JP3472426B2 - プラズマディスプレイパネル用基板とこれを用いたプラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル用基板とこれを用いたプラズマディスプレイパネル

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JP3472426B2
JP3472426B2 JP35006796A JP35006796A JP3472426B2 JP 3472426 B2 JP3472426 B2 JP 3472426B2 JP 35006796 A JP35006796 A JP 35006796A JP 35006796 A JP35006796 A JP 35006796A JP 3472426 B2 JP3472426 B2 JP 3472426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高精度かつ安価な
薄型の大画面用カラー表示装置等に用いられるプラズマ
ディスプレイパネル用隔壁及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】薄型の大画面用のカラー表示装置等に用
いられるプラズマディスプレイパネル(以降、PDPと
略記する)は、微小な放電表示セルを構成する隔壁で囲
まれた空間に対抗する電極を設け、該空間に希ガス等の
放電可能なガスを封入した構造を成しており、対向する
電極間に放電によりプラズマを発生させ、該プラズマに
より蛍光体を発光させて、画面の発光素子として利用す
るものである。
【0003】具体的な構造を図7に示すように、背面板
16の表面に多数の隔壁17を形成して、隔壁17間を
放電表示セル18とし、該セル18の底面に電極19を
備えたものをPDP用基板20とし、該基板20に対し
て放電表示セル18の内壁面となる隔壁17の側面21
に蛍光体22を塗布し、一方、線状の電極23を備えた
正面板24をPDP用基板20の隔壁17の頂部25に
接合して、放電表示セル18にガスを封入することによ
り、PDPを構成することができる。
【0004】ところで、前記PDP用基板を製造する際
には、予め背面板の表面上に電極を形成した後、各電極
間に隔壁を形成するが、この隔壁の製造方法としては従
来より印刷積層法やブラスト法、埋め込み法等が知られ
ている。
【0005】前記印刷積層法は、隔壁を成す材料を主成
分とするペーストを用いて厚膜印刷法により背面板上に
所定のパターンで隔壁を印刷形成するもので、1回の印
刷で形成できる厚さが約10〜15μm程度であること
から、印刷・乾燥を繰り返しながら、約100〜200
μmの高さを必要とする隔壁を形成するものである(特
開平2−213020号公報参照)。
【0006】また、前記ブラスト法は、背面板の全面に
所定の厚さのガラス層を形成し、該ガラス層の表面に隔
壁形状のレジストマスクを形成しておいて、サンドブラ
ストにて隔壁以外の部分のガラス層を除去して隔壁を形
成するものである(特開平4−259728号公報参
照)。
【0007】更に、前記埋め込み法は、背面板の全面に
所定の厚さの感光性有機材料層を成形し、該感光性有機
材料層にマスクを介して露光現像して隔壁形状の凹型を
形成し、該凹型中に無機材料から成る隔壁材料を含む泥
漿を充填した後、前記凹型を溶解するか、又は直接焼成
することにより、隔壁を形成するようにしたものである
(特開平3−127429号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PDP用基板では、図7に示すように隔壁17の側面2
1は背面板16に対して垂直な面となっていたために、
該側面21に塗布した蛍光体22が隔壁の上部まで塗布
されて、隣接する放電表示セル18のプラズマの漏れに
よって色にじみが発生するおそれがあり、その結果、画
質が劣化したり、隔壁17と背面板16の隅部に溜まっ
た蛍光体22により放電表示セル18の内側の断面形状
が半円状になり、プラズマの放電空間が狭くなって放電
効率が減少し、発光効率が低下するため、発光度を高く
することが困難であるという課題があった。
【0009】しかも、前記印刷積層法では、所定の高さ
の隔壁を形成するためには、何回も印刷・乾燥工程を繰
り返して積層しなければならず、極めて工程数が多くな
り、その上、積層毎に精度よく印刷する必要があるため
に、非常に歩留りが悪く、更に、印刷時の位置ズレによ
り隔壁が変形し易く、かつ印刷製版の伸び等のために隔
壁によって形成される放電表示セルの寸法精度として
は、1000セル分の寸法を15セル測定した時の測定
値の最大差が0.35mm程度であり、高精度化の要求
を満足するものではないという課題もあった。
【0010】また、前記ブラスト法においても、マスク
形成にフォトレジストを用いた後、サンドブラストを行
うために工程が複雑であり、しかも高精度に隔壁を形成
することは困難であり、更にブラスト加工に用いる研磨
剤を回収し、繰り返して使用する場合には、研磨剤の摩
耗劣化による研削力の低下や経時変化があり、安定して
量産することが困難であり、一方、研磨剤を回収せずに
使用する場合には、研磨剤によるコスト高となり、大量
生産には不適当であった。
【0011】他方、前記埋め込み法においては、感光性
樹脂層を形成した後、微細な形状の凹部の樹脂成分を現
像する必要から、精密な現像処理を必要とし、未現像部
分から生じる隔壁の欠陥が発生し易く、歩留り良く隔壁
を形成することが困難である等、種々の課題があった。
【0012】
【発明の目的】本発明は前記課題に鑑み成されたもの
で、その目的は、PDPの発光空間を大きくして発光度
を高くすることができ、塗布する蛍光体使用量を少なく
することができるPDP用隔壁と、簡単な成形工程で表
面状態が良好な隔壁が得られ、大型化が容易に実現で
き、製造工程の短縮及び簡略化と共に高い製品歩留りを
実現でき、高精細度化が可能なPDP用隔壁の製造方法
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解消するために、鋭意検討した結果、セラミックス又は
ガラスから成る背面板上に形成した隔壁の肉厚が、正面
板側から背面板側に薄くなるように成形することによ
り、PDPの発光空間を大きくして発光度を高くするこ
とが可能となることを見いだした。
【0014】即ち、本発明のPDP用隔壁は、その肉厚
が正面板側より背面板側が薄いことを特徴とするもの
で、隔壁の側面が正面板側の最大肉厚部より背面板側へ
下ろした垂線と成す角度、あるいは隔壁基部の側面が前
記垂線と成す角度が1〜25°の逆テーパー状であるこ
とが望ましく、また、隔壁の正面板側の頂部端面が面取
りされていることが望ましいものである。
【0015】また、本発明のPDP用隔壁の製造方法
は、セラミックス又はガラスの粉体と溶媒及び有機性添
加物から成るバインダーとの混合物を、隔壁形状を成す
先奥の底部ほど狭くなる先細状の凹部を有し、柔軟性を
備えた成形型中に充填した後、隔壁成形体をセラミック
ス又はガラスから成る背面板に接合して一体化する工程
から成ることを特徴とするものである。
【0016】ここで、前記一体化する工程とは、前記凹
部を有する成形型中に混合物を充填し、該成形型ととも
に背面板に密着させて固化後、離型して焼成する工程
や、成形型に混合物を充填して固化させてから離型し、
その後、得られた隔壁成形体を背面板と密着して焼成す
る工程、あるいは成形型に混合物を充填して固化させて
から離型し、得られた隔壁成形体を一旦焼成した後、背
面板に接着又は熱圧着する工程等の他、公知のセラミッ
クスやガラスの接合方法を適用することも可能である。
【0017】
【作用】本発明によれば、PDP用隔壁を正面板側から
背面板側に向けて肉厚が薄くなるようにしたため、隔壁
の側面が逆テーパー状となり、蛍光材料を塗布した後の
断面の形状が、方形状となるために広い放電空間が確保
できる上、蛍光体が隔壁の下部、即ち背面板側に塗布さ
れることになるので、隣接する放電表示セルの色ニジミ
による画質の劣化が起こり難い。
【0018】また、本発明のPDP用隔壁の製造方法に
よれば、セラミックス又はガラスの粉体とバインダーの
混合物を成形型に充填して隔壁の成形体を得ることか
ら、隔壁の表面状態が良好で、かつ成形型の寸法精度が
そのまま成形体に反映され、簡単な成形工程で、大型の
基板を容易に製造できる上、成形型の隔壁形状の凹部先
奥を先細形状とすることにより、前記形状の隔壁を容易
に製造できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明のPDP用隔壁及び
その製造方法を図面に基づき詳述する。
【0020】図1は本発明のPDP用隔壁を示す一部破
断斜視図であり、図2は本発明のPDP用隔壁を具備し
たPDPの構造を示す断面図である。
【0021】図1及び図2において、1はセラミックス
又はガラスから成る背面板2の表面に一体化されたセラ
ミックス又はガラスから成る複数の隔壁であり、各隔壁
1間に放電表示セル11が形成され、該放電表示セル1
1の底部に電極12を備え、放電表示セル11の内壁を
形成する隔壁1の側面には蛍光体13が塗布され、線状
の電極14を備えた透明な正面板4で隔壁1の頂部3が
覆われ、放電表示セル11内に放電可能なガスを封入す
ることで、PDPが構成されている。
【0022】前述のように構成された状態で、電極12
と14間で放電することにより、放電表示セル11の側
面に塗布した蛍光体13を発光させることができる。
【0023】本発明では、前記隔壁1は、正面板4側の
頂部3の肉厚を大きくした逆テーパー状をしており、側
面5は背面板2側に下すぼまり状になっているため、塗
布した蛍光体13は隔壁1の下部に溜まり、隣接する放
電表示セル11のプラズマ漏れによる色にじみが発生せ
ず画質劣化が解消できる。
【0024】また、蛍光体13塗布後の放電表示セル1
1の内側の形状が方形に近くなり、発光空間を増大させ
ることができるために、プラズマの発光効率も向上す
る。
【0025】即ち、図2に示すように隔壁1の肉厚を正
面板4側から背面板2側に薄くしたことから、側面5が
逆テーパ状となるため、塗布した蛍光体13が隔壁1の
上部に塗布されることを防止でき、しかも、放電表示セ
ル11の蛍光体13塗布後の内側の形状が方形に近くな
り、発光空間が増大して発光効率が向上する。
【0026】また、上記隔壁1の側面5が、正面板4側
の最大肉厚部6より背面板2側へ下ろした垂線7と、該
正面板4側の最大肉厚部6と背面板2側の隔壁基部9を
結ぶ線とで形成される角度8は、成形型からの離型性や
蛍光体の塗布位置、及び隔壁の強度という実用面からす
ると2〜25゜とすることが望ましく、より好ましくは
10〜15゜の範囲となる。
【0027】また、図3に示すように、上記隔壁1の頂
部3端面には丸みを帯びた面取り10を形成することが
好ましく、このようにすれば隔壁製造時における隔壁頂
部3の先端の破損を防止できる。
【0028】次に、本発明のPDP用隔壁の他の実施の
形態を説明する。
【0029】図4に示す隔壁1は側面形状を凹曲面状に
窪ませたものであり、また、図5に示す隔壁1は側面形
状を凸曲面状に膨らませたもので、図6に示す隔壁1は
側面形状を逆テーパー状と垂直面の二段形状としたもの
である。
【0030】いずれの場合も、隔壁1は正面板4側の最
大肉厚6よりも背面板2側の隔壁基部9の肉厚を小さく
した下すぼまり状となっている。
【0031】また、図4〜図6に示すいずれの場合も、
正面板4側の最大肉厚部6より背面板2側へ下ろした垂
線7と成す角度8、あるいは隔壁基部9の側面が前記垂
線7と成す角度8のいずれかが2〜25°であることが
好ましく、10〜15°の範囲が最適である。
【0032】一方、隔壁1の頂部3端面に備える面取り
形状は、曲面状や段状、凹曲面状、あるいはテーパー状
等、種々形成することができ、その幅は正面板4との接
着性、即ち隣接する放電表示セル11のプラズマ漏れに
よる色にじみを防止するという点からは隔壁1の頂部3
の肉厚に対して1/3以下とすることが好ましい。
【0033】次に、本発明のPDP用隔壁の製造方法を
説明する。先ず、隔壁形状を具備した先細状の凹部を有
する柔軟性のある成形型を用意し、この成形型の凹部
に、隔壁用材料としてセラミックス又はガラス粉末と溶
媒及び有機性添加物から成るバインダーの混合物を充填
する。
【0034】一方、セラミックス又はガラスから成る背
面板を別に用意し、この背面板に前記混合物から成る隔
壁成形体を接合一体化するが、具体的には以下の一例の
ようにして製造する。
【0035】先ず、前記成形型に充填した混合物表面に
背面板を押し当てて加圧接着し、混合物を反応硬化する
か又は乾燥して固化させた後、上下を逆にして成形型を
離型することにより、背面板上に前記混合物の成形体か
ら成る隔壁を転写する。
【0036】その後、全体を脱バインダー処理した後、
同時焼成して一体化することにより、図1に示す本発明
のPDP用隔壁1を有するPDP用基板15を製造する
ことができる。
【0037】また他の方法としては、成形型に充填した
混合物を反応硬化又は乾燥固化した後、成形型から離型
して得られた隔壁成形体を背面板に接着し、次いで全体
を脱バインダー処理した後、同時焼成して一体化するこ
とによっても本発明のPDP用隔壁を有するPDP用基
板を得ることができる。
【0038】更に他の方法としては、成形型に充填した
混合物を反応硬化又は乾燥固化した後、成形型から離型
し、脱バインダー処理してからこの脱バインダー体を背
面板に接着し、次いで全体を同時焼成して一体化するこ
とによっても同様にPDP用基板が得られる。
【0039】あるいは、成形型に充填した混合物を反応
硬化又は乾燥固化した後、成形型から離型し、脱バイン
ダー処理して焼成した後にこの焼結体を背面板に接着、
熱圧着又は同時焼成により接合しても良い。
【0040】即ち、背面板に前記混合物から成る隔壁成
形体を接合するのは、互いの部材が未焼成体、脱バイン
ダー状態、焼結体のいずれの段階であっても良い。
【0041】このように本発明のPDP用隔壁の製造方
法によれば、簡単に隔壁を形成できるため製造工程を極
めて簡略化でき、成形型にシリコンゴム等の弾性に富む
材料を用いることにより容易に脱型できる。
【0042】尚、この点に関し、従来の厚膜印刷法やブ
ラスト法では、背面板側が下すぼまり状となる隔壁を形
成することは極めて困難であり、本発明のような成形型
を用いた転写法で製造することにより、はじめて背面板
側が下すぼまり状となる隔壁を容易に形成することがで
きるのである。
【0043】また、本発明のPDP用隔壁の製造方法で
は、微細形状を高精度に成形できる結果、放電表示セル
1000セル分の寸法を45列測定した時の測定値の最
大差が0.05mm以下となるような高精度とすること
ができる。
【0044】尚、放電表示セルの底面に備える電極につ
いては、隔壁を接合する前に予め背面板の表面に備えて
おけば良く、あるいは、成形型の凸部に予め電極材料を
塗布しておいて、隔壁形成と同時に電極を形成すること
もできる。
【0045】本発明において前記隔壁を成すセラミック
ス粉体としては、アルミナ(Al23 )、ジルコニア
(ZrO2 )等の酸化物系セラミックスや、窒化珪素
(Si3 4 )、窒化アルミニウム(AlN)、炭化珪
素(SiC)等の非酸化物系セラミックス等、あるいは
アパタイト(Ca5 (PO4 3 (F、Cl、OH))
等のいずれをも用いることができ、これらのセラミック
ス粉体には各種焼結助剤を所望量添加することができ
る。
【0046】前記焼結助剤としては、アルミナ粉末には
シリカ(SiO2 )、カルシア(CaO)、イットリア
(Y2 3 )及びマグネシア(MgO)等を、ジルコニ
ア粉末にはイットリア(Y2 3 )やセリウム(C
e)、ジスプロシウム(Dy)、イッテルビウム(Y
b)等の希土類元素の酸化物を、また窒化珪素粉末には
イットリア(Y2 3 )とアルミナ(Al2 3 )等
を、窒化アルミニウム粉末には周期律表第3a族元素酸
化物(RE2 3 )等を、炭化珪素粉末にはホウ素
(B)とカーボン(C)等を所望量添加することができ
る。
【0047】また、本発明において隔壁を成すガラス粉
体としては、ケイ酸塩を主成分とし、鉛(Pb)、硫黄
(S)、セレン(Se)、明礬等の一種以上を含有した
各種ガラスを用いることができ、特に放電時のプラズマ
によりガラス質が劣化を防止するために、アルカリ金属
類の含有量が1重量%以下が望ましい。
【0048】尚、これらセラミックス又はガラス粉体の
粒径は、数十ミクロンからサブミクロンのものが好適に
用いることができ、具体的には0.2〜10μm、好ま
しくは0.2〜5μmの範囲のものが良い。
【0049】更に、これらのセラミックス又はガラスの
粉末に添加する有機性添加物としては、アクリル樹脂、
尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ウレタン
樹脂、エボナイト、ポリシロキ酸シリケート等、及びそ
のモノマー、オリゴマーが挙げられ、これらの有機性添
加物を反応硬化させる手段としては、加熱硬化、紫外線
照射硬化、X線照射硬化等があるが、作業上や装置上の
点からは加熱硬化が最適であって、とりわけポットライ
フの点からはアクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
及びそのモノマーが好適である。
【0050】前記有機性添加物の含有量は、セラミック
ス又はガラスの粉体と焼結助剤等との混合物の流動性及
び成形性を維持するためには、粘性が高くならないよう
にする必要があり、一方、硬化時には十分な保形性を有
していることが望ましいことから、有機性添加物の含有
量は、セラミックス又はガラスの粉体100重量部に対
して0.5重量部以上で、かつ硬化による成形体の収縮
という点からは35重量部以下が望ましく、なかでも焼
成時の収縮を考慮すると、1〜15重量部が最も好適で
ある。
【0051】また、混合物中に加えられる溶媒とは、前
記有機性添加物を相溶するものであれば特に限定するも
のではなく、例えば、トルエン、キシレン、ベンゼン、
フタル酸エステル等の芳香族溶剤や、ヘキサノール、オ
クタノール、デカノール、オキシアルコール等の高級ア
ルコール類、あるいは酢酸エステル、グリセライド等の
エステル類を用いることができる。
【0052】とりわけ、前記フタル酸エステル、オキシ
アルコール等は好適に使用でき、更に、溶媒を緩やかに
揮発させるために、前記溶媒を2種類以上併用すること
も可能である。
【0053】また、前記溶媒の含有量は、成形性の点か
らは成形体の保形性を維持するために、セラミックス又
はガラスの粉体100重量部に対して0.1重量部以上
必要であり、一方、セラミックス又はガラスの粉体と有
機性添加物の混合物の粘性を低くすることが望ましいこ
とからは35重量部以下がより望ましく、乾燥時と焼成
時の収縮を考慮すると1〜15重量部であることが最も
望ましい。
【0054】尚、本発明における隔壁成形型としては、
有機性添加物を硬化させる時に何ら支障無きものであれ
ば良く、材質は特に限定されないが、例えばシリコンゴ
ムや金属、樹脂等が使用でき、必要ならば離型性向上や
磨耗防止のために、表面被覆等の表面処理を行っても良
い。
【0055】また、前記背面板は、未焼成のグリーンシ
ートあるいは焼結体で、材質は特に限定しないが、例え
ば各種セラミックグリーンシートや各種ガラス基板、磁
器基板等で隔壁の材質と熱膨張率が近似していることが
望ましい。
【0056】尚、ガラス基板としては、例えばソーダラ
イムガラスやその歪み点を向上するために無機フィラー
を分散させた物など比較的安価なガラスを使用できる。
【0057】また、前記混合物と背面板とを圧着する際
の接着性向上のために、シランカップリング剤やチタネ
ートカップリング剤、アルミネートカップリング剤等の
各種カップリング剤を使用することができ、なかでも反
応性が高いことからシランカップリング剤が好適であ
る。
【0058】更に、前記混合物と背面板との圧着は、均
一に圧力を加えるという点からは静水圧の装置を用いる
のが望ましく、加圧条件としては、成形型を変形させな
い圧力範囲となり、該圧力範囲は成形型の強度に左右さ
れるが、例えばシリコンゴム製の成形型を用いた場合、
約100g/cm2 程度の加圧条件で行うのが望まし
い。
【0059】また、前記混合物において、セラミックス
又はガラス粉体の分散性の向上のために、例えば、ポリ
