JP3466606B1 - 連結貝係止具とロール状連結貝係止具 - Google Patents
連結貝係止具とロール状連結貝係止具Info
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Landscapes
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Abstract
基材に、ロープからの基材の抜けを規制する第一のロー
プ止め突起と、第二のロープ止め突起とが突設され、両
ロープ止め突起は基材の周方向反対側に突設され、基材
のうち第一、第二のロープ止め突起よりも軸方向外側に
貝の抜けを規制する貝止め突起が突設された貝係止具が
多数本連続し、それら多数本の貝係止具は隣接する二本
の貝係止具の第一のロープ止め突起と第二のロープ止め
突起同士が連結され、連結された貝係止具がロール状に
巻き取り可能とした。
Description
の他の貝の養殖に使用される貝係止具を多数本連結して
連続成型した連結貝係止具と、連結貝係止具をロール状
に巻いたロール状連結貝係止具に関するものである。
がある。これは図37のように海面近くに横向きに張っ
た横ロープAに、予め帆立貝Bを取付けた縦ロープCを
縦向きに取り付けて海中に吊す方法である。
止具Dが使用されている。貝係止具Dには図30、31
に示すようなものがある。これらは、多数本(数千本、
数万本)の貝係止具Dが可撓性のある連結紐Eで連結さ
れてロール状に巻き取り可能としたものである。図3
0、31の連結貝係止具Fの使用方法は種々あるが、そ
の一つとして、ロール状に巻かれている連結貝係止具F
を巻き方向一端から引き出して自動ピンセッターにセッ
トし、自動ピンセッターにより貝係止具Dを一本ずつ切
り離しながら縦ロープCに差込む。
貝係止具は特にこれといった課題はないが、しいて挙げ
れば次のような課題がある。
ロープ止め突起が無いため、図32のように一方(右
側)の貝止め突起Gが切れた場合、その貝止め突起Gで
係止されていた貝Bが落下するだけでなく、貝Bの重み
で貝係止具Dが図32の矢印a方向にずれて縦ロープC
から抜けることがあり、他方の貝Bも縦ロープCから落
下してしまう。また、図33(a)(b)のように縦ロ
ープCに差し込まれた貝係止具Dが位置ずれして一方の
貝Bが縦ロープCに接触し、貝Bが縦ロープCと擦れて
貝Bにストレスが発生し、貝の成長不良になる。更に
は、図34のように縦ロープCに差込まれた貝係止具D
が位置ずれして片寄り、貝係止具Dに貝を取付ける(貝
の耳に開けた孔に貝係止具Dを差し込む)ときに貝係止
具Dの中心が縦ロープCに位置するように移動(スライ
ド)させないと貝の孔に差込みにくい。しかし、一々、
前記のようにスライドさせるのは作業性が悪く、貝の係
止作業に時間がかかる。
あるが、二本のロープ止め突起Hが貝係止具Dの軸の周
方向反対側に一本ずつ突出しているため、縦ロープCが
それに差込まれた貝係止具Dの軸の周方向のうちロープ
止め突起Hが突出していない方向に片寄り易く不安定で
ある。
本ずつ分離されて自動差込機(ピンセッター)で一本ず
つ縦ロープCに差し込まれ、1本当たり0.7〜1秒程
度の高速スピードで差し込まれる。この場合、図31の
ようにロープ止め突起Hがある場合は、ロープ止め突起
Hの傾斜角度θ(図35(a)(b))が小さい方が差
込み易い。ここで、ロープ止め突起Hの先端間の間隔L
を一定とし、傾斜角度θが大きい場合のロープ止め突起
Hの根元間の間隔をmとした場合、図36(a)(b)
のように傾斜角度θが小さい方のロープ止め突起Hの根
元間の間隔Mはmよりも広くなる。Mが広いと差し込ま
れた縦ロープCとの遊び(左右へのずれ幅)が大きくな
る。即ち、縦ロープCに差込まれた貝係止具Dが位置ず
れし易くなる。貝係止具Dが位置ずれすると貝係止具D
に係止された貝が縦ロープCに接触して擦れて、貝にス
トレスが発生し、貝の成長不良の一因となる。前記のよ
うに縦ロープCの遊びが大きくなって貝係止具Dが位置
ずれし易くなると、位置ずれする貝係止具Dのロープ止
め突起Hが縦ロープCに衝突して衝撃を受け、そのくり
返しによりロープ止め突起Hが折れることがあった。ロ
ープ止め突起Hが折れて脱落すると、貝係止具Dが益々
縦ロープCに沿ってスライドし易くなり、貝が縦ロープ
Cに益々接触し易くなって貝のストレスが増大し、貝の
成長不良が著しくなる。
隣接する貝係止具のロープ止め突起同士を連結して、多
数本の貝係止具を連結してロープ状に巻くことができる
ようにしたものである。また、本発明のロール状連結貝
係止具は前記連結貝係止具をロール状に巻いたものであ
る。
貝の孔に差込み可能な細長の基材に、ロープからの基材
の抜けを規制する第一のロープ止め突起と、第二のロー
プ止め突起とが突設され、両ロープ止め突起は基材の周
方向反対側に突設され、基材のうち第一、第二のロープ
止め突起よりも軸方向外側に貝の抜けを規制する貝止め
突起が突設された貝係止具が多数本連続し、それら多数
本の貝係止具は隣接する二本の貝係止具の第一のロープ
止め突起と第二のロープ止め突起同士が連結され、連結
された貝係止具がロール状に巻き取り可能なものであ
る。
貝の孔に差込み可能な細長の基材に、ロープからの基材
の抜けを規制する第一のロープ止め突起と、第二のロー
プ止め突起とが突設され、両ロープ止め突起は基材の周
方向反対側に突設され、基材のうち第一、第二のロープ
止め突起よりも軸方向外側に貝の抜けを規制する貝止め
突起が突設された貝係止具が多数本連結され、それら多
数本の貝係止具は隣接する二本の貝係止具の第一のロー
プ止め突起と第二のロープ止め突起同士が連結片を介し
て連結され、連結片は可撓性ある薄片又はロープ止め突
起よりも小径の可撓性のある細長軸であり、連結された
貝係止具がロール状に巻き取り可能なものである。
の連結貝係止具において、第一、第二のロープ止め突起
の夫々が二本ずつ突設され、貝止め突起が二本又は四本
突設され、四本の貝止め突起は二本ずつ基材の周方向反
対側に突設することもできる。第二のロープ止め突起を
第一のロープ止め突起よりも短くすることも、第一のロ
ープ止め突起と第二のロープ止め突起とを同じ長さにす
ることもできる。第一のロープ止め突起と第二のロープ
止め突起とを共に直線状とすることもできる。第一のロ
ープ止め突起を内側に突出する弧状に湾曲させ、第二の
ロープ止め突起を直線状とすることもできる。第一のロ
ープ止め突起と第二のロープ止め突起が共に内側向きの
斜め直線状であり、両ロープ止め突起の先端部同士が外
側広がりのV時状に連結され、その連結は先端部同士が
直接又は連結片を介して連結され、連結片は可撓性のあ
る薄小片又は可撓性のある紐とすることができる。第一
のロープ止め突起と第二のロープ止め突起が共に内側に
突出する弧状に湾曲し、両ロープ止め突起の先端部同士
が内側に突出する半円弧状に連結され、その連結は先端
部同士が直接又は連結片を介して連結され、連結片は可
撓性のある薄片又は可撓性のある紐とすることができ
る。
具において、隣接する基材が第一、第二のロープ止め突
起間において可撓性連結材によって連結され、可撓性連
結材を可撓性のある薄片又は可撓性のある紐又は可撓性
のあるテープ状片とすることもできる。隣接する基材
が、第一のロープ止め突起と貝止め突起との間、第二の
ロープ止め突起と貝止め突起との間で可撓性連結材によ
って連結され、可撓性連結材は可撓性のある薄片又は可
撓性のある紐又は可撓性のあるテープ状片とすることも
できる。隣接する基材を第一、第二のロープ止め突起と
貝止め突起との間で可撓性連結材によっても連結し、可
撓性連結材を可撓性のある薄片又は可撓性のある紐又は
可撓性のあるテープ状片とすることもできる。隣接する
基材を基材の両端において可撓性連結材によって連結
し、可撓性連結材を可撓性のある薄片又は可撓性のある
紐又は可撓性のあるテープ状片とすることもできる。貝
止め突起を基材の両端寄りに一本ずつ形成し、両貝止め
突起を基材の外周の同じ方向又は反対方向又は異なる方
向に突設することもできる。貝止め突起を基材の両端寄
りに二本ずつ形成し、両貝止め突起を基材の外周の反対
方向に突設することもできる。
結貝係止具をロール状に巻いたものである。この場合、
連結貝係止具をシートをあてがってロール状に巻いて、
巻かれた連結貝係止具間にシートを介在させたものであ
る。連結貝係止具を巻胴と鍔を備えたボビンにロール状
に巻くこともできる。
て説明する。図1の連結貝係止具は樹脂成型品であり、
多数本の同じ形状の貝係止具1が同じ向きに揃えて連結
されて、多数本の貝係止具1が連続的に連結されて成型
されている。連結する貝係止具1の数は任意に選択する
ことができるが、例えば、数千〜数万本とすることがで
きる。
孔に差込み可能な基材2(細長軸)のほぼ中央部に、第
一のロープ止め突起3と第二のロープ止め突起4とが突
設されている。両ロープ止め突起3、4は縦ロープに差
込んだ貝係止具1が縦ロープから抜けるのを規制(阻
止)するためのものである。第一のロープ止め突起3と
第二のロープ止め突起4とは基材2の周方向反対側に突
設されており、第一のロープ止め突起3が第二のロープ
止め突起4よりも長く形成されている。両突起は共に直
線状である。第一のロープ止め突起3は基材2の周の同
方向に二本突設され、互いに内向き斜めに突設されてハ
字状になっている。第二のロープ止め突起4は直線状で
あり、基材2の下方に突設されている。第二のロープ止
め突起4の長さは任意に決定することができるが、例え
ば、0.4〜0.5mm程度とすることもできる。場合
によっては第一のロープ止め突起3と第二のロープ止め
突起4を同じ長さとしたり、第一のロープ止め突起3と
第二のロープ止め突起4の長さを図1の逆にしたりする
こともできる。図1のロープ止め突起3、4は基材2の
長手方向中央部の外径よりもやや細い丸棒状であるが、
それ以外の形状、例えば、三角や四角の棒状とか、楕円
形の棒状等であってもよく、又、太さもそれ以外であっ
ても良い。隣り合う(隣接する)二本の貝係止具1は一
方の貝係止具1の第一のロープ止め突起3と他方の貝係
止具1の第二のロープ止め突起4の先端同士が連結さ
れ、この繰り返しにより多数本(数千〜数万本)の貝係
止具1が連続的に連結するように成型されている。
も軸方向外側(先端寄り)には貝の抜けを規制する貝止
め突起5が突設されている。貝止め突起5は第一のロー
プ止め突起3側に向けて突設されている。貝止め突起5
は薄板状に形成されている。基材2のうち貝止め突起4
と対向する箇所には、図1、図2のように基材2の外周
面よりも一段低い倒伏部20を形成して、貝止め突起5
をその根元から基材2側に押し倒すと、貝止め突起4が
貝止め倒伏部20内に伏して倒れるようにしてある。こ
れにより、貝係止具1をその軸方向一端から縦ロープに
差し込むと、貝止め突起5が押し倒されて倒伏部20内
に倒れて、貝止め突起5が縦ロープ内を貫通し易くな
る。倒れた貝止め突起5は縦ロープ内を貫通し終えると
自己の弾性と復元力で自動的に起立して、倒れる前の元
の状態に復帰する弾性を備えている。また、貝止め突起
5は貝係止具1をその軸方向一端から貝の耳に開けられ
ている孔に差し込むときも、押し倒されて倒伏部20内
に倒れて孔を貫通し、倒れた貝止め突起5は孔を貫通し
終えると自己の弾性と復元力で自動的に起立して、倒れ
る前の元の状態に復帰する弾性を備えている。貝止め突
起5は薄板状ではなく倒伏復帰可能な弾性の丸棒状とか
その他の形状とすることもできる。基材2のうち貝止め
突起5の先には差し込み端部6が先細りに形成されてい
る。
させて、貝止め突起5に係止された貝が抜けにくくなる
ようにすると共に、貝止め突起5に貝の荷重が加わって
もその荷重は貝止め突起5の根元まで伝わりにくくなる
ようにしてある。また、図2(a)(b)のように、貝
止め突起4の根元21を円弧状に湾曲させて、貝の荷重
が外側に向けて貝止め突起5に加わっても根元21が裂
けないようにしてある。
一本ずつ分離して使用される。この場合、連結されてい
る両ロープ止め突起3、4の連結部分(先端部)22を
切断して、第一のロープ止め突起3と第二のロープ止め
突起4とが、個々の貝係止具1の基材2の周方向反対側
に形成されるようにする。連結されている第一のロープ
止め突起3と第二のロープ止め突起4との切断箇所22
は任意の箇所とすることができる。第二のロープ止め突
起4は長過ぎるとロープに差込みにくくなるので、長さ
0.4〜0.5mm程度とすると差込み易くなる。ま
た、その程度の長さでもロープのズレ(横移動)を抑制
することができる。このため、連結されている第一のロ
ープ止め突起3と第二のロープ止め突起4を、第二のロ
ープ止め突起4の長さが0.4〜0.5mm程度となる
位置で切断するのが望ましい。また、基材2の直径が
1.5mmのとき、第一、第二のロープ止め突起3、4
の直径は0.5〜0.6mm程度が望ましい。この実施
形態の連結貝係止具は個々の貝係止具が可撓性を備える
ように連結されて、図28(a)(b)のようにロール
状に巻き取ることができるようにしてある。
説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図1の連結
貝係止具と同じであり、異なるのは、貝係止具1の2本
の第一ロープ止め突起3を内側に突出するように湾曲さ
せたことである。
(b)に基づいて説明する。この連結貝係止具の基本的
構造は図1(a)の連結貝係止具と同じであり、異なる
のは、貝係止具1の2本の第一のロープ止め突起3と2
本の第二のロープ止め突起4の先端部同士を連結片7を
介して連結したものである。連結片7は可撓性ある薄片
である。薄片は第一のロープ止め突起3、第二のロープ
止め突起4と同じ材料で一体に成型されている。その厚
さは0.3〜0.4mm程度、幅1mm程度、長さ1m
m程度が適する。第一、第二のロープ止め突起3、4の
長さ、直径、基材2の長さ直径等は前記実施形態のもの
と同じである。連結片7はロープ止め突起よりも小径の
可撓性のある細い軸(ピン)とすることもできる。薄片
としたり、小径の細い軸(ピン)とすることにより、貝
係止具を一本ずつ分離するときに、それら箇所を容易に
切断することができる。また、それら薄片や細い軸を可
撓性のあるものとすることにより、連結貝係止具画それ
らの箇所から曲がり易くなり、ロール状に巻き易くな
る。
(b)に基づいて説明する。この連結貝係止具の基本的
構造は図3の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、
貝係止具1の2本の第一ロープ止め突起3を内側に突出
させて弧状にしたことである。
(b)に基づいて説明する。この連結貝係止具の基本的
構造は図3の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、
隣接する基材2を、二本ずつある第一、第二のロープ止
め突起3、4間において可撓性連結材8によって連結
し、可撓性連結材8を可撓性のある紐としたことであ
る。紐の直径は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性
連結材8は可撓性のある紐薄片又は可撓性のあるテープ
状片とすることもできる。この場合の可撓性連結材8の
肉厚は0.3〜0.4mm程度、幅は4〜5mm前後と
するのが良い。このようにすると可撓性連結材8が曲が
り易くなり、連結貝係止具をロール状に巻き易くなり、
切断もし易くなる。
にセットして、連結貝係止具を引っ張りながら一本ずつ
切断する。この引張りにより連結されている貝係止具1
が撓んで変形することがある。変形すると一本ずつ所定
位置で切断できなくなるとか、切断されても切断箇所の
下方に待機している受け具に入らなくなるが、前記連結
貝8を設けることにより貝係止具1が撓みにくくなり、
変形せず、切断されたものが所定位置に落下して受け具
内に確実に落下する。
(b)に基づいて説明する。この連結貝係止具の基本的
構造は図5の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、
隣接する基材2を、二本ずつある第一、第二のロープ止
め突起3、4の外側において可撓性連結材8によって連
結し、可撓性連結材8を可撓性のある紐としたことであ
る。紐の直径は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性
連結材は可撓性のある紐薄片又は可撓性のあるテープ状
片とすることもできる。この場合の可撓性連結材8の肉
厚は0.3〜0.4mm程度、幅は1〜2mm程度とす
るのが良い。このようにすると連結貝係止具をロール状
に巻き易くなる。連結貝係止具は切断するときに自動切
断機にセットして、連結貝係止具8を引っ張りながら一
本ずつ切断する。この引張りにより連結されている貝係
止具1が撓んで変形することがある。変形すると一本ず
つ所定位置で切断できなくなるとか、切断されても切断
箇所の下方に待機している受け具に入らなくなるが、前
記連結貝係止具を設けることにより貝係止具1が撓みに
くくなり、変形せず、切断されたものが所定位置に落下
して受け具内に確実に落下する。
説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図4の連結
貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基材2の
軸方法両端を可撓性連結材8によって連結し、可撓性連
結材8を可撓性のある紐としたことである。この紐も直
径0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材8は可
撓性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とすること
もできる。この場合の可撓性連結材8の肉厚も0.3〜
1mm程度、幅は1〜3mm程度とするのが良い。この
ようにすると連結貝係止具をロール状に巻き易くなる。
連結貝係止具は切断するときに自動切断機にセットし
て、連結貝係止具を引っ張りながら一本ずつ切断する。
この引張りにより連結されている貝係止具1が撓んで変
形することがある。変形すると一本ずつ所定位置で切断
できなくなるとか、切断されても切断箇所の下方に待機
している受け具に入らなくなるが、前記可撓性連結材7
を設けることにより貝係止具1が撓みにくくなり、変形
せず、切断されたものが所定位置に落下して受け具内に
確実に落下する。
(c)に基づいて説明する。図9の連結貝係止具は基本
的には図1の連結貝係止具と同じであり、異なるのは基
材2のほぼ中央部に形成されている第一のロープ止め突
起3と第二のロープ止め突起4の形状である。図9では
第一のロープ止め突起3を第二のロープ止め突起4より
も長くし、両者を基材2の周方向反対方向に突設し、隣
接する貝係止具1の第一のロープ止め突起3と第二のロ
ープ止め突起4の先端同士をV字状に連結したことであ
る。
二のロープ止め突起4を根元から先端に向けて細くし、
その先端部同士をV字状に連結したものである。このよ
うにすると細い連結部を容易に切断することができる。
また、細い連結部が可撓性に富み、連結貝係止具がロー
ル状に巻き易くなる。
二のロープ止め突起4を、薄小片10を介して連結した
ものである。薄小片10の肉厚は0.3〜0.4mm程
度にするとその部分が切断し易くなり、その部分から曲
がり易くなり、連結貝係止具がロール状に巻き易くな
る。
て説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図9の連
結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基材2
を、二本ずつある第一、第二のロープ止め突起3、4間
において可撓性連結材8によっても連結し、可撓性連結
材8を可撓性のある紐としたことである。紐の直径は
0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材8は可撓
性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とすることも
できる。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.3〜0.
4mm程度、幅3〜5mm程度とするのが良い。このよ
うにすると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結貝係
止具をロール状に巻き易くなり、切断もし易くなる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図9の
連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基材
2を、二本ずつある第一、第二のロープ止め突起3、4
の内側において可撓性連結材8によって連結すると共に
可撓性連結材8を夫々のロープ止め突起3、4と一体に
連結し、可撓性連結材8を可撓性のある紐としたことで
ある。この紐の直径も0.3〜0.4mm程度が良い。
可撓性連結材8は可撓性のある薄片又は可撓性のあるテ
ープ状片とすることもできる。この場合の可撓性連結材
8は肉厚0.3〜0.4mm程度、幅1〜2mm程度と
するのが良い。このようにすると可撓性連結材8が曲が
り易くなり、連結貝係止具をロール状に巻き易くなり、
切断もし易くなる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図9の
連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基材
2を、二本ずつある第一、第二のロープ止め突起3、4
の外側において可撓性連結材8によって連結し、可撓性
連結材8を可撓性のある紐としたことである。紐の直径
は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材8は可
撓性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とすること
もできる。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.3〜
0.4mm程度、幅1〜2mm程度とするのが良い。こ
のようにすると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結
貝係止具をロール状に巻き易くなり、切断もし易くな
る。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図9の
連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基材
2の軸方向両端部を可撓性連結材8によって連結し、可
撓性連結材8を可撓性のある紐としたことである。紐の
直径は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材8
は可撓性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とする
こともできる。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.3
〜1mm程度、幅1〜2mm程度とするのが良い。この
ようにすると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結貝
係止具をロール状に巻き易くなり、切断もし易くなる。
可撓性連結材8は基材2と一体に成型されている。
(a)〜(c)に基づいて説明する。図14の連結貝係
止具は基本的には図1の連結貝係止具と同じであり、異
なるのは基材2のほぼ中央部に形成されている第一のロ
ープ止め突起3と第二のロープ止め突起4の形状であ
る。第一のロープ止め突起3と第二のロープ止め突起4
を同じ長さにし、しかも両者を基材2の周方向反対方向
に突設して、隣接する貝係止具1の第一のロープ止め突
起3と第二のロープ止め突起4の先端同士をV字状に連
結したことである。
起3、第二のロープ止め突起4は根元から先端に向けて
細くし、その先端部同士をV字状に連結することもでき
る。このようにすると細い連結部を容易に切断すること
ができる。また、細い連結部が可撓性に富み、連結貝係
止具がロール状に巻き易くなる。
起3と第二のロープ止め突起4は、その先端部同士を薄
片11を介して連結することもできる。薄片11の肉厚
は0.3〜0.4mm程度にするとその部分が切断し易
くなり、その部分から曲がり易くなり、連結貝係止具が
ロール状に巻き易くなる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図14
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2を、二本ずつある第一、第二のロープ止め突起3、
4の間において可撓性連結材8によって連結し、可撓性
連結材8を可撓性のある紐としたことである。紐の直径
は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材8は可
撓性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とすること
もできる。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.3〜
0.4mm程度、幅3〜5mm程度とするのが良い。こ
のようにすると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結
貝係止具をロール状に巻き易くなり、切断もし易くな
る。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図14
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2を、二本ずつある第一、第二のロープ止め突起3、
4の外側において可撓性連結材8によって連結すると共
に可撓性連結材8を夫々のロープ止め突起3、4と一体
に連結し、可撓性連結材8を可撓性のある紐としたこと
である。この紐の直径も0.3〜0.4mm程度が良
い。可撓性連結材8は可撓性のある薄片又は可撓性のあ
るテープ状片とすることもできる。この場合の可撓性連
結材8は肉厚0.3〜0.4mm程度、幅1〜2mm程
度とするのが良い。このようにすると可撓性連結材8が
曲がり易くなり、連結貝係止具をロール状に巻き易くな
り、切断もし易くなる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図14
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2の軸方向両端部を可撓性連結材8によって連結し、
可撓性連結材8を可撓性のある紐としたことである。紐
の直径は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材
8は可撓性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とす
ることもできる。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.
3〜1mm程度、幅1〜2mm程度とするのが良い。こ
のようにすると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結
貝係止具をロール状に巻き易くなり、切断もし易くな
る。可撓性連結材8は基材2と一体に成型されている。
づいて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図1
4の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する
基材2を、二本ずつある第一、第二のロープ止め突起
3、4の連結部12を可撓性連結材8によって連結する
と共に可撓性連結材8を夫々のロープ止め突起3、4と
一体に連結し、可撓性連結材7を可撓性のある紐とした
ことである。この紐の直径も0.3〜0.4mm程度が
良い。可撓性連結材8は可撓性のある薄片又は可撓性の
あるテープ状片とすることもできる。この場合の可撓性
連結材8は肉厚0.3〜0.4mm程度、幅1〜2mm
程度とするのが良い。このようにすると可撓性連結材7
が曲がり易くなり、連結貝係止具をロール状に巻き易く
なり、切断もし易くなる。
(a)〜(c)に基づいて説明する。図19の連結貝係
止具は基本的には図1の連結貝係止具と同じであり、異
なるのは基材2のほぼ中央部に形成されている第一のロ
ープ止め突起3と第二のロープ止め突起4の形状であ
る。第一のロープ止め突起3と第二のロープ止め突起4
を内側に突出する弧状に湾曲させ、両ロープ止め突起
3、4を基材2の周方向反対方向に突設して、隣接する
貝係止具1の第一のロープ止め突起3と第二のロープ止
め突起4の先端同士をほぼ半円状に連結したことであ
る。
ロープ止め突起4は根元から先端に向けて細くし、その
先端部同士をほぼ半円状に連結することもできる。この
ようにすると細い連結部を容易に切断することができ
る。また、細い連結部が可撓性に富み、連結貝係止具が
ロール状に巻き易くなる。
め突起4は図19(b)(c)のように、薄片15を介
して連結することもできる。薄片15の肉厚は0.3〜
0.4mm程度、長さは1mm程度とするとその部分が
切断し易くなり、その部分から曲がり易くなり、連結貝
係止具がロール状に巻き易くなる。薄片15の位置は図
19(b)のように半円形の上方寄りとしたり、図19
(c)のようにほぼ半円形のほぼ中間部としたりするこ
とができる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図19
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2を、ほぼ半円状の第一、第二のロープ止め突起3、
4の間において可撓性連結材8によって連結し、可撓性
連結材8を可撓性のある紐としたことである。紐の直径
は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材8は可
撓性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とすること
もできる。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.3〜
0.4mm程度、幅3〜5mm程度とするのが良い。こ
のようにすると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結
貝係止具をロール状に巻き易くなり、切断もし易くな
る。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図19
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2を、ほぼ半円状の第一、第二のロープ止め突起3、
4の外側において可撓性連結材8によって連結すると共
に可撓性連結材8を夫々のロープ止め突起3、4と一体
に連結し、可撓性連結材8を可撓性のある紐としたこと
である。この紐の直径も0.3〜0.4mm程度が良
い。可撓性連結材8は可撓性のある薄片又は可撓性のあ
るテープ状片とすることもできる。この場合の可撓性連
結材8は肉厚0.3〜0.4mm程度、幅1〜2mm程
度とするのが良い。このようにすると可撓性連結材8が
曲がり易くなり、連結貝係止具をロール状に巻き易くな
り、切断もし易くなる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図14
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2の軸方向両端部を可撓性連結材8によって連結し、
可撓性連結材8を可撓性のある紐としたことである。紐
の直径は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材
8は可撓性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とす
ることもできる。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.
3〜1mm程度、幅1〜2mm程度とするのが良い。こ
のようにすると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結
貝係止具をロール状に巻き易くなり、切断もし易くな
る。可撓性連結材8は基材2と一体に成型されている。
(a)に基づいて説明する。その連結貝係止具は基本的
には図1の連結貝係止具と同じであり、異なるのは基材
2のほぼ中央部に形成されている第一のロープ止め突起
3と第二のロープ止め突起4の形状である。第一のロー
プ止め突起3は外側に突出する円弧状に湾曲し、第二の
ロープ止め突起4を内側向きの直線状とし、両ロープ止
め突起3、4を基材2の周方向反対方向に突設して、隣
接する貝係止具1の第一のロープ止め突起3と第二のロ
ープ止め突起4の先端同士を連結したことである。
ロープ止め突起4は図23(b)のように根元から先端
に向けて細くし、その先端部同士を連結することもでき
る。このようにすると細い連結部を容易に切断すること
ができる。また、細い連結部が可撓性に富み、連結貝係
止具がロール状に巻き易くなる。
ロープ止め突起4は、図23(c)のように、薄片16
を介して連結することもできる。薄片16の肉厚は0.
3〜0.4mm程度、長さは1mm程度とするとその部
分が切断し易くなり、その部分から曲がり易くなり、連
結貝係止具がロール状に巻き易くなる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図23
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2を第一、第二のロープ止め突起3、4の間において
可撓性連結材8によって連結し、可撓性連結材8を可撓
性のある紐としたことである。紐の直径は0.3〜0.
4mm程度が良い。可撓性連結材8は可撓性のある薄片
又は可撓性のあるテープ状片とすることもできる。この
場合の可撓性連結材8は肉厚0.3〜0.4mm程度、
幅3〜5mm程度とするのが良い。このようにすると可
撓性連結材8が曲がり易くなり、連結貝係止具をロール
状に巻き易くなり、切断もし易くなる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図23
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2を第一、第二のロープ止め突起3、4の外側におい
て可撓性連結材8によって連結し、可撓性連結材8を可
撓性のある紐としたことである。この紐の直径も0.3
〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材8は可撓性のあ
る薄片又は可撓性のあるテープ状片とすることもでき
る。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.3〜0.4m
m程度、幅1〜2mm程度とするのが良い。このように
すると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結貝係止具
をロール状に巻き易くなり、切断もし易くなる。
いて説明する。この連結貝係止具の基本的構造は図23
の連結貝係止具と同じであり、異なるのは、隣接する基
材2の軸方向両端部を可撓性連結材8によって連結し、
可撓性連結材8を可撓性のある紐としたことである。紐
の直径は0.3〜0.4mm程度が良い。可撓性連結材
8は可撓性のある薄片又は可撓性のあるテープ状片とす
ることもできる。この場合の可撓性連結材8は肉厚0.
3〜1mm程度、幅1〜2mm程度とするのが良い。こ
のようにすると可撓性連結材8が曲がり易くなり、連結
貝係止具をロール状に巻き易くなり、切断もし易くな
る。可撓性連結材8は基材2と一体に成型されている。
一方(ロープ止め突起と同方向)にしか突設されていな
いが、前記いずれの実施形態も、図28のように貝止め
突起5を基材2の周方反対側両方向に(第一のロープ止
め突起3と反対方向にも)突設することができる。図2
7では可撓性連結材8をテープ状の薄片としてある。こ
の可撓性連結材8は幅4〜6mm前後にすると横方向に
捩れず安定する。
連結貝係止具を図28のようにロール状に巻き取ったも
のである。この場合、連結貝係止具に帯状のシート(シ
ートより薄いフィルムを含む)18を添わせてロール状
に巻いて、連結貝係止具の間にシート18を介在させて
ある。シート18には障子紙のような帯状の紙とか、コ
ピー用紙のような質、厚さの紙を帯状に長くしたものと
か、帯状に長くした樹脂製のシート等を使用することが
できるが、使用後の廃棄処分のし易さの面から、紙を使
用するのが好ましい。シート18は、幅、長さ、共に連
結貝係止具と同程度のものが好ましいが、それより短い
ものを足しながら使用することもできる。本発明のロー
ル状貝係止具はシート18を介在させずに巻くことも出
来る。
のように巻胴25の両端に鍔26を設けたボビン23の
巻胴25にロール状に巻くこともできる。ボビン23は
肉厚の紙製、樹脂製、木製等とすることができる。紙製
の場合は使い捨てに適し、樹脂製、木製等の場合は再使
用するのに適する。ボビン23に巻く連結貝係止具27
の間にはシート18を介在させても、介在させなくとも
よい。
るが、一例としてはロール状に巻いた帯状貝係止具をほ
どいてその一端を自動ピンセッターにセットし、自動ピ
ンセッターにより自動的に貝係止具1を一本ずつ切り離
して、図29のように、縦ロープ(例えば、プラスチッ
ク製の紐を編んだロープ)Cに差込み、ロープ止め突起
3でロープCから抜けないようにする。その貝係止具1
の端部を帆立貝Bの耳に開けてある通孔に差込んで、貝
止め突起5をその通孔を貫通させ、帆立貝Bの耳を貝止
め突起5によって係止する。貝係止具1の長手方向他端
を同様に帆立貝Bの通孔に差込んで、貝止め突起5に帆
立貝Bの耳を係止する。
貝係止具は、多数本の貝係止具をロープ止め突起同士で
連結したので次のような効果がある。 1.第一のロープ止め突起と第二のロープ止め突起とが
基材の周方向反対側に突設されているので、ロープに差
し込まれた貝連結具が位置ずれしにくく安定する。ロー
プが第二のロープ止め突起でも位置ずれが防止されるた
め、ロープ止め突起が衝撃で欠損することが無く、養殖
中の貝の脱落も無い。2 .薄肉片で連結したので、貝係止具の分離が容易にな
り、ロール状に巻き易くもなる。3 .多数本の貝係止具が同じ向きにして連結されている
ため、一本ずつ分離してロープに差込む場合に貝係止具
の方向が揃い、ロープへの差込み、貝への差込などの作
業がし易くなる。4 .数十m以上(極言すれば限りなく)長く連続成型さ
れた帯状貝係止具をロール状に巻いてあるため、保管や
運搬に便利である。また、ピンセッターなどの自動機器
にセットして一本ずつ分離してロープに差込む作業を連
続して行うことができ、それらの作業能率が向上する。5 .隣接する基材が可撓性連結材で連結されているの
で、ピンセターにセットして一本ずつ切断するときに、
連結貝係止具を引いてピンセターに引き込んでも連結貝
係止具が変形せず、一本ずつ確実に切断して分離でき、
分離された貝係止具が確実に受け治具に落下、収容さ
れ、ロープへの差込が確実になる。
具は、保管や運搬の仕方によっては、貝係止具のロープ
止め突起同士が絡まったり、貝止め突起同士が絡まった
り、基材の端部が曲がったりして、引き出しにくいと
か、一本ずつ分離しにくくなることがあるが、貝係止具
の間に保護シートを介在させて連結貝係止具を巻いたの
で、次のような効果もある。 1.保護シートがあるためきつく巻いてロールを硬くす
ることができ、ロール状に巻いた連結貝係止具を基材の
端部が上下になるように立てて保管したり、運送したり
することができるため、連結貝係止具の扱いが容易にな
る。 2.連結されている多数の貝係止具同士が絡まり合うこ
とがなく、連結貝係止具の巻き戻し(引き出し)がスム
ースになり、自動ピンセッターなどへのセットが容易に
なり、使い易くなる。 3.シートを介在させてあるため、ロール状に巻いた連
結貝係止具を基材の端部を上下にして立てておいても、
基材の端部が曲がらない。このため、自動ピンセッター
での処理が円滑に行われる。 4.シートを紙にすれば、廃棄処分が容易になる。 5.連結貝係止具をボビンにロール状に巻いてあるた
め、ロール状貝係止具の扱いがより一層容易になる。
面図、(b)は(a)の連結貝係止具から分離した貝係
止具の説明図。
一例を示す斜視図、(b)は(a)の部分拡大図。
面図、(b)は(a)の連結貝係止具から分離した貝係
止具の説明図。
面図、(b)は(a)の連結貝係止具から分離した貝係
止具の説明図、(c)は(a)の側面図。
面図、(b)は(a)の連結貝係止具から分離した貝係
止具の説明図、(c)は(a)の側面図。
面図、(b)は側面図。
面図、(b)は側面図。
面図、(b)は側面図。
す平面図、(b)、(c)は(a)の変形説明図。
同士を連結した実施形態の説明図。
面図、(b)、(c)は(a)の変形説明図。
平面図、(b)、(c)は(a)の変形説明図。
平面図、(b)、(c)は(a)の変形説明図。
面図、(b)は(a)の矢視部の側面図。
例を示す平面図、(b)は本発明のロール状連結貝係止
具の他例を示す平面図。
使用説明図。
る使用説明図。
正面図。
角度θ、Θが異なる例の説明図
角度θ、Θが異なる場合のロープの位置ずれ説明図。
Claims (17)
- 【請求項1】ロープ及び貝の孔に差込み可能な細長の基
材(2)に、ロープからの基材(2)の抜けを規制する
第一のロープ止め突起(3)と、第二のロープ止め突起
(4)とが突設され、両ロープ止め突起(3、4)は基
材(2)の周方向反対側に突設され、基材(2)のうち
第一、第二のロープ止め突起(3、4)よりも軸方向外
側に貝の抜けを規制する貝止め突起(5)が突設された
貝係止具(1)が多数本連結され、それら多数本の貝係
止具(1)は隣接する二本の貝係止具(1)の第一のロ
ープ止め突起(3)と第二のロープ止め突起(4)同士
が連結され、連結された貝係止具(1)がロール状に巻
き取り可能であることを特徴とする連結貝係止具。 - 【請求項2】ロープ及び貝の孔に差込み可能な細長の基
材(2)に、ロープからの基材(2)の抜けを規制する
第一のロープ止め突起(3)と第二のロープ止め突起
(4)とが突設され、両ロープ止め突起(3、4)は基
材(2)の周方向反対側に突設され、基材(2)のうち
第一、第二のロープ止め突起(3、4)よりも軸方向外
側に貝の抜けを規制する貝止め突起(5)が突設された
貝係止具(1)が多数本連続し、それら多数本の貝係止
具(1)は隣接する二本の貝係止具(1)の第一のロー
プ止め突起(3)と第二のロープ止め突起(4)が連結
片(7)を介して連結され、連結片(7)は可撓性ある
薄片又はロープ止め突起(3)よりも小径の可撓性のあ
る細長軸であり、連結された貝係止具(1)がロール状
に巻き取り可能であることを特徴とする連結貝係止具。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の連結貝係止具
において、第一、第二のロープ止め突起(3、4)の夫
々が二本ずつ突設され、貝止め突起(5)が二本又は四
本突設され、四本の貝止め突起(5)は二本ずつ基材
(2)の周方向反対側に突設されたことを特徴とする連
結貝係止具。 - 【請求項4】請求項1又は請求項2記載の連結貝係止具
において、第二のロープ止め突起(4)が第一のロープ
止め突起(3)よりも短いことを特徴とする連結貝係止
具。 - 【請求項5】請求項1又は請求項2記載の連結貝係止具
において、第一のロープ止め突起(3)と第二のロープ
止め突起(4)とが同じ長さ、又は異なる長さであるこ
とを特徴とする連結貝係止具。 - 【請求項6】請求項1又は請求項2記載の連結貝係止具
において、第一のロープ止め突起(3)が内側に突出す
る弧状に湾曲し、第二のロープ止め突起(4)が直線状
であることを特徴とする連結貝係止具。 - 【請求項7】請求項1又は請求項2記載の連結貝係止具
において、第一のロープ止め突起(3)と第二のロープ
止め突起(4)が共に内側向きの斜め直線状であり、両
ロープ止め突起(3、4)の先端部同士が外側広がりの
V時状に連結され、その連結は先端部同士が直接又は連
結片(7)を介して連結され、連結片(7)は可撓性の
ある薄小片又は可撓性のある紐であることを特徴とする
連結貝係止具。 - 【請求項8】請求項1又は請求項2記載の連結貝係止具
において、第一のロープ止め突起(3)と第二のロープ
止め突起(4)が共に内側に突出する弧状に湾曲し、両
ロープ止め突起(3、4)の先端部同士が内側に突出す
る半円弧状に連結され、その連結は先端部同士が直接又
は連結片(7)を介して連結され、連結片(7)は可撓
性のある薄片又は可撓性のある紐であることを特徴とす
る連結貝係止具。 - 【請求項9】請求項1乃至請求項8記載の連結貝係止具
において、隣接する基材(2)が、第一、第二のロープ
止め突起(3、4)間において可撓性連結材(8)によ
って連結され、可撓性連結材(8)は可撓性のある薄片
又は可撓性のある紐又は可撓性のあるテープ状片である
ことを特徴とする連結貝係止具。 - 【請求項10】請求項1乃至請求項8記載の連結貝係止
具において、隣接する基材(2)の第一、第二のロープ
止め突起(3、4)の内側が可撓性連結材(8)によっ
て一体に連結され、可撓性連結材(8)は可撓性のある
薄片又は可撓性のある紐又は可撓性のあるテープ状片で
あることを特徴とする連結貝係止具。 - 【請求項11】請求項1乃至請求項8記載の連結貝係止
具において、隣接する基材(2)が、第一のロープ止め
突起(3)と貝止め突起(5)との間、第二のロープ止
め突起(4)と貝止め突起(5)との間で可撓性連結材
(8)によって連結され、可撓性連結材(8)は可撓性
のある薄片又は可撓性のある紐又は可撓性のあるテープ
状片であることを特徴とする連結貝係止具。 - 【請求項12】請求項1乃至請求項8記載の連結貝係止
具において、隣接する基材(2)が、基材(2)の両端
において可撓性連結材(8)によって連結され、可撓性
連結材(8)は可撓性のある薄片又は可撓性のある紐又
は可撓性のあるテープ状片であることを特徴とする連結
貝係止具。 - 【請求項13】請求項1乃至請求項12記載の連結貝係
止具において、貝止め突起(5)が基材(2)の両端寄
りに一本ずつ形成され、両貝止め突起(5)が基材
(2)の外周の同じ方向又は反対方向又は異なる方向に
突設されたことを特徴とする連結貝係止具。 - 【請求項14】請求項1乃至請求項12記載の連結貝係
止具において、貝止め突起(5)が基材(2)の両端寄
りに二本ずつ形成され、両貝止め突起(5)は基材
(2)の外周の反対方向に突設されたことを特徴とする
連結貝係止具。 - 【請求項15】請求項1乃至請求項14のいずれかに記
載の連結貝係止具がロール状に巻かれたことを特徴とす
るロール状連結貝係止具。 - 【請求項16】請求項1乃至請求項14のいずれかに記
載の連結貝係止具が、シート(9)をあてがってロール
状に巻かれ、巻かれた連結貝係止具間にシート(18)
が介在されたことを特徴とするロール状連結貝係止具。 - 【請求項17】請求項15又は請求項16記載のロール
状連結貝係止具において、連結貝係止材(8)が巻胴
(25)と鍔(26)を備えたボビン(23)にロール
状に巻かれたことを特徴とするロール状連結貝係止具。
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