JP3464112B2 - コンデンサの製造方法 - Google Patents

コンデンサの製造方法

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JP3464112B2 JP01700197A JP1700197A JP3464112B2 JP 3464112 B2 JP3464112 B2 JP 3464112B2 JP 01700197 A JP01700197 A JP 01700197A JP 1700197 A JP1700197 A JP 1700197A JP 3464112 B2 JP3464112 B2 JP 3464112B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容量値を可変する
ことができるコンデンサの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、容量値を可変することができ
るコンデンサは、図6に示す構造が知られている(実開
昭56−141440号の第4図)。
【0003】図において、下部側誘電体層1aと、上部
側誘電体層1bとから成る積層体1と、2つの誘電体層
1a、1bの層間に配置した2つの内部容量電極2a、
2bと、上部誘電体層1b上に、該個別容量電極2a、
2bと共通的に対向する表面容量電極3と、積層体1の
対向する1対の端部に内部容量電極2a、2bに接続す
る端子電極4a、4bが形成されている。
【0004】具体的には、動作的には、表面容量電極3
と2つの内部容量電極2a、2bとが表面誘電体層1b
を介して対向する2つの領域で発生する2つ容量成分
が、表面容量電極3によって合成され、合成された容量
成分が内部容量電極2a、2bと接続する端子電極4
a、4b間から導出されるものである。
【0005】そして、表面容量電極31が、内部容量電
極2a、2bとの対向部分の一部をレーザーや機械的に
除去することにより、対向面積が減少して、端子電極4
a、4bから導出される容量を制御することができる。
【0006】この容量制御は、非常に精度が要求される
ことから、表面容量電極31の切断・除去するにあた
り、表面容量電極31の形成位置を、除去装置のセンサ
ーで光学的に読み取り、また、端子電極4a、4bから
導出される容量成分を除去装置の測定器でモニタリング
しながら、レーザー照射及び走査を行い所定量除去して
いる。
【0007】このため、表面容量電極31は、光学的な
認識を高めるため、表面容量電極31の層構成を、Ag
−Pdなどの下地層、Niメッキ層、Auの表面メッキ
層としたいた。これにより、表面容量電極3の表面が実
質的に光沢性に優れた金属で被覆することができ、これ
により、積層体1の表面誘電体層1bの表面との間で、
コントラスト、反射などの光学的な識別が高まり、安定
した調整が可能となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
Auメッキ層を形成する場合には、先行してNiなどの
下地メッキ層、また下地Ni層を形成するためにメタラ
イズ下地導体層が必要であるため、製造プロセスが複雑
であった。
【0009】また、この場合には、表面容量電極31以
外に積層体の外部に露出する導体膜、即ち端子電極4
a、4bの表面にもAuメッキが被覆されることにな
り、非常にコスト高となってしまう。
【0010】本発明は、上述の課題に鑑みて案出された
ものであり、その目的は、光学的な認識による信頼性を
維持してつつ、製造プロセスが簡単で、低コスト化が可
能なコンデンサの製造方法を提供するものである。
【0011】
【問題点を解決するための手段】本発明のコンデンサの
製造方法は、複数の誘電体層を積層して成る四角形状の
積層体と、該積層体最外部に位置する誘電体層の表裏面
に形成された1つ又は1対の内部容量電極と1対又は1
つの表面容量電極と、前記積層体の対向する端部に形成
され、前記1対の内部容量電極または1対の表面容量電
極に接続された一対の端子電極とを有するコンデンサを
下記工程〜により製造することを特徴とするもので
ある。誘電体層となる第1の誘電体グリーンシート上
に、前記内部容量電極となる導体膜を形成する工程前
記導体膜を形成した前記第1の誘電体グリーンシート上
に、最外部の誘電体層となる第2の誘電体グリーンシー
トを積層する工程。前記導体膜と第1及び第2の誘電
体グリーンシートとを同時焼成して複数の誘電体層を積
層して成る積層体を形成する工程。最外部に位置する
誘電体層の表面にAuが主成分の有機金属を含むペース
トを印刷・焼き付けして表面容量電極を0.5〜1.5
μmの厚さで形成する工程。前記表面容量電極の一部
をレーザー照射により切断・除去することによりコンデ
ンサの容量調整を行う工程。また本発明のコンデンサの
製造方法は、複数の誘電体層を積層して成る四角形状の
積層体と、該積層体最外部に位置する誘電体層の表裏面
に形成された1つの内部容量電極及び1対の表面容量電
極と、前記積層体の対向する端部から周囲面に回り込む
ように形成され、前記1対の表面容量電極と一部重なる
ように接続された一対の端子電極とを有するコンデンサ
を下記工程〜により製造することを特徴とするもの
である。誘電体層となる第1の誘電体グリーンシート
上に、前記内部容量電極となる導体膜を形成する工程
前記導体膜を形成した前記第1の誘電体グリーンシート
上に、最外部の誘電体層となる第2の誘電体グリーンシ
ートを積層する工程。前記導体膜と第1及び第2の誘
電体グリーンシートとを同時焼成して複数の誘電体層を
積層して成る積層体を形成する工程。最外部に位置す
る誘電体層の表面にAuが主成分の有機金属を含むペー
ストを印刷・焼き付けして表面容量電極を0.5〜1.
5μmの厚さで形成する工程。前記表面容量電極の一
部をレーザー照射により切断・除去することによりコン
デンサの容量調整を行う工程。
【0012】
【作用】本発明によれば、表面容量電極がAuを含む有
機金属を含むペースト(一般にオーガニックペーストと
言われている)の印刷・焼きつけにより0.5〜1.5
μmの厚さで形成されている。従って、表面容量電極を
光学的認識手段によって認識しても非常に高い認識率が
得られ、表面容量電極の一部をレーザー照射により切断
・除去することにより安定した容量成分の調整が可能と
なる。
【0013】しかも、この表面容量電極は、焼成された
積層体の表面に形成されることになるため、例えば、誘
電体グリーンシートの焼結挙動による誘電体層の寸法の
変動に影響されることがない。
【0014】また、表面容量電極が上述のようにペース
トの印刷、焼きつけという厚膜手法により形成され、例
えば、内部容量電極の導体膜の形成方法と同様であるた
め、プロセスが複雑になることがないため、非常に簡単
なプロセスと言える。
【0015】さらに、Auを主成分とするオーガニック
ペーストは、1回の印刷により焼きつけ後の厚みが約
0.5μmと非常に薄く、しかも、所定位置に選択的に
形成されることから、Auの消費量が少なくて済み、低
コストが達成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンデンサを
図面に基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明に係るコンデンサの外観斜
視図であり、図2は、長手方向の断面構造図を示す。
尚、従来の図6と同一部分は、同一符号で示す。
【0018】本発明に係るコンデンサは、下部側誘電体
層1aと、本発明でいう最外部の誘電体層である上部側
誘電体層1bとから成る積層体1と、2つの誘電体層1
a、1bの層間に配置した一対の内部容量電極(以下、
個別容量電極という)2a、2bと、上部側誘電体層1
b上に、該個別容量電極2a、2bと共通的に対向する
表面容量電極(以下、共通容量電極という)3と、積層
体1の対向する1対の端部に個別容量電極2a、2bに
接続する端子電極4a、4bが形成されている。
【0019】積層体1を構成する誘電体層1a、1b
は、例えばBaTiO3 系の誘電体セラミック材料から
なり、特に、容量成分の制御に寄与する上部側誘電体層
1bの厚みは25μm程度である。尚、下部側誘電体層
1aの厚みは、機械的な強度を付与するために、厚み
は、25μm以上に設定される。また、材料についも、
BaTiO3 系の誘電体セラミック材料以外に、誘電体
層1bと焼結挙動が実質的に同一であれば、誘電体セラ
ミック材料に限る必要もない。
【0020】誘電体層1aと1bとの間に配置される個
別容量電極2a、2bは、例えばAgやPdの合金を主
成分とした導体からなり、その厚みは概略4〜5μm程
度である。個別容量電極2a、2bは、図3の誘電体層
1aの平面図に示されるように、誘電体層1aの一対の
端部に夫々の個別容量電極2a、2bの一方の端部が延
出するようにして、また、その中央で、所定間隔をおい
て並設されている。
【0021】また、誘電体層1aと1bとによって形成
される積層体1の表面に配置される共通容量電極3は、
Auを主成分とする導体からなり、その厚みは概略0.
5〜1.5μm程度である。共通容量電極3は、図4の
誘電体1の平面図に示されるように、誘電体層1aと1
bと間の間に配置される個別容量電極2a、2b(点線
で示す)の他方端部に跨がるように配置されている。
【0022】さらに、積層体1の対向刷る一対の端部に
は、端子電極4a、4bが形成されている。この端子電
極4a、4bは、Ag及びPdの合金を主成分とした導
体膜からなり、積層体1の端部の表面、端面及び裏面の
3つの面に跨がって形成されている。
【0023】上述の構造により、個別容量電極2aの他
方端部(積層体1の中央側の端部)と共通電極3の一部
及び個別容量電極2bの他方端部(積層体1の中央側の
端部)と共通電極3の一部の間で、誘電体層1bの誘電
率、厚み及び対向面積で規定される2つの容量成分が発
生する。この2つの容量成分は、共通容量電極3によっ
て直列的に合成され、個別容量電極2a、2bと夫々接
続する2つの端子電極4a、4bから導出されることに
なる。
【0024】一般に、電子機器や通信機器などで所定動
作を達成させるためにプリント回路基板上に各種電子部
品を搭載して回路を構成するが、これらの電子部品に夫
々の電子部品の特性の変動率が極めて小さい部品を用い
ても、全体として、変動が発生してしまう。このような
場合には、本発明に係るコンデンサを用い、積層体1の
配置した共通容量電極3の一部を切断・除去して、上述
の2つの容量成分を調整して、もって回路全体の特性の
調整を行う。
【0025】積層体1の表面に配置した共通容量電極3
の切断・除去は、レーザーなどの照射及び走査によっ
て、実質的に共通容量電極3と個別容量電極2a、2b
との対向面積を減少させることによって行われる。この
具体的な切断・除去は、減少させたい容量値によって、
種々の実施され、例えば、共通容量電極3を複数回のレ
ーザー照射によって、共通容量電極の一部を焼失させ
て、個別容量電極2a、2bとの対向面積を減少させた
り、共通容量電極の一部を、レーザー照射及び走査によ
って、容量結合動作的に浮き領域を作成するようにす
る。
【0026】上述のように微調整の容量調整が必要とな
る本発明に係るコンデンサにおいては、特に、積層体1
の表面に形成した共通容量電極3の位置を、正しく認識
して、レザー照射の走査時にその情報を提供する必要が
ある。本発明において、その認識を高めるために、光学
的読み取り装置で認識し易くするために、Auを主成分
とする共通容量電極3を用いた。
【0027】これにより、積層体1の表面でセラミック
の表面は光沢がなく、共通容量電極3表面が光沢を有す
るため、光学的読み取り装置の測定に用いる光を散乱さ
せるか、反射させるかによって、共通容量電極3の位置
を精度よく読み取ることが可能となる。また白色系のセ
ラミック材料の場合には、色彩コントラストを用いて読
み取ることも可能である。
【0028】次に、本発明のコンデンサの製造方法を説
明する。
【0029】まず、積層体1を構成する誘電体層1a、
1bとなる誘電体グリーンシートを用意する。
【0030】次に、誘電体層1aとなるグリーンシート
上に、個別容量電極2a、2bとなる導体膜を、Ag−
Pdを含む導電性ペーストの印刷、乾燥により形成す
る。
【0031】次に、このような誘電体層1aとなるグリ
ーンシート上に、誘電体層1bとなるグリーンシートを
積層して、熱圧着によって一体化する。
【0032】次に、積層体1の形状に対応して、グリー
ンシートの積層体を切断する。これにより、切断したグ
リーンシートの積層体の一対の端部からは、個別容量電
極2a、2bとなる導体膜の一方の端部が露出すること
になる。
【0033】次に、脱バインダー工程及び焼成処理によ
り、誘電体層1a、1b及び内部の個別容量電極2a、
2bが焼結されて、積層体1を構成する。
【0034】次に、バレル研磨により、積層体1の端部
に個別容量電極2a、2bの端部を端然に露出させる。
【0035】次に、焼成した積層体1を整列治具で整列
させて、積層体1の表面の中央部分に共通容量電極3を
形成する。具体的には、Auを含有する有機化合物を含
有するメタロオーガニックペーストを用いて、印刷、焼
きつけにより形成する。
【0036】このメタロオーガッニクペーストの焼きつ
けによって形成された共通容量電極3は、その厚みを非
常に薄くすることができる。例えば、1回の印刷・焼き
つけより約0.5μm程度の膜厚となる。尚、本発明に
おいては、1回目の印刷、乾燥、2回目の印刷乾燥し、
一括的に焼きつけ処理を行い、約1.0μmの膜厚とし
た。
【0037】次に、各積層体1を整列治具で整列させ
て、積層体1の両端部を、Ag−Pdの導体材料を用い
た粘度の低いペースト浴に浸漬し、導体膜を塗布し、乾
燥後、焼きつけ処理を行う。これにより、積層体1の両
端部には、積層体1の内部の個別容量電極2a、2bと
接続する端子電極4a、4bが形成されることになる。
【0038】上述の製造方法において、積層体1の表面
の共通容量電極3が、焼成された積層体1上に形成され
る。また、共通容量電極3が、Auを含むメタロオーガ
ニックペーストの印刷、焼きつけにより形成される。
【0039】まず、積層体1を焼成した後に、共通容量
電極3を形成するのは、グリーンシート状の積層体から
積層体1に焼成処理にあたり、誘電体層1a、1bで微
細制御が不可能な焼結収縮が発生してしまうためであ
る。即ち、誘電体層1bとなるグリーンシート上に共通
容量電極3となる導体膜を形成し、積層体の焼成で一体
的に焼成すると、個別容量電極2a、2bとの対向面
積、対向距離(誘電体層1bが厚み)が変動して、設計
どおりの容量成分を得られないためである。
【0040】また、共通容量電極3をAuを含むメタロ
オーガニックペーストで形成するのは、焼き上がりの共
通容量電極3の膜厚を非常に薄く形成でき、しかも、積
層体1の表面の必要部分のみにAuの層を形成すること
ができ、全体として、コスト高を抑えることができるた
めである。
【0041】図5は、本発明に係るコンデンサの他の実
施例を示す断面図である。図5では、積層体1の内部
に、共通容量電極20をAg−Pdを主成分とする導体
膜で形成し、積層体1の表面に個別容量電極30a、3
0bを形成し、この個別容量電極30a、30bと端子
電極4a、4bとの接続を積層体1の表面の端部でおこ
なっている。
【0042】そして、容量成分の調整にあたり、表面の
個別容量電極30a、30bの一部をレーザー照射及び
走査によって行われる。
【0043】このようにすれば、積層体の誘電体層1a
と1bとの層間から、積層体1の端部に電極が露出させ
るためのバレル研磨が不要となる。また、内部に配置さ
れた導体膜の面積を減少させることができるため、焼結
時の誘電体層の焼結挙動と内部の導体膜との焼結挙動の
差を小さくすることができ、層間剥離現象を有効に抑え
ることができる。
【0044】また、表面の個別容量電極30a、30b
と端子電極4a、4bとの接続が、面として接続するた
め(図1〜図4では積層体の端面で線として接続してい
た)、接続安定性が向上するとともに、端子電極4a、
4bの形成位置が変動しても表面の個別容量電極30
a、30b間の短絡しないため、端子電極4a、4bの
形成が非常に容易となる。
【0045】尚、上述の構造において、端子電極4a、
4bの半田濡れ性を向上させるために、端子電極4a、
4bの表面に、Niメッキ層、Snメッキ層(半田メッ
キ層)などを形成することが考えられる。この場合に
は、表面のAuの共通容量電極3(個別容量電極30
a、30b)を形成した後、続いてそのこの表面にメッ
キ層が付着しないように、透明な低融点ガラス層を印刷
・焼きつけにより被覆すれば、端子電極4a、4bを形
成した後には、支障なくメッキ被覆することができる。
【0046】
【発明の効果】表面にAuを有する容量電極が形成され
ているため、この容量電極の一部を切断するにあたり、
光学的認識装置により、その位置を正確に認識させるこ
とができ、切断制御の精度が高まり、容量特性の可変制
御が正確となる。また、この容量電極の形成が厚膜技法
を用いて形成できるため、製造プロセスが簡単となり、
しかも、Auの使用量を少なくすることができ、低コス
ト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンデンサの外観斜視図である。
【図2】本発明に係るコンデンサの断面構造図である。
【図3】本発明に係るコンデンサの個別容量電極を示す
平面図である。
【図4】本発明に係るコンデンサの共通容量電極を示す
平面図である。
【図5】本発明に係る他のコンデンサの断面構造図であ
る。
【図6】従来のコンデンサの断面構造図である。
【符号の説明】
1・・・・・積層体 1a、1b・・・誘電体層 2a、2b・・・個別容量電極 3・・・・・・・共通容量電極 4a、4b・・・端子電極

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の誘電体層を積層して成る四角形状の
    積層体と、 該積層体最外部に位置する誘電体層の表裏面に形成され
    た1つ又は1対の内部容量電極1対又は1つの表面容
    量電極と、 前記積層体の対向する端部に形成され、前記1対の内部
    容量電極または1対の表面容量電極に接続された一対の
    端子電極とを有するコンデンサを下記工程〜により
    製造することを特徴とするコンデンサの製造方法。誘
    電体層となる第1の誘電体グリーンシート上に、前記内
    部容量電極となる導体膜を形成する工程前記導体膜を
    形成した前記第1の誘電体グリーンシート上に、最外部
    の誘電体層となる第2の誘電体グリーンシートを積層す
    る工程。前記導体膜と第1及び第2の誘電体グリーン
    シートとを同時焼成して複数の誘電体層を積層して成る
    積層体を形成する工程。最外部に位置する誘電体層の
    表面にAuが主成分の有機金属を含むペーストを印刷・
    焼き付けして表面容量電極を0.5〜1.5μmの厚さ
    で形成する工程。前記表面容量電極の一部をレーザー
    照射により切断・除去することによりコンデンサの容量
    調整を行う工程。
  2. 【請求項2】複数の誘電体層を積層して成る四角形状の
    積層体と、 該積層体最外部に位置する誘電体層の表裏面に形成され
    た1つの内部容量電極及び1対の表面容量電極と、 前記積層体の対向する端部から周囲面に回り込むように
    形成され、前記1対の表面容量電極と一部重なるように
    接続された一対の端子電極とを有するコンデンサを下記
    工程〜により製造することを特徴とするコンデンサ
    の製造方法。誘電体層となる第1の誘電体グリーンシ
    ート上に、前記内部容量電極となる導体膜を形成する工
    前記導体膜を形成した前記第1の誘電体グリーンシー
    ト上に、最外部の誘電体層となる第2の誘電体グリーン
    シートを積層する工程。 前記導体膜と第1及び第2の
    誘電体グリーンシートとを同時焼成して複数の誘電体層
    を積層して成る積層体を形成する工程。 最外部に位置する誘電体層の表面にAuが主成分の有
    機金属を含むペーストを印刷・焼き付けして表面容量電
    極を0.5〜1.5μmの厚さで形成する工程。 前記表面容量電極の一部をレーザー照射により切断・
    除去することによりコンデンサの容量調整を行う工程。
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