JP3464452B2 - 少なくとも2つの無線ネットワーク・コントローラを通してマイクロダイバーシティー接続を制御する方法及びシステム - Google Patents
少なくとも2つの無線ネットワーク・コントローラを通してマイクロダイバーシティー接続を制御する方法及びシステムInfo
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Description
置が同時に少なくとも2つの基地局と無線接続している
状態での制御活動に関する。特に、本発明は、その様な
状態においてデータ伝送と関連するセルラー無線システ
ムの部分同士の間でのコール制御に関連するパラメータ
の伝送に関する。
ー無線システム端末装置が同時に少なくとも2つの基地
局と無線接続している状態を意味し、その場合には該端
末装置からネットワークへ、又はネットワークから該端
末装置へ、少なくとも2つの異なる経路を通して同じ情
報を送ることができる。特に、端末装置がセル間の境界
に近いとき、或いは数個のセルが互いの上に完全に又は
部分的に重なり合っている区域で、スペクトル拡散法に
基づくシステムにおいて利用されることができる。与え
られた第1基地局から離れて行く端末装置が始めに該第
1基地局と第2基地局と同時に接続するマクロダイバー
シティー接続を確立する処理手順はソフト・ハンドオー
バーと称される。端末装置は、第2基地局を通しての接
続がマクロダイバーシティー接続より好都合になった後
にはじめて完全に第2基地局のもとに移行する。離れて
行くという動作は、物理的距離が大きくなったり、接続
を妨げる干渉が大きくなったり、或いは接続品質ターゲ
ットが変化したりするなど、第1基地局との接続が該接
続に設定された品質ターゲットに関して悪くなるという
ように広い意味に解されるべきである、
ステムでは、システムの動作のためには送信パワーを端
末装置及び基地局の両方でなるべく低く保つことが好ま
しい。マクロダイバーシティー接続では、他の要素が変
わらない間、端末装置とネットワークとの接続が唯一の
基地局を経由する場合よりも低い送信パワーを使用する
ことが可能である。一方、スペクトル拡散法は、当然
に、無線経路での伝播経路の種類が異なるために或いは
マクロダイバーシティーの故に結合ポイントに異なるパ
ワー・レベル及び遅れで到達するような信号成分を結合
させるための良好な機会を提供する。これらの要素の故
に、将来はおそらくますますマクロダイバーシティー接
続が使用されるようになろう。スペクトル拡散法の最も
ありふれた応用分野はCDMA(符号分割多元接続)セ
ルラー無線システムである。
が同時に基地局(BS)101及び102と接続してい
る良く知られている状態を示している。図1に示されて
いる場合に特有のことはBS101が第1無線ネットワ
ーク・コントローラ(RNC)103のもとで動作し、
BS102が第2無線ネットワーク・コントローラ10
4のもとで動作することである。RNCと基地局との間
のインターフェースはlubisインターフェースと称
され、RNCとコア・ネットワーク106(CN)との
間のインターフェース107はluインターフェースと
称される。この略称或いは略称の一部分luはインター
フェースUMTSという語に由来しており、このUMT
Sは第3世代ディジタル・セルラー無線システム(移動
通信用ユニバーサル・システム(Universal System for
Mobile Communications)のための提案を意味する。2
つのRNCの間のインターフェースはlurインターフ
ェースと称される。図1ではRNC103は、この図に
示されているマクロダイバーシティー接続のいわゆるサ
ービングRNCであり、RNC104はそれより下位の
いわゆるドリフトRNCであると仮定されている。マク
ロダイバーシティー接続に欠くことのできない信号成分
の結合は、定義に従ってサービング無線RNC103で
行われる。その結合が行われるRNCの部分109はM
DC(MacroDiversity Combiner、マクロダイバーシテ
ィー・コンバイナー)と称される。
置100とコンバイナー109との間の信号の経路はブ
ランチと称される。マクロダイバーシティーの故に、も
し対応するブランチが端末装置とネットワークとの間に
単一の接続を確立した場合より低い送信パワーを各ブラ
ンチで使用することが可能である。また、該ブランチの
結合されたパワーも、普通の単一接続の場合より低くと
どまる。図1では、マクロダイバーシティー接続は3つ
のブランチから成っていて、そのうちの2つはサービン
グBSを直接経由してサービングRNCと端末装置との
間に伸びており、1つのブランチはドリフトRNCとド
リフトBSとを通って伸びている。
ゆるネットワーク・バランシングを担当する。実際に
は、このことは、システムの全体としての性能に関して
送信パワーが最適となるように同時接続の個数、各接続
に利用できる無線資源の量、並びに基地局と、それらと
無線接続している端末装置との送信パワーに上限及び下
限を設けることを意味する。ネットワーク・バランシン
グは負荷制御とも称される。
のコール制御を担当する。コール制御は、例えば、新し
いマクロダイバーシティー・ブランチを組み合わせるこ
と、現存するマクロダイバーシティー・ブランチを除去
すること或いは現存するマクロダイバーシティー・ブラ
ンチの接続パラメータ(例えば、データ伝送速度、送信
パワー又は使用されるべき拡散コード)を変更すること
を含む。通常は、送信パワー制御が基地局で受信される
信号パワーと干渉パワーとの比を測定すること並びにそ
の測定結果を設定目標値と比較することに基づいて行わ
れるいわゆる高速閉ループパワー制御が各無線接続に適
用される。その比較結果を記述する情報は送信側装置に
応答として送信される。パワー制御のもう一つの部分
は、問題の時における接続品質(例えばビット誤り率)
に基づいて閉ループパワー制御のための新しい目標値を
定期的に計算する外側パワー制御ループである。サービ
ングRNCのMDCは、マクロダイバーシティー接続に
おいて端末装置の、いろいろな経路沿いに到達した、信
号成分の組み合わせ品質を測定できる唯一の場所である
ので、サービングRNCのコール制御は閉ループパワー
制御目標値を計算する。
ービングRNCに含まれているコール制御により制御さ
れる接続パラメータがドリフトRNCの負荷制御により
設定される限度と矛盾する可能性があるということであ
るが、その理由は、接続中に接続パラメータが変化する
か或いは当該限度が該接続中に変化することにある。
分の間での僅かなデータ伝送容量を要求するだけでマク
ロダイバーシティー接続中にコール制御を実施すること
のできる方法及びシステムを呈示することである。
る、即ち、ドリフトRNCが負荷制御に関連する所要の
情報をサービングRNCに送り、サービングRNCがマ
クロダイバーシティー接続中の接続パラメータを反対方
向に送り、必要ならば該情報を基地局に送る前にそれを
ドリフトRNCがそれ自身のlubisインターフェー
スに従う書式に変換するように。
置と、基地局と、無線ネットワーク・コントローラとを
含むと共に、少なくとも2つの無線ネットワーク・コン
トローラに、接続パラメータを確立してそれらを基地局
に送るための手段を含んでおり、更にそのもとで動作す
る基地局における無線資源の使用を監視して平衡させる
ことにより負荷を制御するための手段を含む。
第2RNCと基地局とを通して第1RNCと端末装置と
の間に伸びているマクロダイバーシティー接続の接続パ
ラメータを変更するために、該第2RNCに、負荷制御
から生じて該接続パラメータを制限する情報を確立し、
それを該第1RNCに送るための手段を含むことを特徴
とする。
は、与えられたブランチがドリフトRNCとドリフトB
Sとを通してサービングRNCと端末装置との間に伸び
ているマクロダイバーシティー接続において、該ドリフ
トRNCにおいて前記マクロダイバーシティー接続ブラ
ンチにおける負荷制御の故に該接続パラメータを変更す
る必要を監視し、該マクロダイバーシティー接続ブラン
チにおける該接続パラメータを制限する情報を該ドリフ
トRNCから該サービングRNCに送るステップを含む
ことを特徴とする。
該RNCは、負荷制御から生じる情報を確立してマクロ
ダイバーシティー接続のブランチでの接続パラメータを
制限し、それをドリフトRNCからサービングRNCへ
送るための手段と、該マクロダイバーシティー接続の前
記ブランチの送信パワーを制御する情報を確立して、そ
れを該サービングRNCから該ドリフトRNCへ送るた
めの手段と、該サービングRNCから受け取った制御情
報に基づいてドリフト基地局の送信パワーを制御する情
報を確立して、それを該ドリフト基地局に送るための手
段とを含むことを特徴とする。
基地局の区域で更に負荷制御を担当する。これに加え
て、ドリフトRNCは、該ドリフトRNCを通って伸び
るマクロダイバーシティー接続ブランチに対する負荷制
御に起因する制限を該サービングRNCに知らせる。該
サービングRNCは、該ドリフトRNCにより示された
制限を侵さないようにこのブランチにおいて例えば送信
パワーなどの接続パラメータを制御する情報を確立し
て、それを該ドリフトRNCに送る。該RNCと、それ
らのもとで動作する基地局との間のlubisインター
フェースがもし異なっているならば、該ドリフトRNC
は、それを該lubisインターフェースを通して該基
地局に送ることができるように、受け取った送信パワー
を制御する情報の書式を再設定する。もしlubisイ
ンターフェースが同様であるならば、該サービングRN
Cから送られた情報を書式再設定無しで該ドリフトRN
Cから該基地局に直接送ることができる。
各RNCで互いに独立していて、それ故に各々のために
最適化されたアルゴリズムを開発することが可能であ
る。製造業者はlubisインターフェースを規格化す
るとは解されず、RNC間のlurインターフェース
は、交換されるべき数個のメッセージに制限されるに過
ぎない。一方、各マクロダイバーシティー接続のいろい
ろなブランチの間の例えばパワー制御等の制御を一箇所
に集中させることができ、それはマクロダイバーシティ
ー接続の動作と無線資源の使用の最適化とを可能な最良
の態様で保証する。
付図面とを参照して本発明をいっそう詳しく説明する。
照したので、本発明とその好ましい実施態様との下記の
提示では主として図2−7を参照する。図では、同じ参
照番号が対応する部分に使われる。
しており、それは端末装置100と、基地局101及び
102,及び2つのRNC201及び202を含んでい
る。該セルラー無線システムの何処か他の部分との接続
は、明瞭を期するが故に、示されていない。端末装置1
00と、RNC201に置かれているMDC109との
間にはマクロダイバーシティー接続があって、その接続
ではRNC201がサービングRNCであり、RNC2
02がドリフトRNCである。対応的に、BS101を
サービング基地局と称し、BS102をドリフト基地局
と称することができる。サービングRNC201と端末
装置100との間には2つのブランチがあり、それらは
サービングBS101を通る。端末装置100とBS1
01及び102は従来技術通りのものであって良い。サ
ービングBS101は、それ自体としては公知の高速閉
ループ・パワー制御を担当する部分203を有し、それ
は、サービングBS101がサービングRNCから受け
取っている、外側ループにより設定される目標値を考慮
して閉ループ原理に従ってサービングBS及び端末装置
の送信パワーを制御する。ドリフトBS102では、そ
れ自体としては公知の、対応する閉ループパワー制御部
に参照番号204が付されている。サービングBS10
1とサービングRNC201との間のlubisインタ
ーフェース105は、ドリフト基地局102とドリフト
RNC202との間のlubisインターフェース10
5*と同様でも良いし、異なっていても良い。
負荷制御207を含んでおり、これは同時接続の個数、
各接続に利用できる無線資源の量、並びに基地局と、該
基地局と無線接続している端末装置との送信パワーに課
される制限を担当し、それは該セルラー無線システムの
全体としての容量の最適化に基礎を置いている。ドリフ
トRNC202では、対応する負荷制御部に参照番号2
08が付されている。サービングRNC201はコール
制御209も含んでおり、これは、各接続について接続
パラメータを設定し、基地局と端末装置との間の接続は
そのパラメータで動作することができる。ドリフトRN
C202では、対応するコール制御に参照番号210が
付されている。
ダイバーシティー接続のサービングRNCであるので、
そのコール制御部209は、サービングBS101を通
るブランチとドリフトBS102を通るブランチとの両
方で接続パラメータを設定したり変更したりする。本発
明に従って、ドリフトRNC202のもとの負荷制御が
該接続パラメータにどんな制限を課すのかという情報が
ドリフトRNC202の負荷制御部208からサービン
グRNCのコール制御部即ちコール制御209に送られ
る。図2では、この情報の伝送に矢211が付されてい
る。ドリフトBS102を通るブランチについて接続パ
ラメータを確立するとき、サービングRNC201のコ
ール制御209は、ドリフトBS102を通るブランチ
に関連する接続パラメータがドリフトRNC202によ
り実行される負荷制御活動を妨害しないように、この情
報を考慮に入れる。情報確立の詳細については後述す
る。ドリフトBS102を通るブランチに関連する確立
されている接続パラメータはドリフトRNC202に送
り返されるが、それは矢212で示されている。該情報
はドリフトRNC202のコール制御210に向けられ
る。
05*は互いに異なるものであっても良く、矢212で
示されている伝送される接続パラメータは、該接続パラ
メータがドリフトBS102に直接送られ得る書式に必
ずしもなっていない。ドリフトRNC202のコール制
御210又は該ドリフトRNCに置かれている与えられ
た再書式設定部(図示されていない)は、必要ならば、
該情報がドリフトBS102に送られる前にlubis
インターフェース105*の要件に従って該情報を再書
式設定する。lubisインターフェース105*の要
件に従う書式での該接続パラメータのドリフトBS10
2への伝送が矢213で示されている。
本発明は、矢211,212,及び213で示されてい
るデータ伝送にどんな情報がどんな書式で用いられるか
ということに制約を課さない。次に、図3を参照して代
表的実施態様を説明する。
称される。ドリフトRNCの負荷制御部208は、ドリ
フトRNCの外側ループ制御部209に制限情報とし
て、例えばダウンリンク送信パワー絶対最大値及び絶対
最小値(これは、この特許出願ではDL_Pmax及びDL_Pmin
と称される)、並びにEb/NO_setpoint_max及びEb/NO_se
tpoint_minと称されるアップリンクEb/NO値の目標レベ
ルの最大値及び最小値などを与えることができる。矢2
12で示されている情報は制御情報と称される。サービ
ングRNCの外側ループ制御部209は、ドリフトRN
Cの外側ループ制御部210に制御情報として、例えば
DL_Pmax'及びDL_Pmin'と称されるダウンリンク送信パワ
ー最大値及び最小値、並びにEb/NO_setpointと称される
アップリンクEb/NO値目標レベルを与えることができ
る。値DL_Pmax及びDL_Pmin及びDL_Pmax'及びDL_Pmin'の
差は、前者が負荷制御に基づいて定められるのに対し
て、後者がマクロダイバーシティー接続の外側ループ・
パワー制御アルゴリズムの動作に基づいて定められるこ
とである。
ないデータ伝送の上記必要条件が妥当であるように、上
記の代表的値は次の不等式に従うべきである: DL_Pmin'≧DL_Pmin (1) DL_Pmax'≦DL_Pmax (2) Eb/NO_setpoint_min≦Eb/NO_setpoint≦Eb/NO_setpoint_max (3)
報は、ドリフトRNCがそれを再書式設定したか否かに
関わらず、再書式設定された制御情報と称される。シス
テムの動作のために、その内容は矢212で示されてい
る制御情報の内容と実質的に同じである。
max、DL_Pmin、DL_Pmax'及びDL_Pmin'は、直接にdBm
値としての送信パワーであっても良いし、或いは、無線
ネットワーク・コントローラ及び基地局において所定の
相関に従ってパワー値としてマッピングするコード値で
あっても良い。Eb/NO値はビットあたりに受信された信
号のエネルギー(Eb)を一般雑音電力密度(NO)で割っ
て得られる値であり、スペクトル拡散システムで広く使
われているパラメータである。アップリンク・データ伝
送におけるEb/NO値目標レベルは、与えられたアップリ
ンク接続で基地局により受信された信号と、主としてC
DMAセルラー無線システムにおいて同じセルで同時に
送信された他の信号により生じる雑音との比を表す。基
地局及び/又は端末装置がEb/NO値目標レベルを知って
いるとき、端末装置の送信パワーを、閉ループ制御によ
り、基地局で必要とされる目標レベルが達成され得る値
に向けて調整することができる。
タ伝送に含めることのできる他の情報は、例えば、いろ
いろなレベルの変調方法及び拡散コード、いろいろな基
地局の送信フレームで他の同時接続により保留される無
線資源の分布、閉ループ制御がともかく実施される前に
データ伝送が開始される同じ接続に属するいろいろな論
理チャネルの初期パワー、共通パワー制御の範囲に属す
る、同じ接続で多重化されているいろいろなベアラーに
関する情報である。
イバーシティー接続だけを説明した。本発明は、マクロ
ダイバーシティー接続に含まれるブランチの個数を限定
しない。もっと多くのブランチを有するマクロダイバー
シティー接続では、ドリフトRNCとサービングRNC
との間での情報の交換がそれ自体として他のブランチと
は無関係に各ブランチで機能するように適用される。ブ
ランチを統合する唯一の要素は、サービングRNCで動
作するアルゴリズムであり、それは、送信パワー限界
値、Eb/NO値目標レベル及び/又は他の対応する情報を
計算する。当然に、その計算では、問題は、一般に、該
マクロダイバーシティー接続に含まれるブランチの数が
多いほど各ブランチにおける送信パワー、Eb/NO値目標
レベル及びその他の対応する要素が低くなるマクロダイ
バーシティー接続の問題であるということが考慮に入れ
られる。本発明は、単一のブランチがサービング基地局
を通って伸びるのではなくて、全てのブランチが1つ以
上のドリフトRNC及びドリフト基地局を通って伸びる
マクロダイバーシティー接続にも適用することができ
る。
標準化に関しては、本発明は、負荷制御及び/又は基地
局に送られるべき外側ループ制御指令に関連する情報を
含んでいるメッセージを伝えるためにRNC同士の間の
lurインターフェースで使われる何らかの共通処理手
順があるということを前提としている。各製造業者が、
人が好むようにlubisインターフェースを定めるこ
とができる。本発明は、矢211,212,及び213
で示されている情報がいろいろな装置間で何回伝送され
るかということに何らの制限も課さない。データ更新速
度は一定であっても良いし、また、それをRNC間の空
き伝送容量に且つ/又はネットワーク負荷状況及び測定
により観測されるその変化に比例させることもできる。
端末装置がソフトハンドオーバーを実行するならば、前
はドリフトRNCだった与えられたRNCと、そのもと
で動作しているドリフト基地局とはサービングとなり、
前はサービングだった基地局及びRNCはドリフトとな
る。それらが役割を変更した後、マクロダイバーシティ
ー接続の制御は、サービングRNCが今は前のとは異な
るRNCであることを考慮に入れて前述したように続
く。
従う、RNC400の部分を略図示している。いろいろ
なインターフェースと、RNC400の内部機能ブロッ
クとの間で転送可能な情報を向けるために、該RNCは
交差結線ブロック401を有し、そこから、RNC40
0のもとで動作する基地局とのlubisインターフェ
ースに従う結線と、他のRNCとのlurインターフェ
ースに従う結線と、コアネットワークとのluインター
フェースに従う少なくとも1つの結線とがある。マクロ
ダイバーシティー接続ブロック402は、それ自体とし
ては公知の態様で、アップリンク信号成分を結合させる
と共に、RNC400がサービングRNCとして動作す
るようなマクロダイバーシティー接続に属するダウンリ
ンク信号成分をコピーする役割を担う。
0がサービングRNCとして動作する全てのブランチに
おいて外側ループ・パワー制御を担当する。その動作は
マイクロプロセッサ404に集中しており、これは、接
続メモリー405,プログラム・メモリー406,及び
パラメータ・メモリー407を使用することができる。
接続メモリー405は、RNC400を通るアクティブ
な各無線接続に関連する有効なパワー制御情報、即ち、
特に外側ループ制御で作られたパワー制御限界値を内蔵
している。プログラム・メモリー406はプログラムを
内蔵し、マイクロプロセッサ404はその活動を実行す
るために該プログラムを実行する。パラメータ・メモリ
ー407は、一般動作制御パラメータを内蔵しており、
それをRNC400は通常はネットワークの動作を制御
するオペレータから入手している。メッセージ・インタ
ーフェース408は、例えばドリフトRNCから来るメ
ッセージが正しく解釈されるように、パワー制御ブロッ
ク403に到達し、そこから去ってゆくメッセージを書
式設定して解釈するが、それに内蔵されている、負荷制
御からもたらされるパワー制御限界値は接続メモリー4
05で正しい無線接続となる。
当する、即ち、RNC400のもとで動作する全ての基
地局により生成される無線トラフィックに関してネット
ワークを平衡させる。その動作はマイクロプロセッサ4
10に集中しており、これは、基地局メモリー411
と、プログラム・メモリー412と、パラメータ・メモ
リー413とを使用することができる。基地局メモリー
411は、RNC400のもとで動作する各基地局に関
連する、問題の基地局における無線資源保留状況に関す
る情報を内蔵している。プログラム・メモリー412は
プログラムを内蔵しており、マイクロプロセッサ410
は自分の活動を実行するために該プログラムを実行す
る。パラメータ・メモリー413は一般動作制御パラメ
ータを内蔵しており、RNC400は通常はネットワー
クの動作を制御するオペレータから該パラメータを受け
取っている。メッセージ・インターフェース414は、
負荷制御ブロック409に到着し、去ってゆくメッセー
ジを書式設定して解釈する。
施態様に従うパワー制御ブロック(図5)とRNCの負
荷制御ブロック(図6)とにおける動作を示している。
これらの図では、外側ループパワー制御により作成され
る制御情報が負荷制御から得られる値を妨害するべきで
ないことを除いて、外側ループパワー制御及び負荷制御
が互いに無関係にRNCで行われるということが前提さ
れている。サービングRNCが、ドリフトRNCから、
それらに送られた問い合わせに対する応答として負荷制
御を記述する制限情報を受け取るようになっている本発
明の実施態様や、RNC間に必要なシグナリングがもう
少し少なくて、ドリフトRNCが独立の問い合わせ無し
で与えられたスケジュールに従って制限情報を送るよう
になっている代替実施態様を提示することも可能であ
る。
況であり、該ブロックは、利用できる情報に基づいて、
パワー制御の範囲内で各接続に最適の送信パワーを選択
するための根拠となるような制御情報を計算する。状況
502及び503は、サービング(状況502)基地局
又はドリフト(状況503)基地局を通る新しいマクロ
ダイバーシティー・ブランチの確立に対応する。新しい
ブランチの確立に関連して、与えられたデフォルト値を
制御情報として使用することができる。
制御ブロックから(サービング基地局を通る接続に関し
て)又はドリフトRNCから(ドリフト基地局を通る接
続に関して)、制限情報を受け取ることができる。状況
504は、同じRNCからの制限情報の受け取りに対応
し、その情報は状況505に従ってパワー制御アルゴリ
ズムの使用のためのメモリーに蓄積される。制限情報が
ドリフトRNCから受け取られるとき、対応する状況は
506及び507である。両方の場合に、パワー制御ブ
ロックは、蓄積されている制御情報を使用して、確立さ
れた制御情報が該制限情報を妨害しないことを確かめ
る。検査をパスした(そして、必要ならば訂正された)
制御情報は、状況508に従ってサービング基地局に送
られ、状況509に従ってドリフトRNCに送られる。
動作して、状況510に従って、制御情報をサービング
RNCからlurインターフェースに従う書式で受け取
るとき、状況511で必要ならば該情報を再書式設定し
て、それを状況512で該ドリフトRNCとその基地局
との間のlubisインターフェースに必要とされる態
様でドリフト基地局に送る。与えられた状況により生じ
たエクサイテーションは図において破線の矢と括弧入り
の参照番号とで示されている。例えば、与えられた第1
RNCのパワー制御ブロックの状況509は与えられた
第2RNCのパワー制御ブロックの状況510への移行
を生じさせる。もしドリフトRNCが常に始めにlur
インターフェースを通して受け取っていた制御情報をメ
モリーに書き込み、その後にそれを自分自身のlubi
sインターフェースに従って回送するのであれば、状況
511により確立された処理段階は必ずしも必要とはさ
れない。この場合、再書式設定は常に、必要なときに行
われる。
クの基本状況であり、負荷制御アルゴリズムに従う活動
を実行する。RNCのもとで動作する基地局を通して新
しいマクロダイバーシティー接続ブランチが確立される
という観察結果は、問題の新しいブランチのRNCがサ
ービングかドリフトかにより状況602又は603への
移行を生じさせる。状況604又は605に従って、与
えられたデフォルト制限情報が初期制限情報として与え
られ得る。
地局における負荷の変化を観察したときには常に、その
新しい負荷状況に従って制限情報を計算しようとする。
問題の基地局が動的無線接続の見地からサービングであ
るかそれともドリフトであるのかにより、負荷の変化を
観察することは2つの別々の状況606及び607によ
って記述される;それは単一の状況によっても記述され
得る。新しい負荷状態に従う制限情報が確立されたと
き、それは状況608に従って同じRNCのパワー制御
ブロックに送られるか、或いは状況609に従ってサー
ビングRNCに送られる。
様を示しており、ここではドリフトRNCの負荷制御
と、特に、それに含まれるコール許可制御(call admis
sion control(CAC)とは、マクロダイバーシティー
接続において端末装置の接続パラメータ(データ転送速
度、パワー、等)の変化を要求する。
御は、例えば加入者端末装置からのコール試行を示すメ
ッセージをその基地局を通して受け取ることにより、高
優先順位コール試行を観察する。その直後に、ブロック
702において、負荷制御は、コール試行を示すメッセ
ージにより与えられるパラメータ(例えば、必要とされ
るデータ転送速度、加入者の移動性の速度、及び必要な
サービス品質QoS)を使って該コール試行についての
見積もりパワーPestを計算する。
荷制御はブロック703に移行し、ここで、該高優先順
位コール試行を受け取ったセルの区域で進行中のコール
の現在のパワーと該高優先順位コール試行の見積もりパ
ワーPestとから結合される値ΣPi+Pestを、ネット
ワークのオペレータにより設定される上限Pmaxと比較
する。この例では、簡単のために総和を取ることによっ
てパワーが直接結合されているけれども、例えば対数和
など、他の結合方法も可能である。結合された値ΣPi
+Pestがネットワークのオペレータにより設定される
上限Pmaxより低ければ、負荷制御はブロック704に
移行して、特別の処理手順無しで高優先順位コール試行
を許可する。該コール試行が許可された結果として、R
NCは、該コールのために、これにより制御される適当
な資源を例えば無線インターフェース、基地局、lub
isインターフェース及びRNCから保留し、該コール
試行の許可をコアネットワーク(図示されていない)に
知らせる。
オペレータにより設定される上限Pmaxより高かったな
らば、負荷制御はブロック705に移行して、該高優先
順位コール試行を受け取ったセルの区域で進行中の、優
先順位がもっと低いコールがあるか否か調べる。優先順
位のより低い進行中のコールがもし無ければ、負荷制御
はブロック706に移行して、該高優先順位コール試行
を拒絶する。該RNCは、その拒絶の理由を提示するメ
ッセージを送ることによって該拒絶を端末装置に知らせ
る(図示されていない)。
あったならば、負荷制御はブロック707に移行し、そ
の問題のときの、進行中の低優先順位のコールのパワー
Piが高優先順位コール試行の計算された見積もりパワ
ーPestより高いか否か調べる。その問題のときに、ど
の低優先順位コールのパワーも高優先順位コール試行の
見積もりパワーより高くなければ、負荷制御はブロック
708に移行して高優先順位コール試行を拒絶する。前
述したように、RNCは、拒絶理由を示すメッセージを
送ることによって端末装置に拒絶を知らせる(図示され
ていない)。
位コールのパワーが高優先順位コール試行の見積もりパ
ワーより高ければ、負荷制御はブロック709に移行し
て、例えば進行中のコールのパワーと高優先順位コール
との結合値がネットワークのオペレータにより設定され
る限界値より低くなるようにデータ伝送速度を低下させ
ることによって、低優先順位コールのパワーを低下させ
ることができるか否か調べる。もし低優先順位コールの
パワーを充分に下げることができなければ、負荷制御は
ブロック710に移行して、低優先順位コールの切断と
高優先順位コールの許可とを決定し、その後にブロック
712に移行する。
げることができれば、負荷制御プロセスはブロック71
1に移行して、低優先順位コールのパワーを下げて高優
先順位コール試行を許可することを決定し、その後にブ
ロック712に移行する。
された低優先順位コールのためのRNCがドリフトRN
Cか否か調べる。もし、負荷制御を含んでいるRNCが
低優先順位コールのためのドリフトRNCでなければ、
負荷制御は、自分自身のRNCのコール制御に該低優先
順位コールを切断するか又はそのデータ伝送速度を下げ
るように要求し、高優先順位コール試行の許可を知らせ
る(図示されていない)。
トRNCにあるならは、負荷制御はブロック713に移
行して、lurインターフェースを介してメッセージを
送ることによって低優先順位コールを切断するか又はそ
のデータ伝送速度を下げるようにサービングRNCのコ
ール制御部に要求し、高優先順位コール試行の許可をそ
れ自身のRNCのコール制御部に知らせる(図示されて
いない)。両方の場合に、RNCは、ブロック704に
関して説明したように高優先順位コール試行の許可に関
連する活動を実行する(図示されていない)。
タ伝送速度を下げる必要があることを報せるけれども、
サービングRNCはこれを実行する義務を負ってはいな
くて、最初のデータ伝送速度を維持して、ドリフトRN
Cを通るダイバーシティー・ブランチを不要として解放
することもできる。
を示しており、この実施態様ではドリフトRNCの負荷
制御はマクロダイバーシティー接続となっている端末装
置の接続パラメータ(データ伝送速度、パワー、等)の
変更を要求する。
御は、基地局により測定された干渉値を読み、その後に
ブロック802に移行する。ブロック802において、
負荷制御は或るコールが他のコールに容認できる以上に
干渉するか否か調べる。容認できる最高の干渉は、干渉
全体の一定のパーセンテージとして、或いは絶対パワー
として、設定されていて良い。その様なコールが無い場
合には、負荷制御は始めに戻って次の測定結果を読む。
る以上に高い干渉を生じさせるコールを観測すると、ブ
ロック803に移行して、その干渉をするコールがドリ
フトRNCにあるか否か調べる。もしその干渉コールが
ドリフトRNCにあるのではなければ、負荷制御はブロ
