JPH1082658A - 入力信号レベル判定装置 - Google Patents

入力信号レベル判定装置

Info

Publication number
JPH1082658A
JPH1082658A JP23669496A JP23669496A JPH1082658A JP H1082658 A JPH1082658 A JP H1082658A JP 23669496 A JP23669496 A JP 23669496A JP 23669496 A JP23669496 A JP 23669496A JP H1082658 A JPH1082658 A JP H1082658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
determination
data
input signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23669496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Fujikawa
洋司 藤川
Yukihiko Sato
幸彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP23669496A priority Critical patent/JPH1082658A/ja
Publication of JPH1082658A publication Critical patent/JPH1082658A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャタリングやノイズ等による一時的な入力
電圧の変動に対しても、正確で安定したレベル判定を行
う。 【解決手段】 複数のレベル検出回路12,13にて入
力信号の信号レベルを異なる基準値とそれぞれ比較して
該信号レベルを検出し、該各検出結果に基づいて信号レ
ベルを判定する入力信号レベル判定装置において、CP
U16で各検出結果を比較し、その比較結果のデータを
一時的にメモリ17に記録し、記録された過去の比較結
果を所定量抽出してフィードバックし、この抽出したデ
ータの全ての一致をヒステリシスを持たせて判断し、こ
の判断結果から入力信号のレベル判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレーやスイッチ
等から入力する信号に対して信号レベルの判定を行う入
力信号レベル判定装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】従来、この種の判定装置では、例
えば鉄道における信号制御や運行制御、航空機、船舶並
びに自動車の運行制御等に用いられ、入力信号に対して
正確な信号レベル判定が要求されていた。そこで、従来
では、例えば特開平2−10207号公報に示されるよ
うに、異なる閾値が設定されている2つのレベル検出部
を用いて、入力部からの入力信号を上記閾値レベルでレ
ベル検出し、それらのレベル検出結果が共にハイレベル
又はローレベルに一致した時にレベル判定結果を出力す
る装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記装置で
は、入力信号の電圧のみをレベル判定するだけでは、一
時的な入力電圧の変動に対して誤ったレベル判定結果を
出力する恐れがある。例えば、入力部がリレーで構成さ
れ、レベル判定にて電圧の高低を判断する等の場合、入
力部内部のリレーは、入力信号の電圧を上記設定された
高い方の閾値以上に保持しているが、ある時点でチャタ
リングやノイズの影響により、信号の電圧が上記設定さ
れた低い方の閾値を下回るレベルに一時的に降下するこ
とが考えられる。
【0004】この場合、レベル検出やレベル判定には誤
りがないが、チャタリングやノイズによる電圧変動のた
めに、結果的には誤った判定結果を出力するという問題
点があった。さらに、レベル検出又はレベル判定におい
て、異常や故障が発生した場合、その異常や故障が検出
できなければ、上記装置は、誤った判定結果を出力し続
けるため、レベル判定の信頼性に欠けるという問題点が
あった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、一時的な入力電圧の変動に対しても、正確で安定し
たレベル判定を行うことができる入力信号レベル判定装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数のレベル検出回路にて入力信号の
信号レベルを異なる基準値とそれぞれ比較して該信号レ
ベルを検出し、該各検出結果に基づいて前記信号レベル
を判定する入力信号レベル判定装置において、前記各検
出結果を比較し、その比較結果のデータを出力するCP
Uからなる比較手段と、前記データを順次記録するメモ
リからなる記録手段と、前記記録されたデータを所定量
参照し、該参照したデータの一致を判断するCPUから
なる判断手段と、前記判断結果に基づいて前記入力信号
の信号レベル判定を行うCPUからなる判定手段とを備
える。
【0007】すなわち、CPUで比較処理したデータを
一時的にメモリに記録し、上記記録された過去の比較処
理結果を所定量抽出して、この過去の比較処理結果から
入力信号が変位中であるか、チャタリングやノイズによ
る一時的な電圧変動であるかを判断する。請求項2及び
4では、前記比較手段からの比較結果のデータ又は前記
判断手段からの判断結果が連続して所定回数不一致の時
に、前記判定装置の故障及び異常を検出する異常検出手
段とを備える。
【0008】すなわち、比較手段からの比較結果の中に
は装置の故障及び異常を示す特定のパターンがあり、ま
た判断手段からの連続する不一致回数が所定回数になる
と故障及び異常を示すことになるので、このパターンと
所定の連続不一致回数とを検出することにより、装置の
故障及び異常を検出する。請求項3では、判定手段は、
前記判断手段からの判断結果が不一致で、かつ該不一致
が連続して所定回数になるまでは、前回一致した時のレ
ベル判定結果を出力する。
【0009】すなわち、入力信号のレベル判定にヒステ
リシスを持たせ、一時的な入力電圧の変動に対処する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る入力信号レベル判定
装置を図1乃至図10の図面に基づいて説明する。図1
は、本発明に係る入力信号レベル判定装置の第1実施例
の構成を示すブロック図である。図において、入力信号
レベル判定装置は、入力回路10と、2個のレベル検出
回路13,14と、レベル検出回路13,14の検出結
果から入力電圧レベルを判定する判定回路15とから構
成されている。
【0011】入力回路10は内部に電源11を有し、接
点12の開閉により入力信号S1を変化させるもので、
接点12が接触した時に直流電圧VHの信号S1を、接点
12が離れた時に直流電圧VLの信号S1を出力する。レ
ベル検出回路13,14には、予め閾値V1,V2がそれ
ぞれ設定されており、上記閾値V1,V2と入力信号S1
の直流電圧VH,VLの関係は、図2に示すようにVL<
V1<V2<VHとなるように設定しておく。レベル検出
回路13,14は、入力信号S1が上記閾値V1,V2に
対して高い電圧であればハイレベル、又は低い電圧であ
ればローレベルの検出信号S2,S3をそれぞれレベル判
定回路15へ出力する。
【0012】レベル判定回路15は、CPU16と、読
み書き可能なメモリ17と、CPU16と接続されてメ
モリ17から抽出されたデータが連続して不一致となる
回数をカウントする不一致回数カウンタ18とから構成
されている。CPU16は、入力した検出信号S2,S3
のデータ比較を行い、その比較結果信号S4をメモリ1
7へ出力し、メモリ17は、比較結果信号S4を新しい
データとし、この新しいデータを古いデータと順次書き
換えて記録する。
【0013】なお、CPU16は、図3に示すような2
つの検出信号S2,S3のレベル検出結果のパターンを判
別するためのパターンデータを保持しており、図3中の
「H」又は「L」は、閾値の異なる2つのレベル検出回
路13,14がそれぞれ設定された閾値V1,V2に対し
て、ハイレベル検出又はローレベル検出であることを示
している。
【0014】ここで、CPU16は、検出信号S2,S3
が共にハイレベル検出であるパターン1の場合は、検出
信号S1の電圧が図2のX領域であることを示す「H
H」の比較結果信号S4を、検出信号S2,S3が共にロ
ーレベル検出であるパターン2の場合は、検出信号S1
の電圧が図2のZ領域であることを示す「LL」の比較
結果信号S4を、また検出信号S2がハイレベル検出で、
検出信号S3がローレベル検出であるパターン3の場合
は、検出信号S1の電圧が図2のY領域であることを示
す「HL」の比較結果信号S4を、メモリ17へ出力す
る。また、図3のパターン4の場合は、レベル検出回路
13,14の閾値V1,V2がVL<V1<V2<VHに設定
されており、かつ正常動作時であれば起こり得ない比較
結果である。従って、パターン4の検出結果が入力した
場合、CPU16は、入力回路10が接続されている回
路のどこかに故障もしくは異常が発生していると判断し
て、故障/異常通知信号をポートP2へ出力する。
【0015】メモリ17は、n個(nは整数)の比較結
果信号S4を記録でき、CPU16は、メモリ17に記
録されたn個の比較結果からm個のデータが抽出可能で
ある。なお、抽出データ数(量)mは、ソフトウェアに
より任意に設定可能であり、この設定値は入力回路10
の内部接点12開閉時のチャタリング等による電圧変動
時間をT、CPU16のサンプリング時間をtとした場
合、ここではT≧(2×t×m)となるように、抽出デ
ータ数mを設定しておく。また、時間T以内は、入力信
号変位時間とし、ポートP1への出力は、入力回路10
の内部接点12の開閉動作以前の電圧を保持するものと
し、ここでは、メモリ17の記憶容量nを「50」、メ
モリ17から抽出する抽出データ数mを「3」とする。
【0016】次に、レベル判定回路15のレベル判定処
理の動作手順を、図4、図5のフローチャートを用いて
説明する。まず、図4において、CPU16は検出信号
S2,S3が入力すると(ステップ101)、検出信号S
2,S3のパターンが図3のパターン4かどうか判断する
(ステップ102)。
【0017】ここで、上記パターンがパターン4の場合
には、回路のどこかに故障もしくは異常が発生している
と判断して(ステップ103)、ポートP2へ装置故障
/異常通知信号を出力して通知する(ステップ10
4)。また、上記パターンがパターン4でない場合に
は、上記パターンが図3のパターン1か、パターン2か
判断する(ステップ105,106)。
【0018】ここで、上記パターンがパターン1の場合
には、「HH」の比較結果信号S4を、パターン2の場
合は、「LL」の比較結果信号S4を、またいずれのパ
ターンでもなくパターン3の場合は、「HL」の比較結
果信号S4を、メモリ17へ出力する(ステップ107
〜109)。メモリ17は、入力する比較結果信号S4
を新しいデータとし、古いデータと順次書き換えて記録
する(ステップ110)。
【0019】次に、図5においてCPU16は、メモリ
17から最新の過去3個のデータを抽出し(ステップ1
11)、上記3個のデータが全て一致するかどうか判断
する(ステップ112)。ここで、3個のデータが全て
一致する場合には、不一致回数カウンタ18をリセット
し(ステップ113)、上記過去3個のデータが全て
「HL」か、「HH」の信号かどうか判断する(ステッ
プ114,115)。
【0020】ここで、3個のデータが全て「HH」の信
号の場合には、入力信号S1の電圧は確実に図2のX領
域であり、CPU16はポートP1へハイレベル判定信
号を出力し(ステップ116)、また上記データの全て
がいずれの信号でもない「LL」の場合には、入力信号
S1の電圧は確実に図2のZ領域であり、CPU16は
ポートP1へローレベル判定信号を出力し(ステップ1
17)、ステップ101に戻って上記動作を繰り返す。
【0021】また、ステップ114において、上記デー
タの全てが「HL」の信号の場合には、入力信号S1の
電圧は入力信号変位時間Tを超過後も、図2のXもしく
はZ領域に推移しないことを示す。すなわち、正常動作
中であれば、入力信号変位時間T以降の入力信号S1の
電圧は、VLもしくはVHに推移しているはずである。従
って、CPU16は、入力回路10が接続されている回
路のどこかに故障もしくは異常が発生していると判断し
て(ステップ103)、ポートP2へ装置故障/異常通
知信号を出力して通知する(ステップ104)。
【0022】また、ステップ112において、上記3個
のデータが全て一致しない場合、例えば図6及び図7に
示すような電圧が入力された時には、メモリ17から抽
出した過去3個のデータが全て一致しない状態となり得
る。なお、図6のD領域は、入力電圧をハイレベルに保
っているつもりが、一時的にローレベルに降下した場合
を示し、図8のE領域は、入力電圧をローレベルに保っ
ているつもりが、一時的にハイレベルに上昇した場合を
示している。これら図6、図7のCPU16による比較
判定結果を図8及び図9に示す。
【0023】すなわち、図6のD領域付近において、サ
ンプリング#1の時点では、図8に示すように過去3個
のデータが全て「HH」の信号S4なので、CPU16
は、ハイレベル判定信号をポートP1へ出力する。サン
プリング#2〜#5では、図8に示すように「HL」や
「LL」や「HH」の信号S4を検出するので、過去3
個のデータが全て一致しない。このため、CPU16
は、不一致回数カウンタ18にカウントアップ信号を出
力してカウントをアップさせる(ステップ118)。
【0024】なお、本実施例では、最大不一致回数をk
=5に設定し、不一致回数が5回を超過するまでは前回
一致した時の判定結果をポートP1に出力し(ステップ
119,120)、不一致回数が5回を超過した時点で
CPU16は、故障もしくは異常が発生していると判断
して(ステップ103)、ポートP2へ装置故障/異常
通知信号を出力して通知する(ステップ104)。
【0025】上記手順によりサンプリング#2〜#5で
は、不一致回数がk=5未満であるから、CPU16
は、サンプリング#1での判定結果であるハイレベル判
定信号をポートP1に出力し続ける。サンプリング#6
の時点では、3個のデータが全て「HH」の信号になる
ため、CPU16は、不一致回数カウンタ18にカウン
タリセット信号を出力して、不一致回数を「0」とし、
ハイレベル判定信号をポートP1へ出力する。すなわ
ち、CPU16は、サンプリング#2〜#5では入力信
号S1が変動しても、サンプリング#1〜#6までポー
トP1へハイレベル判定信号を出力し続けることとな
る。
【0026】また、図7のE領域付近では、図9に示す
ようにサンプリング#11の時点で過去3個のデータが
全て「LL」の信号になるので、CPU16は、ローレ
ベル判定信号をポートP1へ出力し、サンプリング#1
2〜#15では、「HL」や「LL」や「HH」の信号
が存在し、過去3個のデータが全て一致しないが、不一
致回数がk=5未満であるから、サンプリング#11で
の判定結果であるローレベル判定信号を保持し続ける。
そして、サンプリング#16の時点で過去3個のデータ
が全て「LL」の信号になるため、CPU16は、不一
致回数カウンタ18にカウンタリセット信号を出力し
て、不一致回数を「0」とし、ローレベル判定信号をポ
ートP1へ出力する。従って、CPU16は、サンプリ
ング#11〜#16までローレベル判定信号を出力し続
けることとなる。
【0027】このように、本実施例では、上記動作手順
により、CPUで比較処理した比較結果信号を一時的に
メモリに記録し、上記記録された過去3個のデータをフ
ィードバックして、この過去3個のデータが全て一致す
るかどうか判定するので、入力信号がハイ又はローレベ
ルであるか確実に判定できるとともに、不一致回数や検
出信号のパターン判定で回路の故障/異常が検出できる
ので、一時的な入力電圧の変動に対しても、判定結果信
号の誤出力を防止して、正確で安定した判定結果信号を
出力することができる。
【0028】なお、上述したレベル判定回路内のメモリ
の記憶容量が充分に大きければ、複数の入力回路に対し
て上記1個づつのCPUとメモリで構成されたレベル判
定回路のみで入力信号のレベル判定が実現可能である。
図10は、これを実現するための入力信号レベル判定装
置の第2実施例の構成を示すブロック図である。すなわ
ち、本実施例では、複数の入力回路10,20,…,n
0に対して、それぞれ閾値の異なる2つのレベル検出回
路13,14,23,24,…,n3,n4を設け、各
レベル検出回路からのレベル検出結果は、全てレベル判
定回路15へ集められるように構成されている。
【0029】本実施例のレベル判定回路15は、上述し
たCPU16、メモリ17及び不一致回数カウンタ18
の他に、バッファ19を有しており、各レベル検出回路
からの検出信号は、一度パラレルに集められた後にシリ
アルで出力され、さらにCPU16で比較処理されて比
較結果信号としてメモリ17に記録される。メモリ17
では、記憶領域が各入力回路毎に分割されて割り当てら
れており、上記各比較結果信号は、その出力された入力
回路に割り当てられた記憶領域にそれぞれ記録される。
そして、CPU16では、上記分割された記憶領域から
データを抽出し、レベル判定処理することで各入力回路
毎の信号レベル判定が可能となる。
【0030】例えば、レベル判定回路がゲート論理回路
で構成されている場合には、各入力回路毎に上記レベル
判定回路が必要となるが、本実施例のごとくCPUで比
較処理したデータを、各入力回路毎に分割したメモリの
記憶領域に記録して、データの抽出及びレベル判定処理
を行えば、複数の入力回路に対してレベル判定回路及び
メモリは1つのみで構成できるので、レベル判定装置全
体の小型化及び低価格化が実現できる。
【0031】また、本実施例では、複数の入力回路のう
ち、例えば入力回路10は入力信号の変位要因となるチ
ャタリング等が長いために、入力信号変位時間Tが長
く、入力回路20は上記チャタリング等が短いために、
上記変位時間Tが短いというように、各入力回路の性質
がそれぞれ異なる場合には、メモリより抽出する抽出デ
ータ数mをソフトウェアで任意に設定することも可能で
ある。例えば上記変位時間Tが長い入力回路10からの
データに対しては、メモリからの抽出データ数mを大き
く、また上記変位時間Tが短い入力回路20からのデー
タに対しては、メモリからの抽出データ数mを小さく設
定し、メモリの記憶領域も抽出されるデータ数に合わせ
て設定することができる。
【0032】従って、本実施例では、複数の入力回路に
対してもレベル判定回路及びメモリを1つのみで構成で
き、かつメモリからの抽出データ数やメモリの記憶領域
が設定可能なので、各入力回路の性質に合わせてヒステ
リシスが容易に調整可能であるとともに、レベル判定装
置全体の小型化及び低価格化が実現可能になる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、入力
信号の信号レベルを異なる基準値とそれぞれ比較して該
信号レベルを検出し、該各検出結果に基づいて前記信号
レベルを判定する入力信号レベル判定装置において、前
記各比較結果を比較し、その比較結果のデータを出力す
る比較手段と、前記データを順次記録する記録手段と、
前記記録されたデータを所定量参照し、該参照したデー
タの一致を判断する判断手段と、前記判断結果に基づい
て前記入力信号の信号レベル判定を行う判定手段とを備
えるので、入力信号が信号変位中であるのか、一時的な
電圧変動であるのか判別でき、一時的な入力電圧の変動
に対しても、正確で安定したレベル判定を行うことがで
きる。
【0034】請求項2及び4では、前記比較手段からの
比較結果のデータ又は前記判断手段からの判断結果に基
づいて前記判定装置の故障及び異常を検出する異常検出
手段とを備え、異常検出手段は、前記判断手段からの判
断結果が連続して所定回数不一致の時に、前記故障及び
異常を検出するので、故障検出が可能となり、誤った判
断結果が出力されるのを防止できる。
【0035】請求項3では、判定手段は、前記判断手段
からの判断結果が不一致で、かつ該不一致が連続して所
定回数になるまでは、前回一致した時のレベル判定結果
を出力するので、例えばリレーのチャタリングやノイズ
等により一時的な入力電圧の変動が生じても、正確で安
定したレベル判定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入力信号レベル判定装置の第1実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したレベル検出回路に設定された閾値
と入力信号の直流電圧との関係を示す関係図である。
【図3】レベル検出結果のパターンと出力される比較結
果信号との関係を示す関係図である。
【図4】図1に示したレベル判定回路のレベル判定処理
の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】同じくレベル判定回路のレベル判定処理の動作
手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】電圧が一時的に変動した場合の入力信号の電圧
波形の一例を示す波形図である。
【図7】同じく入力信号の電圧波形の他の例を示す波形
図である。
【図8】図6に示した入力信号の比較判定結果を示す図
である。
【図9】同じく図7に示した入力信号の比較判定結果を
示す図である。
【図10】本発明に係る入力信号レベル判定装置の第2
実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,20,…,n0 入力回路 11,21,…,n1 電源 12,22,…,n2 接点 13,14,23,24,…,n3,n4 レベル検出
回路 15 判定回路 16 CPU 17 メモリ 18 不一致回数カウンタ 19 バッファ S1 入力信号 S2,S3 検出信号 S4 比較結果信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の信号レベルを異なる基準値と
    それぞれ比較して該信号レベルを検出し、該各検出結果
    に基づいて前記信号レベルを判定する入力信号レベル判
    定装置において、 前記各検出結果を比較し、その比較結果のデータを出力
    する比較手段と、 前記比較結果のデータを順次記録する記録手段と、 前記記録されたデータを所定量参照し、該参照したデー
    タの一致を判断する判断手段と、 前記判断結果に基づいて前記入力信号の信号レベル判定
    を行う判定手段とを備えたことを特徴とする入力信号レ
    ベル判定装置。
  2. 【請求項2】 入力信号の信号レベルを異なる基準値と
    それぞれ比較して該信号レベルを検出し、該各検出結果
    に基づいて前記信号レベルを判定する入力信号レベル判
    定装置において、 前記各検出結果を比較し、その比較結果のデータを出力
    する比較手段と、 前記比較結果のデータを順次記録する記録手段と、 前記記録されたデータを所定量参照し、該参照したデー
    タの一致を判断する判断手段と、 前記判断結果に基づいて前記入力信号の信号レベル判定
    を行う判定手段と、 前記比較手段からの比較結果のデータ又は前記判断手段
    からの判断結果に基づいて前記判定装置の故障及び異常
    を検出する異常検出手段とを備えたことを特徴とする入
    力信号レベル判定装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記判断手段からの判
    断結果が不一致で、かつ該不一致が連続して所定回数に
    なるまでは、前回一致した時のレベル判定結果を出力す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の入力信号レ
    ベル判定装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検出手段は、前記判断手段から
    の判断結果が連続して所定回数不一致の時に、前記故障
    及び異常を検出することを特徴とする請求項2に記載の
    入力信号レベル判定装置。
JP23669496A 1996-09-06 1996-09-06 入力信号レベル判定装置 Pending JPH1082658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23669496A JPH1082658A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 入力信号レベル判定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23669496A JPH1082658A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 入力信号レベル判定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1082658A true JPH1082658A (ja) 1998-03-31

Family

ID=17004392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23669496A Pending JPH1082658A (ja) 1996-09-06 1996-09-06 入力信号レベル判定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1082658A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013073004A1 (ja) * 2011-11-15 2013-05-23 株式会社エニイワイヤ 入力信号異常検出方式、およびその方式に使用する子局ターミナル
CN104126311A (zh) * 2012-02-22 2014-10-29 株式会社爱霓威亚 故障检测方法及使用于该方法的子站终端站
CN108107412A (zh) * 2017-12-11 2018-06-01 南京长峰航天电子科技有限公司 一种用于rcs有源增强器的防饱和保护控制装置及方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013073004A1 (ja) * 2011-11-15 2013-05-23 株式会社エニイワイヤ 入力信号異常検出方式、およびその方式に使用する子局ターミナル
JP5372256B1 (ja) * 2011-11-15 2013-12-18 株式会社 エニイワイヤ 入力信号異常検出方式、およびその方式に使用する子局ターミナル
CN103931206A (zh) * 2011-11-15 2014-07-16 株式会社爱霓威亚 输入信号异常的检测方法以及使用于该方法的子站终端机
US20140294053A1 (en) * 2011-11-15 2014-10-02 Anywire Corporation Method for detecting abnormailty of input signal and slave station for use in same
EP2782357A4 (en) * 2011-11-15 2015-07-22 Anywire Corp INPUT SIGNAL ERROR DETECTION METHOD AND SUBSTATION SENDING DEVICE FOR THE PROCESS
US9397763B2 (en) 2011-11-15 2016-07-19 Anywire Corporation Method for detecting abnormality of input signal and slave station for use in same
CN104126311A (zh) * 2012-02-22 2014-10-29 株式会社爱霓威亚 故障检测方法及使用于该方法的子站终端站
CN104126311B (zh) * 2012-02-22 2019-01-01 株式会社爱霓威亚 故障检测方法及使用于该方法的子站终端站
CN108107412A (zh) * 2017-12-11 2018-06-01 南京长峰航天电子科技有限公司 一种用于rcs有源增强器的防饱和保护控制装置及方法
CN108107412B (zh) * 2017-12-11 2021-12-14 南京长峰航天电子科技有限公司 一种用于rcs有源增强器的防饱和保护控制装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8350730B2 (en) Keyboard scan
CN110650878A (zh) 异常判定装置、异常判定方法以及异常判定程序
US20070047687A1 (en) Phase detector and related phase detecting method thereof
US9678138B2 (en) Unit and method for monitoring an integrity of a signal path, signal processing system and sensor system
EP1465313A1 (en) Method and device for short circuit or open load detection
US4412327A (en) Test circuit for checking memory output state continuously during time window
US11418363B2 (en) Apparatus and method for diagnosing sleep of CAN for vehicle
US7434123B2 (en) Single event functional interrupt detection system
CN111913038B (zh) 一种多路时钟信号频率检测装置和方法
JPH1082658A (ja) 入力信号レベル判定装置
US6019502A (en) Test circuits and methods for built-in testing integrated devices
US6343096B1 (en) Clock pulse degradation detector
JPH04326410A (ja) クロック監視装置
JPH0412431B2 (ja)
US7228475B2 (en) Program, test apparatus and testing method
US11374576B1 (en) Self-diagnostic counter
US5422896A (en) Timing check circuit for a functional macro
JPH05108385A (ja) エラー訂正回路診断方式
JP2535840B2 (ja) スタ−トパタ−ン検出装置
RU1793441C (ru) Устройство дл контрол цифровых блоков
JPH0642277Y2 (ja) 情報入力装置
JP2545803B2 (ja) スタ−トパタ−ン検出装置
JPH06102927A (ja) シーケンス制御回路診断方式
JPH0964829A (ja) 監視装置
JPS61107574A (ja) 同期回路