JP3468885B2 - 地熱発電方法 - Google Patents

地熱発電方法

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    • Y02E10/10Geothermal energy

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  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微生物による硫化水素含
有ガスの脱硫方法を利用した地熱発電方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地熱発電プラントで発生する硫化
水素を含むガスは硫酸第二鉄を用いた脱硫装置で脱硫さ
れている。この脱硫装置では硫酸第一鉄及び硫黄が生成
する。硫黄を分離した後の硫酸第一鉄は空気を吹き込ん
だ微生物処理装置で酸化され、硫酸第二鉄となり脱硫装
置へと戻されている。このような脱硫方法では、微生物
を間接的に用いているためにシテスムが複雑であり、微
生物処理装置に用いる微生物は常温で作用する鉄酸化細
菌を用いているため、反応速度が遅く装置が巨大化する
などの問題がある。本発明者らはこれらの問題点を解決
する方法として、地熱発電プラントで発生する硫化水素
を含むガスを直接高温、好酸の硫黄酸化細菌を用いた微
生物処理槽に導いて脱硫処理し、脱硫によって生成する
硫酸によって酸性化した微生物処理槽の培養液を還元井
に戻す熱水に添加することによって効率のよい脱硫処理
を行うことができ、しかも還元井に戻す熱水のpHが高
くなることによる還元井の閉塞を防止することができる
方法を見出し、先に出願した(特願平5−84237
号)。
【0003】前記方法による地熱発電方法の概略を図2
により説明する。図2において、生産井3から取り出さ
れた熱水41はフラッシャ5を用いて蒸気6と熱水42
に分けられる。蒸気6は蒸気タービン7に導入され発電
に用いられる。発電に使用された後の蒸気6はコンデン
サ8で凝縮され、熱水42とともに還元井9に戻され
る。コンデンサ8で凝縮しなかった高濃度硫化水素含有
ガス10は微生物処理槽1で酸化され低濃度硫化水素含
有ガス11となり大気中に放散される。微生物処理槽1
の培養液のpHは硫化水素の硫酸転換に伴って経時的に
低下する。硫酸生成に伴い酸性化した培養液18は微生
物処理槽1から抜き出され熱水42とともに還元井9に
注入される。これにより熱水42のpHが低下し、スケ
ール付着による還元井9の閉塞の恐れが軽減される。一
方、抜き出された酸性化培養液18と同量の新しい培養
液20が培養液タンク19から微生物処理槽1に導入さ
れ、連続的に脱硫が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の地熱発電方法で
は培養液のpH低下、あるいはそれを中和するために入
れるアルカリによる塩濃度の増大のため、微生物処理槽
の脱硫率の経時的な低下がみられ、それを防ぐためには
大量の培養液の交換を必要とし、培養液に使用する無機
栄養塩のコストが大きかった。本発明は上記技術水準に
鑑み、従来の微生物による硫化水素含有ガスの処理技術
を利用した地熱発電方法における不具合のない地熱発電
方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は (1)生産井から取出された熱水を蒸気と熱水とに分離
し、得られた蒸気を発電に使用したのち凝縮させて凝縮
水と硫化水素含有ガスとに分離し、硫化水素含有ガスは
高温、好酸の硫黄酸化細菌を用いた微生物処理槽で処理
して硫化水素を酸化して硫酸に転換することにより脱硫
し、生成した硫酸により酸性化した反応液を還元井に戻
す熱水に添加する地熱発電方法において、前記微生物処
理槽とは独立に設けられた菌体増殖用培養槽で得られた
菌体培養液と水又は還元井に戻す熱水の一部を供給して
反応液の初期菌体濃度を調整した微生物処理槽に硫化水
素含有ガスを供給して脱硫を行い、微生物処理槽の活性
が低下し脱硫能力が低下した時点で酸性化した反応液を
取り出し、新たに反応液を調製して脱硫を継続し、取り
出した反応液は還元井に戻す熱水に添加するようにする
ことを特徴とする地熱発電方法、(2)微生物処理槽を
2基並列に設けて交互に使用するようにし、活性モニタ
リング装置により微生物処理槽の活性を測定し、微生物
処理槽の活性が低下したら他方の微生物処理槽に切替え
て反応を継続し、活性の低下した微生物処理槽の反応液
を全量抜き出して新たに反応液の調製を行い、以下実施
例により本発明の方法をさらに具体的に説明する。順次
この操作を繰り返すことを特徴とする前記(1)の地熱
発電方法、(3)微生物処理槽における反応液の初期菌
体濃度が4×107 セル/ミリリットル以上であること
を特徴とする前記(1)又は(2)の地熱発電方法、
(4)菌体増殖用培養槽における培養液の栄養分として
酒類製造時に発生する発酵残渣あるいは穀類の発酵液を
用いることを特徴とする前記(1)ないし(3)のいず
れかの地熱発電方法、である。
【0006】
【作用】本発明において、硫黄酸化細菌は微生物処理槽
とは別に設けられた菌体増殖用培養槽で増殖され、微生
物処理槽では脱硫反応のみが行われるので、微生物処理
槽には菌体増殖用の無機栄養塩類を添加する必要はな
く、水道水などの水又は還元井に戻す熱水(生産井から
取出された熱水から蒸気を分離した後の熱水と発電に使
用した蒸気が凝縮した凝縮水)を使用すればよい。な
お、水を使用する場合には必要により加熱する。
【0007】本発明において使用される硫黄酸化細菌と
しては、Sulfolobus acidocaldarius Sulfolobus sol
fataricus Sulfolobus mirabilisDesulforolobus a
mbivalens Acidianus infernusAcidianus brierley
i などがあげられる。これらの細菌は硫化水素を硫黄を
経由してSO4 2-,S2 4 2-へと酸化する。
【0008】本発明の好ましい態様として、微生物処理
槽を2基並列に設け、先ず一方の微生物処理槽で脱硫を
行い、脱硫反応に伴い生成する硫酸により反応液のpH
が低下し、脱硫能力(微生物処理槽の活性)が低下した
時点で他方の微生物処理槽に切替える。脱硫能力の低下
した微生物処理槽中の酸性化した反応液は全量抜き出
し、酸性水貯槽に送り還元井に戻す熱水に添加する。酸
性化した反応液を抜いた後の微生物処理槽には新たに菌
体増殖用培養槽で増殖された菌体と水又は還元井に戻す
熱水を供給して反応液を調製しておく。なお、微生物処
理槽は2基に限らず、3基以上としてもよい。
【0009】微生物処理槽の切替え時期の判定は、活性
モニタリング装置により微生物処理槽の活性を測定する
ことによって行う。活性モニタリング装置としては種々
の形式のものが使用できるが、例えば微生物処理槽の低
濃度硫化水素含有ガスの出口付近に設けた硫化水素の濃
度測定装置、反応液の濁度を測定する濁度計、反応液の
pHを検知する装置などが使用できる。
【0010】なお、微生物処理槽における処理条件は、
使用する菌体の種類などにより異なるが前記のような硫
黄酸化細菌を使用する場合、温度は70〜95℃、pH
は1〜3の範囲とするのが好ましい。また、微生物処理
槽における硫黄酸化細菌の初期菌体濃度を4×107
ル/ミリリットル以上に設定すると、良好な脱硫率が得
られる。
【0011】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。 (実施例1)図1は本発明の地熱発電方法の1例を示す
フロー図である。図1のフローにおいて、生産井3から
取り出された熱水41はフラッシャ5を用いて蒸気6と
熱水42に分けられる。蒸気6は蒸気タービン7に導入
され発電に用いられる。発電に使用された使用済み蒸気
6はコンデンサ8で凝縮され、熱水42とともに還元井
9に戻される。コンデンサ8で凝縮しなかった高濃度硫
化水素含有ガス10はバルブ101と103が開、バル
ブ102と104が閉の状態で微生物処理槽1に導入さ
れ、酸化により硫化水素を除去され低濃度硫化水素含有
ガス11となり大気中に放散される。微生物処理槽1に
おいては硫化水素の硫酸への転換に伴いpHが経時的に
低下し、pHが1以下になると脱硫率が低下する。
【0012】脱硫率が低下し、微生物処理槽1のガス出
口に設けられた硫化水素モニタリング装置(市販のガス
拡散膜型センサを使用した濃度測定装置)12において
検出される硫化水素の濃度が10ppm以上になった
ら、バルブ101と103が閉、バルブ102と104
が開の状態に切替えられ、高濃度硫化水素含有ガス10
は微生物処理槽2に導入され、脱硫処理される。微生物
処理槽の活性モニタリング装置として反応液の濁度を測
定する濁度計を用いた場合は透過率60%以下となった
時点で、また、ガラス電極を使用したpHメータでを使
用する場合はpHが1以下となった時点で微生物処理槽
の切替えを行うようにする。
【0013】一方、バルブ107が開かれ、微生物処理
槽1において酸性化した反応液43が反応液抜出しポン
プ14で抜出され酸性水貯槽22に貯留される。次にバ
ルブ107を閉じ、バルブ109を開として微生物処理
槽1に熱水供給ポンプ13から熱水が導入された後、バ
ルブ109が閉じられバルブ106が開かれて菌体増殖
用培養槽15から菌体補給ポンプ16により微生物処理
槽1に菌体17が適切な濃度となるように注入される。
適切な菌体濃度としては前記の硫黄酸化細菌を使用する
場合、初期菌体濃度を4×107 セル/ミリリットル程
度に設定すると高い脱硫率が得られる。
【0014】菌体増殖用培養槽15は、例えば空気曝気
により撹拌する形式の培養槽であり、この菌体増殖用培
養槽15中に培養液の栄養分となる有機物としてでんぷ
ん、酒類製造時に発生する発酵残渣あるいは穀類の発酵
液を0.1%以上含み、酸性化した微生物処理槽の反応
液を混合しpH2に調製した地熱水あるいは水を入れ、
適当な熱交換手段により温度を約70℃に保持しなが
ら、硫黄酸化細菌の増殖を行う。
【0015】その後、微生物処理槽2の脱硫率が低下し
たらバルブ102と104が閉、バルブ101と103
が開の状態とし、高濃度硫化水素含有ガス10を微生物
処理槽1に導入し脱硫を継続する。以下、これらの操作
を繰り返すことにより連続的に高濃度硫化水素含有ガス
10が脱硫され、酸性化した反応液43が生成される。
生成された酸性の反応液43の一部は還元井に戻す熱水
(熱水42と蒸気タービンからの凝縮水)と共に還元井
9に注入され、熱水のpHは5以下に低下し、スケール
付着による還元井9の閉塞の恐れが軽減される。この際
の還元井に戻す熱水と酸性反応液(pH≒1)との流量
比は1000〜10000:1程度で、温度は約90℃
である。
【0016】(実施例2)図3に示す装置で硫化水素含
有ガスの脱硫試験を行った。高温好酸微生物の一つであ
Sulfolobus acidocaldarius strain7を含む表1の成
分を含む温度70℃,pH2.5の反応液1.2リット
ルの入った反応装置2に室温(25℃)の硫化水素含有
ガス(2000ppm H2 S,25%CO2 ,25%
2 ,ベースN 2 )1を24リットル/hの流速で通気
した。なお、図3中、3は精製ガスを示す。反応液中の
菌体濃度と脱硫率との関係を図4に示す。ここで脱硫率
(%)は(入口硫化水素濃度−出口硫化水素濃度)×1
00/入口硫化水素濃度である。図4から、菌体濃度が
4×107 セル/ミリリットル以上で90%以上の高い
脱硫率が得られることがわかる。
【0017】
【表1】
【0018】(実施例3)図3に示す装置で硫化水素含
有ガスの脱硫試験を行った。硫酸でpHを2.5に調整
した無機栄養塩を含まない70℃の反応液(水道水)
1.2リットルの入った反応装置2に、実施例2で使用
したのと同じ Sulfolobus acidocaldariusstrain7
を、表2に示す組成の増殖用培養液(反応液体積の1/
25程度)ごと、反応液中の菌体濃度が4×107 セル
/ミリリットルとなるように入れ、室温(25℃)の硫
化水素含有ガス(2000ppmH2 S,25%C
2 ,25%O2 ,ベースN2 )1を24リットル/h
の流速で通気した。その時のpHと脱硫率の経時変化を
図5に示す。図5から、栄養塩の入っていない水道水を
反応液としても一週間以上にわたって90%以上の脱硫
率が維持できることがわかる。
【0019】
【表2】
【0020】
【発明の効果】本発明の方法によれば、硫黄酸化細菌は
微生物処理槽とは別に設けられた菌体増殖用培養槽で増
殖され、微生物処理槽では脱硫反応のみが行われる。こ
れにより微生物処理槽では、反応液の調製用及びpH調
製のための追加用の液として水道水などの水又は還元井
に戻す熱水(生産井から取出された熱水から蒸気を分離
した後の熱水と発電に使用した蒸気が凝縮した凝縮水)
の使用が可能となり、従来の微生物処理槽において必要
であった菌体増殖用の無機栄養塩類の添加が不要とな
る。その結果、全体としての無機栄養塩類の使用量は1
/10程度に減少させることができる。微生物処理槽に
おいては大量の反応液の交換が必要であるため、従来使
用されていた培養液の代わりに熱水あるいは水道水など
の水を使用できることによるコストが低減効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地熱発電方法の1例を示すフロー図。
【図2】特願平5−84237号による地熱発電方法の
概略を示すフロー図。
【図3】実施例2及び3の試験に使用した装置の説明
図。
【図4】実施例2の試験における反応液中の菌体濃度と
脱硫率との関係を示すグラフ。
【図5】実施例3の試験におけるpHと脱硫率の経時変
化の状態を示すグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/34 - 53/85

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産井から取出された熱水を蒸気と熱水
    とに分離し、得られた蒸気を発電に使用したのち凝縮さ
    せて凝縮水と硫化水素含有ガスとに分離し、硫化水素含
    有ガスは高温、好酸の硫黄酸化細菌を用いた微生物処理
    槽で処理して硫化水素を酸化して硫酸に転換することに
    より脱硫し、生成した硫酸により酸性化した反応液を還
    元井に戻す熱水に添加する地熱発電方法において、前記
    微生物処理槽とは独立に設けられた菌体増殖用培養槽で
    得られた菌体培養液と水又は還元井に戻す熱水の一部を
    供給して反応液の初期菌体濃度を調整した微生物処理槽
    に硫化水素含有ガスを供給して脱硫を行い、微生物処理
    槽の活性が低下し脱硫能力が低下した時点で酸性化した
    反応液を取り出し、新たに反応液を調製して脱硫を継続
    し、取り出した反応液は還元井に戻す熱水に添加するよ
    うにすることを特徴とする地熱発電方法。
  2. 【請求項2】 微生物処理槽を2基並列に設けて交互に
    使用するようにし、活性モニタリング装置により微生物
    処理槽の活性を測定し、微生物処理槽の活性が低下した
    ら他方の微生物処理槽に切替えて反応を継続し、活性の
    低下した微生物処理槽の反応液を全量抜き出して新たに
    反応液の調製を行い、以下順次この操作を繰り返すこと
    を特徴とする請求項1に記載の地熱発電方法。
  3. 【請求項3】 微生物処理槽における反応液の初期菌体
    濃度が4×107 セル/ミリリットル以上であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の地熱発電方法。
  4. 【請求項4】 菌体増殖用培養槽における培養液の栄養
    分として酒類製造時に発生する発酵残渣あるいは穀類の
    発酵液を用いることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の地熱発電方法。
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