JP3472440B2 - Fetミクサおよびこのミクサを有する通信装置 - Google Patents
Fetミクサおよびこのミクサを有する通信装置Info
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Description
用するFETミクサに関し、特に衛星搭載中継器に必要
な変換利得の周波数に対する平坦性や低スプリアス特性
の向上に関する。
S.A.Maas,“Microwave Mixer
s”,Artech House,pp.320−32
2(1993)に示されたものがあり、図18は上記文
献に示されたFETミクサの構成図である。図におい
て,1は入力端子,2はFET,5は出力端子,6はゲ
ート端子,7はドレイン端子,8はソース端子,25は
信号波整合回路,26はIFフィルタ,27はゲートバ
イアス端子,28はドレインバイアス端子,29はチョ
ークコイルである。
て、入力端子1より信号波および局部発振波を入力し、
信号波整合回路25で入力端子1とFET2のゲート端
子6とのインピーダンス整合を行い、FET2に入力す
る。FET2では半導体素子の非線形性を利用して信号
波と局部発振波との周波数混合を行っている。このFE
T2のドレイン端子7より出力を取り出し、所望の周波
数帯域を通過させるIFフィルタ26を介し、出力端子
5から所望の出力波を取り出す構成になっている。
た従来のFETミクサでは、ドレイン端子7からは所望
の出力波の他に、信号波や局部発振波の高調波を含む周
波数混合波が出力される。所望の周波数帯域以外はIF
フィルタ26によって阻止され、出力端子からは出力さ
れずFET2へ反射する。ここで、反射される波の中に
は信号波も含まれるが、この信号波に関して、図19に
示す従来のFETミクサの特性図(シミュレーション結
果)のように、FETに戻る信号波の位相により変換利
得が大きく変動するため、ある位相によっては変換利得
が大きく減少するという問題がある。使用する周波数帯
域が、例えば、衛星搭載中継器のKu帯のアップリンク
周波数の14〜14.5GHzの500MHz帯域のよ
うに広帯域であるとき、周波数によりFETに戻る信号
波の位相が大きく変化するため、FETの変換利得が周
波数により大きく変動し、通信品質が劣化するという問
題もある。
テム、特に衛星通信システムに用いられる中継器におい
ては、システムの使用周波数の関係上、局部発振波の第
2次高調波など比較的レベルの高い波がIFフィルタな
どでは除去出来ず、所望の出力周波数近傍に不要波とし
て出力されるという問題がある。図20に一例を示すよ
うに、Ku帯衛星通信用中継器に17.5GHzの信号
波(fRF)が入力され、局部発振波(fLO)を5.6G
Hzとして、11.9GHzが出力(fRF−fLO)され
るとき、この出力周波数11.9GHz近傍に局部発振
波の第2次高調波(2fLO)が出力される。この周波数
はIFフィルタによる大きな減衰は期待できず、不要波
として出力されるので、所望の出力波のレベルを高める
のみならず、所望の出力波に対する不要波のレベルを抑
圧するすることが重要となる。
めになされたもので、変換利得を高め、かつ変換利得の
周波数に対する平坦性を高めたFETミクサを得ること
を目的とする。また、上記のFETミクサを有する通信
装置を得ることを目的とする。
めに、請求項1に係わるFETミクサは、信号波と局部
発振波をFETのゲート端子に入力し、上記FETにて
混合された出力波をドレイン端子側に設けた出力端子よ
り取り出す構成のFETミクサにおいて、上記FETの
ドレイン端子と出力端子との間に信号波反射回路を設
け、その信号波反射回路とドレイン端子との間に、信号
波の位相を調整する信号波位相調整線路を設けたことを
特徴とする。
信号波をFETのゲート端子に入力し、局部発振波をド
レイン端子に入力し、上記FETにて混合された出力波
をドレイン端子側に設けた出力端子より取り出す構成の
FETミクサにおいて、上記FETのドレイン端子と出
力端子との間に信号波反射回路を設け、その信号波反射
回路とドレイン端子との間に、信号波の位相を調整する
信号波位相調整線路を設けたことを特徴とする。
信号波をFETの第1ゲート端子または第2ゲート端子
に入力し、局部発振波を上記信号波を入力しない他方の
ゲート端子に入力し、上記FETにて混合された出力波
をドレイン端子側に設けた出力端子より取り出す構成の
デュアルゲートのFETミクサにおいて、上記FETの
ドレイン端子と出力端子との間に信号波反射回路を設
け、その信号波反射回路とドレイン端子との間に、信号
波の位相を調整する信号波位相調整線路を設けたことを
特徴とする。
請求項1または3記載のFETミクサの信号波反射回路
と出力端子との間に局部発振波反射回路を設け、その局
部発振波反射回路と信号波反射回路との間に局部発振波
位相調整線路を設けたことを特徴とする。
請求項1〜3のいずれかに記載のFETミクサの信号波
反射回路と出力端子との間に整合用回路を設け、信号波
反射回路と信号波位相調整線路と整合用回路とを合わせ
て出力波整合回路を構成したことを特徴とする。
請求項1〜3のいずれかに記載のFETミクサのFET
のドレイン端子と信号波反射回路との間に設けた信号波
位相調整線路に直列接続し、信号波の位相を調整するイ
ンダクタ素子を設けたことを特徴とする。
上記請求項1記載のFETミクサのFETのドレイン端
子と出力端子との間に信号波反射回路を設け、その信号
波反射回路とドレイン端子との間に、信号波の位相を調
整するインダクタ素子および信号波位相調整線路を設
け、このインダクタ素子と信号波位相調整線路を合わせ
た電気長を信号波の波長λに対し、(0.1+0.5
n)λ〜(0.3+0.5n)λ,(n=0,1,2,
…)としたことを特徴とする。
上記請求項2記載のFETミクサのFETのドレイン端
子と出力端子との間に信号波反射回路を設け、その信号
波反射回路とドレイン端子との間に、信号波の位相を調
整するインダクタ素子および信号波位相調整線路を設
け、このインダクタ素子と信号波位相調整線路を合わせ
た電気長を信号波の波長λに対し、0.5nλ,(n=
0,1,2,…)近傍としたことを特徴とする。
請求項1〜8のいずれかに記載のFETミクサの信号波
位相調整線路のかわりに信号波位相調整用移相器を設け
たことを特徴とする。
は、請求項1〜9のいずれかに記載の同一構成のFET
ミクサ一対と、上記一対のFETミクサの各入力端子に
信号波を2分配する信号波分配器と、上記一対のFET
ミクサの出力波を合成する出力波合成器とを備えたこと
を特徴とする。
は、上記請求項2記載のFETミクサのFETをGaA
s・MES・FETとして、そのドレイン電圧を1.5
V以下、ドレイン電流を(1/5)Idss以下の非線
形領域にて動作させることを特徴とする。
求項1〜11のいずれかに記載のFETミクサを具備し
たことを特徴とする。
示す構成図である。図1において、3は信号波位相調整
線路、4は信号波反射回路であり、図18に示した従来
例と同一ないしは相当部分には同一符号を付している。
なお、従来例に示した信号波整合回路25、ゲートバイ
アス端子27、ドレインバイアス端子28、チョークコ
イル29は省略している。
る。信号波および局部発振波を入力端子1を介し、FE
T2のゲート端子6へ入力する。FET2では半導体素
子の非線形性を利用して信号波と局部発振波との周波数
混合が行われる。周波数混合波はドレイン端子7より出
力され、周波数混合波に含まれる所望の出力波は出力端
子5より外部の回路へ取り出される。
信号波反射回路4でFET2側へ反射され、信号波位相
調整線路3により位相調整され、FET2のドレイン端
子7へ入力する。図2に図1に示すFETミクサの信号
波位相調整線路長に対する変換利得の計算例を示す。信
号波位相調整線路の長さにより変換利得が変化すること
がわかる。
を、信号波位相調整線路の長さ対する変換利得の変化が
小さく、かつ高利得となるように設定して、信号波のF
ETへの戻り位相を最適な位相にすることにより変換利
得を高めることができ、さらに、図2に示すような0.
5λ近傍の電気長に対し、電気長が急峻に変化するのを
避けることにより、衛星搭載中継器で問題となる変換利
得の周波数に対する平坦性を高めることができる。ま
た、変換利得を高めることにより不要波に対する出力波
のレベルを高め、低スプリアス特性とすることができ
る。
態2を示すFETミクサの構成図である。図18に示し
た従来例および図1に示した実施の形態1と同一ないし
は相当部分には同一符号を付している。なお、従来例に
示した信号波整合回路25、ゲートバイアス端子27、
ドレインバイアス端子28、チョークコイル29および
出力波と局部発振波を分ける分波回路は省略している。
し、局部発振波をFET2のドレイン端子7へ入力す
る。FET2では実施の形態1と同様に信号波と局部発
振波との周波数混合が行われ、周波数混合波はドレイン
端子7より出力され、周波数混合波に含まれる所望の出
力波は出力端子5より外部の回路へ取り出される。
信号波反射回路4でFET2側へ反射され、信号波位相
調整線路3により位相調整され、FET2のドレイン端
子7へ入力する。図4は図3に示す構成のFETミクサ
の信号波位相調整線路長に対する変換利得の計算例を示
す。これにより信号波位相調整線路の長さに対する変換
利得の変化がわかる。図4に示すように、信号波位相調
整線路3の長さを、信号波位相調整線路の長さに対する
変換利得の変化が小さく、かつ高利得となるよう(例え
ば、0.5λ近傍)に設定して、信号波のFET3への
戻り位相を最適な位相にすることにより、変換利得を高
め、変換利得の周波数に対する平坦性を高め、また、変
換利得を高めたことにより不要波に対する出力波のレベ
ルを高め、低スプリアス特性とすることができる。
態3を示すFETミクサの構成図である。図において、
9は第1ゲート端子、10は第2ゲート端子であり、2
はこれらを有するデュアルゲートのFETであり、図1
8に示した従来例および図1に示した実施の形態1と同
一ないしは相当部分には同一符号を付している。なお、
従来例に示した信号波整合回路25、ゲートバイアス端
子27、ドレインバイアス端子28、チョークコイル2
9は省略している。
いは第2ゲート端子10の一方へ入力し、局部発振波を
他方のゲート端子(9あるいは10)へ入力する。FE
T2では実施の形態1と同様に信号波と局部発振波との
周波数混合が行われ、周波数混合波はドレイン端子7よ
り出力され、周波数混合波に含まれる所望の出力波は出
力端子5より外部の回路へ取り出される。
波は信号波反射回路4でFET2側へと反射され、信号
波位相調整線路3により位相調整され、FET2のドレ
イン端子7へと入力する。実施の形態1と同様に図2を
参照して、この信号波位相調整線路3の長さを、信号波
のFET2への戻り位相を最適な位相にすることによ
り、変換利得を高め、変換利得の周波数に対する平坦性
を高め、また、変換利得を高めたことにより不要波に対
する出力波のレベルを高め、低スプリアス特性とするこ
とができる。
態4を示すFETミクサの構成図である。図において、
11は局部発振波位相調整線路、12は局部発振波反射
回路であり、図18に示した従来例および図1に示した
実施の形態1と同一ないしは相当部分には同一符号を付
している。なお、従来例に示した信号波整合回路25、
ゲートバイアス端子27、ドレインバイアス端子28、
チョークコイル29は省略している。
ト端子6へ入力する。FET2では実施の形態1と同様
に信号波と局部発振波との周波数混合が行われ、周波数
混合波はドレイン端子7より出力され、周波数混合波に
含まれる所望の出力波は出力端子5より外部の回路へ取
り出される。
信号波反射回路4でFET2側へ反射され、信号波位相
調整線路3により位相調整され、FET2のドレイン端
子7へ入力する。また、周波数混合波に含まれる局部発
振波は、局部発振波反射回路12でFET2側へと反射
され、局部発振波位相調整線路11により位相調整さ
れ、FET2のドレイン端子7へと入力する。
部発振波位相調整線路長に対する変換利得の計算例を示
す。局部発振波位相調整線路の長さにより変換利得が変
化し、ある位相では変換利得が急減することがわかる。
従来例に述べたFETミクサではIFフィルタ26にて
信号波と局部発振波がともに反射するため、信号波と局
部発振波の反射する位相は独立して設定できず、衛星搭
載中継器のように出力周波数が広帯域な場合には、局部
発振波の位相が変換利得の急減する条件になり、変換利
得の周波数に対する平坦性が損なわれる。しかし、図6
に示す構成にすることにより、信号波のFET2への戻
り位相を最適な位相にすることができるとともに、局部
発振波の戻り位相を信号波の戻り位相と独立して設定で
きるため、変換利得の周波数に対する平坦性を高めると
ともに、変換利得を高め、低スプリアス特性とすること
ができる。
スにした実施の形態4の構成例について説明したが、実
施の形態3の構成をベースにしたものでも同様の効果が
得られる。
態5を示すFETミクサの構成図である。図において、
13は整合用回路、14は信号波反射回路部、15は出
力波整合回路であり、図18に示した従来例および図1
に示した実施の形態1と同一ないしは相当部分には同一
符号を付している。なお、従来例に示した信号波整合回
路25、ゲートバイアス端子27、ドレインバイアス端
子28、チョークコイル29は省略している。
ト端子6へ入力する。FET2では半導体素子の非線形
性を利用して信号波と局部発振波との周波数混合が行わ
れる。周波数混合波はドレイン端子7より出力され、周
波数混合波に含まれる所望の出力波は信号波反射回路部
14および整合用回路13を組み合わせた出力波整合回
路15で出力端子5とインピーダンス整合され外部の回
路へ取り出される。
波位相調整線路3の長さを、信号波のFET2への戻り
位相を最適な位相にすると同時に、所望の出力波に対し
出力端子5とインピーダンス整合をとることにより、効
率よく出力波を取り出すことが出来るようになり、変換
利得をより高めるのみならず、変換利得が周波数により
急激に変化するような位相関係を避けることができ、変
換利得の周波数に対する平坦性を高め、低スプリアス特
性とすることができる。
スにした実施の形態5の構成例について説明したが、実
施の形態2,3の構成をベースにしたものでも同様の効
果が得られる。
態6を示すFETミクサの構成図である。図において、
16はインダクタ素子、17は信号波位相調整部であ
る。図18に示した従来例および図1に示した実施の形
態1と同一ないしは相当部分には同一符号を付してい
る。なお、従来例に示した信号波整合回路25、ゲート
バイアス端子27、ドレインバイアス端子28、チョー
クコイル29は省略している。また、FETを実装する
上でゲート端子6と入力端子1の間に入るインダクタン
ス成分もここでは省略している。
し、FET2のゲート端子6へ入力する。FET2では
半導体素子の非線形性を利用して信号波と局部発振波と
の周波数混合が行われる。周波数混合波はドレイン端子
7より出力され、周波数混合波に含まれる所望の出力波
は出力端子5より外部の回路へ取り出される。
信号波反射回路4でFET2側へ反射され、インダクタ
素子16と信号波位相調整線路3とで構成された信号波
位相調整部17により所望の戻り位相に調整され、FE
Tのドレイン端子7へと入力する。FET2の各端子と
回路を接続するには金ワイヤ、金リボン、パッケージの
リードなどが用いられのが一般的である。この場合、F
ETのドレイン端子に入力する信号波や局部発振波の戻
り位相を所望値にするには上記リードなどのインダクタ
ンス成分を考慮しておく必要がある。インダクタ素子1
6はこのような実装条件の変更に対し最適な位相を容易
に設定できる利点がある。このように、FETミクサを
構成とすることにより、実装条件の変更等がある場合
も、インダクタ素子16で補い、変換利得の周波数に対
する平坦性を高めるとともに、変換利得をより高め、低
スプリアス特性とすることができる。
構成図である。図において、18は信号波で(1/4)
λの先端開放スタブであり、信号波反射回路を構成して
いる。信号波位相調整線路3の一端と接続された先端開
放スタブ18の接続点で信号波の短絡点となり信号波は
全反射される。スタブを用い、広帯域に反射させること
ができるため、変換利得の周波数に対する平坦性を損な
わずに変換利得を高めることができる。反射した信号波
は信号波位相調整部17により位相調整されFET2の
ドレイン端子7へ入力する。また、出力波は信号波位相
調整部17、上記先端開放スタブ18、および整合用回
路13により構成された出力波整合回路15により出力
端子5とインピーダンス整合され変換利得を高めること
ができる。
形態8を示すFETミクサの構成図である。図におい
て、19は信号波で(1/2)λの先端短絡スタブであ
り、信号波反射回路を構成している。実施の形態7に示
したFETミクサと同様に変換利得の周波数に対する平
坦性が高めることができるとともに、ドレインバイアス
を上記先端短絡スタブ19の一端から印加する構成とし
ているためFETミクサを小型にすることができる。
形態9を示すFETミクサの構成図である。図におい
て、20は信号波で並列共振する並列共振回路であり、
信号波反射回路を構成している。実施の形態7に示した
FETミクサと同様に変換利得の周波数に対する平坦性
が高めることができるとともに、並列共振回路20を集
中定数素子で構成することによりFETミクサを小型化
することができる。
の形態10を示すFETミクサの構成図である。図にお
いて、21は信号波で直列共振する直列共振回路であ
り、信号波反射回路を構成している。実施の形態7に示
したFETミクサと同様に変換利得の周波数に対する平
坦性を高めることができるとともに、ドレインバイアス
を直列共振回路21の一端から印加する構成とし、直列
共振回路21を集中定数素子で構成することによりFE
Tミクサをより小型化することができる。
10では、いずれも実施の形態1の構成をベースにした
それぞれの実施の形態の構成例について説明したが、こ
れに限らず、実施の形態2〜5のいずれかの構成をベー
スにしたものでもそれぞれ同様の効果が得られる。
の形態1を示す図1,2をベースにして構成されてい
る。信号波と局部発振波をゲート端子に入力し、FET
にて混合された出力波をドレイン端子側に設けた出力端
子より取り出す構成のFETミクサにおいて、上記FE
Tのドレイン端子と出力端子との間に信号波反射回路を
設け、その信号波反射回路とドレイン端子との間に、信
号波の位相を調整するインダクタ素子および信号波位相
調整線路を設け、このインダクタ素子と信号波位相調整
線路を合わせた電気長を信号波の波長λに対し、以下の
ように設定したものである。 (0.1+0.5n)λ〜(0.3+0.5n)λ,
(n=0,1,2,…)
の特性図に基づき、インダクタ素子16および信号波位
相調整線路3を合わせ信号波位相調整部17の電気長を
上記のように設定することにより、周波数による変換利
得の急激な変化を避け、変換利得の周波数に対する平坦
性を高めるとともに、変換利得を高め、低スプリアス特
性とすることができる。
の形態2を示す図3,4をベースにして構成されてい
る。信号波をゲート端子に入力し、局部発振波をドレイ
ン端子に入力し、FETにて混合された出力波をドレイ
ン端子側に設けた出力端子より取り出す構成のFETミ
クサにおいて、上記FETのドレイン端子と出力端子と
の間に信号波反射回路を設け、その信号波反射回路とド
レイン端子との間に、信号波の位相を調整するインダク
タ素子および信号波位相調整線路を設け、このインダク
タ素子と信号波位相調整線路を合わせた電気長を信号波
の波長λに対し、0.5nλ,(n=0,1,2,…)
近傍としたものである。
ETミクサのFET2のドレイン端子と信号波位相調整
線路3との間にインダクタ素子16を設け、インダクタ
素子16と信号波位相調整線路3を合わせ信号波位相調
整部とし、実施の形態2の図4に示したFETミクサの
特性図に基づき、上記信号波位相調整部の電気長を上記
のように設定することにより、周波数による変換利得の
急激な変化を避け、変換利得の周波数に対する平坦性を
高めるとともに、変換利得を高め、低スプリアス特性と
することができる。
の形態13を示すFETミクサの構成図である。図にお
いて、22は信号波位相調整用移相器である。18に示
した従来例および図1に示した実施の形態1と同一ない
しは相当部分には同一符号を付している。なお、従来例
に示した信号波整合回路25、ゲートバイアス端子2
7、ドレインバイアス端子28、チョークコイル29は
省略している。
位相調整用線路3を信号波位相調整用移相器22に替え
て、線路で構成された場合は困難な、構成素子の特性差
等によっては外部より位相を微調整を行うことが必要と
なるときに対処して、精度よく所望の位相に信号波の戻
り位相を設定可能にしたものである。このように外部よ
り位相を微調整を行う必要があるとき、変換利得の周波
数に対する平坦性を高めることができるとともに、変換
利得を高め、低スプリアス特性とすることができる。
スにした実施の形態13の構成例について説明したが、
これに限らず、インダクタ素子を含む信号波位相調整部
を信号波位相調整用移相器22に替えるのを含め、実施
の形態2〜12のいずれかの構成をベースにしたもので
も同様の効果が得られる。
の形態14を示す平衡型のFETミクサの構成図であ
る。図において、23は信号波180度分配器、24は
出力波同相合成器であり、図18に示した従来例および
図1に示した実施の形態1と同一ないしは相当部分には
同一符号を付している。なお、従来例に示した信号波整
合回路25、ゲートバイアス端子27、ドレインバイア
ス端子28、チョークコイル29は省略している。図2
0を参照して先に説明したように、マイクロ波帯におけ
る無線通信システム、特に衛星通信システムに用いられ
る中継器においては、システムの利用周波数の関係上、
出力周波数のごく近傍に比較的レベルが高い局部発振波
の高調波や混合波が現れる。これらの波はフィルタでは
除去できないため、一般に不要波を打ち消して抑圧する
平衡型のFETミクサが使われる。この実施の形態14
はこの不要波を打ち消して抑圧する平衡型のFETミク
サに係わるものである。
を介し、同振幅、逆位相で信号波および局部発振波をそ
れぞれのFETのゲート端子へ入力する。それぞれのF
ET2では半導体素子の非線形性を利用して信号波と局
部発振波との周波数混合を行い、その周波数混合波は各
FETのドレイン端子より出力され、周波数混合波に含
まれる所望の出力波を出力波同相合成器24にて同相で
合成して出力端子5より取り出す構成である。ここで、
この平衡型のミクサは各FETの出力を同位相で合成す
る構成としているので、それぞれのミクサから出力され
る波のうち出力波のように位相差が0度のものが合成出
力され、局部発振波のように位相差が180度のものは
抑圧される。
信号波は、それぞれの信号波反射回路4でそれぞれのF
ET3側へ反射され、それぞれの信号波位相調整線路3
により所望の位相に調整され、それぞれFET3のドレ
イン端子7へ入力するため不要波が少なく、変換利得を
より高め、さらには変換利得の周波数に対する平坦性を
高めることができる。
スにした実施の形態14の構成例について説明したが、
これに限らず、実施の形態2〜9のいずれかの構成をベ
ースにしたものでも同様の効果が得られる。また、この
実施の形態14では信号波分配器を180度分配器、出
力波合成器を同相合成器で構成しているが、取り出した
い出力波と、抑圧したい波の位相がそれぞれ、合成、打
ち消しとなるならば、信号波合成器、出力波合成器はど
のような分配、合成位相であっても構わない。
3の構成をベースにしたFETミクサにおいて、FET
2としてGaAs・MES・FETを用い、このFET
2をドレイン電圧1.5V以下、ドレイン電流(1/
5)Idss以下の非線形領域にて動作させるようにし
たものである。これにより、局部発振波の高調波成分を
抑圧し漏洩が少ないFETミクサが得られる理由につい
て以下に説明する。上記のように構成したFETミクサ
のスプリアスの測定値を図16に示す。図16の横軸は
上記FETのIdssに対するFET動作電流の割合、
縦軸は出力波電力レベルに対する局部発振波の第2次高
調波の出力レベルである。この測定結果によれば局部発
振波の第2次高調波の出力レベルが急激に減少するドレ
イン電流値が存在することがわかる。
T(GaAs・MES・FET)のVd−Id特性の一
例を図17に示す。信号波をゲート端子に入力し、局部
発振波をドレイン端子に入力し、出力をドレイン端子か
ら取り出す構成のFETミクサは、この図17で示すV
d−Id特性の非線形性を使用して信号波と局部発振波
の周波数の混合を行っている。このVd−Id特性が線
形に近い領域では効率の高い周波数変換ができず、上記
特性の非線形領域で動作させる必要がある。
ン電圧1.5V以下、ドレイン電流(1/5)Idss
以下の非線形領域にて動作させることにより局部発振波
の高調波成分を抑圧することができる。
ETミクサを実施例として説明したが、これまで示した
実施の形態のうち、信号波をゲート端子に入力し、局部
発振波をドレイン端子に入力し、出力をドレイン端子よ
り取り出す構成のFETミクサのFETを上記バイアス
条件にて動作させることにより、局部発振波の高調波成
分を抑圧し、変換利得を高めることができる。
形態1〜15のいずれかに示したFETミクサを具備し
た通信装置である。例えば、衛星通信システムに用いら
れる中継器を例にとると、中継器に入力した受信波は低
雑音増幅器で増幅され、実施の形態1〜15のいずれか
に示したFETミクサに入力する。このFETミクサで
不要波が抑圧されるとともに、変換利得の高い周波数変
換がなされ、後段の電力増幅器を介し出力される。この
とき、FETミクサの変換利得の周波数に対する平坦性
が高いため、伝送信号を歪ませることなく信号を中継器
より送り出すことができる。また、このとき、FETミ
クサの変換利得が高いので、FETミクサの後段の雑音
レベルの影響を少なくすることができ、雑音が少なくか
つ不要波の少ない信号を中継器より送り出すことができ
る。
ば、FETのドレイン端子より出力される信号波を信号
波反射回路で反射させ、信号波位相調整線路により位相
を調整しFETへ戻す構成とすることにより、変換利得
を高め、変換利得の周波数に対する平坦性を高めたFE
Tミクサを得ることができる。
Tのドレイン端子より出力される信号波を信号波反射回
路で反射させ、信号波位相調整線路により位相を調整し
FETへ戻す構成とすることにより、変換利得を高め、
変換利得の周波数に対する平坦性を高めたFETミクサ
を得ることができる。
デュアルゲートのFETのドレイン端子より出力される
信号波を信号波反射回路で反射させ、信号波位相調整線
路により位相を調整しFETへ戻す構成とすることによ
り、変換利得を高め、変換利得の周波数に対する平坦性
を高めたFETミクサを得ることができる。
Tのドレイン端子より出力される信号波を信号波反射回
路で反射させ、信号波位相調整線路により位相を調整し
FETへ戻すとともに、上記ドレイン端子より出力され
る局部発振波を信号波の戻し位相に影響を与えずに局部
発振波反射回路で反射させ、局部発振波位相調整線路に
より位相を調整しFETへ戻す構成とすることにより、
変換利得をより高め、変換利得の周波数に対する平坦性
を高めたFETミクサを得ることができる。
Tのドレイン端子より出力される信号波を信号波反射回
路で反射させ、信号波位相調整線路により位相を調整し
FETへ戻す構成とするとともに、信号波反射回路と出
力端子の間に整合用回路を設け、信号波反射回路と出力
端子の間に整合用回路を設け、信号波位相調整線路と信
号波反射回路と整合用回路とを合わせて出力波整合回路
を構成することにより、変換利得をより高め、変換利得
の周波数に対する平坦性を高めたFETミクサを得るこ
とができる。
波位相調整用線路とドレイン端子の間にインダクタ素子
を設ける構成にすることにより、FETの各端子と回路
を接続する実装条件に応じて信号波の位相をより設定し
やすいFETミクサを得ることができる。
項1記載のFETミクサにおいて、FETのドレイン端
子と出力端子との間に信号波反射回路を設け、その信号
波反射回路とドレイン端子との間に信号波の位相を調整
するインダクタ素子および信号波位相調整用線路を設
け、このインダクタ素子と信号波位相調整用線路を合せ
た電気長を信号波の波長をλとし、(0.1+0.5
n)λ〜(0.3+0.5n)λ,(n=0,1,2,
…)とすることにより、FETミクサの変換利得の周波
数に対する平坦性が良好で、高変換利得のFETミクサ
を得ることができる。
項2記載のFETミクサの信号波位相調整線路長を信号
波の波長λに対して、0.5nλ,(n=0,1,2,
…)近傍に設定することにより、変換利得の周波数に対
する平坦性が良好で、高変換利得のFETミクサを得る
ことができる。
項1〜8のまでのいずれかに記載のFETミクサにおい
て、信号波位相調整線路の替わりに信号波位相調整用移
相器を設けたことにより、信号波の位相を調整するのに
外部より微調整することが可能となるため、変換利得の
周波数に対する平坦性が良好で、高変換利得のFETミ
クサを得ることができる。
求項1〜9のいずれかに記載のFETミクサと同一構成
のFETミクサ一対を備え、信号波を信号波分配器で2
分配してそれぞれのFETミクサに入力し、それぞれの
FETミクサの出力波を出力波合成器で合成することに
より、不要波を打ち消すとともに、変換利得をより高め
たFETミクサを得ることができる。
求項2記載のFETミクサのFETをGaAs・MES
・FETとし、そのドレイン電圧を1.5V以下、ドレ
イン電流を(1/5)Idss以下の非線形領域にて動
作させることにより、局部発振波の高調波成分を抑圧
し、変換利得を高めたFETミクサを得ることができ
る。
ば、請求項1〜11のいずれかに記載のFETミクサを
用いて構成することにより、FETミクサの不要波が抑
圧されるとともに,変換利得の高い周波数変換がなさ
れ、FETミクサの変換利得の周波数に対する平坦性が
高いため伝送品質を歪ませることなく信号を送出すこと
ができ、また、このときFETミクサの変換利得が高い
のでFETミクサの後段の雑音レベルの影響を少なくす
ることができ、雑音が少なくかつ不要波の少ない信号を
送出すことができる通信装置を得ることができる。
の構成図である。
路長に対する変換利得特性図である。
の構成図である。
路長に対する変換利得特性図である。
の構成図である。
の構成図である。
整線路長に対する変換利得特性図である。
の構成図である。
の構成図である。
サの構成図である。
サの構成図である。
サの構成図である。
クサの構成図である。
クサの構成図である。
クサの構成図である。
クサのスプリアス特性図である。
−Id特性図である。
位相に対する変換利得特性図である。
要波を説明する図である。
4 信号波反射回路、5 出力端子、6 ゲート端子、
7 ドレイン端子、8 ソース端子、9 第1ゲート端
子、10 第2ゲート端子、11 局部発振波位相調整
線路、12 局部発振波反射回路、13 整合回路、1
4 信号波反射回路部、15 出力波整合回路、16
インダクタ素子、17 信号波位相調整部、18 信号
波で(1/4)λの先端開放スタブ、19 信号波で
(1/4)λの先端短絡スタブ、20 信号波並列共振
回路、21 信号波直列共振回路、22 信号波位相調
整用移相器、23 信号波180度分配器、24 出力
波同相合成器、25 信号波整合回路、26 IFフィ
ルタ、27 ゲートバイアス端子、28 ドレインバイ
アス端子、29 チョークコイル。
Claims (12)
- 【請求項1】 信号波と局部発振波をFETのゲート端
子に入力し、上記FETにて混合された出力波をドレイ
ン端子側に設けた出力端子より取り出す構成のFETミ
クサにおいて、 上記FETのドレイン端子と出力端子との間に信号波反
射回路を設け、その信号波反射回路とドレイン端子との
間に、信号波の位相を調整する信号波位相調整線路を設
けたことを特徴とするFETミクサ。 - 【請求項2】 信号波をFETのゲート端子に入力し、
局部発振波をドレイン端子に入力し、上記FETにて混
合された出力波をドレイン端子側に設けた出力端子より
取り出す構成のFETミクサにおいて、 上記FETのドレイン端子と出力端子との間に信号波反
射回路を設け、その信号波反射回路とドレイン端子との
間に、信号波の位相を調整する信号波位相調整線路を設
けたことを特徴とするFETミクサ。 - 【請求項3】 信号波をFETの第1ゲート端子または
第2ゲート端子に入力し、局部発振波を上記信号波を入
力しない他方のゲート端子に入力し、上記FETにて混
合された出力波をドレイン端子側に設けた出力端子より
取り出す構成のデュアルゲートのFETミクサにおい
て、 上記FETのドレイン端子と出力端子との間に信号波反
射回路を設け、その信号波反射回路とドレイン端子との
間に、信号波の位相を調整する信号波位相調整線路を設
けたことを特徴とするデュアルゲートのFETミクサ。 - 【請求項4】 信号波反射回路と出力端子との間に局部
発振波反射回路を設け、その局部発振波反射回路と信号
波反射回路との間に局部発振波位相調整線路を設けたこ
とを特徴とする請求項1または3に記載のFETミク
サ。 - 【請求項5】 信号波反射回路と出力端子との間に整合
用回路を設け、信号波反射回路と信号波位相調整線路と
整合用回路とを合わせて出力波整合回路を構成したこと
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のFE
Tミクサ。 - 【請求項6】 FETのドレイン端子と信号波反射回路
との間に設けた信号波位相調整線路に直列接続し、信号
波の位相を調整するインダクタ素子を設けたことを特徴
とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のFETミク
サ。 - 【請求項7】 上記FETのドレイン端子と出力端子
との間に信号波反射回路を設け、その信号波反射回路と
ドレイン端子との間に、信号波の位相を調整するインダ
クタ素子および信号波位相調整線路を設け、このインダ
クタ素子と信号波位相調整線路を合わせた電気長を信号
波の波長をλとして、(0.1+0.5n)λ〜(0.
3+0.5n)λ,(n=0,1,2,…)としたこと
を特徴とする請求項1記載のFETミクサ。 - 【請求項8】 上記FETのドレイン端子と出力端子
との間に信号波反射回路を設け、その信号波反射回路と
ドレイン端子との間に、信号波の位相を調整するインダ
クタ素子および信号波位相調整線路を設け、このインダ
クタ素子と信号波位相調整線路を合わせた電気長を信号
波の波長をλとして、0.5nλ,(n=0,1,2,
…)近傍としたことを特徴とする請求項2記載のFET
ミクサ。 - 【請求項9】 信号波位相調整線路のかわりに信号波位
相調整用移相器を設けたことを特徴とする請求項1〜8
のいずれか一項に記載のFETミクサ。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一項に記載の
同一構成のFETミクサ一対と、上記一対のFETミク
サの各入力端子に信号波を2分配する信号波分配器と、
上記一対のFETミクサの出力波を合成する出力波合成
器とを備えたことを特徴とするFETミクサ。 - 【請求項11】 上記FETミクサのFETをGaA
s・MES・FETとして、そのドレイン電圧を1.5
V以下、ドレイン電流を(1/5)Idss以下の非線
形領域にて動作させることを特徴とする請求項2記載の
FETミクサ。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか一項に記載
のFETミクサを具備したことを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14000897A JP3472440B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | Fetミクサおよびこのミクサを有する通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14000897A JP3472440B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | Fetミクサおよびこのミクサを有する通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10335941A JPH10335941A (ja) | 1998-12-18 |
JP3472440B2 true JP3472440B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=15258795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14000897A Expired - Lifetime JP3472440B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | Fetミクサおよびこのミクサを有する通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3472440B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3395704B2 (ja) | 1999-04-06 | 2003-04-14 | 松下電器産業株式会社 | 周波数変換装置 |
JP4547812B2 (ja) * | 2001-02-20 | 2010-09-22 | 株式会社富士通ゼネラル | 周波数変換回路 |
JP5047027B2 (ja) * | 2008-03-26 | 2012-10-10 | アンリツ株式会社 | イメージエンハンストミキサ回路 |
DE102009026767A1 (de) * | 2009-06-05 | 2010-12-09 | Robert Bosch Gmbh | Radarsensor mit Störsignalkompensation |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP14000897A patent/JP3472440B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH10335941A (ja) | 1998-12-18 |
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