JP3467719B2 - ラック型パソコン用テーブルの連結装置 - Google Patents

ラック型パソコン用テーブルの連結装置

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JP3467719B2
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清和 宇都宮
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Okamura Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震等によるラッ
ク型パソコン用テーブルの転倒を防止する連結装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】ラック型パソコン用テーブルは、パソコ
ン本体，デスプレイ，キーボードおよびプリンタ等を立
体的に収容し、省スペース化と使用性に優れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラック型パソ
コン用テーブルは、各機材を立体的に収容するため、安
定性に優れず、地震等により簡単に転倒してしまうとい
う問題がある。
【０００４】本発明は、ラック型パソコン用テーブルが
有する上述の問題点に鑑み、地震等でも転倒せず、かつ
ラック型パソコン用テーブルの背面へ容易に入り込め
て、メンテナンスが楽に行えるラック型パソコン用テー
ブルの連結装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。
【０００６】(１)ラック型パソコン用テーブルの支柱の
背面上部に、側面視下向Ｕ字形の連結枠の前脚の下部を
結合し、かつ連結枠の後脚の下部を、壁面に固定する。
【０００７】(２)上記(１)項において、前記連結枠の前
脚の下部に取付片を固着し、この取付片に設けた係止爪
を、支柱の背面に設けた係止孔に着脱可能に係止する。
【０００８】(３)ラック型パソコン用テーブルの支柱の
背面上部に、側面視下向Ｕ字形の連結枠の前脚の下部を
結合し、かつ連結枠の後脚の下部を、背中合わせに配設
された他のラック型パソコン用テーブルの支柱の背面上
部に結合する。
【０００９】(４)上記(３)項において、前記連結枠の前
後脚に、それぞれ取付片を固着し、この取付片に設けた
係止爪を、支柱の背面の係止孔に着脱可能に係止する。
【００１０】(５)上記(１)〜(４)項のいずれかにおい
て、前記連結枠は、ラック型パソコン用テーブルの支柱
の背面上部に結合した際、人の通過が可能な高さと幅を
有するものとする。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１および図２は、本発明の第１
の実施形態（請求項１、２および５記載の発明の実施形
態）を示すものである。
【００１２】ラック型パソコン用テーブル(１)は、左右
の支柱(２)と、各支柱(２)の下端から前方へ突出する脚
部(３)と、支柱(２)の正面に取り付けられた天板(４)お
よび棚板(５)とから構成されている。
【００１３】天板(４)および棚板(５)の両側面には、そ
れぞれ支持片(６)(７)が設けられており、この支持片
(６)(７)を介して、支柱(２)への着脱、および高さ調節
が可能となっている。
【００１４】各支柱(２)の背面上部には、側面視下向Ｕ
形をなす連結枠(８)が取り付けられている。連結枠(８)
の前脚(8a)の下端部前面には、前方を向く取付片(９)が
固着されている。取付片(９)の前側には、上下に並ぶ多
数の係止爪(10)が形成されており、係止爪(10)を支柱
(２)の背面に上下方向へ並べて穿設した係止孔（図示省
略）へ嵌合することによって、連結枠(８)は着脱可能に
取り付けられる。
【００１５】連結枠(８)の後脚(8b)の下端には、壁面固
定用の側方へ突出する固定金具(11)が固着されている。
固定金具(11)は、コンクリート釘(12)によって壁面に固
定される。
【００１６】連結枠(８)は、これを壁面等に取り付けた
際、その下を人が通過しうる高さと、前後幅を有してい
る。
【００１７】図３および図４は、本発明の第２の実施形
態（請求項３〜５記載の発明の実施形態）を示してい
る。
【００１８】本実施の形態では、前記実施形態１におけ
る壁面固定用の固定金具(11)を廃止し、前後に並ぶ支柱
(２)(２)の背面に取付けた側面視下向Ｕ形の連結枠(８)
の前後両脚(8a)(8b)の下端に、それぞれ、前方および後
方を向く取付片(９)を固着してある。取付片(９)の各脚
(8a)(8b)から遠い側の側縁には、上下に並ぶ多数の係止
爪(10)が形成されている。
【００１９】本実施の形態では、背中合わせに並べた２
台のラック型パソコン用テーブル(１)(１)の背面同士
が、連結枠(８)で連結されている。
【００２０】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 （ａ）請求項１の発明によると、地震等によるラック型
パソコン用テーブルの転倒を防止することができる。
【００２１】（ｂ）請求項２の発明によると、連結枠の
着脱を容易に行える。
【００２２】（ｃ）請求項３の発明によると、１個の連
結枠で前後の支柱は連結され、背面同士が向かい合った
２台のラック型パソコン用テーブルは、地震等でも容易
に転倒することはなくなる。
【００２３】（ｄ）請求項４の発明によると、背面同士
が向かい合った２台のラック型パソコン用テーブルを連
結する連結枠の着脱を容易に行える。
【００２４】（ｅ）請求項５の発明によると、ラック型
パソコン用テーブルの背面に、人の進入できる十分な高
さと幅のスペースを確保することができ、メンテナンス
作業を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態を示す斜視図である。
【図２】同じく、連結枠の側面図である。
【図３】本発明の第２の実施形態を示す側面図である。
【図４】同じく、連結枠の側面図である。
【符号の説明】
(１)ラック型パソコン用テーブル (２)支柱 (３)脚部 (４)天板 (５)棚板 (６)支持片 (７)支持片 (８)連結枠 (8a)前脚 (8b)後脚 (９)取付片 (10)係合爪 (11)固定金具 (12)コンクリート釘
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G06F 1/16 A47B 37/00 505 A47B 97/00 A47B 13/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ラック型パソコン用テーブルの支柱の背
    面上部に、側面視下向Ｕ字形の連結枠の前脚の下部を結
    合し、かつ連結枠の後脚の下部を、壁面に固定してなる
    ラック型パソコン用テーブルの連結装置。
  2. 【請求項２】 前記連結枠の前脚の下部に取付片を固着
    し、この取付片に設けた係止爪を、支柱の背面に設けた
    係止孔に着脱可能に係止してなる請求項１記載のラック
    型パソコン用テーブルの連結装置。
  3. 【請求項３】 ラック型パソコン用テーブルの支柱の背
    面上部に、側面視下向Ｕ字形の連結枠の前脚の下部を結
    合し、かつ連結枠の後脚の下部を、背中合わせに配設さ
    れた他のラック型パソコン用テーブルの支柱の背面上部
    に結合してなるラック型パソコン用テーブルの連結装
    置。
  4. 【請求項４】 前記連結枠の前後脚に、それぞれ取付片
    を固着し、この取付片に設けた係止爪を、支柱の背面の
    係止孔に着脱可能に係止してなる請求項３記載のラック
    型パソコン用テーブルの連結装置。
  5. 【請求項５】 前記連結枠は、ラック型パソコン用テー
    ブルの支柱の背面上部に結合した際、人の通過が可能な
    高さと幅を有する請求項１〜４のいずれかに記載のラッ
    ク型パソコン用テーブルの連結装置。
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