JP3469800B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3469800B2
JP3469800B2 JP2040299A JP2040299A JP3469800B2 JP 3469800 B2 JP3469800 B2 JP 3469800B2 JP 2040299 A JP2040299 A JP 2040299A JP 2040299 A JP2040299 A JP 2040299A JP 3469800 B2 JP3469800 B2 JP 3469800B2
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正明 谷口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ハンズフリー通話機能を有する通
信装置(例えば、電話装置)が広く普及している。
【0003】前記ハンズフリー通話機能とは、送受話器
を持たなくとも、電話装置本体に装備されたマイクに話
しかけると共に、スピーカから送出される相手側の声を
聞くことにより行う通話(以下、ハンズフリー通話とい
う)を可能にする機能である。
【0004】しかし、ユーザが着信に応答し、前記ハン
ズフリー通話を行う場合には、ハンズフリー通話専用ボ
タンの押下操作を行わなければならず、完全に手動操作
なしで通話が行える訳ではなかった。
【0005】そこで、ユーザが、着信音鳴動1秒、着信
音休止2秒が交互に行われる着信報知に応答して電話装
置のマイクに向って“はーい”等の返事を行うと、電話
装置が回線と接続されると共に、自動的にハンズフリー
通話状態となる技術が提案された(例えば、登録特許第
2748221号公報参照)。
【0006】具体的には、斯る従来の電話装置では、一
つの着信音休止期間を、検出期間A〜検出期間Cの3つ
の検出期間に分け、前記検出期間Aに或る固定されたし
きい値(例えば、80dBSPL)以上の音圧の信号を
検出せず、前記検出期間Bに前記しきい値以上の音圧の
信号を所定時間連続して検出し、前記検出期間Cに前記
しきい値以上の音圧の信号を検出しない場合に、自動的
にハンズフリー通話状態となるように構成されている。
【0007】図6に、前記着信音休止期間中にマイクか
ら入力される音圧波形の一例と、着信音波形を簡略化し
た波形(矩形波)を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電
話装置では、検出期間B中にユーザの音声が検出されて
も、A、Cの検出期間中にマイクから周辺の騒音等が入
力され、電話装置が例えば図7、図8に示すようにしき
い値を超える音圧を検出するとハンズフリー通話状態と
ならない。
【0009】又、図9に示す如く、検出期間B中にユー
ザの音声が検出されると共に、検出期間B以外の検出期
間でしきい値以上の音圧であるユーザからの音圧波形が
検出された場合にも、ハンズフリー通話状態とならな
い。
【0010】この為、周辺環境やユーザの応答タイミン
グにより、電話装置が自動的にハンズフリー通話状態と
ならないことがあり、ユーザにとって非常に使いづらい
という問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の通信装置は、着
信音鳴動と着信音休止が交互に行われる着信報知時にお
いて、前記着信音休止期間を第1〜第3の期間に分割
し、かつ、前記第1〜第3の検出期間毎にマイクより入
力される音圧の平均値(第1〜第3の平均値)を演算す
る手段と、前記第1〜第3の平均値を比較する手段と、
該比較手段の比較結果に基づいて回線の閉結を制御する
手段とを備え、該制御手段は、前記比較手段が前記第1
平均値が前記第2平均値より低い値であると判定すると
共に、前記第2平均値が前記第3平均値より高い値であ
ると判定すると、回線を閉結することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明を適用してなる電
話装置のブロック図を示す。
【0013】図1において、制御部101は例えばマイ
コンからなり、以下で説明する各回路の制御を司る。
【0014】平均値演算部102は、マイク103から
入力された音の音圧の平均値を演算し、前記平均値のデ
ータを平均値比較部104へ送出する。
【0015】平均値比較部104は、前記平均値演算部
102より供給された前記平均値を複数格納可能である
と共に制御部101の制御の下に格納された平均値を比
較する。
【0016】計時部105は、前記平均値演算部102
の平均値演算開始からの経過時間の計時を行う。
【0017】発振子106は、前記計時部105の駆動
クロック信号の生成と供給を行う。
【0018】アンプ107は、マイク103に接続さ
れ、マイク103から入力された信号を増幅する。
【0019】回線検出部108は、回線Lと接続され、
前記回線Lからの着信信号の検出と回線Lの閉結とを行
う。
【0020】リンガー回路109は、前記回線検出部1
08の着信信号の検出に応じて着信音を生成、送出する
と共に、着信音鳴動期間中であることを示す信号を制御
部101へ送出する。
【0021】スイッチ110は、例えばトランジスタス
イッチからなり、制御部101の制御の下にアンプ11
1の入力端と、前記リンガー回路109又は前記回線検
出部108との接続切り替えを行う。
【0022】アンプ111は、前記スイッチ110を介
して送られてくるリンガー音や音声信号を増幅する。
【0023】スピーカ112は、前記アンプ111の出
力端と接続され、前記アンプ111から送出された信号
により鳴動される。
【0024】図2に本発明を適用してなる本実施例の動
作を説明する為のフロー図を示し、図3に着信音休止時
にマイクに入力される音圧波形の一例と着信音の波形を
簡略化した矩形波を示している。
【0025】本実施例では、図3に示すように、一つの
着信音休止期間を例えば各々200msec,1420
msec及び380msec長からなる第1〜第3の検
出期間に分割し、各検出期間毎に検出したマイク103
からの入力音圧の平均値に基づいてハンズフリー通話を
制御する。
【0026】尚、以下では、前記各検出期間の平均音圧
値を第1〜第3平均値と称す。
【0027】次に、本実施例の動作を図2を用いて具体
的に説明する。
【0028】S21ステップでは、制御部101は、前
記回線検出部108が回線Lから着信信号を検出したか
否かを判定する。具体的には、前記回線検出部108が
着信信号を検出すると、制御部101に着信検知信号を
送出するので、制御部101はこの着信信号の有無によ
り着信を判定できる。
【0029】そして、制御部101は、着信があること
を検出するとS22ステップへと処理を進める。
【0030】S22ステップでは、制御部101は、ス
イッチ110をa側に接続させた後、リンガー回路10
9を制御することにより、1秒鳴動、2秒休止の着信音
をスピーカ112から送出させる。又、この時、前記着
信音の鳴動期間中には鳴動期間信号が前記リンガー回路
109から制御部101に送出される。
【0031】続くS23ステップでは、制御部101
は、1秒の着信音鳴動後の第1検出期間であるか否かを
判定する。具体的には、制御部101は、リンガー回路
109からの前記鳴動期間信号を検出しなくなると、前
記第1検出期間であると判定しS24ステップへ処理を
進める。
【0032】S24ステップでは、制御部101は、計
時部105を制御することにより計時動作を開始させ
る。
【0033】続くS25ステップでは、制御部101
は、平均値演算部102を制御することにより、前記演
算部102にマイク105から入力した音圧の平均値
(第1平均値)の演算を行わせ、S26ステップへ処理
を進める。
【0034】S26ステップでは、制御部101は,前
記S24ステップでの計時開始から200msec経過
したか否かを判定する。
【0035】具体的には、制御部101が、前記計時部
105から200msecが経過したことを示す信号を
検出すると、前記計時部105を制御することにより前
記計時部105の計時動作を停止させ、S27ステップ
へ処理を進める。
【0036】即ち、前記S25、S26ステップを処理
することにより、第1検出期間中にマイク105から入
力される音圧の平均値(第1平均値)を求める。
【0037】S27ステップでは、制御部101は、前
記平均値演算部102を制御することにより、前記演算
部102の平均値演算処理を停止させ、続いて前記平均
値演算部102が求めた第1平均値データを平均値比較
部104に送出させると共に、前記平均値比較部104
が前記第1平均値データを記憶するように制御する。そ
の後、制御部101は、S28ステップへ処理を進め
る。
【0038】S28ステップでは、制御部101は、前
記S24ステップと同様に計時部105に計時動作を開
始させ、S29ステップへ処理を進める。
【0039】S29ステップでは、制御部101は、平
均値演算部102を制御することにより、前記平均値演
算部102にマイク103から入力される音圧の平均値
(第2平均値)の演算を行わせる。
【0040】続くS30ステップでは、制御部101
は、前記計時部105が前記S28ステップにおける計
時動作開始から1420msec経過したか否かを判定
する。具体的には、前記制御部101が、前記計時部1
05から1420msec計時したことを示す信号を検
出すると、前記計時部105の計時動作を停止させた後
にS31ステップへ処理を進め、一方、前記信号を検出
しない場合には、S29ステップへ処理を戻す。
【0041】即ち、前記S29、S30ステップを処理
することにより、第2検出期間中にマイク105から入
力される音圧の平均値(第2平均値)を求める。
【0042】S31ステップでは、制御部101は、前
記平均値演算部102を制御することにより、前記演算
部102の平均値演算処理を停止させ、続いて前記平均
値演算部102が求めた第2平均値データを平均値比較
部104に送出させると共に、前記平均値比較部104
を制御することにより、前記平均値比較部104に前記
第2平均値データを記憶させる。その後、制御部101
は、S32ステップへ処理を進める。
【0043】S32ステップでは、制御部101は、平
均値比較部102を制御することにより、前記平均値比
較部102中の前記第1平均値と前記第2平均値とを比
較させ、前記第2平均値が前記第1平均値より高い値で
あれば、S33ステップへ処理を進め、一方、前記第2
平均値が前記第1平均値より低い値であれば、S23ス
テップへ処理を戻す。
【0044】S33ステップでは、制御部101は、前
記S28ステップと同様に計時部105の計時動作を開
始させる。
【0045】続くS34ステップでは、制御部101
は、マイク103から入力される音圧の平均値(第3平
均値)の演算を、平均値演算部102に行わせ、その
後、制御部101は、S35ステップへ処理を進める。
【0046】S35ステップでは、制御部101は、前
記計時部105が前記S33ステップにおける計時動作
開始から380msec経過したか否かを判定する。具
体的には、前記制御部101が、前記計時部105から
380msec計時したことを示す信号を検出すると、
前記計時部105の計時動作を停止させ、S36ステッ
プへ処理を進め、一方、前記信号を検出しない場合に
は、S34ステップへ処理を戻す。
【0047】即ち、前記S34、S35ステップを処理
することにより、第3検出期間中にマイク105から入
力される音圧の平均値(第3平均値)を求める。
【0048】S36ステップでは、制御部101は、前
記平均値演算部102を制御することにより、前記演算
部102の平均値演算処理を停止させ、続いて前記平均
値演算部102が求めた第3平均値データを平均値比較
部104に送出させる。その後、制御部101は、S3
7ステップへ処理を進める。
【0049】S37ステップでは、制御部101は、平
均値比較部104を制御することにより、前記平均値比
較部104中の前記第2平均値と前記第3平均値とを比
較させ、前記第2平均値が前記第3平均値より高い値で
あると判定すると、S38ステップへ処理を進め、一
方、前記第3平均値が前記第2平均値より高い値である
と判定すると、S23ステップへ処理を戻す。
【0050】S38ステップでは、制御部101は、ハ
ンズフリー通話処理を行う。具体的には、前記制御部1
01は、前記回線検出部108を制御することにより回
線を閉結すると共にスイッチ110を制御することによ
り、スイッチ110をb側に接続させ、回線Lを介して
送られてくる相手側からの音声信号を前記スイッチ11
0及びアンプ111を介してスピーカ112へ送出さ
せ、更に、アンプ107を介してマイク103から入力
された音声信号を回線検出部108を介して回線L側へ
送出させる。
【0051】このように本実施例の電話装置では、従来
技術である固定されたしきい値以上の音圧信号の有無に
よりユーザの音声の有無を判定する方法とは異なり、3
つの検出期間夫々で検出された音圧平均値の絶対値を比
較することによりユーザの音声の有無を判定しているの
で、従来技術の検出期間A,Cで固定されたしきい値を
超える突発的なノイズを検出した場合や、検出期間B内
でユーザの音声が検出されると共に検出期間A,C内の
一部の間でしきい値を超えるユーザの音圧信号が検出さ
れた場合に回線を閉結しないという問題を回避できる。
【0052】図4は、本発明を適用してなる第2実施例
の電話装置の動作手順を示すフロー図である。
【0053】第2実施例では、図5に示す如く着信音休
止期間を夫々約1000msec長の第4、第5検出期
間に分割し、前記第4、第5検出期間中にマイク103
から入力される音の音圧平均値の差の絶対値に基づいて
ハンズフリー通話を制御する。
【0054】尚、図5には着信音休止中にマイク103
から入力される信号の波形の一例と、着信音を簡略化し
た波形である矩形波を示している。次に第2実施例の電
話装置の動作手順を図4を用いて、以下に説明する。
【0055】尚、第2実施例では、後述する2つの平均
値の差との比較対象である音圧の数値(例えば、20d
B)を予め平均値比較部104に記憶させている。
【0056】S41〜S42ステップでは、制御部10
1は、前記S21〜S22ステップと同様の処理を行う
ので、説明を省略する。
【0057】S43ステップでは、制御部101は、1
秒の着信音鳴動後の第4検出期間であるか否かを判定す
る。具体的には、制御部101は、リンガー回路109
からの鳴動期間信号を検出しなくなると、前記第4検出
期間であると判定しS44ステップへ処理を進める。
【0058】S44ステップでは、制御部101は、計
時部105を制御することにより計時部105に計時動
作を開始させる。
【0059】続くS45ステップでは、制御部101
は、平均値演算部102を制御することにより、前記演
算部102にマイク103から入力した信号の音圧の平
均値(第4平均値)の演算を行わせ、S46ステップへ
処理を進める。
【0060】S46ステップでは、制御部101は、前
記S44ステップでの計時開始から1000msec経
過したか否かを判定する。具体的には、制御部101
が、前記計時部105から1000msecが経過した
ことを示す信号を検出すると、前記計時部105の計時
動作を停止させ、S47ステップへ処理を進める。
【0061】即ち、前記S45、S46ステップを処理
することにより、第4検出期間中にマイク105から入
力される音圧の平均値(第4平均値)を求める。
【0062】S47ステップでは、制御部101は、前
記平均値演算部102を制御することにより、前記演算
部102の平均値演算処理を停止させ、続いて前記平均
値演算部102が求めた第4平均値データを平均値比較
部104に送出させると共に、平均値比較部104に前
記第4平均値データを記憶させる。その後、制御部10
1は、S48ステップへ処理を進める。
【0063】S48ステップでは、制御部101は、前
記S44ステップと同様に計時部105に計時動作を開
始させる。
【0064】S49ステップでは、制御部101は、平
均値演算部102を制御することにより、前記平均値演
算部102にマイク103から入力される信号の音圧の
平均値(第5平均値)の演算を行わせる。
【0065】続くS50ステップでは、制御部101
は、前記計時部105が前記S48ステップにおける計
時動作開始から1000msec経過したか否かを判定
する。具体的には、前記制御部101が、前記計時部1
05から1000msec計時したことを示す信号を検
出すると、前記計時部105の計時動作を停止させた後
にS51ステップへ処理を進め、一方、前記信号を検出
しない場合には、S49ステップへ処理を戻す。
【0066】即ち、前記S49、S50ステップを処理
することにより、第5検出期間中にマイク105から入
力される音圧の平均値(第5平均値)を求める。
【0067】S51ステップでは、制御部101は、前
記平均値演算部102を制御することにより、前記演算
部102の平均値演算処理を停止させ、続いて前記平均
値演算部102が求めた第5平均値データを平均値比較
部104に送出させ、記憶させる。その後、制御部10
1は、S52ステップへ処理を進める。
【0068】S52ステップでは、制御部101は、平
均値比較部104を制御することにより、前記平均値比
較部104に前記第4平均値と前記第5平均値との差の
演算を行わせる。
【0069】続くS53ステップでは、制御部101
は、平均値比較部104を制御することにより、前記平
均値比較部104に前記第4及び第5平均値差の絶対値
が予め前記比較部104に設定されていた数値(例え
ば、20dB)より大きい値であるか否かを判定させ
る。
【0070】制御部101は、この判定結果から前記平
均値差の絶対値が前記設定された数値より大きい数値だ
と判定するとS54ステップヘ処理を進め、図2で説明
した第1実施例のS41ステップと同様のハンズフリー
通話を可能とする。一方、そうでない場合にはS43ス
テップへ処理を戻す。
【0071】以上説明した通り、第2実施例の通信装置
では、2つの検出領域の平均値差の絶対値が或る一定の
数値以上であればユーザの音声を検出したと判定してい
る。
【0072】前記第1実施例では、前記第2平均値が他
の第1、第3平均値より大きな値でなければユーザの音
声が有ると判定されない。この為、ユーザの音声応答の
音圧平均値が前記第2検出期間で最大となるようにユー
ザが応答する必要があった。
【0073】一方、第2実施例では、前記第4平均値と
第5平均値の差がある一定の数値以上であるとユーザの
音声を検出したと判定しており、ユーザの音声応答の音
圧平均値が最大とならなければならない期間の規制がな
い。
【0074】この為、第2実施例では、着信音休止期間
中におけるユーザの音声応答タイミングをより緩和する
ことができる。
【0075】尚、第1及び第2実施例では、各信号検出
期間を具体的に数百msecとしたがこの検出期間の長
さを変更してもよいし、第2実施例では予め記憶した音
圧を20dBとしたが、この音圧数値を変更しても良
い。
【0076】又、本実施例では電話装置を用いたが、フ
ァクシミリ装置や電話装置の子機等他の通信装置に本発
明を適用してもよい。
【0077】
【発明の効果】本発明の通信装置は、着信時においてユ
ーザの返事を的確に検出し、自動的に回線を閉結するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる実施例のブロック図であ
る。
【図2】第1実施例の通信装置の動作を示すフロー図で
ある。
【図3】第1実施例の着信音休止時にマイクに入力され
る音圧波形図である。
【図4】第2実施例の通信装置の動作を示すフロー図で
ある。
【図5】第2実施例の着信音休止時にマイクに入力され
る音圧波形図である。
【図6】従来技術の着信休止時にマイクに入力される音
圧波形図である。
【図7】従来技術の着信休止時にマイクに入力される音
圧波形図である。
【図8】従来技術の着信休止時にマイクに入力される音
圧波形図である。
【図9】従来技術の着信休止時にマイクに入力される音
圧波形図である。
【符号の説明】
101 制御部 102 平均値演算部 103 マイク 104 平均値比較部 105 計時部 106 発振子 107 アンプ 108 回線検出部 109 リンガー回路 110 スイッチ 111 アンプ 112 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−115459(JP,A) 特開 平8−298537(JP,A) 特開 平4−220849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着信音鳴動と着信音休止が交互に行われる
    着信報知時において、前記着信音休止期間を第1〜第3
    の期間に分割し、かつ、前記第1〜第3の検出期間毎に
    マイクより入力される音圧の平均値(第1〜第3の平均
    値)を演算する手段と、前記第1〜第3の平均値を比較
    する手段と、該比較手段の比較結果に基づいて回線の閉
    結を制御する手段とを備え、該制御手段は、前記比較手
    段が前記第1平均値が前記第2平均値より低い値である
    と判定すると共に、前記第2平均値が前記第3平均値よ
    り高い値であると判定すると、回線を閉結することを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】着信音鳴動と着信音休止が交互に行われる
    着信報知時において、前記着信音休止期間を第1、第2
    の期間に分割し、かつ、前記第1、第2の期間毎にマイ
    クより入力される音圧の平均値を演算する手段と、前記
    第1と第2の期間毎の音圧の平均値の差を演算する平均
    値差演算手段と、前記平均値差の絶対値が所定値より大
    である場合に、回線を閉結する手段とを備えたことを特
    徴とする通信装置。
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