JP3463732B2 - 車載用冷却器 - Google Patents

車載用冷却器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両の床下に搭
載される車両用変圧器等に使用される車載用冷却器に係
り、特にその冷却性能を増大させる技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば、実開昭55−3460
7号公報に示された車載用冷却器の一例としての、車両
用変圧器の冷却装置の配置を示す平面図、図9は図8に
おけるA−A線に沿った車両用変圧器の冷却装置の正面
図、図10は図8における冷却管群の詳細を示す平面
図、図11は図10における冷却管群の正面図、図12
は図10における冷却管群の側面図である。図8および
図9において、1は車両、2は車両の床下、3は床下2
に取り付けられ充填された液状の冷媒で冷却される変圧
器本体、4は変圧器本体3の一端側と接続されたポン
プ、5はポンプ4と接続され端部にフランジを有する接
続管、6は変圧器本体3の他端側と接続され端部にフラ
ンジを有する接続管である。
【0003】ここで、冷却装置について図8〜図12を
用いて説明する。各図において、7は端部にフランジを
有し接続管5と接続される接続管、8は端部にフランジ
を有し接続管6と接続される接続管、9は内部が中空に
形成され両端部にそれぞれ接続管7、8が取り付けられ
たヘッダー、10はヘッダー9の内部に長手方向に配置
され内部を区分する仕切り部材、11はヘッダー9の内
部に仕切り部材10と接続して各接続管7、8間を区分
する仕切り部材である。そして、ヘッダー9内には各仕
切り部材10、11によって、第1の室12、第2の室
13、第3の室14がそれぞれ形成されている。15は
所定の半径でU字形に形成された冷却管としてのパイプ
である。
【0004】そして、これらパイプ群15は複数個が図
12に示すように、車両1の進行方向に平行に配置さ
れ、第1と第2の室12と13間、および第2の室と第
3の室13と14間を接続するように、溶接などによっ
てヘッダー9と固着されることにより、接続管7と接続
された第1の室12と第2の室13とが複数のパイプ群
15によって接続され、第2の室13と第3の室14と
が複数のパイプ群15によって接続されるとともに、第
3の室14は接続管8と接続されている。そして、この
パイプ群は、図8および図9に示すように、各接続管
7、8が変圧器本体3の接続管5、6と接続されること
により、変圧器本体3を冷却して温度が上昇した冷媒を
循環させて冷却するようになっている。16は各パイプ
群15を覆うように金網等で形成され、例えばヘッダー
9に取り付けられた保護カバーである。
【0005】次に動作について説明する。変圧器本体3
中に充填された冷媒は、変圧器本体3を冷却することに
よって温度が上昇し、温度が上昇した冷媒は、ポンプ4
の駆動によって接続管5、7からヘッダー9内の第1の
室12に送られ、第1の室12と接続されたパイプ群1
5を経て第2の室13に送られる。そして、第2の室1
3からパイプ群15を介して第3の室14へ送られ、第
3の室14から各接続管8、6を経て変圧器本体3へと
戻される循環が行われる。したがって、車両1が図8に
矢印で示す方向への走行によって発生する走行風は、保
護カバー16の金網をとおして各パイプ群15と接触す
ることによって、それぞれ内部に流れる冷媒が冷却され
る。また、車両1の停止中は自然風によって冷却され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用変圧器の
冷却装置は以上のように構成され、車両1の走行によっ
て車体近傍に発生する走行風により冷却性能を発揮する
ものであるが、別途、送風機を設けて一定量の風量を冷
却管の間に強制的に供給する方式のものでないので、必
ずしも効率的な冷却性能が得られない。即ち、各パイプ
は均等間隔で配置されているので、走行風が当たる前面
からパイプ間に侵入した走行風は、後段にいくにつれて
パイプ間から大量に外方へ漏れ出し、熱伝達に寄与する
パイプ間流速が急激に低下するためである。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、車両の走行風による冷却性能の
向上が可能な車載用冷却器を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車載用冷
却器は、車両の走行方向(以下、第1の方向と称す)お
よびこの第1の方向と直角の第2の方向に広がる管取付
面を有するヘッダーと、その軸方向が上記第1の方向と
直交するように、かつ上記第1の方向および第2の方向
にそれぞれ複数列配列するように、その端部を上記ヘッ
ダーの管取付面に取り付けてなる複数本の冷却管とを備
え、これら冷却管と上記車両の走行によって生じる走行
風との熱伝達により冷却を行う車載用冷却器において、
上記複数本の冷却管の取付配列分布として、上記第2の
方向両端列の少なくとも一方の部分は上記第1の方向に
沿って互いに所定の一定間隔で分布するものとし、残り
の部分は互いに上記所定の一定間隔で分布する管取付部
と上記冷却管を設けない管不在部とからなるものであ
る。
【0009】また、請求項2に係る車載用冷却器は、請
求項1において、その冷却管の第2の方向の配列数を3
以上とし、上記第2の方向両端列の冷却管は、第1の方
向に沿って互いに所定の一定間隔で分布するものとした
ものである。
【0010】また、請求項3に係る車載用冷却器は、請
求項1または2において、その管取付部と管不在部とが
第1の方向に沿って交互に分布するものとしたものであ
る。
【0011】また、請求項4に係る車載用冷却器は、請
求項1または2において、その管不在部が第1の方向に
沿ってジグザグ状に分布するものとしたものである。
【0012】また、請求項5に係る車載用冷却器は、請
求項1ないし4のいずれかにおいて、その冷却管は、第
1および第2の方向に対し碁盤状に配列したものであ
る。
【0013】また、請求項6に係る車載用冷却器冷却
管は、その両端がヘッダーに取り付けられた略U字状の
ものとし、上記冷却管を第1の方向と直角な面内に複数
列、かつ上記第1の方向に沿って複数列配設し、上記各
冷却管の一端側および他端側でそれぞれ請求項1ないし
5のいずれかに記載の冷却管取付配列分布を形成するよ
うにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1における車載用冷却器の外観を示す斜視図
である。図において、9はヘッダーで、各接続管を介し
て変圧器本体と接続され液状冷媒である絶縁油が内部を
循環する構成になっている。15はその両端がヘッダー
9に接続されたU字状の冷却管としてのパイプで、具体
的には、例えばボイラ・熱交換器用継目無鋼管(JIS
G3461)の外径19mmのものを、図に示すように
一部曲げ加工して使用する。図中、実線の矢印は、車両
の走行によって発生する走行風の流れる向きを示す。従
って、車両の走行の向きは、走行風とは逆の、図中点線
の矢印で示す向きとなる。
【0015】図2は、図1のAA断面(ヘッダー9の管
取付面はこのAA面と平行となる)、従って、各パイプ
15の配列分布を示すものである。本願発明は、このパ
イプの配列分布を主題とするもので、以下、図2によ
り、その構成を詳細に説明する。先ず、方向について定
義する。車両の走行の向きおよび走行風の流れる向き
は、図1のものを図2に転載した通り、それぞれ点線片
矢印および実線片矢印の向きとなるが、車両は上り、下
りでその走行の向きが逆になるので、要はこの両者の向
きを含む方向として第1の方向X(図の実線両矢印)を
定義し、この第1の方向Xと直角な方向として第2の方
向Yを定義するものとする。
【0016】図2から判るように、パイプ15は第1の
方向Xに18列存在し、各1列分としては、第1の方向
Xと直角な面内に互いに曲げ径が異なる4本のパイプ1
5が存在する。従って、この例では、合計4×18=7
2本のパイプ15が使用されていることになる。ここ
で、本願発明におけるパイプ15の配列分布の特徴の理
解を容易とするため従来の配列分布を図3に示しこれと
比較することにより以下説明を続ける。
【0017】即ち、図3に示すように、従来、パイプ1
5は、1列当り5本とし、これを18列、従って5×1
8=90本を、一定間隔L(例えばパイプの中心間寸法
で40mm)で碁盤状に配置している。これに対し、本
願発明の図2に示す配置分布の特徴を示すと次の通りで
ある。
【0018】即ち、第2の方向Y両端列(図では、P、
Qで表示)のパイプ15は、従来と同一、従って、第1
の方向Xに沿って一定間隔Lで分布しており、他の部分
は、互いに一定間隔Lで分布する管取付部Rとパイプ1
5を設けない管不在部Sとからなっている。そして、管
不在部Sは第1の方向Xに沿ってジグザグ状に分布して
いる。
【0019】次に、この新しい配列分布を採用したとき
の冷却性能について、従来の場合と比較して説明する。
先ず、従来の図3に示す配列において走行風が侵入した
場合、各列パイプ直前の風速を、車載用冷却器前面第1
列での値を100%として表したものを図4に示す。こ
の特性図では、車載用冷却器に侵入した走行風はパイプ
列番号が進むにつれ、風速は低下している。これは、自
由空間中を通気性を有する圧力損失体が通過する際、圧
力損失が0でない限り、圧力損失体に流入した空気は、
その開放部から自由空間へと漏洩していくことによる。
各列パイプの熱伝達率を、走行風が侵入する前面第1列
での値を100%として表したものを図5に示す。これ
から、風速と同様、後列パイプでは熱伝達率も急激に低
下していくことが判る。
【0020】これに対し、本願発明の図2に示す配列分
布のものでは、管不在部Sの存在で、パイプ15の全長
が従来品の80%に減少しているにも拘らず、熱交換量
は従来品の128%に増大する実測結果が得られた。こ
の要因として、先ず管を間引いたことで、車載用冷却器
全体の圧損が低下し、前面から2、3列目までのパイプ
直前の風速が上昇、これに伴い熱伝達率が向上したこ
と。また、管不在個所を作ることで、管の冷却に使用さ
れ暖められた気流の渦が、後方の管に接触しないように
することができ、新鮮な空気がその後方列の管に供給さ
れ、後方列の管の冷却効率が向上したことによる。しか
も、第2の方向Y両端列P、Qのパイプ15は元の一定
間隔Lのままでパイプ15を抜いていないので、パイプ
群中の走行風が外方へ漏れ出すのが有効に抑制されてい
るものと考えられる。
【0021】実施の形態2.図6は図2の配列分布の変
形例で、管不在部Sが第1の方向Xに沿ってジグザグに
分布する点は変わらないが、管不在部Sが図2ではパイ
プ3本分の欠落でなっているのに対し、図6(a)はパ
イプ2本分、図6(b)はパイプ1本分のそれぞれ欠落
でなっている。
【0022】更に、図7に示す配列分布は、管取付部R
と管不在部Sとが第1の方向Xに沿って交互に分布する
もので、この内、同図(a)は管取付部Rがパイプ3列
分、管不在部Sがパイプ2列分でなり、同図(b)は管
取付部Rがパイプ3列分、管不在部Sがパイプ1列分、
そして、同図(c)は管取付部Rがパイプ2列分、管不
在部Sがパイプ1列分でなるものである。なお、第1の
方向Xでの対称性を確保するため、図7(b)のもの
は、第1の方向Xの列数が17列、同図(c)のもの
は、16列と少なくなっておりその分パイプ全長も短く
なっている。図6、図7共に、第2の方向Y両端列P、
Qのパイプ15は一定間隔Lで配置されている点は、図
2のものと同様である。
【0023】表1は、以上のパイプ各配列分布からなる
冷却器のパイプ全長および実測結果に基づく熱交換量の
比較を示すもので、従来品および図2のものも含めてい
る。
【0024】
【表1】
【0025】表1から判るように、この発明に係る車載
用冷却器は、いずれのケースも、従来品と比較してその
熱交換量が大幅に増大し、しかも、パイプ全長は、短く
なっているので、冷却器としての重量も大幅に減少す
る。
【0026】なお、以上の各実施の形態では、パイプ1
5の配列分布として第2の方向Y両端列P、Qの両者を
共に、一定間隔Lでパイプが分布するものとしたが、
P、Qいずれか一方の列のみを、一定間隔Lで分布する
ものとしてもよい。一方の列のみでもそれなりに、パイ
プ群中の走行風の外方への漏れを抑制する効果が得られ
るからである。パイプ15に図示したようなU字状のも
のを採用した場合、上述の外方への漏れはパイプ群の外
方、即ち、端列P側からの量が大部分であるので、この
端列Pのみのパイプを第1の方向Xに沿って一定間隔で
分布するものとし、端列Qを含む残りの部分は管取付部
Rと管不在部Sとが分布する構成のものとしても、高性
能な冷却器を得ることができる。
【0027】また、上記各形態例では、冷却管として、
その両端がヘッダー9に接続されるU字状のパイプとし
た場合について説明したが、これに限られるものではな
く、要は冷却管の径方向が第1の方向X(車両の走行方
向、走行風の方向)と一致し、かつ第1の方向Xとこれ
と直角な第2の方向Yにそれぞれ複数列配設されてなる
ものであればよい。従って、図示は省略するが、例え
ば、一対のヘッダーを所定の間隔を介して平行に対向し
て配置し、両ヘッダー間に接続された直線状の冷却管を
複数本、所定の配列分布で配置する構成としても上述し
た本願発明と同等の効果を奏することができる。また、
冷却管の基本となる配置形状も、碁盤状のものに限ら
ず、例えば千鳥状配置等でもよい。更に、上記各形態例
では、車体の床下に搭載される車両用変圧器に適用した
場合について説明したが、これに限られるものではな
く、この発明は、車両の走行によって生じる走行風との
熱伝達により冷却を行う冷却管を備えた車載用冷却器に
広く適用することができ同等の効果を奏する。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る車載用冷
却器は、複数本の冷却管の取付配列分布として、上記第
2の方向両端列の少なくとも一方の部分は上記第1の方
向に沿って互いに所定の一定間隔で分布するものとし、
残りの部分は互いに上記所定の一定間隔で分布する管取
付部と上記冷却管を設けない管不在部とからなるものと
したので、冷却管群に侵入した走行風の外方への漏れが
抑制されるとともに、上記管不在部の存在で乱流領域で
の高熱伝達率が得られる冷却管の割合が増加し、全体と
して冷却性能が増大する。
【0029】また、請求項2に係る車載用冷却器は、そ
の冷却管の第2の方向の配列数を3以上とし、上記第2
の方向両端列の冷却管は、第1の方向に沿って互いに所
定の一定間隔で分布するものとしたので、冷却管群に侵
入した走行風の外方への漏れがより確実に抑制される。
【0030】また、請求項3に係る車載用冷却器は、そ
の管取付部と管不在部とが第1の方向に沿って交互に分
布するものとしたので、管不在部を設けることによる冷
却性能向上の効果が確実に得られる。
【0031】また、請求項4に係る車載用冷却器は、そ
の管不在部が第1の方向に沿ってジグザグ状に分布する
ものとしたので、管不在部を設けることによる冷却性能
向上の効果が確実に得られる。
【0032】また、請求項5に係る車載用冷却器の冷却
管は、第1および第2の方向に対し碁盤状に配列したの
で、冷却管の列数が比較的少ない場合にも、占積率のよ
い配置が可能となる。
【0033】また、請求項6に係る車載用冷却器の冷却
管は、その両端がヘッダーに取り付けられた略U字状の
ものとし、上記冷却管を第1の方向と直角な面内に複数
列、かつ上記第1の方向に沿って複数列配設し、上記各
冷却管の一端側および他端側でそれぞれ請求項1ないし
5のいずれかに記載の冷却管取付配列分布を形成するよ
うにしたので、冷却管とヘッダーとの接続個所が低減し
て、小形、軽量で、信頼性の高い車載用冷却器を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における車載用冷却
器の外観を示す斜視図である。
【図2】 図1のAA断面である、パイプ15の配列分
布を示す図である。
【図3】 比較対象としての従来のものの、パイプ15
の配列分布を示す図である。
【図4】 パイプ15の各列毎の風速を示す特性図であ
る。
【図5】 パイプ15の各列毎の熱伝達率を示す特性図
である。
【図6】 この発明の実施の形態2における、パイプ1
5の配列分布を示す図である。
【図7】 パイプ15の配列分布の、図6とは異なる変
形例を示す図である。
【図8】 従来の冷却装置の配置を示す平面図である。
【図9】 従来の冷却装置の配置を示す正面図である。
【図10】 図8における冷却装置の詳細を示す平面図
である。
【図11】 図8における冷却装置の詳細を示す正面図
である。
【図12】 図8における冷却装置の詳細を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 車両、9 ヘッダー、15 パイプ、L 一定間隔
寸法、R 管取付部、S 管不在部、X 第1の方向、
Y 第2の方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01F 27/08 H01F 27/08 A (72)発明者 古藤 悟 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−306852(JP,A) 特開 昭57−70767(JP,A) 特開 平10−317959(JP,A) 実開 平3−21834(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 27/08 B60K 11/06 F01P 1/06 F28F 9/02 301 H01F 27/12 B60R 16/02 610

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行方向(以下、第1の方向と称
    す)およびこの第1の方向と直角の第2の方向に広がる
    管取付面を有するヘッダーと、その軸方向が上記第1の
    方向と直交するように、かつ上記第1の方向および第2
    の方向にそれぞれ複数列配列するように、その端部を上
    記ヘッダーの管取付面に取り付けてなる複数本の冷却管
    とを備え、これら冷却管と上記車両の走行によって生じ
    る走行風との熱伝達により冷却を行う車載用冷却器にお
    いて、 上記複数本の冷却管の取付配列分布として、上記第2の
    方向両端列の少なくとも一方の部分は上記第1の方向に
    沿って互いに所定の一定間隔で分布するものとし、残り
    の部分は互いに上記所定の一定間隔で分布する管取付部
    と上記冷却管を設けない管不在部とからなることを特徴
    とする車載用冷却器。
  2. 【請求項2】 冷却管の第2の方向の配列数を3以上と
    し、上記第2の方向両端列の冷却管は、第1の方向に沿
    って互いに所定の一定間隔で分布するものとしたことを
    特徴とする請求項1記載の車載用冷却器。
  3. 【請求項3】 管取付部と管不在部とが第1の方向に沿
    って交互に分布するものとしたことを特徴とする請求項
    1または2記載の車載用冷却器。
  4. 【請求項4】 管不在部が第1の方向に沿ってジグザグ
    状に分布するものとしたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の車載用冷却器。
  5. 【請求項5】 冷却管は、第1および第2の方向に対し
    碁盤状に配列したことを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の車載用冷却器。
  6. 【請求項6】 冷却管は、その両端がヘッダーに取り付
    けられた略U字状のものとし、上記冷却管を第1の方向
    と直角な面内に複数列、かつ上記第1の方向に沿って複
    数列配設し、上記各冷却管の一端側および他端側でそれ
    ぞれ請求項1ないし5のいずれかに記載の冷却管取付配
    列分布を形成するようにしたことを特徴とする車載用冷
    却器。
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