JP4798914B2 - 通信システムの第2チャネルの初期パワー値を決定する方法 - Google Patents

通信システムの第2チャネルの初期パワー値を決定する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアインタフェースを介して順方向リンクの第2チャネルへ割り当てられるべき資源の量を決定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信システム、特に無線通信システムは、複数の通信リンクを有し、それを介して通信システムの加入者が他の加入者と通信している。無線通信システム、例えばCDMAシステムおよび他のシステムは、通信信号を加入者とシステムとの間で交換する(すなわち送受信する)エアインタフェースを有している。加入者は、エアインタフェースを介してセルと称する特定の領域にサービスしている基地局と通信信号を交換している。基地局は、セル内の加入者が通信できるような無線機器および処理機器を有している。通常、無線通信システムは、複数のセルを有し、各セルはセル内の加入者にサービスする、少なくとも1つの基地局を有する。各加入者用のエアインタフェースは、2個の通信チャネル、すなわち順方向チャネルと逆方向チャネルとを有する。順方向チャネルにおいては基地局からの信号が加入者に送信される。逆に加入者は、逆方向チャネルを用いて、加入者が位置するセルの基地局に信号を送信している。
【0003】
多くの無線通信システムは、加入者と異なる基地局のリンクの組を介して通信する。このリンクの組は主(第1)チャネルと称する。しかし多くの場合、主(第1)チャネルは1本のリンクのみしか含まない。加入者用のリンクの組を使用することによりシステムは、ある特定の時間に対し最適のリンクを選択し、そのリンクを用いて加入者と通信する。最適のリンクとは、最適のクオリティオブサービス(quality of service:QoS)の通信リンクである。QoSは、リンクの品質を反映するネットワークの変数の関数である。このようなネットワークの変数の一例は、フレームエラーレート(Frame Error Rate:FER)である。CDMAシステムおよび他の無線システムの信号は、それぞれがビットのブロックである複数のフレームで送信される。フレームが、少なくとも1つのエラーを含んで受信した場合には、それはエラーフレームと称する。FERは、所定の期間に受信したエラーフレームの数と、全フレームの数の比率である。かくして、通信システムは、加入者と少なくとも1つの通信リンクを含む主チャネルを介して通信する。通信システムは、リンクの組から最適の条件(最低のFER)を有するリンクを、アンカーレグ として通信するために指定する。したがって加入者とシステムとの間の通信の大部分の時間は、アンカーレグ を介して行われる。
【0004】
多くの通信システムにより、加入者は複数のチャネルに同時にアクセスすることができる。加入者は、主(第1)チャネルを利用しながら第2チャネルを要求できる。例えば、低速データ用に第1チャネルを利用している加入者は、高速データレートのスループットでさらにアプリケーションを走らすために、第2チャネルへのアクセスを要望できる。さらなるアプリケーションの通信信号は、第2チャネルを介して交換される。マルチリンク第1チャネルにおいては、アンカーレグ は第2チャネル用に通常選択される。しかし、加入者に第2チャネルへのアクセス権を与える前に、通信システムはまず、加入者の資源の要求にアクセスし、その後要求された資源は利用可能であるかを決定する。資源は様々な通信資産、例えば選択されたリンクから得られる無線の数、リンクごとに利用可能なパワー量、リンクあたり利用可能な帯域、各リンクでサポート可能な最大情報レートである。特定のリンクに対し送信をサポートできる情報レートとパワー量は、システムのプロバイダが最も効率よく適用とする2つの重要な資源である。
【0005】
要求を出している加入者に、第2チャネルへのアクセス権を与える前に、通信システムは第2チャネルが加入者により要求されている情報レートをサポートできるか否かを決定する。ある第2チャネルは、1つの情報レートしかサポートしないが、別の第2チャネルは複数のデータレートをサポートする。第2チャネルが1つの情報レートをサポートしている場合には、システムはそのレートで情報を伝送できる十分なパワーがあるか否かを決定する。第2チャネルが複数の情報レートをサポートしている場合には、システムは、利用可能なパワー量とRF状態に基づいて、最適の情報レートを決定する。さらにまた通信システムは、第2チャネルに割り当てられる初期パワーの量を決定しなければならない。
【0006】
多くの無線通信システムは、そのパワーを効率的に利用するために、ある種のパワー制御技術を実行する。このような技術においては、各主チャネルに利用可能なパワーを連続的に調整して、変動するシステム条件を補償している。通信システムのプロバイダ(すなわち通信システム機器のオーナーおよびオペレータ)は、あまりにも多くのパワーが、ある加入者あるいは加入者群に割り当てられ、一方他の加入者はパワーが不十分なためにそのシステムへのアクセス権を得られないといったような状況を回避しようとしている。基地局における無線機器は、システムの広範囲のベースに基づいて制御され、システムのパワーの利用のスループットを効率的になるよう維持している。
【0007】
通常の通信システムにおいては、第2チャネルは、主チャネルにより用いられた接続のサブセットを用いることができる。例えば主チャネルは、3つの基地局と3方向のソフトハンドオフ状態にあり、一方通信システムは、第2チャネルを、主チャネルを構成するリンクの組からのあるリンクから同一のユーザに割り当てる。一般的に通信システムは、第2チャネル接続をサポートするのに必要なネットワーク機器の資源を減らすために、主チャネルの活性接続の組を、第2チャネルに割り当てている。最も効率的な方法は、第2チャネル用に1つの接続のみを用いること、通常アンカーレグ を用いることである。
【0008】
原理的には、各種チャネル接続の送信されたパワーは、同一であるが、これは、各接続の時間とパスの損失が異なった場合でも同一である。主チャネルの接続の間でのパス損失のインバランスに関する情報がないために、第2接続に必要とされる初期パワーの予測にエラーが発生してしまい、これは特に第2チャネルが主チャネル接続のサブセットを用いている場合にあてはまる。1本のリンクのみが第2チャネルに利用されているときには、初期パワーの予測値のエラーは致命的である、その理由は、第2チャネルにダイバシティゲイン(diversity gain)が存在しないからである。ダイバシティゲインとは、情報が、どのリンクでも交換可能であるような、すなわち情報を交換するのに別のリンクが存在するようなマルチリンクチャネルを指す。1本のリンクのみしか有さない第2チャネルは、選択の余地がなく、高いFERを回避するために、1本のリンクの動作が満足すべきものであるには限界がある。
【0009】
第2チャネルの初期パワーの予測値のエラー(誤差)は、通信システムの性能を悪くするような非効率を導入してしまう。例えば、システムが第2チャネルに割り当てる初期パワーの量を過小評価する場合には、第2チャネルの利用は短く、パワー制御技術を用いて受け入れ可能な通信の正確なパワー量に調整できない。このような場合、初期パワーの予測値は低すぎて、その結果、FERが高くなる。システムは、FERを低下させるために、後でパワーを増加させるが、しかしその時点では第2チャネルを介した通信は加入者によって打ち切られてしまう。逆にシステムが、第2チャネルに対し初期パワー、あるいは信号対ノイズ比(SNR)の設定点を高くしすぎると、システムは他の要求を出している加入者にアクセス権を与えることができない。その理由はパワーの残りが少ないからである。このような状況下においては、使用させれるパワー制御技術は、正確な第2チャネルのパワーレベルを記録しておかなければならない。しかし、第2チャネルの通信時間が短く、パワーの初期値あるいはSNRの設定点が高すぎる場合には、使用されるパワー制御技術は最適の値に収束する十分な時間を有しない。このような場合、サービスプロバイダは、第2チャネル伝送の全時間にわたって、過剰なパワーを利用してしまう。
【0010】
このような場合、システムが利用するパワー制御技術はあまり役立たない、その理由は、第2チャネル用の初期パワーの予測値は実際の初期パワーの要求の、十分正確な予測値ではないからである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
通信システムがそのパワーを効率よく利用できるために、第2チャネルに対するパワー制御技術を実行するために、第2チャネルに利用可能な初期パワー量とSNRの設定点を正確に予測するアルゴリズムが必要とされている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ある情報レートで動作している無線通信システムの第2チャネルに割り当てられるべき初期パワー量と、初期SNR設定点の値を正確に決定する方法を提供する。本発明の方法は、関連する主チャネルとシステムのオフセット値のSNRの設定点に基づいて、初期SNR設定点を計算する。この計算されたSNR設定点と、第2チャネルの情報レートと、主チャネルのシステムパラメータとをその後用いて、第2チャネルの初期伝送パワーレベルを計算する。第2チャネルの初期伝送パワーレベルが計算されると、その値と偏差値の両方が、通信システムのサービスプロバイダにより、しきい値内に設定される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、エアインターフェースでサポート可能な、ある情報レートで動作する無線通信システムの第2チャネルに割り当てられるべき初期伝送パワーと、SNRの設定点の値を正確に決定する方法を提供する。本発明の方法は、関連する主チャネルとシステムのオフセット値のSNRの設定点に基づいて、初期SNR設定点を計算する。この計算されたSNR設定点と、第2チャネルの情報レートと、主チャネルのシステムパラメータとをその後用いて、第2チャネルの初期伝送パワーレベルを計算する。第2チャネルの初期伝送パワーレベルが計算されると、その値と偏差値の両方が、通信システムのサービスプロバイダにより、しきい値内に入るよう設定される。本発明の方法は、順方向第2チャネルを例に説明する。本明細書において加入者とは、移動局あるいは携帯電話と同義語で、交換可能に用いれれている。また本発明の方法は、CDMA通信システムを例に説明する。しかし本発明は、CDMA通信システムに限定されないことは明らかである。
【0014】
主チャネルのSNRは、情報のエネルギーと、情報が送受信されていない他のすべての信号のエネルギーの測定比である。主チャネルのSNRは、E PRI/Nで表される。ここでE PRIは、特定の加入者(すなわち移動局)、携帯電話に対し測定された主チャネルのビットエネルギーであり、Nは、その加入者に対し測定された有効ノイズパワースペクトラム密度である。最初に加入者はシステムを用い、1つあるいは複数の通信リンクを含む主チャネルを用いる通信システムを介して通信している。ある時点で加入者は、第2チャネルのリクエストを出す。第2チャネルは、主チャネルを表すリンクの組から選択される。主チャネルが1本のリンクしか有さない場合には、第2チャネルはそのリンクの一部を用いる。主チャネルの1本あるいは複数のリンクが第2チャネル用に用いられる場合には、主チャネルは第2チャネルに関連づけれられる。
【0015】
本発明の方法のステップ100においては、システムは、対応する主チャネルのSNR設定点と数個のシステムのオフセット値に基づいて、第2チャネル用のSNR設定点を計算する。主チャネル用のSNR設定点は、基地局で予測されるか、あるいは基地局がサービスしているセル内の移動局により測定され、その値が基地局とセル内の移動局との間で交換される信号情報の一部として基地局に送られる。第2チャネルのSNRの設定点は、以下の式にしたがって計算される。
【数1】
Figure 0004798914
【0016】
sector_offset は、基地局がサービスしているセルの各セクタに対する基地局装置により評価される修正係数である。このシステムのオフセット値は、第1チャネルに対する第2チャネルのダイバシティゲインと、2本のチャネル間の順方向目標FERの差を加えたものを考慮に入れる。目標FERは、加入者により通常設定される所望のFERで、これはサービスプロバイダにも設定可能である。sector_offset の計算方法の一例は、多次元のアレイを有することであり、この多次元のアレイの各要素は、主チャネルの全活性の組(すなわちチャネルに割り当てられたリンクの総数)の(E/IMSと、主チャネルの全活性の組のパイロット負荷(E/IORBSの観点から決定されるパワー比率測定値により、インデックスが付されたsector_offset の値である。特に、sector_offset の値は、移動局のパワー比率の測定値、すなわち(E/IMSと、基地局のパワー比率の測定値、すなわち(E/IORBSによりインデックスの付された表から得ることができる。パワー比率測定値によりインデックスが得られたsector_offset の値は、セクタ内のユーザの第2チャネルのFERの測定値に基づいて修正される。セクタ内の加入者のFERのこれらの測定値は、セクタ内の移動局が収集し、それを基地局装置に移動局とセル内にある基地局との間で交換されている信号情報の一部として送られる。それゆえに注意すべき点としては、表内のsector_offset の値は、活性状態でない前の第2チャネルの結果である。
【0017】
パワー比率の定義は次のとおりである。(E/IORBSは、順方向パイロットエネルギーのセクタi内の基地局により送信される全CDMAパワースペクトラム密度に対する比率である。ここでiは、1以上の整数で、(E/IMSは、セクタiの順方向パイロットチップエネルギーの基地局により測定された全受信パワースペクトラム密度に対する比率である。パイロット(信号)とは、パワー制御技術を実行する基地局により、あるいは他のシステム機能により送信された基準信号である。
【0018】
user_offsetは、第2チャネルに対するSNRの設定点の別の修正係数である。このuser_offset は、加入者と基地局との間の通信の開始時には最初0に設定される。user_offsetは、基地局によりセクタ内の各ユーザに対し維持され、第2チャネルのFERの測定値および移動局で測定された順方向パイロットパワー比率(すなわち(E/IMS)に基づいている。かくしてuser_offsetの値は、第2チャネルSNR設定点を計算するために、本発明の方法により得られる。
【0019】
rate_offset は、ユーザ間で異なる目標FERに起因する移動局の受信信号パワーレベルと、第2チャネル用に移動局に利用可能な異なる情報レートに起因する異なるSNR設定点を考慮に入れて決められた一定のオフセット(offset)値である。サービスプロバイダは、第2チャネルによりサポートされる各情報レートに対し、rate_offset を割り当てる。このrate_offset は、第2チャネルSNR設定点を計算するために、本発明の方法により得られる。
【0020】
ステップ102においては、式(1)から計算された第2チャネルの設定ポイント値を用いて、以下の式により第2チャネル用の初期伝送パワーレベルを決定する。
【数2】
Figure 0004798914
ここで、(ECi SEC/ECi BSは、第2チャネルのチップエネルギーとセクタiの順方向パイロットチャネルのチップエネルギーに対する比率である。変数Rは、第2チャネルの所望のデータレートであり、Wは主チャネルと第2チャネルの両方に対するCDMAキャリアの帯域である。チップとは、CDMA通信システムにおいて情報を伝送するのに使用される基本的タイミング周期である。変数OLOSSは、同一セクタ内の他の移動局との干渉に起因する直交性の損失を表す。CDMA通信システムにおいては、直交信号の組が各セル内で送信され、そして各直交信号は、特定の加入者に関係している。測定された損失は、直交信号間の干渉の結果を表す。第2チャネルの初期伝送パワーは、計算された設定ポイントに基づいており、第2チャネルと第1種チャネルのシステムパラメータの情報、例えばOLOSSと、主チャネルのパワー比率測定値(ECi /IORBSと(ECi /IMSに基づいている。
【0021】
ADMIT_THRESHOLDの変数は、順方向の増幅器パワーレベルの最大値の割合を表す。順方向増幅器を用いて、主順方向チャネル、第2順方向チャネルを介して信号を送信する。ADMIT_THRESHOLDは、サービスプロバイダにより選択される。情報は、加入者により通常要求される特定のレートで、第2チャネルを介して交換される。ある主の第2チャネルは、1つの情報レートもにをサポートし、他の第2チャネルは、標準の情報レートの組をサポートしている。順方向パワー増幅器が、限界近くで動作している時には、このような増幅器により増幅され、送信された信号は歪むことがある。
【0022】
歪みの可能性を減らすために、また、所望の情報レートが達成できるか否かを決定するために、第2チャネルの初期伝送パワーの計算値は、2つの条件を満たす必要がある。第1の条件は、ECi SEC<(ADMIT_THRESHOLD×現在の最大伝送パワー)である。現在の最大伝送パワーとは、順方向増幅器のパワーを意味する。順方向増幅器とは、順方向チャネルで信号を送信するために用いられる増幅器、あるいは増幅器の組である。第2の条件は、ECi SEC(1+VARIANCE_THRESHOLD)<(MAX_POWER_THRESHOLD×現在の最大送信パワー)である。ここでVARIANCE_THRESHOLDとMAX_POWER_THRESHOLDは、サービスプロバイダにより選択される値である。この選択された値により、第2チャネルは、送信パワーをある範囲内に維持することができる。2つの条件が満足されると、第2チャネルは情報レートRで動作できる。Rの他の値に対する初期伝送パワー値は、上記に説明したのと同様に決定できる。第2チャネル用の初期伝送順方向のパワーが決定されると、システムはパワー制御技術にしたがって送信パワーを調整する。
【0023】
特許請求の範囲の発明の要件の後に括弧で記載した番号がある場合は、本発明の一実施例の対応関係を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと解釈すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を示す図。
【符号の説明】
100 主チャネルの設定点とシステムオフセット値に基づいて、第2チャネルの初期設定点を計算する
102 計算された設定点と、第2チャネルの情報レートと、主チャネルのシステムパラメータに基づいて、第2チャネルの初期送信パワーを計算する

Claims (4)

  1. 複数の関連するセルにサービスしている少なくとも1つの基地局を含む通信システムの第2チャネルの初期パワー値を決定する方法であって、
    (A) システムのオフセット値と、第1チャネルのSNR設定点に基づいて第2チャネルのSNR設定点を該通信システムで計算するステップと、
    (B) 該計算されたSNR値と、第2チャネルの所望の情報レートと、第1主チャネルのシステムパラメータに基づいて、初期パワー値を該通信システムで計算するステップとを有することを特徴とする通信システムの第2チャネルの初期パワー値を決定する方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    該システムオフセット値は、sector_offsetと、user_offsetと、rate_offsetであることを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法において、
    該(B)のステップは、所望の情報レートが達成されたか否かを決定するために、該計算された初期パワー値と、第2チャネルのパワーレベルしきい値とを該通信システムで比較することを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法において、
    該(A)ステップは、
    (A1) 主チャネルのSNR設定点を基地局で測定するステップと、
    (A2) 測定された送信パワーと、加入者のパワー比率測定値に基づいて、表からsector_offset値を該基地局で得るステップと、
    (A3) 第2チャネルの測定されたFERに基づいて、sector_offset値を該基地局で修正するステップと、
    (A4) 第2チャネルのFER測定値と、加入者のパワー比率測定値に基づいて、user_offset値を該基地局で得るステップと、
    (A5) rate_offset値を該基地局で得るステップと、
    (A6) 対応する主チャネルの測定されたSNR設定点と、修正されたsector_offset、user_offset、rate_offsetを該基地局で加算するステップとを有することを特徴とする請求項1記載の方法。
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