JP3473364B2 - ワイヤレスコール装置 - Google Patents
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Description
装置に関する。
置を説明する。図6は従来のワイヤレスコール装置を示
す説明図である。
に家庭内で使われるものとして例示しており、それぞれ
固有の呼出信号を発信する複数の発信器11、12、1
3、14、15と、各発信器11、12、13、14、
15からの呼出信号を受信すると呼出しがなされた旨の
報知を周囲に行う受信器20とを備えて構成されてい
る。
信器12、卓上発信器13、チャイム用発信器14、熱
線式人体検知発信器15などとして例示する。用件表示
発信器11は、発信ボタン11aを3つ備えており、図
中ではそれぞれ符号を11a 1 、11a2 、11a3 と
している。発信ボタン11a1 は、例えばお茶が欲しい
ときに押すボタンであるとする。発信ボタン11a
2 は、例えばトイレに行きたいときに介助者をよぶため
に押すボタンであるとする。発信ボタン11a3 は、例
えば新聞が欲しいときに押すボタンであるとする。
送信器であり、発信ボタン12aを備えている。発信ボ
タン12aは、風呂に入っている人が受信器20の傍に
いる人に連絡するために押すボタンである。卓上発信器
13は、応接間のテーブル上などに置かれるものであ
り、発信ボタン13aを備えている。発信ボタン13a
は、卓上発信器13の傍にいる人が受信器20の傍にい
る人に連絡するために押すボタンである。
れ、来客があることを知らせるための送信器であり、来
訪者に押されるための発信ボタン14aを備えている。
熱線式人体検知発信器15は、チャイム用発信器14同
様に玄関に設置され、人体から発せられる熱線を検知部
15aで検知することによって、来客の検知を行う。
3、14、15からの呼出信号を受信した際の報知が家
族に知れやすいようにするため、台所や居間など、家庭
内で人がいる機会が比較的多い部屋に設置される。受信
器20は、アンテナ20aと、報知音発生部20bとを
備えて構成されている。アンテナ20aは、各発信器か
らの呼出信号を受信するためのものである。報知音発生
部20bは、複数のブザーICを備え、各発信器11、
12、13、14、15からの呼出信号に応じて複数種
類の報知音を発生するものである。
ボタン11a1 に対応する呼出信号をアンテナ20aで
受信し、発信ボタン11a1 に対応する報知音を報知音
発生部20bから発して、用件表示発信器11の傍にい
る人がお茶を欲していることを、周囲に報知する。受信
器20は、発信ボタン11a2 に対して、発信ボタン1
1a2 に対応する報知音を、発信ボタン11a1 に対応
する報知音とは別の音色で報知音発生部20bから発し
て、用件表示発信器11の傍にいる人がトイレに行きた
いことを、周囲に報知する。また、受信器20は、発信
ボタン11a3に対しても、発信ボタン11a3 に対応
する報知音を、発信ボタン11a1 または発信ボタン1
1a2 に対応する報知音とは別の音色で、報知音発生部
20bから発して、用件表示発信器11の傍にいる人が
新聞を欲していることを、周囲に報知する。
押された旨の呼出信号を、アンテナ20aで受信して、
発信ボタン12aに応ずる報知音を、報知音発生部20
bから発して、風呂に入っている人が何らかの用事があ
る旨を、周囲に報知する。
ャイム用発信器14、熱線式人体検知発信器15のそれ
ぞれの呼出信号についても、発信ボタン13a、14a
に応ずる報知音や、検知部15aでの来客の検知に応ず
る報知音を発して、周囲への報知を行う。
ような従来のワイヤレスコール装置においては、基本的
に受信器20に対応する発信器は、用件表示発信器11
のみであり、用件表示発信器11以外の発信器は、必要
に応じて付加され、さらに各発信ボタンや検知部15a
に対応する報知音は、各発信器のほうで受信器20に指
定するようになっているため、報知音発生部20bから
発せられる報知音の種類が、各発信器11、12、1
3、14、15のそれぞれの発信ボタンや検知部15a
に対して、1対1に対応するとは限らなくなり、異なる
発信器または発信ボタンや検知部15aについて、報知
音発生部20bが同じ音色の報知音を鳴動する場合があ
った。このため、受信器20の傍の人は、報知音発生部
20bの報知音の鳴動があっても、客が来訪したのか、
それとも用件表示発信器11の傍にいる人がお茶を欲し
ているのかがわからないという問題点があった。特に、
チャイム用発信器14および熱線式人体検知発信器15
とに対応する報知音が、来訪者の報知を知らせるための
専用の音色には限定できていないので、来訪者があって
もわかりづらかった。
ためになされたもので、その目的とするところは、複数
種の報知を来訪者検知などの目的別に明確に区別できる
ワイヤレスコール装置を提供することにある。
っては、固有の呼出信号をそれぞれ発信する複数の発信
器と、前記呼出信号を受信すると呼出しがなされた旨の
報知音を周囲に発する受信器とを備えるワイヤレスコー
ル装置において、前記受信器に、前記報知音が鳴動する
ときに前記発信器に対応して点滅表示または点灯表示す
る表示単位を複数有する表示部を設け、前記発信器に、
前記報知音を、前記表示単位ごとに設定される第1群の
音色と、この第1群の音色とは異なる音色であって全て
の前記表示単位に共通である第2群の音色とのいずれか
に指定するための報知音指定スイッチを設けたことを特
徴とする。
記載のワイヤレスコール装置において、前記受信器は、
前記第1群の音色が複数種類の音色のなかから選択可能
であるように設定されていることを特徴とする。
ール装置の一実施の形態を図1乃至図5に基づいて、詳
細に説明する。
である。図2はワイヤレスコール装置の複数の発信器の
うち、来客報知を行うもののブロック図を、チャイム用
発信器を例にして示したものである。図3は来客報知を
行う発信器の要部を示すもので、(a) はチャイム用発信
器の背面図を、(b) は熱線式人体検知発信器の斜視図を
それぞれ示したものである。図4は受信器のブロック図
を示したものである。図5は受信器の発信器登録部を説
明する側面図である。
に家庭内で使われるものとして例示しており、固有の呼
出信号を発信する複数の発信器11、12、13、1
4、15と、各発信器11、12、13、14、15か
らの呼出信号を受信すると呼出しがなされた旨の報知を
周囲に行う受信器20とを備えて構成されている。な
お、上述した従来例に記載のワイヤレスコール装置に比
して、本発明では、チャイム用発信器14と、熱線式人
体検知発信器15と、受信器20とが異なっており、そ
の他は従来例に記載のワイヤレスコール装置のものと略
同様に構成されている。
信器12、卓上発信器13、チャイム用発信器14、熱
線式人体検知発信器15などとして例示する。用件表示
発信器11は、発信ボタン11aを3つ備えており、図
中ではそれぞれ符号を11a 1 、11a2 、11a3 と
している。用件表示発信器11は、発信ボタン11a 1
が押されると、発信元が用件表示発信器11である旨を
示す固有のID番号を含む信号と、押されたボタンが発
信ボタン11a1 である旨を示す信号とを含む呼出信号
を発信する。この発信ボタン11a1 は、例えばお茶が
欲しいときに押すボタンであるとする。また、用件表示
発信器11は、発信ボタン11a2 が押されると、発信
元が用件表示発信器11である旨を示す固有のID番号
を含む信号と、押されたボタンが発信ボタン11a2 で
ある旨を示す信号とを含む呼出信号を発信する。この発
信ボタン11a2 は、例えばトイレに行きたいときに介
助者をよぶために押すボタンであるとする。また、用件
表示発信器11は、発信ボタン11a3 が押されると、
発信元が用件表示発信器11である旨を示す固有のID
番号を含む信号と、押されたボタンが発信ボタン11a
3 である旨を示す信号とを含む呼出信号を発信する。こ
の発信ボタン11a3 は、例えば新聞が欲しいときに押
すボタンであるとする。
内に設置されるものであり、発信ボタン12aを備えて
いる。この発信ボタン12aは、風呂に入っている人が
受信器20の傍にいる人に連絡するために押すボタンで
ある。浴室用発信器12は、発信ボタン12aが押され
ると、発信元が浴室用発信器12である旨を示す固有の
ID番号を含む呼出信号を発信する。
どに置かれるものであり、発信ボタン13aを備えてい
る。この発信ボタン13aは、卓上発信器13の傍にい
る人が受信器20の傍にいる人に連絡するために押すボ
タンである。卓上発信器13は、発信ボタン13aが押
されると、発信元が卓上発信器13である旨を示す固有
のID番号を含む呼出信号を発信する。
れ、来客があることを知らせるためのものである。チャ
イム用発信器14は、図2に示すように、発信ボタン1
4aと、呼出番号記憶部14bと、PLL制御部14c
と、無線送信部14dと、アンテナ14eと、報知音指
定スイッチ14fおよび制御部14gとを備えて構成さ
れ、電池14hで駆動されるものである。
4に1つ備えられる。呼出番号記憶部14bは、チャイ
ム用発信器14をはじめ各発信器に固有のID番号が記
憶された例えばEEPROMなどのメモリである。
ンデンサを備え、チャイム用発信器14が複数利用され
ているときなどにおいて、チャイム用発信器14から発
せられる信号の変調周波数を変えるための回路部であ
る。無線送信部14dは、例えば可変容量コンデンサを
備え、PLL制御部14cで決められた周波数で呼出信
号の送信を行う回路部であり、呼出信号を、電波を媒体
とした無線信号として、アンテナ14eから発信する。
ップスイッチであって、図3(a) に示すように2つの設
定が行える。すなわち、図3(a) の矢印Aに報知音指定
スイッチ14fが設定されている場合は、受信器20で
の報知音が「ピンポン」という第2群の音色で鳴るよう
に設定され、図3(a) の矢印Bに報知音指定スイッチ1
4fが設定されている場合は、受信器20での報知音は
後述するように「ピンポン」以外に受信器20に予め設
定される数種類の第1群の音色から選択される。つま
り、報知音指定スイッチ14fは、受信器20から発せ
られる報知音を、複数の音色から選択するための選択ス
イッチの役割を持っている。なお、本実施例では説明を
簡単にするため、第2群の音色は上述したように「ピン
ポン」という1種類の音色に限定する。
サであって、発信ボタン14aと、呼出番号記憶部14
bと、PLL制御部14cと、無線送信部14dおよび
報知音指定スイッチ14fとに接続している。制御部1
4gは、来訪者が発信ボタン14aを押したことを検知
すると、呼出番号記憶部14bからチャイム用発信器1
4固有のID番号を読み出し、報知音指定スイッチ14
fの報知音の選択設定を読み取り、PLL制御部14c
で無線送信部14dの発振周波数を制御し、チャイム用
発信器14固有のID番号と、報知音の選択設定の旨の
信号とを含む呼出信号を、アンテナ14eから発信す
る。
いが、チャイム用発信器14と同様に、呼出番号記憶部
と、PLL制御部と、無線送信部と、アンテナと、報知
音指定スイッチ15bおよび制御部とを備えて構成され
る。熱線式人体検知発信器15は、チャイム用発信器1
4同様に玄関に設置され、人体から発せられる熱線を、
焦電素子など赤外線検出素子を備える検知部15aで検
知することによって、来客の検知を行う。この熱線式人
体検知発信器15は、図3(b) に示すように、チャイム
用発信器14における報知音指定スイッチ14fと同様
に、報知音指定スイッチ15bが設けられている。この
熱線式人体検知発信器15は、チャイム用発信器14と
同様に来客報知を行うものであり、来客報知を行う点に
おいて、チャイム用発信器14と同一の目的をもつもの
である。熱線式人体検知発信器15は、検知部15aで
来訪者を検知すると、発信元が熱線式人体検知発信器1
5である旨を示す固有のID番号と、報知音の選択設定
の旨の信号とを含む呼出信号を発信する。
3、14、15からの呼出信号を受信した際の報知が家
族に知れやすいようにするため、台所や居間など、家庭
内で人がいる機会が比較的多い部屋に設置される。受信
器20は、図4に示すように、アンテナ20aと、報知
音発生部20bと、表示部20cと、呼出番号記憶部2
0dと、PLL制御部20eと、受信部20fと、復調
回路20gと、受信波整形回路20hと、チャンネル設
定部20kと、発信器登録部20mおよび制御部20n
とを備えて構成され、商用電源を直流化する電源20p
から電源供給されて駆動するものである。
ためのものである。報知音発生部20bは、複数のブザ
ーICを備え、複数種類の報知音を発生するものであ
り、数種類の報知音が予め選択的に設定されている。表
示部20cは、図1に示すように、それぞれLEDとし
て例示する表示単位20c1 、20c2 、20c3 、2
0c4 を備えて構成される。呼出番号記憶部20dは、
チャイム用発信器14をはじめ各発信器に固有のID番
号が記憶された例えばEEPROMなどのメモリであ
る。
0nから制御を受けて、受信部20fで受信する信号の
周波数帯を制限する。受信部20fは、アンテナ20a
が受信した無線信号を電気信号に変換し、復調回路20
gに伝達する回路部である。復調回路20gは、受信部
20fから伝達された電気信号の周波数変調を復調する
フィルタ回路部である。受信波整形回路20hは、復調
回路20gで復調された信号をパルス波整形して、制御
部20nへ伝達する。
リーディップスイッチであって、受信周波数帯を選択す
るためのものである。チャンネル設定部20kは、電波
環境が好ましくなく、発信器から発せられる呼出信号に
外来ノイズが加わるなどして、受信部20fで呼出信号
が良好には受信できない場合に、PLL制御部20eで
制限する周波数帯の設定を変更するためのスイッチ部で
ある。
うに、4つのディップスイッチ20m1 、20m2 、2
0m3 、20m4 として受信部20に設けられるもので
あり、報知音指定スイッチ14fまたは報知音指定スイ
ッチ15bが図3の矢印Bに設定されている場合におい
て、発信器の各発信ボタンおよび検知部15aに対応す
る報知音の第1群の音色を、「プルプル」や「ピピッ」
や「ポロロン」や「ブー」といったいずれかの音色に設
定する。すなわち、発信器登録部20mのうちディップ
スイッチ20m1 のみが図5のC側に切り換えられてい
るときは、発信器は、報知音の第1群の音色が例えば
「プルプル」という音色として与えられる。発信器登録
部20mのうちディップスイッチ20m2 のみが図5の
C側に切り換えられているときは、発信器は、報知音の
第1群の音色が例えば「ピピッ」という音色として与え
られる。発信器登録部20mのうちディップスイッチ2
0m 3 のみが図5のC側に切り換えられているときは、
発信器は、報知音の第1群の音色が例えば「ポロロン」
という音色として与えられる。発信器登録部20mのう
ちディップスイッチ20m4 のみが図5のC側に切り換
えられているときは、発信器は、報知音の第1群の音色
が例えば「ブー」という音色として与えられる。なお、
第1群の音色は、各表示単位20c1 、20c2 、20
c3 、20c4に対応して設定されるものであり、上述
したように全ての表示単位20c1 、20c2 、20c
3 、20c4 に共通である「ピンポン」という第2群の
音色とは異なる複数種類の音色である。
サであって、報知音発生部20bと、表示部20cと、
呼出番号記憶部20dと、PLL制御部20eと、受信
波整形回路20hと、チャンネル設定部20kおよび発
信器登録部20mとに接続している。
で設定される周波数帯に合わせて、PLL制御部20e
のキャプチャレンジを制御し、受信波整形回路20hか
ら入力される信号を読み取り、受信波整形回路20hか
ら入力される信号が呼出信号であるか否かを判断し、呼
出信号であれば、呼出番号記憶部20dに記憶されてい
るID番号を参照して、どの発信器から発せられた呼出
信号であるかを特定する。
して、発信器の報知音指定スイッチ14f、15bで指
定された報知音の選択設定の旨の信号を読み取る。制御
部20nは、呼出信号から読み取った報知音の種類に従
って、報知音発生部20bに鳴動させる報知音を、表示
部20cの全ての表示単位20c1 、20c2 、20c
3 、20c4 に共通である第2群の音色と、この第2群
の音色とは異なり各表示単位20c1 、20c2 、20
c3 、20c4 ごとに設定される第1群の音色とのいず
れかに指定する。報知音発生部20bは、報知音が第2
群の音色に指定されている場合、報知音を例えば「ピン
ポン」という第2群の音色として鳴動する。また、報知
音発生部20bは、報知音が第1群の音色に指定されて
いる場合、発信器登録部20mで行った各発信ボタンま
たは検知部15aに対応する第1群の音色の設定値を基
にして、第2群の音色「ピンポン」以外の「プルプル」
や「ピピッ」や「ポロロン」や「ブー」といった第1群
の音色のいずれかで報知音を鳴動する。
各発信器の報知音の設定手順を、以下に示す。まず、受
信器20の電源を一度おとして、電源を入れ直す。次に
電源を入れ直してから例えば分間、受信器20は、各発
信器に報知音の第1群の音色を設定するための報知音設
定モードにある。この報知音設定モードにおいて、各発
信器の報知音の第1群の音色の設定を行う。すなわち、
操作者は、用件表示発信器11の発信ボタン11a1 を
押して呼出信号を発信する。すると、受信器20の制御
部20nは、発信ボタン11a1 に対応した呼出信号を
受信すると、そのときの発信器登録部20mに設定され
ている第1群の音色の種類を、発信ボタン11a1 に対
応付けて記憶する。例えば、発信器登録部20mのうち
ディップスイッチ20m1 のみが図5のC側に切り換え
られているとして、発信ボタン11a1 は、報知音の第
1群の音色が「プルプル」という音色として与えられ
る。
にあるうちに、用件表示発信器11の発信ボタン11a
2 および発信ボタン11a3 についても、発信ボタン1
1a 1 の場合と同様にしてそれぞれの第1群の音色を選
択する。また、操作者は、用件表示発信器11のみなら
ず、浴室用発信器12と、卓上発信器13と、チャイム
用発信器14と、熱線式人体検知発信器15とについて
も、それぞれ報知音の第1群の音色を選択する。
が経過すると、報知音設定モードが解除され、通常通り
各発信器からの呼出信号を受信できる状態になる。この
ようにして受信器20は、各発信器の報知音の第1群の
音色の設定がなされる。受信器20の傍にいる人は、受
信器20が「プルプル」という第1群の音色を鳴動した
ら、用件表示発信器11を操作している人がお茶を欲し
ていることがわかる。
体検知発信器15とは、いずれも来客報知を行うもので
あるから、同一の報知音に対応するように報知音指定ス
イッチ14fと報知音指定スイッチ15bとを設定して
おく。すなわち、報知音指定スイッチ14fと報知音指
定スイッチ15bとは、いずれも、図3におけるA側に
切り換えておき、報知音を「ピンポン」という第2群の
音色に統一指定しておく。このようにチャイム用発信器
14と熱線式人体検知発信器15とで同一の報知音が得
られるようにしておき、例えば「ピンポン」という報知
音が聞こえたならば、来客であることが明らかに判別で
きる。
人体検知発信器15とが、玄関だけでなく、家の勝手口
や別の入り口にも備えられている場合には、来客報知を
行う発信器の報知音を「ピンポン」という第2群の音色
に統一指定しておくだけであると、「ピンポン」という
第2群の音色の報知音が聞こえることによって来客報知
はなされるが、来客報知を行った発信器の特定ができな
い。そこで、このような場合には、操作者は、受信器2
0の報知音設定モードにおいて、玄関に設置されて来客
報知を行う発信器については、表示部20cの表示単位
20c1 に対応するように受信器20に登録する。さら
に、操作者は、同モード下で、家の勝手口に設置されて
来客報知を行う発信器については、表示部20cの表示
単位20c2 に対応するように受信器20に登録する。
さらに、操作者は、同モード下で、別の入り口に設置さ
れて来客報知を行う発信器については、表示部20cの
表示単位20c3 に対応するように受信器20に登録す
る。
いる人は、受信器20が「ピンポン」という第2群の音
色を鳴動しているとき、表示部20cの各表示単位20
c1、20c2 、20c3 を目視して、例えば表示単位
c2 が点灯または点滅していれば、来客がある場所を勝
手口に特定できる。
ときに発信器に対応して点滅表示または点灯表示する複
数の表示単位20c1 、20c2 、20c3 、20c4
を有する表示部20cを設け、複数の発信器のうち、来
客報知を行うチャイム用発信器14および熱線式人体検
知発信器15とに、報知音を、全ての表示単位20
c 1 、20c2 、20c3 、20c4 に共通である第2
群の音色「ピンポン」と、この第2群の音色とは異なり
各表示単位20c1 、20c2 、20c3 、20c 4 ご
とに設定される第1群の音色「プルプル」や「ピピッ」
や「ポロロン」や「ブー」とのいずれかに指定するため
の報知音指定スイッチ14f、15bを設け、各報知音
指定スイッチ14f、15bによって同じ第2群の音色
「ピンポン」として報知音を選択したため、来客報知を
目的とする複数の発信器に対応する報知音、すなわちチ
ャイム用発信器14に対応する報知音と、熱線式人体検
知発信器15に対応する報知音とを、同一の音色である
第2群の音色「ピンポン」として設定でき、しかも、来
客がある場所を表示単位20c1 、20c2 、20
c3、20c4 を目視して特定でき、来訪者があること
の報知がわかりやすい。
ルプル」や「ピピッ」や「ポロロン」や「ブー」という
ように複数種類設定されているため、来客報知を行う発
信器以外の発信器にも、報知音を1対1で対応させやす
い。また、発信器が追加登録される場合にも、追加した
発信器に報知音を1対1で対応させやすい。
指定スイッチ14f、15bを、来客報知を行う目的を
もつ発信器に設けたものを例示したが、本発明はこれに
限らず、報知音指定スイッチは、全ての発信器に設けて
もよく、この場合、来客報知を行う目的をもたない発信
器は、報知音指定スイッチをB側に切り換えておけばよ
い。そして、必要に応じて、来客報知を行わせたい発信
器の報知音指定スイッチをA側に切り換えればよい。
指定スイッチ14f、15bを、来客報知を行う目的を
もつ発信器に設けたものを例示したが、本発明はこれに
限らず、報知音指定スイッチは、例えば2階で病床にふ
せている高齢者からの呼出しを聞き逃さないようにする
という同一の目的を有して2階に設置される発信器の全
てに設けてもよい。
に、報知音が鳴動するときに発信器に対応して点滅表示
または点灯表示する表示単位を複数有する表示部を設
け、発信器に、報知音を、表示単位ごとに設定される第
1群の音色と、この第1群の音色とは異なる音色であっ
て全ての表示単位に共通である第2群の音色とのいずれ
かに指定するための報知音指定スイッチを設けたため、
来客報知を行うなど同一の目的をもつ発信器に対応する
報知音を統一でき、さらに、来客報知を行うなど同一の
目的をもつ発信器が設置されている場所を、表示単位を
目視することにより特定でき、来訪者があることの報知
がわかりやすい。
記載の発明の効果に加えて、第1群の音色が複数種類の
音色のなかから選択可能であるように設定されているた
め、来客報知を行うなど同一の目的をもつ発信器以外の
発信器にも、報知音を1対1で対応させやすい。また、
発信器の台数の増加にも、対応しやすい。
装置を示す説明図である。
る。
す説明図である。
である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 固有の呼出信号をそれぞれ発信する複数
の発信器と、前記呼出信号を受信すると呼出しがなされ
た旨の報知音を周囲に発する受信器とを備えるワイヤレ
スコール装置において、前記受信器に、前記報知音が鳴
動するときに前記発信器に対応して点滅表示または点灯
表示する表示単位を複数有する表示部を設け、前記発信
器に、前記報知音を、前記表示単位ごとに設定される第
1群の音色と、この第1群の音色とは異なる音色であっ
て全ての前記表示単位に共通である第2群の音色とのい
ずれかに指定するための報知音指定スイッチを設けたこ
とを特徴とするワイヤレスコール装置。 - 【請求項2】 前記受信器は、前記第1群の音色が複数
種類の音色のなかから選択可能であるように設定されて
いることを特徴とする請求項1記載のワイヤレスコール
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35362897A JP3473364B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | ワイヤレスコール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP35362897A JP3473364B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | ワイヤレスコール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11185176A JPH11185176A (ja) | 1999-07-09 |
JP3473364B2 true JP3473364B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=18432139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35362897A Expired - Lifetime JP3473364B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | ワイヤレスコール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3473364B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP2011102094A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Mitsubishi Electric Corp | 防護無線装置 |
JP5388210B2 (ja) * | 2010-02-08 | 2014-01-15 | Necインフロンティア株式会社 | 注文情報出力装置、注文情報出力システム、注文情報出力方法およびプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3014821U (ja) | 1995-02-16 | 1995-08-22 | 八重洲無線株式会社 | 多バンド受信機 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35362897A patent/JP3473364B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3014821U (ja) | 1995-02-16 | 1995-08-22 | 八重洲無線株式会社 | 多バンド受信機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH11185176A (ja) | 1999-07-09 |
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