JP3464637B2 - かき揚げの調理方法 - Google Patents
かき揚げの調理方法Info
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Description
のまで同じ大きさで且つ均一に揚げることが可能なかき
揚げの調理方法に関する。
パンなどを使用し、この中に食用油を入れて所定温度ま
で加熱した後、予めころもと食材を混ぜたかき揚げ用原
料を用意して置き、それをおたま等で、熱した油中に入
れてかき揚げを作っていた。
イパンなどの油中にかき揚げ用原料を入れると、油の温
度が下がってしまうので、上手く揚がらなくなる場合が
多くあり、連続して揚げることが難しかった。又、かき
揚げ用原料を油に入れると散らばって、上手く大きさや
形が整わない等の問題点があった。更に、かき揚げを厚
く揚げる場合、通常は横に広がってしまい、所定大きさ
のものを厚く揚げることは難しく、且つ均一に揚げるこ
とは更に難しいものであった。
と共に20cm以上の厚いものでも容易に均一に揚げるこ
とが出来るかき揚げの調理方法を提供することを目的と
する。
解決するために成されたものであり、つまり、イ )内部に
フィンが設けられた火炎筒を中央に立設するかき揚げ用
ナベの中に食用油を入れる工程。 ロ )食用油中へ、外周
に多数の小さな穴を穿設すると共に下縁に多数の切欠を
設けたかき揚げ用器具を複数入れて置く工程。 ハ )食用
油が約180℃前後に達した後にかき揚げ用器具の中
に、かき揚げ用原料をおたま等で所定高さになるまで入
れ込む工程。 ニ )かき揚げ用器具に入れ込まれたかき揚
げ用原料を、菜箸などの棒状のもので突いてかき揚げ用
原料の表面と内部との温度差を少なくさせる工程。 ホ )
かき揚げ用器具の上部を挟んで2〜3度かき揚げ用ナベ
の底に当てながら上下に振る工程。 以上の工程を経る
かき揚げの調理方法と成す。
いて説明する。予め内部にフィン(12)を設けた火炎筒
(11)が中央に立設されたかき揚げ用ナベ(1)を用意
し、また外周に多数の小さな穴(2a)を穿設すると共に
下縁に多数の切欠(2b)を設けたかき揚げ用器具(2)
を複数用意すると共に食材が調味料を入れたころもで混
ぜられたかき揚げ用原料も用意しておく。先ず始めにか
き揚げ用ナベ(1)に所定量の食用油を入れて熱し、そ
の熱した油中にかき揚げ用器具(2)を複数入れて温め
ると共に油が約180℃前後になった時点で、かき揚げ
用原料をおたま等でかき揚げ用器具(2)内部に入れ、
所定高さになるまで入れ込む工程を行う。この時、かき
揚げ用原料が前記かき揚げ用器具(2)に入れられるた
め、従来のような横に広がることがなく、外周が規制さ
れて所定の高さまで達する。次にかき揚げ用器具(2)
に入れたかき揚げ用原料が均一に揚がるようにするため
に、菜箸などの棒状のものを用いて突くことにより、か
き揚げ用原料の内部に油を入れて、かき揚げ用原料の表
面と内部との温度差が少なくなると共にかき揚げ用器具
(2)外周の小さな穴(2a)から油が入り込み、且つ下
縁の切欠(2b)からも油が入り込むのである。その後、
前記かき揚げ用器具(2)の上部を適宜な器具で挟み、
2〜3度かき揚げ用ナベ(1)の底に当てながら上下に
振る工程を行うことにより、かき揚げ用器具(2)外周
の小さな穴(2a)から油がかき揚げ用原料に入り込み、
且つ下縁の切欠(2b)からも油が入り込んで、かき揚げ
用器具(2)内周とかき揚げ用原料との間に油膜が作ら
れるのである。従って、かき揚げ用原料を高く入れて厚
いかき揚げ(3)が揚げられる場合であっても均一に揚
がり易いものとなる。特にかき揚げ原料の上から菜箸な
どで突っつくと、内部からころもなどが出ても横に広が
ることなくかき揚げ用器具(2)内に収まるため、形状
の崩れもなく仕上がりがきれいになる。尚、前記かき揚
げ用器具(2)に入れるかき揚げ用原料の量によって、
かき揚げ(3)の同じ径のものが厚さを自由に変えて作
ることが可能となるのである[図3(a),(b)参
照]。又、前記かき揚げ用器具(2)の形状を四角筒状
に形成したものを用いると、かき揚げ(3)は図3
(c)に示すような四角柱になり、前記かき揚げ用器具
(2)の形状を自由に変えることにより、三角形、半円
形、星型などの自由な形成のかき揚げ(3)を作ること
が可能となる。
(11)を中央に立設するかき揚げ用ナベ(1)の大きさ
が60cm、高さ30cmのものを用意し、また外周に多数
の小さな穴(2a)を穿設すると共に下縁に多数の切欠
(2b)を設けたかき揚げ用器具(2)の大きさが16c
m、高さ30cmのものを4個用意しておく。更に前記火
炎筒(11)の上面には通気口(11a)が多数穿設されて
いる。次にかき揚げ原料としては、食材にエビ、貝柱、
ネギや玉ネギまたは三つ葉などの細かく刻まれた野菜
を、調味料が入れられたころもでそれらを混ぜておく。
2/3程度になるまで食用油を入れ、その油中にかき揚げ
用器具(2)を入れる。そして油を加熱して約180℃
前後になった時点で、かき揚げ用原料をおたまでかき揚
げ用器具(2)内部に3杯入れる。この時、かき揚げ用
器具(2)内部にかき揚げ用原料を入れることより、従
来のような横に広がることがなく、外周が規制されて所
定の高さまで達する。次にかき揚げ用器具(2)に入れ
たかき揚げ用原料が均一に揚がるようにするために、菜
箸を用いて上から7回〜8回突っつくことにより、かき
揚げ用原料の表面と内部との温度差を少なくさせる。そ
して前記かき揚げ用器具(2)の上部を適宜な器具で挟
み、2〜3度かき揚げ用ナベ(1)の底に当てながら上
下に振る工程を行う。この工程を行うことにより、かき
揚げ用器具(2)外周の小さな穴(2a)から油がかき揚
げ用原料に入り込み、且つ下縁の切欠(2b)からも油が
入り込んで、かき揚げ用器具(2)内周とかき揚げ用原
料との間に油膜が作られるのである。その後、次のかき
揚げ用器具(2)にかき揚げ用原料をおたまで3杯入
れ、菜箸を用いて上から7回〜8回突っつき、且つかき
揚げ用器具(2)を上記同様に上下に振る工程を行い、
更に次のかき揚げ用器具(2)にかき揚げ用原料を入れ
て順次4個のかき揚げ用器具(2)にかき揚げ用原料を
入れてその工程を終了すると、一番始めに入れたものは
既に揚げられてかき揚げ(3)が完成されているので、
順番にかき揚げ(3)を取出す。このようにして、大き
さが16cm、厚さ20cmのかき揚げ(3)を4個得た。
所要時間は約5分であった。尚、これと同じ径で厚さが
5cmのかき揚げを従来方法で順次4個を作るためには、
約20分以上掛っていた。次に前記かき揚げ(3)を半
分に割ってみたが、揚げムラが殆どなく略均一に揚げら
れていた。又、これを食べてみたところ、からっと揚げ
られサクサクして、味も良いものであった。
り、下記に記載する効果を有する。
設けられた火炎筒(11)を中央に立設するかき揚げ用ナ
ベ(1)の中に食用油を入れることにより、加熱力が増
加されたものとなり、連続してかき揚げを揚げても油の
温度の下がり具合を少なくでき、所定温度が安定されて
確保し易くなるため、直ぐに調理することが可能とな
り、効率の良い調理が可能となる。 ロ )食用油中へ、外周
に多数の小さな穴(2a)を穿設すると共に下縁に多数の
切欠(2b)を設けたかき揚げ用器具(2)が複数入れら
れて置く工程を行うことにより、かき揚げ(3)を連続
して揚げることが可能となると共にかき揚げ(3)の外
周が規制され、均一な形状でしかも中身も均一に揚げら
れたかき揚げ(3)が誰にでも簡単に出来る調理方法と
なる。更にかき揚げ(3)の同じ大きさのもので且つ厚
さを自由に変えて作ることも出来る。ハ )食用油が約18
0℃前後に達した後にかき揚げ用器具(2)の中に、か
き揚げ用原料をおたま等で所定高さになるまで入れ込む
工程と、 ニ ) かき揚げ用器具(2)に入れ込まれたかき
揚げ用原料を、菜箸などの棒状のもので突いてかき揚げ
用原料の表面と内部との温度差を少なくさせる工程とを
行うことにより、揚げムラがなく略均一に揚げられたも
のが得られるため、食材の特徴を生かした味覚が得ら
れ、おいしいかき揚げ(3)を作ることが出来る。又、
かき揚げ(3)をかき揚げ用ナベ(1)から出す際に、
菜箸などの棒状のものを用いることが出来る。 更に ホ )か
き揚げ用器具(2)の上部を挟んで2〜3度かき揚げ用
ナベ(1)の底に当てながら上下に振る工程を行うこと
により、かき揚げ用器具(2)とかき揚げ用原料の間に
油が入って油膜を作り、かき揚げ(3)をかき揚げ用器
具(2)から容易に取出すことが出来るものとなる。 従
って、かき揚げ(3)が20cm以上の厚いものであって
も容易に作ることが可能となる。また本発明は調理が簡
単で且つ目新しい調理方法であるため、顧客の目の前で
調理して見せることにより、店に顧客を引き寄せる力と
なり、話題性も生じる。
概要を示す断面図である。
視図である。
示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 イ )内部にフィン(12)が設けられた火炎
筒(11)を中央に立設するかき揚げ用ナベ(1)の中に
食用油を入れる工程。 ロ )前記食用油中へ、外周に多数の小さな穴(2a)を穿設
すると共に下縁に多数の切欠(2b)を設けたかき揚げ用
器具(2)を複数入れて置く工程。 ハ )前記食用油が約180℃前後に達した後に前記かき揚
げ用器具(2)の中に、かき揚げ用原料をおたま等で所
定高さになるまで入れ込む工程。 ニ )前記かき揚げ用器具(2)に入れ込まれたかき揚げ用
原料を、菜箸などの棒状のもので突いて前記かき揚げ用
原料の表面と内部との温度差を少なくさせる工程。 ホ )前記かき揚げ用器具(2)の上部を挟んで2〜3度か
き揚げ用ナベ(1)の底に当てながら上下に振る工程。
以上の工程を経る ことを特徴とするかき揚げの調理方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000059756A JP3464637B2 (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | かき揚げの調理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000059756A JP3464637B2 (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | かき揚げの調理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001245611A JP2001245611A (ja) | 2001-09-11 |
JP3464637B2 true JP3464637B2 (ja) | 2003-11-10 |
Family
ID=18580166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000059756A Expired - Lifetime JP3464637B2 (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | かき揚げの調理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3464637B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5498267B2 (ja) * | 2010-06-08 | 2014-05-21 | 庸之 早川 | かき揚げ用ナベ |
-
2000
- 2000-03-06 JP JP2000059756A patent/JP3464637B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001245611A (ja) | 2001-09-11 |
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