JP3534976B2 - 車両用変圧器の冷却装置 - Google Patents
車両用変圧器の冷却装置Info
- Publication number
- JP3534976B2 JP3534976B2 JP12704897A JP12704897A JP3534976B2 JP 3534976 B2 JP3534976 B2 JP 3534976B2 JP 12704897 A JP12704897 A JP 12704897A JP 12704897 A JP12704897 A JP 12704897A JP 3534976 B2 JP3534976 B2 JP 3534976B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- vehicle
- transformer
- cooling pipe
- cooling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/08—Cooling; Ventilating
- H01F27/10—Liquid cooling
- H01F27/12—Oil cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Transformer Cooling (AREA)
Description
冷却装置に係わり、特に冷却装置を構成する冷却管の配
置および保護カバーの構成に関するものである。
に示された車両用変圧器の冷却装置の配置を示す平面
図、図8は図7におけるVIII−VIII線に沿った
車両用変圧器の冷却装置の正面図、図9は図7における
冷却管群の詳細を示す平面図、図10は図9における冷
却管群の正面図、図11は図9における冷却管群の側面
図である。図7および図8において、1は車両、2は車
両の床下、3は床下2に取り付けられ充填された液状の
冷媒で冷却される変圧器本体、4は変圧器本体3の一端
側と接続されたポンプ、5はポンプ4と接続され端部に
フランジを有する接続管、6は変圧器本体3の他端側と
接続され端部にフランジを有する接続管である。
用いて説明する。各図において、7は端部にフランジを
有し接続管5と接続される接続管、8は端部にフランジ
を有し接続管6と接続される送油管、9は内部が中空に
形成され両端部にそれぞれ接続管7、8が取り付けられ
たヘッダー、10はヘッダー9の内部に長手方向に配置
され内部を区分する仕切り部材、11はヘッダー9の内
部に仕切り部材10と接続して各接続管7、8間を区分
する仕切り部材である。そして、ヘッダー9内には各仕
切り部材10、11によって、第1の室12、第2の室
13、第3の室14がそれぞれ形成されている。15は
所定の半径でU字形に形成された第1の冷却管、16は
第1の冷却管15の外側に間隔をあけて配置されたU字
形の第2の冷却管、17は第2の冷却管16の外側に間
隔をあけて配置されたU字型の第3の冷却管である。
は、同一線上に配置されて冷却管群18を形成してお
り、この冷却管群18は複数個が図11に示すように、
車両1の進行方向に平行に配置され、第1と第2の室1
2と13間、および第2の室と第3の室13と14間を
接続するように、溶接などによってヘッダー9と固着さ
れることにより、接続管7と接続された第1の室12と
第2の室13とが複数の冷却管群18によって接続さ
れ、第2の室13と第3の室14とが複数の冷却管群1
8によって接続されるとともに、第3の室14は接続管
8と接続されている。そして、この冷却管群は、図7お
よび図8に示すように、各接続管7,8が変圧器本体3
の接続管5,6と接続されることにより、変圧器本体3
を冷却して温度が上昇した冷媒を循環させて冷却するよ
うになっている。19は各冷却管群18を覆うように金
網等で形成され、例えばヘッダー9に取り付けられた保
護カバーである。
中に充填された冷媒は、変圧器本体3を冷却することに
よって温度が上昇し、温度が上昇した冷媒は、ポンプ4
の駆動によって接続管5,7からヘッダー9内の第1の
室12に送られ、第1の室12と接続された冷却管群1
8を経て第2の室13に送られる。そして、第2の室1
3から冷却管群18を介して第3の室14へ送られ、第
3の室14から各接続管8,6を経て変圧器本体3へと
戻される循環が行われる。したがって、車両1が図7に
矢印で示す方向への走行によって発生する走行風は、保
護カバー19の金網をとおして各冷却管群18と接触す
ることによって、それぞれ内部に流れる冷媒が冷却され
る。また、車両1の停止中は自然風によって冷却され
る。
冷却装置は以上のように構成され、各冷却管群18を形
成する各冷却管15〜17はそれぞれ大きさが異なるの
で、複数種類の曲げ型によって製作されるため、作業効
率が低下する。また、各冷却管群18の中央部には、中
央部に配置される曲げ半径の小さい冷却管15の内側に
車両の進行方向に延在して空間が形成されるので、各冷
却管群18が受けた走行風が他の冷却管16,17と充
分に接触せずに空間に逃げ、また、各冷却管群18に取
り込んだ走行風が風の抵抗の少ない車側側へ保護カバー
19の網目から逃げるので、冷却が充分に行われず冷却
効率が低下するという問題点があった。
ためになされたもので、作業効率の向上および冷却効率
の向上を可能とする車両用変圧器の冷却装置を得ること
を目的とする。
わる車両用変圧器の冷却装置は、車両の床下に配置され
保護カバーで覆われた冷却管中に変圧器本体を冷却する
ための冷媒を通過させて車両の走行風で冷媒を冷却する
ようにした車両用変圧器の冷却装置において、冷却管は
同一のコ字状に形成され、床下と平行に進行方向に複数