ック804に移行して、自分自身のRNCのコール制御
に該コールのパワーを下げるか、或いはその代わりとし
て該コールを切断するように要求する。
ば、負荷制御はブロック805に移行して、lurイン
ターフェースを介してメッセージを送ることによってサ
ービングRNCのコール制御に該干渉コールを切断する
か又はそのパワーを下げるように要求する。
なる例示であって、本発明を限定する効果を持っていな
い。 [図面の簡単な説明]
の構想を示している。
情報の流れを示している。
を略図示している。
る。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 端末装置(100)と、基地局(10
1、102)と、無線ネットワーク・コントローラ(2
01、202)とを備えるセルラー無線システムにおい
て送信パワーを制御する方法であって、 前記送信パワーの制御には、無線ネットワーク・コント
ローラが基地局に送信パワー制御情報(212)を与え
る外側ループ制御(209、210)と、基地局と端末
装置が前記送信パワー制御情報(212)に従って送信
パワーを制御する閉ループ制御とが含まれ、 前記セルラー無線システムは、更に、無線ネットワーク
・コントローラが該無線ネットワーク・コントローラの
下で動作する複数の基地局における無線資源の使用を監
視して平衡させる負荷制御(207、208)を備えて
おり、 所定のブランチがサービング無線ネットワーク・コント
ローラ(201)と端末装置(100)との間にドリフ
ト無線ネットワーク・コントローラ(202)とドリフ
ト基地局(102)を通って伸びているようなマクロダ
イバーシティー接続における送信パワーを制御するた
め、 前記方法は、 前記マクロダイバーシティー接続のブランチにおける送
信パワーを制限する情報(211)を、前記ドリフト無
線ネットワーク・コントローラから前記サービング無線
ネットワーク・コントローラへ送信する段階と、 前記マクロダイバーシティー接続のブランチにおける送
信パワーを制御する情報(212)を、前記サービング
無線ネットワーク・コントローラから前記ドリフト無線
ネットワーク・コントローラへ送信する段階と、 前記マクロダイバーシティー接続のブランチにおける送
信パワーを制御する情報(213)を、前記ドリフト無
線ネットワーク・コントローラから前記ドリフト基地局
へ送信する段階と、 を備えることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記制御
する情報(212)を送信するため、複数の無線ネット
ワーク・コントローラ間のデータ送信のための特別のデ
ータ送信形式(206)が用いられ、前記無線ネットワ
ーク・コントローラと前記基地局との間のデータ送信形
式(105*)への変換は、前記ドリフト無線ネットワ
ークコントローラ(202)で行われる方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の方法において、前記制限
する情報(211)は、ダウンリンク送信パワーの最小
値及び最大値を、アップリンクEb/N0比の目標値の
最小値及び最大値とともに備える方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の方法において、前記制御
する情報(212、213)は、ダウンリンク送信パワ
ーの最小値及び最大値とアップリンクEb/N0比の目
標値を備える方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の方法において、前記制限
する情報(211)は、前記ドリフト無線ネットワーク
・コントローラによってなされた負荷の変化の観察に対
する応答として、前記ドリフト無線ネットワーク・コン
トローラから前記サービング無線ネットワーク・コント
ローラへ送信される方法。 - 【請求項6】 端末装置と、基地局と、無線ネットワー
ク・コントローラとを備えるセルラー無線システムで基
地局の動作を制御する無線ネットワーク・コントローラ
(400)であって、 該無線ネットワーク・コントローラ(400)は、送信
パワーを制御する情報を外側ループ制御に従って確立
し、この確立された情報を基地局へ送信する手段(40
3)と、前記無線ネットワーク・コントローラの下で動
作する基地局における無線資源の使用を監視し平衡させ
ることによって負荷を制御する手段(409)と、を備
え、 (a)所定のブランチが無線ネットワーク・コントロー
ラと端末装置(100)との間にドリフト無線ネットワ
ーク・コントローラ(202)とドリフト基地局(10
2)を通って伸びているようなマクロダイバーシティー
接続における送信パワーを制御するため、 サービング無線ネットワーク・コントローラ(201)
として動作させるために、前記無線ネットワーク・コン
トローラ(400)は、 前記ドリフト無線ネットワーク・コントローラ(20
2)から受け取った送信パワーを制限する情報に基づい
て前記マクロダイバーシティー接続における送信パワー
を制御する情報を確立する手段(404、405、40
6、407、408)と、前記確立された情報を前記ド
リフト無線ネットワーク・コントローラ(202)へ送
信する手段と、を備えており、 (b)所定のブランチがサービング無線ネットワーク・
コントローラ(201)と端末装置(100)との間に
無線ネットワーク・コントローラとドリフト基地局(1
02)を通って伸びているようなマクロダイバーシティ
ー接続における送信パワーを制御するため、 ドリフト無線ネットワーク・コントローラ(201)と
して動作させるために、前記無線ネットワーク・コント
ローラ(400)は、 負荷制御からの情報であって前記マクロダイバーシティ
ー接続のブランチにおける送信パワーを制限する情報を
確立し、この確立された情報を前記サービング無線ネッ
トワーク・コントローラ(201)へ送信する手段(4
10、411、412、413、414)と、 前記サービング無線ネットワーク・コントローラ(20
1)から受け取った送信パワーを制御する情報に基づい
て前記ドリフト基地局(102)の送信パワーを制御す
る情報を確立する手段(404、405、406、40
7、408)と、 前記確立された情報を前記ドリフト基地局(102)へ
送信する手段と、を備えることを特徴とするコントロー
ラ。 - 【請求項7】 端末装置(100)と、基地局(10
1,102)と、無線ネットワーク・コントローラ(2
01,202)とを含むセルラー無線システムであっ
て、 該システムは、少なくとも2つの無線ネットワーク・コ
ントローラに、 送信パワーを制御する情報を外側ループ制御に従って確
立し、この確立された情報を基地局へ送信する手段(2
09、210)と、前記無線ネットワーク・コントロー
ラの下で動作する基地局における無線資源の使用を監視
し平衡させることによって負荷を制御する手段(20
7、208)と、を備え、 所定のブランチが第1の無線ネットワーク・コントロー
ラ(201)と端末装置(100)との間に第2の無線
ネットワーク・コントローラ(202)と基地局(10
2)を通って伸びているようなマクロダイバーシティー
接続における送信パワーを制御するため、 前記セルラー無線システムは、 前記第2の無線ネットワーク・コントローラ(202)
において、負荷制御からの情報であって前記送信パワー
を制限する情報(211)を確立し、この確立された情
報を前記第1の無線ネットワーク・コントローラ(20
1)へ送信する手段(208)と、 前記第1の無線ネットワーク・コントローラ(201)
において、前記送信パワーを制御する情報(212)を
確立し、この確立された情報を前記第2の無線ネットワ
ーク・コントローラ(202)へ送信する手段(20
9)と、 前記第2の無線ネットワーク・コントローラ(202)
において、前記第1の無線ネットワーク・コントローラ
(201)から受け取った前記制御する情報(212)
に基づいて前記基地局の送信パワーを制御する情報(2
13)を確立し、この確立された情報を前記基地局(1
02)へ送信する手段(210)と、 を備えることを特徴とするシステム。 - 【請求項8】 端末装置(100)と、基地局(10
1,102)と、無線ネットワーク・コントローラ(2
01、202)とを備えるセルラー無線システムにおい
て接続パラメータを変更する方法であって、 少なくとも1つの端末装置は、少なくとも1つのダイバ
ーシティーー接続のブランチがサービング無線ネットワ
ーク・コントローラ(201)と端末装置(100)と
の間にドリフト無線ネットワーク・コントローラ(20
2)とドリフト基地局(102)とを通って伸びている
ようなマクロダイバーシティー接続がなされており、 前記セルラー無線システムは、更に、無線ネットワーク
・コントローラが該無線ネットワーク・コントローラの
下で動作する複数の基地局における無線資源の使用を監
視して平衡させる負荷制御(207、208)と、サー
ビング無線ネットワーク・コントローラがその接続の接
続パラメータを設定し変更するコール制御(209,2
10)とを含んでおり、 前記方法は、 ドリフト無線ネットワーク・コントローラの負荷制御
が、その下で動作する基地局を通じて通信を行っている
端末装置の接続パラメータの変更を要求していることを
観察し、 サービング無線ネットワーク・コントローラを制御して
前記端末装置の接続パラメータを変更することを特徴と
する方法。 - 【請求項9】 端末装置(100)と、基地局(10
1,102)と、無線ネットワーク・コントローラ(2
01,202)とを含むセルラー無線システムであっ
て、 該システムは、少なくとも2つの無線ネットワーク・コ
ントローラに、 コールを制御するための手段(209,210)と、そ
の無線ネットワーク・コントローラの下で動作する基地
局における無線資源の使用を監視し平衡させることによ
って負荷を制御する手段(207、208)と、を備
え、 所定のブランチが第1の無線ネットワーク・コントロー
ラ(201)と端末装置(100)との間に第2の無線
ネットワーク・コントローラ(202)と基地局(10
2)を通って伸びているようなマクロダイバーシティー
接続におけるコールを制御するため、 前記セルラー無線システムは、 負荷制御から、接続パラメータを変更する必要性を監視
し、この情報を前記第1の無線ネットワーク・コントロ
ーラ(201)へ送信する手段(208)を備えること
を特徴とするシステム。 - 【請求項10】 請求項9記載のシステムにおいて、該
システムは更に、前記第1無線ネットワーク・コントロ
ーラ(201)において、前記接続パラメータを変更す
る手段(209)を備えているシステム。
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