JP3470354B2 - 加熱走行部材の寸法測定装置 - Google Patents

加熱走行部材の寸法測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱走行部材の寸法測
定装置に関する。さらに詳しくは、熱間圧延後のワイヤ
のように高温でしかも高速で走行させられている長尺線
材の複数方向からの直径測定が迅速になし得る寸法測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼材ワイヤに代表される線材の精密圧延
においては、線材の直径公差は0.1mm程度という高
い値に設定されている。線材の直径公差を前記範囲内に
押さえるために、線材の直径測定がなされている。この
直径測定は圧延精度を知るために、圧延直後のホットな
状態での走行中に行う必要がある。この走行線材の直径
を測定する装置としては、ランプからなる発光源とCC
Dイメージセンサーのような受光源とを整列的に対向配
置するとともに、これら発光源と受光源とを結ぶ光軸の
間に被測定対象となる線材を介在させ、前記受光源がキ
ャッチしたその線材による遮光幅を基礎として、その線
材の直径を算出する手段が知られている。
【0003】しかるに、この走行線材の直径測定は、線
材の真円度を確認するため、その線材における周面の何
れの方向からも行う必要がある。したがって、線材の走
行路を挟んで発光源と受光源とを固定的に設けた固定式
の直径測定装置では、その線材の周方向にその測定装置
を多数基配設して、その直径測定を行うことが必要とな
る。
【0004】また、かかる直径測定装置を周方向に多数
基配設する代わりに、図4に示すように、前記直径測定
装置aを回転円板b上に固定して、走行線材wの周方向
における多数箇所の直径測定がなし得るように構成され
た装置aも知られている。この装置aは、被測定対象物
となる走行線材wの走行路を中心として、その線材wの
周りを自在に回転する回転円板bと、この回転円板bに
おける一方の半径方向の所要位置に設けられ、その線材
wに向けて光線を照射するハロゲンランプからなる光源
cと、この回転円板bにおける他方の半径方向の所要位
置に設けられ、その線材を挟んでそのランプ光源cと対
向するCCDイメージセンサーに代表される受光源d
と、この受光源dがキャッチした光を基礎としてその線
材wの直径を算出する算出手段eとを主要構成要素とし
て備えてなる。なお、ランプ光源cと線材wとの間に
は、拡散光を平行光線に変換させてその線材wに照射す
るレンズfが配設され、また線材wと受光源dとの間に
は、前記平行光線を結像するレンズgが配設されてい
る。
【0005】この装置aにより直径測定を行う際には回
転円板bを回転させるとともに、ランプ光源cからの光
は、線材wにより遮られた後に受光源dにキャッチされ
る。そして、受光源dは、受けた光の幅を線材wでの遮
光幅に応じた電気信号に変換し、この信号により直径算
出手段eがその線材wの直径測定をリアルタイムで測定
するというものである。このように回転式の直径測定装
置aでは、ランプ光源cおよび受光源dは線材wの周り
を回転するので、その線材wにおける周方向の何れの直
径をも測定することが可能である。
【0006】前述した従来の回転式直径測定装置aで
は、その光源cとしてハロゲンランプのようなフィラメ
ントを有する電球を使用し、また前記受光源dと前記直
径算出手段eとの間の電気信号の授受には、接触式のス
リップリング(図示せず)を使用している。そして、そ
の装置における回転円板bは、例えば200rpm程度
の回転数で回転させられている。しかるに、近年では直
径5.5mmの線材wにおける精密圧延時の線材走行速
度は、最高で100m/秒という高速に達している。こ
のため、200rpm程度で回転する回転円板bにより
線材wの直径を測定する際は、この円板が1回転する間
に線材は約30mも進むことになる。このことは、線材
wの異なる周面の直径測定を約15m置きにしかなし得
ないことを意味する。理想的には、測定中の線材wにお
ける同一断面に近い状態でのプロフィールが要求される
ので、極力短時間で異なる周方向での直径測定をなし得
るのが望ましい。
【0007】そのためには、前記回転円板bを極力高速
で回転させ、線材wのなるべく同一断面に近似した異な
る周方向での直径測定を行う必要がある。しかし、従来
の直径測定装置では、回転円板bを高速で回転させる
と、その円板に配設したハロゲンランプcに過大な遠心
力が加わり、そのためそのランプのフィラメントが折損
したり断線したりする。したがって、回転円板bの回転
速度を前述した200rpm程度の回転数よりも増大さ
せることはできない。また、それに加えて、回転円板b
の回転数を増大させると、それに伴い、受光源dと直径
算出手段eとを電気的に結合するスリップリングとの間
で信号の授受にノイズを生じ、さらに機械的寿命も短く
なるという問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、高温に加熱さ
れた部材が高速で走行させられていても、その寸法を正
確に測定することができる加熱走行部材の寸法測定装置
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱走行部材の
寸法測定装置は、回転円板と、フィラメントを有しない
光源と、シリンドリカルレンズと、第1凸レンズと、第
2凸レンズと、バンドパスフィルターと、受光手段と
回転トランスとを備えてなり、前記回転円板が、加熱走
行部材の走行路を中心として、その部材の周りを回転自
在とされるとともに、前記光源がフィラメントを有しな
いので、同回転円板がスリップリングでは不可能な回転
数以上の高速回転とされ、前記光源と、第1凸レンズ
と、該レンズの前方または後方に位置するシリンドリカ
ルレンズとが、前記回転円板における一方の半径方向に
おいて、所定位置に配設され、前記第2凸レンズと、バ
ンドパスフィルターと、受光手段とが、前記回転円板に
おける他方の半径方向において、前記光源と対向する所
定位置に配設され、前記シリンドリカルレンズの長手方
向が、前記走行部材の走行方向と直角方向とされ、前記
バンドパスフィルターが、前記加熱走行部材から放射さ
れている光線のスペクトルを選択的に除去し、前記受光
手段が受光素子列からなるとともに、該受光素子列が前
記走行部材の走行方向と直角方向に配列され、該受光手
段からの信号が前記回転トランスにより取り出されてな
ることを特徴とする。
【0010】本発明の加熱走行部材の寸法測定装置にお
いては、前記シリンドリカルレンズは、第1凸レンズの
前方または後方のいずれかに設けても良く、また前記フ
ィラメントを有しない光源が、発光ダイオードまたは半
導体レーザーであるのが好ましい。
【0011】また、本発明の加熱走行部材の寸法測定装
置においては、前記第2凸レンズと受光手段との間の焦
点近傍に、長手方向が走行部材の走行方向に一致させら
れている長線形状のスリットが形成されているスリット
板が設けられてなるのが好ましい。
【0012】さらに、本発明の加熱走行部材の寸法測定
装置においては、前記第2凸レンズの前方または後方に
減光フィルターが設けられてなるのが好ましい。
【0013】
【作用】本発明の加熱走行部材の寸法測定装置における
光学系は前記のごとく構成されているので、光源から出
た光は、シリンドリカルレンズおよび第1凸レンズを通
過した後、走行部材の進行方向と直交する方向に関して
一定の幅を有する平行光線となる。この平行光線は、第
1凸レンズによりその焦点位置に集光される。本発明に
おいては、この焦点位置近傍に加熱走行部材が配置され
ているので、集光した光線の一部はここで加熱走行部材
により効率よく遮光される。この加熱走行部材により遮
光されなかった光線は、拡がりながら第2凸レンズに到
達する。この第2凸レンズにはこの他に高温に加熱され
た走行部材が放射する放射光も到達する。この走行部材
からの放射光は、第2凸レンズ通過後、その焦点位置近
傍に設けられているバンドパスフィルターにより選択的
に除去される。そのため、受光手段の受光素子には光源
からの光のみが到達する。したがって、通常の発光ダイ
オードやレーザー光線を光源として用いても加熱走行部
材の寸法を正確に測定することができる。
【0014】また、光学系の光源としてフィラメントを
有しない光源を用いているので、光学系が配設されてい
る回転円板を高速で回転させることができる。そのた
め、加熱走行部材の同一断面に近い状態で周方向の複数
個所における寸法測定を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0016】図1は本発明の寸法測定装置の光学系の側
面図、図2は同平面図、図3は本発明の一実施例の寸法
測定装置の縦断面図である。図において、1は光学系、
2は寸法測定装置、Wは線材を示す。
【0017】本発明の寸法測定装置の測定原理につい
て、図1および図2に示す光学系の説明図に基づいて説
明する。なお、図1および図2においては、加熱走行部
材として円形断面を有する圧延線材が用いられている。
【0018】前述したように、回転式直径測定装置で
は、前記円板を高速で回転させると光源に大きな遠心力
が加わり、光源として採用したランプのフィラメントが
折損し断線するということになる。そこで、本発明にお
ける光学系1においては、フィラメントを有しない光源
11が用いられて、大きな遠心力にも耐えるようにされ
ている。このフィラメントを有しない光源11として
は、例えば発光ダイオード(LED)や半導体レーザー
などが挙げられる。
【0019】発光ダイオード等の光源11から出た光
は、シリンドリカルレンズ12および第1凸レンズ13
を通過して加熱線材Wに照射される。ここで、シリンド
リカルレンズ12は、図2に示すように、その長手方向
が線材Wの走行方向と直交するように配設され、これに
より光は長方形状に拡げられ、第1凸レンズ13と相ま
って、両レンズを通過した光は線材Wの軸芯に集光する
よう調整されている。そのため、シリンドリカルレンズ
12および第1凸レンズを通過した光は、図1および図
2に示すように、光学系1を横方向(側面)から眺めた
場合には平行光線となり(図1参照)、また上側から眺
めた場合には線材Wの軸芯近傍で焦点を結んでいる光線
となる(図2参照)。
【0020】この線材Wを通過した光は、減光フィルタ
ー14、第2集光レンズ15、スリット板16およびバ
ンドパスフィルター17を通過してCCDイメージセン
サーアレイからなる受光手段18に導かれる。
【0021】ここで、光源11からの光は、線材Wによ
り一部遮光された後この減光フィルター14によりその
光量が減じられる。また、約1000℃に加熱されてい
る線材Wからも光が放射されているが、この放射光も同
様にこの減光フィルター14により減光される。この減
光フィルター14により減光された光の中で光源11か
ら照射された光は、図1に示すように、第2凸レンズ1
5に平行に入射するので、第2凸レンズ15の焦点に集
光する。一方、線材Wからその軸芯を中心に放射される
光のうち第2凸レンズ15を通過した光の一部は、第2
凸レンズ15の焦点付近にも集光し得る。そこで、第2
凸レンズ15の焦点位置近傍に、図1および図2に示す
ような、長線形のスリットが形成されたスリット板16
が設けられ、線材Wからの放射光が効率よく除去される
ようになっている。
【0022】さらに、本実施例においては前記スリット
板16の後ろに、スリットを通過してきた線材Wからの
放射光を選択的に除去するバンドパスフィルター17が
設けられている。したがって、受光手段18のCCDイ
メージセンサーに到達する光は光源11からの光のみと
なる。そのため、かかる光学系1を用いれば線材Wから
の放射光が確実に除去できるので、圧延直後における高
温状態の線材Wの直径を正確に測定することができる。
【0023】なお、本実施例においては、線材Wからの
放射光を除去するために、減光フィルター14、スリッ
ト板16およびバンドパスフィルター17を用いたが、
光源11の発光強度を適宜調整することによりバンドパ
スフィルター17のみとすることもできる。また、減光
フィルター14の位置も第2凸レンズ15の前に限定さ
れるものではなく、後とすることもできる。さらに光源
11についで第1凸レンズ13を設け、その後方にシリ
ンドリカルレンズ12を設け、両レンズにて線材Wの軸
芯近傍に焦点を位置させても良い。
【0024】次に、図3を参照しながら本発明の加熱走
行部材の寸法測定装置2の一実施例について説明する。
なお、光学系1としては、図1および図2に示すものが
用いられているので、その構成の説明については省略す
る。
【0025】本実施例にかかわる寸法測定装置2は、精
密圧延がなされた直後で以下の仕様を有する線材Wの直
径測定を行うのに使用される。 線材直径:5.5mm 線材走行速度:100m/秒 線材温度:1000°C程度
【0026】図3において、符号21は寸法測定装置2
の本体部をなす固定基台を示し、この固定基台21に線
材Wの通過を許容する貫通孔22が水平に穿設されてい
る。この貫通孔22の内径は、線材Wの直径に比して充
分大きく設定されており、そしてこの貫通孔22の内部
には中空回転軸30が、左右一対の軸受23,23によ
り回転自在に支持されている。固定基台21の内部に
は、前記貫通孔22に対し直角に円板状の大径空間部4
0が形成され、この大径空間部40の内部に、前記回転
軸30の図中の左側端部にフランジ状に形成した回転円
板31を非接触で収容可能となっている。また中空回転
軸30の他端側は固定基台21の図中の右外方に延出
し、この回転軸30における図中の右側端部にプーリ3
2が配設されている。さらに、固定基台21に配設した
モーター36のプーリ37と、前記中空回転軸30に設
けたプーリ32とにベルト38が巻掛けられている。し
たがって、前記モーター36を駆動すれば、固定基台2
1の内部に軸受23,23で支持した中空回転軸30お
よび回転円板31は、一体的に所要方向へ回転させられ
る。
【0027】固定基台21の内部に枢支した回転軸30
の中空部には、これと平行に断熱スリーブ50が非接触
となるように配設され、このスリーブ50の内部を高温
状態の線材Wが高速で水平に走行し得るようになってい
る。また、固定基台21の内部には、前記貫通孔22に
対して直角に円板状の小径空間部42が、この貫通孔に
沿って所要間隔で、例えば4つ形成され、各々の小径空
間部42に後述する回転トランスの素子を収容可能とさ
れている。さらに、図3に示すように、固定基台21に
おける貫通孔22と中空回転軸30との間には、前述し
た光学系1の光源11と受光手段18の電気回路(図示
せず)に電力を供給するためのスリップリング対24,
24が配設されている。
【0028】この受光手段18からの信号をスリップリ
ング24で取り出すと、前述したように、ノイズが電気
信号に重畳されて、正確な寸法算出がなしえないので、
ここでは図3に示すように、回転トランス60により行
われる。この回転トランス60は、1次側コイルをプリ
ントした第1円板と、2次側コイルをプリントした第2
円板とを、同一軸線上に細隙を介して対向配置すること
により構成され、1次側コイルの電流により2次コイル
側に生起される誘導電流により、1次側の電気信号を非
接触で2次側に取り出すものである。すなわち、図3に
おいて、貫通孔22に対し直角に形成した小径空間部4
2の垂直壁面に、2次側コイルをプリントした第2円板
61が配設されている。また、1次側コイルをプリント
した第1円板62が前記回転軸30に同心配置され、こ
の第1円板62は前記第2円板61に細隙を介して対向
している。そして、第1円板62の1次側コイルは、受
光手段18の出力回路(図示せず)にリード線を介して
接続され、また第2円板の2次側コイルは、寸法算出手
段70にリード線を介して接続されている。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加熱走行
部材の寸法測定装置によれば、光源としてフィラメント
を有しない光源を用いるとともに、高温に加熱されてい
る走行部材からの放射光を受光手段の受光素子に到達す
る前に除去することができるよう構成された光学系を回
転円板に配設して高速回転させて、走行部材の寸法測定
を行っているので、走行部材の同一断面に近い状態で周
方向の複数個所における寸法測定が正確になし得るとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の寸法測定装置の光学系の側面図であ
る。
【図2】同平面図である。
【図3】本発明の加熱走行部材の寸法測定装置の一実施
例の縦断面図である。
【図4】従来の直径測定装置を、被測定対象物である線
材の走行方向に対し直角をなす方向から観察した側面図
である。
【符号の説明】
1 光学系 11 光源 12 シリンドリカルレンズ 13 第1凸レンズ 14 減光フィルター 15 第2凸レンズ 16 スリット板 17 バンドパスフィルター 18 受光手段 2 寸法測定装置 21 固定基台 22 貫通孔 23 軸受 24 スリップリング 30 中空回転軸 31 回転円板 32,37 プーリ 36 モーター 38 ベルト 40 大径空間部 42 小径空間部 50 スリーブ 60 回転トランス 61 第2円板 62 第1円板 70 寸法算出手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転円板と、フィラメントを有しない光
    源と、シリンドリカルレンズと、第1凸レンズと、第2
    凸レンズと、バンドパスフィルターと、受光手段と、回
    転トランスとを備えてなり、 前記回転円板が、加熱走行部材の走行路を中心として、
    その部材の周りを回転自在とされるとともに、前記光源
    がフィラメントを有しないので、同回転円板がスリップ
    リングでは不可能な回転数以上の高速回転とされ、 前記光源と、第1凸レンズと、該レンズの前方または後
    方に位置するシリンドリカルレンズとが、前記回転円板
    における一方の半径方向において、所定位置に配設さ
    れ、 前記第2凸レンズと、バンドパスフィルターと、受光手
    段とが、前記回転円板における他方の半径方向におい
    て、前記光源と対向する所定位置に配設され、 前記シリンドリカルレンズの長手方向が、前記走行部材
    の走行方向と直角方向とされ、 前記バンドパスフィルターが、前記加熱走行部材から放
    射されている光線のスペクトルを選択的に除去し、 前記受光手段が受光素子列からなるとともに、該受光素
    子列が前記走行部材の走行方向と直角方向に配列され 該受光手段からの信号が前記回転トランスにより取り出
    され てなることを特徴とする加熱走行部材の寸法測定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記フィラメントを有しない光源が、発
    光ダイオードまたは半導体レーザーであることを特徴と
    する請求項1記載の加熱走行部材の寸法測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第2凸レンズと受光手段との間の焦
    点近傍に、長手方向が走行部材の走行方向に一致させら
    れている長線形のスリットが形成されているスリット板
    が設けられていることを特徴とする請求項1または2記
    載の加熱走行部材の寸法測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第2凸レンズの前方または後方に減
    光フィルターが設けられてなることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の加熱走行部材の寸法測定装置。
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