JP3469548B2 - 捕球具 - Google Patents

捕球具

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JP3469548B2
JP3469548B2 JP2000352099A JP2000352099A JP3469548B2 JP 3469548 B2 JP3469548 B2 JP 3469548B2 JP 2000352099 A JP2000352099 A JP 2000352099A JP 2000352099 A JP2000352099 A JP 2000352099A JP 3469548 B2 JP3469548 B2 JP 3469548B2
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ball
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B71/00Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
    • A63B71/08Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions
    • A63B71/14Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions for the hands, e.g. baseball, boxing or golfing gloves
    • A63B71/141Body-protectors for players or sportsmen, i.e. body-protecting accessories affording protection of body parts against blows or collisions for the hands, e.g. baseball, boxing or golfing gloves in the form of gloves
    • A63B71/143Baseball or hockey gloves

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Gloves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野球やソフトボー
ル等で使用される捕球具に関し、詳しくは、捕球具本体
に、手の甲を受け止め支持する手幅方向に沿うバンドを
設け、前記バンドを手に対して締め付け及び締め付け解
除自在に構成してある捕球具、及び、捕球具本体の背面
側の外皮を手の甲が覆われるように形成し、手の甲の手
首側を受け止め支持する手挿入口側外皮部分を手に対し
て締め付け及び締め付け解除自在に構成してある捕球具
に関する。
【0002】
【従来の技術】捕球具には、捕球具本体に、手の甲を受
け止め支持する手幅方向に沿うバンドを設けて構成した
開口型の捕球具と、前記外皮を手の甲が覆われるように
形成した全閉型の捕球具とがある。
【0003】上記のように、開口型の捕球具ではバンド
を手に対して締め付け及び締め付け解除自在に構成し、
全閉型の捕球具では手の甲の手首側を受け止め支持する
手挿入口側外皮部分を手に対して締め付け及び締め付け
解除自在に構成して、捕球の際に捕球具が手から抜けそ
うになったり手に対して位置ずれしたりするのを抑制
し、捕球しやすくなるようにしている。
【0004】従来、上記の開口型の捕球具のバンドは捕
球具本体の背面部に固定してあり、全閉型の捕球具の手
挿入口側外皮部分は指側の主外皮部分と一連に形成して
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】捕球具で確実に捕球す
るには、捕球具本体の手のひら側に対応する内皮がボー
ルを包み込むように、各指をしっかり折り折り曲げて捕
球しなければならない。特に、ボールがイレギュラー回
転しているときは上記のような捕球動作が必要になる。
【0006】しかしながら、上記従来の開口型の捕球具
は、バンドを捕球具本体の背面部に固定するとともに、
バンドを手に対して締め付け自在に構成してあり、上記
従来の全閉型の捕球具は、手挿入口側外皮部分を指側の
主外皮部分と一連に形成するとともに、手挿入口側外皮
部分を手に対して締め付け自在に構成してあるために次
のような問題があった。
【0007】つまり、装着状態では手に締め付けられた
バンド(全閉型の捕球具の場合は手挿入口側外皮部分、
以下同じ)が、締め付け力で手に対して手の長手方向に
位置変更しにくくなっている。
【0008】この状態で捕球に際して各指を折り曲げよ
うとすると、バンド(手挿入口側外皮部分)から外皮
に、捕球動作に伴う外皮の湾曲変形を妨げる引っ張り力
が働いて外皮を拘束した状態になる。
【0009】その結果、外皮が湾曲変形しにくくなっ
て、各指をしっかり曲げて捕球するのが困難になってい
た。
【0010】捕球具本体の小指袋部側のバンドの端部を
外皮に弾性部材を介して接続したもの等が提案されてい
るが、この構造のものでも上記の問題を解消することは
できていない。
【0011】本発明は上記実情に鑑みて成されたもの
で、その目的は、手の甲を受け止め支持する手幅方向に
沿うバンド、又は、手の甲の手首側を受け止め支持する
手挿入口側外皮部分を締め付け及び締め付け解除自在な
構造でありながら、より捕球しやすい捕球具を提供する
点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成・作用・効果は次の通りである。
【0013】 [構成]捕球具本体に、手の甲を受け止め支持する手幅
方向に沿うバンドを設け、前記バンドを手に対して締め
付け及び締め付け解除自在に構成してあ、前記バンド
の両端部のうち前記捕球具本体の親指袋部側とは反対側
の端部を、前記捕球具本体の背面側の外皮に融通手段を
介して接続して、捕球動作に伴って湾曲変形しようとす
る前記外皮に前記バンドから拘束力が働くのを抑制可能
に構成してある捕球具であって、前記融通手段は、前記
バンドの端部から構成されて前記バンドと一体的となっ
ていて、前記外皮の被接続部と前記バンドの接続部との
いずれか一方側に所定数の貫通孔を形成し、他方側に、
前記所定数の貫通孔に各別に挿通させて接続用のループ
を折り返し形成可能な所定数の帯状部を設けて構成して
ある。
【0014】[作用] [イ]手挿入口から捕球具本体内に手を挿入し、バンド
を手に対して締め付けて装着する。これにより捕球の際
に捕球具が手から抜けそうになったり手に対して位置ず
れしたりするのを抑制することができる。
【0015】[ロ]上記[イ]のようにして手に装着し
た状態では、手に締め付けられたバンドが、締め付け力
で手に対して手の長手方向に位置変更しにくくなってい
るが、請求項1の構成によれば、バンドの両端部のうち
捕球具本体の親指袋部側とは反対側の端部を外皮に融通
手段を介して接続して、捕球動作に伴って湾曲変形しよ
うとする外皮にバンドから拘束力が働くのを抑制可能に
構成してあるから、捕球に際して各指を折り曲げると、
外皮は、手に対して位置変更しにくくなっているバンド
から離れて内皮とともに容易に湾曲変形する。
【0016】[ハ]上記作用[イ],[ロ]により、捕
球具本体の手のひら側に対応する内皮がボールを包み込
むように、各指をしっかり折り折り曲げて捕球すること
ができる。更に、捕球に際して各指を折り曲げると、バ
ンドの接続部側又は外皮の被接続部側の帯状部で形成さ
れたループ内で、外皮の所定の部位又はバンドの接続部
の所定の部位が手の長手方向に位置ずれし、手に対する
締め付け力で手の長手方向に位置変更しにくくなってい
るバンドから外皮が離れて内皮とともに容易に湾曲変形
する。
【0017】[効果]従って、手の甲を受け止め支持す
る手幅方向に沿うバンドを締め付け及び締め付け解除自
在な構造でありながら、より捕球しやすい捕球具を提供
することができた。
【0018】請求項2による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0019】 [構成]請求項1による発明の構成において、前記バン
ドは、その一端側に帯材を設けると共に、この帯材を前
記親指袋部側に形成された貫通孔に挿通させて前記帯材
を折り曲げ、この帯材と前記バンドとを重合接続させる
ように構成してある。
【0020】[作用]請求項1の構成による作用と同様
の作用を奏することができる。
【0021】
【0022】[効果]従って、請求項1の構成による効
果と同様の効果をより得やすくなった。
【0023】請求項3による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0024】 [構成]捕球具本体の背面側の外皮を手の甲が覆われる
ように形成し、手の甲の手首側を受け止め支持する手挿
