JP3463857B2 - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents

ブレーキ液圧制御装置

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JP3463857B2 JP15686098A JP15686098A JP3463857B2 JP 3463857 B2 JP3463857 B2 JP 3463857B2 JP 15686098 A JP15686098 A JP 15686098A JP 15686098 A JP15686098 A JP 15686098A JP 3463857 B2 JP3463857 B2 JP 3463857B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンチロックブレ
ーキシステム(ABS)やトラクションコントロールシ
ステム(ASR)等のブレーキ液圧制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のブレーキ液圧制御装置の従来例
として特開平8−324406号公報が挙げられる。こ
の公報に記載されているように、ブレーキ液圧制御装置
において、ホイールシリンダ内のブレーキ液を逃がすた
めのリザーバは、アルミニウム製の液圧制御装置本体に
穿設された孔内に設けられているが、その構造は、前記
孔内を摺動可能なビストンと、該ピストンを押し戻すバ
ネと、該バネを孔内に保持するストッパとを備え、その
開口部は樹脂製のカバーで被われている。該リザーバ
は、前記ピストンの奥側が前記ブレーキ液が流入する液
流入室となり、手前側は前記液流入室と当該ピストンに
よって隔離され且つ大気とは連通する気体室となってい
る。この気体室の大気との連通は、前記カバーと前記液
圧制御装置本体との間に形成された隙間を介して行われ
ている。
【0003】従来のリザーバの動作を説明すると、例え
ばABS等の作動時に、ブレーキ液は該リザーバの液流
入室への流入及びそこからの流出を繰り返す。そして、
この繰り返しは、前記ピストンの往復の摺動による気体
室の容積の増減を伴う。前記ピストンの摺動すなわち気
体室の容積の増減は、該気体室内の気体が前記カバー部
の隙間を介して外部との間で出入りする即ち呼吸をする
ことにより可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ABS
等の作動時にリザーバが前記の如く呼吸をするが、吸い
込む呼吸の時(ビストンの復動により気体室の容積が増
加する時)には、該気体室内に外部の大気を吸い込むこ
とになる。その結果、この吸い込みによりリザーバ内に
大気中の水や塵が一緒に入り込み、ピストン摺動面に錆
び付きや異物の噛み込みを生じ、該ピストンの摺動が円
滑に行えなくなり、当該ブレーキ液圧制御装置の性能の
低下を来す問題があった。水や塵の点から環境条件の悪
い場所においては特にその問題は顕著であった。
【0005】本発明の課題は、リザーバの気体室内に外
部の水や塵が浸入する恐れの無いリザーバを備えたブレ
ーキ液圧制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、液圧制御装置本体に
ホイールシリンダ内のブレーキ液を逃がすリザーバを密
封構造にて設け、該リザーバ内に流入したブレーキ液を
マスタシリンダに戻すためのプランジャーポンプを駆動
するポンプ用モータをそのモーターハウジング内部が密
封構造となるように前記液圧制御装置本体に取り付け、
該モーターハウジング内部と前記リザーバ内のピストン
により隔離された気体室とを連通路で連通させ、該連通
路を介して前記リザーバ内のピストンの摺動に伴う前記
気体室の圧力変動を前記モーターハウジング内の密封空
間に逃がすようにしたブレーキ液圧制御装置であって、
前記モーターハウジングの密封構造は、該モーターハウ
ジングと前記液圧制御装置本体との接合面の外縁部に第
2ガスケットを介在させ、該モーターハウジングを前記
液圧制御装置に固定するためのボルトの座部と該ハウジ
ングとの接合面に第3ガスケットを介在させることによ
り構成されていることを特徴とするブレーキ液圧制御装
置である。本発明によれば、リザーバを密封構造にして
大気とは遮断し、更にリザーバの気体室を連通路を介し
て同じく密封構造のモーターハウジング内部に連通させ
て成る。従って、前記密封構造により外部の大気とは遮
断されるため、ABS等の作動時にリザーバの気体室内
が呼吸しても外部の水分や塵を吸い込む恐れが無い。そ
の際、モーターハウジング内部は、空間的には大きな容
量を有しているため、気体室の前記呼吸すなわちピスト
ンの摺動が無理なく円滑に行え、前記気体室の圧力変動
を容易に該モーターハウジング内部の密封空間に逃がす
ことができる。更に、このような第2ガスケット及び第
3ガスケットで密封したので、部品点数も少なく、密封
構造が単純で製造も容易である
【0007】また本願請求項2に記載の発明は、液圧制
御装置本体にホイールシリンダ内のブレーキ液を逃がす
リザーバを密封構造にて設け、該リザーバ内に流入した
ブレーキ液をマスタシリンダに戻すためのプランジャー
ポンプを駆動するポンプ用モータをそのモーターハウジ
ング内部が密封構造となるように前記液圧制御装置本体
に取り付け、該モーターハウジング内部と前記リザーバ
内のピストンにより隔離された気体室とを連通路で連通
させ、該連通路を介して前記リザーバ内のピストンの摺
動に伴う前記気体室の圧力変動を前記モーターハウジン
グ内の密封空間に逃がすようにしたブレーキ液圧制御装
置であって、前記モーターハウジング内の密封空間と前
記液圧制御装置本体に密封構造で設けられて成るアタッ
チド−ECUのハウジング内の密封空間とをワイヤーハ
ーネスの外皮内の空隙を利用して連通させたことを特徴
とするブレーキ液圧制御装置である。ワイヤーハーネス
の外皮内は、リード線の束が納められているが、密閉状
態ではなく空隙があり、該空隙は外皮内を一端から他端
に繋がっている。本発明によれば、通常設けられるワイ
ヤーハーネスの外皮内の前記空隙を利用してモーターハ
ウジング内部の密封空間をアタッチド−ECUのハウジ
ング内の密封空間と連通させたので、前記気体室内の前
記圧力変動の逃がし先となる密封空間の容量を部品点数
の増加無く一層大きくて余裕のあるものにすることがで
きる
【0008】また本願請求項3に記載の発明は、請求項
1において、前記モーターハウジング内の密封空間と前
記液圧制御装置本体に密封構造で設けられて成るアタッ
チド−ECUのハウジング内の密封空間とをワイヤーハ
ーネスの外皮内の空隙を利用して連通させたことを特徴
とするものである
【0009】また本願請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3のいずれか1項に記載された発明において、前記
リザーバの密封構造は、前記液圧制御装置本体の一外面
に臨むリザーバ開口部をアルミニウム製キャップで覆う
と共に、両者の接合部に第1ガスケットを介在させるこ
とにより構成されていることを特徴とする。このように
アルミニウム製キャップと第1ガスケットによりリザー
バ開口部を密封したので、密封構造が単純で製造も容易
である
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に
係るブレーキ液圧制御装置のリザーバ部分の要部が見え
るようにした断面図、図2は図1の一部拡大断面図、図
3は当該ブレーキ液圧制御装置の連通路を説明するため
に一部を断面で示した側面図、図4は同装置におけるプ
ランジャーポンプを駆動するポンプ用モータの断面図で
ある。図3に示したように、本実施の形態のブレーキ液
圧制御装置は、リザーバやプランジャーポンプ(ブレー
キ液循環ポンプ)等を内蔵する液圧制御装置本体1と、
電磁弁や電子部品等を収納したアタッチド−ECU2
と、前記プランジャーポンプを駆動するためのポンプ用
モータ3とを備えている。
【0011】液圧制御装置本体1は、アルミニウム材か
ら成り、図1に示した如く、該装置本体1の下面に穿設
された孔内にリザーバ4が設けられている。該リザーバ
4は、図示しないホイールシリンダ内のブレーキ液を逃
がすためのもので、孔内を摺動可能なピストン5、該ピ
ストン5を押し戻すバネ6及び該バネ6を孔内に保持す
るリザーバストッパ7とを備えている。該ピストン5に
よって孔の奥側のブレーキ液流入室8と手前側の気体室
9とが隔離されている。図1は前記ブレーキ液流入室8
が空の状態すなわちブレーキ液が全く流入していない状
態を示す。符号10はシール用のOリング、符号11は
リザーバストッパ7保持用のリテーニングリング、符号
12はリザーバストッパ7に設けられた検査等のための
開口を示す。
【0012】リザーバ4の開口部にはアルミニウム製の
キャップ13が孔内を密封するように圧入固定されてい
る。この密封構造は、図2に拡大して示したように、キ
ャップ13の周囲の液圧制御装置本体1との接合面に、
この例ではシリコンからなる第1ガスケット14を介在
させることにより形成されている。図2において符号1
5は前記リテーニングリング用の溝を示す。尚、ここで
密封構造は、リザーバ4の開口部を大気と遮断できる構
造であればよく、その目的との関係では特定の構造のも
のに限定されないことは勿論である。
【0013】前記液圧制御装置本体1内には、図1に示
した如く、リザーバ4のブレーキ液流入室8に逃げ込ん
だブレーキ液をマスターシリンダ(図示せず)に戻すた
めのプランジャーポンプ16が設けられている。また、
前記液圧制御装置本体1には、図3に示した如く、アタ
ッチド−ECU2の反対側の側面からモーターカム室1
7が穿設され、該モーターカム室17に前記プランジャ
ーポンプ16を駆動するためのポンプ用モータ3が、そ
のモータ軸部18の突出端25側を挿入して装着されて
いる。即ち、該モーターカム室17内で前記プランジャ
ーポンプ16の先端部19とポンプ用モータ3の前記モ
ータ軸部18とが動力伝達可能に連結されている。この
連結構造は公知のものを利用しているため、図1では、
モーターカム室17内に在る前記モータ軸部18の記載
が図の混み入りを避けるために省略されており、図3で
はモーターカム室17内に在る前記プランジャーポンプ
16の先端部19が同様の理由でその記載が省略されて
いる。
【0014】そして、図1に示した如く、前記モーター
カム室17に、リザーバ4の前記気体室9が前記液圧制
御装置本体1に穿設した本発明に係る連通孔20を介し
て連通されている。尚、該連通孔20は、この例では製
造上の理由から、図1に示した如く、該制御装置本体1
の下面及び右側面において外部と連通してしまうため、
その部分にシール用のボール21,22が圧入されて密
封構造が確保されている。
【0015】前記ポンプ用モータ3は、図3及び図4に
示した如く、そのモーターハウジング23の一端側に位
置するエンドカバー24に、前記モーターカム室17の
入り口部分の内径とほぼ同寸法の外径に形成されたエン
ドプレート26が一体に形成されている。そして、この
エンドプレート26を前記モーターカム室17の入り口
部分に挿入した状態で、該エンドカバー24は、前記液
圧制御装置本体1の対向面と強固に接触して固定されて
いる。ここで、該モーターハウジング23は、密封構造
となるように前記液圧制御装置本体1に取り付けられて
いる。この密封構造は、本実施の形態では、該モーター
ハウジング23と前記液圧制御装置本体1との接合面の
外縁部に、図4及び図5(図4のV矢視図)に示した如
く、シリコンから成る第2ガスケット27を介在させ、
更に、図6(図4のVI矢視図)及び図7に示した如
く、該モーターハウジング23を前記液圧制御装置1に
強固に固定するためのボルト28の座部29と該ハウジ
ング23との接合面に第3ガスケット30を介在させる
ことにより構成されている。すなわち、モーターハウジ
ング23が外部と連通する部分を第2ガスケット27及
び第3ガスケット30によりシールすることにより、当
該モーターハウジング23は密封構造に形成されてい
る。
【0016】そして、図3に示した如く、モーターカム
室17はモーターハウジング23の前記突出カバー26
外面との隙間31を介して、前記第2ガスケット27で
外部と隔離されたエンドカバー24の外面部と前記液圧
制御装置本体1外面との隙間に連通されており、更に、
該突出カバー26に開けた貫通孔32を介してモーター
ハウジング23内の密封空間33に連通されている。以
上の説明で明らかなように、前記モーターハウジング2
