JP3464999B2 - 回転ブラシ - Google Patents
回転ブラシInfo
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- JP3464999B2 JP3464999B2 JP15257194A JP15257194A JP3464999B2 JP 3464999 B2 JP3464999 B2 JP 3464999B2 JP 15257194 A JP15257194 A JP 15257194A JP 15257194 A JP15257194 A JP 15257194A JP 3464999 B2 JP3464999 B2 JP 3464999B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、研磨中に発生する静電
気を除去する構造をもつ回転ブラシに関するものであ
る。
気を除去する構造をもつ回転ブラシに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】靴等を市場に出荷する際には回転ブラシ
（布ブラシ、毛ブラシ）で表面の研磨を行うものである
が、研磨中に製品の摩擦により静電気が発生し、この為
に表面に一度払拭されたほこり等が再び付着し、これを
除去するために再度他のブラシや布等により手でほこり
が払われている。
（布ブラシ、毛ブラシ）で表面の研磨を行うものである
が、研磨中に製品の摩擦により静電気が発生し、この為
に表面に一度払拭されたほこり等が再び付着し、これを
除去するために再度他のブラシや布等により手でほこり
が払われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、研磨中に
発生した静電気を自動的に放電させて前記従来の欠点を
一掃する新規の回転ブラシを提供することを目的とした
ものである。
発生した静電気を自動的に放電させて前記従来の欠点を
一掃する新規の回転ブラシを提供することを目的とした
ものである。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】本発明は前記の目的を
達成するため、その一つは金属製の殼上に複数個の布ブ
ラシを挿嵌し、該布ブラシを殼の両端に接着した鍔で挾
持固定するようになるブラシにおいて、中央に軸孔を開
口した紙、布その他軟質資材からなる円盤部材に柔軟性
を有する複数本の通電部材をその基端部が前記軸孔に突
出する状態で装着し、この円盤部材を前記殼上の各布ブ
ラシ間に介在せしめ、前記通電部材の基端部は殼上に接
触せしめ、先端部は少なくとも布ブラシの外周端縁に到
達するようにした構成とし、他の一つは木製の筒体上に
毛ブラシを螺旋状に捲着し、該筒体を金属製の殼に挿嵌
し、殼の両端に装着した鍔で挟持固定するようになるブ
ラシにおいて、前記木製の筒体の長手方向に複数個の金
属片を表裏に亘つて装着すると共に該筒体上に柔軟性を
有する複数本の通電部材をＵ字状に捲装して該通電部材
の先端を少なくとも前記毛ブラシの外周端縁に到達する
ようにした構成としたものである。
達成するため、その一つは金属製の殼上に複数個の布ブ
ラシを挿嵌し、該布ブラシを殼の両端に接着した鍔で挾
持固定するようになるブラシにおいて、中央に軸孔を開
口した紙、布その他軟質資材からなる円盤部材に柔軟性
を有する複数本の通電部材をその基端部が前記軸孔に突
出する状態で装着し、この円盤部材を前記殼上の各布ブ
ラシ間に介在せしめ、前記通電部材の基端部は殼上に接
触せしめ、先端部は少なくとも布ブラシの外周端縁に到
達するようにした構成とし、他の一つは木製の筒体上に
毛ブラシを螺旋状に捲着し、該筒体を金属製の殼に挿嵌
し、殼の両端に装着した鍔で挟持固定するようになるブ
ラシにおいて、前記木製の筒体の長手方向に複数個の金
属片を表裏に亘つて装着すると共に該筒体上に柔軟性を
有する複数本の通電部材をＵ字状に捲装して該通電部材
の先端を少なくとも前記毛ブラシの外周端縁に到達する
ようにした構成としたものである。
【０００５】
【作用】而して本発明においては、布ブラシの場合は複
数個の布ブラシの間に円盤部材を互違いに介在し、円盤
部材の軸孔に突出する通電部材の基端部は駆動軸に嵌合
してある殼に接触して、製品（例えば皮革製の靴）の研
磨中に発生する静電気は、各円盤部材の通電部材によつ
て駆動軸に通電し放電するようになる。
数個の布ブラシの間に円盤部材を互違いに介在し、円盤
部材の軸孔に突出する通電部材の基端部は駆動軸に嵌合
してある殼に接触して、製品（例えば皮革製の靴）の研
磨中に発生する静電気は、各円盤部材の通電部材によつ
て駆動軸に通電し放電するようになる。
【０００６】又、毛ブラシの場合は毛ブラシを接着剤で
固定する関係上、木製の筒体に毛ブラシを装着し、これ
を金属製の殼上に固定する手段を採用しているが、前記
筒体の長さ方向に複数個の金属片を表裏に亘つて取付け
てあり、したがつて筒体に捲着した通電部材は常に前記
金属片と接触した関係を保持し、研磨中の静電気は該金
属片から殼及び駆動軸に通電し、放電されるようになる
ものである。
固定する関係上、木製の筒体に毛ブラシを装着し、これ
を金属製の殼上に固定する手段を採用しているが、前記
筒体の長さ方向に複数個の金属片を表裏に亘つて取付け
てあり、したがつて筒体に捲着した通電部材は常に前記
金属片と接触した関係を保持し、研磨中の静電気は該金
属片から殼及び駆動軸に通電し、放電されるようになる
ものである。
【０００７】
【実施例】以下本発明の具体的構成を図面に示す実施例
について説明すると、１は布ブラシ、２は紙製の円盤部
材であつて、中央に軸孔３を開口させてあり、２枚一組
となつて複数本の通電部材（商品名、サンダーローン）
４を放射状に配置して予め円盤部材２に塗布してある接
着剤で接着し、２枚の円盤部材２で挟持され、そして通
電部材４の基端部は軸孔３に突出させてある。５は駆動
軸６に嵌合する金属製の殻であつて、前記布ブラシ１と
円盤部材２を互違いに積層して該殼５に装着し、両端に
鍔５ａを配置して布ブラシ１及び円盤部材２を殼５に挟
持固定し、通電部材４の先端は少なくとも布ブラシ１の
外周端縁に到達するようにしてある。
について説明すると、１は布ブラシ、２は紙製の円盤部
材であつて、中央に軸孔３を開口させてあり、２枚一組
となつて複数本の通電部材（商品名、サンダーローン）
４を放射状に配置して予め円盤部材２に塗布してある接
着剤で接着し、２枚の円盤部材２で挟持され、そして通
電部材４の基端部は軸孔３に突出させてある。５は駆動
軸６に嵌合する金属製の殻であつて、前記布ブラシ１と
円盤部材２を互違いに積層して該殼５に装着し、両端に
鍔５ａを配置して布ブラシ１及び円盤部材２を殼５に挟
持固定し、通電部材４の先端は少なくとも布ブラシ１の
外周端縁に到達するようにしてある。
【０００８】又、毛ブラシ７は木製の筒体８上に螺旋状
に捲着して接着剤をもつて固定し、通電部材４はＵ字状
に筒体８に捲着して該通電部材４の先端を少なくとも毛
ブラシの外周端縁に到達するよう設定してあり、前記木
製の筒体８にはその長手方向の表裏に亘つて複数個の金
属片９が装着されており、この筒体８を駆動軸６に挿嵌
する殻５上に嵌合してその両端を鍔５ａで挟持固定す
る。また、前記木製の筒体８を排除して殻５を木製と
し、この殻５に金属片９を装着すると共に毛ブラシ７及
び通電部材４を前記同様の方法で装着しても同様の結果
が得られるものである。
に捲着して接着剤をもつて固定し、通電部材４はＵ字状
に筒体８に捲着して該通電部材４の先端を少なくとも毛
ブラシの外周端縁に到達するよう設定してあり、前記木
製の筒体８にはその長手方向の表裏に亘つて複数個の金
属片９が装着されており、この筒体８を駆動軸６に挿嵌
する殻５上に嵌合してその両端を鍔５ａで挟持固定す
る。また、前記木製の筒体８を排除して殻５を木製と
し、この殻５に金属片９を装着すると共に毛ブラシ７及
び通電部材４を前記同様の方法で装着しても同様の結果
が得られるものである。
【０００９】
【発明の効果】本発明は叙上の如く、ブラシの間に通電
部材を介在してあるため、回転による製品との間に発生
した静電気は駆動軸に通電して放電され、したがつて製
品に対する静電気によるほこりの付着がなく、ブラシに
よる磨き効果を充分に発揮し、従来のように研磨後によ
るほこりの払拭作業が不用となり、製品の品質向上と作
業効率の向上によるコストダウンに有益である等の効果
を有するものである。
部材を介在してあるため、回転による製品との間に発生
した静電気は駆動軸に通電して放電され、したがつて製
品に対する静電気によるほこりの付着がなく、ブラシに
よる磨き効果を充分に発揮し、従来のように研磨後によ
るほこりの払拭作業が不用となり、製品の品質向上と作
業効率の向上によるコストダウンに有益である等の効果
を有するものである。
【図１】布ブラシの構造を示す断面図
【図２】同分解斜視図
【図３】円盤部材の平面図
【図４】毛ブラシの構造を示す断面図
【図５】同分解斜視図
１ 布ブラシ
２ 円盤部材
５ 軸孔
４ 通電部材
５ 殼
６ 駆動軸
７ 毛ブラシ
８ 筒体
９ 金属片
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B24D 13/00 - 13/16
A46B 7/10
A47L 23/02
B24D 3/34
Claims (2)
- 【請求項１】 金属製の殻上に複数個の布ブラシを挿嵌
し、該布ブラシを殼の両端に装着した鍔で挟持固定する
ようになるブラシにおいて、中央に軸孔を開口した紙、
布その他軟質資材からなる円盤部材に柔軟性を有する複
数本の通電部材をその基端部が前記軸孔に突出する状態
で装着し、この円盤部材を前記殻上の各布ブラシ間に介
在せしめ、前記通電部材の基端部は殼上に接触せしめ、
先端部は少なくとも布ブラシの外周端縁に到達するよう
にしたことを特徴とする回転ブラシ。 - 【請求項２】 木製の筒体上に毛ブラシを螺旋状に捲着
し、該筒体を金属製の殻に挿嵌し、殻の両端に装着した
鍔で挟持固定するようになるブラシにおいて、前記木製
の筒体の長手方向に複数個の金属片を表裏に亘つて装着
すると共に該筒体上に柔軟性を有する複数本の通電部材
をＵ字状に捲装して該通電部材の先端を少なくとも前記
毛ブラシの外周端縁に到達するようにしたことを特徴と
する回転ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15257194A JP3464999B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 回転ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15257194A JP3464999B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 回転ブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07328934A JPH07328934A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3464999B2 true JP3464999B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=15543394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15257194A Expired - Fee Related JP3464999B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 回転ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3464999B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4937700B2 (ja) * | 2006-11-07 | 2012-05-23 | 株式会社ディスコ | 乾式研磨装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3005077U (ja) | 1994-06-08 | 1994-12-06 | カナヤブラシ産業株式会社 | 布製回転ブラシ |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP15257194A patent/JP3464999B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3005077U (ja) | 1994-06-08 | 1994-12-06 | カナヤブラシ産業株式会社 | 布製回転ブラシ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07328934A (ja) | 1995-12-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |