理回路に対応した識別変
    数)で読み出す工程と、 前記各論理回路内において、前記カウンタの読み出し毎
    に、該カウンタの値と、直前に読み出したカウンタの値
    に基いて算出される予測値とを比較する工程と、 前記複数の論理回路における比較の結果から、クロック
    信号が異常である論理回路を特定する工程と、 前記特定された論理回路のクロック信号が異常であるこ
    とを通知する工程と、を備え、 前記予測値が、Vpre<n−(T2/T1)のときVpre
    +(T2/T1)、Vpre≧n−(T2/T1)のとき
    Vpre+(T2/T1)−n(但し、Vpreは、直前に読
    み出したカウンタの値)に基いて与えられるものである
    ことを特徴とするクロック動作監視方法。
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