3内の密封空間33と前記リザーバ4内の密封空間であ
る気体室9とを連通させる連通路は、本実施の形態で
は、前記連通孔20、モーターカム室17、隙間31及
び貫通孔32により構成されている。そして、この連通
路を介して密封構造の前記リザーバ4内のピストン5の
摺動に伴う前記気体室9の圧力変動を前記モーターハウ
ジング23内の密封空間33に逃がすようになってい
る。
【0017】更に、前記ポンプ用モータ3と前記前記液
圧制御装置本体1に密封構造で設けられて成るアタッチ
ド−ECU2とはワイヤーハーネス34を介して電気的
に接続されているが、本実施の形態では、前記モーター
ハウジング23内の密封空間33とアタッチド−ECU
2のハウジング35内の密封空間(図示せず)とがワイ
ヤーハーネス34の外皮内の空隙(図示せず)を利用し
て外部とは隔離された状態で連通されている。
【0018】次に上記実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態によれば、リザーバ4を密封構造にして大気
とは遮断し、更にリザーバ4の気体室9を連通路20、
モーターカム室17、隙間31及び貫通孔32からなる
連通路を介して同じく密封構造のモーターハウジング2
3内部に連通させて成る。従って、前記密封構造とした
ことにより外部の大気とは遮断されるため、ABS等の
作動時にリザーバ4の気体室9内が呼吸しても外部の水
分や塵を吸い込む恐れが無い。しかも、モーターハウジ
ング23内は、空間的には大きな容量を有しているた
め、気体室9の前記呼吸すなわちピストン5の摺動が無
理なく円滑に行え、前記気体室9の圧力変動を容易に該
モーターハウジング23内部の密封空間33に逃がすこ
とができる。
【0019】またアルミニウム製キャップ13と第1ガ
スケット14によりリザーバ4の開口部を密封したもの
は、密封構造が単純で製造も容易である。さらに、前記
モーターハウジング23の密封構造を、該モーターハウ
ジングの前記外縁部に第2ガスケット27を介在させ、
また前記ボルト28の前記座部29に第3ガスケット3
0を介在させて行ったものは、2つのガスケット27と
30だけで足りるため、部品点数も少なく、密封構造が
単純で製造も容易である。
【0020】また、モーターハウジング23内の密封空
間33と前記アタッチド−ECU2のハウジング35内
の密封空間とをワイヤーハーネス34の外皮内の空隙を
利用して連通させたものは、通常設けられるワイヤーハ
ーネス34の外皮内の前記空隙を利用してモーターハウ
ジング23内部の密封空間33をアタッチド−ECU2
のハウジング35内の密封空間と連通できるので、前記
気体室9内の前記圧力変動の逃がし先となる密封空間の
容量を部品点数の増加無く一層大きくて余裕のあるもの
にすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、リザーバを密封構造に
して大気とは遮断したので、ABS等の作動時にリザー
バの気体室内が呼吸しても外部の水分や塵を吸い込む恐
れが無い。しかもその際、モーターハウジング内部は、
空間的には大きな容量を有しているため、気体室の前記
呼吸が無理なく円滑に行え、前記気体室の圧力変動を容
易に該モーターハウジング内部の密封空間に逃がすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るブレーキ液圧制御
装置のリザーバ部分の要部が見えるようにした断面図で
ある。
【図2】図1の一部拡大断面図である。
【図3】本実施の形態に係るブレーキ液圧制御装置の連
通路を説明するために一部を断面で示した側面図であ
る。
【図4】本実施の形態に係るプランジャーポンプを駆動
するポンプ用モータの断面図である。
【図5】図4のV矢視図である。
【図6】図4のVI矢視図である。
【図7】 本発明で用いるボルトの拡大側面図である。
【符号の説明】
1 液圧制御装置本体 2 アタッチド−ECU 3 プランジャーポンプ 4 リザーバ 5 ピストン 6 バネ 7 リザーバストッパ 8 ブレーキ液流入室 9 気体室 13 アルミニウム製キャップ 14 第1ガスケット 16 プランジャーポンプ 17 モーターカム室 18 モーター軸 20 連通孔 23 モーターハウジング 26 エンドプレート 27 第2ガスケット 28 ボルト 29 座部 30 第3ガスケット 31 隙間 32 貫通孔 33 密封空間 34 ワイヤーハーネス 35 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−11691(JP,A) 特開 平8−207731(JP,A) 特開 平8−216853(JP,A) 特開 平9−99823(JP,A) 特開 平9−254760(JP,A) 特開 平10−226330(JP,A) 特開 平11−99924(JP,A) 特開 平11−165626(JP,A) 特開 平11−301451(JP,A) 実開 平5−65730(JP,U) 実開 平5−86742(JP,U) 実開 平7−35224(JP,U) 特表 平10−507719(JP,A) 国際公開96/013416(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/00 - 8/96

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液圧制御装置本体にホイールシリンダ内
    のブレーキ液を逃がすリザーバを密封構造にて設け、該
    リザーバ内に流入したブレーキ液をマスタシリンダに戻
    すためのプランジャーポンプを駆動するポンプ用モータ
    をそのモーターハウジング内部が密封構造となるように
    前記液圧制御装置本体に取り付け、該モーターハウジン
    グ内部と前記リザーバ内のピストンにより隔離された気
    体室とを連通路で連通させ、該連通路を介して前記リザ
    ーバ内のピストンの摺動に伴う前記気体室の圧力変動を
    前記モーターハウジング内の密封空間に逃がすようにし
    たブレーキ液圧制御装置であって、 前記モーターハウジングの密封構造は、該モーターハウ
    ジングと前記液圧制御装置本体との接合面の外縁部に第
    2ガスケットを介在させ、該モーターハウジングを前記
    液圧制御装置に固定するためのボルトの座部と該ハウジ
    ングとの接合面に第3ガスケットを介在させることによ
    り構成されている ことを特徴とするブレーキ液圧制御装
    置。
  2. 【請求項2】 液圧制御装置本体にホイールシリンダ内
    のブレーキ液を逃がすリザーバを密封構造にて設け、該
    リザーバ内に流入したブレーキ液をマスタシリンダに戻
    すためのプランジャーポンプを駆動するポンプ用モータ
    をそのモーターハウジング内部が密封構造となるように
    前記液圧制御装置本体に取り付け、該モーターハウジン
    グ内部と前記リザーバ内のピストンにより隔離された気
    体室とを連通路で連通させ、該連通路を介して前記リザ
    ーバ内のピストンの摺動に伴う前記気体室の圧力変動を
    前記モーターハウジング内の密封空間に逃がすようにし
    たブレーキ液圧制御装置であって、 前記モーターハウジング内の密封空間と前記液圧制御装
    置本体に密封構造で設けられて成るアタッチド−ECU
    のハウジング内の密封空間とをワイヤーハーネスの外皮
    内の空隙を利用して連通させた ことを特徴とするブレー
    キ液圧制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記モーターハウジ
    ング内の密封空間と前記液圧制御装置本体に密封構造で
    設けられて成るアタッチド−ECUのハウジング内の密
    封空間とをワイヤーハーネスの外皮内の空隙を利用して
    連通させたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記リザーバの密封構造は、前記液圧制御装置本体の一
    外面に臨むリザーバ開口部をアルミニウム製キャップで
    覆うと共に、両者の接合部に第1ガスケットを介在させ
    ることにより構成されていることを特徴とするブレーキ
    液圧制御装置。
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