JP3472525B2 - 移動体通信システムおよび方法ならびに記録媒体 - Google Patents

移動体通信システムおよび方法ならびに記録媒体

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JP3472525B2 JP2000105921A JP2000105921A JP3472525B2 JP 3472525 B2 JP3472525 B2 JP 3472525B2 JP 2000105921 A JP2000105921 A JP 2000105921A JP 2000105921 A JP2000105921 A JP 2000105921A JP 3472525 B2 JP3472525 B2 JP 3472525B2
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電波の照射領域が極
めて狭い範囲に限定される狭域通信(DSRC:Dedica
ted Short Range Communication)や無線LAN(Local
Area Network)を移動通信に適用する場合に利用す
る。
【0002】
【従来の技術】高速道路網の拡大、自動車の普及に伴
い、いわゆる高度道路交通システム(ITS:Intellig
ent Transport Systems)の計画がある。ITS計画
は、交通システムに通信技術等のハイテク技術を適用
し、自動車の自動運転、通行料の無人徴収等を行うもの
で、国の各種機関が中心となってその開発が進められて
いる。
【0003】この中で現在開発中のものとしてノンスト
ップ自動料金収受(ETC:Electronic Toll Collecti
on)システムがある。図4および図5にそのシステムの
概要を示す。図4は移動体通信システムの概念図であ
り、ここではETCシステムの概念図である。図5は従
来の移動体通信システムのブロック構成図である。
【0004】ETCシステムは高速道路の路側の一定の
地点にその照射領域であるゾーン2−1、2−2が10
〜30メートルであって、そのゾーンに電波を送信する
送信機とその領域内で放射された電波を受信する受信機
とからなるスポット送受信機1−1、1−2を設け、ス
ポット送受信機1−1、1−2と、車両である移動体3
との間で電波の送受信を行うもので、例えば、通過自動
車を認識し、通行料金の徴収を自動的に行ったり、自動
車に各種の情報提供サービスを行うものである。なお、
ETCシステムでは、今後、図5のようにスポット送受
信機1−1、1−2が高速道路(路面10)の路側に沿
ってかなりの数設置される形態が考えられている。ま
た、このようなETCシステムを一般の通信、特にデー
タ通信に使用する要望がある。
【0005】このような従来の移動体通信システムの動
作を図6を参照して説明する。図6は従来方式における
制御手順を示す図である。従来の移動体通信システムで
は、図6に示すように、移動体3からデータ要求がある
ときには、サーバ9から要求された全データがゾーン制
御装置8に転送される。ゾーン制御装置8では、移動体
3がゾーン2−1に在圏することを検出すると、路側装
置7−1に全データを転送する。路側装置7−1では、
スポット送受信機1−1によりデータを移動体3に送信
する。さらに、ゾーン制御装置8では、移動体3がゾー
ン2−1において全データを受信できていない場合を想
定し、移動体3がゾーン2−2を通過することを予測し
て路側装置7−2に全データを転送する。路側装置7−
2では、スポット送受信機1−2によりデータを移動体
3に送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の移動
体通信システムでは、ゾーン制御装置が、移動体の移動
先の路側装置へ前もって全要求データを送信することと
している。このため、ゾーン制御装置が、移動体の移動
先である路側装置に前もって送信したデータを、移動体
がすでに受信している場合が考えられる。したがって、
従来技術においては、ゾーン制御装置、路側装置間に、
移動体まで送信されない余分なデータが流れるという問
題が生じる。
【0007】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、移動体の移動に追従して効率良く路側装置を
切り替えてデータの送受信を行うことができる移動体通
信システムおよび方法を提供することを目的とする。本
発明は、回線負荷を軽減することができる移動体通信シ
ステムおよび方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、道路端に設置された複数の路側装置を
ゾーン制御装置に接続し、ゾーン制御装置をネットワー
ク内のサーバに接続した移動通信システムにおいて、ゾ
ーン制御装置が移動体から受け取った移動情報と無線区
間のアクセス方式をもとに、移動体が各路側装置との通
信可能な領域において受信可能なデータ量を計算し、移
動体の速度変化に対応できるようにマージンを付加した
データを各路側装置に送信するものであり、これらの技
術によって回線負荷の軽減を図るものである。
【0009】すなわち、ゾーン制御装置から移動体への
データ送信方法としては、ゾーン制御装置は、移動体が
最初に通信可能な路側装置から受信することができるデ
ータ量を計算し、移動体が一つの路側装置から受信可能
な大きさにデータを分割し、さらに、移動体の速度変化
に対応できるように、分割したデータに、分割データの
数%のマージンを付加して移動体が最初に通信可能な路
側装置にデータを送信する。移動体が移動していく一つ
先の路側装置に順次分割データを送信し、一定時間毎に
移動体から路側装置へ現在速度とデータ受信状況とを送
信することによって、移動体まで送信されない不要なデ
ータの送信量を減らし、回線負荷を軽減させる。
【0010】すなわち、本発明の第一の観点は、道路に
沿って複数配置されそれぞれに割当てられたゾーン内で
無線信号を送受信する手段を備えた路側装置と、この路
側装置のゾーン内で無線信号によりデータ要求および現
在位置、移動速度、移動方向を含む移動情報の送信およ
び要求したデータの受信を行う手段を備えた移動体と、
この複数の路側装置を統括的に制御する手段を備えたゾ
ーン制御装置と、前記移動体のデータ要求に対し該当す
るデータを送出するサーバとを備えた移動体通信システ
ムである。
【0011】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記ゾーン制御装置は、前記移動体の前記移動情報および
アクセス方式に関する情報にしたがって前記移動体が前
記路側装置から受信可能な前記ゾーン毎のデータ量を計
算する手段と、この計算結果にしたがって前記サーバか
ら送出された前記移動体宛のデータを前記受信可能なデ
ータ量に分割する手段と、この分割されたデータを前記
移動体が通信可能な前記ゾーン毎に前記移動体宛に送信
する手段とを備えたところにある。
【0012】前記分割する手段は、分割されたデータに
マージンを付加する手段を備えることが望ましい。これ
により、実際の移動体の移動速度があらかじめ移動速度
情報を受信した時点から変化した場合には、あらかじめ
受信した移動速度情報に基づく受信可能なデータ量の計
算結果に誤差が生じるが、マージンを付加することによ
って、この誤差を吸収することができる。前記マージン
は、分割されたデータの数%分であることが望ましい。
【0013】前記移動体は、データ受信状況に関する情
報を送信する手段を備え、前記ゾーン制御装置は、この
データ受信状況にしたがって未送信データを検出する手
段を備えることが望ましい。これにより、ゾーン制御装
置があらかじめ計算した移動体の受信可能データ量に大
きな誤差が生じ、実際には移動体がデータを受信できな
かった場合には、次回の受信機会に、移動体は受信でき
なかった分のデータを受信することができる。あるい
は、移動体が全てのデータの受信を行う以前に、通信可
能な路側装置が無くなってしまった場合には、残りのデ
ータを廃棄することにより、無効となるデータの送信を
回避して回線負荷を軽減することができる。
【0014】本発明の第二の観点は、本発明の移動体通
信システムに設置されたゾーン制御装置である。
【0015】本発明の第三の観点は、本発明の移動体通
信システムに設置された移動体である。
【0016】本発明の第四の観点は、所定のハードウェ
アと、このハードウェアにインストールされた所定の基
本ソフトウェアとを備えたコンピュータ装置に、さらに
インストールすることによりそのコンピュータ装置を本
発明の移動体通信システムのゾーン制御装置に相応する
装置とするソフトウェアが記録された機械読取可能な記
録媒体である。
【0017】本発明の第五の観点は、所定のハードウェ
アと、このハードウェアにインストールされた所定の基
本ソフトウェアとを備えたコンピュータ装置に、さらに
インストールすることによりそのコンピュータ装置を本
発明の移動体通信システムの移動体に相応する装置とす
るソフトウェアが記録された機械読取可能な記録媒体で
ある。
【0018】本発明の第六の観点は、それぞれに割当て
られたゾーン内で無線信号を送受信する路側装置を道路
に沿って複数配置し、この道路上を移動する移動体は、
この路側装置のゾーン内で無線信号によりデータ要求お
よび現在位置、移動速度、移動方向を含む移動情報の送
信および要求したデータの受信を行い、ゾーン制御装置
は、この複数の路側装置を統括的に制御し、サーバは、
前記移動体のデータ要求に対し該当するデータを送出す
る移動体通信方法である。
【0019】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記ゾーン制御装置は、前記移動体の前記移動情報および
アクセス方式に関する情報にしたがって前記移動体がデ
ータ要求後の最初に通信可能な前記路側装置から受信可
能なデータ量を計算し、この計算結果にしたがって前記
サーバから送出された前記移動体宛のデータを前記受信
可能なデータ量に分割してこの分割されたデータを前記
移動体が前記最初に通信可能な路側装置を含むゾーン内
にあるときに前記移動体宛に送信し、移動体は、一定時
間毎に前記移動情報およびデータ受信状況を送信し、こ
の移動情報およびデータ受信状況にしたがって前記ゾー
ン制御装置は、前記移動体が最初に通信可能な前記路側
装置から分割されたデータを受け取った後の次に通信可
能な前記路側装置から受信可能なデータ量を計算し、こ
の計算結果にしたがって残りのデータを次の受信可能な
データ量に分割してこの分割されたデータを前記移動体
が前記次に通信可能な路側装置を含むゾーン内にあると
きに前記移動体宛てに送信し、この手順を前記移動体が
前記路側装置と通信可能であり前記データが全て送信完
了するまで繰り返し行うところにある。
【0020】前記データが全て送信完了する以前に、前
記移動体が通信可能な前記路側装置が存在しなくなった
ときには、残りのデータは廃棄することが望ましい。こ
れにより無効となるデータ送信を回避し、回線負荷を軽
減することができる。
【0021】前記分割したデータには、前記移動体の速
度変化を補償するためのマージンが付加されることが望
ましい。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明実施例の移動体通信システ
ムの構成を図4および図5を参照して説明する。
【0023】本発明は、図4および図5に示すように、
道路10に沿って複数配置されそれぞれに割当てられた
ゾーン2−1〜2−4内で無線信号を送受信する手段で
あるスポット送受信機1−1〜1−4を備えた路側装置
7−1〜7−4と、この路側装置7−1〜7−4のゾー
ン2−1〜2−4内で無線信号によりデータ要求および
現在位置、移動速度、移動方向を含む移動情報の送信お
よび要求したデータの受信を行う手段である車載無線装
置4、車載無線端末5を備えた移動体3と、この路側装
置7−1〜7−4を統括的に制御するゾーン制御装置8
と、移動体3のデータ要求に対し該当するデータを送出
するサーバ9とを備えた移動体通信システムである。
【0024】ここで、本発明の特徴とするところは、ゾ
ーン制御装置8は、移動体3の前記移動情報およびアク
セス方式に関する情報にしたがって移動体3が路側装置
7−1〜7−4から受信可能なゾーン2−1〜2−4毎
のデータ量を計算し、この計算結果にしたがってサーバ
9から送出された移動体3宛のデータを前記受信可能な
データ量に分割し、この分割されたデータを移動体3が
通信可能なゾーン2−1〜2−4毎に移動体3宛に送信
するところにある。分割されたデータには、そのデータ
の数%のマージンが付加される。移動体3は、データ受
信状況に関する情報を送信し、ゾーン制御装置8は、こ
のデータ受信状況にしたがって未送信データを検出す
る。車載無線装置4は、コンピュータ装置に記録媒体で
あるICカード6を挿入することにより実現される。
【0025】以下、図面を参照して本発明実施例の移動
体通信システムについて説明し、計算機シミュレーショ
ンを行って発明の有効性を確認する。本発明実施例は高
速道路に適用したもので、図1のように高速道路の路面
10を一定の間隔をおいて四つのゾーン2−1〜2−4
で照射している。それぞれのゾーンは四つのスポット送
受信機1−1〜1−4によって生成されている。四つの
スポット送受信機1−1〜1−4はそれぞれ、路側装置
7−1〜7−4を介してゾーン制御装置8に接続され、
ゾーン制御装置8はネットワーク内のサーバ9に接続さ
れている。路側装置7−1〜7−4は移動体3とのリン
ク接続に関する制御を行う。ゾーン制御装置8は複数の
路側装置の制御を行うものである。サーバ9は移動体に
必要な各種情報提供等を行うサーバである。移動体3に
はそれぞれ車載無線装置4、車載端末装置5、ICカー
ド6が搭載されている。
【0026】図1を参照して本発明実施例の移動体通信
システムの動作を説明する。サーバ9は、ゾーン制御装
置8から受信した移動体3のデータ要求に応答して、ゾ
ーン制御装置8へ移動体3の要求された全データを送信
する(301)。ゾーン制御装置8は、移動体3から受
信した移動情報と無線区間のアクセス方式をもとに、移
動体3が路側装置7−1との通信可能な領域において受
信可能なデータ量を計算し、データを分割して(分割
(1)データ)路側装置7−1に送信する(302)。
路側装置7−1は移動体3へデータを送信する(30
3)。移動体3は、路側装置7−1と通信中に定期的に
現在速度とデータ受信状況を路側装置7−1に通知する
(304)。路側装置7−1は、移動体から受信した現
在速度とデータ受信状況に関する情報をゾーン制御装置
8に送信する(305)。ゾーン制御装置8は、路側装
置7−1から受信した移動体3の現在速度とデータ受信
状況とをもとに、移動体3が次に通信可能となる路側装
置7−2へデータを分割して(分割(2)データ)送信
する(306)。路側装置7−2は移動体3へデータを
送信する(307)。以後、ステップ304から307
の手順を繰り返し、移動体は複数の路側装置からデータ
を受信する。
【0027】次に、計算機シミュレーションを行って発
明の有効性を確認する。図2および図3に、移動体の要
求データ量と、ゾーン制御装置、路側装置間を流れるデ
ータ量との関係を示す。横軸に、要求データをとり、縦
軸に、路側装置、ゾーン制御装置間を流れるデータ量を
とる。図2に移動体の初速度が50km/hの場合、図
3に移動体の初速度が100km/hの場合を示す。ス
ポット内における移動体の速度変化の標準偏差を5km
/h、マージンは分割データの5%とした。また、スポ
ット長、スポット間隔を10mとした。図2、図3から
わかるように、本発明を用いることで、ゾーン制御装
置、路側装置間を流れるデータ量を大きく軽減できるこ
とが確認できる。
【0028】例えば、将来広く整備されることが期待さ
れるETCシステムを広い領域の通信、比較的情報量の
多い通信に使用することができ、また、回線負荷の軽減
を図ることもできる。また、本発明によれば、移動体の
移動に対して、より柔軟なデータ送信を行うことができ
る。このように本発明の効果は極めて大きいと言える。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動体の移動に追従して効率良く路側装置を切り替えて
データの送受信を行うことができる。本発明は、回線負
荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信システムの動作を示す図。
【図2】移動体の要求データ量と、ゾーン制御装置、路
側装置間を流れるデータ量との関係を示す図(初速度5
0km)。
【図3】移動体の要求データ量と、ゾーン制御装置、路
側装置間を流れるデータ量との関係を示す図(初速度1
00km)。
【図4】移動体通信システムの概念図。
【図5】移動体通信システムのブロック構成図。
【図6】従来の移動体通信システムの動作を示す図。
【符号の説明】
1−1〜1−4 スポット送受信機 2−1〜2−4 ゾーン 3 移動体 4 車載無線装置 5 車載無線端末 6 ICカード 7−1〜7−4 路側装置 8 ゾーン制御装置 9 サーバ 10 道路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−146464(JP,A) 特開 平6−21861(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路に沿って複数配置されそれぞれに割
    当てられたゾーン内で無線信号を送受信する手段を備え
    た路側装置と、 この路側装置のゾーン内で無線信号によりデータ要求お
    よび現在位置、移動速度、移動方向を含む移動情報の送
    信および要求したデータの受信を行う手段を備えた移動
    体と、 この複数の路側装置を統括的に制御する手段を備えたゾ
    ーン制御装置と、 前記移動体のデータ要求に対し該当するデータを送出す
    るサーバとを備えた移動体通信システムにおいて、 前記ゾーン制御装置は、前記移動体の前記移動情報およ
    びアクセス方式に関する情報にしたがって前記移動体が
    前記路側装置から受信可能な前記ゾーン毎のデータ量を
    計算する手段と、この計算結果にしたがって前記サーバ
    から送出された前記移動体宛のデータを前記受信可能な
    データ量に分割する手段と、この分割されたデータを前
    記移動体が通信可能な前記ゾーン毎に前記移動体宛に送
    信する手段とを備えたことを特徴とする移動体通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記分割する手段は、分割されたデータ
    にマージンを付加する手段を備えた請求項1記載の移動
    体通信システム。
  3. 【請求項3】 前記マージンは、分割されたデータの数
    %分である請求項2記載の移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 前記移動体は、データ受信状況に関する
    情報を送信する手段を備え、前記ゾーン制御装置は、こ
    のデータ受信状況にしたがって未送信データを検出する
    手段を備えた請求項1記載の移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の移動体通信シス
    テムに設置されたゾーン制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または4記載の移動体通信シス
    テムに設置された移動体。
  7. 【請求項7】 所定のハードウェアと、このハードウェ
    アにインストールされた所定の基本ソフトウェアとを備
    えたコンピュータ装置に、さらにインストールすること
    によりそのコンピュータ装置を請求項1または2記載の
    移動体通信システムのゾーン制御装置に相応する装置と
    するソフトウェアが記録された機械読取可能な記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 所定のハードウェアと、このハードウェ
    アにインストールされた所定の基本ソフトウェアとを備
    えたコンピュータ装置に、さらにインストールすること
    によりそのコンピュータ装置を請求項1または4記載の
    移動体通信システムの移動体に相応する装置とするソフ
    トウェアが記録された機械読取可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 それぞれに割当てられたゾーン内で無線
    信号を送受信する路側装置を道路に沿って複数配置し、
    この道路上を移動する移動体は、この路側装置のゾーン
    内で無線信号によりデータ要求および現在位置、移動速
    度、移動方向を含む移動情報の送信および要求したデー
    タの受信を行い、ゾーン制御装置は、この複数の路側装
    置を統括的に制御し、サーバは、前記移動体のデータ要
    求に対し該当するデータを送出する移動体通信方法にお
    いて、 前記ゾーン制御装置は、前記移動体の前記移動情報およ
    びアクセス方式に関する情報にしたがって前記移動体が
    データ要求後の最初に通信可能な前記路側装置から受信
    可能なデータ量を計算し、この計算結果にしたがって前
    記サーバから送出された前記移動体宛のデータを前記受
    信可能なデータ量に分割してこの分割されたデータを前
    記移動体が前記最初に通信可能な路側装置を含むゾーン
    内にあるときに前記移動体に送信し、移動体は、一定時
    間毎に前記移動情報およびデータ受信状況を送信し、こ
    の移動情報およびデータ受信状況にしたがって前記ゾー
    ン制御装置は、前記移動体が最初に通信可能な前記路側
    装置から分割されたデータを受け取った後の次に通信可
    能な前記路側装置から受信可能なデータ量を計算し、こ
    の計算結果にしたがって残りのデータを次の受信可能な
    データ量に分割してこの分割されたデータを前記移動体
    が前記次に通信可能な路側装置を含むゾーン内にあると
    きに前記移動体に送信し、この手順を前記移動体が前記
    路側装置と通信可能であり前記データが全て送信完了す
    るまで繰り返し行うことを特徴とする移動体通信方法。
  10. 【請求項10】 前記データが全て送信完了する以前
    に、前記移動体が通信可能な前記路側装置が存在しなく
    なったときには、残りのデータは廃棄する請求項9記載
    の移動体通信方法。
  11. 【請求項11】 前記分割したデータには、前記移動体
    の速度変化を補償するためのマージンが付加される請求
    項9記載の移動体通信方法。
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