JP3465453B2 - 演算回路 - Google Patents
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 101100422768 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) SUL2 gene Proteins 0.000 description 7
- 101100191136 Arabidopsis thaliana PCMP-A2 gene Proteins 0.000 description 6
- 101100048260 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) UBX2 gene Proteins 0.000 description 6
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 2
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Color Television Image Signal Generators (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗算回路および加
算回路を組み合わせた演算回路に関するものであり、特
に原色信号から色差信号を作成するようにした演算回路
に適用して好適なものである。
算回路を組み合わせた演算回路に関するものであり、特
に原色信号から色差信号を作成するようにした演算回路
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカメラの信号処理の過程にお
いて、緑(G)、赤(R)、青(B)の原色信号から
(R−Y)および(B−Y)の色差信号を作成している
が、例えばG、R、Bのレートが4:1:1とされてい
る際には、次の(1)(2)式の演算を行うことにより
色差信号(R−Y)および色差信号(B−Y)を得るよ
うにしている。 R−Y=gainR {(R−G)+hueB(B−G)} ・・・(1) B−Y=gainB {(B−G)+hueR(R−G)} ・・・(2) ただし、gainR ,gainB はR,Bのゲイン係数、hueB,
hueRはB,Rの色相係数である。
いて、緑(G)、赤(R)、青(B)の原色信号から
(R−Y)および(B−Y)の色差信号を作成している
が、例えばG、R、Bのレートが4:1:1とされてい
る際には、次の(1)(2)式の演算を行うことにより
色差信号(R−Y)および色差信号(B−Y)を得るよ
うにしている。 R−Y=gainR {(R−G)+hueB(B−G)} ・・・(1) B−Y=gainB {(B−G)+hueR(R−G)} ・・・(2) ただし、gainR ,gainB はR,Bのゲイン係数、hueB,
hueRはB,Rの色相係数である。
【0003】上記(1)(2)式の演算を行うことによ
り色差信号(R−Y)および色差信号(B−Y)を得る
ようにした、従来の演算回路の構成の一例を示す回路図
を図3に示す。この図において、11は入力信号INに
色相係数hue を乗算する第1の乗算器、12は乗算器1
1から出力される信号を1サンプル時間遅延するD型の
第1のフリップフロップ、13は第1のフリップフロッ
プ12から出力される信号Aをさらに1サンプル時間遅
延した信号Bを作成するD型の第2のフリップフロッ
プ、14は信号Aと信号Bとを加算する加算器、15は
加算器14から出力される信号を1サンプル時間遅延し
た信号Cを作成するD型の第3のフリップフロップ、1
6は信号Cにゲイン係数gainを乗算して色差信号を出力
する第2の乗算器である。
り色差信号(R−Y)および色差信号(B−Y)を得る
ようにした、従来の演算回路の構成の一例を示す回路図
を図3に示す。この図において、11は入力信号INに
色相係数hue を乗算する第1の乗算器、12は乗算器1
1から出力される信号を1サンプル時間遅延するD型の
第1のフリップフロップ、13は第1のフリップフロッ
プ12から出力される信号Aをさらに1サンプル時間遅
延した信号Bを作成するD型の第2のフリップフロッ
プ、14は信号Aと信号Bとを加算する加算器、15は
加算器14から出力される信号を1サンプル時間遅延し
た信号Cを作成するD型の第3のフリップフロップ、1
6は信号Cにゲイン係数gainを乗算して色差信号を出力
する第2の乗算器である。
【0004】この演算回路で演算を実行することによ
り、色差信号(R−Y)および色差信号(B−Y)を得
るようにする動作を、図4に示す動作タイミング図を参
照しながら説明する。図4(a)に示すように時点t0
で入力信号(R−G)0 が第1の乗算器11に入力され
て、図4(b)に示すように時点t0で入力されている
色相係数hueRが乗算され、乗算信号hueR(R−G)0 が
第1のフリップフロップ12に入力される。
り、色差信号(R−Y)および色差信号(B−Y)を得
るようにする動作を、図4に示す動作タイミング図を参
照しながら説明する。図4(a)に示すように時点t0
で入力信号(R−G)0 が第1の乗算器11に入力され
て、図4(b)に示すように時点t0で入力されている
色相係数hueRが乗算され、乗算信号hueR(R−G)0 が
第1のフリップフロップ12に入力される。
【0005】時点t1において、次のサンプルの入力信
号(B−G)0 が乗算器11に入力され、色相係数
「1」が乗算されて入力信号(B−G)0 がそのまま第
1のフリップフロップ12に入力される。この時、第1
のフリップフロップ12からは同図(c)に示すよう
に、1サンプル時間遅延された前回の乗算信号hueR(R
−G)0 が信号Aとして出力されて、第2のフリップフ
ロップ13および加算器14に入力される。
号(B−G)0 が乗算器11に入力され、色相係数
「1」が乗算されて入力信号(B−G)0 がそのまま第
1のフリップフロップ12に入力される。この時、第1
のフリップフロップ12からは同図(c)に示すよう
に、1サンプル時間遅延された前回の乗算信号hueR(R
−G)0 が信号Aとして出力されて、第2のフリップフ
ロップ13および加算器14に入力される。
【0006】時点t2において、次のサンプルの入力信
号(R−G)0 が乗算器11に入力され、色相係数
「1」が乗算されて入力信号(R−G)0 がそのまま第
1のフリップフロップ12に入力される。この時、第1
のフリップフロップ12からは同図(c)に示すよう
に、1サンプル時間遅延された前回の乗算信号(B−
G)0が信号Aとして出力されて、第2のフリップフロ
ップ13および加算器14に入力される。また、この時
点において第2のフリップフロップ13からは、同図
(d)に示すように信号Aを1サンプル時間遅延した乗
算信号hueR(R−G)0 が信号Bとして出力されて、加
算器14に入力される。したがって、加算器14からは
信号Aと信号Bとを加算した加算信号{(B−G)0 +
hueR(R−G)0 }が出力され、第3のフリップフロッ
プ15に入力される。
号(R−G)0 が乗算器11に入力され、色相係数
「1」が乗算されて入力信号(R−G)0 がそのまま第
1のフリップフロップ12に入力される。この時、第1
のフリップフロップ12からは同図(c)に示すよう
に、1サンプル時間遅延された前回の乗算信号(B−
G)0が信号Aとして出力されて、第2のフリップフロ
ップ13および加算器14に入力される。また、この時
点において第2のフリップフロップ13からは、同図
(d)に示すように信号Aを1サンプル時間遅延した乗
算信号hueR(R−G)0 が信号Bとして出力されて、加
算器14に入力される。したがって、加算器14からは
信号Aと信号Bとを加算した加算信号{(B−G)0 +
hueR(R−G)0 }が出力され、第3のフリップフロッ
プ15に入力される。
【0007】時点t3となると、次のサンプルの入力信
号(B−G)0 が乗算器11に入力され、色相係数hueB
が乗算されて乗算信号hueB(B−G)0 が第1のフリッ
プフロップ12に入力される。この時、第1のフリップ
フロップ12からは同図(c)に示すように、1サンプ
ル時間遅延された前回の乗算信号(R−G)0 が信号A
として出力されて、第2のフリップフロップ13および
加算器14に入力される。また、この時点において第2
のフリップフロップ13からは、同図(d)に示すよう
に信号Aを1サンプル時間遅延した乗算信号(B−G)
0 が信号Bとして出力されて加算器14に入力される。
号(B−G)0 が乗算器11に入力され、色相係数hueB
が乗算されて乗算信号hueB(B−G)0 が第1のフリッ
プフロップ12に入力される。この時、第1のフリップ
フロップ12からは同図(c)に示すように、1サンプ
ル時間遅延された前回の乗算信号(R−G)0 が信号A
として出力されて、第2のフリップフロップ13および
加算器14に入力される。また、この時点において第2
のフリップフロップ13からは、同図(d)に示すよう
に信号Aを1サンプル時間遅延した乗算信号(B−G)
0 が信号Bとして出力されて加算器14に入力される。
【0008】さらに、時点t3において同図(e)に示
すように第3のフリップフロップ15からは1サンプル
時間遅延した前回の加算信号{(B−G)0 +hueR(R
−G)0 }が信号Cとして出力され、第2の乗算器16
において同図(f)に示すゲイン係数gainB が信号Cに
乗算されて、第2の乗算器16から演算信号gainB
{(B−G)0 +hueR(R−G)0 }が出力される。こ
の演算信号は上記(2)式に示されるように色差信号
(B−Y)であるから、色差信号(B−Y)0 が出力O
UTから得られることになる。
すように第3のフリップフロップ15からは1サンプル
時間遅延した前回の加算信号{(B−G)0 +hueR(R
−G)0 }が信号Cとして出力され、第2の乗算器16
において同図(f)に示すゲイン係数gainB が信号Cに
乗算されて、第2の乗算器16から演算信号gainB
{(B−G)0 +hueR(R−G)0 }が出力される。こ
の演算信号は上記(2)式に示されるように色差信号
(B−Y)であるから、色差信号(B−Y)0 が出力O
UTから得られることになる。
【0009】次に、時点t4にて入力信号(R−G)1
が第1の乗算器11に入力されて、この時点で入力され
ている色相係数hueRが乗算され、乗算信号hueR(R−
G)1が第1のフリップフロップ12に入力される。ま
た、第1のフリップフロップ12からは、1サンプル時
間遅延された前回の乗算信号hueB(B−G)0 が信号A
として出力されて、第2のフリップフロップ13および
加算器14に入力される。さらに、第2のフリップフロ
ップ13からは、信号Aを1サンプル時間遅延した乗算
信号(R−G)0 が信号Bとして出力されて、加算器1
4に入力される。したがって、加算器14からは信号A
と信号Bとを加算した加算信号{(R−G)0 +hueB
(B−G)0 }が出力され、第3のフリップフロップ1
5に入力される。
が第1の乗算器11に入力されて、この時点で入力され
ている色相係数hueRが乗算され、乗算信号hueR(R−
G)1が第1のフリップフロップ12に入力される。ま
た、第1のフリップフロップ12からは、1サンプル時
間遅延された前回の乗算信号hueB(B−G)0 が信号A
として出力されて、第2のフリップフロップ13および
加算器14に入力される。さらに、第2のフリップフロ
ップ13からは、信号Aを1サンプル時間遅延した乗算
信号(R−G)0 が信号Bとして出力されて、加算器1
4に入力される。したがって、加算器14からは信号A
と信号Bとを加算した加算信号{(R−G)0 +hueB
(B−G)0 }が出力され、第3のフリップフロップ1
5に入力される。
【0010】時点t5において、次のサンプルの入力信
号(B−G)1 が乗算器11に入力され、色相係数
「1」が乗算されて入力信号(B−G)1 がそのまま第
1のフリップフロップ12に入力される。この時、第1
のフリップフロップ12からは、1サンプル時間遅延さ
れた前回の乗算信号hueR(R−G)1 が信号Aとして出
力されて、第2のフリップフロップ13および加算器1
4に入力される。したがって、加算器14からは信号A
と信号Bとを加算した加算信号{(B−G)1 +hueR
(R−G)1 }が出力され、第3のフリップフロップ1
5に入力される。
号(B−G)1 が乗算器11に入力され、色相係数
「1」が乗算されて入力信号(B−G)1 がそのまま第
1のフリップフロップ12に入力される。この時、第1
のフリップフロップ12からは、1サンプル時間遅延さ
れた前回の乗算信号hueR(R−G)1 が信号Aとして出
力されて、第2のフリップフロップ13および加算器1
4に入力される。したがって、加算器14からは信号A
と信号Bとを加算した加算信号{(B−G)1 +hueR
(R−G)1 }が出力され、第3のフリップフロップ1
5に入力される。
【0011】また、第3のフリップフロップ15からは
1サンプル時間遅延した前回の加算信号{(R−G)0
+hueB(B−G)0 }が信号Cとして出力され、第2の
乗算器16においてこの時点で入力されているゲイン係
数gainR が信号Cに乗算されて、第2の乗算器16から
演算信号gainR {(R−G)0 +hueB(B−G)0 }が
出力される。この演算信号は上記(1)式に示されるよ
うに色差信号(R−Y)であるから、色差信号(R−
Y)0 が出力OUTから得られることになる。
1サンプル時間遅延した前回の加算信号{(R−G)0
+hueB(B−G)0 }が信号Cとして出力され、第2の
乗算器16においてこの時点で入力されているゲイン係
数gainR が信号Cに乗算されて、第2の乗算器16から
演算信号gainR {(R−G)0 +hueB(B−G)0 }が
出力される。この演算信号は上記(1)式に示されるよ
うに色差信号(R−Y)であるから、色差信号(R−
Y)0 が出力OUTから得られることになる。
【0012】時点t6になると、次のサンプルの入力信
号(R−G)1 が乗算器11に入力され、色相係数
「1」が乗算されて入力信号(R−G)1 がそのまま第
1のフリップフロップ12に入力される。この時、第1
のフリップフロップ12からは、1サンプル時間遅延さ
れた前回の乗算信号(B−G)1 が信号Aとして出力さ
れて、第2のフリップフロップ13および加算器14に
入力される。また、この時点において第2のフリップフ
ロップ13からは、同図(d)に示すように信号Aを1
サンプル時間遅延した乗算信号hueR(R−G)1 が信号
Bとして出力されて、加算器14に入力される。
号(R−G)1 が乗算器11に入力され、色相係数
「1」が乗算されて入力信号(R−G)1 がそのまま第
1のフリップフロップ12に入力される。この時、第1
のフリップフロップ12からは、1サンプル時間遅延さ
れた前回の乗算信号(B−G)1 が信号Aとして出力さ
れて、第2のフリップフロップ13および加算器14に
入力される。また、この時点において第2のフリップフ
ロップ13からは、同図(d)に示すように信号Aを1
サンプル時間遅延した乗算信号hueR(R−G)1 が信号
Bとして出力されて、加算器14に入力される。
【0013】そして、時点t7となると、次のサンプル
の入力信号(B−G)1 が乗算器11に入力され、色相
係数hueBが乗算されて乗算信号hueB(B−G)1 が第1
のフリップフロップ12に入力される。この時、第1の
フリップフロップ12からは、1サンプル時間遅延され
た前回の乗算信号(R−G)1 が信号Aとして出力され
て、第2のフリップフロップ13および加算器14に入
力される。また、この時点において第2のフリップフロ
ップ13からは、信号Aを1サンプル時間遅延した乗算
信号(B−G)1 が信号Bとして出力されて加算器14
に入力される。
の入力信号(B−G)1 が乗算器11に入力され、色相
係数hueBが乗算されて乗算信号hueB(B−G)1 が第1
のフリップフロップ12に入力される。この時、第1の
フリップフロップ12からは、1サンプル時間遅延され
た前回の乗算信号(R−G)1 が信号Aとして出力され
て、第2のフリップフロップ13および加算器14に入
力される。また、この時点において第2のフリップフロ
ップ13からは、信号Aを1サンプル時間遅延した乗算
信号(B−G)1 が信号Bとして出力されて加算器14
に入力される。
【0014】さらに、この時点t7において第3のフリ
ップフロップ15からは1サンプル時間遅延した前回の
加算信号{(B−G)1 +hueR(R−G)1 }が信号C
として出力され、第2の乗算器16においてこの時点で
入力されているゲイン係数gainB が信号Cに乗算され
て、第2の乗算器16から演算信号gainB {(B−G)
1 +hueR(R−G)1 }が出力される。この演算信号は
前記したように色差信号(B−Y)であり、次の色差信
号(B−Y)1 のサンプルが出力OUTから得られるこ
とになる。そして、前記した演算と同様の演算が行われ
て、時点t9において次の色差信号(R−Y)1 のサン
プルが出力OUTから得られ、以降、色差信号サンプル
が順次演算されて出力されるようになる。
ップフロップ15からは1サンプル時間遅延した前回の
加算信号{(B−G)1 +hueR(R−G)1 }が信号C
として出力され、第2の乗算器16においてこの時点で
入力されているゲイン係数gainB が信号Cに乗算され
て、第2の乗算器16から演算信号gainB {(B−G)
1 +hueR(R−G)1 }が出力される。この演算信号は
前記したように色差信号(B−Y)であり、次の色差信
号(B−Y)1 のサンプルが出力OUTから得られるこ
とになる。そして、前記した演算と同様の演算が行われ
て、時点t9において次の色差信号(R−Y)1 のサン
プルが出力OUTから得られ、以降、色差信号サンプル
が順次演算されて出力されるようになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
色差信号を演算する演算回路においては、回路規模の大
きい乗算器を2つ必要とすることから、演算回路の規模
が大きくなるという問題点があった。そこで、乗算器を
1つとして回路規模を小さくするようにした演算回路が
提案されている。この場合乗算器を1つとするために、
前記した式(1)(2)を近似的に、 R−Y=gainR (R−G)+hueB(B−G) ・・・(3) B−Y=gainB (B−G)+hueR(R−G) ・・・(4) として、演算を行うようにしている。この演算を行う演
算回路を図5に示し、その動作を示す動作タイミング図
を図6に示す。
色差信号を演算する演算回路においては、回路規模の大
きい乗算器を2つ必要とすることから、演算回路の規模
が大きくなるという問題点があった。そこで、乗算器を
1つとして回路規模を小さくするようにした演算回路が
提案されている。この場合乗算器を1つとするために、
前記した式(1)(2)を近似的に、 R−Y=gainR (R−G)+hueB(B−G) ・・・(3) B−Y=gainB (B−G)+hueR(R−G) ・・・(4) として、演算を行うようにしている。この演算を行う演
算回路を図5に示し、その動作を示す動作タイミング図
を図6に示す。
【0016】この演算回路の説明を行うと、図5に示す
ように乗算器21は入力信号INと色相係数hue あるい
はゲイン係数gainとを乗算し、その乗算信号は第1フリ
ップフロップ22において1サンプル時間遅延されて信
号Aとされる。信号Aは加算器24に入力されると共
に、第2のフリップフロップ23に入力される。加算器
24は信号Aと、第2のフリップフロップ23において
信号Aを1サンプル時間遅延した信号Bとを加算するこ
とにより色差信号を得るようにしている。
ように乗算器21は入力信号INと色相係数hue あるい
はゲイン係数gainとを乗算し、その乗算信号は第1フリ
ップフロップ22において1サンプル時間遅延されて信
号Aとされる。信号Aは加算器24に入力されると共
に、第2のフリップフロップ23に入力される。加算器
24は信号Aと、第2のフリップフロップ23において
信号Aを1サンプル時間遅延した信号Bとを加算するこ
とにより色差信号を得るようにしている。
【0017】次に、図6に示す動作タイミングを参照し
ながらその動作を説明すると、図6(a)に示すよう
に、時点t0で入力信号(R−G)0 が乗算器21に入
力されて、図6(b)に示すように時点t0で入力され
ているゲイン係数gainR が乗算され、乗算信号gainR
(R−G)0 が第1のフリップフロップ22に入力され
る。時点t1になると、次のサンプルの入力信号(B−
G)0 が乗算器21に入力され、色相係数hueBが乗算さ
れて乗算信号hueB(B−G)0 が第1のフリップフロッ
プ22に入力される。この時、第1のフリップフロップ
22からは同図(c)に示すように、1サンプル時間遅
延された前回の乗算信号gainR (R−G)0が信号Aと
して出力されて、第2のフリップフロップ23および加
算器24に入力される。
ながらその動作を説明すると、図6(a)に示すよう
に、時点t0で入力信号(R−G)0 が乗算器21に入
力されて、図6(b)に示すように時点t0で入力され
ているゲイン係数gainR が乗算され、乗算信号gainR
(R−G)0 が第1のフリップフロップ22に入力され
る。時点t1になると、次のサンプルの入力信号(B−
G)0 が乗算器21に入力され、色相係数hueBが乗算さ
れて乗算信号hueB(B−G)0 が第1のフリップフロッ
プ22に入力される。この時、第1のフリップフロップ
22からは同図(c)に示すように、1サンプル時間遅
延された前回の乗算信号gainR (R−G)0が信号Aと
して出力されて、第2のフリップフロップ23および加
算器24に入力される。
【0018】時点t2になると、次のサンプルの入力信
号(R−G)0 が乗算器21に入力され、色相係数hueR
が乗算されて乗算信号hueR(R−G)0 が第1のフリッ
プフロップ22に入力される。この時、第1のフリップ
フロップ22からは同図(c)に示すように、1サンプ
ル時間遅延された前回の乗算信号hueB(B−G)0 が信
号Aとして出力されて、第2のフリップフロップ23お
よび加算器24に入力される。
号(R−G)0 が乗算器21に入力され、色相係数hueR
が乗算されて乗算信号hueR(R−G)0 が第1のフリッ
プフロップ22に入力される。この時、第1のフリップ
フロップ22からは同図(c)に示すように、1サンプ
ル時間遅延された前回の乗算信号hueB(B−G)0 が信
号Aとして出力されて、第2のフリップフロップ23お
よび加算器24に入力される。
【0019】また、この時点において第2のフリップフ
ロップ23からは、同図(d)に示すように信号Aを1
サンプル時間遅延した乗算信号gainR (R−G)0 が信
号Bとして出力されて、加算器24に入力される。した
がって、加算器24からは信号Aと信号Bとを加算した
加算信号{gainR (R−G)0 +hueB(B−G)0 }が
出力OUTとして出力される。この加算信号は上記
(3)式に示されるように色差信号(R−Y)であるか
ら、色差信号(R−Y)0 が出力OUTから得られるこ
とになる。
ロップ23からは、同図(d)に示すように信号Aを1
サンプル時間遅延した乗算信号gainR (R−G)0 が信
号Bとして出力されて、加算器24に入力される。した
がって、加算器24からは信号Aと信号Bとを加算した
加算信号{gainR (R−G)0 +hueB(B−G)0 }が
出力OUTとして出力される。この加算信号は上記
(3)式に示されるように色差信号(R−Y)であるか
ら、色差信号(R−Y)0 が出力OUTから得られるこ
とになる。
【0020】時点t3となると、次のサンプルの入力信
号(B−G)0 が乗算器21に入力され、色相係数gain
B が乗算されて乗算信号gainB (B−G)0 が第1のフ
リップフロップ22に入力される。この時、第1のフリ
ップフロップ22からは同図(c)に示すように、1サ
ンプル時間遅延された前回の乗算信号hueR(R−G)0
が信号Aとして出力されて、第2のフリップフロップ2
3および加算器24に入力される。また、この時点にお
いて第2のフリップフロップ23からは、同図(d)に
示すように信号Aを1サンプル時間遅延した乗算信号hu
eB(B−G)0 が信号Bとして出力されて加算器24に
入力される。
号(B−G)0 が乗算器21に入力され、色相係数gain
B が乗算されて乗算信号gainB (B−G)0 が第1のフ
リップフロップ22に入力される。この時、第1のフリ
ップフロップ22からは同図(c)に示すように、1サ
ンプル時間遅延された前回の乗算信号hueR(R−G)0
が信号Aとして出力されて、第2のフリップフロップ2
3および加算器24に入力される。また、この時点にお
いて第2のフリップフロップ23からは、同図(d)に
示すように信号Aを1サンプル時間遅延した乗算信号hu
eB(B−G)0 が信号Bとして出力されて加算器24に
入力される。
【0021】さらに、時点t4になると、次のサンプル
の入力信号(R−G)1 が乗算器21に入力され、ゲイ
ン係数gainR が乗算されて乗算信号gainR (R−G)1
が第1のフリップフロップ22に入力される。この時、
第1のフリップフロップ22からは同図(c)に示すよ
うに、1サンプル時間遅延された前回の乗算信号gainB
(B−G)0 が信号Aとして出力されて、第2のフリッ
プフロップ23および加算器24に入力される。また、
この時点において第2のフリップフロップ23からは、
同図(d)に示すように信号Aを1サンプル時間遅延し
た乗算信号hueR(R−G)0 が信号Bとして出力され
て、加算器24に入力される。したがって、加算器24
からは信号Aと信号Bとを加算した加算信号{gainB
(B−G)0 +hueR(R−G)0 }が出力OUTとして
出力される。この加算信号は上記(4)式に示されるよ
うに色差信号(B−Y)であるから、色差信号(B−
Y)0 が出力OUTから得られることになる。
の入力信号(R−G)1 が乗算器21に入力され、ゲイ
ン係数gainR が乗算されて乗算信号gainR (R−G)1
が第1のフリップフロップ22に入力される。この時、
第1のフリップフロップ22からは同図(c)に示すよ
うに、1サンプル時間遅延された前回の乗算信号gainB
(B−G)0 が信号Aとして出力されて、第2のフリッ
プフロップ23および加算器24に入力される。また、
この時点において第2のフリップフロップ23からは、
同図(d)に示すように信号Aを1サンプル時間遅延し
た乗算信号hueR(R−G)0 が信号Bとして出力され
て、加算器24に入力される。したがって、加算器24
からは信号Aと信号Bとを加算した加算信号{gainB
(B−G)0 +hueR(R−G)0 }が出力OUTとして
出力される。この加算信号は上記(4)式に示されるよ
うに色差信号(B−Y)であるから、色差信号(B−
Y)0 が出力OUTから得られることになる。
【0022】以上説明した時点t0〜t4の動作と同様
の動作が繰り返し行われることにより、時点t6におい
て色差信号(R−Y)1 が演算されて出力され、時点t
8において色差信号(B−Y)1 が演算されて出力され
る。
の動作が繰り返し行われることにより、時点t6におい
て色差信号(R−Y)1 が演算されて出力され、時点t
8において色差信号(B−Y)1 が演算されて出力され
る。
【0023】しかしながら、図5に示す演算回路が行う
前記(3)(4)に示す演算式を変形すると、 R−Y=gainR {(R−G)+(hueB/gainR )(B−G)}・・・(5) B−Y=gainB {(B−G)+(hueR/gainB )(R−G)}・・・(6) となり、ゲイン係数gainを変化させると、連動して色相
(hue )が回るようになってしまい色相が変化すること
になる。これを防止するには、ゲイン係数gainを変化さ
せた時に、色相係数hue とゲイン係数gainとの比(hue
/gain)が変化しないようにソフトウェア側で対応する
必要がある。このため、ソフトウェアにとってかなりの
負担が生じてしまうという問題点があった。
前記(3)(4)に示す演算式を変形すると、 R−Y=gainR {(R−G)+(hueB/gainR )(B−G)}・・・(5) B−Y=gainB {(B−G)+(hueR/gainB )(R−G)}・・・(6) となり、ゲイン係数gainを変化させると、連動して色相
(hue )が回るようになってしまい色相が変化すること
になる。これを防止するには、ゲイン係数gainを変化さ
せた時に、色相係数hue とゲイン係数gainとの比(hue
/gain)が変化しないようにソフトウェア側で対応する
必要がある。このため、ソフトウェアにとってかなりの
負担が生じてしまうという問題点があった。
【0024】そこで、本発明は回路規模を小さくしても
ソフトウェアに負担がかからないと共に、正規の演算を
行うことのできる演算回路を提供することを目的として
いる。
ソフトウェアに負担がかからないと共に、正規の演算を
行うことのできる演算回路を提供することを目的として
いる。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の演算回路は、入力された第1の入力信号あ
るいは第2の入力信号と、フィードバックされた演算出
力信号とのいずれかを選択する第1の選択信号で制御さ
れる選択手段と、該選択手段から出力される信号に、タ
イミングに応じて選択的に供給される第1種類の係数あ
るいは第2種類の係数を乗算する乗算手段と、該乗算手
段の出力と、第2の選択信号により選択された前記いず
れかの入力信号とをタイミングを合わせて加算する加算
手段とを備え、前記第1の選択制御信号と、前記第2の
選択信号とに位相差を持たせることにより、前記第1の
入力信号と前記乗算手段において前記第1種類の係数を
乗算した前記第2の入力信号とを前記加算手段により加
算した第1の加算出力と、前記第2の入力信号と前記乗
算手段において前記第1種類の係数を乗算した第1の入
力信号とを前記加算手段により加算した第2の加算出力
とを、前記演算出力信号として順次得るようにし、得ら
れた前記演算出力信号をフィードバックして前記選択手
段で選択し、前記乗算手段により第2種類の係数を乗算
して演算の終了した演算出力信号を得るようにしたもの
である。
に、本発明の演算回路は、入力された第1の入力信号あ
るいは第2の入力信号と、フィードバックされた演算出
力信号とのいずれかを選択する第1の選択信号で制御さ
れる選択手段と、該選択手段から出力される信号に、タ
イミングに応じて選択的に供給される第1種類の係数あ
るいは第2種類の係数を乗算する乗算手段と、該乗算手
段の出力と、第2の選択信号により選択された前記いず
れかの入力信号とをタイミングを合わせて加算する加算
手段とを備え、前記第1の選択制御信号と、前記第2の
選択信号とに位相差を持たせることにより、前記第1の
入力信号と前記乗算手段において前記第1種類の係数を
乗算した前記第2の入力信号とを前記加算手段により加
算した第1の加算出力と、前記第2の入力信号と前記乗
算手段において前記第1種類の係数を乗算した第1の入
力信号とを前記加算手段により加算した第2の加算出力
とを、前記演算出力信号として順次得るようにし、得ら
れた前記演算出力信号をフィードバックして前記選択手
段で選択し、前記乗算手段により第2種類の係数を乗算
して演算の終了した演算出力信号を得るようにしたもの
である。
【0026】また、上記演算回路において、R、G、B
を原色の各色信号とし、Yを輝度信号とする時、前記第
1の入力信号が(R−G)とされ、前記第2の入力信号
が(B−G)とされ、前記第1種類の係数が色相係数と
され、前記第2種類の係数がゲイン係数とされて、演算
出力信号として、(B−Y)および(R−Y)の色差信
号を得るようにしたものである。
を原色の各色信号とし、Yを輝度信号とする時、前記第
1の入力信号が(R−G)とされ、前記第2の入力信号
が(B−G)とされ、前記第1種類の係数が色相係数と
され、前記第2種類の係数がゲイン係数とされて、演算
出力信号として、(B−Y)および(R−Y)の色差信
号を得るようにしたものである。
【0027】このような本発明によれば、正規の演算を
乗算回路を1つだけ用いることにより行えるので、演算
回路の規模を小さくすることができる。したがって、ソ
フトウェアに余計な負担がかかることがないものとする
ことができる。
乗算回路を1つだけ用いることにより行えるので、演算
回路の規模を小さくすることができる。したがって、ソ
フトウェアに余計な負担がかかることがないものとする
ことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の演算回路の実施の形態の
構成を示すブロック図の一例を図1に示す。この図にお
いて、入力信号INはスイッチSW1の一方の入力端子
に入力されると共に、ANDゲート5の一方に入力され
る。スイッチSW1から出力される出力信号A(A’)
は乗算器1に入力され、色相係数hue あるいはゲイン係
数gainが乗算されて第1のフリップフロップ2に入力さ
れる。第1のフリップフロップ2により1サンプル時間
遅延された乗算信号B(B’)は加算器3に入力され第
2のフリップフロップ6により2サンプル時間遅延され
た信号と加算される。この加算信号は第3のフリップフ
ロップ4において1サンプル時間遅延されて出力信号O
UTとなると共に、スイッチSW1の他方の入力端子に
入力される。
構成を示すブロック図の一例を図1に示す。この図にお
いて、入力信号INはスイッチSW1の一方の入力端子
に入力されると共に、ANDゲート5の一方に入力され
る。スイッチSW1から出力される出力信号A(A’)
は乗算器1に入力され、色相係数hue あるいはゲイン係
数gainが乗算されて第1のフリップフロップ2に入力さ
れる。第1のフリップフロップ2により1サンプル時間
遅延された乗算信号B(B’)は加算器3に入力され第
2のフリップフロップ6により2サンプル時間遅延され
た信号と加算される。この加算信号は第3のフリップフ
ロップ4において1サンプル時間遅延されて出力信号O
UTとなると共に、スイッチSW1の他方の入力端子に
入力される。
【0029】また、第1の選択信号SEL1はスイッチ
SW1を制御する信号であり、例えばHレベルの時にス
イッチSW1から入力信号INが出力され、Lレベルの
時にスイッチSW1から第3のフリップフロップ4から
出力される信号が出力される。さらに、第2の選択信号
SEL2はANDゲート5の他方に入力され、Hレベル
とされた期間、入力信号INを第2のフリップフロップ
6に入力している。なお、第2のフリップフロップ6は
入力された信号を2サンプル時間遅延して信号Cとして
出力し、加算器3に入力している。
SW1を制御する信号であり、例えばHレベルの時にス
イッチSW1から入力信号INが出力され、Lレベルの
時にスイッチSW1から第3のフリップフロップ4から
出力される信号が出力される。さらに、第2の選択信号
SEL2はANDゲート5の他方に入力され、Hレベル
とされた期間、入力信号INを第2のフリップフロップ
6に入力している。なお、第2のフリップフロップ6は
入力された信号を2サンプル時間遅延して信号Cとして
出力し、加算器3に入力している。
【0030】このように構成された演算回路の動作を図
2に示す動作タイミング図を参照しながら説明する。時
点t0において、図2(a)に示すように入力信号(R
−G)0 がスイッチSW1およびANDゲート5に入力
されるが、第1の選択信号SEL1がLレベルとされて
いるので、スイッチSW1からは入力信号(R−G)0
は出力されない。また、第2の選択信号SEL2もLレ
ベルとされているので、ANDゲート5からも入力信号
(R−G)0 は出力されない。時点t1になると、図2
(a)に示すように入力信号(B−G)0 がスイッチS
W1およびANDゲート5に入力されるが、第1の選択
信号SEL1がLレベルとされているので、スイッチS
W1からは入力信号(B−G)0 は出力されない。しか
し、第2の選択信号SEL2がHレベルとされるので、
ANDゲート5から入力信号(B−G)0 が出力されて
第2のフリップフロップ6に入力される。
2に示す動作タイミング図を参照しながら説明する。時
点t0において、図2(a)に示すように入力信号(R
−G)0 がスイッチSW1およびANDゲート5に入力
されるが、第1の選択信号SEL1がLレベルとされて
いるので、スイッチSW1からは入力信号(R−G)0
は出力されない。また、第2の選択信号SEL2もLレ
ベルとされているので、ANDゲート5からも入力信号
(R−G)0 は出力されない。時点t1になると、図2
(a)に示すように入力信号(B−G)0 がスイッチS
W1およびANDゲート5に入力されるが、第1の選択
信号SEL1がLレベルとされているので、スイッチS
W1からは入力信号(B−G)0 は出力されない。しか
し、第2の選択信号SEL2がHレベルとされるので、
ANDゲート5から入力信号(B−G)0 が出力されて
第2のフリップフロップ6に入力される。
【0031】時点t2になると、第1の選択信号SEL
1がHレベルとなり、入力された入力信号(R−G)0
がスイッチSW1から出力されて、同図(c)に示すよ
うに信号Aとして乗算器1に入力される。この時、乗算
器1には色相係数hueRが入力されているので、乗算器1
から乗算信号hueR(R−G)0 が出力されて第1のフリ
ップフロップ2に入力される。また、第2の選択信号S
EL2がHレベルとされているので、ANDゲート5か
ら入力信号(R−G)0 が出力されて第2のフリップフ
ロップ6に入力される。
1がHレベルとなり、入力された入力信号(R−G)0
がスイッチSW1から出力されて、同図(c)に示すよ
うに信号Aとして乗算器1に入力される。この時、乗算
器1には色相係数hueRが入力されているので、乗算器1
から乗算信号hueR(R−G)0 が出力されて第1のフリ
ップフロップ2に入力される。また、第2の選択信号S
EL2がHレベルとされているので、ANDゲート5か
ら入力信号(R−G)0 が出力されて第2のフリップフ
ロップ6に入力される。
【0032】そして、時点t3になると、第1の選択信
号SEL1がHレベルを維持しているため、入力された
入力信号(B−G)0 がスイッチSW1から出力され
て、同図(c)に示すように信号Aとして乗算器1に入
力される。この時、乗算器1には色相係数hueBが入力さ
れているので、乗算器1から乗算信号hueB(B−G)0
が出力されて第1のフリップフロップ2に入力される。
また、第1のフリップフロップ2からは1サンプル時間
遅延された前回の乗算信号hueR(R−G)0 が出力され
て信号Bとして加算器3に入力される。さらに、第2の
フリップフロップ6からは2サンプル時間遅延された入
力信号(B−G)0 が出力されて加算器3に入力され
る。したがって、加算器3からは加算信号{(B−G)
0 +hueR(R−G)0 }が信号Dとして出力され、第3
のフリップフロップ4に入力される。なお、第2の選択
信号SEL2はLレベルに遷移するので、ANDゲート
5からは入力信号(B−G)0 は出力されない。
号SEL1がHレベルを維持しているため、入力された
入力信号(B−G)0 がスイッチSW1から出力され
て、同図(c)に示すように信号Aとして乗算器1に入
力される。この時、乗算器1には色相係数hueBが入力さ
れているので、乗算器1から乗算信号hueB(B−G)0
が出力されて第1のフリップフロップ2に入力される。
また、第1のフリップフロップ2からは1サンプル時間
遅延された前回の乗算信号hueR(R−G)0 が出力され
て信号Bとして加算器3に入力される。さらに、第2の
フリップフロップ6からは2サンプル時間遅延された入
力信号(B−G)0 が出力されて加算器3に入力され
る。したがって、加算器3からは加算信号{(B−G)
0 +hueR(R−G)0 }が信号Dとして出力され、第3
のフリップフロップ4に入力される。なお、第2の選択
信号SEL2はLレベルに遷移するので、ANDゲート
5からは入力信号(B−G)0 は出力されない。
【0033】次に、時点t4になると、入力信号(R−
G)1 がスイッチSW1およびANDゲート5に入力さ
れるが、第1の選択信号SEL1がLレベルに遷移する
ので、スイッチSW1からは入力信号(R−G)1 は出
力されず、同図(l)に示すように第3のフリップフロ
ップ4よりの1サンプル時間遅延された加算信号{(B
−G)0 +hueR(R−G)0 }が、信号A’としてスイ
ッチSW1から出力されて乗算器1に入力される。ま
た、第2の選択信号SEL2もLレベルとされているの
で、ANDゲート5からも入力信号(R−G)1 は出力
されない。
G)1 がスイッチSW1およびANDゲート5に入力さ
れるが、第1の選択信号SEL1がLレベルに遷移する
ので、スイッチSW1からは入力信号(R−G)1 は出
力されず、同図(l)に示すように第3のフリップフロ
ップ4よりの1サンプル時間遅延された加算信号{(B
−G)0 +hueR(R−G)0 }が、信号A’としてスイ
ッチSW1から出力されて乗算器1に入力される。ま
た、第2の選択信号SEL2もLレベルとされているの
で、ANDゲート5からも入力信号(R−G)1 は出力
されない。
【0034】また、この時点において、第1のフリップ
フロップ2からは1サンプル時間遅延された前回の乗算
信号hueB(B−G)0 が信号Bとして出力され、加算器
3に入力される。さらに、第2のフリップフロップ6か
らは2サンプル時間遅延された入力信号(R−G)0 が
信号Cとして出力され、加算器3に入力される。したが
って、加算器3からは加算信号{(R−G)0 +hueB
(B−G)0 }が信号Dとして出力され、第3のフリッ
プフロップ4に入力される。さらにまた、同図(m)に
示すように信号A’に対するゲイン係数gainB が乗算器
1に入力されているので、乗算器1からは乗算信号gain
B {(B−G)0 +hueR(R−G)0 }が出力されて第
1のフリップフロップ2に入力される。この乗算信号ga
inB {(B−G)0 +hueR(R−G)0 }は、前記した
(2)式に示す通り色差信号(B−Y)0 となる。
フロップ2からは1サンプル時間遅延された前回の乗算
信号hueB(B−G)0 が信号Bとして出力され、加算器
3に入力される。さらに、第2のフリップフロップ6か
らは2サンプル時間遅延された入力信号(R−G)0 が
信号Cとして出力され、加算器3に入力される。したが
って、加算器3からは加算信号{(R−G)0 +hueB
(B−G)0 }が信号Dとして出力され、第3のフリッ
プフロップ4に入力される。さらにまた、同図(m)に
示すように信号A’に対するゲイン係数gainB が乗算器
1に入力されているので、乗算器1からは乗算信号gain
B {(B−G)0 +hueR(R−G)0 }が出力されて第
1のフリップフロップ2に入力される。この乗算信号ga
inB {(B−G)0 +hueR(R−G)0 }は、前記した
(2)式に示す通り色差信号(B−Y)0 となる。
【0035】さらに時点t5になると、1サンプル時間
遅延された前回の加算信号{(R−G)0 +hueB(B−
G)0 }が第3のフリップフロップ4から出力されてス
イッチSW1に入力される。この時、第1の選択信号S
EL1はLレベルとされているので、同図(l)に示す
ようにこの1サンプル時間遅延された加算信号は信号
A’として乗算器1に入力される。そして、同図(m)
に示すようにこの時点で入力されているゲイン係数gain
R が乗算されて、乗算器1からは、乗算信号gainR
{(R−G)0 +hueB(B−G)0 }が出力される。こ
の乗算信号は、第1のフリップフロップ2に入力される
ようになる。なお、この乗算信号gainR {(R−G)0
+hueB(B−G)0 }は前記した(1)式に示すように
色差信号(R−Y)0 となる。
遅延された前回の加算信号{(R−G)0 +hueB(B−
G)0 }が第3のフリップフロップ4から出力されてス
イッチSW1に入力される。この時、第1の選択信号S
EL1はLレベルとされているので、同図(l)に示す
ようにこの1サンプル時間遅延された加算信号は信号
A’として乗算器1に入力される。そして、同図(m)
に示すようにこの時点で入力されているゲイン係数gain
R が乗算されて、乗算器1からは、乗算信号gainR
{(R−G)0 +hueB(B−G)0 }が出力される。こ
の乗算信号は、第1のフリップフロップ2に入力される
ようになる。なお、この乗算信号gainR {(R−G)0
+hueB(B−G)0 }は前記した(1)式に示すように
色差信号(R−Y)0 となる。
【0036】また、この時第1のフリップフロップ2か
ら出力される1サンプル時間遅延された乗算信号は前記
したように色差信号(B−Y)0 であり、信号B’とし
て加算器3に入力される。この場合、この時加算器3に
は時点t3で第2のフリップフロップ6に入力された信
号が2サンプル時間遅延されて入力されることになる
が、前記したように時点t3では第2のフリップフロッ
プ6への入力信号は遮断されているので、信号B’には
同図(g)に示すように「0」が加算されて出力され
る。このため、色差信号(B−Y)0 がそのまま信号D
として第3のフリップフロップ4に入力される。
ら出力される1サンプル時間遅延された乗算信号は前記
したように色差信号(B−Y)0 であり、信号B’とし
て加算器3に入力される。この場合、この時加算器3に
は時点t3で第2のフリップフロップ6に入力された信
号が2サンプル時間遅延されて入力されることになる
が、前記したように時点t3では第2のフリップフロッ
プ6への入力信号は遮断されているので、信号B’には
同図(g)に示すように「0」が加算されて出力され
る。このため、色差信号(B−Y)0 がそのまま信号D
として第3のフリップフロップ4に入力される。
【0037】時点t6になると、第1の選択信号SEL
1がHレベルとなり、入力された入力信号(R−G)1
がスイッチSW1から出力されて、同図(c)に示すよ
うに信号Aとして乗算器1に入力される。この時、乗算
器1には色相係数hueRが入力されているので、乗算器1
から乗算信号hueR(R−G)1 が出力されて第1のフリ
ップフロップ2に入力される。また、第2の選択信号S
EL2がHレベルとされているので、ANDゲート5か
ら入力信号(R−G)1 が出力されて第2のフリップフ
ロップ6に入力される。
1がHレベルとなり、入力された入力信号(R−G)1
がスイッチSW1から出力されて、同図(c)に示すよ
うに信号Aとして乗算器1に入力される。この時、乗算
器1には色相係数hueRが入力されているので、乗算器1
から乗算信号hueR(R−G)1 が出力されて第1のフリ
ップフロップ2に入力される。また、第2の選択信号S
EL2がHレベルとされているので、ANDゲート5か
ら入力信号(R−G)1 が出力されて第2のフリップフ
ロップ6に入力される。
【0038】また、この時第1のフリップフロップ2か
らは1サンプル時間遅延された乗算信号、すなわち色差
信号(R−Y)0 が出力されて信号B’として加算器3
に入力され、前記したように時点t4で第2のフリップ
フロップ6に入力された同図(g)に示す「0」の信号
と加算され、色差信号(R−Y)0 がそのまま信号Dと
して第3のフリップフロップ4に入力される。この時、
第3のフリップフロップ4からは1サンプル時間遅延さ
れた色差信号(B−Y)0 が出力OUTとして出力され
る。
らは1サンプル時間遅延された乗算信号、すなわち色差
信号(R−Y)0 が出力されて信号B’として加算器3
に入力され、前記したように時点t4で第2のフリップ
フロップ6に入力された同図(g)に示す「0」の信号
と加算され、色差信号(R−Y)0 がそのまま信号Dと
して第3のフリップフロップ4に入力される。この時、
第3のフリップフロップ4からは1サンプル時間遅延さ
れた色差信号(B−Y)0 が出力OUTとして出力され
る。
【0039】時点t7になると、第1の選択信号SEL
1がHレベルを維持しているため、入力された入力信号
(B−G)1 がスイッチSW1から出力されて、同図
(c)に示すように信号Aとして乗算器1に入力され
る。この時、乗算器1には色相係数hueBが入力されてい
るので、乗算器1から乗算信号hueB(B−G)1 が出力
されて第1のフリップフロップ2に入力される。また、
第1のフリップフロップ2からは1サンプル時間遅延さ
れた前回の乗算信号hueR(R−G)1 が出力されて信号
Bとして加算器3に入力される。さらに、第2のフリッ
プフロップ6からは2サンプル時間遅延された入力信号
(B−G)1 が出力されて加算器3に入力される。した
がって、加算器3からは加算信号{(B−G)1 +hueR
(R−G)1 }が信号Dとして出力され、第3のフリッ
プフロップ4に入力される。
1がHレベルを維持しているため、入力された入力信号
(B−G)1 がスイッチSW1から出力されて、同図
(c)に示すように信号Aとして乗算器1に入力され
る。この時、乗算器1には色相係数hueBが入力されてい
るので、乗算器1から乗算信号hueB(B−G)1 が出力
されて第1のフリップフロップ2に入力される。また、
第1のフリップフロップ2からは1サンプル時間遅延さ
れた前回の乗算信号hueR(R−G)1 が出力されて信号
Bとして加算器3に入力される。さらに、第2のフリッ
プフロップ6からは2サンプル時間遅延された入力信号
(B−G)1 が出力されて加算器3に入力される。した
がって、加算器3からは加算信号{(B−G)1 +hueR
(R−G)1 }が信号Dとして出力され、第3のフリッ
プフロップ4に入力される。
【0040】さらに、この時点t7ではフリップフロッ
プ4において1サンプル時間遅延された色差信号(R−
Y)0 が出力OUTとして出力されるようになる。この
ようにして、時点t6において色差信号(B−Y)0 が
得られ、時点t7において色差信号(R−Y)0 が得ら
れるようになる。そして、時点t8にて第1フリップフ
ロップ2から1サンプル時間遅延された乗算信号hueB
(B−G)1が出力されて加算器3に入力され、この乗
算信号に第2フリップフロップ6により2サンプル時間
遅延された入力信号(R−G)1 が加算されて加算器3
から出力される。そして、加算器3から出力される加算
信号{(R−G)1 +hueB(B−G)1 }は信号Dとし
て第3のフリップフロップ4に入力される。
プ4において1サンプル時間遅延された色差信号(R−
Y)0 が出力OUTとして出力されるようになる。この
ようにして、時点t6において色差信号(B−Y)0 が
得られ、時点t7において色差信号(R−Y)0 が得ら
れるようになる。そして、時点t8にて第1フリップフ
ロップ2から1サンプル時間遅延された乗算信号hueB
(B−G)1が出力されて加算器3に入力され、この乗
算信号に第2フリップフロップ6により2サンプル時間
遅延された入力信号(R−G)1 が加算されて加算器3
から出力される。そして、加算器3から出力される加算
信号{(R−G)1 +hueB(B−G)1 }は信号Dとし
て第3のフリップフロップ4に入力される。
【0041】また、この時点t8では第3のフリップフ
ロップ4から1サンプル時間遅延された加算信号{(B
−G)1 +hueR(R−G)1 }が出力され、Lレベルと
された第1の選択信号SEL1で制御されているスイッ
チSW1を通過して、信号A’として乗算器1に入力さ
れる。この時、乗算器1にはゲイン係数gainB が入力さ
れており、乗算器1から乗算信号gainB {(B−G)1
+hueR(R−G)1 }が出力され、第1フリップフロッ
プ2に入力される。この乗算信号は色差信号(B−Y)
1 である。
ロップ4から1サンプル時間遅延された加算信号{(B
−G)1 +hueR(R−G)1 }が出力され、Lレベルと
された第1の選択信号SEL1で制御されているスイッ
チSW1を通過して、信号A’として乗算器1に入力さ
れる。この時、乗算器1にはゲイン係数gainB が入力さ
れており、乗算器1から乗算信号gainB {(B−G)1
+hueR(R−G)1 }が出力され、第1フリップフロッ
プ2に入力される。この乗算信号は色差信号(B−Y)
1 である。
【0042】さらに、時点t9になると、第3フリップ
フロップ4から1サンプル時間遅延された加算信号
{(R−G)1 +hueB(B−G)1 }が出力され、スイ
ッチSW1に入力される。この時、第1の選択信号SE
L1はLレベルであるのでスイッチSW1に入力された
加算信号はスイッチSW1を通過して乗算器1に入力さ
れる。そして、この時点で乗算器1に入力されているゲ
イン係数gainR と乗算されて、乗算信号gainR {(R−
G)1 +hueB(B−G)1 }が出力され、第1フリップ
フロップ2に入力される。この乗算信号は色差信号(R
−Y)1 である。
フロップ4から1サンプル時間遅延された加算信号
{(R−G)1 +hueB(B−G)1 }が出力され、スイ
ッチSW1に入力される。この時、第1の選択信号SE
L1はLレベルであるのでスイッチSW1に入力された
加算信号はスイッチSW1を通過して乗算器1に入力さ
れる。そして、この時点で乗算器1に入力されているゲ
イン係数gainR と乗算されて、乗算信号gainR {(R−
G)1 +hueB(B−G)1 }が出力され、第1フリップ
フロップ2に入力される。この乗算信号は色差信号(R
−Y)1 である。
【0043】この時、第1フリップフロップ2からは1
サンプル時間遅延された色差信号(B−Y)1 が出力さ
れ信号B’として加算器3に入力される。この場合、時
点7で第2選択信号SEL2がLレベルであったため、
第2フリップフロップ6により2サンプル時間遅延され
た「0」が加算器3に入力される。したがって、加算器
3からは色差信号(B−Y)1 がそのまま出力されて、
信号Dとして第3のフリップフロップに4に入力され
る。
サンプル時間遅延された色差信号(B−Y)1 が出力さ
れ信号B’として加算器3に入力される。この場合、時
点7で第2選択信号SEL2がLレベルであったため、
第2フリップフロップ6により2サンプル時間遅延され
た「0」が加算器3に入力される。したがって、加算器
3からは色差信号(B−Y)1 がそのまま出力されて、
信号Dとして第3のフリップフロップに4に入力され
る。
【0044】そして、時点t10になると、第1フリッ
プフロップ2から1サンプル時間遅延された色差信号
(R−Y)1 が信号B’として出力され、加算器3に入
力される。この場合、時点8で第2選択信号SEL2が
Lレベルであったため、第2フリップフロップ6により
2サンプル時間遅延された「0」が加算器3に入力され
る。したがって、加算器3からは色差信号(R−Y)1
がそのまま出力されて、信号Dとして第3のフリップフ
ロップ4に入力される。さらに、第3のフリップフロッ
プ4からは1サンプル時間遅延された色差信号(B−
Y)1 が出力される。なお、時点t11において第3の
フリップフロップ4からは1サンプル時間遅延された色
差信号(R−Y)1 が出力される。
プフロップ2から1サンプル時間遅延された色差信号
(R−Y)1 が信号B’として出力され、加算器3に入
力される。この場合、時点8で第2選択信号SEL2が
Lレベルであったため、第2フリップフロップ6により
2サンプル時間遅延された「0」が加算器3に入力され
る。したがって、加算器3からは色差信号(R−Y)1
がそのまま出力されて、信号Dとして第3のフリップフ
ロップ4に入力される。さらに、第3のフリップフロッ
プ4からは1サンプル時間遅延された色差信号(B−
Y)1 が出力される。なお、時点t11において第3の
フリップフロップ4からは1サンプル時間遅延された色
差信号(R−Y)1 が出力される。
【0045】上記した動作と同様の動作が繰り返し演算
回路で行われることにより、演算回路からは、順次色差
信号(B−Y)0 ,(R−Y)0 ,(B−Y)1 ,(R
−Y)1 ,(B−Y)2 ,(R−Y)2 ・・・が出力さ
れるようになる。
回路で行われることにより、演算回路からは、順次色差
信号(B−Y)0 ,(R−Y)0 ,(B−Y)1 ,(R
−Y)1 ,(B−Y)2 ,(R−Y)2 ・・・が出力さ
れるようになる。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、前記(1)(2)式で示す正規の演算を乗算回路を
1つだけ用いることにより行えるので、演算回路の規模
を小さくすることができる。したがって、ソフトウェア
に余計な負担がかかることを回避することができる。
で、前記(1)(2)式で示す正規の演算を乗算回路を
1つだけ用いることにより行えるので、演算回路の規模
を小さくすることができる。したがって、ソフトウェア
に余計な負担がかかることを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演算回路の実施の形態の回路図の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明の演算回路の動作を示す動作タイミング
図である。
図である。
【図3】従来の演算回路の回路図の一例を示す図であ
る。
る。
【図4】従来の演算回路の動作を示す動作タイミング図
である。
である。
【図5】従来の他の演算回路の回路図の一例を示す図で
ある。
ある。
【図6】従来の他の演算回路の動作を示す動作タイミン
グ図である。
グ図である。
1,11,16,21 乗算器
2,4,6,12,13,15,22,23 フリップ
フロップ 3,14,24 加算器 5 ANDゲート
フロップ 3,14,24 加算器 5 ANDゲート
Claims (2)
- 【請求項1】 入力された第1の入力信号あるいは第
2の入力信号と、フィードバックされた演算出力信号と
のいずれかを選択する第1の選択信号で制御される選択
手段と、 該選択手段から出力される信号に、タイミングに応じて
選択的に供給される第1種類の係数あるいは第2種類の
係数を乗算する乗算手段と、 該乗算手段の出力と、第2の選択信号により選択された
前記いずれかの入力信号とをタイミングを合わせて加算
する加算手段とを備え、 前記第1の選択制御信号と、前記第2の選択信号とに位
相差を持たせることにより、前記第1の入力信号と前記
乗算手段において前記第1種類の係数を乗算した前記第
2の入力信号とを前記加算手段により加算した第1の加
算出力と、前記第2の入力信号と前記乗算手段において
前記第1種類の係数を乗算した第1の入力信号とを前記
加算手段により加算した第2の加算出力とを、前記演算
出力信号として順次得るようにし、 得られた前記演算出力信号をフィードバックして前記選
択手段で選択し、前記乗算手段により第2種類の係数を
乗算して演算の終了した演算出力信号を得るようにした
ことを特徴とする演算回路。 - 【請求項2】 R、G、Bを原色の各色信号とし、Y
を輝度信号とする時、前記第1の入力信号が(R−G)
とされ、前記第2の入力信号が(B−G)とされ、前記
第1種類の係数が色相係数とされ、前記第2種類の係数
がゲイン係数とされて、演算出力信号として、(B−
Y)および(R−Y)の色差信号を得るようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の演算回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32358195A JP3465453B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 演算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32358195A JP3465453B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 演算回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09149427A JPH09149427A (ja) | 1997-06-06 |
JP3465453B2 true JP3465453B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=18156311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32358195A Expired - Fee Related JP3465453B2 (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | 演算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3465453B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP32358195A patent/JP3465453B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09149427A (ja) | 1997-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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