JP2927011B2 - 車両用熱交換器 - Google Patents

車両用熱交換器

Info

Publication number
JP2927011B2
JP2927011B2 JP3039331A JP3933191A JP2927011B2 JP 2927011 B2 JP2927011 B2 JP 2927011B2 JP 3039331 A JP3039331 A JP 3039331A JP 3933191 A JP3933191 A JP 3933191A JP 2927011 B2 JP2927011 B2 JP 2927011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
tube
fluid
rows
corrugated tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3039331A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04257694A (ja
Inventor
昌澄 大西
峯雄 荻野
宏司 吉崎
完 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3039331A priority Critical patent/JP2927011B2/ja
Publication of JPH04257694A publication Critical patent/JPH04257694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2927011B2 publication Critical patent/JP2927011B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/047Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
    • F28D1/0477Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag the conduits being bent in a serpentine or zig-zag
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/02Tubular elements of cross-section which is non-circular
    • F28F1/06Tubular elements of cross-section which is non-circular crimped or corrugated in cross-section

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両に搭載され、流体
を流通させる間にその流体と外気との間で熱交換を行わ
せる車両用熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱交換器として、例えば
実開昭62−31707号公報に開示された技術が知ら
れている。この従来技術では、横方向へ平行に延びるオ
イル流通用の複数のパイプ部材の各々が、放熱面積を増
大させるための波板状をなす放熱フィンを介して上下複
数段に積層されている。そして、各パイプ部材にオイル
を流通させる間に、各放熱フィンにおける空冷作用によ
りオイルと外気との間で熱交換を行わせてオイルを冷却
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、各パイプ部材に波板状の放熱フィンをろう付け
しなければならず、構造が複雑で製造が面倒であるばか
りでなく、重量が大きくて、しかも製品自体が高価にな
るという問題があった。この発明は前述した事情に鑑み
てなされたものであって、その目的は、熱交換効率を向
上させることが可能で、しかも簡単な構造で製造の簡易
化と軽量化を図ることが可能な車両用熱交換器を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、車両に搭載され、流体を流
通させる間にその流体と外気との間で熱交換を行わせる
車両用熱交換器であって、流体を流通させると共に長手
方向に沿って複数の膨出部を設けてなる管路を有し、そ
の管路の途中を複数列に屈曲させ、隣接する各列を風受
け方向に対して前後に配置している。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、管路の長手方向に沿って
複数の膨出部を設けているので、管路自体の放熱面積が
拡大される。加えて、管路の途中で隣接する各列が風受
け方向に対して前後に配置されているので、各列での放
熱に起因する空気流と各列で受ける風とが相互に作用し
合って空気の乱流が発生し、しかも隣接する各列の前後
配置によって空気の圧力損失が低減されることから、放
熱量が増大される。又、管路自体に膨出部を設けて放熱
面積を拡大させると共に、管路の途中を複数列に屈曲さ
せているだけなので、放熱フィン等の別部材を取り付け
る必要がなく、構造が簡単となる。
【0006】
【実施例】(第1実施例)以下、この発明の車両用熱交
換器をラジエータに具体化した第1実施例を図1〜図5
に基づいて詳細に説明する。図1及び図2はこの実施例
におけるラジエータ1を示す正面図及び側面図である。
このラジエータ1は自動車前面のラジエータグリルに対
応して搭載され、冷却水等の流体を流通させる間にその
流体と外気との間で熱交換を行わせる周知のものであ
る。ラジエータ1は流体を流通させると共に、長手方向
に沿って複数の膨出部2を設けてなる管路としてのアル
ミ製のコルゲートチューブ3を備えている。このコルゲ
ートチューブ3の途中はジグザグに屈曲されており、相
互に平行で長さの等しい複数(この実施例では9本)の
チューブ列4と、複数(この実施例では10個)の屈曲
部5とを形成している。又、コルゲートチューブ3の一
端側は流体を導入する導入口6に、他端側は流体を導出
させる導出口7になっている。そして、このようにコル
ゲートチューブ3をジグザクに屈曲することにより、ラ
ジエータ1をラジエータグリルに対応する所要容積の空
間に収容可能にしている。
【0007】各チューブ列4の両側において、チューブ
列4と屈曲部5との境目は一対をなす側枠8を貫通して
設けられており、これによってコルゲートチューブ3が
両側枠8に支持されている。又、各側枠8の上下には、
取り付け用のブラケット9が固定されている。そして、
それらブラケット9を介し、ラジエータ1が自動車に取
り付けられるようになっている。
【0008】この実施例のコルゲートチューブ3では、
各チューブ列4にのみ等間隔に膨出部2が形成されてお
り、しかも隣接する上下のチューブ列4の間で各膨出部
2が交互に配置されている。図3に示すように、各チュ
ーブ列4の内面は各膨出部2によって軸対称の波形とな
っており、その波形によってチューブ列4の表面積が増
大されると共に、その内壁の近くで流体の乱流を発生さ
せるようになっている。又、図2からも分かるように、
隣接する上下の各チューブ列4は、風受け方向Wに対し
て互いに前後に配置されている。つまり、ラジエータ1
全体として、各チューブ列4が風受け方向Wに対して交
互に前後配列されている。
【0009】従って、上記の構成によれば、導入口6か
ら高温の流体が導入されると、コルゲートチューブ3内
を通過する流体は各膨出部2の近くで乱流を発生させな
がら通過する。又、コルゲートチューブ3の長手方向に
沿って複数の膨出部2が設けられているので、コルゲー
トチューブ3自体の放熱面積が拡大される。加えて、コ
ルゲートチューブ3の途中で、隣接する上下の各チュー
ブ列4が風受け方向Wに対して交互に前後配列されてい
るので、各チューブ列4での放熱に起因して生じる空気
流と、各チューブ列4で受ける風とが相互に作用し合っ
て空気の乱流を生じさせる。しかも、各チューブ列4の
前後配列によって、各チューブ列4の間での空気の圧力
損失が低減される。これらのことから、各チューブ列4
における放熱が促進されて放熱量が増大する。その結
果、各チューブ列4での放熱効果が増大し、ラジエータ
1としての熱交換効率を向上させることができる。
【0010】図4はこの実施例におけるラジエータ1の
性能評価を示すグラフである。この性能評価は、各チュ
ーブ列4毎に「9.0mm」のピッチで「19個」の膨
出部2を設け、かつ隣接する上下のチューブ列4を「1
5mm」の間隔をもって交互に前後配列してラジエータ
1を構成し、そのラジエータ1を自動車に搭載して高速
走行(約180km/h)の条件下で行われたものであ
り、この時の流体初期温度は「139℃」であった。こ
のグラフからも明らかように、流体温度低減量について
本実施例と従来例とでは変わりがないことが分かる。
又、本実施例のラジエータ1は従来例に比べて相対的に
放熱面積が小さいのであるが、流体温度低減量が同じで
あることから、放熱効果の大きいことが分かる。
【0011】一方、図5はラジエータ1の風受け角度に
対する放熱量の低下率を示すグラフである。ここで、風
受け角度とは、ラジエータ1を風方向に対向して直角に
配置した状態を「0度」として、その状態から風方向に
対して斜めに傾けた角度である。このグラフから明らか
ように、本実施例のラジエータ1では、従来例に比べて
風受け角度の影響が小さく、ラジエータ1自体の熱交換
効率の高いことが分かる。その理由は、従来例では波板
状の放熱フィンを備えたものであることから、風受け角
度によって放熱フィンの間を通過する風の速度や量が大
きく変わり放熱効果が大きく変化する。これに対し、本
実施例のラジエータ1では、放熱フィンとは異なる複数
のチューブ列4から構成されていることから、風受け角
度によって各チューブ列4の間を通過する風の速度や量
が大きく変わることはなく、放熱効果の変化が小さいた
めである。
【0012】又、この実施例のラジエータ1では、コル
ゲートチューブ3に膨出部2を一体に設け、コルゲート
チューブ3の途中を単に複数のチューブ列4に屈曲させ
ているだけなので、放熱フィン等の別部材を取り付ける
必要がなくなり、構造が極めて簡単になっている。従っ
て、放熱フィン等の別部材をろう付けする必要が全くな
く、その分だけ構造が簡単で全体重量を軽くすることが
でき、更には製造を簡略化することもできる。因みに、
この実施例のラジエータ1では、放熱フィンをろう付け
してなる従来例のものと比べて、40%程度の軽量化を
可能にしている。加えて、この実施例のラジエータ1で
は構造が単純であることから、放熱フィンをろう付けし
てなる従来例のものと比べて、50%程度の価格低減を
可能としている。
【0013】更に、この実施例のラジエータ1では、放
熱フィン等の別部材のろう付けを省略したことと、隣接
する上下の各チューブ列4が交互に前後配列されている
こととによって、耐衝撃性をも向上させることができ
る。即ち、別部材をろう付けした場合に、衝撃による折
損のおそれがあるのに対し、一体構造のコルゲートチュ
ーブ3よりなるラジエータ1では、衝撃による折損のお
それが少なくなり、その分だけ耐衝撃性が高くなる。
【0014】加えて、この実施例のラジエータ1では、
コルゲートチューブ3の途中を複数のチューブ列4に屈
曲させていることから、ラジエータグリル等における設
置条件に応じてコルゲートチューブ3を適宜に屈曲させ
ることが可能となり、設置空間に合わせて形状を設定す
ることができ、ラジエータ1としての設置の自由度を増
大させることもできる。この場合、ラジエータ1を構成
するコルゲートチューブ3と、流体導通用の配管とを一
体化することも可能となり、その設計の自由度を広げる
ことも可能となる。しかも、このラジエータ1では、風
受け角度の影響が小さいことから、その分だけ設置の自
由度を更に増大させることもできる。
【0015】(第2実施例)次に、この発明の車両用熱
交換器をオイルクーラに具体化した第2実施例を図6,
7に従って説明する。図6及び図7はこの実施例におけ
るオイルクーラ11を示す正面図及び側面図である。こ
のオイルクーラ11は自動車前面のラジエータグリルに
対応して搭載され、パワーステアリングに使用される作
動油等の流体を流通させる間にその流体と外気との間で
熱交換を行わせる周知のものである。オイルクーラ11
は流体を流通させると共に、長手方向に沿って複数の膨
出部12を設けてなる管路としてのアルミ製のコルゲー
トチューブ13を備えている。このコルゲートチューブ
13の途中は屈曲されており、相互に平行で長さの等し
い2本のチューブ列14と、2個の屈曲部15と、両屈
曲部15を斜めに連結するチューブ列16とを形成して
いる。又、コルゲートチューブ13の一端側は流体を導
入する導入口17に、他端側は流体を導出させる導出口
18になっている。そして、このようにコルゲートチュ
ーブ13を屈曲することにより、オイルクーラ11をラ
ジエータグリルに対応する所要容積の空間に収容可能に
している。
【0016】この実施例のコルゲートチューブ13で
は、各チューブ列14,16及び屈曲部15の全部に膨
出部2が等間隔に形成され、放熱面積を拡大させてい
る。又、図7からも分かるように、隣接する上下の各チ
ューブ列14,16は、風受け方向Wに対して互いに前
後に配置されている。従って、上記の構成によれば、導
入口17から高温の流体が導入されると、コルゲートチ
ューブ13内を通過する流体は各膨出部12の近くで乱
流を発生させながら通過する。又、コルゲートチューブ
13の長手方向に沿って複数の膨出部12が設けられて
いるので、コルゲートチューブ13自体の放熱面積が拡
大される。加えて、コルゲートチューブ13の途中で、
隣接する上下の各チューブ列14,16が風受け方向W
に対して互いに前後に配置されているので、各チューブ
列14,16での放熱に起因して生じる空気流と、各チ
ューブ列14,16で受ける風とが相互に作用し合って
空気の乱流を生じさせる。しかも、各チューブ列14,
16の前後配置によって、各チューブ列14,16の間
での空気の圧力損失が低減される。これらのことから、
各チューブ列14,16における放熱が促進されて放熱
量が増大する。その結果、各チューブ列14,16での
放熱効果が増大し、オイルクーラ11としての熱交換効
率を向上させることができる。しかも、この実施例のオ
イルクーラ11では、屈曲部15にも複数の膨出部12
が設けられているので、屈曲部15における放熱効果を
も高めることができる。
【0017】又、この実施例のオイルクーラ11では、
コルゲートチューブ13に膨出部12を一体に設け、コ
ルゲートチューブ13の途中を3本のチューブ列14,
16に屈曲させているだけなので、構造が極めて簡単と
なっている。よって、放熱フィン等の別部材をろう付け
する必要が全くなく、その分だけ全体重量を軽くするこ
とができると共に、製造を簡略化することもできる。
【0018】更に、この実施例のオイルクーラ11で
は、放熱フィン等の別部材のろう付けを省略し、コルゲ
ートチューブ13により一体構造としていることから、
衝撃に起因する折損が少なくなり、耐衝撃性をも向上さ
せることができる。加えて、この実施例のオイルクーラ
11では、コルゲートチューブ13の途中を複数のチュ
ーブ列14,16に屈曲させていることから、ラジエー
タグリル等における設置条件に応じてコルゲートチュー
ブ13を適宜に屈曲させることが可能となり、設置空間
に合わせて形状を設定することができ、オイルクーラ1
1としての設置の自由度を増大させることもできる。こ
の場合、オイルクーラ11を構成するコルゲートチュー
ブ13と、流体導通用の配管とを一体化することも可能
となり、その設計の自由度を広げることも可能となる。
しかも、このオイルクーラ11では、風受け角度の影響
が小さいので、その分だけ設置の自由度を更に増大させ
ることもできる。
【0019】尚、この発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記第1実施例のラジエータ1では、コルゲート
チューブ3の各チューブ列4にのみ膨出部2を形成して
隣接する上下のチューブ列4の間で各膨出部2を交互に
配置したが、図8に示すラジエータ21のように、コル
ゲートチューブ3の各チューブ列4にのみ膨出部2を形
成して隣接する上下のチューブ列4の間で各膨出部2を
揃えて配置してもよい。
【0020】(2)前記第1実施例のラジエータ1で
は、コルゲートチューブ3の各チューブ列4にのみ膨出
部2を形成したが、図9,10に示すラジエータ22の
ように、コルゲートチューブ3の各チューブ列4及び屈
曲部5のそれぞれに膨出部2を形成してもよい。この場
合は、屈曲部5にも膨出部2を設けていることから、コ
ルゲートチューブ3の放熱効果を更に高めることができ
る。
【0021】(3)前記第2実施例のオイルクーラ11
では、コルゲートチューブ13の途中を屈曲させて、相
互に平行な2本のチューブ列14と、2個の屈曲部15
と、両屈曲部15を斜めに連結するチューブ列16とを
形成したが、図11に示すように、コルゲートチューブ
13の途中を1個の屈曲部15により屈曲させて互いに
平行な2本のチューブ列14を形成し、両チューブ列1
4にブラケット24を取り付けてオイルクーラ23を構
成してもよい。この場合は、コルゲートチューブ13を
1個の屈曲部15により屈曲させているだけなので、オ
イルクーラ23としては極めてスリムとなり、その収納
性を高めることができる。
【0022】(4)前記各実施例では、各チューブ列
4,14,16と屈曲部5,15とを一体のコルゲート
チューブ3,13により構成したが、チューブ列と屈曲
部を別々のコルゲートチューブにより構成してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、流体を流通させると共に長手方向に沿って複数の膨
出部を設けてなる管路を有し、その管路の途中を複数列
に屈曲させ、隣接する各列を風受け方向に対して前後に
配置しているので、空気の乱流を発生させ、空気の圧力
損失を低減させて熱交換効率を向上させることができ、
しかも簡単な構造で製造を簡易化することができると共
に、全体を軽量化することができるという優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した第1実施例におけるラジ
エータを示す正面図である。
【図2】第1実施例におけるラジエータを示す側面図で
ある。
【図3】第1実施例におけるラジエータを構成するコル
ゲートチューブの一部を示す部分破断図である。
【図4】第1実施例におけるラジエータの流体温度低減
量に関する性能評価を従来例と比較して示すグラフであ
る。
【図5】第1実施例におけるラジエータの風受け角度に
対する放熱量の低下率を従来例と比較して示すグラフで
ある。
【図6】同じくこの発明を具体化した第2実施例におけ
るオイルクーラを示す正面図である。
【図7】第2実施例におけるオイルクーラを示す側面図
である。
【図8】この発明を具体化した別の実施例におけるラジ
エータを示す正面図である。
【図9】同じくこの発明を具体化した別の実施例におけ
るラジエータを示す正面図である。
【図10】同じく別の実施例におけるラジエータを示す
側面図である。
【図11】同じくこの発明を具体化した別の実施例にお
けるオイルクーラを示す正面図である。
【符号の説明】
2…膨出部、3…管路としてのコルゲートチューブ、4
…チューブ列、12…膨出部、13…管路としてのコル
ゲートチューブ、14…チューブ列、16…チューブ
列。
フロントページの続き (72)発明者 福田 完 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車 株式会社 内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28F 1/00 - 1/44 F28D 1/00 - 7/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、流体を流通させる間に
    その流体と外気との間で熱交換を行わせる車両用熱交換
    器であって、前記流体を流通させると共に長手方向に沿
    って複数の膨出部を設けてなる管路を有し、その管路の
    途中を複数列に屈曲させ、隣接する前記各列を風受け方
    向に対して前後に配置したことを特徴とする車両用熱交
    換器。
JP3039331A 1991-02-09 1991-02-09 車両用熱交換器 Expired - Fee Related JP2927011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3039331A JP2927011B2 (ja) 1991-02-09 1991-02-09 車両用熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3039331A JP2927011B2 (ja) 1991-02-09 1991-02-09 車両用熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04257694A JPH04257694A (ja) 1992-09-11
JP2927011B2 true JP2927011B2 (ja) 1999-07-28

Family

ID=12550117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3039331A Expired - Fee Related JP2927011B2 (ja) 1991-02-09 1991-02-09 車両用熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2927011B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140367076A1 (en) * 2012-01-18 2014-12-18 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger for vehicle air-conditioner and vehicle air-conditioner
JP6327997B2 (ja) * 2014-07-31 2018-05-23 株式会社クボタ 作業車の冷却部

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04257694A (ja) 1992-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3030036B2 (ja) 複式熱交換器
USRE35710E (en) Heat exchanger having a radiator and a condenser
JP5585543B2 (ja) 車両用冷却装置
KR100821180B1 (ko) 열교환기용 방열핀
US7938172B2 (en) Heat exchanger
WO2007088850A1 (ja) 車両用熱交換器
EP1271084A3 (en) Heat exchanger
JP2008170041A (ja) 熱交換器
JP2007093023A (ja) 熱交換器
JP2007232356A (ja) 車両用熱交換器
JP2927011B2 (ja) 車両用熱交換器
US20070068662A1 (en) Heat exchanger
JP2007505282A (ja) 熱交換器
JP2989855B2 (ja) 複式熱交換器
JP2007216748A (ja) 車両用エアガイド
JP2008082672A (ja) 熱交換器
JPH06174384A (ja) 2重管式熱交換器
JPH0410530Y2 (ja)
JPH0195288A (ja) 熱交換器
JP3463732B2 (ja) 車載用冷却器
JP2003083690A (ja) コルゲートフィン型熱交換器
JPH07324884A (ja) 熱交換器用コルゲート・フィン
JP2006207944A (ja) 熱交換器
CN214701346U (zh) 一种卧式冷凝机组的换热器装置
CN215930616U (zh) 一种新型散热器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees