JP3469970B2 - 発振装置 - Google Patents

発振装置

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JP3469970B2 JP22647195A JP22647195A JP3469970B2 JP 3469970 B2 JP3469970 B2 JP 3469970B2 JP 22647195 A JP22647195 A JP 22647195A JP 22647195 A JP22647195 A JP 22647195A JP 3469970 B2 JP3469970 B2 JP 3469970B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
の低消費電力化をはかるための発振停止モードを有する
発振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、低消費電力対応の半導体集積回
路に内蔵される発振装置には、当該半導体集積回路の発
振停止時における低消費電力化を図るために、発振出力
信号の出力レベルを固定するための発振停止モードを備
えている場合が多くなってきている。
【0003】以下、発振停止モードを備えている発振装
置の従来例について図面を用いて詳細に説明する。図3
は発振停止モードを備えている従来の発振装置の一例を
示す回路図である。この発振装置は、図3に示すよう
に、発振信号入力端子1への入力信号と発振制御用入力
端子2への入力信号とを二つの入力とし出力信号を発振
信号出力端子4より出力するNAND回路3と、発振信
号出力端子4に現れる信号を発振信号入力端子1へ帰還
するための帰還抵抗10とから構成されている。帰還抵
抗10は、発振制御用入力端子2への入力信号によって
導通・遮断が制御されるNチャネルMOSトランジスタ
5と、発振制御用入力端子2への入力信号を反転するイ
ンバータ6と、インバータ6の出力信号によって導通・
遮断が制御されるPチャネルMOSトランジスタ7とで
構成されている。
【0004】つぎに、この発振装置の通常発振時におけ
る動作を説明する。通常発振時には、発振制御用入力端
子2への入力信号がHレベル(通常発振を示すレベル)
に設定され、NAND回路3が反転動作をし、帰還抵抗
10を構成しているNチャネルMOSトランジスタ5が
オン状態となり、かつインバータ6の出力がLレベルと
なってPチャネルMOSトランジスタ7もオン状態とな
る。つまり、通常発振時においては、発振信号入力端子
1への入力信号はNAND回路3により反転され、その
出力信号が発振信号出力端子4から出力される。また、
発振信号出力端子4に現れた信号は帰還抵抗10を構成
するNチャネルMOSトランジスタ5およびPチャネル
MOSトランジスタ7を通して発振信号入力端子1へ帰
還される。
【0005】まず、自励発振の場合についてその動作に
ついて説明する。発振信号入力端子1と発振信号出力端
子4との間に水晶振動子(図示せず)を接続すると、発
振信号入力端子1への入力信号はNAND回路で反転
されて発振信号出力端子4より出力され、かつ反転され
た信号が発振信号出力端子4から発振信号入力端子1へ
帰還され、これによって水晶振動子を振動させ、発振信
号出力端子4には水晶振動子固有の周期でHレベルとL
レベルの信号が交互に出力され、発振が起こる。
【0006】つぎに、他励発振の場合についてその動作
について説明する。発振信号入力端子1に一定の周期で
HレベルとLレベルの信号を交互に出力する任意の周波
数の発振器(図示せず)を接続すると、自励発振の場合
と同様に、発振信号出力端子4には一定の周期でHレベ
ルとLレベルの信号が交互に供給され、発振が起こる。
【0007】つぎに、発振停止時の動作について説明す
る。発振停止時は、発振制御用入力端子2がLレベル
(発振停止を示すレベル)に設定され、帰還抵抗10を
構成しているNチャネルMOSトランジスタ5がオフ状
態となり、かつインバータ6の出力はHレベルとなって
PチャネルMOSトランジスタ7もオフ状態となる。さ
らに、発振制御用入力端子2がLレベルに設定されてい
るため、NAND回路3は常にHレベルの信号を出力
し、発振信号入力端子1への入力信号の状態に依存せず
発振信号出力端子4へは常にHレベルの信号が供給さ
れ、発振は停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の発振停止モ
ードを備えている発振装置において、一故障例として、
発振信号出力端子4が完全に短絡故障を起こしている場
合は、発振動作機能のテストを行うことにより故障を検
出できるが、発振信号出力端子4がある抵抗成分を持っ
て不完全な短絡故障を起こしている場合には、動作機能
のテストのみでは検出が困難な場合がある。
【0009】上記発振信号出力端子4がある抵抗成分を
持って不完全な短絡故障を起こしている場合には、短絡
故障は製品の初期状態では検出できず、経時変化によっ
て故障レベルが進行して初めて短絡故障が検出できる場
合があり、品質保証上の問題を引き起こす可能性があ
る。また、当該発振装置を内蔵した半導体集積回路の静
止電源電流を測定することにより、リーク電流として短
絡故障を検出できる場合もあるが、これは発振信号出力
端子4が発振停止時に設定される電圧レベルと異なる電
圧レベルの信号線と短絡故障を起こしている場合のみで
ある。つまり、発振信号出力端子4が発振停止時に設定
される電圧レベルと同じ電圧レベルの信号線と短絡故障
を起こしている場合は、発振動作を停止させてもリーク
電流は発生せず、当該半導体集積回路の静止電源電流を
測定しても、短絡故障が検出できない。
【0010】この発明は上記課題を解決するもので、あ
る抵抗成分を持った発振信号出力端子の不完全な短絡故
障をも初期状態で検出することができる発振装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発振装置
は、発振信号入力端子と発振出力レベル設定用入力端子
と発振制御用入力端子と発振信号出力端子とを有する発
振制御回路と、発振信号出力端子と発振信号入力端子と
の間に接続された帰還抵抗とからなる。発振制御回路
は、発振制御用入力端子への入力信号が通常発振を示す
レベルとなったときに発振出力レベル設定用入力端子へ
の入力信号のレベルに依存せず発振信号入力端子への入
力信号を発振信号出力端子より出力し、発振制御用入力
端子への入力信号が発振停止を示すレベルとなったとき
に発振信号入力端子への入力信号のレベルに依存せず発
振出力レベル設定用入力端子への入力信号のレベルに応
じた信号を発振信号出力端子より出力する。帰還抵抗
は、発振制御用入力端子への入力信号が通常発振を示す
レベルとなったときに発振信号出力端子に現れる信号を
発振信号入力端子に帰還し、発振制御用入力端子への入
力信号が発振停止を示すレベルとなったときに発振信号
出力端子に現れる信号の発振信号入力端子への帰還を停
止する。
【0012】この構成によれば、発振制御用入力端子へ
の入力信号が通常発振を示すレベルとなったときに、発
振制御回路は発振出力レベル設定用入力端子への入力信
号のレベルに依存せず発振信号入力端子への入力信号を
発振信号出力端子より出力し、帰還抵抗は発振信号出力
端子に現れる信号を発振信号入力端子に帰還する。ま
た、発振制御用入力端子への入力信号が発振停止を示す
レベルとなったときに、発振制御回路は発振信号入力端
子への入力信号のレベルに依存せず発振出力レベル設定
用入力端子への入力信号のレベルに応じた信号を発振信
号出力端子より出力し、帰還抵抗は、発振信号出力端子
に現れる信号の発振信号入力端子への帰還を停止する。
【0013】したがって、発振装置において、ある抵抗
成分をもって不完全な短絡故障を起こしている発振信号
出力端子の検査を行う際には、発振動作を停止させ、発
振信号出力端子がLレベルへ短絡故障している場合は発
振信号出力端子がHレベルになるように、発振信号出力
端子がHレベルへ短絡故障している場合は発振信号出力
端子がLレベルになるように、発振出力レベル設定用入
力端子に加える信号のレベルを設定して、半導体集積回
路の静止電源電流の測定の際の微少リーク電流を検出す
ることにより、抵抗成分をもった発振信号出力端子の不
完全な短絡故障を検出することができる。
【0014】請求項2記載の発振装置は、請求項1記載
の発振装置において、発振制御回路を、発振制御用入力
端子への入力信号が通常発振を示すレベルとなったとき
に発振信号入力端子への入力信号を反転して発振信号出
力端子より出力し発振制御用入力端子への入力信号が発
振停止を示すレベルとなったときにハイインピーダンス
状態となる第1のトライステートインバータと、発振制
御用入力端子への入力信号が通常発振を示すレベルとな
ったときにハイインピーダンス状態となり発振制御用入
力端子への入力信号が発振停止を示すレベルとなったと
きに発振出力レベル設定用入力端子への入力信号を反転
して発振信号出力端子より出力する第2のトライステー
トインバータとで構成している。
【0015】この構成によれば、発振制御用入力端子へ
の入力信号が通常発振を示すレベルとなったときに、発
振制御回路の第1のトライステートインバータが反転動
作をするとともに第2のトライステートインバータがハ
イインピーダンス状態となるので、発振出力レベル設定
用入力端子への入力信号のレベルに依存せず発振信号入
力端子への入力信号を反転して発振信号出力端子より出
力し、帰還抵抗は発振信号出力端子に現れる信号を発振
信号入力端子に帰還する。また、発振制御用入力端子へ
の入力信号が発振停止を示すレベルとなったときに、発
振制御回路の第1のトライステートインバータがハイイ
ンピーダンス状態となるとともに第2のトライステート
インバータが反転動作をするので、発振信号入力端子へ
の入力信号のレベルに依存せず発振出力レベル設定用入
力端子への入力信号のレベルに応じた信号を発振信号出
力端子より出力し、帰還抵抗は、発振信号出力端子に現
れる信号の発振信号入力端子への帰還を停止する。
【0016】したがって、発振装置において、ある抵抗
成分をもって不完全な短絡故障を起こしている発振信号
出力端子の検査を行う際には、発振動作を停止させ、発
振信号出力端子がLレベルへ短絡故障している場合は発
振信号出力端子がHレベルになるように、発振信号出力
端子がHレベルへ短絡故障している場合は発振信号出力
端子がLレベルになるように、発振出力レベル設定用入
力端子に加える信号のレベルを設定し、半導体集積回路
の静止電源電流の測定の際の微少リーク電流を検出する
ことにより、ある抵抗成分をもった発振信号出力端子の
不完全な短絡故障を検出することができる。
【0017】請求項3記載の発振装置は、請求項1また
は請求項2記載の発振装置において、帰還抵抗を、発振
制御用入力端子への入力信号が通常発振を示すレベルと
なったときに導通し発振制御用入力端子への入力信号が
発振停止を示すレベルとなったときに遮断するNチャネ
ルMOSトランジスタおよびPチャネルMOSトランジ
スタの並列回路で構成している。
【0018】この構成によれば、発振制御用入力端子へ
の入力信号が通常発振を示すレベルとなったときに、帰
還抵抗を構成するNチャネルMOSトランジスタおよび
PチャネルMOSトランジスタが導通し、発振制御用入
力端子への入力信号が発振停止を示すレベルとなったと
きにNチャネルMOSトランジスタおよびPチャネルM
OSトランジスタが遮断して帰還が停止する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1および図2を参照しながら説明する。図1はこの発明
の実施の形態における発振装置の構成を示すブロック図
である。この発振装置は、図1に示すように、発振信号
入力端子1と発振出力レベル設定用入力端子8と発振制
御用入力端子2と発振信号出力端子4とを有する発振制
御回路9と、発振信号出力端子4と発振信号入力端子1
との間に接続された帰還抵抗10とからなる。
【0020】発振制御回路9は、発振信号入力端子1と
発振出力レベル設定用入力端子8の二つの入力信号を発
振制御用入力端子2の入力信号により制御し、二つの入
力信号の何れか一方を選択的に反転して発振信号出力端
子4より出力する構成であり、発振制御用入力端子2へ
の入力信号がHレベル(通常発振を示すレベル)となっ
たときに発振出力レベル設定用入力端子8への入力信号
のレベルに依存せず発振信号入力端子1への入力信号を
反転して発振信号出力端子4より出力する。また、発振
制御用入力端子2への入力信号がLレベル(発振停止を
示すレベル)となったときに発振信号入力端子1への入
力信号のレベルに依存せず発振出力レベル設定用入力端
子8への入力信号により、発振信号出力端子4に現れる
信号のレベルを任意の出力レベルに設定する。具体的に
は、発振出力レベル設定用入力端子8への入力信号を反
転した信号を発振信号出力端子4より出力する。
【0021】帰還抵抗10は、発振制御用入力端子2へ
の入力信号により導通・遮断が制御される構成であり、
発振制御用入力端子2への入力信号がHレベル(通常発
振を示すレベル)となったときに発振信号出力端子4に
現れる信号を発振信号入力端子1に帰還し、発振制御用
入力端子2への入力信号がL(発振停止を示すレベル)
となったときに発振信号出力端子4に現れる信号の発振
信号入力端子1への帰還を停止する。
【0022】つまり、この発振装置は、通常発振時にお
いては、発振出力レベル設定用入力端子8の入力信号の
状態に依存せず、発振信号入力端子1への入力信号は反
転されて発振信号出力端子4に供給され、かつ発振信号
出力端子4に現れた信号が帰還抵抗10を通して発振信
号入力端子1へ帰還される。また、発振停止時において
は、発振信号出力端子4の出力レベルは帰還抵抗10が
遮断状態であり、かつ発振信号入力端子1への入力信号
の状態に依存せず、発振出力レベル設定用入力端子8へ
の入力信号を反転した信号が発振信号出力端子4より出
力される。
【0023】図2はこの発明の実施の形態における発振
装置の具体的回路構成の一例を示す回路図である。こ
の発振装置は、図2に示すように、発振制御回路9を、
発振制御用入力端子2の入力信号によって、発振信号入
力端子1から発振信号出力端子4への信号の供給を制御
する正論理制御型トライステートインバータ11と、発
振出力レベル設定用入力端子8から発振信号出力端子4
への信号の供給を制御する負論理制御型トライステート
インバータ12とで構成している。
【0024】正論理制御型トライステートインバータ1
1は、発振制御用入力端子2への入力信号がHレベル
(通常発振を示すレベル)となったときに発振信号入力
端子1への入力信号を反転して発振信号出力端子4より
出力し発振制御用入力端子2に加えられる入力信号が
レベル(信号が発振停止を示すレベル)となったときに
ハイインピーダンス状態となる。
【0025】また、負論理制御型トライステートインバ
ータ12は、発振制御用入力端子2への入力信号がHレ
ベル(通常発振を示すレベル)となったときにハイイン
ピーダンス状態となり発振制御用入力端子への入力信
号がLレベル(発振停止を示すレベル)となったときに
発振出力レベル設定用入力端子8への入力信号を反転し
て発振信号出力端子4より出力する。
【0026】また、帰還抵抗10は、発振制御用入力端
子2への入力信号がHレベル(通常発振を示すレベル)
となったときに導通し発振制御用入力端子2への入力信
号がLレベル(発振停止を示すレベル)となったときに
遮断するNチャネルMOSトランジスタ5およびPチャ
ネルMOSトランジスタ7の並列回路で構成している。
【0027】なお、PチャネルMOSトランジスタ
ゲートには、発振制御用入力端子2への入力信号を反転
してPチャネルMOSトランジスタのゲートに供給す
るインバータ6が付加されている。ここで、実施の形態
の発振装置の動作について説明する。まず、自励発振の
場合についてその動作について説明する。
【0028】発振信号入力端子1と発振信号出力端子4
との間に水晶振動子(図示せず)を接続すると、発振信
号入力端子1への入力信号は反転されて発振信号出力端
子4より出力され、かつ反転された信号が発振信号出力
端子4から発振信号入力端子1に帰還され、水晶振動子
を振動させ、発振信号出力端子4には水晶振動子固有の
周期でHレベルとLレベルの信号が交互に出力され、発
振が起こる。このとき、負論理制御型トライステートイ
ンバータ12はオフ状態であるため、発振信号出力端子
4に対して、発振出力レベル設定用入力端子8の入力信
号の状態に依存せずハイインピーダンス状態となり発振
に影響は及ぼさない。
【0029】つぎに、他励発振の場合についてその動作
について説明する。発振信号入力端子1に一定の周期で
HレベルとLレベルの信号を交互に出力する任意の周波
数の発振器(図示せず)を接続すると、自励発振の場合
と同様に、発振信号出力端子4には一定の周期でHレベ
ルとLレベルの信号が交互に出力され、発振が起こる。
【0030】つぎに、発振停止時(発振停止時)の場合
についてその動作について説明する。上記構成において
発振停止時は発振制御用入力端子2はLレベルに設定さ
れ、帰還抵抗を構成しているNチャネルMOSトランジ
スタ5はオフ状態となり、かつインバータ6の出力はH
レベルとなってPチャネルMOSトランジスタ7もオフ
状態となる。また、正論理制御型トライステートインバ
ータ11もオフ状態となり発振は停止するが、負論理制
御型トライステートインバータ12はオン状態となり、
発振出力レベル設定用入力端子8への入力信号により発
振信号出力端子4をHレベルまたはLレベルの任意の出
力レベルに設定することができる。
【0031】したがって、発振装置において、ある抵抗
成分をもって不完全な短絡故障を起こしている発振信号
出力端子4の検査を行う際には、発振動作を停止させ、
発振信号出力端子4がLレベルへ短絡故障している場合
は発振信号出力端子4がHレベルになるように、発振信
号出力端子4がHレベルへ短絡故障している場合は発振
信号出力端子4がLレベルになるように、発振出力レベ
ル設定用入力端子8に加える信号のレベルを設定し、半
導体集積回路の静止電源電流の測定の際の微少リーク電
流を検出することにより、ある抵抗成分をもった発振信
号出力端子4の不完全な短絡故障を検出することができ
る。
【0032】以上のように、この実施の形態によれば、
発振停止時において発振信号出力端子4を任意のレベル
に設定し、発振信号出力端子4のHレベルまたはLレベ
ルへのある抵抗成分を持った不完全な短絡故障を、半導
体集積回路の静止電源電流の測定の際の微少リーク電流
を検出することにより、故障箇所を検出することができ
る。
【0033】
【発明の効果】この発明の発振装置によれば、発振制御
用入力端子への入力信号が発振停止を示すレベルとなっ
たときに発振信号入力端子への入力信号のレベルに依存
せず発振出力レベル設定用入力端子への入力信号のレベ
ルに応じた信号を発振信号出力端子より出力する発振制
御回路を設けたことにより、半導体集積回路の低消費電
力化をはかるための発振停止モードを有する発振装置に
おいて、発振信号出力端子のHレベルまたはLレベルへ
のある抵抗成分を持った不完全な短絡故障も初期状態で
検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態における発振装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の発振装置の具体的な回路構成を示す回路
図である。
【図3】従来の発振装置の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 発振信号入力端子 2 発振制御用入力端子 3 NAND回路 4 発振信号出力端子 5 NチャネルMOSトランジスタ 6 インバータ 7 PチャネルMOSトランジスタ 8 発振出力レベル設定用入力端子 9 発振制御回路 10 帰還抵抗 11 正論理制御型トライステートインバータ 12 負論理制御型トライステートインバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−80105(JP,A) 特開 平6−204748(JP,A) 特開 平6−161596(JP,A) 特開 昭63−63204(JP,A) 特開 平7−22910(JP,A) 特開 平4−27211(JP,A) 特開 昭58−70604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 3/02 G06F 1/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振信号入力端子と発振出力レベル設定
    用入力端子と発振制御用入力端子と発振信号出力端子と
    を有し、前記発振制御用入力端子への入力信号が通常発
    振を示すレベルとなったときに前記発振出力レベル設定
    用入力端子への入力信号のレベルに依存せず前記発振信
    号入力端子への入力信号を前記発振信号出力端子より出
    力し、前記発振制御用入力端子への入力信号が発振停止
    を示すレベルとなったときに前記発振信号入力端子への
    入力信号のレベルに依存せず前記発振出力レベル設定用
    入力端子への入力信号のレベルに応じた信号を前記発振
    信号出力端子より出力する発振制御回路と、 前記発振信号出力端子と前記発振信号入力端子との間に
    接続され、前記発振制御用入力端子への入力信号が通常
    発振を示すレベルとなったときに前記発振信号出力端子
    に現れる信号を前記発振信号入力端子に帰還し、前記発
    振制御用入力端子への入力信号が発振停止を示すレベル
    となったときに前記発振信号出力端子に現れる信号の前
    記発振信号入力端子への帰還を停止する帰還抵抗とを備
    えた発振装置。
  2. 【請求項2】 発振制御回路を、発振制御用入力端子へ
    の入力信号が通常発振を示すレベルとなったときに発振
    信号入力端子への入力信号を反転して発振信号出力端子
    より出力し前記発振制御用入力端子への入力信号が発振
    停止を示すレベルとなったときにハイインピーダンス状
    態となる第1のトライステートインバータと、前記発振
    制御用入力端子への入力信号が通常発振を示すレベルと
    なったときにハイインピーダンス状態となり前記発振制
    御用入力端子への入力信号が発振停止を示すレベルとな
    ったときに前記発振出力レベル設定用入力端子への入力
    信号を反転して前記発振信号出力端子より出力する第2
    のトライステートインバータとで構成した請求項1記載
    の発振装置。
  3. 【請求項3】 帰還抵抗を、発振制御用入力端子への入
    力信号が通常発振を示すレベルとなったときに導通し前
    記発振制御用入力端子への入力信号が発振停止を示すレ
    ベルとなったときに遮断するNチャネルMOSトランジ
    スタおよびPチャネルMOSトランジスタの並列回路で
    構成した請求項1または請求項2記載の発振装置。
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