個配置されると ともに、各冷却管が各段で進行方向に対
して均一に配置されるようにずらせて複数段配置された
ものである。
変圧器の冷却装置は、請求項1において、冷却管は中央
部を連結部材によって連結されることによって複数段が
一体に固定されたものである。
変圧器の冷却装置は、請求項1において、保護カバーは
側部が板材で形成され上、下部は金網で形成されたもの
である。
1はこの発明の実施の形態1による車両用変圧器の冷却
装置の配置を示す平面図、図2は図1における車両用変
圧器の冷却装置の配置を示す正面図、図3は図1におけ
る冷却管群の詳細を示す平面図、図4は図3における冷
却管群の正面図、図5は図3における冷却管群の側面図
である。図1および図2において、1は車両、2は車両
の床下、3は床下2に取り付けられ充填された液状の冷
媒で冷却される変圧器本体、4は変圧器本体3の一端側
と接続されたポンプ、5はポンプ4と接続され端部にフ
ランジを有する接続管、6は変圧器本体3の他端側と接
続され端部にフランジを有する接続管である。
いて説明する。各図において、21は中空部を有するヘ
ッダー、22はヘッダー21の中空部を長手方向に例え
ば4分割する複数の仕切り部材である。そして、この仕
切り部材22によってヘッダー21内には第1の室2
3、第2の室24、第3の室25、第4の室26がそれ
ぞれ形成されている。27はヘッダー21の一端側に取
り付けられ第1の室23と接続された接続管、28はヘ
ッダー21の他端側に取り付けられ第4の室26と接続
された接続管である。
をそれぞれ接続する複数の冷却管である。この冷却管2
9は図5に示すように、3本を1単位としてそれぞれの
端部をヘッダー21の長手方向、すなわち進行方向にず
らせて複数段で冷却管群30を形成し、この冷却管群3
0によって、各室23と24、24と25、25と26
間がそれぞれ直列に接続されるとともに、この冷却管群
30を複数段平行に配置することにより、ヘッダー21
には複数の冷却管29が均一に配置されている。また、
図1および図2において、31は冷却管群30を覆う保
護カバーで、側部が板材で形成され上、下部は金網で形
成され、進行方向の両端部には開口部が形成されてい
る。
動によって変圧器本体3を冷却して温度が上昇した冷媒
は、接続管5,27を経てヘッダー21の第1の室23
に供給され、冷却管群30によって第2の室24へ送ら
れ、その後順次冷却管群30、第3の室25、冷却管群
30、第4の室26へと送られ、第4の室26から接続
管28,6を経て変圧器本体3へ戻される循環が行われ
る。したがって、車両1が図1に矢印で示す方向への走
行によって発生する走行風は、保護カバー31の一端側
の開口部から各冷却管群30とまんべんなく接触して他
方の開口部から流出することによって、それぞれ内部に
流れる冷媒が冷却される。また、車両1の停止中は自然
風によって冷却される。
管29は同一形状に形成され床下2と平行でかつ端部が
車両1の進行方向にずらせて複数段配置されているの
で、製作効率の向上が可能にするとともに、複数の冷却
管群30が均一に配置されるので冷却効率の向上が可能
となる。また、保護カバー31は側部が板材で形成され
ているので、走行風が車側側に逃げるのが防止されるこ
とにより、冷却効率をさらに向上することが可能とな
る。
29の中央部を連結部材32で連結して冷却管群33を
形成すると、耐振性を向上するとともに組立て時におけ
る冷却管群33の取り扱いを容易にすることが可能とな
る。
ば、車両の床下に配置され保護カバーで覆われた冷却管
中に変圧器本体を冷却するための冷媒を通過させて上記
電気車の走行風で冷媒を冷却するようにした車両用変圧
器の冷却装置において、冷却管は同一のコ字状に形成さ
れ、床下と平行に進行方向に複数個配置されるととも
に、各冷却管が各段で進行方向に対して均一に配置され
るようにずらせて複数段配置された構成としたので、作
業効率の向上、および冷却効率の向上が可能な車両用変
圧器の冷却装置を提供することができる。
項1において、冷却管は中央部を連結部材によって連結
されることによって複数段が一体に固定された構成とし
たので、請求項1と同様の効果を得ることは勿論、耐振
性の向上が可能な車両用変圧器の冷却装置を提供するこ
とができる。
項1において、保護カバーは側部が板材で形成され上下
側は金網で形成された構成としたので、請求項1と同様
の効果を得ることは勿論、さらに冷却効率の向上が可能
な車両用変圧器の冷却装置を提供することができる。
置を示す平面図である。
ある。
る。
す斜視図である。
ある。
ある。
却管、30 冷却管群、31 保護カバー。
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の床下に配置され保護カバーで覆わ
れた冷却管中に変圧器本体を冷却するための冷媒を通過
させて上記車両の走行風で上記冷媒を冷却するようにし
た車両用変圧器の冷却装置において、上記冷却管は同一
のコ字状に形成され、上記床下と平行に進行方向に複数
個配置されるとともに、上記各冷却管が各段で進行方向
に対して均一に配置されるようにずらせて複数段配置さ
れていることを特徴とする車両用変圧器の冷却装置。 - 【請求項2】 冷却管は中央部を連結部材によって連結
されることによって複数段が一体に固定されていること
を特徴とする請求項1記載の車両用変圧器の冷却装置。 - 【請求項3】 保護カバーは側部が板材で形成され上、
下部は金網で形成されていることを特徴とする請求項1
記載の車両用変圧器の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12704897A JP3534976B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 車両用変圧器の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12704897A JP3534976B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 車両用変圧器の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10317959A JPH10317959A (ja) | 1998-12-02 |
JP3534976B2 true JP3534976B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=14950326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12704897A Expired - Fee Related JP3534976B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 車両用変圧器の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3534976B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7760060B2 (en) * | 2006-07-10 | 2010-07-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Vehicle transformer |
WO2010150345A1 (ja) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | 三菱電機株式会社 | 変圧器 |
EP2933166B1 (en) | 2012-12-11 | 2019-11-20 | Mitsubishi Electric Corporation | In-vehicle cooling device |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12704897A patent/JP3534976B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10317959A (ja) | 1998-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4348604A (en) | Totally enclosed air cooled electrical machines | |
JP4540733B2 (ja) | 車両用変圧器 | |
CA1064902A (en) | Heat exchange device | |
JP3043050B2 (ja) | 熱交換器 | |
US4465129A (en) | Heat exchanger core assembly construction and methods of making the same | |
US11563245B2 (en) | Arrangement for cooling of electrical energy storage units | |
JP2000121278A (ja) | 熱交換器、特に気体および液体に対する熱交換器 | |
JP3534976B2 (ja) | 車両用変圧器の冷却装置 | |
US3936681A (en) | Cooling arrangement for electric generators of underwater power plants | |
GB1596406A (en) | Method for the manufacture of heat exchangers having end plates and headerboxes made of synthetic material | |
JP5213941B2 (ja) | 熱交換装置 | |
SE9202819D0 (sv) | Fordonskylare | |
US2237516A (en) | Multiple unit jacket cooler | |
JPH04369396A (ja) | オイルクーラー | |
JPH0674609A (ja) | 熱交換器 | |
JP3463732B2 (ja) | 車載用冷却器 | |
JPH07111758A (ja) | 水冷式モータハウジング | |
JPS63243688A (ja) | 凝縮器 | |
JPH03204595A (ja) | 凝縮器 | |
JPH10175421A (ja) | 熱交換器 | |
JPH01118093A (ja) | ラジエータ | |
JPS6354590A (ja) | オイル・ク−ラ | |
US6237680B1 (en) | Laminar flow radiator for motor vehicle | |
JPH0612388Y2 (ja) | 熱交換器 | |
CN210958001U (zh) | 空空冷装置和电机组件 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040310 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |