JP3469789B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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JP3469789B2
JP3469789B2 JP27366498A JP27366498A JP3469789B2 JP 3469789 B2 JP3469789 B2 JP 3469789B2 JP 27366498 A JP27366498 A JP 27366498A JP 27366498 A JP27366498 A JP 27366498A JP 3469789 B2 JP3469789 B2 JP 3469789B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後方向に延び且
つ上下および左右方向に並んで配置された複数の商品通
路の1つから販売時に払い出された商品を受け取って搬
出するための自動販売機の商品搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機の商品搬出装
置として、商品ラックおよびこれに収納された商品を外
部から見えるようにした、いわゆるシースルー式自動販
売機に適用されるとともに、商品ラックの前方に左右方
向に移動自在に設けられたYモジュールと、これを左右
方向に駆動するX方向駆動機構とを備えたタイプのもの
が知られている。この商品搬出装置では、Yモジュール
は、上下方向に延び、左右方向に移動自在の可動体を有
しており、この可動体に、上下方向に移動自在のバケッ
トと、このバケットを可動体に対して上下方向に駆動す
るY方向駆動機構とが、設けられている。X方向駆動機
構は、商品ラックを収容するラックフレームの左右方向
の一側部にラックフレームの前面よりも前側に突出する
ように取り付けられている。また、可動体は、その上部
においてラック・ピニオン機構を介して支持され、X方
向駆動機構に連結されているとともに、下部が、自動販
売機の底面にラックフレームの前方に位置して設置され
た左右方向のガイドレールに係合していて、これに沿っ
て案内されるようになっている。
【0003】この商品搬出装置では、販売時、X方向駆
動機構が作動することで、Yモジュールがガイドレール
に案内されながらラックフレームの前側を左右方向に移
動するとともに、これと並行してYモジュールのY方向
駆動機構が作動することで、バケットが可動体に対して
上下方向に移動することによって、バケットが、選択さ
れた商品を収納する商品ラックの前に停止する。そし
て、商品ラックから払い出された商品をバケットが受け
取った後、両駆動機構が再び作動することにより、バケ
ットが移動して、商品を搬出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の商品搬出装置では、Yモジュールの可動体がその上部
で片持ち状態で支持されていて、下部は単にガイドレー
ルに係合しているだけなので、上下方向に延びる可動体
が左右方向に傾きやすく、バケットを精度良く停止させ
ることができないという問題がある。また、商品ラック
を収容するラックフレームの左右方向の一側部にはX方
向駆動機構が、下部にはガイドレールが、いずれもラッ
クフレームよりも前側に配置されているため、これらが
邪魔になり、バケットの左右方向および上下方向の可動
範囲やバケットのサイズが制約されてしまう。さらに、
ガイドレールがラックフレームの前側に露出しているこ
とで、外観が損なわれるとともに、商品の補充時などに
不用意に踏まれることでガイドレールの変形や破損が生
じるおそれがあり、そのような場合には、Yモジュール
の移動に支障が生じ、故障の原因にもなってしまう。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、良好な外観が得られ、バケット
の停止位置精度を高めることができ、バケットの可動範
囲を広げ且つバケットの大型化にも容易に対応できると
ともに、ガイド機構が踏まれることなどに起因する故障
を防止しながら、安定した作動を得ることができる自動
販売機の商品搬出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、ラックフレーム内に上下および左右方向
に並んで形成された複数の商品ラックの1つから販売時
に払い出された商品を受け取って搬出するための自動販
売機の商品搬出装置であって、上下方向に延びる可動体
と、この可動体に取り付けられた、販売時に商品を受け
取るための上下方向に移動自在のバケット、およびこの
バケットを上下方向に駆動するY方向駆動機構とを有
し、ラックフレームの前方に配置されたYモジュール
と、前後方向に延び、前部がYモジュールの可動体の上
下部にそれぞれ連結された上下の連結部材と、ラックフ
レームの前面よりも後方に配置され、上下の連結部材の
後部が連結されるとともに、これらの上下の連結部材を
介してYモジュールを左右方向に駆動するX方向駆動機
構と、ラックフレームの前面よりも後方に配置され、上
下の連結部材の後部が移動自在に係合し、これらの上下
の連結部材をそれぞれ介してYモジュールの左右方向の
移動を案内する上下のガイド機構と、を備え、X方向駆
動機構は、ラックフレームの上下にそれぞれ設けられ、
左右方向に互いに間隔を隔てて配置された上下の駆動プ
ーリおよび従動プーリと、これらの駆動プーリおよび従
動プーリの間に巻き掛けられ、上下の連結部材の後部を
それぞれ連結した上下のベルトと、上下方向に延び、上
下の駆動プーリを互いに同期して回転させるX駆動軸
と、このX駆動軸を回転駆動するX駆動源と、を有し、
上下のガイド機構は、ラックフレームの上下に左右方向
に延びる上下のガイドレールと、上下の連結部材の後部
に設けられ、上下のガイドレールにそれぞれ係合し、こ
れらに沿って転動可能な上下のローラと、を有している
ことを特徴とする。
【0007】この自動販売機の商品搬出装置によれば、
前述した従来の商品搬出装置と同様、商品の販売時、X
方向駆動機構が作動して、Yモジュールが上下のガイド
機構に案内されながらラックフレームの前側を左右方向
に移動するとともに、これと並行してYモジュールのY
方向駆動機構が作動して、バケットが可動体に対して上
下方向に移動することによって、バケットが、選択され
た商品を収納する商品通路の前に停止する。そして、商
品通路から払い出された商品をバケットが受け取った
後、両駆動機構が再び作動することにより、バケットが
移動して、商品を搬出する。
【0008】また、この商品搬出装置では、Yモジュー
ルを駆動するX方向駆動機構、およびYモジュールを案
内する上下のガイド機構がいずれも、商品を収納するラ
ックフレームの前面よりも後方に配置されていること
で、ラックフレームの前側の空間が完全に開放されてい
るので、Yモジュールの移動がX方向駆動機構やガイド
機構で邪魔されなくなり、したがって、バケットの左右
方向および上下方向の可動範囲を広げることができる。
同じ理由から、大型商品を販売する必要が後で生じた場
合にも、バケットの大型化に容易に対応することができ
る。
【0009】また、X方向駆動機構および上下のガイド
機構がラックフレームの前側に存在しないことから、す
っきりした良好な外観が得られるとともに、商品の補充
時などに下ガイド機構が不用意に踏まれることによる変
形や破損が生じる可能性がまったく無くなり、それに起
因する故障を防止しながら、安定した作動を得ることが
できる。
【0010】
【0011】また、この商品搬出装置では、商品の販売
時、X駆動源が作動してX駆動軸が回転することによ
り、上下の駆動プーリが互いに同期して回転するのに伴
い、従動プーリとの間に巻き掛けられた上下のベルト
が、互いに同期して回転する。この上下のベルトの回転
に伴い、これらに連結された上下の連結部材を介して、
Yモジュールが左右方向に移動する。また、この移動の
際、Yモジュールは、上下の連結部材に設けた上下のロ
ーラが上下のガイドレールに沿って転動することによっ
て、案内される。以上のように、この商品搬出装置によ
れば、上下の駆動プーリにより互いに同期して回転駆動
される上下のベルトによって、Yモジュールの上下部を
駆動するとともに、Yモジュールの上下部をガイドレー
ルなどで案内するので、Yモジュールを鉛直方向に延び
る姿勢に常に保つことができ、それにより、バケットの
停止位置精度を高めることができる。
【0012】また、この場合、上ガイドレールは上面が
開放しており、上ローラは、上ガイドレールに係合し、
鉛直軸線回りに転動可能な左右一対のローラで構成され
るとともに、下ガイドレールは、下面および前面がそれ
ぞれ開放した第1および第2の下ガイドレールで構成さ
れ、下ローラは、第1下ガイドレールに係合し、鉛直軸
線回りに転動可能な左右一対の第1下ローラと、第2下
ガイドレールに係合し、前後方向に延びる水平軸線回り
に転動可能な左右一対の第2下ローラとで構成されてい
ることが好ましい。
【0013】この商品搬出装置によれば、上ガイドレー
ルおよび第1下ガイドレールにそれぞれ係合する各左右
一対の上ローラおよび第1下ローラによって、Yモジュ
ールを鉛直方向に延びる姿勢に保つとともに、その状態
で、Yモジュールの重量を左右一対の第2下ローラで支
持するので、ラックフレームの前側に配置されたYモジ
ュールを、これらのローラによって左右方向に円滑に案
内することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照しながら、詳細に説明する。図1〜図4は、本
発明の実施形態による商品搬出装置を組み込んだ自動販
売機を示している。この自動販売機1は、横長ボックス
状の販売機本体2内に多品目の商品Sをそれぞれ前後方
向に並べて収納するとともに、商品Sを前面の透明なス
ライディングドア2aを通して見えるようにした、いわ
ゆるショーケース型のものである。自動販売機1は、上
記販売機本体2、商品Sを収納する商品収納装置3、お
よび販売時に商品Sを搬出する商品搬出装置4などを備
えている。
【0015】販売機本体2は、複数の外壁パネル2bを
ボックス状に組み立てたものであり、その開放した前面
に、2枚の上記スライディングドア2aが取り付けられ
ている。スライディングドア2aは、常時は閉状態でロ
ックされており、商品Sの補充時などに開かれ、商品S
が前方から補充されるようになっている。また、販売機
本体2の上部には商品Sを冷却する冷却装置5が設けら
れ、前面のスライディングドア2aの右方には、商品取
出口6と、カード挿入口7a、図示しないカードリーダ
ーや商品選択ボタンなどを取り付けたコントロールパネ
ル7とが設けられている。
【0016】商品収納装置3は、販売機本体2内に組み
立てられたラックフレーム8と、このラックフレーム8
に取り付けられた複数の商品ラック9を有している。図
3および図4に示すように、ラックフレーム8は、左右
方向の3個所に等間隔に配置された側断面「ロ」字状の
縦フレーム材10、10、10と、これらの縦フレーム
材10の上部間および下部間をそれぞれ連結する上下の
横フレーム材11、11と、各縦フレーム材10にその
空間を塞ぐように取り付けられた側壁パネル12で構成
されており、各2つの縦フレーム材10、10間に商品
収納室13が画成されている。なお、各縦フレーム材1
0は、金属製の角材を組み立てたものであり、また、上
下の横フレーム材11、11は、アングル材などから成
り、それぞれ前後一対で構成されている(図4に前側の
もののみ図示)。
【0017】商品ラック9は、ラックフレーム8の側壁
パネル12、12間に水平に支持されており、左右の商
品収納室13、13内にそれぞれ10個および9個、上
下方向に並んで配置されている。各商品ラック9には、
前後方向に延びる複数の仕切壁14が左右方向に並んで
取り付けられており、仕切壁14、14の間に商品通路
15が画成され、各商品通路15に、同一品目の多数の
商品Sが前後方向に並んで収納される。各仕切壁14に
はプッシャ16が取り付けられ、商品通路15に臨んで
おり、販売時、このプッシャ16が前方に駆動され、商
品S全体を押してシフトさせることによって、最前位置
の商品Sが商品通路15から前方に払い出される。な
お、図1と図3からわかるように、仕切壁14は、商品
ラック9に左右方向に移動取付けできるように構成され
ており、その取付位置は、収納する商品Sの幅に応じて
適宜、変更される。
【0018】商品搬出装置4は、ラックフレーム8の前
方に、左右方向に移動自在に設けられたYモジュール1
7と、Yモジュール17を左右方向に駆動するX方向駆
動機構18と、Yモジュール17の移動を案内する上下
のガイド機構19、20などで構成されている。
【0019】Yモジュール17は、上下方向に延び、X
方向駆動機構18により左右方向に駆動される可動体2
1と、この可動体21の右側面に突出して設けられ、可
動体21に対して上下方向に移動自在のバケット22
と、可動体21に内蔵され、バケット22を上下方向に
駆動するY駆動モータなどから成るY方向駆動機構(図
示せず)とを備えている。バケット22は、販売時に商
品通路15から払い出された商品Sを受け取って、商品
取出口6に搬出するものである。
【0020】図5〜図7に示すように、X方向駆動機構
18は、その駆動源を構成するX駆動モータ23(X駆
動源)と、X駆動モータ23により回転駆動されるX駆
動軸24と、X駆動軸24の上下部にそれぞれ連結され
た上下の駆動プーリ25a、25bと、それらと対をな
す上下の従動プーリ26a、26bと、上下の駆動プー
リおよび従動プーリ25a、26aの間、25b、26
bの間にそれぞれ巻き掛けられた上下のタイミングベル
ト27a、27b(ベルト)で構成されている。
【0021】図5に示すように、X駆動モータ23は、
ラックフレーム8の左側面に設けられたモータカバー2
8内に収容されている。このモータカバー28は、右側
面が開放した逆「コ」字状の断面を有し、ラックフレー
ム8の前面よりも後方に配置され、ラックフレーム8の
左側の縦フレーム材10に、図示しない取付板を介して
内側からねじ止めされ、縦フレーム材10の左方に突出
している。
【0022】X駆動軸24は、モータカバー28の上下
壁を貫通して上下方向に延び、モータカバー28の下壁
に設けたベアリング29に回転自在に支持されている。
また、X駆動軸24は、ピン30により一体に設けたギ
ヤ31をモータカバー28内に備えており、このギヤ3
1がX駆動モータ23に設けたギヤ(図示せず)と噛み
合うことによって、X駆動モータ23により鉛直軸線回
りに回転駆動される。さらに、X駆動軸24の上下端部
には、上下の駆動プーリ25a、25bを連結するため
のピン32、32が設けられている。
【0023】図5および図6に示すように、X駆動モー
タ23およびX駆動軸24以外のX方向駆動機構18の
構成要素は、上部取付板33に設けられている。この上
部取付板33は、細長い帯状のものであり、ラックフレ
ーム8の3個の縦フレーム材10の上面にこれらの間に
またがって載せられ、左右方向に延びるとともに、ラッ
クフレーム8の前面よりも後方に配置され、ラックフレ
ーム8に固定されている。上駆動プーリ25aは、この
上部取付板33の縦フレーム材10から突出した左端部
に、プーリ軸34およびベアリング35を介して、回転
自在に支持されている。
【0024】このプーリ軸34は、上側の細径の取付部
34aと下側の太径のソケット部34bとから中空状に
形成されており、この取付部34aは、上部取付板33
に設けたベアリング35および上駆動プーリ25aの軸
孔(図示せず)に下側から通された状態で、ピン(図示
せず)により上駆動プーリ25aと一体に連結されてい
る。また、ソケット部34bの下端にはU溝36が形成
されていて、X駆動軸24は、そのピン32がU溝36
に係合した状態で、プーリ軸34のソケット部34bに
挿入されることにより、連結されている。以上の構成に
より、上駆動プーリ25aは、X駆動軸24に対して回
り止めされた状態で、X駆動軸24と一体に回転する。
【0025】また、上従動プーリ26aは、上部取付板
33の右端部に、ベアリング(図示せず)を介して回転
自在に取り付けられており、上駆動プーリ25aとの間
に上タイミングベルト27aが巻き掛けられている。上
タイミングベルト27aは、歯付きのものであり、矩形
板状の上アーム37(連結部材)の後端部が固定されて
いる。この上アーム37の前端部は、Yモジュール17
の可動体21の右側面上部に取り付けた三角板状のアー
ム38(連結部材)を介して、Yモジュール17に連結
されている。また、上部取付板33には、上タイミング
ベルト27aに回動板39を介してテンションを付与す
るためのテンションばね40が取り付けられている。
【0026】図5および図7に示すように、下側の駆動
プーリ25b、従動プーリ26bおよびタイミングベル
ト27bは、基本的に、上述した上側のものと上下対称
に構成されている。したがって、以下の説明は、上側の
ものと異なる部分を中心として行い、同じ構成要素には
同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略するものと
する。なお、図示の関係上、図7は、X方向駆動機構な
どを底面図として描かれており、このため、平面図であ
る図6とは左右が逆の関係になっている。
【0027】下駆動プーリ25bなどは下部取付板41
に取り付けられている。この下部取付板41は、細長い
帯状のものであり、ラックフレーム8の前面よりも後方
に位置するように、ラックフレーム8の下面と販売機本
体2の床面との間に挿入され、左右方向に延び、ラック
フレーム8に固定されている。また、下タイミングベル
ト27bには、L字形の下アーム42(連結部材)の後
端部が固定されていて、この下アーム42の前方に延び
る部分がYモジュール17の可動体21の下面に連結さ
れている。なお、図8の参照番号49は、Yモジュール
17を上下のアーム37、42に連結する際のスペーサ
としても機能する補助ローラである。
【0028】次に、Yモジュール17の移動を案内する
上下のガイド機構19、20について説明する。図6お
よび図8に示すように、上ガイド機構19は、上部取付
板33に取り付けられた上ガイドレール43と、上アー
ム37の下面に取り付けられた左右一対の上ローラ4
4、44で構成されている。上ガイドレール43は、上
面が開放したU字形の断面を有し、左右方向に延びてい
る。また、上ローラ44は、上ガイドレール43に係合
していて、これに沿って鉛直軸線回りに転動することに
よって、Yモジュール17の移動をその上部において案
内する。
【0029】一方、下ガイド機構20は、図7および図
8に示すように、下部取付板41に取り付けられた第1
および第2の下ガイドレール45、46と、下アーム4
2の上面後部に取り付けられた左右一対の第1下ローラ
47と、下アーム42の背面に取り付けられた左右一対
の第2下ローラ48で構成されている。第1下ガイドレ
ール45は、上ガイドレール43と上下対称に配置され
ていて、下面が開放した逆U字形の断面を有し、左右に
延びている。また、第2下ガイドレール46は、第1下
ガイドレール45よりも下方且つ後方に配置され、前面
が開放した「コ」字形の断面を有し、左右方向に延びて
いる。第1下ローラ47は、第1下ガイドレール45に
係合し、これに沿って鉛直軸線回りに転動するととも
に、第2下ローラ48は、第2下ガイドレール46に係
合し、これに沿って前後方向の水平軸線回りに転動し、
それにより、Yモジュール17の移動をその下部におい
て案内する。
【0030】次に、上記構成の商品搬出装置4の動作を
説明する。この自動販売機1の販売待機状態では、商品
搬出装置4は、図1に示すホームポジションに位置して
おり、すなわち、Yモジュール17が商品取出口6の付
近に位置し、バケット22は、商品取出口6の後方に位
置した状態になっている。この販売待機状態から、コン
トロールパネル7のカード挿入口にカードが挿入され、
商品選択ボタンにより商品Sが選択されるのを受けて、
販売動作が開始される。
【0031】まず、X方向駆動機構18のX駆動モータ
23が作動し、ギヤ31を介してX駆動軸24を回転駆
動し、さらに上下のプーリ軸34、34を回転させるこ
とによって、上下の駆動プーリ25a、25bが互いに
同期して回転する。この駆動プーリ25a、25bの回
転に伴い、上下のタイミングベルト27a、27bが互
いに同期して回転し、これらに上アーム39、40およ
び下アーム42を介して連結されたYモジュール17
が、上下のガイド機構19、20に案内されながら、左
方に移動する。また、これと並行して、Yモジュール1
7のY方向駆動機構が作動して、バケット22が可動体
21に対して上下方向に移動する。X方向駆動機構18
およびY方向駆動機構は、バケット22が、選択された
商品Sを収納する商品通路15の前まで移動した時点
で、停止される。
【0032】次いで、その商品通路15のプッシャ16
が作動することによって、商品Sが商品通路15から払
い出され、バケット22に受け渡される。その後、X方
向駆動機構18およびY方向駆動機構が再び作動するこ
とにより、バケット22はホームポジションに移動して
停止し、商品Sを商品取出口6に受け渡す。そして、商
品取出口6の扉が開くことにより、購入者は商品Sを取
り出すことができる。
【0033】以上のように、本実施形態の商品搬出装置
4によれば、Yモジュール17を駆動するX方向駆動機
構18、およびYモジュール17を案内する上下のガイ
ド機構19、20がいずれも、商品Sを収納するラック
フレーム8の前面よりも後方に配置されることで、ラッ
クフレーム8の前側の空間が完全に開放されているの
で、Yモジュール17の移動がX方向駆動機構18やガ
イド機構19、20で邪魔されなくなり、したがって、
バケット22の左右方向および上下方向の可動範囲を広
げることができる。同じ理由から、大型商品を販売する
必要が後で生じた場合にも、バケット22の大型化に容
易に対応することができる。
【0034】また、X方向駆動機構18およびガイド機
構19、20がラックフレーム8の前側に存在しないこ
とから、すっきりした良好な外観が得られるとともに、
商品Sの補充時などに下ガイド機構20が不用意に踏ま
れることによる変形や破損が生じる可能性がまったく無
くなり、それに起因する故障を防止しながら、安定した
作動を得ることができる。
【0035】また、この商品搬出装置4では、上下の駆
動プーリ25a、25bにより互いに同期して回転駆動
される上下のタイミングベルト27a、27bによっ
て、Yモジュール17の上下部を駆動するとともに、Y
モジュール17の上下部を上下のガイド機構19、20
で案内するので、Yモジュール17を鉛直方向に延びる
姿勢に常に保つことができ、それにより、バケット22
の停止位置精度を高めることができる。
【0036】さらに、上ガイドレール43および第1下
ガイドレール45にそれぞれ係合する各左右一対の上ロ
ーラ44および第1下ローラ47によって、Yモジュー
ル17を鉛直方向に延びる姿勢に保つとともに、その状
態で、Yモジュール17の重量を左右一対の第2下ロー
ラ48で支持するので、ラックフレーム8の前側に配置
されたYモジュール17を、これらのローラ44、4
7、48によって、左右方向に円滑に案内することがで
きる。
【0037】上記構成の自動販売機1は、現地において
組み立てることができ、その手順は、例えば以下のとお
りである。まず、商品搬出装置4は、工場からの出荷段
階において、X駆動アセンブリ50、上部アセンブリ5
1、下部アセンブリ52、およびYモジュールアセンブ
リ53として、あらかじめアセンブリ化される。これら
の構成要素および組立方法は、次のとおりである。A.X駆動アセンブリ50 X駆動軸24、モータカバー28、ベアリング29およ
びギヤ31などで構成される。まず、モータカバー28
の下壁の孔にベアリング29を取り付けた後、X駆動軸
24をモータカバー28の上下壁の一方の孔にのみ通し
た状態で、ギヤ31をX駆動軸24に嵌め、X駆動軸2
4を上下壁の他方の孔に通し、さらにX駆動軸24の中
央部の所定位置にギヤ31をピン30により一体に結合
する。その後、X駆動軸24の上下端部にピン32を取
り付け、X駆動アセンブリ50の組立を完了する。この
状態では、モータカバー28内にギヤ31が収容されて
いることにより、X駆動軸24の抜止めがなされるとと
もに、X駆動軸24はその軸線方向に所定範囲で移動可
能である。B.上部アセンブリ51 X方向駆動機構17の上駆動プーリ25a、上従動プー
リ26a、上タイミングベルト27a、ベアリング2
9、プーリ軸34およびテンションばね40と、上ガイ
ド機構19、すなわち上ガイドレール43および上ロー
ラ44と、上アーム37と、上部取付板33などで構成
され、上部取付板33をベースとして、これに他の構成
要素を前述したように取り付けることにより、組み立て
られる。C.下部アセンブリ52 X方向駆動機構17の下駆動プーリ25b、下従動プー
リ26b、下タイミングベルト27b、ベアリング2
9、プーリ軸34およびテンションばね40と、下ガイ
ド機構20、すなわち第1、第2の下ガイドレール4
5、46および第11、第2の下ローラ47、48と、
下アーム42と、下部取付板41などで構成され、下部
取付板41をベースとして、これに他の構成要素を前述
したように取り付けることにより、組み立てられる。D.Yモジュールアセンブリ53 Yモジュール17、すなわち可動体21、バケット22
およびY方向駆動機構に加えて、上アーム38で構成さ
れる。
【0038】商品搬出装置4は、以上のようにアセンブ
リ化された後、工場から現地へ出荷される。また、販売
機本体2の外壁パネル2aおよびスライディングドア2
bや、ラックフレーム8の縦フレーム材10の角材など
は、それぞれ分解状態で出荷される。
【0039】次に、現地における自動販売機1の組立手
順を説明する。まず、外壁パネル2aを連結することに
より販売機本体2を組み立てた後、販売機本体2の床面
に横フレーム材11、11を前後に設置する。次いで、
これと並行して組み立てた3個の縦フレーム材10を横
フレーム材11に載せて固定し、さらにその上に横フレ
ーム材11、11を載せて固定して、ラックフレーム8
を組み立てる。次に、左側の縦フレーム材10に図示し
ない取付板を取り付け、この取付板にX駆動アセンブリ
50のモータカバー28を内側からねじ止めすることに
より、X駆動アセンブリ50を固定する。この状態で
は、X駆動軸24が縦フレーム材10の外方に鉛直に立
つとともに、ギヤ31がモータカバー28の下壁に当接
していて、上方へは移動可能になっている。
【0040】次いで、X駆動軸24を持ち上げた状態
で、下部アセンブリ52を、ラックフレーム8の縦フレ
ーム材10の下面と販売機本体2の床面との間の隙間
に、前方から挿入し、そのプーリ軸34をX駆動軸24
と位置合わせした後、X駆動軸24のピン32をプーリ
軸34のU溝36と角度合わせし、これに係合させなが
ら、X駆動軸24の下端部ををプーリ軸34のソケット
部34bに上方から差し込む。その後、下部アセンブリ
52をラックフレーム8に前方からのねじ止めなどで固
定する。
【0041】次に、上部アセンブリ51を、ラックフレ
ーム8の縦フレーム材10の上面と販売機本体2の天井
面との間の隙間に、前方から挿入し、上部アセンブリ5
1を少し持ち上げた状態で、そのプーリ軸34をX駆動
軸24と位置合わせし、X駆動軸24のピン32をプー
リ軸34のU溝36と角度合わせした後、U溝36をピ
ン32に係合させながら、プーリ軸34のソケット部3
4bをX駆動軸24の上端部に上方から差し込む。その
後、上部アセンブリ51をラックフレーム8に前方から
のねじ止めなどで固定する。
【0042】次いで、X駆動モータ23をモータカバー
28内に内側から挿入し、そのギヤをX駆動軸24のギ
ヤ31に噛み合わせるようにして、X駆動モータ23を
モータカバー23に取り付ける。このようにX駆動モー
タ23を上下部アセンブリ51、52の組立後に取り付
けるのは、X駆動軸24のピン32とプーリ軸34のU
溝36との角度合わせのためにX駆動軸24を回転させ
る際に、X駆動モータ23のトルク抵抗がかからないよ
うにするためである。その後、上下部アセンブリ51、
52のタイミングベルト27a、27bに連結した上下
のアーム37、42に、Yモジュールアセンブリ53
を、上部では上アーム38を介して、下部では直接、ね
じ止めなどでそれぞれ固定することによって、商品搬出
装置4の組立を完了する。
【0043】次に、自動販売機1の残りの部品、すなわ
ち側壁パネル12、商品ラック9やスライディングドア
2aなどを順次、取り付けることによって、自動販売機
1の組立を完了する。
【0044】以上のように、この商品搬出装置4は、4
つのアセンブリ、すなわちX駆動アセンブリ50、上部
アセンブリ51、下部アセンブリ52およびYモジュー
ルアセンブリ53に、あらかじめアセンブリ化されてい
るので、現地における組立を容易に行うことができる。
また、これらのアセンブリ50〜53およびX駆動モー
タ23がいずれもラックフレーム8に前方または内側か
ら取付可能であるとともに、X駆動軸24と上下部アセ
ンブリ51、52の駆動プーリ25a、25bとの回り
止め連結を、X駆動軸24とプーリ軸34との上下方向
の嵌合(差込み)だけで行えるので、ラックフレーム8
と販売機本体1の間のスペースが比較的狭い場合でも、
商品搬出装置4を容易に組み立てることができる。
【0045】また、X駆動軸24が、ラックフレーム8
に固定した上下部アセンブリ51、52のプーリ軸3
4、34に上下から挟み込まれた状態で連結されるの
で、X駆動軸24がプーリ軸34から外れることがな
い。また、X駆動軸24がプーリ軸34に上下方向に単
純に嵌合しているだけなので、上下方向に遊びをもって
連結することが可能であり、そのようにすることによっ
て、X駆動軸24が温度の変化などで伸縮した場合で
も、この伸縮を自動的に吸収でき、それによる悪影響を
排除しながら、Yモジュール17を円滑に駆動すること
ができる。同様に、X駆動軸24とプーリ軸34の穴と
の間に径方向の遊びをもたせることが可能であり、その
ようにすることによって、X駆動軸24の鉛直方向に対
する傾きをプーリ軸34で自動的に矯正でき、したがっ
て、Yモジュール17をより円滑に駆動するとができ
る。
【0046】なお、本発明は、説明した実施形態に限定
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、Yモジュールを駆動するX方向駆動機構やYモ
ジュールを案内するガイド機構は、ラックフレームの前
面より後方に位置して、それらのそれぞれの機能を発揮
できるものであれば、実施形態で示した以外の任意の構
成を採用することが可能である。また、実施形態は、本
発明の商品搬出装置を大型のショーケース型の自動販売
機に適用した例であるが、本発明は、通常の大きさのシ
ースルータイプなど、他の適当なタイプの自動販売機に
適用できる。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の
構成を適宜、変更することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動販売機の商
品搬出装置は、良好な外観が得られ、バケットの停止位
置精度を高めることができ、バケットの可動範囲を広げ
且つバケットの大型化にも容易に対応できるとともに、
ガイド機構が踏まれることなどに起因する故障を防止し
ながら、安定した作動を得ることができるなどの効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による商品搬出装置を組み込
んだ自動販売機の商品を収納した状態の正面図である。
【図2】図1の自動販売機の側面図である。
【図3】図1の自動販売機の、前部を除去し且つ商品を
収納していない状態の正面図である。
【図4】図3に対応する側面図である。
【図5】商品搬出装置のX方向駆動機構およびその周辺
の部分拡大正面図である。
【図6】商品搬出装置のX方向駆動機構および上ガイド
機構などを示す平面図である。
【図7】商品搬出装置のX方向駆動機構および下ガイド
機構などを示す底面図である。
【図8】図4の上部および下部の部分拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
1 自動販売機 4 商品搬出装置 8 ラックフレーム 15 商品通路 17 Yモジュール 18 X方向駆動機構 19 上ガイド機構 20 下ガイド機構 21 可動体 22 バケット 23 X駆動モータ(X駆動源) 24 X駆動軸 25a 上駆動プーリ 25b 下駆動プーリ 26a 上従動プーリ 26b 下従動プーリ 27a 上タイミングベルト(ベルト) 27b 下タイミングベルト(ベルト) 37 上アーム(連結部材) 38 上アーム(連結部材) 42 下アーム(連結部材) 43 上ガイドレール 44 上ローラ 45 第1下ガイドレール 46 第2下ガイドレール 47 第1下ローラ 48 第2下ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/00 - 11/72 B65G 1/00 - 1/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラックフレーム内に前後方向に延び且つ
    上下および左右方向に並んで形成された複数の商品通路
    の1つから販売時に前方に払い出された商品を受け取っ
    て搬出するための自動販売機の商品搬出装置であって、 上下方向に延びる可動体と、この可動体に取り付けられ
    た、販売時に商品を受け取るための上下方向に移動自在
    のバケット、およびこのバケットを上下方向に駆動する
    Y方向駆動機構とを有し、前記ラックフレームの前方に
    配置されたYモジュールと、 前後方向に延び、前部が前記Yモジュールの前記可動体
    の上下部にそれぞれ連結された上下の連結部材と、 前記ラックフレームの前面よりも後方に配置され、前記
    上下の連結部材の後部が連結されるとともに、これらの
    上下の連結部材を介して前記Yモジュールを左右方向に
    駆動するX方向駆動機構と、 前記ラックフレームの前面よりも後方に配置され、前記
    上下の連結部材の後部が移動自在に係合し、これらの上
    下の連結部材をそれぞれ介して前記Yモジュールの左右
    方向の移動を案内する上下のガイド機構とを備え 前記X方向駆動機構は、 前記ラックフレームの上下にそれぞれ設けられ、左右方
    向に互いに間隔を隔てて配置された上下の駆動プーリお
    よび従動プーリと、 これらの駆動プーリおよび従動プーリの間に巻き掛けら
    れ、前記上下の連結部材の後部をそれぞれ連結した上下
    のベルトと、 上下方向に延び、前記上下の駆動プーリを互いに同期し
    て回転させるX駆動軸と、 このX駆動軸を回転駆動するX駆動源と、を有し、 前記上下のガイド機構は、 前記ラックフレームの上下に左右方向に延びる上下のガ
    イドレールと、 前記上下の連結部材の後部に設けられ、前記上下のガイ
    ドレールにそれぞれ係合し、これらに沿って転動可能な
    上下のローラと、を有し ていることを特徴とする自動販
    売機の商品搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記上ガイドレールは上面が開放してお
    り、前記上ローラは、前記上ガイドレールに係合し、鉛
    直軸線回りに転動可能な左右一対のローラで構成される
    とともに、前記下ガイドレールは、下面および前面がそ
    れぞれ開放した第1および第2の下ガイドレールで構成
    され、前記下ローラは、前記第1下ガイドレールに係合
    し、鉛直軸線回りに転動可能な左右一対の第1下ローラ
    と、前記第2下ガイドレールに係合し、前後方向に延び
    る水平軸線回りに転動可能な左右一対の第2下ローラと
    で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の
    自動販売機の商品搬出装置。
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