JP3465045B2 - レーンマーカシステム - Google Patents

レーンマーカシステム

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JP3465045B2
JP3465045B2 JP2000332827A JP2000332827A JP3465045B2 JP 3465045 B2 JP3465045 B2 JP 3465045B2 JP 2000332827 A JP2000332827 A JP 2000332827A JP 2000332827 A JP2000332827 A JP 2000332827A JP 3465045 B2 JP3465045 B2 JP 3465045B2
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能彦 丹治
悟 半田
寿平 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は,道路に設けられた
レーンマーカと車載機とを具えているレーンマーカシス
テムに関し、いわゆるITS(Integrated
Transporting System)又はAHS
(Advanced Cruse Assist Hi
ghway System)等の高度道路システムの分
野で、交通の効率化、利便性の向上、安全性の向上のた
めのレーンマーカシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレーンマーカシステムの
例として、特開平11−339187号公報に開示され
たようなものがある。これは道路に埋設されたレーンマ
ーカが、電源を内蔵していて、この電源で発振回路及び
変調回路を動作させるものであり、これについて図5、
図6を参照して説明する。
【0003】図5において、図示しない道路に埋設され
たレーンマーカ714は、電源701を内蔵している。
そしてこの電源701によって、発振回路702及び情
報が入力される変調回路703を作動させ、送信アンテ
ナ707から情報を車両側に送信する。そこで車両側
は、変調回路703により変調された電波を車載機71
3の受信アンテナ706で受けて受信アンプ707で増
幅し、受信回路708で受信することにより、レーンマ
ーカ714からの情報を検出していた。
【0004】図6は、レーンマーカ714から発信され
る信号のエンベロープの様子、すなわち変調方式を振幅
形ASKとした場合の情報「0」、「1」に対応する変
調のエンベロープの様子を示している。信号に付与され
ている「0」、「1」の2進数による情報は、特定周波
数の振幅を変調して伝達する。また変調方式を位相形P
SKとしたものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のレーンマ
ーカシステムにおいては、レーンマーカ714発振回
路702等を動作させるために、多数の電源が必要とな
る。そのためこの電源として、30〜50mWと大きな
電力が必要となって、例えば単一乾電池60個程度の1
次電池か、又は2次電池等を使用しなければならず、そ
のため電池交換作業や充電作業等の維持管理が煩雑化す
るという問題があった。
【0006】そこで本発明は、前記のような従来のレー
ンマーカシステムのもつ問題を解消し、電源を不要にし
て維持管理が容易なレーンマーカシステムを提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明請求項1に記載の発明は、道路に設けられ、
電波を受信する受信手段、共振周波数が互いに異なる複
数の共振回路、及び前記共振回路からの信号を発する
手段を有するレーンマーカと、前記共振回路の共振
周波数に対応する周波数成分の電波を時分割で送信する
送信手段、及び前記共振回路により前記レーンマーカの
手段から発信された信号を受信する受信手段を有す
る車載機とを具え、前記車載機が前記レーンマーカの発
信手段から送信された電波から、前記レーンマーカの複
数の共振回路の有無又は組合せを検出することにより、
前記共振回路の有無又は組合せに対応するレーンマーカ
情報を検出することを特徴とし、この構成によりレーン
マーカの電源を不要とすることができる。
【0008】同請求項2に記載の発明は、 道路に設け
られ、電波を受信する受信手段、共振周波数が互いに異
なる複数の共振回路、及び前記共振回路からの信号を発
信する発信手段を有するレーンマーカと、前記共振回路
の共振周波数に対応する周波数成分の電波を時分割で送
信する送信手段、及び前記共振回路により前記レーンマ
ーカの発信手段から発信された信号を受信する受信手段
を有する車載機とを具え、前記車載機が前記レーンマー
カの発信手段から送信された電波から、前記レーンマー
カの複数の共振回路の有無又は組合せを検出することに
より、前記共振回路の有無又は組合せに対応するレーン
マーカ情報を検出するようになっており、複数の共振回
路の数をm個とし、レーンマーカを道路進行方向に所定
の間隔をおいてn個設置し、これらのレーンマーカから
m×nビットの情報を得ることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜4を使用して説明する。図1は、本発明の第
1実施形態のブロック図を示す。図1に示すように、こ
の実施形態は、車載機809とレーンマーカ810とを
具えている。車載機809は、発振回路101、送信ア
ンプ102及び送信アンテナ103からなる送信手段
と、受信アンテナ108、受信アンプ109及び受信回
路110からなる受信手段とを有する。
【0010】レーンマーカ810は、周波数frA、f
rB、frC及びfrDの各信号をそれぞれ受信する受
信アンテナ104A、104B、104C、104D、
共振回路105A、105B、105C、105D、及
び共振回路105A、105B、105C、105Dに
それぞれ接続された全波整流回路からなる逓倍回路10
6A、106B、106C、106D、及び送信アンテ
ナ107A、107B、107C、107Dを有してい
て、これらを収納している。そして逓倍回路106A、
106B、106C、106Dと、送信アンテナ107
A、107B、107C、107Dとで発信手段が構成
されている。
【0011】この実施形態の動作について、図1を参照
して説明する。車載機809の発信回路101によっ
て、周波数frA、frB、frC及びfrDの各信号
を時分割で発生し、送信アンプ102によってこれらの
信号を増幅して、送信アンテナ103から送信する。
(図2参照)このとき周波数frA、frB、frC及
びfrDは、レーンマーカ810に収納された共振回路
105A、105B、105C、105Dの各共振周波
数と同じである。
【0012】ここで図示を省略した車両が移動し、図2
に示す時分割で変調された送信電波の到達距離内にレー
ンマーカ810が入ると、レーンマーカ側の受信アンテ
ナ104A、104B、104C、104Dは、各々周
波数frA、frB、frC、frDの時分割で送信さ
れた電波を受信する。そしてそれぞれの共振回路105
A、105B、105C、105Dは、自己の共振周波
数の電波で共振する。
【0013】つぎに共振回路105A、105B、10
5C、105Dから、周波数frA、frB、frC、
frDの信号がそれぞれ送り出され、逓倍回路106
A、106B、106C、106Dで周波数が、2×f
rA、2×frB、2×frC、2×frDに逓倍され
(振幅は各々1/2)、レーンマーカ810の送信アン
テナ107A、107B、107C、107Dから図2
に示す送信信号がそれぞれ送信される。
【0014】レーンマーカ810に付与されている情報
は4ビットであり、4つの共振回路105A、105
B、105C、105Dにより、各ビット毎に共振回路
が存在すると「1」、存在しないと「0」として4ビッ
ト情報を作り出す。
【0015】ここで、受信アンテナ104A、104
B、104C、104D、共振回路105A、105
B、105C、105D、逓倍回路106A、106
B、106C、106D、ならびに送信アンテナ107
A、107B、107C、107のA、B、C及びDの
それぞれの組み合わせが下位より4ビット目、3ビット
目、2ビット目及び1ビット目に対応しているものとす
ると、例えば図1に示す4組の受信アンテナ104A、
104B、104C、104D、共振回路105A、1
05B、105C、105D、逓倍回路106A、10
6B、106C、106D及び送信アンテナ107A、
107B、107C、107Dのうち、Cの組が存在し
ない場合には、「1101」の信号を有するレーンマー
カ情報となる。同様にBの組が存在しない場合は、「1
011」の信号を有するレーンマーカ情報となる。ここ
でレーンマーカ情報とは、車両に与えられる走行情報を
意味し、例えば各種サービスの開始終了、高速道路の分
岐等の情報である。
【0016】つぎに本発明の第2実施形態について、図
3を参照して説明する。図3は図1に示したものと同一
の構成を有するレーンマーカを車両進行方向に所定の間
隔、例えば数10cmないし1m離してn個設置した場
合のブロック図を示す。この例ではレーンマーカが2個
の場合を示す。車載機は、第1実施形態と同一の構成と
なっているので、図示するのを省略する。ここで、レー
ンマーカA150の共振回路105A、105B、10
5C、105D及びレーンマーカB151の共振回路1
05E、105F、105G、105Hの数をm個とす
る。この例では各レーンマーカの共振回路の数が、4個
の場合を示す。このような構成によれば、n個のレーン
マーカからm×nビットの情報を得ることができる。
【0017】図3において、図示しない車両はレーンマ
ーカA150の上を通過した直後、レーンマーカB15
1の上を通過する。車載機の送信アンテナから周波数f
rA、frB、frC、frDの信号が時分割で送出さ
れ、これらの信号はレーンマーカA150の受信アンテ
ナ104A、104B、104C、104D及びレーン
マーカB151の受信アンテナ104E、104F、1
04G、104Hに受信され、それぞれの共振回路10
5A、105B、105C、105D及び共振回路10
5E、105F、105G、105Hに入力され、逓倍
回路106A、106B、106C、106D及び逓倍
回路106E、106F、106G、106Hで、周波
数がそれぞれ2frA、2frB、2frC、2frD
に逓倍される(図4参照)。
【0018】そして車載機は、レーンマーカA150の
受信アンテナ104A、104B、104C、104
D、共振回路105A、105B、105C、105
D、逓倍回路106A、106B、106C、106
D、及び送信アンテナ107A、107B、107C、
107Dによって作られる4ビットの信号に続き、レー
ンマーカB151の、受信アンテナ104E、104
F、104G、104H、共振回路105E、105
F、105G、105H、逓倍回路106E、106
F、106G、106H、及び送信アンテナ107E、
107F、107G、107Hによって作られる4ビッ
トの信号を得ることができる。すなわちレーンマーカ1
53としは、「1101」「1011」の8ビットの
情報を送信することができる。なお前記の各実施形態で
は、レーンマーカの送信周波数を受信周波数の2倍とし
ているが、2倍以外の周波数を用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は前記のようであって、道路に設
けられ、電波を受信する受信手段、共振周波数が互いに
異なる複数の共振回路、及び前記共振回路からの信号を
する発手段を有するレーンマーカと、前記共振回
路の共振周波数に対応する周波数成分の電波を時分割で
送信する送信手段、及び前記共振回路により前記レーン
マーカの発手段から発信された信号を受信する受信手
段を有する車載機とを具え、前記車載機が前記レーンマ
ーカの発信手段から送信された電波から、前記レーンマ
ーカの複数の共振回路の有無又は組合せを検出すること
により、前記共振回路の有無又は組合せに対応するレー
ンマーカ情報を検出するので、電源を不要にして維持管
理が容易であるのに加えて、信頼性を向上することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示ブロック図
である。
【図2】同上の車載機送信信号とレーンマーカ送信信号
のタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図4】同上の車載機送信信号とレーンマーカ送信信号
のタイミングチャートである。
【図5】本発明と同種の従来のレーンマーカシステムの
1例の構成を示すブロック図である。
【図6】同従来例のレーンマーカが送信する電波のエン
ベロープを示す図である。
【符号の説明】
frA、frB、frC、frD 周波数 101 発振回路 102 送信アンプ 103 送信アンテナ 104A、104B、104C、104D 受信アンテ
ナ 104E、104F、104G、104H 受信アンテ
ナ 105A、105B、105C、105D 共振回路 105E、105F、105G、105H 共振回路 106A、106B、106C、106D 逓倍回路 106E、106F、106G、106H 逓倍回路 107A、107B、107C、107D 送信アンテ
ナ 107E、107F、107G、107H 送信アンテ
ナ 809 車載機 810 レーンマーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−153445(JP,A) 特開 昭51−53842(JP,A) 特開 平10−107540(JP,A) 特開 平11−149314(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/00 - 1/16 E01F 11/00 G01C 15/00 101 H04B 7/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路に設けられ、電波を受信する受信手
    段、共振周波数が互いに異なる複数の共振回路、及び前
    記共振回路からの信号を発する発手段を有するレー
    ンマーカと、前記共振回路の共振周波数に対応する周波
    数成分の電波を時分割で送信する送信手段、及び前記共
    振回路により前記レーンマーカの発手段から発信され
    た信号を受信する受信手段を有する車載機とを具え、 前記車載機が前記レーンマーカの発信手段から送信され
    た電波から、前記レーンマーカの複数の共振回路の有無
    又は組合せを検出することにより、前記共振回路の有無
    又は組合せに対応するレーンマーカ情報を検出すること
    を特徴とするレーンマーカシステム。
  2. 【請求項2】 道路に設けられ、電波を受信する受信手
    段、共振周波数が互いに異なる複数の共振回路、及び前
    記共振回路からの信号を発信する発信手段を有するレー
    ンマーカと、前記共振回路の共振周波数に対応する周波
    数成分の電波を時分割で送信する送信手段、及び前記共
    振回路により前記レーンマーカの発信手段から発信され
    た信号を受信する受信手段を有する車載機とを具え、 前記車載機が前記レーンマーカの発信手段から送信され
    た電波から、前記レーンマーカの複数の共振回路の有無
    又は組合せを検出することにより、前記共振回路の有無
    又は組合せに対応するレーンマーカ情報を検出するよう
    になっており、 複数の前記共振回路の数をm個とし、前
    記レーンマーカを道路進行方向に所定の間隔をおいてn
    個設置し、これらn個のレーンマーカからm×nビット
    の情報を得ることを特徴とするレーンマーカシステム。
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