JP3463457B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

Info

Publication number
JP3463457B2
JP3463457B2 JP13159396A JP13159396A JP3463457B2 JP 3463457 B2 JP3463457 B2 JP 3463457B2 JP 13159396 A JP13159396 A JP 13159396A JP 13159396 A JP13159396 A JP 13159396A JP 3463457 B2 JP3463457 B2 JP 3463457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
display
vehicle body
display device
hologram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13159396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09319313A (ja
Inventor
政光 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP13159396A priority Critical patent/JP3463457B2/ja
Publication of JPH09319313A publication Critical patent/JPH09319313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3463457B2 publication Critical patent/JP3463457B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用表示装置としては、例えば
図8に示すようなものがある。図8において、番号80
1は車体、802はリアウィンドウ、803はリアパー
セル、805はリアパーセルに設けられた開口部であ
る。804は光源で、その出射面には、表示するマーク
のフィルタ817が設けられている。816は凹面鏡
で、光源804から出射し、フィルタ817を透過した
光を開口部805を通してリアウィンドウ802に向け
反射する。このとき、816は凹面鏡であるので、遠方
に虚像807を結像することができる。虚像807はリ
アウィンドウで反射され、車両後端部の鉛直情報に位置
する。運転者809は虚像807を見ることにより車両
の大きさを把握することが容易となる。表示位置は車両
左側後端部や左側前端部に表示される。車輌の大きさを
把握する手段としては、上述した虚像方式のコーナーポ
ールのほか、車両の端部に実際にポールを立てるものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用表示装置にあっては、車両の端部にポ
ールなどの固定情報を表示するだけの構成であったため
に、固定情報のみからすぐに距離感を把握することは困
難であり、距離感を把握するにはある程度の経験が必要
となる、という問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、虚像等、光学式の表示を行い、車
体端部位置より車体外側に固定の虚像を表示、車体端部
とウィンドウの間に可動する虚像を表示し、上記問題点
を解決することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、車体端部位置を表示する車両用表示装置
において、車体端部位置より車体外側に固定の虚像を表
示すると共に、車体端部とウィンドウの間に可動する虚
像を表示する手段を有する構成とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0007】(第1の実施の形態)図1乃至図4は、本
発明の第1の実施の形態を示す図である。
【0008】まず、図1で構成を説明すると、101は
車体、102はフロントガラス、104は光源、106
はホログラムで所定の奥行きを有する表示が記録されて
いる。
【0009】光源104はホログラム106に記録され
た固定情報107を再生表示する。この固定情報107
は車体左側前端部より車体外側に位置する。
【0010】118は表示光像制御回路、105は表示
光像投射手段である。ホログラム106の表面に光像を
投射することで正反射が生じ、車体端部とウィンドウの
間に可変情報108が表示される。この時、表示光像制
御回路118の指示で、表示位置が可動する。
【0011】図2にドライバーからの見えを示す。20
7は固定情報、208は可変情報で、左右方向に可動す
る。
【0012】図3で、任意の車両情報の表示例を示す。
このように、警報、時計、経路誘導等、任意の表示を任
意の位置へ表示することも可能である。
【0013】次に、図4でホログラムの製作方法を説明
する。406は未露光ホログラム乾板である。407は
ホログラムに記録する表示マークである。
【0014】412は表示マークへ照射するレーザー光
で、未露光ホログラム乾板406は、表示マークからの
反射光413とレーザー光414の干渉により生ずる干
渉縞を記録することにより、所定の結像距離を有する画
像を記録する。
【0015】次に上記第1の実施の形態の作用を説明す
る。光源104を点灯すると、出射された光はホログラ
ム106の立体像を、車体端部位置より外側に固定情報
107として再生する。また、表示光像制御回路より表
示指示を出力することで、表示光像投射手段105よ
り、ホログラム106の表面に光像が投射され、正反射
が生じ車体端部とウィンドウの間に可変情報108が表
示される。この時、可変情報108は表示光像制御回路
の指示により、左右方向に可動する。これにより、図2
で示すように、手前の虚像208が動き、運動視差が生
じ、車体端部外側の固定情報207までの距離の認識が
容易となる。運転者が車両を前進または旋回させると
き、固定情報107が壁等の障害物に重なるまで車両を
近付けても、車両は障害物にはぶつからない。このた
め、固定情報107が障害物にあたるまでは容易に近付
けることができる。
【0016】運転者は車両を前進または旋回させるとき
に、この固定情報107と可変情報108を参考にすれ
ば、より安全に確実に俊敏に車両を前進または旋回させ
ることができる。
【0017】ここで紹介する例は車両前端部の表示であ
るが、同様にして車両後端部に利用すれば、車両後端位
置を壁等の障害物にあてることなく後退することが容易
となる。
【0018】また、特に明記しないが、この車両用表示
装置を例えば車両後端部を示すものとして使用する場
合、車両後方を見るのは車両を後退させる時であるの
で、車両のトランスミッションを後退にしたときのみ表
示するようにすればよい。また、車両前端部に表示する
場合には、手元スイッチでON/OFFできるようにす
るか、エンジンをかけたら表示するようにするか、ある
いは、車速がある程度以下になったら表示するようにす
ればよい。また、昼間と夜間とで表示輝度を変えてもよ
い。
【0019】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態を図5を用いて説明する。
【0020】図5において、番号501は車体、502
はフロントガラス、504は光源、505は表示光像投
射手段、518は表示光像制御回路であり、これらは第
1の実施の形態と同じである。513は別体コンバイナ
である。光源504から出射された光は半透明支持材料
514に装着されたホログラム506の立体像を、車体
端部位置より外側に固定情報507として再生する。ま
た、表示光像制御回路より表示指示を出力することで、
表示光像投射手段505よりホログラム506の表面に
光像が投射され、正反射が生じ車体端部と別体コンバイ
ナ513の間に可変情報508が表示される。この時、
可変情報508は表示光像制御回路の指示により、左右
方向に可動する。これにより、運動視差が生じ、車体端
部外側の固定情報507までの距離認識が容易になり、
車両を前進または旋回させやすくなる。また、別体コン
バイナとすることで、光源504及び表示光像投射手段
505からの入射角を任意に設定できるので、光源50
4及び表示光像投射手段505等を車両のインストある
いは、リアパーセルの任意の位置へ設けることが可能と
なる。これによりレイアウト設計が容易になる。また、
半透明支持材料の全光線透過率を低くすることで表示の
コントラストを上げ、表示を見やすくすることもでき
る。
【0021】(第3の実施の形態)つぎに、第3の実施
の形態について図6及び図7を用いて説明する。図6お
よび図7において、番号613は別体コンバイナ、60
6はホログラム、604は光源、605は表示光像投射
手段、618は表示光像制御回路であり、これらは第1
の実施の形態と同じである。615は増反射膜であり、
図7に特性を示す。表示光像投射手段605より増反射
膜615へ光像が投射されると、通常(屈折率1.5、
入射角45°にて反射率10%程度)よりも高い反射
が、増反射膜615による反射719で得られ、別体コ
ンバイナ613の裏面反射720で生ずる2重像を目立
たなくすることができ、この結果、可変情報608の視
認性を向上できる。その他の構成は第2の実施の形態と
基本的に同様である。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、その構成を、車体の前端、後端、四隅等を表示し、
運転者が車両の大きさを把握することを支援するコーナ
ーポールとして、ホログラムに所定の奥行きを持たせ、
車体の端部外側に固定の虚像を表示し、正反射にて車体
端部とウィンドウの間に可動する虚像を表示させ、運動
視差を生じるようにしたため、運転者がより容易に壁等
の障害物に車体を近付けることが可能で、更に障害物に
接触する可能性が低くなる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の車両用表示装置の
構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のドライバーからの
見えた状態を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の固定情報と複数の
可変情報の表示例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のホログラムの露光
を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の車両用表示装置の
構成を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の車両用表示装置の
構成を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の増反射膜の特性図
である。
【図8】従来の車両用表示装置を示す説明図である。
【符号の説明】
101,501,801 車体 102,502 フロントガラス 104,504,604,804 光源 105,505,605 表示光像投射手段 106,506,606,706,806 ホログラ
ム 107,207,307,507,607 固定情報
(回折による虚像) 108,208,308,508,608 可変情報
(正反射による虚像) 109,509,609,809 ドライバーの目 110,510,610 回折光 111,511,611 正反射光 118,518,618 表示光像制御回路 406 未露光ホログラム乾板 407 表示マーク 412,413,414 レーザー光 513,613 別体コンバイナ 514,614,714 半透明支持材料 615,715 増反射膜 713 コンバイナ 719 増反射膜による反射 720 裏面反射 802 リアウィンドウ 803 リアパーセル 805 開口部 807 虚像 808 障害物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00 B60K 31/00 - 37/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体端部位置を表示する車両用表示装置
    において、 車体端部位置より車体外側に固定の虚像を表示すると共
    に、 車体端部とウィンドウの間に可動する虚像を表示する手
    段を有することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用表示装置におい
    て、別体のコンバイナを有することを特徴とする車両用
    表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の車両用
    表示装置において、反射面に反射増加手段を有すること
    を特徴とする車両用表示装置。
JP13159396A 1996-05-27 1996-05-27 車両用表示装置 Expired - Fee Related JP3463457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13159396A JP3463457B2 (ja) 1996-05-27 1996-05-27 車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13159396A JP3463457B2 (ja) 1996-05-27 1996-05-27 車両用表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09319313A JPH09319313A (ja) 1997-12-12
JP3463457B2 true JP3463457B2 (ja) 2003-11-05

Family

ID=15061690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13159396A Expired - Fee Related JP3463457B2 (ja) 1996-05-27 1996-05-27 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3463457B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09319313A (ja) 1997-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910004437B1 (ko) 차량 주변위치를 결정하기 위한 홀로그래픽 표시기
JP6123761B2 (ja) 車両用表示装置
JPH07195960A (ja) 動力車用のヘッドアップ式表示システム
JP2002096685A (ja) 車両に用いられてカメラおよびモニタを内蔵したリアビューミラー
JPH075886U (ja) 車両用表示装置
JP3463457B2 (ja) 車両用表示装置
JP3503973B2 (ja) 車両用表示装置
JPH07228172A (ja) 車両用表示装置
JPH059034B2 (ja)
CN110053557A (zh) 车载全息显示方法及装置
JPH10278629A (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
JP3641833B2 (ja) 車両用表示装置
JP4063884B2 (ja) 重なった面に移動画像を表示する装置
JP2913901B2 (ja) 表示装置
JP3206679B2 (ja) 車両用表示装置
JPH0299427A (ja) ヘツドアツプデイスプレイ装置
JP2682286B2 (ja) 車両用表示装置
JP2578338Y2 (ja) 自動車用経路誘導装置
JP3384283B2 (ja) 視差を利用した立体表示システム
JP3204339B2 (ja) 車両用表示装置
JPH0572553U (ja) 車両用表示装置
JPH09132055A (ja) 車両用表示装置
JP3747098B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ
JPH086591Y2 (ja) 車体端部指示装置
JP2699983B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees