JP3464319B2 - 高分子量のポリアミドの製法及びそのポリアミド - Google Patents

高分子量のポリアミドの製法及びそのポリアミド

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シアノ基−含有モ
ノマーから、自体公知の方法での重合により低分子量の
ポリアミドを製造し、引き続き、熱後処理により高分子
量のポリアミドを製造することによる、高分子量のポリ
アミドを製造する改良法に関する。
【0002】更に、本発明は、アミノニトリル及び/又
はジアミンとジニトリルとの混合物から得られる高分子
量のポリアミド、本発明のポリアミドの使用並びにそれ
から得られる成形体に関する。
【0003】
【従来の技術】米国特許(US)第2245129号明
細書は、線状ポリアミドの製造を記載している。この場
合、アミノニトリル又はジニトリルとジアミンとの等モ
ル混合物を、最初の工程で反応させて、先ず、低分子量
のポリアミドにする。引き続く第2の工程で、この低分
子量のポリアミドを、アンモニア及び水の除去を経て、
大気圧又は減圧下に熱後縮合させる。この方法の欠点
は、一方では、後縮合の際の遅い重合速度であり、これ
は、長い後縮合時間の場合でも、低分子量のポリアミド
の相対粘度に比べて、最終生成物の相対粘度が僅かにの
み上昇することに現れている。しかしながら、長い後縮
合時間は、ポリマーの損傷の確立を高め、かつより多大
なエネルギー消費とより低い空時収率をもたらす。他方
では、最終生成物は、明らかに1を上回るアミノ末端基
対カルボキシル末端基−(AEG/CEG)−比を有
し、これは、加工の際の融解安定性(分子量不変性)を
悪化させる。
【0004】ドイツ特許(DE−A)第3534817
号明細書は、ω−アミノアルキルニトリル及び過剰の水
から、触媒作用化合物の存在下に、線状ポリアミドを、
段階的に製造することを記載している。紡糸可能なポリ
アミドを、融解物の状態で、不活性ガス雰囲気、例え
ば、窒素下で又は減圧下で、所望の高い重合度まで調節
する。引き続き、このようにして得られたポリアミドを
顆粒にし、抽出によりモノマー及びオリゴマーを除去
し、次いで、乾燥させる。この場合も、達成可能な分子
量は、低く、かつ同様に、AEG/CEG−比は、明ら
かに1を上回る。
【0005】ヨーロッパ特許(EP−A)第47930
6号明細書は、水の存在下及び水の連続的な添加下に、
ω−アミノニトリルから出発するポリアミドの製造を記
載しており、ここでは、240℃を上回る温度で、反応
混合物から、水蒸気及びアンモニアが除かれる。一定量
の水の添加の後に、水の供給を止め、かつ240〜31
0℃の範囲の温度で、得られたポリアミドを、所望の分
子量まで、最後まで縮合させる。比較的高い分子量の達
成は、重縮合平衡を、低分子量方向に傾かせる自発的な
水蒸気圧の故に不可能である。更に、この反応速度は、
充分には高くなく、従って、空時収率も充分には高くな
い。
【0006】ヨーロッパ特許(EP−A)第12919
5号明細書は、高分子量のポリアミドの製造を記載して
いる。このヨーロッパ特許(EP−A)第129195
号明細書による方法では、ジアミン及びジカルボン酸か
らなる混合物から、先ず、低分子量のプレポリマーを製
造し、次いで、これを、固相で、過熱水蒸気を用いて、
所望の分子量に後縮合させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、一方で、従来よりも早い分子量の増成をもたらし、
公知の方法によるよりも、高い分子量のための後縮合の
際のポリマーの損傷のより低い確率並びにより高い加工
安定性を有する、アミノニトリル又はジニトリル及びジ
アミン並びにこれらの混合物からなる高分子量のポリア
ミドの改良製法を提供することである。殊に、黄変さ
れ、かつ脱カルボキシル化された生成物の製造を回避す
べきであり、かつ、AEG/CEG−比は1.25を上
回るべきではない。
【0008】更に、この重縮合は、重縮合の際にポリマ
ー中に残留し、従って、不純物を生じる触媒の不存在下
でも、受容可能な空時収率で、高い分子量にするように
実施可能であるべきである。
【0009】
【課題を解決するための手段】相応して、シアノ基−含
有モノマーから、自体公知の方法での重合により低分子
量のポリアミドを製造し、引き続き、熱後処理により高
分子量のポリアミドを製造することによる、高分子量の
ポリアミドの製法を発見し、その際、 (a)一般式I: H2N-(CH2)m-CN I のアミノニトリル及び一般式II: H2N-(CH2)n-NH2 II のジアミンと一般式III: NC-(CH2)p-CN III のジニトリル[式中、m、n及びpは、2〜12の整数
を表す]との混合物(ジアミン/ジニトリルのモル比
は、0.98:1〜1.02:1の範囲内)からなる群
から選択されたモノマーを、自体公知の方法で重合さ
せ、この際、得られるプレポリマーに、1.4〜2.0
の範囲の相対粘度(96重量%硫酸中100mlあたり
プレポリマー1gの濃度で、23℃で測定)を選択し
て、顆粒化可能な生成物を得、(b)引き続き、(a)で得
られたプレポリマーを顆粒化し、かつ、(c)この後、
(b)で得られた顆粒を、固相で、このプレポリマーの融
点を5〜100℃下回る温度で、少なくとも50容量%
が過熱水蒸気からなる不活性ガスの存在下に後縮合さ
せ、2.3〜5.0の範囲の相対粘度(96重量%硫酸
中100mlあたりポリマー1gの濃度で、23℃で測
定)を有する高分子量のポリアミドを製造し、その際、
工程(a)から得られるプレポリマーと工程(c)から得ら
れる高分子量のポリアミドとの相対粘度の差は、少なく
とも0.4である。
【0010】更に、アミノニトリル及び/又はジアミン
とジニトリルとの混合物から得られる高分子量のポリア
ミド、本発明のこの高分子量のポリアミドの使用並びに
それから得られる成形体を発見した。
【0011】本発明のポリアミドの好適な製法は、当業
者に公知である。
【0012】有利な製法としては、バッチ−法(非連続
的な製法)を挙げることができる。その際、水性モノマ
ー溶液を、0.5〜3時間かけて、オートクレーブ中で
220〜330℃まで加熱し、その際、15〜50、殊
には25〜50バールの圧力を達成し、これを、過剰な
水蒸気の放圧により、できる限り一定に8時間まで保持
する。引き続き、一定の温度で、0.5〜2時間かけ
て、1〜5バールの最終圧力を達成するまでオートクレ
ーブを放圧する。引き続き、常法でポリマー融解物を取
りだし、冷却させ、かつ顆粒化する。
【0013】もう1つの有利な方法は、連続的な重縮合
である。
【0014】この方法では、30〜95、有利には、4
0〜90重量%のモノマー含分を有するモノマー水溶液
を、高めた圧力(5〜100バール)下、プレポリマー
形成下で、10分〜3時間かけて220〜330℃の温
度まで加熱し、引き続き、放圧し、プレポリマー、アン
モニア及び蒸気を連続的に分離し、この蒸気を精留し
て、場合により一緒に導出されたジアミンもしくはニト
リルを戻し導入する。
【0015】本発明では、相対粘度(96重量%硫酸中
100mlあたりプレポリマー1gの濃度で、23℃で
測定)を、1.4〜2.0、有利には、1.5〜1.8
の範囲内で選択する。
【0016】工程(a)によるプレポリマーのアミノ末
端基−カルボキシル末端基−(AEG/CEG)−比
は、一般に、2.0を上回り、有利には、このAEG/
CEG−比は、10〜50の範囲である。
【0017】本発明では、一般式I: H2N-(CH2)m-CN I [式中、m=2〜12、有利には、5〜12]のアミノ
ニトリル、例えば、6−アミノ−1−シアンペンタン
(アミノカプロニトリル)、7−アミノ−1−シアンヘ
キサン、8−アミノ−1−シアンヘプタン、9−アミノ
−1−シアンオクタン、10−アミノ−1−シアンノナ
ン、11−アミノ−1−シアンデカン、12−アミノ−
1−シアンウンデカン(アミノラウリン酸ニトリル)、
殊に有利に、6−アミノ−1−シアンペンタン(アミノ
カプロニトリル)及び一般式II: H2N-(CH2)n-NH2 II [式中、n=2〜12、有利には、4〜12]のジアミ
ン、例えば、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジ
アミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミ
ン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミ
ン、ドデカメチレンジアミン、殊に有利には、ヘキサメ
チレンジアミンと一般式III: NC-(CH2)p-CN III [式中、p=2〜12、有利には、4〜10]のジニト
リル、例えば、1,4−ジシアンブタン(アジポジニト
リル、アジピン酸ジニトリル)、1,5−ジシアンペン
タン、1,6−ジシアンヘキサン、1,7−ジシアンヘ
プタン、1,8−ジシアンオクタン、1,9−ジシアン
ノナン、1,10−ジシアンデカン、特に有利には、
1,4−ジシアンブタン(アジポジニトリル)及び1,
8−ジシアンオクタンとの混合物からなる群から選択さ
れたモノマーを反応させる。
【0018】所望の場合には、分枝鎖のアルキレン−又
はアリーレン−又はアルキルアリーレンから誘導される
ジアミン、ジニトリル及びアミノニトリルを、使用する
こともできる。
【0019】本発明では、ジアミンとジニトリルとのモ
ル比を、0.98:1〜1.02:1、有利には、0.
99:1〜1.01:1の範囲内で選択する。
【0020】従来の観察によれば、一般式Iのアミノニ
トリルを、任意の比で、一般式IIのジアミンと一般式
IIIのジニトリルからなる混合物と重合させるか、又
は一般式IIのジアミンと一般式IIIのジニトリルと
からなる混合物を単独で使用することができるが、一般
式Iのアミノニトリル又はジアミンIIとジニトリルI
IIとの混合物を、単独で使用するのが有利である。
【0021】所望の場合には、モノカルボン酸、例え
ば、プロピオン酸及び安息香酸、モノアミン、例えば、
アルキルアミン、例えば、メチル−、エチル−、プロピ
ル−又はブチルアミン又はモノニトリル、例えば、アセ
トニトリル、プロピルニトリル、ブチルニトリル又はベ
ンゾニトリルを鎖調節剤として、使用モノマーに対し
て、0.01〜0.5重量%の範囲の量で使用すること
ができる。
【0022】本発明では、工程(a)からのプレポリマ
ーを顆粒化し、その際、得られたプレポリマーを、融解
液状で排出帯域に導びき、同時に、融解物中に含有され
ている残留水を除去するのが有利である。好適な排出帯
域は、例えば、脱気式押出機である。次いで、このよう
に、水を充分に除去された融解物を、通常、ひも状物に
成形し、かつ、常法で顆粒にする。
【0023】本発明による顆粒は、通常、1〜10、有
利には、3〜8mmの範囲の長さを有する。
【0024】高分子量のポリアミドの所望の相対粘度
を、本発明方法の工程(c)で調節する。このために、本
発明では、工程(b)で得られた顆粒を、固相で、少なく
とも50容量%が過熱水蒸気、有利には、純粋な過熱水
蒸気からなる不活性ガスの存在下に、連続的に又は非連
続的に縮合させる(例えば、ヨーロッパ特許(EP−
A)第284968号明細書参照)。
【0025】固相縮合の際の温度を、相応するポリアミ
ドの融点を5〜100、有利には、20〜50℃下回る
温度であるように選択するのが有利である。アミノカプ
ロニトリルの場合には、温度を、130〜210、有利
には、140〜180、特に有利には、150〜170
℃の範囲で選択するのが有利である。後縮合の際の滞留
時間は、本質的に、ポリアミドの種類、場合により使用
される鎖調節剤の量、選択された温度及び所望の相対粘
度の最終値に依存する。滞留時間は、通常、2〜48、
有利に6〜24、特に有利に12〜18時間の範囲であ
る。
【0026】本発明では、後縮合に必要な熱を、過熱水
蒸気の存在下で、系中に導入し、その際、そのために、
不活性ガス、例えば、窒素、二酸化炭素又はアルゴン及
び少なくとも50容量%の過熱水蒸気からなるガス混合
物を使用することができる。純粋な過熱水蒸気を、2バ
ール未満の圧力で使用するのが有利であり、その際、水
蒸気:ポリアミド−比を、過熱水蒸気10l以上/ポリ
アミド1kg/1時間に選択するのが有利である。
【0027】本発明では、相対粘度を、工程(a)から
のプレポリマーの相対粘度に比べて少なくとも0.4単
位、有利には、少なくとも0.7単位高いように調節
し、その際、2.3〜5.0、有利には2.4〜4.0
の範囲の相対粘度(96重量%硫酸中100mlあたり
ポリマー1gの濃度で、23℃で測定)に調節する。
【0028】非連続的な固相縮合のためには、例えば、
タンブリング乾燥機が、連続的な固相縮合のためには、
熱処理管(Tmperrohre)を使用することができ、その際、
連続的な固相縮合を行うのが有利である。
【0029】有利な本発明の高分子量のポリアミドは、
主に、一般式IV: [-NH-(CH2)m-C(O)-]x[-NH-(CH2)n-NH-]y[-C(O)-(CH2)p-C(O)-]Z IV [式中、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1及びx:
y:zは、1:0:0〜0:1:1の範囲であり、かつ
y:Zは、0.98:1〜1.02:1の範囲から選択
される]の繰返し単位から構成され、これは、 (a)一般式I: H2N-(CH2)m-CN I のアミノニトリル及び一般式II: H2N-(CH2)n-NH2 II のジアミンと一般式III: NC-(CH2)p-CN III のジニトリル[式中、m、n及びpは、2〜12の整数
を表す]との混合物(ジアミン/ジニトリルのモル比
は、0.98:1〜1.02:1の範囲内)の混合物の
重合により、ポリアミド−プレポリマーを製造し、この
際、得られたプレポリマーに、1.4〜2.0の範囲の
相対粘度(96重量%硫酸中100mlあたりプレポリ
マー1gの濃度で、23℃で測定)を選択し、顆粒化可
能な生成物を得、(b)引き続き、(a)で得られたプレポ
リマーを顆粒化し、かつ、(c)その後、(b)で得られた
顆粒を、固相で、このプレポリマーの融点を5〜100
℃下回る温度で、少なくとも50容量%が過熱水蒸気か
らなる不活性ガスの存在下に後縮合させて、2.3〜
5.0の範囲の相対粘度(96重量%硫酸中100ml
あたりポリマー1gの濃度で、23℃で測定)を有する
高分子量のポリアミドにする(その際、工程(a)から得
られるプレポリマーと工程(c)から得られる高分子量の
ポリアミドとの相対粘度の差は、少なくとも0.4であ
るが、得られた高分子量のポリアミドは、1.25を下
回るアミノ末端基−カルボキシル末端基−(AEG/C
EG)−比を有する)ことより得られる。
【0030】主に、一般式V: [-NH-(CH2)m-C(O)-] V の繰返し単位から構成されている高分子量のポリアミド
が、殊に有利であり、これは、 (a)一般式I: H2N-(CH2)m-CN I [式中、mは、2〜12の整数を表す]のアミノニトリ
ルの自体公知の方法での重合により、ポリアミド−プレ
ポリマーを製造し、この際、得られるプレポリマーに、
1.4〜2.0の範囲の相対粘度(96重量%硫酸中1
00mlあたりプレポリマー1gの濃度で、23℃で測
定)を選択し、顆粒化可能な生成物を得、(b)引き続
き、(a)で得られたプレポリマーを顆粒化し、かつ、
(c)その後、(b)で得られた顆粒を、固相で、プレポリ
マーの融点を5〜100℃下回る温度で、少なくとも5
0容量%が過熱水蒸気からなる不活性ガスの存在下に後
縮合させて、2.3〜5.0の範囲の相対粘度(96重
量%硫酸中100mlあたりポリマー1gの濃度で、2
3℃で測定)を有する高分子量のポリアミドにする(そ
の際、工程(a)から得られるプレポリマーと工程(c)か
ら得られる高分子量のポリアミドとの相対粘度の差は、
少なくとも0.4であるが、得られた高分子量のポリア
ミドは、1.25を下回るアミノ末端基−カルボキシル
末端基−(AEG/CEG)−比を有する)ことにより
得られる。
【0031】更に、主に、一般式VI: [-NH-(CH2)n-NH-]a[-C(O)-(CH2)p-C(O)-]b VI [式中、a:bは、0.98:1〜1.02:1の範囲
内で選択される]の繰返し単位から構成されている高分
子量のポリアミドが、特に有利であり、これは、 (a)一般式II: H2N-(CH2)n-NH2 II のジアミンと一般式III: NC-(CH2)p-CN III のジニトリル[式中、n及びpは、2〜12の整数を表
す]との混合物(ジアミン/ジニトリルのモル比は、
0.98:1〜1.02:1の範囲内)の重合によりポ
リアミド−プレポリマーを製造し、この際、得られるプ
レポリマーに、1.4〜2.0の範囲の相対粘度(96
重量%硫酸中100mlあたりプレポリマー1gの濃度
で、23℃で測定)を選択し、顆粒化可能な生成物を
得、(b)引き続き、(a)で得られたプレポリマーを顆粒
化し、かつ、(c)その後、(b)で得られた顆粒を、固相
で、プレポリマーの融点を5〜100℃下回る温度で、
少なくとも50容量%が過熱水蒸気からなる不活性ガス
の存在下に後縮合させて、2.3〜5.0の範囲の相対
粘度(96重量%硫酸中100mlあたりポリマー1g
の濃度で、23℃で測定)を有する高分子量のポリアミ
ドにする(その際、工程(a)から得られるプレポリマー
と工程(c)から得られる高分子量のポリアミドとの相対
粘度の差は、少なくとも0.4であるが、得られた高分
子量のポリアミドは、1.25を下回るアミノ末端基−
カルボキシル末端基−(AEG/CEG)−比を有す
る)ことより得られる。
【0032】本発明のポリアミドに、次の調製工程で、
慣用の助剤及び添加剤、例えば、強化用繊維、無機填
料、粘稠性変更剤、滑剤、離型剤、耐熱安定剤及び耐U
V−障害安定剤、防炎剤、顔料、染料及び核形成剤を、
調製生成物に対して70重量%までの量で、添加するこ
とができる。
【0033】連続的な重縮合の場合には、添加剤を、場
合により送出押出機(Austragsextruder)を用いて、本発
明のプレポリマーに混入することもでき、次いで、引き
続き、工程(c)を行うことができる。
【0034】本発明の高分子量のポリアミドは、更に、
常法により成形体、シート及び繊維に、更に加工するこ
とができる。
【0035】本発明の方法は、公知の方法に比べて、分
子量の増成が迅速に行われ、本発明の方法による高分子
量のポリアミドは、ほとんど或いは全く、殊に、黄変又
は脱カルボキシル化による損傷がなく、かつ1.25を
上回らないAEG/CEG−比を有するという利点を有
する。
【0036】
【実施例】カルボキシル末端基の測定を、酸滴定により
行った(2重測定)。このために、まず、空値及び係数
を測定し、次いで、実験されるべきポリアミドでの測定
を繰返し、かつこれらから末端基含分を測定した。
【0037】空値の測定のために、蒸留ベンジルアルコ
ール30mlを、熱板上で、数個のガラス−沸騰球の添
加下で、還流下に15分間沸騰させ、引き続き、熱時
に、6滴の指示薬(n−プロパノールp.A.50ml
中に溶解したクレゾールレッド50mg)の添加の後
に、滴定溶液(ヘキサノールで2000mlまで充填さ
れた0.5mKOHメタノール溶液80ml/n−プロ
パノール860ml)を用いて変化(黄−灰色)するま
で滴定した。
【0038】係数の測定のために、実験を繰り返した
が、AH−塩0.015gをベンジルアルコールに添加
した。係数を、秤量AH−塩:[消耗分−空値:13
1.2]から算出した。
【0039】試料の測定のために、検査すべきポリアミ
ド0.5gで、実験を繰り返した。
【0040】次いで、[消耗分−空値]×係数:秤量分
から、カルボキシル末端基含分を、ミリモル/kgで算
出した。
【0041】アミノ末端基の測定を、酸滴定により行っ
た(2重測定)。このために、先ず、空値及び係数を測
定し、次いで、検査されるべきポリアミドでの測定を繰
返し、かつ、これらから末端基含分を測定した。
【0042】空値の測定のために、溶剤混合物(フェノ
ールp.A.1000g/メタノールp.A.540g
/0.1mメタノールKOH−溶液1ml)25ml
を、磁気撹拌板上で、150〜160℃で、還流下に2
5分間沸騰させた。手の温度までの混合物の冷却の後
に、指示薬(エチレングリコールで100mlまで充填
されたベンジルオレンジ0.1g/メタノールp.A.
10ml+エチレングリコールで50mlまで充填され
たメチレンブルー500mg/メタノールp.A.5m
l)2滴を、溶剤混合物に添加し、かつ滴定溶液(エチ
レングリコールで2000mlまで充填された70重量
%過塩素酸3.44ml/メタノールp.A.200m
l)で変化(緑−灰色)するまで滴定した。
【0043】係数測定のために、実験を、純粋な溶剤混
合物の代わりに、係数溶液(溶剤混合物500ml中に
溶かされた乾燥AH−塩0.16g)25mlを用いて
繰り返した。次いで、係数を、秤量分AH−塩:[消耗
分−空値:131.2]から算出した。
【0044】試料の測定のために、実験を、溶剤混合物
25ml中に溶かされた検査されるべきポリアミド0.
5gを用いて繰り返した。
【0045】次いで、[消耗分−空値]×係数:秤量分
から、アミノ末端基含分を、ミリモル/kgで算出し
た。
【0046】1.出発物質の製造 例A アミノカプロニトリルACN2.5モル(280g;純
度>99.8%)を、H2O10モル(90g)及び触
媒としての亜燐酸5ミリモルと共に、1l−実験室用オ
ートクレーブ中に予め装入した。繰返し、3回排気し、
窒素を充填した。引き続き、220℃まで1時間加熱
し、その際、圧力を、20バールの達成から、過剰の水
蒸気及びアンモニアの放圧により、一定に保持した。こ
の温度を2時間保持し、次いで、圧力を依然として20
バールに保持したまま、温度を、270℃まで1時間高
めた。次いで、常圧まで、20分間で放圧し、かつ生成
物を取りだし、ひも状物にし、水中で冷却し、かつ顆粒
にした。長さ約4mm及び直径2〜3mmの円筒形顆粒
が得られた。
【0047】例B Aと同様だが、触媒を使用せず。
【0048】例C Bと同様だが、H2O5モルを使用。
【0049】2.後縮合 顆粒試料(弛い嵩高物)2.5gを、170℃の油浴中
に浸漬されている内径約10mmのガラス管中に、常圧
で、170℃の過熱水蒸気60g/hと共に貫流させ
た。比較実験では、それぞれ170℃の温度で、無水の
窒素を使用するか、もしくは、真空(オイルポンプ、<
1ミリバール)にもした。
【0050】もう1つの比較実験では、2.5g−試料
を、油浴中の50mlエルレンマイヤー−フラスコの底
で、250℃で融解させ(層厚約2〜3mm)、かつ過
熱水蒸気60g/h(250℃)を流過させた。
【0051】結果を、表に記載した。後縮合前の試料で
測定された値を、実験0として記載した。
【0052】これらの値は、水蒸気を用いての固相縮合
によってのみ、迅速な分子量増成及び高い最終分子量が
達成されることを示している。温度媒体として窒素もし
くは真空を用いた場合には、工業的に使用可能な分子量
は達成されず、ポリマー融解物を過熱水蒸気で処理する
