JP3463187B2 - 漏水発生位置検出方式 - Google Patents

漏水発生位置検出方式

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JP3463187B2
JP3463187B2 JP14789197A JP14789197A JP3463187B2 JP 3463187 B2 JP3463187 B2 JP 3463187B2 JP 14789197 A JP14789197 A JP 14789197A JP 14789197 A JP14789197 A JP 14789197A JP 3463187 B2 JP3463187 B2 JP 3463187B2
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文男 坂田
健 荒井
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B09B1/00Dumping solid waste

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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂または合
成ゴムシート或はアスファルトなどの遮水膜を敷設して
造成された管理型終末処分場における漏水発生位置検出
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遮水膜を用いた人工的な管理型終
末処理場においては、遮水膜に亀裂などの破損が生じて
処分場内の汚染液が漏水することがある。漏水が発生す
ると地下水汚染や公害問題が発生するため、定期的に遮
水膜の点検を行い、遮水膜に破損が生じていれば漏水箇
所を検出して適当な補修を行う必要がある。
【0003】このような遮水膜の漏水発生位置を検出す
るために、次のような検出方式が採用されている。この
検出方式では、遮水膜の下側に所定の間隔で複数の線状
電極を平行に敷設し、遮水膜の上側には下側電極と交差
する方向で所定の間隔で複数の線状電極を平行に敷設し
た電極配置構成を用いる。このような電極配置構成にお
いて、遮水膜上下の線状電極を各々1本選択して上下の
線状電極間に交流電源による通電を行い、上下の線状電
極間に流れる電流を検出して、印加電圧の位相に同期し
た信号で位相検波を行う。そして、上下の線状電極の各
々の交点に於ける位相検波回路の出力電圧の比較から漏
水発生位置を検出する。
【0004】以下に、この漏水発生位置検出方式の一例
を、図8を参照して説明する。この例においては、遮水
膜10の上側には線状電極A1〜A5が、遮水膜81の
下側には線状電極A1〜A5と交差する方向に線状電極
B1〜B5がそれぞれ配置されている。交流電源81の
出力は電力増幅回路82で電力増幅される。電力増幅さ
れた出力は電流検出回路83を通して、上側の線状電極
A1〜A5の1本を選択する第1の電極セレクタ84を
介して遮水膜10の上側の線状電極A1〜A5の内の1
本に印加される。電力増幅回路82にはまた、第2の電
極セレクタ85を介して下側の線状電極B1〜B5の内
の選択された1本の線状電極が接続される。
【0005】このような構成によれば、上側の線状電極
A1〜A5の選択された1本と下側の線状電極B1〜B
5の選択された1本とが電流検出回路83を介して交流
電源81に接続される。位相検波回路86は、交流電源
81の印加電圧に同期した位相で電流検出回路83の位
相検波を行う。この位相検波出力はA/Dコンバータ8
7でディジタル信号に変換され、パソコンのようなコン
ピュータ88に与えられる。
【0006】このような構成において、遮水膜10に破
損が無い場合、遮水膜10の上下において選択された線
状電極間に流れる電流は遮水膜10の容量成分を流れる
電流となるため、電流の絶対値は小さい値となり、且つ
交流電源81の印加電圧の位相に対しては進み位相とな
る。一方、遮水膜10に破損が生じると、破損箇所の上
下において選択された線状電極間には電流が流れ易い。
このことから、遮水膜10の上下の線状電極の組合せ交
点が破損箇所に近い場合には電流の絶対値は大きくな
り、且つ印加電圧の位相に近づく傾向を示す。このこと
から、上下の線状電極のそれぞれの交点について電流を
測定することにより遮水膜10の破損箇所を検出するこ
とが可能となる。
【0007】従来の検出方式の電流測定には位相検波回
路86が用いられており、交流電源81の印加電圧に同
期した位相で電流検出回路83の出力に対する位相検波
が行われ交流電源81の同相成分を抽出している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の漏水発生位置検出方式では、遮水膜10に複数の破
損が生じた場合には、第1の破損箇所の測定結果は第2
の破損箇所による影響を受ける。また、第2の破損箇所
も第1の破損箇所の影響を受ける。このため、遮水膜1
0に複数の破損が生じた場合には、破損箇所を特定する
精度が低下するという欠点がある。
【0009】特に、上下各2本の隣接した線状電極で構
成される四角形を1単位の測定範囲とすれば、隣接した
測定範囲に破損が生じた場合や接近した測定範囲に破損
が生じた場合に精度が低下するという欠点がある。
【0010】そこで、本発明の課題は、遮水膜に複数の
破損が生じた場合でもそれぞれの破損箇所を精度良く検
出できる漏水発生位置検出方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、遮水膜
を敷設して造成された管理型終末処理場において、前記
遮水膜の上側に平行に所定の間隔で並べられた複数の線
状電極と、該遮水膜の下側に平行に前記上側の線状電極
と交差するように所定の間隔で並べられた複数の線状電
極と、交流電源と、前記上側の複数の線状電極の1本を
選択すると共に、前記下側の複数の線状電極の1本を選
択し、選択した上側または下側の線状電極の一方のみを
交流電源の一方に接続し、他の線状電極はすべて交流電
源の他方に接続するための選択接続手段と、交流電源の
一方に接続された線状電極と、反対側において選択され
た1本の線状電極との間に遮水膜を介して流れる電流を
検出するための電流検出回路と、この電流検出回路の出
力を受けて検波を行う検波手段を含み、遮水膜の上側及
び下側の複数の線状電極を順次選択して遮水膜の破損に
よる漏水発生位置に近い線状電極の組合せになった際に
前記検波手段の出力が他の電極組合せの値よりも上昇ま
たは下降することから漏水発生位置を検出する処理回路
とを備えたことを特徴とする漏水発生位置検出方式が提
供される。
【0012】本発明によればまた、遮水膜を敷設して造
成された管理型終末処理場において、前記遮水膜の上側
に平行に所定の間隔で並べられた複数の線状電極と、該
遮水膜の下側に平行に前記上側の線状電極と交差するよ
うに所定の間隔で並べられた複数の線状電極と、交流電
源と、前記上側の複数の線状電極の互いに隣接する3本
を選択すると共に、前記下側の複数の線状電極の互いに
隣接する3本を選択し、選択した上側の3本または下側
の3本のうち一方の側の中心の線状電極のみを交流電源
の一方に接続し、他の線状電極はすべて交流電源の他方
に接続するための選択接続手段と、交流電源の一方に接
続された中心の線状電極と、反対側において選択された
3本の線状電極のうちの中心の線状電極との間に遮水膜
を介して流れる電流を検出するための電流検出回路と、
この電流検出回路の出力を受けて検波を行う検波手段を
含み、遮水膜の上側及び下側の複数の線状電極を順次選
択して遮水膜の破損による漏水発生位置に近い線状電極
の組合せになった際に前記検波手段の出力が他の電極組
合せの値よりも上昇または下降することから漏水発生位
置を検出する処理回路とを備えたことを特徴とする漏水
発生位置検出方式が提供される。
【0013】なお、上記のいずれの発明においても、前
記検波手段は、前記交流電源の印加電圧を基準として前
記電流検出回路の出力の位相検波を行うもので実現され
ても良い。
【0014】また、前記処理回路は、前記電流検出回路
の出力を受けて前記交流電源の印加電圧と同じ位相で位
相検波を行う第1の位相検波回路と、前記電流検出回路
の出力を受けて前記交流電源の印加電圧より90度の進
み位相で位相検波を行う第2の位相検波回路と、前記第
1の位相検波回路の出力値を前記第2の位相検波回路の
出力値で割算を行う割算回路とを含み、前記遮水膜の上
側及び下側の線状電極を順次選択して遮水膜の破損によ
る漏水発生位置に近い線状電極の組合せになった際に前
記割算回路の出力が他の線状電極組合せの値よりも上昇
または下降することから漏水発生位置を検出するように
しても良い。
【0015】更に、前記処理回路は、前記電流検出回路
の出力を受けて前記交流電源の印加電圧と同じ位相で位
相検波を行う第1の位相検波回路と、前記電流検出回路
の出力を受けて前記交流電源の印加電圧より90度の進
み位相で位相検波を行う第2の位相検波回路と、前記第
1の位相検波回路の出力を受けて前記第1の位相検波回
路の出力を自乗する自乗回路と、前記自乗回路の出力値
を前記第2の位相検波回路の出力値で割算を行う割算回
路とを含み、前記遮水膜の上側及び下側の線状電極を順
次選択して遮水膜の破損による漏水発生位置に近い線状
電極の組合せになった際に前記割算回路の出力が他の線
状電極組合せの値よりも上昇または下降することから漏
水発生位置を検出するようにしても良い。
【0016】
【作用】上記の検出方式においては、遮水膜の片側の線
状電極の1本が選択されて交流電源の一方に接続され、
他の線状電極はすべて交流電源の他方に接続される構成
となる。その結果、交流電源の一方に接続された片側の
1本の線状電極と他のすべての線状電極との間に電流が
流れるが、電流測定は遮水膜を介して反対側において選
択された1本の線状電極に対してだけ行われる構成とな
る。このことから、従来方式で用いられていた検出方式
とは異なり、交流電源の一方に接続された片側の線状電
極と電流測定が行われる反対側の線状電極との交点付近
に限定された電流測定が行われることから、遮水膜の破
損を検出する精度を向上させることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明による漏水発生位置
検出方式の第1の実施の形態について図面を参照して説
明する。図1は本発明の第1の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。従来と同様、遮水膜10の上側には
線状電極A1〜A5が、遮水膜10の下側には線状電極
A1〜A5と交差する方向に線状電極B1〜B5がそれ
ぞれ配置されている場合について説明する。
【0018】本形態においては、第1の電極セレクタ1
4として、線状電極A1〜A5のうちの1本(図1では
線状電極A3)を選択すると残りの線状電極はすべて共
通に接続する機能を持つ電極セレクタを用いている。第
2の電極セレクタ15も同様である。
【0019】2相交流電源11の出力は電力増幅回路1
2で電力増幅される。2相交流電源11と上側の線状電
極A1〜A5及び下側の線状電極B1〜B5との間は、
第1、第2の電極セレクタ14、15により、次のよう
に接続される。図6をも参照して、上側の線状電極にお
いては、交流電源の一方に第1の電極セレクタ14で選
択された1本の線状電極A3が接続され、残りの線状電
極A1、A2、A4、A5はすべて交流電源の他方に接
続される。下側の線状電極においては、第2の電極セレ
クタ15で選択された1本の線状電極B3が電流検出回
路13を介して交流電源の他方に接続され、残りの線状
電極B1、B2、B4、B5はすべて交流電源の他方に
直接接続される。
【0020】その結果、上側の線状電極A3と残りのす
べての線状電極との間に電流が流れるが、電流検出回路
13では上側の線状電極A3と下側において選択された
線状電極B3との間に流れる電流のみが検出される。
【0021】次に、電流検出回路13の検出結果を処理
する処理回路について説明する。本形態では、処理回路
は第1、第2の位相検波回路16、17、自乗回路1
8、割算回路19、A/Dコンバータ20、パソコン等
によるコンピュータ21を含む。
【0022】電流測定では、第1の位相検波回路16に
より2相交流電源11の位相に同期した第1の位相検波
が行われ、第2の位相検波回路17により2相交流電源
11の位相より90度進み位相に同期した第2の位相検
波が行われる。割算回路19は、第1の位相検波回路1
6の出力を受けて自乗演算を行う自乗回路18の出力と
第2の位相検波回路17の出力とを受けて、自乗回路1
8の出力を第2の位相検波回路17の出力で割算する。
割算回路19の算出結果は、A/Dコンバータ20でデ
ィジタル信号に変換されてコンピュータ21に与えられ
る。なお、このような処理回路は、特願平8−9502
4号に示されているので、動作原理の説明は省略する。
【0023】遮水膜10に破損が無い場合、遮水膜10
の上下の線状電極間に流れる電流は遮水膜10の容量成
分を流れる電流となるため、電流の絶対値は小さい値と
なり、且つ2相交流電源11の印加電圧の位相に対して
は進み位相となる。一方、遮水膜10に破損が生じる
と、破損箇所は電流が流れ易いことから、遮水膜10の
上下の線状電極の組合わせ交点が破損箇所に近い場合に
は電流の絶対値は大きくなり、且つ2相交流電源11の
印加電圧の位相に対する進み位相が印加電圧に近付く傾
向を示す。このことから、第1、第2の位相検波回路1
6、17と自乗回路18と割算回路19とを用い、選択
された上下の線状電極のそれぞれの交点について電流を
測定することにより、電流の値と位相変化の両方から遮
水膜10の破損箇所を精度良く検出することが可能とな
る。
【0024】なお、線状電極の選択方法は遮水膜10の
上下の線状電極を逆、すなわち図1で言えば線状電極A
3の電流を電流検出回路13で検出するようにしても同
様の測定精度が得られることは言うまでも無いことであ
る。
【0025】図2は本発明の第2の実施の形態の構成を
示すブロック図である。図1と同じ部分には同一番号を
付しており、この実施の形態においても、遮水膜10の
上側には線状電極A1〜A5が、遮水膜10の下側には
線状電極A1〜A5と交差する方向に線状電極B1〜B
5が配置されている。
【0026】本形態においては、第1の電極セレクタ2
4として、線状電極A1〜A5のうちの隣接し合う3本
(図2では線状電極A2〜A4)を選択すると共に、選
択された3本のうちの中心の線状電極(図2では線状電
極A3)を選択し、残りの線状電極A2、A4はすべて
共通に接続する機能を持つ電極セレクタを用いている。
第2の電極セレクタ25も同様であり、隣接し合う3本
(図2では線状電極B2〜B4)を選択すると共に、選
択された3本のうちの中心の線状電極(図2では線状電
極B3)を選択し、残りの線状電極B2、B4はすべて
共通に接続する。
【0027】交流電源22の出力は電力増幅回路23で
電力増幅される。交流電源22と上側の線状電極A1〜
A5及び下側の線状電極B1〜B5との間は、第1、第
2の電極セレクタ24、25により、次のように接続さ
れる。上側の線状電極においては、交流電源の一方に第
1の電極セレクタ24で選択された3本のうちの中心の
線状電極A3が接続され、残りの線状電極A2、A4は
すべて交流電源の他方に接続される。下側の線状電極に
おいては、第2の電極セレクタ25で選択された3本の
うちの中心の線状電極B3が電流検出回路13を介して
交流電源の他方に接続され、残りの線状電極B2、B4
はすべて交流電源の他方に直接接続される。
【0028】その結果、上側の線状電極A3と線状電極
A2、A4、及びB2、B3、B4との間に電流が流れ
るが、電流検出回路23では上側の線状電極A3と下側
において選択された中心の線状電極B3との間に流れる
電流のみが検出される。
【0029】電流検出回路26の検出結果を処理する処
理回路は、検波回路27、A/Dコンバータ20、コン
ピュータ21を含む。
【0030】遮水膜10に破損が無い場合、遮水膜10
の上下の線状電極間に流れる電流は遮水膜10の容量成
分を流れる電流となるため電流の絶対値は小さい値とな
り、且つ交流電源22の印加電圧の位相に対しては進み
位相となる。一方、遮水膜10に破損が生じると破損箇
所は電流が流れ易いことから、遮水膜10の上下の線状
電極の組合せ交点が破損箇所に近い場合には電流の絶対
値は大きくなり、且つ交流電源22の印加電圧の位相に
対する進み位相が印加電圧に近づく傾向を示す。このこ
とにより、上下の線状電極のそれぞれの交点について電
流を測定することにより、電流の絶対値を示す検波回路
27の出力から遮水膜10の破損箇所を精度良く検出す
ることが可能となる。
【0031】なお、図2の処理回路は、図1の実施の形
態における処理回路として利用することもできる。
【0032】図3は本発明の第3の実施の形態の構成を
示すブロック図である。この実施の形態は、第2の実施
の形態とは、処理回路が位相検波回路28において異な
り、以下はすべて同じである。したがって、処理回路の
動作についてのみ説明する。本形態においては、位相検
波回路28により交流電源22の位相に同期した位相検
波が行われる。
【0033】遮水膜10に破損が無い場合、遮水膜10
の上下の線状電極間に流れる電流は遮水膜10の容量成
分を流れる電流となるため、電流の絶対値は小さい値と
なり、且つ交流電源22の印加電圧の位相に対しては進
み位相となる。一方、遮水膜10に破損が生じると破損
箇所は電流が流れ易いことから、遮水膜10の上下の線
状電極の組合せ交点が破損箇所に近い場合には電流の絶
対値は大きくなり、且つ交流電源22の印加電圧の位相
に対する進み位相が印加電圧に近づく傾向を示す。この
ように、位相検波回路28を用い、上下の線状電極のそ
れぞれの交点について電流を測定することにより、交流
電源22と同相成分の電流から遮水膜10の破損箇所を
精度良く検出することが可能となる。
【0034】この図3の処理回路も、図1の実施の形態
における処理回路として利用することができる。
【0035】図4は本発明の第4の実施の形態の構成を
示すブロック図である。この実施の形態は、第2の実施
の形態における処理回路に代えて第1の実施の形態の処
理回路の主要部を用いている。したがって、図1、図2
と同じ部分には同一番号を付している。本形態における
処理回路は、第1、第2の位相検波回路16、17、割
算回路30、A/Dコンバータ20、及びコンピュータ
