JP3468999B2 - 密閉室の容器搬送装置 - Google Patents

密閉室の容器搬送装置

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JP3468999B2
JP3468999B2 JP21618496A JP21618496A JP3468999B2 JP 3468999 B2 JP3468999 B2 JP 3468999B2 JP 21618496 A JP21618496 A JP 21618496A JP 21618496 A JP21618496 A JP 21618496A JP 3468999 B2 JP3468999 B2 JP 3468999B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内へ飲料水や
食品、薬品を充填したり、充填した容器を冠封する作業
を行う密閉された無菌室に対してこの容器の搬入及び搬
送を行う密閉室の容器搬送装置に関し、無菌室の内部に
充満された不活性ガスや無菌ガスなどの外部漏洩やこの
密閉室内への外部空気の混入を防止するためのものであ
る。
【0002】
【従来の技術】密閉室は内部に不活性ガスや無菌ガスな
どを充満して無菌状態とし、この密閉室の内部には、搬
入された容器内へ飲料水や食品、薬品などを充填する充
填装置や、充填した容器を冠封する冠封装置などが設け
られている。この場合、密閉室には空の容器を搬入する
搬入口や充填・冠封作業の完了した容器を搬出する搬出
口が形成されており、この搬入口及び搬出口には、密閉
室内部への菌の侵入や密閉室内部に充満された不活性ガ
スや無菌ガスなどの漏洩を防止するために仕切りが設け
られている。この密閉室の仕切り方法としてエアカーテ
ンを用いたものが、例えば、実開昭50−50187号
公報に開示されている。
【0003】図7に実開昭50−50187号公報の
「包装容器の充填密閉方法と配置」に記載された従来の
密閉室の容器搬送装置の概略を示す。
【0004】図7に示すように、無端のベルト101が循
環駆動することで搬送装置が構成され、このベルト101
には所定間隔をもって開口102が形成されることで容器1
03を保持する保持部が構成されている。そして、この搬
送装置(ベルト101)の中間部にトンネル104が配設され
ることで、ベルト101とこのトンネル104とによって処理
室105が構成されている。このように構成された処理室1
05のトンネル104には殺菌性電子噴射装置106と圧力媒体
を吸い込む吸込装置107が設けられると共に、トンネル1
04の入口部と出口部にはエアカーテンを形成する仕切り
装置108,109が設けられている。そして、処理室105の内
部には容器103に対象物を充填する充填装置110とカバー
部材111によって容器103を密封する密封装置112とが配
設されている。
【0005】従って、容器103がベルト101の開口102に
供給された状態で、図示しない駆動装置によって無端の
ベルト101を循環駆動すると、容器103はベルト101とこ
のトンネル104によって構成された処理室105に導かれ
る。この処理室105内には殺菌性電子噴射装置106から殺
菌性電子が噴射されると共に、吸込装置107によって圧
力媒体が吸い込まれ、且つ、トンネル104の入口部と出
口部に仕切り装置108,109によってエアカーテンが形成
されることで、処理室105の内部は無菌状態に保持され
ている。この処理室105に順次搬入された容器103に対し
て、充填装置110は容器103内に対象物を充填し、密封装
置112はカバー部材111によって容器103を密封する。そ
の後、充填・密封が完了した容器103はトンネル104から
外部に搬出そさる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の密閉室
の容器搬送装置にあっては、下記に示すような問題があ
る。即ち、処理室105内には殺菌性電子噴射装置106によ
って殺菌性電子として、例えば、炭酸ガスや窒素ガス、
あるいは、殺菌ガス等が充満している。そのため、この
処理室105内が正圧である場合、この炭酸ガスや窒素ガ
ス、殺菌ガス等が仕切り装置108,109のエアカーテンの
空気と共に外部に漏洩してしまい、周囲の環境に悪影響
を与えてしまうという問題がある。
【0007】また、処理室105内では吸込装置107によっ
て圧力媒体が吸い込まれており、この処理室105内が負
圧である場合、外部の雑菌空気が処理室105内に入って
炭酸ガスや窒素ガス、殺菌ガス等に混入してしまうとい
う問題がある。更に、仕切り装置108,109では常時エア
カーテンを形成することから、洗浄エアを常時噴出して
おり、コスト高を招いてしまう。
【0008】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、密閉室に対して殺菌ガスなどの漏洩及び雑菌エ
アの混入を阻止して密閉室内及び外部環境の悪化を防止
した密閉室の容器搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の密閉室の容器搬送装置は、容器内
への充填あるいは冠封を行う密閉された無菌室に対して
前記容器の搬入及び搬出を行う密閉室の容器搬送装置に
おいて、前記無菌室の搬入口及び搬出口のそれぞれに洗
浄エアを吹き出すエア吹出装置を設けると共に、該エア
吹出装置から吹き出された洗浄エアを吸入するエア吸入
装置を前記搬入口及び搬出口を挟んで対向して設け、前
記エア吹出装置のハウジング内に容器搬送方向に沿って
複数の固定仕切り板を並列に取付けることで複数のエア
通路を形成し、前記固定仕切り板に前記容器が通過可能
な開口部を形成して該開口部の両側に前記容器をガイド
する左右一対のガイドバーが設けたことを特徴とするも
のである。
【0010】従って、無菌室の搬入口及び搬出口では、
エア吹出装置によって洗浄エアが吹き出され、且つ、吹
き出された洗浄エアはエア吸入装置によって吸入される
ことなり、密閉室からの殺菌ガスなどの外部漏洩及び外
部から密閉室への雑菌エアの混入が阻止されることとな
り、エア吹出装置から搬入口及び搬出口に向かって吹き
出された洗浄エアは、反対側に位置するエア吸入装置に
よって確実に吸入されることなる。
【0011】
【0012】
【0013】また、請求項2の発明の密閉室の容器搬送
装置は、容器内への充填あるいは冠封を行う密閉された
無菌室に対して前記容器の搬入及び搬出を行う密閉室の
容器搬送装置において、前記無菌室の搬入口及び搬出口
のそれぞれに洗浄エアを吹き出すエア吹出装置を設ける
と共に、該エア吹出装置から吹き出された洗浄エアを吸
入するエア吸入装置を前記搬入口及び搬出口の側方に並
んで設け、前記エア吹出装置及び前記エア吸入装置のハ
ウジング内に容器搬送方向の前後に一対の固定仕切り板
を並列に取付けることでエア吹出通路及びエア吸入通路
を形成し、前記固定仕切り板に前記容器が通過可能な開
口部を形成して該開口部の両側に前記容器をガイドする
左右一対のガイドバーが設けたことを特徴とすることを
特徴とするものである。
【0014】従って、無菌室の搬入口及び搬出口では、
エア吹出装置によって洗浄エアが吹き出され、且つ、吹
き出された洗浄エアはエア吸入装置によって吸入される
ことなり、密閉室からの殺菌ガスなどの外部漏洩及び外
部から密閉室への雑菌エアの混入が阻止されることとな
り、エア吹出装置から搬入口及び搬出口に向かって吹き
出された洗浄エアは、隣接するエア吸入装置によって確
実に吸入されることなる。
【0015】また、請求項3の発明の密閉室の容器搬送
装置において、前記エア吸入装置が吸入したエアを前記
エア吹出装置に戻して循環するエア循環装置が設けられ
たことを特徴とするものである。
【0016】従って、搬入口及び搬出口にてエア吸入装
置が吸入したエアはエア循環装置によってエア吹出装置
に戻して循環されることとなる。
【0017】また、請求項4の発明の密閉室の容器搬送
装置において、前記エア循環装置にはエアフィルタある
いは殺菌ガス分解装置が設けられたことを特徴とするも
のである。
【0018】従って、搬入口及び搬出口にてエア吸入装
置が吸入したエアはエア循環装置によってエア吹出装置
に戻されるが、このとき、洗浄エアはエアフィルタによ
って雑菌が除去され、あるいは、密閉室から流出した殺
菌ガスは殺菌ガス分解装置によって分解され、無菌エア
が循環されることとなる。
【0019】また、請求項5の発明の密閉室の容器搬送
装置において、前記搬入口及び搬出口での前記エア吹出
装置及び前記エア吸入装置による前記無菌室に近い側の
エアの風圧を高く設定したことを特徴とするものであ
る。
【0020】従って、搬入口及び搬出口にてエア吹出装
置からエア吸入装置に流動する洗浄エアは無菌室に近い
側の方の風圧を高く設定することで、容器が密閉室に搬
入するときは洗浄エアの風圧が徐々に強くなり、密閉室
から搬出されるときは洗浄エアの風圧が徐々に弱くな
り、容器の移送に悪影響を与えることはない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0022】図1に本発明の第1実施形態に係る密閉室
の容器搬送装置の概略斜視、図2にこの密閉室の容器搬
送装置における搬入口付近の断面、図3に図2のIII−I
II断面を示す。
【0023】本実施形態の密閉室の容器搬送装置におい
て、図1に示すように、密閉室11は周囲を壁にて仕切
られた箱状をなし、内部を視察できる窓12が設けられ
ている。この密閉室11の一方には図示しない容器搬入
口が設けられ、他方には図示しない容器搬出口が設けら
れており、外部からこの容器搬入口を通って密閉室11
の内部に至る搬入コンベヤ13が設けられると共に、密
閉室11の内部から容器搬出口を通って外部に至る搬出
コンベヤ14が設けられている。そして、この容器搬入
口には搬入コンベヤ13の上下にエア吹出装置15とエ
ア吸入装置16が装着される一方、容器搬出口にも搬出
コンベヤ14の上下にエア吹出装置17とエア吸入装置
18が装着されている。なお、図示しないが、密閉室1
1内には炭酸ガスや窒素ガス、あるいは、殺菌ガス等を
充満させるガス発生吸入装置が設けられると共に、容器
10内へ飲料水や食品、薬品などを充填する充填装置と
充填された容器10を冠封する冠封装置が設けられてい
る。
【0024】従って、密閉室11内にはガス発生吸入装
置によって炭酸ガスや窒素ガス、あるいは、殺菌ガス等
が充満されており、多数の容器10は搬入コンベヤ13
によって搬入口からこの密閉室11に搬入される。そし
て、この密閉室11内にて容器10内へ飲料水や食品、
薬品などを充填及び充填された容器10の冠封が行わ
れ、その後、充填・冠封された容器10は搬出コンベヤ
14によって搬出口から外部に搬出される。このとき、
容器搬入口ではエア吹出装置15及びエア吸入装置16
によってエアカーテンが形成され、容器搬出口でもエア
吹出装置17及びエア吸入装置18によってエアカーテ
ンが形成されており、密閉室11内に充満された殺菌ガ
スなどの漏洩や外部から密閉室11内への雑菌エアの混
入を阻止する。
【0025】ここで、エア吹出装置15,17及びエア
吸入装置16,18について詳細に説明するが、エア吹
出装置15と17及びエア吸入装置16と18はほぼ同
様の構造であり、以下では、容器搬入口に設けられたエ
ア吹出装置15及びエア吸入装置16についてのみ説明
する。
【0026】図2及び図3に示すように、密閉室11の
前面部には容器搬入口11aを貫通するように搬出コン
ベヤ14の箱状をなすフレーム21が配設されており、
容器10は搬入コンベヤ13によりこのフレーム21上
を移動するようになっている。このフレーム21の上方
にはエア吹出装置15の上部ハウジング22が移動する
容器10を包囲するように設けられている。即ち、この
上部ハウジング22は前面板22aと上面板22bと後
面板22cと各側面板22d,22eとによって下方が
開口する箱状に形成され、各側面板22d,22eの後
部に形成された側部フランジ板22f,22gを介して
複数のボルト23により密閉室11に固定されている。
【0027】このように形成された上部ハウジング22
内には容器搬送方向(図2左右方向)に沿って複数の固
定仕切り板24が等間隔に並列して取付けられると共
に、この各固定仕切り板24の上端部には蝶番25によ
って回動仕切り板26が連結され、所定の回動位置にボ
ルト27によって固定されている。そして、上部ハウジ
ング22の上面板22bは容器搬送方向後方(図2左方
向)に沿って下方に傾斜しており、同方向に行くに従っ
て上面板22bと回動仕切り板25の先端との隙間が狭
くなっている。なお、各固定仕切り板24には容器10
が通過可能な開口部24aが形成され、この開口部24
aの両側に左右一対のガイドバー28a,28bが取付
けられており、容器10はこのガイドバー28a,28
bにガイドされながら移動することとなる。
【0028】また、上部ハウジング22の上面板22b
には密閉室11に隣接した位置に送風ダクト29が設け
られており、この送風ダクト29内には整流板30が取
付けられている。そして、この送風ダクト29には送風
管31の先端部が接続されており、送風管31の基端部
には送風機32が装着されている。
【0029】一方、フレーム21の下方にはエア吹出装
置15の上部ハウジング22と対向するようにエア吸入
装置16の下部ハウジング33がこのフレーム21を包
囲するように設けられている。即ち、この下部ハウジン
グ33は前面板33aと下面板33bと後面板33cと
各側面板33d,33eとによって上方が開口する箱状
に形成され、各側面板33d,33eの上部に形成され
た上部フランジ板33f,33gが上部ハウジング22
の下部フランジ板22h,22iと密着して複数のボル
ト34により連結されている。
【0030】このように形成された下部ハウジング33
内には容器搬送方向(図2左右方向)に沿って複数の固
定仕切り板35が上部ハウジング22内の固定仕切り板
24と同様に等間隔に並列して取付けられることで、こ
の各仕切り板24,26,35によって容器10の搬送
経路を横切る複数のエア通路が形成されることとなる。
また、下部ハウジング33の下面板33bには各仕切り
板24,26,35によって仕切られた各エア通路に連
通するように複数の接続管36を介して吸込管37が接
続されており、この吸込管37は送風管38を介してガ
ス分解装置39(例えば、オゾン分解器)に接続されて
おり、このガス分解装置39は送風管40を介して前述
した送風機32に接続されている。このようにエア吹出
装置15から搬入コンベヤ13を横切るように吹き出し
たエアをエア吸入装置16が吸い込み、各送風管31,
38,40及び送風機32等によって再びエア吹出装置
15に戻すことでエア循環経路を形成している。
【0031】ここで、エア吹出装置15及びエア吸入装
置16の作用について説明する。
【0032】洗浄の完了した容器10は搬入コンベヤ1
3によって密閉室11に搬送されるが、この密閉室11
では事前にこの密閉室11の内部に殺菌ガス(例えば、
3ガス)が一定圧(例えば、大気圧より若干高い圧)
供給されて殺菌状態が保たれている。また、エア吹出装
置15及びエア吸入装置16を作動し、搬入コンベヤ1
3によって搬送される容器10の搬送経路を横切るよう
に多数のエアカーテンを形成しておく。
【0033】即ち、送風機32から送風管31を通って
送風ダクト29に送風した洗浄エアを整流板30によっ
て整流化し、上部ハウジング22内に導く。この上部ハ
ウジング22内に導入された洗浄エアは仕切り板26に
よって配風され、各固定仕切り板24,35によって仕
切られたエア通路を流通する。このとき、上部ハウジン
グ22の上面板22bが傾斜して容器10の入口側での
上面板22bと回動仕切り板25の先端との隙間が狭く
なっていることで、上部ハウジング22内の各エア通路
を流動する洗浄エアのエア圧を、容器10の入口側に対
して密閉室11側が高くなるように設定している。
【0034】そして、各エア通路を通った洗浄エアは各
接続管36を介して吸込管37に流通し、更に、送風管
38を通ってガス分解装置39に流通する。ここで、洗
浄エアに密閉室11内から流れ出た殺菌ガス等が分解さ
れ、送風管40を通って送風機32に戻る。このように
洗浄エアは送風機32からエア吹出装置15の送風ダク
ト29に送られ、各ハウジング22,33内で容器10
の搬送経路を横切るエアカーテンを形成し、エア吸入装
置16によって再び送風機32に戻され、常時、循環し
ている。
【0035】このような作動状態で、容器10が搬入コ
ンベヤ13によって移動して各ハウジング22,33内
に至ると、各容器10は左右のガイドバー28a,28
bによってガイドされながら各ハウジング22,33内
を通過する。このとき、容器10の搬送経路にはこれを
横切るようにエア吹出装置15及びエア吸入装置16に
よってエアカーテンが形成されており、この容器10と
共に外部の空気が密閉室11に侵入することはない。ま
た、前述したように、密閉室11には殺菌ガスが大気圧
より若干高い圧で供給充満しており、容器搬入口11a
から漏れる虞があるが、容器搬入口11aから漏れた殺
菌ガスは、ハウジング22,33内を流動する洗浄ガス
と共に送風管38を通ってガス分解装置39に流れ、こ
こで、殺菌ガス等は分解されることとなり、ハウジング
22,33の外部に漏れて大気を汚染することはない。
【0036】従って、搬入コンベヤ13によって各ハウ
ジング22,33を通過して密閉室11内に搬入された
複数の容器11に対して、充填装置によって内部に飲料
水や食品、薬品などが充填され、また、充填された容器
10に対して冠封装置によって冠封がなされる。そし
て、図1に示すように、搬出コンベヤ14により前述し
た容器搬出口を通って外部に搬出され、このときもエア
吹出装置17及びエア吸入装置18により、密閉室11
への外部空気の侵入や密閉室11内の殺菌ガスの外部漏
洩が防止される。
【0037】また、容器10がエア吹出装置15及びエ
ア吸入装置16を通って密閉室11内に搬入するとき、
上部ハウジング22内の各エア通路を流動する洗浄エア
のエア圧が、容器10の入口側に対して密閉室11側が
高くなるように設定されており、容器10がハウジング
22に入ってから密閉室11に搬入されるまでに、洗浄
エアの風圧は徐々に強くなっていくこととなり、容器1
0は安定した状態が保持され、搬入に悪影響を与えるこ
とはない。一方、容器10がエア吹出装置17及びエア
吸入装置18を通って密閉室11からに搬出さるとき、
洗浄エアのエア圧が容器10の出口側に対して密閉室1
1側が高くなるように設定されており、容器10が密閉
室11から搬出されるときは洗浄エアの風圧が徐々に弱
くなっていくこととなり、容器10は安定した状態が保
持され、搬出に悪影響を与えることはない。
【0038】なお、上述した本実施形態では、洗浄エア
を送風機32からエア吹出装置15の送風ダクト29に
送って各ハウジング22,33内で容器10の搬送経路
を横切るエアカーテンを形成し、エア吸入装置16によ
って再び送風機32に戻して循環移送しているが、ガス
分解装置39で殺菌ガス等を分解した後に大気に開放し
てもよい。また、本実施形態では、密閉室11内で容器
10への充填及び冠封を行ったが、密閉室を2つ設けて
別々に行ってもよく、この場合、洗浄エアのエア圧を容
器10の入口側に対して密閉室11側が高くすること
で、冠封作業の完了していない容器に対してエア圧が徐
々に高くなるので、容器からの液体などの内部充填物の
飛び出しを抑制することができる。
【0039】図4に本発明の第2実施形態に係る密閉室
の容器搬送装置の概略斜視、図5にこの密閉室の容器搬
送装置における搬入口付近の断面、図6に図5のVI−VI
断面を示す。
【0040】本実施形態の密閉室の容器搬送装置におい
て、密閉室の搬入側と搬出側の構成はほぼ同様となって
おり、以下では、搬入側についてのみ説明する。
【0041】本実施形態では、図4乃至図6に示すよう
に、密閉室51の一方には容器搬入口51aが設けられ
ており、この容器搬入口11aを貫通するように搬出コ
ンベヤ52の箱状をなすフレーム53が配設されてお
り、容器10は搬入コンベヤ52によりこのフレーム5
3上を移動するようになっている。このフレーム53の
上方にエア吹出装置54及びエア吸込装置55が設けら
れている。即ち、ハウジング56は移動する容器10を
包囲するように設けられ、このハウジング56は前面板
56aと上面板56bと後面板56cと各側面板56
d,56eと後面板56fとによって下部が開口する箱
状に形成され、各側面板56d,56eの後部に形成さ
れた側部フランジ板56g,56hを介して複数のボル
ト57により密閉室51に固定されている。
【0042】このように形成されたハウジング56内に
は容器搬送方向(図5左右方向)の前後に一対の固定仕
切り板58a,58bが並列して側面板56d,56e
に取付けられており、各固定仕切り板58a,58bに
は容器10が通過可能な開口部58cが形成されてい
る。そして、ハウジング56の前面板56aと後面板5
6cとには左右一対のガイドバー59a,59bが取付
けられており、容器10はこのガイドバー59a,59
bにガイドされながら移動することとなる。従って、ハ
ウジング56内には前後一対の固定仕切り板58a,5
8bによって容器10の搬送経路に連通する3つのエア
通路A1 ,A2 ,A3 が形成されることとなる。
【0043】また、ハウジング56内の一対の仕切り板
58a,58bの上端部の間には上下一対の整流板60
a,60bが取付けられ、この60a,60bの間には
エアフィルタ及びガス分解装置61が装着されると共
に、のガス分解装置39は送風管40を介して前述した
送風機32に接続されている。ハウジング56の各側面
板56d,56eにはこのエアフィルタ及びガス分解装
置61を交換可能な開閉蓋62a,62bが設けられて
いる。そして、ハウジング56の上部には電動機63が
装着され、この電動機63の駆動軸64は外套管65内
を挿通して下方に延び、先端部にファン66が取付けら
れている。この外套管65は上端部がハウジング56の
上部に固定され、下部が整流板60a,60bとエアフ
ィルタ及びガス分解装置61を貫通しており、ファン6
6はエア通路A1 に位置している。この場合、整流板6
0a,60bとエアフィルタ及びガス分解装置61は外
套管65と接触しないように、仕切り板67によって左
右に分割されている。
【0044】このようにハウジング56内を仕切り板5
8a,58bによって区画して搬入コンベヤ53の容器
搬送経路と連通する3つのエア通路A1 ,A2 ,A3
形成し、ハウジング56に電動機63を取付けてエア通
路A1 にファン66を位置させることで、エア吹出装置
54及びエア吸込装置55構成し、ファン66の回転に
よってエア通路A1 からハウジング56の上部を通って
各エア通路A2 ,A3に至り、更に、容器搬送経路から
エア通路A1 に戻るエア循環経路を形成している。
【0045】ここで、エア吹出装置54及びエア吸入装
置56の作用について説明する。
【0046】洗浄の完了した容器10は搬入コンベヤ5
3によって密閉室51に搬送されるが、この密閉室51
では事前にこの密閉室51の内部に殺菌ガス(例えば、
3ガス)が一定圧(例えば、大気圧より若干高い圧)
供給されて殺菌状態が保たれている。また、エア吹出装
置54及びエア吸入装置55を作動し、搬入コンベヤ5
3によって搬送される容器10の搬送経路を横切るよう
にエアカーテンを形成しておく。
【0047】即ち、電動機63を駆動してファン66を
回転させるし、容器10の搬送経路のエアを上方に吸入
してエア通路A1 内を上方に流動させ、整流板60a,
60bとエアフィルタ及びガス分解装置61に流通す
る。洗浄エアはこの整流板60A,60Bによって整流
化され、且つ、エアフィルタ及びガス分解装置61にて
雑菌が除去されると共に密閉室51内から流れ出た殺菌
ガス等が分解される。そして、ここを通過した洗浄エア
はハウジング56の上部から各エア通路A2 ,A 3 に流
れ、このエア通路A2 ,A3 を通って下方に流動し、容
器10の搬送経路に吹き出してエアカーテンを形成す
る。このように洗浄エアはファン66によって容器10
の搬送経路からエア通路A1 を通って上方に流通し、更
に、エア通路A2 ,A3 を通って下方に流動して容器1
0の搬送経路に吹き出してエアカーテンを形成し、再
び、エア通路A1 に吸入され、常時、循環している。
【0048】このような作動状態で、容器10が搬入コ
ンベヤ53によって移動してハウジング56内に至る
と、各容器10は左右のガイドバー59a,59bによ
ってガイドされながらハウジング56内を通過する。こ
のとき、容器10の搬送経路にはエアカーテンが形成さ
れており、この容器10と共に外部の空気が密閉室51
に侵入することはない。また、前述したように、密閉室
51には殺菌ガスが大気圧より若干高い圧で供給充満し
ており、容器搬入口51aから漏れる虞があるが、容器
搬入口51aから漏れた殺菌ガスは、容器10の搬送経
路を流動する洗浄ガスと共にエア通路A1 に吸入されて
ガス分解装置61に流れ、ここで、殺菌ガス等は分解さ
れることとなり、ハウジング56の外部に漏れて大気を
汚染することはない。
【0049】なお、上述の各実施形態において、密閉室
11,51内に殺菌ガスを充填した状態で容器10への
飲料水や食品、薬品の充填・冠封作業を行ったが、密閉
室11,51内に窒素ガスや炭酸ガスなどの無酸素ガス
を充満させて製品の酸化を防止する場合にも適用するこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように、請求項1の発明の密閉室の容器搬送装置によれ
ば、容器内への充填あるいは冠封を行う密閉された無菌
室に対してこの容器の搬入及び搬出を行う搬入口及び搬
出口のそれぞれに洗浄エアを吹き出すエア吹出装置を設
けると共にこのエア吹出装置から吹き出された洗浄エア
を吸入するエア吸入装置を搬入口及び搬出口を挟んで対
向して設け、エア吹出装置のハウジング内に容器搬送方
向に沿って複数の固定仕切り板を並列に取付けることで
複数のエア通路を形成し、固定仕切り板に容器が通過可
能な開口部を形成して開口部の両側に容器をガイドする
左右一対のガイドバーが設けたので、無菌室の搬入口及
び搬出口では、洗浄エアが吹き出され、且つ、吹き出さ
れた洗浄エアが吸入されることでエアカーテンが形成さ
れることとなり、密閉室からの殺菌ガスなどの外部漏洩
及び外部から密閉室への雑菌エアの混入を阻止し、密閉
室内及び外部環境の悪化を防止することができ、また、
エア吹出装置から搬入口及び搬出口に向かって吹き出さ
れた洗浄エアは、反対側に位置するエア吸入装置によっ
て確実に吸入されることなり、エアカーテンを効果的に
形成することができる。
【0051】
【0052】また、請求項2の発明の密閉室の容器搬送
装置によれば、容器内への充填あるいは冠封を行う密閉
された無菌室に対してこの容器の搬入及び搬出を行う搬
入口及び搬出口のそれぞれに洗浄エアを吹き出すエア吹
出装置を設けると共にこのエア吹出装置から吹き出され
た洗浄エアを吸入するエア吸入装置を搬入口及び搬出口
の側方に並んで設け、エア吹出装置及びエア吸入装置の
ハウジング内に容器搬送方向の前後に一対の固定仕切り
板を並列に取付けることでエア吹出通路及びエア吸入通
路を形成し、固定仕切り板に容器が通過可能な開口部を
形成して開口部の両側に容器をガイドする左右一対のガ
イドバーを設けたので、無菌室の搬入口及び搬出口で
は、洗浄エアが吹き出され、且つ、吹き出された洗浄エ
アが吸入されることでエアカーテンが形成されることと
なり、密閉室からの殺菌ガスなどの外部漏洩及び外部か
ら密閉室への雑菌エアの混入を阻止し、密閉室内及び外
部環境の悪化を防止することができ、また、エア吹出装
置から搬入口及び搬出口に向かって吹き出された洗浄エ
アは、隣接するエア吸入装置によって確実に吸入される
ことなり、装置をコンパクトとすることができる。
【0053】また、請求項3の発明の密閉室の容器搬送
装置によれば、エア吸入装置が吸入したエアをエア吹出
装置に戻して循環するエア循環装置を設けたので、洗浄
エアは常時循環されることとなり、外部からの空気の混
入や内部の空気の漏洩を確実に阻止することができる。
【0054】また、請求項4の発明の密閉室の容器搬送
装置によれば、エア循環装置にエアフィルタあるいは殺
菌ガス分解装置を設けたので、搬入口及び搬出口にてエ
ア吸入装置が吸入したエアはエア循環装置によってエア
吹出装置に戻されるが、このとき、洗浄エアはエアフィ
ルタによって雑菌が除去され、あるいは、密閉室から流
出した殺菌ガスは殺菌ガス分解装置によって分解される
こととなり、無菌エアを効率よく循環させることができ
る。
【0055】また、請求項5の発明の密閉室の容器搬送
装置によれば、搬入口及び搬出口でのエア吹出装置及び
エア吸入装置による無菌室に近い側のエアの風圧を高く
設定したので、容器が密閉室に搬入するときは洗浄エア
の風圧が徐々に強くなり、密閉室から搬出されるときは
洗浄エアの風圧が徐々に弱くなり、容器の移送に悪影響
を与えることなく、安定した容器を搬送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る密閉室の容器搬送
装置の概略斜視図である。
【図2】密閉室の容器搬送装置における搬入口付近の断
面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る密閉室の容器搬送
装置の概略斜視図である。
【図5】密閉室の容器搬送装置における搬入口付近の断
面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】従来の密閉室の容器搬送装置の概略図である。
【符号の説明】
10 容器 11 密閉室 13 搬入コンベヤ 14 搬出コンベヤ 15,17 エア吹出装置 16,18 エア吸込装置 22 上部ハウジング 24 固定仕切り板 26 回動仕切り板 29 送風ダクト 31,38,40 送風管(エア循環装置) 32 送風機 33 下部ハウジング 35 固定仕切り板 37 吸込管 39 ガス分解装置 51 密閉室 53 搬入コンベヤ 54 エア吹出装置 55 エア吸込装置 56 ハウジング 58a,58b 固定仕切り板 61 エアフィルタ及びガス分解装置 63 電動機 66 ファン A1 ,A2 ,A3 エア通路(エア循環装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田宮 世紀 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番 地 三菱重工業株式会社 名古屋機器製 作所内 (56)参考文献 特開 昭50−50187(JP,A) 特開 昭52−28053(JP,A) 実開 昭62−63685(JP,U) 特公 昭55−40230(JP,B1) 実公 昭39−7370(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/04 - 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内への充填あるいは冠封を行う密閉
    された無菌室に対して前記容器の搬入及び搬出を行う密
    閉室の容器搬送装置において、前記無菌室の搬入口及び
    搬出口のそれぞれに洗浄エアを吹き出すエア吹出装置を
    設けると共に、該エア吹出装置から吹き出された洗浄エ
    アを吸入するエア吸入装置を前記搬入口及び搬出口を挟
    んで対向して設け、前記エア吹出装置のハウジング内に
    容器搬送方向に沿って複数の固定仕切り板を並列に取付
    けることで複数のエア通路を形成し、前記固定仕切り板
    に前記容器が通過可能な開口部を形成して該開口部の両
    側に前記容器をガイドする左右一対のガイドバーが設け
    ことを特徴とする密閉室の容器搬送装置。
  2. 【請求項2】 容器内への充填あるいは冠封を行う密閉
    された無菌室に対して前記容器の搬入及び搬出を行う密
    閉室の容器搬送装置において、前記無菌室の搬入口及び
    搬出口のそれぞれに洗浄エアを吹き出すエア吹出装置を
    設けると共に、該エア吹出装置から吹き出された洗浄エ
    アを吸入するエア吸入装置を前記搬入口及び搬出口の側
    方に並んで設け、前記エア吹出装置及び前記エア吸入装
    置のハウジング内に容器搬送方向の前後に一対の固定仕
    切り板を並列に取付けることでエア吹出通路及びエア吸
    入通路を形成し、前記固定仕切り板に前記容器が通過可
    能な開口部を形成して該開口部の両側に前記容器をガイ
    ドする左右一対のガイドバーが設けたことを特徴とする
    密閉室の容器搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の密閉室の容器搬
    送装置において、前記エア吸入装置が吸入したエアを前
    記エア吹出装置に戻して循環するエア循環装置が設けら
    れたことを特徴とする密閉室の容器搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項記載の密閉室の容器搬送装置に
    おいて、前記エア循環装置にはエアフィルタあるいは殺
    菌ガス分解装置が設けられたことを特徴とする密閉室の
    容器搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の密閉室の容器搬送装置に
    おいて、前記搬入口及び搬出口での前記エア吹出装置及
    び前記エア吸入装置による前記無菌室に近い側のエアの
    風圧を高く設定したことを特徴とする密閉室の容器搬送
    装置。
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