JP3466186B2 - トルク伝達カテーテル用の重合体配合物 - Google Patents

トルク伝達カテーテル用の重合体配合物

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    • A61L29/00Materials for catheters, medical tubing, cannulae, or endoscopes or for coating catheters
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 産業上の利用分野 本発明は、一般的には、カテーテル本体用の小径管体
中で使用される熱可塑性重合体に関する。本発明は、よ
り詳しくは組織開孔を避けるのに充分なコンプライアン
スを有しながら蛇行性本体通路を介しての操作性を容易
にするため改良されたトルク伝達特性を有するカテーテ
ル本体の形成に有用な重合体配合物に関する。
関連技術の説明 熱可塑性重合体、共重合体、および重合体配合物は広
範囲の長期間および短期間移植装置を含む医学装置の製
造に広く使用されている。医学装置に使用される多くの
重合体および重合体配合物は、それらの生体内用途に特
に適合させるための特殊な物理的および化学的性質を有
する。好ましい化学的、物理的および熱機械的性質は、
特定の機能、組織の種類、医学装置と接触する細胞また
は流体、並びに許容可能なまたは望ましい製造工程に依
存している。医学装置用の重合体を選択する際の主要検
討課題には、重合体の化学的安定性、特に加水分解安定
性、重合体の毒性、並びに組織または血液と重合体との
間の相互作用の大きさなどがある。さらに、重合体また
は重合体配合物は強度、コンプライアンス、剛性、トル
クおよび反発性質を含む全ての物理的要求にも合致しな
ければならない。また、それは安定した製造および組み
立て工程と適合性があり且つそれに寄与しなければなら
ない。
カテーテルは種々の生体内用途に使用される医学装置
の特に重要な種類を代表するものである。一般的にカテ
ーテル本体は1種の重合体から形成されているが、カテ
ーテルの物理的および化学的条件に合致させる装置を供
するために1類以上の重合体をカテーテル本体に使用す
ることもできる。種々の方法で広く使用されている一種
類のカテーテルは身体内の蛇行流体通路を経てあらかじ
め選択された部位に案内されるように外形上設計されて
いる。一旦適所に案内されると、カテーテルおよびそれ
の部品を使用して、例えば心臓出力監視、肺動脈血圧監
視および血液の化学的分析のような種々の監視機能を補
助する。カテーテルは数日間にわたり身体内部に保有さ
れることが多くが、液体および薬品はそれの管腔を通り
流体経路中に灌流されている。
カテーテルを定位置で安全に案内するためには、カテ
ーテル本体を製造するために使用される材料は充分な反
発力を有するものとし且つ開孔またはその他の器官内皮
組織への損傷を避けるために曲げ剛性は充分低いもので
なければならない。すなわち、該材料が器官壁と偶発的
に衝突した場合に、カテーテルが器官壁を傷つけること
なく離脱させるのに充分な機械的性質を組み合わせて有
するものでなければならない。
同時に、構成材はカテーテルの移動性を確実にする良
好なトルク伝達特性を有するものとする。
カテーテルが下位大静脈を介して心臓内に導入される
時には、トルク伝達性が特に重要である。右心臓内に導
入される時には、カテーテル末端は最初に一方向に曲が
って三尖弁の中を通りそして次に急角度で曲がって右心
室を横切りそして肺動脈に入る。この工程中に、カテー
テルの末端を選択された部位に達するように操作するた
めにカテーテルの末端にはしばしば一定のトルクがかか
る。
末端部に一定のトルクがかけられた時には、ある種の
材料から製造されたカテーテルの末端は一点で突出しそ
して次に他の位置に急に「さっと動く」ようである。こ
の「さっと動く」動作が重大な組織損傷または損傷開孔
を引き起こす可能性がある。従って、最適なカテーテル
材料は充分な操作性を供するように設計しながらしかも
有害な「さっと動く」可能性を減少させなければならな
い。
カテーテルトルク伝達性は周囲温度および体温の両者
において保たれていなければならず、その理由は挿入工
程中にカテーテルの大部分は体外にありそして室温のま
まであるからである。同時に、カテーテルの末端は体温
になっておりそしてトルク高められた温度において実質
的に減少するならカテーテル操作性は許容できないもの
になるであろう。
可塑化されたポリ塩化ビニルは多くの型の一般目的用
カテーテルを製造するために広く使用されている。この
重合体のトルク伝達性は室温において良好である。しか
しながら、理想的にはカテーテルの一部が体内で体温ま
で暖まった際にトルクが操作性を強化するのに充分なほ
ど高いままでなければならないのに、可塑化されたポリ
塩化ビニルは体温においてはトルクの相当な減少を示
す。従って、ポリ塩化ビニルカテーテルは理想的なトル
ク伝達性を有するには不充分である。
これらのカテーテルの操作性を改良する試みにおい
て、一部の製造業者は適当な材料のブレードを押し出し
成形されたカテーテルの壁の中に加えた。これらのブレ
ードはカテーテルの柔軟性の大きな犠牲なくしてトルク
伝達特性を増加させる効果を有する。
ブレード使用に関する主な欠点は、これらのカテーテ
ルに対する機能上の要求が5本の管腔を有する7Fカテー
テルが一般的とされるレベルまで高まっていることであ
る。これらの高性能カテーテルはしばしばヘパリン複合
体でコーテイングされているため、カテーテルを数日間
にわたり過度の血小板生成を引き起こすことなく血管中
に保つことができる。この時間中に、全ての管腔を使用
して種々の機能を行うことができる。5本の管腔を1本
のカテーテル内に適応させるためには、カテーテル壁お
よび管腔壁は非常に薄くしなければならず、それでは必
然的にブレードを壁に加えるための容量がほとんどなく
なってしまう。
ポリ塩化ビニルカテーテルに関する他の欠点には、こ
の重合体の使用に関する特にヨーロッパ諸国における公
的利害が含まれる。この利害はPVCに関する環境的廃棄
問題に関連するものである。さらに、ポリ塩化ビニルカ
テーテルはそれらの材料調合中でのかなりの水準の可塑
剤を必要とし、そしてこれらの可塑剤の使用には種々の
興味が生ずる。可塑剤は表面に泳動して、それらを吸収
するかもしれない近くの成分に対して問題を起こす可能
性がある。また、可塑剤含有量が変化すると、その部分
の熱機械的性質が変化する。これが製品の寿命を制限す
る。
過去10年間に、研究の結果、材料と血液および組織と
の相互作用に関する多くの事項が判明した。研究による
と、ある種の重合体は生存有機体中に移植された時に比
較的低い血小板生成および比較的低いひどい炎症応答を
生ずるという点で、該重合体は血液および組織とかなり
高い適合性がある。ポリ塩化ビニルカテーテルは医学専
門家により広く使用されているが、ポリ塩化ビニルが異
例の生物学的適合性を有することは知られていない。一
方、ポリウレタン類は最近それらの生物学的適合性に関
して認識されてきている。
従って、本発明の目的は周囲温度および体温において
良好なトルク伝達性を有しており且つ組織外傷を避ける
のに充分な柔かさおよび柔軟性を有するカテーテルを製
造するために使用できる重合体組成物を提供することで
ある。
さらに本発明の一目的は改良された血液および組織適
合性を有する重合体組成物を提供することである。
本発明の他の目的はそれの融解温度において均質であ
り且つ小径管状物に容易に加工される重合体組成物を提
供することである。
本発明の他の目的はヘパリン複合体のコーテイングを
許容する表面を有するカテーテルを製造するための重合
体組成物を提供することである。
発明の要約 本発明は、それぞれが認識されている程度の物学的適
合性を有する2種の適合型共重合体の熱可塑性重合体配
合物を含んでいる重合体組成物を提供することにより、
上記の目的などを達成した。有利なことに、重合体配合
物は熱加工されて25℃および37℃の両者において改良さ
れたトルク伝達性を有する小径管状体を製造する。さら
に、本発明の組成物は柔軟性を含む異例の機械的性質を
有する小径管状体の製造における用途を有する。従っ
て、本発明の組成物は高度の操作性を必要とする一般目
的用カテーテルにおける使用に適している。
それの最も広い面では、本発明の組成物はポリエーテ
ルウレタンおよびポリエーテルエステルの熱可塑性均質
重合体配合物である。それらの37℃おけるトルク特性を
強めるために、本発明の重合体配合物は25℃に動的トル
ク値の40%より大きい37℃動的トルク値を有する重合体
配合物を与えるのに充分なポリエーテルエステルの濃度
を有する。重合体配合物中のポリエーテルエステルの存
在が導入器中の容易な通過のために必要な配合物の最少
曲げ剛性を損なうことなく反発性質も強め、そしてカテ
ーテル製造用に適する材料を提供する。
本発明の例示実施例には、約40D〜約75Dのショア硬度
範囲の異なる硬度値を有する3種のポリエーテルウレタ
ン類が包まれる。これらのポリエーテルウレタン類は共
重合体の分子量またはエーテル部分の鎖長が異なる。さ
らに、これらのポリエーテルウレタン類は他の有機性重
合体より優れた組織および血液適合性を有することが医
学分野で認識されている。
本発明によれば、例示実施例にはさらに例えば硫酸バ
リウムのような放射線不透過性充填剤物質も含まれてい
る。重合体配合物に加える場合には、放射線不透過性充
填剤はx−線蛍光顕微鏡方法を使用して可視化される重
合体配合物製の装置を製造することができる。すなわ
ち、本発明の組成物から製造されたカテーテルはカテー
テルの動きをx−線蛍光顕微鏡による完全可視性を保ち
ながら身体通路中に挿入することができる。
有利なトルク伝達性を有する重合体配合物を提供する
他に、本発明の組成物は一般的コーテイング技術を使用
してヘパリン複合体で容易にコーテイングされる表面を
有する装置を製造する。さらに、これらの装置は他の多
くの有機接着剤との安定で且つ強力な結合を生じて、例
えばバルーンの如き付属品を有する装置の容易な製造を
可能にする。
本発明の重合体配合物に関する特に重要な利点は、そ
れらが再現性のある安定で且つ押し出し成形可能な方法
を与えることである。本発明のポリエーテルウレタンお
よびポリエーテルエステル重合体配合物は高品質で一定
で且つ均一な小径管状体に押し出し成形することができ
る。最適で且つ安定な融解温度、圧力および対応する押
し出し成形特徴は、適当な正確な押し出し成形装置を用
いて容易に決められる。
本発明の重合体配合物組成物の他の目的、特徴および
利点、並びにそれらのさらなる理解に関しては当技術の
専門家は下記の好適例示態様の詳細な説明を考察すると
わかるであろう。
実施例の詳細な説明 本発明の重合体配合物組成物は、優れた操作性および
改良されたトルク伝達条件を有しながら相対的に低いが
充分な曲げ剛性値を示す小径管状体の製造における使用
を意図する。本発明の組成物は25℃および37℃の両者に
おいて有利なトルクおよび反発性質並びに認識されてい
る物学的適合性を有するため、それらは周囲温度および
生理学的温度におけるトルク伝達性を必要とするカテー
テル本体用管状物の製造用に特に適している。例示カテ
ーテルには、肺動脈流−指定熱希釈カテーテルが包まれ
る。しかしながら、当技術の専門家は本発明の重合体配
合物が周囲温度および高められた温度におけるトルク伝
達性および相対的に低い曲げ剛性を有する物質を必要と
する用途における利用性があることを認識するであろ
う。
本発明は、それの物学的適合性が高度に認識されてい
るポリエーテルウレタンをポリエーテルエステルと組み
合わせて使用する時に高トルクカテーテルを製造するた
めに使用できるという発見に基づいている。ポリエーテ
ルウレタン類は生理学的温度に呈された時には一般的に
はそれらのトルク性質の60%以上を失うため、該ウレタ
ン類は単独ではトルクカテーテル用途においてはほとん
ど利用性がない。非常に高いショア硬度のポリウレタン
を使用することによるこれらのトルク性質の損失補填
は、高いショア硬度のポリウレタンは室温において硬す
ぎるため操作可能な方式とはならない。すなわち、これ
らのポリウレタン類から製造されるカテーテルはそれら
を体内に挿入している間に高い組織開孔危険性を有す
る。
この発見が、単独重合体のいずれかよりはるかにカテ
ーテル製造用に適している物理的性質を有する重合体配
合物の開発をもたらした。すなわち、本発明の重合体は
異なる重合体のトルク性質を組み合わせておりそして異
なる温度における、特に25℃および37℃における、それ
らの性質の利点をとって、周囲温度および生理学的温度
における改良されたトルク伝達性を有する組成物を与え
る。
同時に、本発明の組成物は周囲温度並びに生理学的温
度において組織の開孔または外傷を避ける能力に関して
はそれらを安全に使用できるような物理的性質を有す
る。さらに、多くのカテーテルを製造するために使用さ
れた先行技術の重合体組成物とは異なり、本発明の重合
体配合物は望ましくない可塑剤または塩素化された重合
体を含まず、そして重合体配合物中に含まれる重合体の
それぞれが医学分野で生体内使用に関して許容されてい
るものである。
概括的には、本発明の組成物は重合体配合物が25℃動
的トルク値の40%より大きい37℃動的トルク値を有する
重合体配合物を与えるのに充分なポリエーテルエステル
の濃度を有するようなポリエーテルウレタンおよびポリ
エーテルエステルの重合体配合物である。本発明の例示
実施例は、37℃における希望するトルク値を保つため
に、少なくとも約5重量/比(重量百分率)のポリエー
テルエステルを含んでいる。好ましくは、本発明の重合
体配合物はさらにx−線蛍光顕微鏡下で重合体配合物を
可視化するための生物学的に許容可能な放射線不透過性
充填剤物質および着色剤、例えば顔料またはTiO2、を含
んでいる。
より特に、本発明の例示重合体配合物は約25重量/比
〜約75重量/比のポリエーテルウレタン、約5重量/比
〜約45重量/比のポリエーテルエステル、約15重量/比
〜約30重量/比の放射線不透過性物質の充填剤、および
約1重量/比のTiO2を含んでいる。
本発明の重合体配合物中での使用に適しているポリエ
ーテルウレタン類には、下記の一般的構造: ここで、Rは2価のポリエーテル基であり、そしてX
は2価の有機基である。を有する化合物が包含される。
一般的には、これらのポリエーテルウレタン類は種々の
分子量を有するポリエーテルグリコールとイソシアネー
ト末端有機化合物との反応生成物である。ポリエーテル
グリコールは代表的には種々の分子量のポリ酸化エチレ
ン、ポリ酸化プロピレンまたはポリ酸化テトラメチレン
である。イソシアネート末端有機化合物は置換された芳
香族ジイソシアネート類から低分子量アルキルジイソシ
アネート類に至る構造範囲にわたる。
本発明の好ましい例示実施例にはポリ酸化テトラメチ
レン(PTMG)およびジフェニルメタン−4,4′−ジイソ
シアネート(MDI)のポリエーテルウレタン類が包含さ
れ、そしてそれは下記の一般的構造: ここで、n>1である。
を有する。多数の種々のショア硬度値を有するMDIおよ
びPTMCを基にしたポリエーテルウレタン類がダウ・ケミ
カルからペレタン(PELLETHANE)の商品名で市販されて
いる。ペレタン類は相対的に高い組織および血液適合性
を有することが医学分野で認識されており、そして多く
の医学関連用途で使用されている。さらに、それらは容
易に種々の形に押し出し成形または熱成形することがで
きる。
当技術の専門家は、ポリエーテルウレタン類のポリエ
ーテル部分の分子量を変えることによりショア硬度を調
節できることがわかるであろう。すなわち、比較的長い
鎖のポリテトラメチレンエーテルを有するペレタン類は
比較的短いポリテトラメチレンエーテル部分を有する同
様なポリエーテルウレタン類より低いショア硬度値を有
する。ペレタンポリエーテルウレタン類のショア硬度は
比較的軟らかい80A(約40D)から比較的硬い75Dの範囲
である。
本発明の重合体配合物での使用に適するポリエーテル
エステル類には、下記の一般的構造を有する化合物が包
含される。
ここで、R′は2価のポリエーテル基であり、そして
X′は2価の有機基である。
すなわち、ポリエーテルエステル類はポリエーテル部
分および有機エステル部分を含んでいる。ポリエーテル
エステル類のエーテル部分と同様に、ポリエーテルグリ
コール類は代表的にはポリ酸化エチレン、ポリ酸化プロ
ピレン、またはポリ酸化テトラメチレンである。同様
に、構造中の有機エステル部分は置換された芳香族から
低分子量アルキル類に至る範囲にわたる。芳香族の好適
な例示態様にはポリ酸化テトラメチレン(PTMG)および
テレフタル酸エステル類のポリエーテルエステル類が包
含され、そしてそれは下記の一般的構造を有する。
ここで、n>1である。
上記の一般的構造を有するポリエーテルエステル類が
デラウェア州ウィルミントンのデュポン・ポリマーズか
らハイトレル(HYTREL)の商品名で市販されている。ハ
イトレルはCAS命名法によると1,4−ブタンジオールおよ
びアルファーヒドロ−オメガ−ヒドロキシポリ(オキシ
ー1,4−ブタンジイル)との1,4−ベンゼンジカルボン
酸、ジメチルエステル、重合体である。生物学的に許容
可能な放射線不透過性物質の適当な充填剤には、硫酸バ
リウム(BaSO4)粉末および次炭酸ビスマス粉末が包ま
れる。これらの充填剤物質は医学使用の歴史を有してお
り、一般的に、放射線不透過性カテーテル本体の製造目
的用に重合体調合物に加えられている。その価格の性質
上、取り扱いおよび加工が容易なBaSO4が好適な放射線
不透過性充填剤物質である。
本発明の組成物中で使用されるポリエーテルウレタン
類は生理学的温度(37℃)においてそれらの機械的性質
の実質的変化を示す。周囲条件では、ポリエーテルウレ
タン類は望ましいトルク伝達特性を示す。しかしなが
ら、生理学的温度に呈されると、ポリエーテルウレタン
類は好ましいトルク性質を有しておらず、それらの周囲
温度トルク値の40%より少ない値を維持する。さらに、
ポリエーテルウレタン類は高度に水分敏感性であり、高
品質の押し出し加工のためには最適な乾燥を必要とす
る。
他方では、ポリエーテルエステル類は周囲温度および
生理学的温度の間で機械的性質において意義ある変化を
示さない。すなわち、ハイトレルのトルク伝達性は生理
学的温度において実質的に減少しない。欠点として、例
えばハイトレル重合体のようなポリエーテルエステル類
は非常に高い反発性質を有する。ハイトレルは「弾力
性」でありそしてこれらのポリエーテルエステル類だけ
から製造されたカテーテルは多くの危険な「さっと動
く」性質を有する。しかし、ポリエーテルウレタン類と
組み合わせるとポリエーテルエステル類は均衡のとれた
反発性質を与える。すなわち、37℃における改良された
トルク伝達性の他に、ポリエーテルエステル類は周囲温
度および37℃の両者において有利でしかも最適な反発性
質を与える手段となる。性質の組み合わせにより、本発
明の組成物は組織を開孔するかまたは他の方法で傷つけ
る傾向がほとんどないが優れた挿入性および操作性を供
するカテーテルの製造用に適する。
上記の論議から、ポリエーテルウレタン類およびポリ
エーテルエステル類の相対的濃度を均衡させそして調節
することにより、本発明の重合体配合物組成物を調合し
て周囲温度および生理学的温度における改良されたトル
ク伝達性を供しながら同時に反発性質、挿入の容易さの
ための周囲温度カラム強度、および押し出し加工性を最
適にすることができる。
さらに、本発明の教示に従うと、周囲温度および生理
学的温度におけるトルク、反発および曲げ剛性の性質を
さらに有利に均衡させるためには、本発明の重合体配合
物は好適には異なるショア硬度の1種より多いポリエー
テルウレタンを含む。上記のように、ペレタン類は特に
ある範囲のショア硬度で入手可能である。従って、これ
らの異なるショア硬度およびモジュラスの利点をとっ
て、種々の特に有利な性質を有する重合体配合物を調合
することができる。
極めて高いショア硬度(例えばD75およびD65)を有す
るポリウレタンを使用すると、良好な周囲温度カラム強
度および剛性を有するカテーテル用に適している物質が
得られる。これにより、カテーテルは導入器を通って身
体器官内に容易にしかも捩れずに挿入させることができ
る。ポリエーテルウレタンにより生ずる体温におけるト
ルク値の減少は比較的低いショア硬度のポリエーテルエ
ステル共重合体(例えばショアD55)により均衡がとら
れ、それはさらに体温における比較的高度のトルクを保
有している。低いショア硬度のポリエーテルエステル共
重合体は重合体配合物に対して体内での低い開孔能力を
供する。
本発明の例示実施例は表Iに示されている。表Iに詳
記されている調合物Aを有するポリエーテルウレタン
類、ポリエーテルエステル、BaSO4、およびTiO2の重合
体配合物は25℃および18゜の回転における19gm−cmの動
トルクおよび37℃および18゜の回転における10gm−cmの
動トルクを有しており、両方の試料(25℃および37℃)
は同じ管断面を有しており、そして同じ条件(回転の頻
度など)で試験された。他方では、表Iに詳記されてい
る調合物Bを有するポリエーテルウレタン類、ポリエー
テルエステル、BaSO4、およびTiO2の重合体配合物は同
様な断面寸法の試料から同じ回転頻度で測定された25℃
および15゜の回転における約11gm−cmの動トルクおよび
37℃および15゜の回転における7gm−cmの動トルクを有
している。調合物Aおよび調合物Bの両者に関するトル
ク測定値はトルクカテーテル本体を調合するために使用
される重合体配合物用に適している。周囲および体温の
間のトルクにおける相対的変化を試験することにより、
各配合物の性能を比較することができる。各調合物はそ
れの25℃におけるトルク値の50%より大きい37℃におけ
るトルク値を与えるため、生理学的温度におけるカテー
テル操作性が保たれる。
他に比較的軟らかいポリエーテルウレタンも含んでい
る調合物Bは両方の温度において幾分低いがまだ充分な
トルクと共に良好なトルク保持性を与える。比較的軟ら
かいポリエーテルウレタンはまた反発性質における全体
的均衡にも寄与し、それはさらに「さっと動くこと」お
よび組織開孔問題に対しても保護している。調合物Bと
関連する反発性質における好ましい均衡は調合物Bから
製造される臨床専門家が取り扱うカテーテルにより実験
的に決められる。
本発明の重合体配合物は一般的な混和技術を使用して
製造することができる。一般的には、混和は適切に重量
測定しそして各調合物成分を配合器中へ加えて混合物を
均質化しそして次に配合物を真空炉の中で典型的には21
2゜Fで乾燥することを含んでいる。最後に、配合物をシ
ングルスクリューまたはツインスクリュー押し出し機の
中で粒状化する。ツインスクリュー押し出し機が優れた
剪断および混合条件を与えるため好適である。一般的
に、ポリエーテルウレタンおよびポリエーテルエステル
類は製造業者からペレット形で得られ、そしてそれらを
押し出し機の中で粒状化する前に最少水分水準となるま
で適当に乾燥する。ペレット形の重合体を粉末(35メッ
シュ)に粉砕する時に最大の均質性が得られ、その後に
それらを配合し、乾燥しそして粒状化する。このこと
は、例えば硫酸バリウムの如き成分が粉末形である時に
特に著しい。
放射線不透過性充填剤物質および顔料またはTiO2を重
合体の1種と予備混和してペレット形の濃厚物を製造す
ることもできる。これは他の重合体をペレット形で加え
る時に推奨され、その理由は粉末は押し出し機ホッパー
中で重力により重合体ペレットから分離し、そして押し
出し走行に沿って変動を生ずる可能性があるからであ
る。調合物成分を加えそして混合して均質配合物とした
後に、配合された成分を最終的製造段階で使用するため
のペレット状に押し出し成形する。ペレットは空隙がな
く且つ平滑でなければならない。
本発明の特に有利な特徴は、本発明の重合体配合物の
混和および押し出し成形に関する高い再現性に関連して
いる。本発明で使用される重合体は同様なそして適合性
のある加工融解温度を有する。これは均質で且つ一定の
融解物を得るために重要である。従って、本発明の組成
物は高品質の押し出し成形製品を高度に信頼性があり且
つ再現可能な方法で製造する押し出し成形等級の重合体
配合物を供する。さらに、例えばカテーテル中で使用さ
れるもののような小径管状体を大量に常に高品質で押し
出し成形することができる。定常的高品質には、均一な
壁厚さ、管腔形および寸法、並びに全体的寸法が包含さ
れる。
従って、治療および診断用医学工程中に体腔に到達さ
せるのに使用できるカテーテル、および特に高水準の操
作性が必要なカテーテルが本発明の重合体配合物から有
利に製造される。従って、少なくとも1本の管腔を含ん
でおりそしてポリエーテルウレタンおよびポリエーテル
エステルの熱押し出し成形された均質重合体配合物から
製造されるカテーテルを提供することは本発明の範囲内
であると考えられる。本発明のカテーテルは、治療およ
び診断目的用に体内の部位に到達する際の使用を意図す
る複数−管腔カテーテルであることができる。これらの
カテーテルには肺動脈流−指定熱希釈カテーテルが包含
されるがそれらに限定されるものではない。
高操作性でありそして開孔または外傷の危険性がほと
んどないことの他に、本発明のカテーテルは実用的カテ
ーテル構造に関連する利点を有する。例えば、本発明の
重合体配合物はある種のカテーテルを抗トロンボゲン性
質のためにコーテイングする際に使用されるヘパリン複
合体溶液に適合性である。さらに、ヘパリン複合体はカ
テーテル表面上に均一なフィルムを生成し、そしてその
フィルムは偶発的取り扱いの結果として表面から容易に
除去されることがない。重要なことに、ヘパリンはそれ
が本発明のカテーテルの表面上に沈着した後にも高い抗
トロンボゲン活性を保有する。ポリ塩化ビニルから製造
されるカテーテルとは対照的に、本発明のカテーテルは
表面にまたはバルーンの如きカテーテルの他の部品中に
泳動可能な可塑剤を含まない。本発明のカテーテルの構
造に関連する他の利点は、バルーンおよび他の部品をカ
テーテル本体に容易に接着させられることである。バル
ーンは本発明のカテーテルに対して巻き付ける必要がな
く接着剤を使用して確保される。適当な接着剤には、ア
クリレート類、シアノアクリレート類、エポキシド類、
およびウレタン類が包含される。これらの接着性は重合
体配合物と広範囲の接着剤により生じる強い結合によ
る。
本発明の重合体配合物の他の特徴は、重合体配合物か
ら製造されたカテーテルを殺菌するために広範囲に技術
を利用できることである。ポリエーテルウレタンおよび
ポリエーテルエステル重合体配合物は殺菌用投与量のイ
オン化放射線に呈することができ、そしてそれらを配合
物の強度および機能に悪影響を与えずに常温および常圧
を用いて酸化エチレンで殺菌することができる。
さらに、本発明の重合体配合物の調合および押し出し
成形が特別容易であることに関して述べると、本発明の
重合体配合物から製造されたカテーテルは先端を有して
おり、それは非常に高収率で信頼性があり且つ急速に熱
成形される。このようにして製造されたこれらの熱成形
された先端は滑らかであり且つ非外傷性である。
本発明のポリエーテルウレタンおよびポリエーテルエ
ステル配合物およびそれらから製造されたカテーテル並
びに例示重合体および比較調合物に関する上記の多くの
特徴および利点の一部は下記の非限定性実施例でさらに
説明されている。
実施例1 ポリウレタン類、ポリエーテルウレタン、およびポリ
塩化ビニルを含んでなる調合物に対する本発明の例示重
合体配合物のトルク性質を評価するために、多数の重合
体調合物を混和しそしてカテーテル製造用の寸法にされ
た管状体に押し出し成形した。全ての調合物を同じ断面
の管状体に押し出し成形した。同じ長さおよびそれぞれ
の押し出し成形された調合物を有する試料を約25℃およ
び37℃動的トルク性質に関して試験した。トルク値はレ
オメトリクスRDS IIフルイド・レオメーター上で得られ
た。試料を0.32ヘルツまたは1.6ヘルツ周波数および一
定温度にかけた。動トルク値は25℃および37℃で約18゜
の回転および約27゜の回転において得られた。
表IIは管状物試料を製造するために使用された調合物
を詳記している。表IIIは両者の試験温度における18゜
の回転および27゜の回転で得られたトルク値を与えるも
のである。これらの値は異なる試料および異なる温度を
比較する目的用に表示されており、異なる器具および異
なる操作技術が結果に変動を生じさせ得ることは認識さ
れよう。また、異なる管断面および/または長さは異な
るトルク値を示すであろう。
表IIIに詳記されているデータは全てのポリエーテル
ウレタンおよびポリウレタン/PCV配合物から製造された
管状体により示されるトルクにおける大きな減少を定量
的に示している。全てのポリウレタンおよびウレタン/P
VC配合物試料3−6は室温における良好なトルク性質を
有するが、体温ではトルクにおいて80%程度の低下を有
する。これらとは対照的なものは試料1および2であ
り、それらは本発明のポリエーテルウレタンおよびポリ
エーテルエステル配合物の例である。室温において、こ
れらの試料は先行技術の重合体調合物(試料7)と非常
に近いトルク性質を有しておりそして37゜において本発
明の配合物はトルクにおける相当低い減少を示す。ま
た、調合物3は良好なトルク値を示すが、それは100%
ポリエーテルウレタンでありそして加工目的用にはポリ
エーテルエステル共重合体を含有する調合物より水分敏
感性である。そして、それの反発性質はポリエーテルウ
レタン/ポリエーテルエステル配合物ほど望ましいもの
ではなかった。
実施例2 本発明の好ましい重合体配合物を本発明に従い製造
し、押し出し成形してカテーテル本体管状体を形成し
た。PEU/PEEと同定される好適な重合体配合物は下記の
組成を有する: ペレタン2363−65D 45.0重量/比 ペレタン2363−75D 7.2重量/比 ペレタン2363−80A 12.4重量/比 ハイトレル5526 6.4重量/比 BaSO4 18.0重量/比 TiO2 1.0重量/比 押し出し成形された管状物を実施例1中の試料に関し
て以上で記載されている如くしてトルク性質試験をし
た。比較用に市販のカテーテルからの管状体の3個の部
品も試験した。体温におけるトルクは結果は下表IVに詳
細に記載されている。
表IVに示されているデータは、本発明の重合体配合物
(PEU/PEE)が市販のポリ塩化ビニル(PVC)カテーテル
材料と比較した時に優れた37℃におけるトルク値を有す
ることを示している。さらに、PEU/PEE重合体配合物は
トルク性質を改良する目的用にはPVC材料添加強化物に
匹敵していた。すなわち、本発明の重合体配合物はポリ
エーテルウレタンの形で高度に望ましい重合体を与える
他に先行技術物質と比べて優れた性能も示した。
実施例3 例えば配合物剛性のようなある種の物理的性質が本発
明の物質中の重要な考察点である。例えば、該物質はそ
れらから製造されるカテーテルが、その使用中に組織に
孔を開けるほど硬いものであってはならない。一方、該
物質は特に周囲温度において曲がらずに導入器中を通過
するのに充分なほど硬くなければならない。数種のカテ
ーテル並びにそれらの各調合物、そして特に強化された
PVC1、PVC3、および実施例2に記載されているPEU/PE
E、の相対的剛性を測定するために、これらの試料に関
して曲げ剛性試験を行った。曲げ剛性試験では1.2mmの
カテーテル本体の一定長さを曲げるのに必要な力の量を
測定した。表Vは各試料に関する配合物剛性を示してい
る。
これらの結果は、本発明の重合体配合物から製造され
たカテーテル管が市販のPVCカテーテルに匹敵する曲げ
剛性を示すことを表している。さらに、曲げ剛性値は低
い側にあり、それは比較的低い開孔能力を意味する。
実施例4 本発明の重合体配合物から製造されたカテーテル対市
販のカテーテルの性能比較試験を行った。試験は雄羊中
で行われ、そして2個のPVCカテーテル並びに2個のPVC
カテーテルの右心臓配置および実施例2で同定されてい
るPEU/PEE重合体から製造されたカテーテルの浮遊容易
性、操作性、および右心臓配置を同定した。
カテーテルを8F導入器中に挿入しそして肺動脈中に1
〜1.5ccのバルーン膨張で浮遊させた。動物試験の結果
は、PEU/PEUから製造されたカテーテルは導入器中への
挿入が相当容易であることを示していた。操作性に関す
る総合的性能評価は、本発明の重合体配合物は市販のカ
テーテルと比べた時に相対的に大きい操作性を示すこと
を表している。
実施例5 本発明の重合体配合物から製造された2個のカテーテ
ル対市販のカテーテルの性能比較試験を行った。試験は
雄羊中で行われ、そして導入器近くでそれのカラム強度
およびカテーテルを曲げずに導入器中に供給する容易さ
に関するカテーテル取り扱い性を同定した。試験はカテ
ーテルを導入器中に曲げずに供給しそして次に曲げずに
カテーテルを供給できる最大距離に達するまで導入フィ
ンガーを導入器から離れて段々に且つ最も近くまで移動
させることにより、試験を行った。表VIは、2種の市販
のポリ塩化ビニルカテーテルおよび本発明の重合体配合
物から製造された2種のカテーテルに関するこの試験の
結果を詳記している。
結果は、本発明のPEU/PEE配合物から製造されたカテ
ーテルに関する非常に好ましいカラム強度および反り抵
抗性を表している。
実施例6 多数の実施例2で同定されているPEU/PEE重合体配合
物の犬骨形試料を製造しそして3回までの標準的酸化エ
チレン殺菌サイクルで殺菌した。各サイクル後に、多く
の犬骨を殺菌工程から生ずるかもしれない引っ張り強度
における損失に関して試験した。1組の試料を合計10日
間にわたり老化促進条件下で−65℃および80%相対湿度
における1日間並びに65℃および80%相対湿度における
3日間−老化させた。結果は表VIに示されている。
これらの結果は、殺菌が破壊時の物質の引っ張り強度
にほとんど影響を有さないことを示している。老化促進
は物質を約10%弱めるかもしれないが、これは物質の強
度を考慮する時に問題はない。
このようにして本発明の例示態様を記載してきたが、
当技術の専門家はこの開示は単に例示用であること並び
に本発明の範囲内で変更、応用および改変を行えること
に注意すべきである。
フロントページの続き (72)発明者 リーバー クレメント アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92686 ヨーバ リンダ、パーム アヴ ェニュー、4822 (72)発明者 シャドフォース ナンシー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92679 トラブコ キャニオン、キャニ オン リム、28892 (56)参考文献 特開 昭50−79559(JP,A) 特開 昭55−135156(JP,A) 特開 昭63−273661(JP,A) 特開 昭62−115062(JP,A) 特開 平2−196815(JP,A) 特表 昭62−501778(JP,A) 特表 平4−502412(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 29/00 C08K 3/30 C08L 67/02 C08L 75/08

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】25℃および37℃において改良されたトルク
    伝達性を有するカテーテル本体製造用に有用な重合体組
    成物であって、以下: ポリエーテルウレタンおよびポリエーテルエステルの均
    質な配合物であって、重合体配合物についての25℃動的
    トルク値の40%より大きい37℃動的トルク値を該重合体
    配合物に与えるに充分なポリエーテルエステルの濃度を
    有する、均質な配合物、 を含む、重合体組成物。
  2. 【請求項2】ポリエーテルエステルの前記濃度が少なく
    とも約5重量/比である第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】放射線不透過性充填剤および顔料からなる
    群より選択される無機化合物をさらに含む第1項記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】前記重合体配合物が、約25重量/比〜約75
    重量/比のポリエーテルウレタン、約5重量/比〜約45
    重量/比のポリエーテルエステル、約15重量/比〜約30
    重量/比の放射線不透過性物質の充填剤、および約1重
    量/比の顔料を含む第1項記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記ポリエーテルウレタンが25℃において
    約65Dのショア硬度を有する第一のポリエーテルウレタ
    ン、25℃において約75Dのショア硬度を有する第二のポ
    リエーテルウレタン、および25℃において約40Dのショ
    ア硬度を有する第三のポリエーテルウレタンをさらに含
    む第1項記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記ポリエーテルエステルが、前記重合体
    配合物中に約6重量/比〜約40重量/比の濃度で存在す
    る第1項記載の組成物。
  7. 【請求項7】前記ポリエーテルエステルが、25℃におい
    て約55Dのショア硬度を有する第1項記載の組成物。
  8. 【請求項8】前記重合体配合物が0〜約65重量/比の前
    記第一のポリエーテルウレタン、約5重量/比〜約35重
    量/比の前記第二のポリエーテルウレタン、および0〜
    約15重量/比の前記第三のポリエーテルウレタンを含む
    第5項記載の組成物。
  9. 【請求項9】前記重合体配合物が放射線不透過性物質の
    充填剤をさらに含む第1項記載の組成物。
  10. 【請求項10】前記放射線不透過性充填剤がBaSO4であ
    る第3項記載の組成物。
  11. 【請求項11】25℃および37℃において改良された操作
    性およびトルク伝達性を有する小径カテーテル管状物製
    造用に有用な組成物であって、以下: ポリエーテルウレタンおよびポリエーテルエステルの熱
    可塑性均質配合物であって、該配合物は約5重量/比〜
    約45重量/比のポリエーテルエステル、約0重量/比〜
    約65重量/比の約65Dのショア硬度を有するポリエーテ
    ルウレタン、約5重量/比〜約35重量/比の約75Dのシ
    ョア硬度を有するポリエーテルウレタン、および約0重
    量/比〜約15重量/比の約80Aまたは40Dのショア硬度を
    有するポリエーテルウレタンを有する配合物、 を含む、組成物。
  12. 【請求項12】前記熱可塑性均質重合体配合物が、約1
    重量/比のTiO2並びに少なくとも約15重量/比のBaSO4
    および次炭酸ビスマスからなる群から選択される放射線
    不透過性充填剤をさらに含む第11項記載の組成物。
  13. 【請求項13】前記熱可塑性均質配合物が、約45重量/
    比の65Dのショア硬度を有するポリエーテルウレタン、
    約7.2重量/比の75Dのショア硬度を有するポリエーテル
    ウレタン、約12.4重量/比の80Aのショア硬度を有する
    ポリエーテルウレタン、約6.4重量/比の約55Dの硬度を
    有するポリエーテルエステル、約1%のTiO2、および約
    28重量/比のBaSO4放射線不透過性物質を含む第11項記
    載の組成物。
  14. 【請求項14】治療および診断用の医療手順中に体腔に
    到達させるに有用なカテーテルであって、以下: 少なくとも1本の管腔を有する延長管状部品であって、
    ポリエーテルウレタンおよびポリエーテルエステルの熱
    押出し成型された均質重合体配合物から製造される延長
    管状部品、 を含む、カテーテル。
  15. 【請求項15】前記ポリエーテルエステルが、前記重合
    体配合物についての25℃動的トルク値の40%より大きい
    37℃動的トルク値を該重合体配合物に与えるに充分な量
    で、該重合体配合物中に存在する第14項記載のカテーテ
    ル。
  16. 【請求項16】前記ポリエーテルエステルが、前記重合
    体配合物中に少なくとも5重量/比の濃度で存在する第
    14項記載のカテーテル。
  17. 【請求項17】前記ポリエーテルウレタンが、25℃にお
    いて約65Dのショア硬度を有する第一のポリエーテルウ
    レタン、25℃において約75Dのショア硬度を有する第二
    のポリエーテルウレタン、および25℃において約80Aの
    ショア硬度を有する第三のポリエーテルウレタンをさら
    に含む第14項記載のカテーテル。
  18. 【請求項18】前記重合体配合物が、0重量/比〜約65
    重量/比の前記第一のポリエーテルウレタン、約5重量
    /比〜約35重量/比の前記第二のポリエーテルウレタ
    ン、および0重量/比〜約15重量/比の前記第三のポリ
    エーテルウレタンを含む第17項記載のカテーテル。
  19. 【請求項19】前記重合体配合物が、放射線不透過性物
    質の充填剤をさらに含む第14項記載のカテーテル。
  20. 【請求項20】前記重合体配合物がTiO2および顔料から
    なる群から選択される添加物をさらに含む第14項記載の
    カテーテル。
  21. 【請求項21】前記重合体配合物が約45重量/比の65D
    のショア硬度を有するポリエーテルウレタン、約7.2重
    量/比の75Dのショア硬度を有するポリエーテルウレタ
    ン、約12.4重量/比の80Aのショア硬度を有するポリエ
    ーテルウレタン、約6.4重量/比のポリエーテルエステ
    ル、約1%のTiO2、約28重量/比のBaSO4放射線不透過
    性物質を含む第14項記載のカテーテル。
  22. 【請求項22】治療および診断用の医療手順中に体腔に
    到達させるに有用なカテーテルであって、以下: 少なくとも1本の管腔を有する延長管状部品であって、
    該延長管状部品はポリエーテルウレタンおよびポリエー
    テルエステルの熱押出し成型された均質重合体配合物か
    ら製造され、ここで該重合体配合物は強化したトルク保
    持性および均衡のとれた反発性質をカテーテルに与え
    る、 を含む、カテーテル。
  23. 【請求項23】前記重合体配合物が、放射線不透過性充
    填剤および顔料からなる群より選択される無機化合物を
    含む、第22項記載のカテーテル。
  24. 【請求項24】前記放射線不透過性充填剤がBaSO4であ
    る、第23項記載の組成物。
  25. 【請求項25】25℃および37℃において改良された操作
    性およびトルク伝達性を有するカテーテルであって、以
    下: 少なくとも1本の管腔を有する延長管状部品であって、
    該延長管状部品は、ポリエーテルウレタンおよびポリエ
    ーテルエステルの熱可塑性均質配合物から製造され、該
    配合物は約5重量/比〜約45重量/比のポリエーテルエ
    ステル、約0重量/比〜約45重量/比の65Dのショア硬
    度を有するポリエーテルウレタン、約7.2重量/比〜約1
    6重量/比の75Dのショア硬度を有するポリエーテルウレ
    タン、および約12.4重量/比〜約12.9重量/比の80Aま
    たは40Dのショア硬度を有するポリエーテルウレタンを
    含む、延長管状部品、 を含む、カテーテル。
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