入口側外皮部分を手に対して締め付け及び締め付け解除
自在に構成してあ、前記手挿入口側外皮部分と、指側
の主外皮部分とを融通手段を介して接続して、捕球動作
に伴って湾曲変形しようとする前記主外皮部分に前記手
挿入口側外皮部分から拘束力が働くのを抑制可能に構成
してある捕球具であって、前記融通手段は、前記主外皮
部分の被接続部と前記手挿入口側外皮部分の接続部との
いずれか一方側に所定数の貫通孔を形成し、他方側に、
前記所定数の貫通孔に各別に挿通させて接続用のループ
を折り返し形成可能な所定数の、前記手挿入口側外皮部
分と一体的になっている帯状部を設けて構成してある。
【0025】[作用] [ニ]手挿入口から捕球具本体内に手を挿入し、バンド
を手に対して締め付けて装着する。これにより捕球の際
に捕球具が手から抜けそうになったり手に対して位置ず
れしたりするのを抑制することができる。
【0026】[ホ]上記[ニ]のようにして手に装着し
た状態では、手に締め付けられた手挿入口側外皮部分
が、締め付け力で手に対して手の長手方向に位置変更し
にくくなっているが、請求項3の構成によれば、手挿入
口側外皮部分と、指側の主外皮部分とを融通手段を介し
て接続して、捕球動作に伴って湾曲変形しようとする主
外皮部分に手挿入口側外皮部分から拘束力が働くのを抑
制可能に構成してあるから、捕球に際して各指を折り曲
げると、外皮は、手に対して位置変更しにくくなってい
る手挿入口側外皮部分から離れて内皮とともに容易に湾
曲変形する。
【0027】[ヘ]上記作用[ニ],[ホ]により、捕
球具本体の手のひら側に対応する内皮がボールを包み込
むように、各指をしっかり折り折り曲げて捕球すること
ができる。更に、捕球に際して各指を折り曲げると、主
外皮部分の被接続部側又は手挿入口側外皮部分の接続部
側の帯状部で形成されたループ内で、手挿入口側外皮部
分の所定の部位、又は主外皮部分の所定の部位が手の長
手方向に位置ずれし、手に対する締め付け力で手の長手
方向に位置変更しにくくなっている手挿入口側外皮部分
から主外皮部分が離れて内皮とともに容易に湾曲変形す
る。
【0028】[効果]従って、手の甲の手首側を受け止
め支持する手挿入口側外皮部分を締め付け及び締め付け
解除自在な構造でありながら、より捕球しやすい捕球具
を提供することができた。
【0029】請求項4による発明の構成・作用・効果は
次の通りである。
【0030】 [構成]捕球具本体の背面側の外皮を手の甲が覆われる
ように形成し、手の甲の手首側を受け止め支持する手挿
入口側外皮部分を手に対して締め付け及び締め付け解除
自在に構成してあり、前記手挿入口側外皮部分と、指側
の主外皮部分とを融通手段を介して接続して、捕球動作
に伴って湾曲変形しようとする前記主外皮部分に前記手
挿入口側外皮部分から拘束力が働くのを抑制可能に構成
してある捕球具であって、前記主外皮部分の被接続部と
前記手挿入口側外皮部分の接続部とが所定の長さ離間す
る状態に前記外皮を形成するとともに、前記主外皮部分
の被接続部と前記手挿入口側外皮部分の接続部とを接続
部材を介して接続し、前記融通手段は、前記主外皮部分
の被接続部と接続部材の接続部のいずれか一方側、及
び、前記手挿入口側外皮部分の被接続部と接続部材の接
続部のいずれか一方側に所定数の貫通孔を形成し、他方
側に、前記所定数の貫通孔に各別に挿通させて接続用の
ループを折り返し形成可能な所定数の帯状部を設けて構
成してあり、前記手挿入口側外皮部分に帯材を設けて、
この帯材を親指袋部の基端側に形成された貫通孔に挿通
させるとともに、前記帯材を折り曲げて前記手挿入口側
外皮部分と重合接続させる構成としてある。
【0031】[作用] の作用を奏することができる。捕球に際して各指を折
り曲げると、主外皮部分の被接続部側又は接続部材の接
続部側の帯状部で形成されたループ内で、接続部材の接
続部側の所定の部位、又は主外皮部分の被接続部側の所
定の部位が手の長手方向に位置ずれするとともに、手挿
入口側外皮部分の被接続部側又は接続部材の接続部側の
帯状部で形成されたループ内で、接続部材の接続部側の
所定の部位、又は手挿入口側外皮部分の所定の部位が手
の長手方向に位置ずれする。これにより、手に対する締
め付け力で手の長手方向に位置変更しにくくなっている
手挿入口側外皮部分から主外皮部分が離れて内皮ととも
に容易に湾曲変形する。
【0032】捕球に際して各指を折り曲げると、主外皮
部分の被接続部側又は手挿入口側外皮部分の接続部側の
帯状部で形成されたループ内で、手挿入口側外皮部分の
所定の部位、又は主外皮部分の所定の部位が手の長手方
向に位置ずれし、手に対する締め付け力で手の長手方向
に位置変更しにくくなっている手挿入口側外皮部分から
主外皮部分が離れて内皮とともに容易に湾曲変形する。
【0033】 [効果]従って、手の甲の手首側を受け止め支持する手
挿入口側外皮部分を締め付け及び締め付け解除自在な構
造でありながら、より捕球しやすい捕球具を提供するこ
とができた。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0041】[第1実施形態]図1,図2,図3に捕球
具としての野球用の開口型のグローブを示してある。こ
のグローブは、手の甲に対応する側のグローブ本体1
(捕球具本体に相当)の背面部に、手の甲を受け止め支
持する手幅方向に沿うバンド3を設けて構成してある。
【0042】そして、前記バンド3を締め付け及び締め
付け解除自在に構成し、バンド3の両端部のうちグロー
ブ本体1の親指袋部4側とは反対側の端部を、グローブ
本体1の背面側の外皮2に融通手段15を介して接続し
て、捕球動作に伴って湾曲変形しようとする外皮2にバ
ンド3から拘束力が働くのを抑制可能に構成してある。
【0043】前記融通手段15は、外皮2の被接続部に
複数の貫通孔6を形成し、バンド3の接続部に、複数の
貫通孔6に各別に挿通させて接続用のループ9を折り返
し形成可能な複数の帯状部5を設けて構成してある。
【0044】つまり、前記複数の帯状部5を外皮2の複
数の貫通孔6に各別に挿通させ、各帯状部5の先端側を
折り返して裏面側に固着し、前記帯状部5で形成された
ループ9に外皮2の被接続部の所定の部位が緩やかに入
り込んだ状態にしてある。
【0045】前記帯状部5よりも手幅方向外方側のバン
ド3の一側部12は内皮11側に革紐13を介して接続
してある。
【0046】図2に示すように、前記バンド3を締め付
け及び締め付け解除自在に構成するに、親指袋部4側の
バンド3の端部をグローブ本体1から分離するととも
に、バンド3に設けた帯材31を挿通させる貫通孔7を
親指袋部4の基端側に形成し、前記帯材31を貫通孔7
に挿通させるとともに、帯材31を折り曲げて重合接続
させる面ファスナー8をバンド3と帯材31に設けてあ
る。
【0047】図1において14は、貫通孔7の形が崩れ
ないようにするための補強用樹脂板であり、親指袋部4
の基端側に縫い付けてある。
【0048】上記構造のグローブを装着する場合、手挿
入口10からグローブ本体1内に手を挿入し、バンド3
を手に対して締め付けて装着する。これにより捕球の際
にグローブが手から抜けそうになったり手に対して位置
ずれしたりずるのを抑制することができる。
【0049】捕球に際して各指を折り曲げると、バンド
3の接続部側の帯状部5で形成されたループ9内で、外
皮2の所定の部位が手の長手方向に位置ずれし、手に対
する締め付け力で手の長手方向に位置変更しにくくなっ
ているバンド3から外皮2が離れて内皮11とともに自
由に湾曲する。
【0050】その結果、グローブ本体1の手のひら側に
対応する内皮11がボールを包み込むように、各指をし
っかり折り曲げて捕球することができるようになる(図
4参照)。
【0051】[第2実施形態]図5に、グローブ本体1
の外皮2を手の甲が覆われるように形成し、外皮2に人
指し指挿通孔30を貫通形成して構成した捕球具として
の野球用の全閉型のグローブを示してある。
【0052】前記グローブは、手の甲の手首側を受け止
め支持する手挿入口側外皮部分23を手に対して締め付
け及び締め付け解除自在に構成し、手挿入口側外皮部分
23と、指側の主外皮部分33とを融通手段15を介し
て接続して、捕球動作に伴って湾曲変形しようとする主
外皮部分33に手挿入口側外皮部分23から拘束力が働
くのを抑制可能に構成してある。
【0053】前記融通手段15は、主外皮部分33の被
接続部に複数の貫通孔26を形成し、手挿入口側外皮部
分23の接続部に、複数の貫通孔26に各別に挿通させ
て接続用のループ29を折り返し形成可能な複数の帯状
部25を設けて構成してある。
【0054】つまり、前記複数の帯状部25を主外皮部
分33の複数の貫通孔26に各別に挿通させ、各帯状部
25の先端側を折り返して裏面側に固着し、帯状部25
で形成されたループ29に主外皮部分33の所定の部位
が緩やかに入り込んだ状態にしてある。
【0055】前記手挿入口側外皮部分23を締め付け及
び締め付け解除自在に構成するに、親指袋部4側の前記
手挿入口側外皮部分23の端部をグローブ本体1から分
離するとともに、手挿入口側外皮部分23に設けた帯材
31を挿通させる貫通孔7を親指袋部4の基端側に形成
し、前記帯材31を貫通孔7に挿通させるとともに、帯
材31を折り曲げて重合接続させる面ファスナー8を手
挿入口側外皮部分23と帯材31に設けてある。
【0056】上記構造のグローブを装着する場合、手挿
入口10からグローブ本体1内に手を挿入し、手挿入口
側外皮部分23を手の甲に対して締め付けて装着する。
これにより捕球の際にグローブが手から抜けそうになっ
たり手に対して位置ずれしたりずるのを抑制することが
できる。
【0057】捕球に際して各指を折り曲げると、手挿入
口側外皮部分23の帯状部25で形成されたループ29
内で、手挿入口側外皮部分23の所定の部位が手の長手
方向に位置ずれし、手に対する締め付け力で手の長手方
向に位置変更しにくくなっている手挿入口側外皮部分2
3から主外皮部分33が離れて内皮とともに容易に湾曲
変形する。
【0058】その結果、グローブ本体1の手のひら側に
対応する内皮がボールを包み込むように、各指をしっか
り折り折り曲げて捕球することができる。
【0059】[第3実施形態]図6,図7に、グローブ
本体1の外皮2を手の甲が覆われるように形成し、外皮
2に人指し指挿通孔30を貫通形成して構成した捕球具
としての野球用の全閉型のグローブを示してある。
【0060】本実施形態のグローブは、第2実施形態の
グローブに似た構成であり、異なっている点についてだ
け説明する。
【0061】前記主外皮部分33の被接続部と手挿入口
側外皮部分23の接続部とが所定の長さ離間する状態に
外皮2を形成するとともに、主外皮部分33の被接続部
と手挿入口側外皮部分23の接続部とを接続部材35を
介して接続してある。
【0062】前記融通手段15は、主外皮部分33の被
接続部側、及び、手挿入口側外皮部分23の被接続部に
複数の貫通孔26を形成し、接続部材35側に、前記複
数の貫通孔26に各別に挿通させて接続用のループ29
を折り返し形成可能な複数の帯状部25を設けて構成し
てある。
【0063】前記手挿入口側外皮部分23を締め付け及
び締め付け解除自在に構成するに、、親指袋部4の基端
側の外皮部分の裏側に帯材31の一端部を固定するとと
もに、小指袋部34の基端側の外皮部分に形成した貫通
孔27に帯材31を挿通させ、その挿通させた帯材31
と手挿入口側外皮部分23とに、それらを互いに重合接
続する面ファスナー8を設け、手の甲に当てつける甲当
てつけ部材32を帯材31に支持させてある。
【0064】上記の構造により、グローブ本体1の手の
ひら側に対応する内皮11がボールを包み込むように、
各指をしっかり折り折り曲げて捕球することができる。
【0065】[別実施形態]第1実施形態において、前
記融通手段15は、バンド3の接続部に複数の貫通孔を
形成し、外皮2の被接続部に、前記複数の貫通孔に各別
に挿通させて接続用のループを折り返し形成可能な所定
数の帯状部を設けて構成してあってもよい。第2実施形
態において、前記融通手段15は、手挿入口側外皮部分
23の接続部に複数の貫通孔を形成し、主外皮部分33
の被接続部に、前記複数の貫通孔に各別に挿通させて接
続用のループを折り返し形成可能な所定数の帯状部を設
けて構成してあってもよい。
【0066】第3実施形態において、前記融通手段15
は、接続部材35側に複数の貫通孔を形成し、主外皮部
分33の被接続部側、及び、手挿入口側外皮部分23の
被接続部に、前記複数の貫通孔に各別に挿通させて接続
用のループを折り返し形成可能な複数の帯状部を設けて
構成してあってもよい。
【0067】前記融通手段15は上記の構造に限られる
ものではない。
【0068】本発明はキャッチャーミットやファースト
ミットにも適用することができ、また、ソフトボール用
のグローブ・キャッチャーミット・ファーストミットに
も適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の捕球具の背面図
【図2】バンドを締め付け及び締め付け解除自在にした
構造を示す図
【図3】捕球具の内皮側を示す斜視図
【図4】捕球状態の捕球具を示す斜視図
【図5】第2実施形態の捕球具の背面図
【図6】第3実施形態の捕球具の背面図
【図7】第3実施形態の捕球具の手挿入口側を示す斜視
【符号の説明】
1 捕球具本体 2 外皮 3 バンド 4 親指袋部 5,25 帯状部 6,26 外皮に設けた貫通孔 7 バンドを挿通させる貫通孔 8 面ファスナー 15 融通手段 23 手挿入口側外皮部分 25 帯状部 26 貫通孔 29 ループ 33 主外皮部分 35 接続部材
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−87885(JP,U) 実開 昭52−48976(JP,U) 実開 昭52−167366(JP,U) 実開 昭57−169362(JP,U) 実開 昭56−109782(JP,U) 実開 昭55−92371(JP,U) 実開 昭51−114173(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63B 71/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捕球具本体に、手の甲を受け止め支持す
    る手幅方向に沿うバンドを設け、前記バンドを手に対し
    て締め付け及び締め付け解除自在に構成してあ、 前記バンドの両端部のうち前記捕球具本体の親指袋部側
    とは反対側の端部を、前記捕球具本体の背面側の外皮に
    融通手段を介して接続して、捕球動作に伴って湾曲変形
    しようとする前記外皮に前記バンドから拘束力が働くの
    を抑制可能に構成してある捕球具であって、 前記融通手段は、前記バンドの端部から構成されて前記
    バンドと一体的となっていて、前記外皮の被接続部と前
    記バンドの接続部とのいずれか一方側に所定数の貫通孔
    を形成し、他方側に、前記所定数の貫通孔に各別に挿通
    させて接続用のループを折り返し形成可能な所定数の帯
    状部を設けて 構成してある捕球具。
  2. 【請求項2】 前記バンドは、その一端側に帯材を設け
    ると共に、この帯材を前記親指袋部側に形成された貫通
    孔に挿通させて前記帯材を折り曲げ、この帯材と前記バ
    ンドとを重合接続させるように構成してある請求項1記
    載の捕球具。
  3. 【請求項3】 捕球具本体の背面側の外皮を手の甲が覆
    われるように形成し、手の甲の手首側を受け止め支持す
    る手挿入口側外皮部分を手に対して締め付け及び締め付
    け解除自在に構成してあ、 前記手挿入口側外皮部分と、指側の主外皮部分とを融通
    手段を介して接続して、捕球動作に伴って湾曲変形しよ
    うとする前記主外皮部分に前記手挿入口側外皮部分から
    拘束力が働くのを抑制可能に構成してある捕球具であっ
    て、 前記融通手段は、前記主外皮部分の被接続部と前記手挿
    入口側外皮部分の接続部とのいずれか一方側に所定数の
    貫通孔を形成し、他方側に、前記所定数の貫通孔に各別
    に挿通させて接続用のループを折り返し形成可能な所定
    数の、前記手挿入口側外皮部分と一体的になっている帯
    状部を設けて構成してあ る捕球具。
  4. 【請求項4】 捕球具本体の背面側の外皮を手の甲が覆
    われるように形成し、手の甲の手首側を受け止め支持す
    る手挿入口側外皮部分を手に対して締め付け及び締め付
    け解除自在に構成してあり、 前記手挿入口側外皮部分と、指側の主外皮部分とを融通
    手段を介して接続して、 捕球動作に伴って湾曲変形しよ
    うとする前記主外皮部分に前記手挿入口側外皮部分から
    拘束力が働くのを抑制可能に構成してある捕球具であっ
    て、 前記主外皮部分の被接続部と前記手挿入口側外皮部分の
    接続部とが所定の長さ離間する状態に前記外皮を形成す
    るとともに、前記主外皮部分の被接続部と前記手挿入口
    側外皮部分の接続部とを接続部材を介して接続し、 前記融通手段は、前記主外皮部分の被接続部と接続部材
    の接続部のいずれか一方側、及び、前記手挿入口側外皮
    部分の被接続部と接続部材の接続部のいずれか一方側に
    所定数の貫通孔を形成し、他方側に、前記所定数の貫通
    孔に各別に挿通させて接続用のループを折り返し形成可
    能な所定数の帯状部を設けて構成してあり、 前記手挿入口側外皮部分に帯材を設けて、この帯材を親
    指袋部の基端側に形成された貫通孔に挿通させるととも
    に、前記帯材を折り曲げて前記手挿入口側外皮部分と重
    合接続させる構成としてある 捕球具。
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