21を含む。
【0036】処理回路においては、第1の位相検波回路
16により2相交流電源11の位相に同期した第1の位
相検波と、第2の位相検波回路17により2相交流電源
11の位相より90度進み位相に同期した第2の位相検
波とが行われている。第1の位相検波回路16の出力と
第2の位相検波回路17の出力を受けて、割算回路29
は第1の位相検波回路16の出力値を第2の位相検波回
路17の出力値で割算する。
【0037】遮水膜10に破損が無い場合、遮水膜10
の上下の線状電極間に流れる電流は遮水膜10の容量成
分を流れる電流となるため、電流の絶対値は小さい値と
なり、且つ2相交流電源11の印加電圧の位相に対して
は進み位相となる。一方、遮水膜10に破損が生じると
破損箇所は電流が流れ易いことから、遮水膜10の上下
の線状電極の組合せ交点が破損箇所に近い場合には電流
の絶対値は大きくなり、且つ2相交流電源11の印加電
圧の位相に対する進み位相が印加電圧に近づく傾向を示
す。このため、第1、第2の位相検波回路16、17と
割算回路29とを用い、上下の線状電極のそれぞれの交
点について電流位相成分の比率を測定することにより、
電流の値と位相変化の両方から遮水膜10の破損箇所を
精度良く検出することが可能となる。
【0038】この処理回路も、第1の実施の形態におけ
る処理回路に代えて用いることができる。
【0039】図5は、本発明の第5の実施の形態の構成
を示すブロック図である。この実施の形態は、第2の実
施の形態における処理回路に代えて第1の実施の形態の
処理回路を用いている。したがって、図1、図2と同じ
部分には同一番号を付している。
【0040】この処理回路では、図1において説明した
ように、第1の位相検波回路16により2相交流電源1
1の位相に同期した第1の位相検波と、第2の位相検波
回路17により2相交流電源11の位相より90度進み
位相に同期した第2の位相検波とが行われる。割算回路
19は、第1の位相検波回路16の出力を受けて自乗演
算を行う自乗回路18の出力と第2の位相検波回路17
の出力とを受け、自乗回路18の出力値を第2の位相検
波回路17の出力値で割算する。
【0041】遮水膜10に破損が無い場合、遮水膜10
の上下の線状電極間に流れる電流は遮水膜10の容量成
分を流れる電流となるため、電流の絶対値は小さい値と
なり、且つ2相交流電源11の印加電圧の位相に対して
は進み位相となる。一方、遮水膜10に破損が生じると
破損箇所は電流が流れ易いことから、遮水膜10の上下
の線状電極の組合せ交点が破損箇所に近い場合には電流
の絶対値は大きくなり、且つ2相交流電源11の印加電
圧の位相に対する進み位相が印加電圧に近づく傾向を示
す。このため、第1、第2の位相検波回路16、17と
自乗回路18と割算回路19を用い、上下の線状電極の
それぞれの交点について電流を測定することにより、電
流の値と位相変化の両方から遮水膜10の破損箇所を精
度良く検出することが可能となる。
【0042】図6は、本発明の第1〜第5の実施の形態
に共通する電流経路を示した図である。遮水膜10の上
側には廃棄物があり、遮水膜10の上側において選択さ
れた1本の線状電極と他の線状電極との間に印加された
電圧により、処分場を流れる電流は廃棄物を介して流れ
る電流と遮水膜10を介して流れる電流との合成電流と
なる。
【0043】遮水膜10に破損が無い場合には廃棄物を
流れる電流は存在するが、遮水膜10を流れる電流は遮
水膜10の容量成分を介して流れるため、相対的にかな
り小さな電流となる。電流測定では遮水膜10の下側に
おいて選択された1本の線状電極を流れる電流が測定さ
れるため、遮水膜10の破損が無ければ測定結果にはき
わめて微小な電流が検出されることになる。
【0044】図7は処理回路として、図1あるいは図5
あるいは図4に示された処理回路を用いた場合の測定結
果の一例を示す図である。遮水膜10に2箇所の破損が
ある場合でも、それぞれの破損箇所において電流値の増
加傾向が示されており、遮水膜における2箇所の破損が
明確に分離されて示されている。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては、管理型終末処理場の遮水膜の上下で交差す
る複数の線状電極を設置し、遮水膜の上側の線状電極を
選択して交流電源の一方に接続し、この線状電極の少な
くとも両側の線状電極と遮水膜の下側の少なくとも3本
の線状電極を交流電源の他方に接続し、遮水膜の下側に
おける少なくとも3本の線状電極の中心電極を流れる電
流成分を測定することにより、遮水膜を流れる電流経路
は遮水膜の上側の交流電源の一方に接続した線状電極を
中心にその両側の線状電極の幅に限定され、遮水膜の下
側についても電流測定は交流電源の他方に接続した線状
電極のうち選択された1本の線状電極を中心にその両側
の線状電極の幅に限定されることから、測定領域が限定
されることで複数の破損による相互の影響を除去するこ
とが可能となる。
【0046】さらに、本発明では遮水膜の近傍に測定用
の線状電極を設置することから、処分場内で処理される
廃棄物の種類による電気的特性の違いや埋設の深さが検
出精度に影響しないという効果もある。
【0047】したがって、本発明による漏水位置検出方
式は、経済的に得られる効果が大きいだけでなく、早期
に漏水発生位置を検出でき、環境破壊を最小限に抑えら
れる等得られる効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図5】本発明の第5の実施の形態の構成を示す図であ
る。
【図6】図1〜図5の実施の形態に共通する電流経路を
説明するための図である。
【図7】本発明による処理回路における測定結果の一例
を示した図である。
【図8】従来の漏水発生位置検出方式の一例を示す構成
図である。
【符号の説明】
11 2相交流電源 12 電力増幅回路 13 電流検出回路 14 第1の電極セレクタ 15 第2の電極セレクタ 16 第1の位相検波回路 17 第2の位相検波回路 18 自乗回路 19、29 割算回路 20 A/Dコンバータ 21 コンピュータ
フロントページの続き (72)発明者 荒井 健 埼玉県志木市館2丁目3番5号507 (56)参考文献 特開 平4−136732(JP,A) 特開 平7−151633(JP,A) 特開 平4−359130(JP,A) 特開 平7−120343(JP,A) 特開 平9−15080(JP,A) 特開 平7−270108(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/16 G01M 3/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮水膜を敷設して造成された管理型終末
    処理場において、 前記遮水膜の上側に平行に所定の間隔で並べられた複数
    の線状電極と、 該遮水膜の下側に平行に前記上側の線状電極と交差する
    ように所定の間隔で並べられた複数の線状電極と、 交流電源と、 前記上側の複数の線状電極の1本を選択すると共に、前
    記下側の複数の線状電極の1本を選択し、選択した上側
    または下側の線状電極の一方のみを交流電源の一方に接
    続し、他の線状電極はすべて交流電源の他方に接続する
    ための選択接続手段と、 交流電源の一方に接続された線状電極と、反対側におい
    て選択された1本の線状電極との間に遮水膜を介して流
    れる電流を検出するための電流検出回路と、 この電流検出回路の出力を受けて検波を行う検波手段を
    含み、遮水膜の上側及び下側の複数の線状電極を順次選
    択して遮水膜の破損による漏水発生位置に近い線状電極
    の組合せになった際に前記検波手段の出力が他の電極組
    合せの値よりも上昇または下降することから漏水発生位
    置を検出する処理回路とを備えたことを特徴とする漏水
    発生位置検出方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の漏水発生位置検出方式に
    おいて、前記検波手段は、前記交流電源の印加電圧を基
    準として前記電流検出回路の出力の位相検波を行うもの
    であることを特徴とする漏水発生位置検出方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の漏水発生位置検出方式に
    おいて、前記処理回路は、 前記電流検出回路の出力を受けて前記交流電源の印加電
    圧と同じ位相で位相検波を行う第1の位相検波回路と、 前記電流検出回路の出力を受けて前記交流電源の印加電
    圧より90度の進み位相で位相検波を行う第2の位相検
    波回路と、 前記第1の位相検波回路の出力値を前記第2の位相検波
    回路の出力値で割算を行う割算回路とを含み、 前記遮水膜の上側及び下側の線状電極を順次選択して遮
    水膜の破損による漏水発生位置に近い線状電極の組合せ
    になった際に前記割算回路の出力が他の線状電極組合せ
    の値よりも上昇または下降することから漏水発生位置を
    検出することを特徴とする漏水発生位置検出方式。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の漏水発生位置検出方式に
    おいて、前記処理回路は、 前記電流検出回路の出力を受けて前記交流電源の印加電
    圧と同じ位相で位相検波を行う第1の位相検波回路と、 前記電流検出回路の出力を受けて前記交流電源の印加電
    圧より90度の進み位相で位相検波を行う第2の位相検
    波回路と、 前記第1の位相検波回路の出力を受けて前記第1の位相
    検波回路の出力を自乗する自乗回路と、 前記自乗回路の出力値を前記第2の位相検波回路の出力
    値で割算を行う割算回路とを含み、 前記遮水膜の上側及び下側の線状電極を順次選択して遮
    水膜の破損による漏水発生位置に近い線状電極の組合せ
    になった際に前記割算回路の出力が他の線状電極組合せ
    の値よりも上昇または下降することから漏水発生位置を
    検出することを特徴とする漏水発生位置検出方式。
  5. 【請求項5】 遮水膜を敷設して造成された管理型終末
    処理場において、 前記遮水膜の上側に平行に所定の間隔で並べられた複数
    の線状電極と、 該遮水膜の下側に平行に前記上側の線状電極と交差する
    ように所定の間隔で並べられた複数の線状電極と、 交流電源と、 前記上側の複数の線状電極の互いに隣接する3本を選択
    すると共に、前記下側の複数の線状電極の互いに隣接す
    る3本を選択し、選択した上側の3本または下側の3本
    のうち一方の側の中心の線状電極のみを交流電源の一方
    に接続し、他の線状電極はすべて交流電源の他方に接続
    するための選択接続手段と、 交流電源の一方に接続された中心の線状電極と、反対側
    において選択された3本の線状電極のうちの中心の線状
    電極との間に遮水膜を介して流れる電流を検出するため
    の電流検出回路と、 この電流検出回路の出力を受けて検波を行う検波手段を
    含み、遮水膜の上側及び下側の複数の線状電極を順次選
    択して遮水膜の破損による漏水発生位置に近い線状電極
    の組合せになった際に前記検波手段の出力が他の電極組
    合せの値よりも上昇または下降することから漏水発生位
    置を検出する処理回路とを備えたことを特徴とする漏水
    発生位置検出方式。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の漏水発生位置検出方式に
    おいて、前記検波手段は、前記交流電源の印加電圧を基
    準として前記電流検出回路の出力の位相検波を行うもの
    であることを特徴とする漏水発生位置検出方式。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の漏水発生位置検出方式に
    おいて、前記処理回路は、 前記電流検出回路の出力を受けて前記交流電源の印加電
    圧と同じ位相で位相検波を行う第1の位相検波回路と、 前記電流検出回路の出力を受けて前記交流電源の印加電
    圧より90度の進み位相で位相検波を行う第2の位相検
    波回路と、 前記第1の位相検波回路の出力値を前記第2の位相検波
    回路の出力値で割算を行う割算回路とを含み、 前記遮水膜の上側及び下側の線状電極を順次選択して遮
    水膜の破損による漏水発生位置に近い線状電極の組合せ
    になった際に前記割算回路の出力が他の線状電極組合せ
    の値よりも上昇または下降することから漏水発生位置を
    検出することを特徴とする漏水発生位置検出方式。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の漏水発生位置検出方式に
    おいて、前記処理回路は、 前記電流検出回路の出力を受けて前記交流電源の印加電
    圧と同じ位相で位相検波を行う第1の位相検波回路と、 前記電流検出回路の出力を受けて前記交流電源の印加電
    圧より90度の進み位相で位相検波を行う第2の位相検
    波回路と、 前記第1の位相検波回路の出力を受けて前記第1の位相
    検波回路の出力を自乗する自乗回路と、 前記自乗回路の出力値を前記第2の位相検波回路の出力
    値で割算を行う割算回路とを含み、 前記遮水膜の上側及び下側の線状電極を順次選択して遮
    水膜の破損による漏水発生位置に近い線状電極の組合せ
    になった際に前記割算回路の出力が他の線状電極組合せ
    の値よりも上昇または下降することから漏水発生位置を
    検出することを特徴とする漏水発生位置検出方式。
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