エチレングリコールエーテル、ナフタレンスルホン酸
塩、ポリカルボン酸塩、アルキルアンモニウム塩等の界
面活性剤を添加しても良く、その含有量としては分散性
の向上及び熱分解性の点から、セラミックス又はガラス
粉体100重量部に対して0.05〜5重量部が望まし
い。
【0060】更に、前記混合物中のバインダーには硬化
反応促進剤又は重合開始剤である硬化触媒を添加するこ
とができ、前記硬化触媒としては、有機過酸化物やアゾ
化合物を使用することができ、例えば、ケトンパーオキ
サイド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシケター
ル、パーオキシエステル、ハイドロパーオキサイド、パ
ーオキシカーボネート、t−ブチルパーオキシ−2−エ
チルヘキサノエート、ビス(4−t−ブチルシクロヘキ
シル)パーオキシジカーボネート、ジクミルパーオキサ
イド等の有機過酸化物や、アゾビス、イソブチロニトリ
ル等のアゾ化合物が挙げられる。
【0061】
【実施例】
(実施例1)本発明のPDP用隔壁及びその製造方法を
評価するために、平均粒径が0.2〜5μmのアルミナ
(Al2 3 )、ジルコニア(ZrO2 )、窒化珪素
(Si3 4 )及び窒化アルミニウム(AlN)をそれ
ぞれ主成分とし、前記公知の焼結助剤を必要に応じて添
加混合したものをセラミック原料粉体とし、該セラミッ
クス原料粉体100重量部に対して表1に示すようなバ
インダー組成物をそれぞれ添加し、攪拌混合機で混合し
て粘度を調整して混合物を調製した。尚、表1に示すセ
ラミック原料粉体主成分とバインダー組成物の種類は、
表2に記載した物質名の通りである。
【0062】一方、前記同様にアルミナ(Al2 3
を主成分とするセラミック原料粉体にα−テルピネオー
ルとメチルセルロースを加えて混練した印刷用ペースト
を用い、厚膜印刷法で印刷を繰り返して隔壁を形成した
ものを比較例とした。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】かくして得られた混合物を真空装置で脱泡
した後、シリコン樹脂で作製した成形型の凹部にドクタ
ーブレードを用いてシート成形の要領で注入充填した。
【0066】この凹部形状は、図1及び図2に示す隔壁
形状に合致した逆テーパー状の肉厚が先細状となるもの
であり、焼結後の隔壁の寸法が放電表示セルピッチ寸法
で220μm、隔壁基部の肉厚が70μm、頂部の肉厚
が90μm、放電表示セル上面開口寸法が130μm、
放電表示セル底面寸法が150μm、放電表示セル高さ
が100μmとなるように設計したものである。尚、前
記脱泡処理は、成形型に混合物を充填した後に行っても
良い。
【0067】その後、前記成形型に充填した混合物表面
に、混合物と同系のセラミックス焼結体から成る背面板
を載置し、該背面板を成形型と共に100g/cm2
圧力で加圧しながら加熱炉等に収容し、100℃の温度
で45分間保持して加熱硬化させた。
【0068】硬化完了後、前記成形型から背面板と密着
した隔壁成形体を離型し、該成形体を120℃の温度で
5時間乾燥し、次いで、窒素雰囲気中、先ず250℃の
温度で3時間保持した後、550℃に昇温してその温度
で2時間保持して脱バインダーし、その後、アルミナを
主成分とするものは大気中、1600℃の温度で2時間
保持、ジルコニアの場合には大気中、1450℃の温度
で2時間保持、窒化珪素の場合は窒素雰囲気中、165
0℃の温度で10時間保持、窒化アルミニウムの場合に
は窒素雰囲気中、1800℃の温度で3時間保持してそ
れぞれ焼成一体化し、本発明のPDP用隔壁を有するP
DP用基板を得た。
【0069】かくして得られた評価用のPDP用隔壁を
有するPDP用基板を用いて、隔壁の寸法精度として1
000セル間の長さをマイクロメータで45列測定し
て、測定値間の最大差により評価した。
【0070】
【表3】
【0071】この結果より、比較例である厚膜印刷法で
成形した隔壁を有する試料番号8は、隔壁の寸法精度が
測定値間の最大差で0.35mmと大きく、かつ放電表
示セルの形状に一部潰れが認められる。
【0072】これに対して、本発明ではいずれのセラミ
ック原料粉体を用いたものでも、隔壁の測定値間の最大
差が0.05mm以下と寸法精度が優れ、表示セルの形
状に潰れは認められなかった。
【0073】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、セラミック粉体の主成分として、アパタイ
ト(Ca5 (PO4 3 (F、Cl、OH))やガラス
(Na2 O・CaO・5SiO2 )等を用いても同様の
効果が得られることを確認した。
【0074】また、本発明における放電表示セルを構成
する隔壁の成形型の形状は、何ら前記形状に限定される
ものではない。
【0075】(実施例2)次に、実施例1の試料番号1
及び6の混合物を用いて、実施例1と同様の成形型を用
いて隔壁を成形し、背面板に接合一体化した。
【0076】このとき、隔壁を未焼成の状態、又は焼成
後の状態でそれぞれ接合し、かつ背面板として未焼成セ
ラミック板、焼成セラミック板、ガラス板の3種類を用
いて、それぞれ焼成一体化させた時の剥離やクラックの
有無について調べた。
【0077】
【表4】
【0078】この結果より、前記隔壁を未焼成の状態で
焼成セラミック板製の背面板に接合すると、焼成時の温
度が異なるためにクラックが生じたのに対し、隔壁成形
体を予め焼成しておけば、焼成セラミック板製の背面板
に接合一体化させることが可能であった。
【0079】(実施例3)隔壁を成す混合物として、表
5に示す平均粒径0.2〜10μm(好ましくは0.2
〜5μm)のガラス粉体と各種溶媒、有機性添加物と若
干の分散剤を加えた泥漿を調製し、該混合物を成形型の
凹部に充填してから脱泡した。
【0080】次に、前記成形型に充填した混合物表面に
ガラス製の背面板を載せて加圧して乾燥後、混合物が固
化して背面板に接合したことを確認してから成形型を離
型し、その後、全体を550〜600℃で焼成し、隔壁
を接合一体化したPDP用基板を作製した。
【0081】一方、従来の印刷方式により、ガラス製の
背面板上に隔壁を形成すべくスクリーン印刷、乾燥を1
0回繰り返した後、550〜600℃で焼成して作製し
たもの、及びガラス製の背面板上に隔壁となるガラス剤
を塗布、焼成した後、レジストマスクを取り付け、サン
ドブラストを行って不要部分を除去し、隔壁を作製した
ブラスト法で作製したものを比較例とした。
【0082】
【表5】
【0083】かくして得られた評価用試料について、隔
壁の形状、クラックの有無を双眼顕微鏡で観察した。
【0084】
【表6】
【0085】この結果より、比較例である試料番号7及
び8は隔壁の形状が不明確であったり、欠けが多発した
り、電極と隔壁の位置ずれを生じたりしたのに対して、
本発明では、試料番号6では溶媒量が多いために若干隔
壁に潰れが発生したものの、全般に隔壁の形状が良好で
ありクラックも発生せず、従って背面板や隔壁にガラス
を用いた場合でも良好なPDP用隔壁が製造できること
が分かった。
【0086】(実施例4)実施例3の試料番号1〜6に
ついて、各々隔壁の側面と正面板側の頂部より背面板側
へ下ろした垂線とが成す角度を、0°、1°、2°、1
0°、15°、25°、30°とし、隔壁の高さは12
0μmとし、隔壁頂部の肉厚は30μmとした評価用試
料を用いて、それぞれ、蛍光体を塗布した際の使用量、
及び隔壁の精細度について評価を行った。尚、隔壁の精
細度は隔壁ピッチと隔壁幅が小さいほど優れていること
とした。
【0087】
【表7】
【0088】
【表8】
【0089】結果は表7及び表8に示す通り、高精細度
を得るとともに、蛍光体の使用量を減らしてコストを低
下するためには、前記角度は2〜25°が好ましく、1
0〜15°が最適であることが分かる。
【0090】尚、実施例4の試料番号3の10°の角度
を有する試料について、隔壁の頂部端面に前述したよう
な種々の形状の面取りを施し、それぞれ電極及び蛍光体
を塗布して発光テストを行った結果、従来の垂直な隔壁
を有するものに比べ、良好な発光度が得られることを確
認した。
【0091】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によればPDP用隔
壁の間に形成される放電表示セルの内側空間幅を背面板
側から正面板側に向けて狭くしたことによって、発光空
間を大きくして発光度を高くできるとともに、塗布する
蛍光体の使用量を少なくすることができるとともに、セ
ラミックス又はガラス粉体とバインダーとの混合物を成
形型中に充填して得た成形体と、セラミックス又はガラ
スから成る背面板とを接合一体化することから、簡単な
成形工程でPDP用隔壁を製造でき、かつ成形型の寸法
精度がそのまま成形体に転写されることから、表面状態
が良好な隔壁が得られ、大型化が容易に実現できる。
【0092】その結果、製造工程の短縮及び簡略化と高
い製品歩留りを実現でき、高精細度化が実現できるPD
P用隔壁及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPDP用隔壁を示す一部破断斜視図で
ある。
【図2】本発明のPDP用隔壁を具備したPDPの構造
を示す断面図である。
【図3】本発明のPDP用隔壁の頂部端面に面取りを形
成した断面図である。
【図4】本発明のPDP用隔壁の他の実施の形態を示す
断面図である。
【図5】本発明のPDP用隔壁の他の実施の形態を示す
断面図である。
【図6】本発明のPDP用隔壁の他の実施の形態を示す
断面図である。
【図7】従来のPDP用隔壁を有するPDPの構造を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 隔壁 2 背面板 3 頂部 4 正面板 5 側面 6 最大肉厚部 7 垂線 8 角度 9 隔壁基部 10 面取り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米山 健一 滋賀県八日市市蛇溝町長谷野1166番地の 6 京セラ株式会社滋賀工場内 (56)参考文献 特開 昭58−150248(JP,A) 特開 昭58−150243(JP,A) 特開 平8−115669(JP,A) 特開 平3−263730(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 11/02 H01J 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックス又はガラスからなる背面板上
    に隔壁を形成し、該隔壁頂部に正面板を接合するように
    したプラズマディスプレイパネル用基板において、前記
    隔壁の肉厚が正面板側より背面板側が薄く、前記隔壁の
    頂部端面に、頂部の肉厚に対して1/3以下の幅を持っ
    た面取りを形成し、かつ前記隔壁はセラミックス又はガ
    ラスの粉体と溶媒及び有機性添加物から成るバインダー
    との混合物を隔壁用の凹部を有する柔軟性を備えた成形
    型を用いて成形したものであることを特徴とするプラズ
    マディスプレイパネル用基板。
  2. 【請求項2】前記隔壁の側面が、正面板側の最大肉厚部
    より背面板側へ下ろした垂線と成す角度、あるいは隔壁
    基部の側面が前記垂線と成す角度が2〜25°であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパ
    ネル用基板。
  3. 【請求項3】前記隔壁の間に形成されるセルの1000
    セル分の寸法を45列測定した時の測定値の最大差が
    0.05mm以下であることを特徴とする請求項1又は
    2記載のプラズマディスプレイパネル用基板。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載したプラズ
    マディスプレイパネル用基板のセルの底面に電極を備え
    るとともに、セルの内壁面に蛍光体を塗布し、線状の電
    極を備えた正面板を上記隔壁上に接合してなるプラズマ
    ディスプレイパネル。
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