JP3470384B2 - イオン水生成器 - Google Patents

イオン水生成器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水等を電気分解し
てアルカリイオン水と酸性イオン水とを連続的に生成す
るイオン水生成器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水を電気分解してアルカリイオン水と酸
性イオン水とを生成するイオン水生成器では、その電気
分解の補助手段として、あるはミネラル分の補給手段と
してカルシウムを添加することが多く、薬事法に基づく
医療用器具申請に際しても、カルシウム添加が義務づけ
されている。そして、カルシウム添加装置としては、筒
内に顆粒状に成形したカルシウムを充填して水がこの筒
内を通過するようにしたものや、カルシウム充填容器内
に充填したカルシウム溶液をポンプで供給するもの、電
解液にカルシウムを直接溶かし込むもの等があるが、手
軽さの点から上記カルシウムを筒内に充填したカルシウ
ム添加筒が多く用いられている。
【0003】従来のカルシウム添加筒1について説明す
ると、次の通りである。図9に示すようにカルシウム添
加筒1は外筒4と内筒5とで二重筒状になっており、カ
ルシウム添加筒1の最下部に流入口2と流出口3が設け
られており、水は流入口2から入り、内筒5内に充填し
た固形ドロップ状のカルシウム製剤7と接触して流出口
3から排出されるようになっている。カルシウム添加筒
1内は外筒4と蓋6によって外気との接触が断たれてお
り、カルシウム添加筒1内の空気は流出口3からしか排
出されないので、カルシウム添加筒1内に空気が溜まり
水位の上昇が抑えられるようになっている。このため、
カルシウム添加筒1内の水位は一定となり、カルシウム
製剤7が水と接触している容積も一定となる。したがっ
て、内筒5内のドロップ状のカルシウム製剤7は最下部
から順次溶解して行き、なくなると上から新たにドロッ
プ状のカルシウム製剤7が落ちてくるので、常に一定の
カルシウム濃度を得ることができるようになっている。
しかし、一旦通水を停止した後、長期間放置すると、内
筒5内のドロップ状のカルシウム製剤7は最下部に溜ま
った水を吸い上げて膨潤する。そして、内筒5の内径よ
りもドロップ状のカルシウム製剤7の径が大きくなった
場合には、図10に示すようにドロップ状のカルシウム
製剤7は内筒5の壁面に付着して落ちてこなくなる。こ
のドロップ状のカルシウム製剤7の位置が水位より高い
位置にある場合には、それより下のドロップ状のカルシ
ウム製剤7が溶けてなくなっても、新たにドロップ状の
カルシウム製剤7が落ちてこないのでカルシウムが全く
添加されなくなる。この現象はドロップ状のカルシウム
製剤7に限られるわけでなく、例えば固形の棒状のカル
シウム製剤においても同様の現象が起こる。また長期に
亙って水とカルシウム製剤7が接触する場合にはかびを
発生することがあるという問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、下部に
水の出入り口を有するカルシウム添加筒を具備したイオ
ン水生成器において、固形状のカルシウム製剤が膨潤し
て途中から全くカルシウムが添加されなくなるが、この
原因はカルシウム添加筒の滞留水とカルシウム製剤が長
期間接触することにある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは止水時には滞留
水が固形状のカルシウム製剤と接触せず、通水時にもカ
ルシウム製剤の膨潤を防止し、且つ必要量のカルシウム
濃度を得ることができるイオン水生成器を提供するにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明イオン水生成器は、二重筒状に配置した外筒4及
び内筒5と、外筒4及び内筒5の上端を閉塞する蓋6
と、外筒4の下部に設けた流入口2及び流出口3とで構
成されると共に、通水時に流入口2から入った水が内筒
5内のカルシウム製剤7と接触して流出口3から排出す
る際に外筒4及び内筒5の上部に空気が溜まって水位の
上昇が抑えられるカルシウム添加筒1を具備し、且つカ
ルシウム添加筒1の下流側に電気分解槽13を具備した
連続式のイオン水生成器であって、上記カルシウム添加
筒1の内筒5に充填した固形状のカルシウム製剤7
水時の滞留水の水位より高位に位置させて支持する突起
物9を内筒5に設けたことを第1の特徴としている。
た上記カルシウム添加筒1の内筒5に充填した固形状の
カルシウム製剤7が止水時の滞留水の水位より高位に位
置するようにカルシウム添加筒1の底部において外筒4
と内筒5との間に隙間Sを設け、内筒5の底面に開口部
5cを有することを第2の特徴とする。
【0007】またカルシウム添加筒1の横断面におい
て、外筒4と内筒5の隙間に形成される空間を経路とす
る水の流れを防止する構造を有することを第3の特徴と
する。さらにカルシウム添加筒1の内筒5の内径に対す
る最大外径の比率が1:0.9以下になるようにしたカ
ルシウム製剤7が内筒5内に充填されたことを第4の特
徴としている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、通水時にはカルシウム添加
筒1内の水位が一定となり、カルシウム製剤7が水と接
触している容積も一定になり、常にカルシウム濃度が一
定になるのは勿論、カルシウム添加筒1内に充填した固
形状のカルシウム製剤7が止水時の滞留水の水位より高
位に位置するようにする手段を設けたことにより、止水
時に簡単な構造で滞留水がカルシウム製剤7と接触せ
ず、カルシウム製剤7の膨潤とかびを抑えることができ
る。
【0009】またカルシウム添加筒1の内筒5に固形状
のカルシウム製剤7を止水時の滞留水の水位より高位に
位置させて支持する突起物9を設けたことにより、カル
シウム製剤7を突起物9で支持して滞留水の水位より高
位に位置するようにカルシウム製剤7を安定よく支持で
きる。またカルシウム添加筒1の底部において外筒4と
内筒5との間に隙間Sを設け、内筒5の底面に開口部5
cを有するようにすることにより、内筒5にてカルシウ
ム製剤7を滞留水の水位より高位に位置させると共に止
水時に開口部5cから内筒5内の水を抜くことできてカ
ルシウム製剤7の膨潤とかびを抑えることができる。
【0010】またカルシウム添加筒1の横断面におい
て、外筒4と内筒5の隙間に形成される空間を経路とす
る水の流れを防止する構造を有することにより、固形状
のカルシウム製剤7を高位に位置させるためにカルシウ
ム製剤7と水とが接触する容積が減少して溶出量が減る
可能性があるものでも、外筒4と内筒5との間を通過す
る水をなくしてカルシウム製剤7と接触する水の量を多
くすることによりカルシウム溶出量を増やすことができ
る。
【0011】さらにカルシウム添加筒1の内筒5の内径
に対する最大外径の比率が1:0.9以下になるように
したカルシウム製剤7が内筒5内に充填されていると、
固形状のカルシウム製剤7がたとえ膨潤しても筒内に固
定されて落下しなくなるようなことがないようにでき
る。
【0012】
【実施例】図4にはイオン水生成器の概略図を示してあ
る。イオン水生成器の本体11内には浄水カートリッジ
12、カルシウム添加筒1及び電気分解槽13が内装さ
れており、各々所定のパイプにて接続されている。この
イオン水生成器は、まずパイプ14を介して浄水カート
リッジ12に水道水を供給して浄水カートリッジ12に
て水道水に含まれる不純物を取り除き、この水をパイプ
15を介してカルシウム添加筒1に供給し、カルシウム
添加筒1で水にカルシウムを溶解させて添加し、次にパ
イプ16,17を介してカルシウムを含有した水を電気
分解槽13に供給し、電気分解槽13でこの水を電気分
解して、一方のパイプ18からアルカリイオン水を、他
方のパイプ19から酸性イオン水を取り出すようにした
ものである。
【0013】図1はカルシウム添加筒1の一実施例を示
すものである。カルシウム添加筒1は二重筒状に設けた
外筒4及び内筒5と、内筒5内に充填したカルシウム製
剤7と、上端の開口を閉塞する蓋6とで構成されてい
る。外筒4は上端を開口せる有底筒状であり、下部には
出入り口として流入口2と流出口3を有する。内筒5は
上端を開口せる有底筒状に形成されており、側壁の下部
に開口部5a,5bが形成されており、内筒5の底面に
は突起物9として円錐状の突起9aを上方に向けて複数
個突設してある。カルシウム製剤7は乳酸カルシウム、
グリセロリン酸カルシウム等のカルシウムをドロップ状
の形状に固めたものであり、この固形のドロップ状のカ
ルシウム製剤7を内筒5内に複数個積載して充填してあ
る。最下部のドロップ状のカルシウム製剤7は突起9a
の上に載っている。外筒4及び内筒5の上端開口には蓋
6を装着して閉塞してある。流入口2と流出口3とは略
同一面上で且つカルシウム添加筒1の最下部に位置して
おり、上記浄水カートリッジ12、パイプ15を介して
供給されて流入口2から入った水はカルシウム添加筒1
内に入り、一部は外筒4と内筒5との間の隙間を通って
直接流出口3に達し、残りは内筒5内に開口部5aから
流入し、カルシウム製剤7と接触した後、開口部5bか
ら流出して流出口3に達するようになっている。なお、
本実施例の場合、カルシウムが大きな粒子のまま排出さ
れないように内筒5の開口部を100メッシュの網で覆
っている。外筒4と内筒5との間の隙間を通った水と内
筒5内を通った水は流出口3付近で混ざり、流出口3か
ら排出され、パイプ16,17を介して電気分解槽13
に供給される。内筒5内を通過する水はカルシウム製剤
7と接触した際にカルシウムが溶出するので、カルシウ
ム添加筒1を通過した水はカルシウム濃度が上昇する。
【0014】カルシウム添加筒1内は外筒5と蓋6によ
って外気との接触が断たれており、カルシウム添加筒1
内の空気は流出口3からしか排出されないので、通常は
カルシウム添加筒1内に空気が溜まり、水位の上昇が抑
えられる。その結果、内筒5内の水位も一定になるの
で、カルシウム製剤7が水と接触している容積も一定に
なる。通水量が増大するにつれてカルシウム製剤7の容
積が減って行くが、水と接触しているカルシウム製剤7
の容積が減るにつれて順次ドロップ状のカルシウム製剤
7が下降して行き、水と接触していない部分が新たに水
と接触するようになるので、結果的には水に溶け出すカ
ルシウム量は略一定となる。すなわち、最初にカルシウ
ムを溶け出す量を設定しておけば、設定値のカルシウム
濃度をカルシウムがなくなるまでの間得ることができ
る。
【0015】止水時には、カルシウム添加筒1の水は排
出されるが、水の表面張力により最後まで抜けない水が
滞留水として存在する。しかし、内筒5の底面に設けら
れている突起9aにより滞留水の水位よりもカルシウム
製剤7の最下部の位置が高位にあるので、滞留水とカル
シウム製剤7とは接触せず、止水時にカルシウム製剤7
が膨潤するのを防ぐことができる。なお、突起物9は図
2に示すように円錐状の突起9aを複数個付けるものに
限定されず、図3に示すようにリブ9bを放射状に複数
本突設したものであってもよい。また止水時の滞留水の
水位よりもカルシウム製剤7の最下部の位置が高位であ
ればよいことから、図5に示すように内筒5の内側壁面
に突起物9として突片9cを突設してカルシウム製剤7
を受ける構造であってもよい。
【0016】また図6は他の実施例を示す。本実施例の
場合、外筒4の底面と内筒5の底面との間に隙間Sを設
けることにより内筒5の底面を外筒4の底面に対して浮
かせてある。そして内筒5の底面には小孔を複数個穿孔
することにより開口部5cを設けてある。このようにし
てあると、止水時に内筒5の底部が滞留水の水位より上
に位置してカルシウム製剤7の最下部が滞留水の水位よ
り高位に位置すると共に内筒5の水が開口部5cから抜
け、カルシウム製剤7が膨潤することがない。
【0017】上記のような実施例においてはカルシウム
製剤7の位置を高くしているので通水時におけるカルシ
ウムの溶出量が少なくなる可能性があるが、図7に示す
ように外筒4と内筒5との間に邪魔板10を付け、水の
流れを妨げる構造にしておけば、外筒4と内筒5との間
に水が流れず、流入口2から入った水はすべて内筒5に
流れて水位が上昇するので、カルシウム溶出量を上げる
ことができる。
【0018】さらに、通水時においても、長期間使用し
た場合には水と接触していないカルシウム製剤7がカル
シウム添加筒1内の水を吸い上げて膨潤し、内筒5の壁
面に張り付く現象が起きるが、この現象を防止するため
に本発明では次の構造がとられている。その一例として
は、内筒5の内径とカルシウム製剤7の最大径の比が
1:0.9以下になるようにしてある。このようにカル
シウム製剤7の径を小さくしてあると、カルシウム製剤
7が膨潤しても内筒5の内径以下に抑えることができ、
カルシウム製剤7が内筒5の内壁面に張り付くことがな
い。さらに他例としては図8に示すようにカルシウム製
剤7を上下に長い柱状に形成し、カルシウム製剤7が上
方に行く程小径になるようにしてある。このようにして
もあっても膨潤によるカルシウム製剤7の内筒5の内壁
面への張り付きを防止できる。なお、本発明は上記実施
例に限定されるものでない。
【0019】
【発明の効果】本発明は叙述のように二重筒状に配置し
た外筒及び内筒と、外筒及び内筒の上端を閉塞する蓋
と、外筒の下部に設けた流入口及び流出口とで構成され
ると共に、通水時に流入口から入った水が内筒内のカル
シウム製剤と接触して流出口から排出する際に外筒及び
内筒の上部に空気が溜まって水位の上昇が抑えられるカ
ルシウム添加筒であるために通水時にはカルシウム添加
筒内の水位が一定となり、カルシウム製剤が水と接触し
ている容積も一定になり、常にカルシウム濃度が一定に
なるのは勿論、カルシウム添加筒内に充填した固形状の
カルシウム製剤が止水時の滞留水の水位より高位に位置
するようにする手段を設けたので、止水時に滞留水がカ
ルシウム製剤と接触せず、通水時のカルシウム製剤の膨
潤も防ぐことができるものであって、略一定濃度のカル
シウム溶解水を連続して供給することができ、電解効率
も向上し、ミネラル分の多い、質のよイオン水を供給
することができるものである。
【0020】また本発明の請求項1記載の発明にあって
は、カルシウム添加筒の内筒に固形状のカルシウム製剤
を止水時の滞留水の水位より高位に位置させて支持する
突起物を設けたので、カルシウム製剤を突起物で支持し
て滞留水の水位より高位に位置するようにカルシウム製
剤を安定よく支持できると共にカルシウム製剤を簡単な
構造で高位に支持できるものである。
【0021】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、カルシウム添加筒の内筒に充填した固形状のカルシ
ウム製剤が止水時の滞留水の水位より高位に位置するよ
うにカルシウム添加筒の底部において外筒と内筒との間
に隙間を設け、内筒の底面に開口部を有するので、内筒
にてカルシウム製剤を滞留水の水位より高位に位置させ
ると共に止水時に開口部から内筒内の水を抜くことがで
きるものであって、カルシウム製剤が滞留水に接触する
のを防止してカルシウム製剤の膨潤とかびを抑えること
ができるものである。
【0022】また本発明の請求項3記載の発明にあって
は、カルシウム添加筒の横断面において、外筒と内筒の
隙間に形成される空間を経路とする水の流れを防止する
構造を有するので、固形状のカルシウム製剤を高位に位
置させるためにカルシウム製剤と水とが接触する容積が
現象して溶出量が減る可能性があるものでも、外筒と内
筒との間を通過する水をなくしてカルシウム製剤と接触
する水の量を多くすることによりカルシウム溶出量を増
やすことができるものである。
【0023】
【0024】さらに本発明の請求項4記載の発明にあっ
ては、カルシウム添加筒の内筒の内径に対する最大外径
の比率が1:0.9以下になるようにしたカルシウム製
剤が内筒内に充填されているので、固形状のカルシウム
製剤がたとえ膨潤しても筒内に固定されて落下しなくな
るようなことがないようにできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のイオン水生成器のカルシウ
ム添加筒を示す縦断面図である。
【図2】同上の突起物を示す斜視図である。
【図3】同上の突起物の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図4】同上のイオン水生成器全体を示す概略図であ
る。
【図5】同上の他の実施例のカルシウム添加筒を示す縦
断面図である。
【図6】同上の他の実施例のカルシウム添加筒の縦断面
図である。
【図7】同上の他の実施例の横断面図である。
【図8】同上の他の実施例の縦断面図である。
【図9】従来例の縦断面図である。
【図10】従来例の問題を説明する縦断面図である。
【符号の説明】
1 カルシウム添加筒 2 流入口 3 流出口 4 外筒 5 内筒 6 蓋 7 カルシウム製剤 9 突起物 10 邪魔板
フロントページの続き (72)発明者 中野 源喜 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−293085(JP,A) 実開 昭57−58485(JP,U) 実開 平3−128491(JP,U) 特公 昭49−5413(JP,B1) 実公 昭50−5603(JP,Y1) 実公 昭35−22054(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/46 B01F 1/00 C02F 1/50 C02F 1/66 C02F 1/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重筒状に配置した外筒及び内筒と、外
    筒及び内筒の上端を閉塞する蓋と、外筒の下部に設けた
    流入口及び流出口とで構成されると共に、通水時に流入
    口から入った水が内筒内のカルシウム製剤と接触して流
    出口から排出する際に外筒及び内筒の上部に空気が溜ま
    って水位の上昇が抑えられるカルシウム添加筒を具備
    し、且つカルシウム添加筒の下流側に電気分解槽を具備
    した連続式のイオン水生成器であって、上記カルシウム
    添加筒の内筒に充填した固形状のカルシウム製剤止水
    時の滞留水の水位より高位に位置させて支持する突起物
    を内筒に設けて成ることを特徴とするイオン水生成器。
  2. 【請求項2】 二重筒状に配置した外筒及び内筒と、外
    筒及び内筒の上端を閉塞する蓋と、外筒の下部に設けた
    流入口及び流出口とで構成されると共に、通水時に流入
    口から入った水が内筒内のカルシウム製剤と接触して流
    出口から排出する際に外筒及び内筒の上部に空気が溜ま
    って水位の上昇が抑えられるカルシウム添加筒を具備
    し、且つカルシウム添加筒の下流側に電気分解槽を具備
    した連続式のイオン水生成器であって、上記カルシウム
    添加筒の内筒に充填した固形状のカルシウム製剤が止水
    時の滞留水の水位より高位に位置するようにカルシウム
    添加筒の底部において外筒と内筒との間に隙間を設け、
    内筒の底面に開口部を有することを特徴とするイオン水
    生成器。
  3. 【請求項3】 カルシウム添加筒の横断面において、外
    筒と内筒の隙間に形成される空間を経路とする水の流れ
    を防止する構造を有することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のイオン水生成器。
  4. 【請求項4】 カルシウム添加筒の内筒の内径に対する
    最大外径の比率が1:0.9以下になるようにしたカル
    シウム製剤が内筒内に充填されたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載のイオン水生成器。
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