と(この場合、勿論、蒸気の温度は、ポリアミドの融点
を上回るべきである)、遅い分子量増加、黄変並びに脱
カルボキシル化(AEGに比べてCEGが低いことが認
められる)が観察される。
【0053】相対粘度(RV)を、23℃で、96重量
%硫酸中100ml当たりポリマー1gの濃度で測定し
た。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 69/00 - 69/50 WPI/L(QUESTEL)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シアノ−及び/又はアミノ基−含有モノ
    マーから、自体公知の方法での重合により低分子量のポ
    リアミドを製造し、引き続き、熱後処理により高分子量
    のポリアミドを製造することによる、高分子量のポリア
    ミドの製法において、 (a)一般式I: HN-(CH)-CN I のアミノニトリル及び一般式II: HN-(CH)-NH II のジアミンと一般式III: NC-(CH)-CN III のジニトリル[式中、m、n及びpは、2〜12の整数
    を表す]との混合物(ジアミン/ジニトリルのモル比は
    0.98:1〜1.02:1の範囲内)からなる群から
    選択されたモノマーを、自体公知の方法で重合させ、こ
    の際、得られるプレポリマーに、1.4〜2.0の範囲
    内の相対粘度(96重量%硫酸中100mlあたりプレ
    ポリマー1gの濃度で、23℃で測定)を選択して、顆
    粒化可能な生成物を得、 (b)引き続き、(a)で得られたプレポリマーを顆粒化
    し、かつ、 (c)この後、(b)で得られた顆粒を、固相で、このプレ
    ポリマーの融点を5〜100℃下回る温度で、少なくと
    も50容量%が過熱水蒸気からなる不活性ガスの存在下
    に後縮合させて、2.3〜5.0の範囲の相対粘度(9
    6重量%硫酸中100mlあたりポリマー1gの濃度
    で、23℃で測定)を有する高分子量のポリアミドに
    し、その際、工程(a)から得られるプレポリマーと工程
    (c)から得られる高分子量のポリアミドとの相対粘度の
    差は、少なくとも0.4であることを特徴とする、シア
    ノ−及び/又はアミノ基−含有モノマーから、高分子量
    のポリアミドを製造する方法。
  2. 【請求項2】 (a)一般式I: HN-(CH)-CN I のアミノニトリル及び一般式II: HN-(CH)-NH II のジアミンと一般式III: NC-(CH)-CN III のジニトリル[式中、m、n及びpは、2〜12の整数
    を表す]との混合物(ジアミン/ジニトリルのモル比
    は、0.98:1〜1.02:1の範囲内)からなる混
    合物の重合により、ポリアミド−プレポリマーを製造
    し、この際、得られるプレポリマーに、1.4〜2.0
    の範囲の相対粘度(96重量%硫酸中100mlあたり
    プレポリマー1gの濃度で、23℃で測定)を選択し
    て、顆粒化可能な生成物を得、 (b)引き続き、(a)で得られたプレポリマーを顆粒化
    し、かつ、 (c)その後、(b)で得られた顆粒を、固相で、このプレ
    ポリマーの融点を5〜100℃下回る温度で、少なくと
    も50容量%が過熱水蒸気からなる不活性ガスの存在下
    に後縮合させて、2.3〜5.0の範囲の相対粘度(9
    6重量%硫酸中100mlあたりポリマー1gの濃度
    で、23℃で測定)を有し(その際、工程(a)から得ら
    れるプレポリマーと工程(c)から得られる高分子量のポ
    リアミドとの相対粘度の差は、少なくとも0.4である
    が、得られた高分子量のポリアミドは、1.25を下回
    るアミノ末端基(AEG)−カルボキシル末端基(CE
    G)−(AEG/CEG)−比を有する)、一般式I
    V: [-NH-(CH ) -C(O)-] [-NH-(CH ) -NH-] [-C(O)-
    (CH ) -C(O)-] IV [式中、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1であり、
    x:y:zは、1:0:0〜0:1:1の範囲内で、か
    つy:zは、0.98:1〜1.02:1の範囲内で選
    択される]の繰返し単位から構成されている高分子量の
    ポリアミドを製造する方法。
  3. 【請求項3】 (a)一般式I: HN-(CH)-CN I [式中、mは、2〜12の整数を表す]のアミノニトリ
    ルの自体公知方法での重合により、ポリアミド−プレポ
    リマーを製造し、この際、得られるプレポリマーに、
    1.4〜2.0の範囲の相対粘度(96重量%硫酸中1
    00mlあたりプレポリマー1gの濃度で、23℃で測
    定)を選択して、顆粒化可能な生成物を得、 (b)引き続き、(a)で得られたプレポリマーを顆粒化
    し、かつ、 (c)その後、(b)で得られた顆粒を、固相で、このプレ
    ポリマーの融点を5〜100℃下回る温度で、少なくと
    も50容量%が過熱水蒸気からなる不活性ガスの存在下
    に後縮合させて、2.3〜5.0の範囲の相対粘度(9
    6重量%硫酸中100mlあたりポリマー1gの濃度
    で、23℃で測定)を有し(その際、工程(a)から得ら
    れるプレポリマーと工程(c)から得られる高分子量のポ
    リアミドとの相対粘度の差は、少なくとも0.4である
    が、得られた高分子量のポリアミドは、1.25を下回
    るアミノ末端基−カルボキシル末端基−(AEG/CE
    G)−比を有する)、一般式V: [-NH-(CH ) -C(O)-] V の繰返し単位から構成されている高分子量のポリアミド
    を製造する方法。
  4. 【請求項4】 (a)一般式II: HN-(CH)-NH II のジアミンと一般式III: NC-(CH)-CN III のジニトリル[式中、n及びpは、2〜12の整数を表
    す]との混合物(ジアミン/ジニトリルのモル比は、
    0.98:1〜1.02:1の範囲内)の重合により、
    ポリアミド−プレポリマーを製造し、この際、得られる
    プレポリマーに、1.4〜2.0の範囲の相対粘度(9
    6重量%硫酸中100mlあたりプレポリマー1gの濃
    度で、23℃で測定)を選択して、顆粒化可能な生成物
    を得、 (b)引き続き、(a)で得られたプレポリマーを顆粒化
    し、かつ、 (c)その後、(b)で得られた顆粒を、固相で、このプレ
    ポリマーの融点を5〜100℃下回る温度で、少なくと
    も50容量%が過熱水蒸気からなる不活性ガスの存在下
    に後縮合させて、2.3〜5.0の範囲の相対粘度(9
    6重量%硫酸中100mlあたりポリマー1gの濃度
    で、23℃で測定)を有し(その際、工程(a)から得ら
    れるプレポリマーと工程(c)から得られる高分子量のポ
    リアミドとの相対粘度の差は、少なくとも0.4である
    が、得られた高分子量のポリアミドは、1.25を下回
    るアミノ末端基−カルボキシル末端基−(AEG/CE
    G) −比を有する)、一般式VI: [-NH-(CH ) -NH-] [-C(O)-(CH ) -C(O)-]
    の繰返し単位から構成されている高分子量のポリアミド
    (ここで、a:bは、0.98:1〜1.02:1の範
    囲から選択される)を製造する方法。
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