JP2005140679A - 表面傷の検出装置 - Google Patents
表面傷の検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005140679A JP2005140679A JP2003378598A JP2003378598A JP2005140679A JP 2005140679 A JP2005140679 A JP 2005140679A JP 2003378598 A JP2003378598 A JP 2003378598A JP 2003378598 A JP2003378598 A JP 2003378598A JP 2005140679 A JP2005140679 A JP 2005140679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- light
- optical
- light source
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
【解決手段】プローブ15にモータによって回転する回転体22を設ける。レーザ発振器で発光された光はレンズで絞られて回転体22に設けたミラー31で向きを90°転換し、回転体22に回動かつ位置調整可能に取付けた移動体28を通して検査面に照射される。反射光は移動体28の同心円状をなす光ファイバー29で受光され、固定側の光ファイバー25に伝送される。移動体28は金属部品等の内周面の孔径に応じて位置調整され、凹凸によって発生する反射散乱光が内周側の光ファイバー29に、引掻き傷のような鋭い傷によって発生する回折光が外周側の光ファイバー29に確実に受光されるようにする。
【選択図】図4
Description
好ましい発明では、検出装置の送り装置が設けられ、これにより回転体が一定の送り量で孔内に挿入されるようにされる。
本発明で用いる光電センサーとしては、例えばホトダイオードを挙げることができ、発光手段としては、例えば発光ダイオードLEDを挙げることができる。
本発明における光電センサー及び発光手段は、上述する請求項4に係る発明の光電センサー及び発光手段と同じものが用いられる。
本発明によると、第1及び第3の目的を併せて達成することができる。
本発明によると、第1〜第3の目的のうち、二以上の目的を達成することができる。
本発明によると、回折光の検出により圧延痕、ツールマーク、引掻き傷等の鋭い傷を、反射散乱光の検出により打痕や窪みなどの凹凸を検出することができる。
請求項3に係る発明によると、光伝送時のロスが少なくなり、必要な光量の伝送を確実に行うことができる。
請求項5に係る発明によると、請求項3又は4に係る発明の効果と、請求項1に係る発明の効果を併せて奏することができる。
請求項8に係る発明によると、請求項6又は7に係る発明の効果に加え、孔径の比較的小さなものから大きなものまでの孔内壁の傷検査を行うことができる。
請求項10に係る発明によると、圧延痕、ツールマーク、引掻き傷等の鋭い傷と、打痕や窪み等の凹凸を区別して検出することができる。
以上のようにして検査面の傷の有無、有る場合にはその種類が検出される。
11・・台座
12・・支柱
13・・ヘッド
14・・アーム
15・・プローブ
16・・ケーシング
17・・ケース
18・・モータ
22・・回転体
23・・レーザ投射パイプ
24・・レーザ発振器
28・・移動体
31・・ミラー
33・・金属部品等
35・・ホトダイオード
36・・CPU
37・・発光ダイオード
Claims (10)
- レーザ光を発光させる光源と、該光源からのレーザ光を絞るレンズと、レーザ光の光路の周りに並設される多数の光ファイバーと、該光ファイバーを通る光を検出する光検出器よりなり、光源からのレーザ光をレンズで絞って金属部品等の検査面に照射し、その反射光を光ファイバーで受光することにより検査面の表面傷を検出する検出装置において、光源から検査面に至る上記光路の途中に配置され、光路を方向転換するミラーと、該ミラーを有し、かつ該ミラーで方向転換される光路のうち、光源から直進する光路を中心としてその周りを回転可能な回転体と、該回転体を回転させる駆動装置と、軸心に上記ミラーで方向転換された光路が通り、かつ該光路に沿って位置調整可能に上記回転体に取着される移動体を有し、上記光ファイバーが移動体に連結され、回転体と共に回転する側の光ファイバーと、光源から直進する上記光路の周りに固定される側の光ファイバーとに分割され、また回転側の光ファイバーで受光された光を固定側の光ファイバーに伝送する伝送手段が設けられることを特徴とする表面傷の検出装置。
- 伝送手段が回転側の光ファイバー端面と固定側の光ファイバー端面を同一円周上で、僅かな間隙を存して互いに向かい合わせに対向配置させてなることを特徴とする請求項1記載の表面傷の検出装置。
- レーザ光を発光させる光源と、該光源からのレーザ光を絞るレンズと、レーザ光の光路の周りに並設される多数の光ファイバーと、該光ファイバーを通る光を検出する光検出器よりなり、光源からのレーザ光をレンズで絞って金属部品等の検査面に照射し、その反射光を光ファイバーで受光することにより検査面の表面傷を検出する検出装置において、光源から検査面に至る上記光路の途中に配置され、光路を方向転換するミラーと、該ミラーを有し、かつ該ミラーで方向転換される光路のうち、光源から直進する光路を中心としてその周りを回転可能な回転体と、該回転体を回転させる駆動装置と、上記光ファイバーが回転体と一体となって回転する回転側の光ファイバーと、光源から直進する上記光路の周りに固定される側の光ファイバーとに分割されて、回転側の光ファイバー端面と固定側の光ファイバー端面を同一円周上で僅かな間隙を存して互いに向かい合わせに対向配置し、また、固定側の光ファイバーは回転側の光ファイバーより線径が小で、その全長のうち、少なくとも受光端が同一円周上に層状をなして密に配置されることを特徴とする表面傷の検出装置。
- 伝送手段が、上記回転体に設けられ、しかも分断された光ファイバーのうち、回転体と共に回転する光ファイバーから受光した光を電気信号に変換する光電センサーと、光電センサーから発信された電気信号を2進数のシリアル信号に変換して出力するCPUと、該CPUからの出力により高速点滅して固定側の光ファイバーに点滅信号を伝送する発光手段とからなることを特徴とする請求項1記載の表面傷の検出装置。
- 上記回転体には、ミラーで方向転換された光路が通り、かつ該光路に沿う方向に位置調整可能に取着される移動体を設けることを特徴とする請求項3又は4記載の表面傷の検出装置。
- レーザ光を発光させる光源と、該光源からのレーザ光を絞るレンズと、レーザ光の光路の周りに並設される多数の光ファイバーと、該光ファイバーを通る光を検出する光検出器よりなり、光源からのレーザ光をレンズで絞って金属部品等の検査面に照射し、その反射光を光ファイバーで受光することにより検査面の表面傷を検出する検出装置において、光源から検査面に至る上記光路の途中に配置され、光路を方向転換するミラーと、該ミラーを有し、かつ該ミラーで方向転換される光路のうち、光源から直進する光路を中心としてその周りを回転可能な回転体と、該回転体を回転させる駆動装置と、上記ミラーで方向転換された光路の周りを回転方向に位置調整可能に上記回転体に取着される移動体を有し、また上記光ファイバーは、少なくとも回折光を受光する光ファイバーを有し、該光ファイバーは、一端を上記移動体に連結し、該移動体と共に回転する側の光ファイバーと、光源から直進する上記光路の周りに固定される側の光ファイバーとに分割されると共に、回転側の光ファイバーは受光側の一端が同一円周上に位置して圧延痕やツールマークから発生する回折光を受光する光ファイバーの群Aと、圧延痕やツールマーク以外の傷から発生する回折光を受光する光ファイバーの群Bとに分けられ、また、群Aに属する光ファイバーの出光側の他端と、群Bに属する光ファイバーの出光側の他端が二重の同心円を形成するように回転側の光ファイバーの並び換えが行われる一方、回折光を受光する固定側の光ファイバーも二重の同心円状に配置され、その一端が回転側の光ファイバーから受光できるように回転側の光ファイバーの出光端と僅かな間隙を存して対向配置されることを特徴とする表面傷の検出装置。
- レーザ光を発光させる光源と、該光源からのレーザ光を絞るレンズと、レーザ光の光路の周りに並設される多数の光ファイバーと、該光ファイバーを通る光を検出する光検出器よりなり、光源からのレーザ光をレンズで絞って金属部品等の検査面に照射し、その反射光を光ファイバーで受光することにより検査面の表面傷を検出する検出装置において、光源から検査面に至る上記光路の途中に配置され、光路を方向転換するミラーと、該ミラーを有し、かつ該ミラーで方向転換される光路のうち、光源から直進する光路を中心としてその周りを回転可能な回転体と、該回転体を回転させる駆動装置と、上記ミラーで方向転換された光路の周りを回転方向に位置調整可能に上記回転体に取着される移動体を有し、また上記光ファイバーは、少なくとも回折光を受光する光ファイバーを有し、該光ファイバーは、一端を移動体に連結し、該移動体と共に回転する側の光ファイバーと、光源から直進する上記光路の周りに固定される側の光ファイバーとに分割されると共に、回転側の光ファイバーは受光側の一端が同一円周上に位置して圧延痕やツールマークから発生する回折光を受光する光ファイバーの群Aと、圧延痕やツールマーク以外の傷から発生する回折光を受光する光ファイバーの群Bとに分けられると共に、回折光を受光する固定側の光ファイバーは単一の円周上に配置され、また回転側の光ファイバーで受光された光を固定側の光ファイバーへ伝送するために設けられる伝送手段が、回転側のA群の光ファイバーから受光して、それを電気信号に変換する第1の光電センサーと、回転側のB群の光ファイバーから受光して、それを電気信号に変換する第2の光電センサーと、各光電センサーから発信された電気信号を2進数のシリアル信号に変換して出力するCPUと、該CPUからの出力により高速点滅して固定側の光ファイバーに点滅信号を伝送する発光手段とからなることを特徴とする表面傷の検出装置。
- 第二の回転体がミラーで方向転換された光路に沿う方向に位置調整可能に回転体に取着されることを特徴とする請求項6又は7記載の表面傷の検出装置。
- 固定側の光ファイバーは、回転側の光ファイバーより線径が小で、その全長のうち、少なくとも入光端が円周上に層状をなして密に配置されることを特徴とする請求項6ないし8記載の表面傷の検出装置。
- 光ファイバーが同心円状に配置され、内側の光ファイバーで反射散乱光が、その外側の光ファイバーで回折光が受光されるようにしたことを特徴とする請求項1ないし9のいずれかの請求項に記載の表面傷の検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378598A JP2005140679A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 表面傷の検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003378598A JP2005140679A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 表面傷の検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005140679A true JP2005140679A (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=34688934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003378598A Pending JP2005140679A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | 表面傷の検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005140679A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7602487B2 (en) | 2006-05-16 | 2009-10-13 | Kirin Techno-System Corporation | Surface inspection apparatus and surface inspection head apparatus |
JP2010085332A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Sigma Kk | 表面検査装置 |
CN106841207A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-06-13 | 大连德迈仕精密科技股份有限公司 | 一种节气门碟片检测装置 |
CN113588640A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-02 | 安徽机电职业技术学院 | 一种多角度便携式现场痕迹检测仪 |
-
2003
- 2003-11-07 JP JP2003378598A patent/JP2005140679A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7602487B2 (en) | 2006-05-16 | 2009-10-13 | Kirin Techno-System Corporation | Surface inspection apparatus and surface inspection head apparatus |
JP2010085332A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Sigma Kk | 表面検査装置 |
CN106841207A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-06-13 | 大连德迈仕精密科技股份有限公司 | 一种节气门碟片检测装置 |
CN113588640A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-02 | 安徽机电职业技术学院 | 一种多角度便携式现场痕迹检测仪 |
CN113588640B (zh) * | 2021-07-29 | 2024-01-16 | 安徽机电职业技术学院 | 一种多角度便携式现场痕迹检测仪 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7602487B2 (en) | Surface inspection apparatus and surface inspection head apparatus | |
WO2013118912A1 (ja) | 内径測定装置 | |
US9874436B2 (en) | Hole inspection method and apparatus | |
JP2008506939A (ja) | 細長い物体の表面分析 | |
JP2005140679A (ja) | 表面傷の検出装置 | |
US20150055144A1 (en) | High-resolution imaging and processing method and system for determining a geometric dimension of a part | |
US5905575A (en) | Spherical surface inspection equipment for optically examining the surface of a sphere | |
JP2008164532A (ja) | 表面検査装置および表面検査方法 | |
US9377297B2 (en) | High-resolution imaging and processing method and system for increasing the range of a geometric dimension of a part that can be determined | |
JP2007183145A (ja) | 筒状内径測定方法および筒状内径測定装置 | |
JPH11258167A (ja) | ガラス管の欠陥検査方法および装置 | |
JP2023525584A (ja) | 光学対物レンズを回転させるための装置および方法 | |
JPH0656366B2 (ja) | ケーブルの表面欠陥検出装置 | |
JPH0423746B2 (ja) | ||
CN212872241U (zh) | 一种激光检测装置 | |
EP2645054B1 (en) | Light source apparatus for diameter-measuring instrument | |
JP2005345425A (ja) | 外観検査装置及び紫外光照明装置 | |
JP7222575B1 (ja) | 円筒内面検査装置 | |
JPH05126760A (ja) | 光学式探傷装置 | |
JPH0422444B2 (ja) | ||
JP2009109281A (ja) | 照明装置及び外観検査装置 | |
JP2012063223A (ja) | 表面検査装置 | |
JP5331590B2 (ja) | 外観検査装置 | |
CN214097207U (zh) | 一种静音轴承生产用表面毛刺检测装置 | |
JP2024077412A (ja) | 円筒内面検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060307 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060406 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060410 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20060410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060711 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |