JPH11248589A - 漏水発生位置検出方式 - Google Patents
漏水発生位置検出方式Info
- Publication number
- JPH11248589A JPH11248589A JP5387498A JP5387498A JPH11248589A JP H11248589 A JPH11248589 A JP H11248589A JP 5387498 A JP5387498 A JP 5387498A JP 5387498 A JP5387498 A JP 5387498A JP H11248589 A JPH11248589 A JP H11248589A
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- JP
- Japan
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- electrode
- water
- electrodes
- power supply
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の破損箇所を分離、識別できるだけでな
く、破損の程度をも検出できる漏水発生位置検出方式を
提供すること。 【解決手段】 遮水シート１０の一方の側に設けられた
第１の電極１１と、遮水シートの他方の側に配列させて
設けられた複数の第２の電極１２と、記第１の電極に一
端側を接続した電源１３と、電流検出回路１５と、第２
の電極における一つの電極のみを選択して電流検出回路
に接続し、他の第２の電極はすべて電源の他端側へ接続
する電極切換器１４とを含み、選択された一つの電極に
流れる電流を検出して遮水シートにおける漏水の有無を
検出する。
く、破損の程度をも検出できる漏水発生位置検出方式を
提供すること。 【解決手段】 遮水シート１０の一方の側に設けられた
第１の電極１１と、遮水シートの他方の側に配列させて
設けられた複数の第２の電極１２と、記第１の電極に一
端側を接続した電源１３と、電流検出回路１５と、第２
の電極における一つの電極のみを選択して電流検出回路
に接続し、他の第２の電極はすべて電源の他端側へ接続
する電極切換器１４とを含み、選択された一つの電極に
流れる電流を検出して遮水シートにおける漏水の有無を
検出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂または合
成ゴムシートあるいはアスファルトなどの遮水シートを
敷設して造成された管理型終末処分場における漏水発生
位置検出方式に関する。
成ゴムシートあるいはアスファルトなどの遮水シートを
敷設して造成された管理型終末処分場における漏水発生
位置検出方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、遮水シートを用いた人工的な管理
型終末処理場においては、遮水シートに亀裂などの破損
が生じて処分場内の汚染液が漏水することがある。漏水
が発生すると地下水汚染や公害問題を発生するおそれが
あるため、定期的に遮水シートの点検を行い、遮水シー
トに破損が生じていれば漏水箇所を検出して適当な補修
を行う必要がある。
型終末処理場においては、遮水シートに亀裂などの破損
が生じて処分場内の汚染液が漏水することがある。漏水
が発生すると地下水汚染や公害問題を発生するおそれが
あるため、定期的に遮水シートの点検を行い、遮水シー
トに破損が生じていれば漏水箇所を検出して適当な補修
を行う必要がある。
【０００３】このような遮水シートの漏水発生位置を検
出する方式として、次のような方式が知られている。
出する方式として、次のような方式が知られている。
【０００４】第１の例としては、図３に示されるよう
に、遮水シート３０の下側に複数の電位測定電極３１を
敷設し、遮水シート３０の上側には１つの電圧印加電極
３２を敷設し、離れた位置に１つの基準電極３３を配置
した電極配置を持つ構成が知られている。この方式で
は、基準電極３３と電圧印加電極３２の間に電源３４か
ら電圧を印加し、遮水シート３０に沿って電位分布を形
成させる。そして、電位差計３５では遮水シート３０の
下側の電位測定電極３１を順次選択して基準電極３３と
の間の電位を測定し、遮水シート３０の下側地盤の電位
分布を求める。
に、遮水シート３０の下側に複数の電位測定電極３１を
敷設し、遮水シート３０の上側には１つの電圧印加電極
３２を敷設し、離れた位置に１つの基準電極３３を配置
した電極配置を持つ構成が知られている。この方式で
は、基準電極３３と電圧印加電極３２の間に電源３４か
ら電圧を印加し、遮水シート３０に沿って電位分布を形
成させる。そして、電位差計３５では遮水シート３０の
下側の電位測定電極３１を順次選択して基準電極３３と
の間の電位を測定し、遮水シート３０の下側地盤の電位
分布を求める。
【０００５】遮水シート３０に破損が生じて漏水が発生
していると、破損箇所に近い電極において電位の乱れが
生じることから、上記の電位分布の計測により漏水発生
位置を検出することができる。
していると、破損箇所に近い電極において電位の乱れが
生じることから、上記の電位分布の計測により漏水発生
位置を検出することができる。
【０００６】第２の例としては、図４に示されるよう
に、遮水シート４０の下側に１つの電圧印加電極４２ａ
を配置し、遮水シート４０の上側には複数の電位測定電
極４１と１つの基準電極４３及び１つの電圧印加電極４
２ｂを配置した電極配置を持つ構成が知られている。こ
の方式では、遮水シート４０の上下の電圧印加電極４２
ａ、４２ｂ間に電源４４から電圧を印加して遮水シート
４０に沿って電位分布を形成させる。そして、電位差計
４５では遮水シート４０の上側の電位測定電極４１を順
次選択して基準電極４３との間の電位差を測定し電位分
布を求める。
に、遮水シート４０の下側に１つの電圧印加電極４２ａ
を配置し、遮水シート４０の上側には複数の電位測定電
極４１と１つの基準電極４３及び１つの電圧印加電極４
２ｂを配置した電極配置を持つ構成が知られている。こ
の方式では、遮水シート４０の上下の電圧印加電極４２
ａ、４２ｂ間に電源４４から電圧を印加して遮水シート
４０に沿って電位分布を形成させる。そして、電位差計
４５では遮水シート４０の上側の電位測定電極４１を順
次選択して基準電極４３との間の電位差を測定し電位分
布を求める。
【０００７】遮水シート４０に破損が生じて漏水が発生
していると、破損箇所に近い電極において電位の乱れが
生じることから、上記の電位分布の計測により漏水発生
位置を検出することができる。
していると、破損箇所に近い電極において電位の乱れが
生じることから、上記の電位分布の計測により漏水発生
位置を検出することができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記の２つの例の漏水
発生位置検出方式では、遮水シートの破損による遮水シ
ート抵抗の変化を電位測定電極と基準電極間に生じる電
位差から測定している。そのために、自然電位と雑音電
圧の影響を受け易く、複数の破損が生じた場合において
は電位分布が複雑になり、破損箇所の分離、識別が困難
となる欠点があった。また、遮水シートの損傷の程度を
検出することができないという欠点があった。
発生位置検出方式では、遮水シートの破損による遮水シ
ート抵抗の変化を電位測定電極と基準電極間に生じる電
位差から測定している。そのために、自然電位と雑音電
圧の影響を受け易く、複数の破損が生じた場合において
は電位分布が複雑になり、破損箇所の分離、識別が困難
となる欠点があった。また、遮水シートの損傷の程度を
検出することができないという欠点があった。
【０００９】そこで、本発明の課題は、複数の破損箇所
を分離、識別できるだけでなく、破損の程度をも検出で
きる漏水発生位置検出方式を提供することにある。
を分離、識別できるだけでなく、破損の程度をも検出で
きる漏水発生位置検出方式を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、遮水シ
ートの上下どちらか一方の側に設けられた第１の電極
と、前記遮水シートの他方の側に配列させて設けられた
複数の第２の電極と、前記第１の電極に一端側を接続し
た電源と、電流検出回路と、前記第２の電極における一
つの電極のみを選択して前記電流検出回路に接続し、他
の第２の電極はすべて前記電源の他端側へ接続する電極
切換器とを含み、前記選択された一本の電極に流れる電
流を検出して前記遮水シートにおける漏水の有無を検出
することを特徴とする漏水発生位置検出方式が提供され
る。
ートの上下どちらか一方の側に設けられた第１の電極
と、前記遮水シートの他方の側に配列させて設けられた
複数の第２の電極と、前記第１の電極に一端側を接続し
た電源と、電流検出回路と、前記第２の電極における一
つの電極のみを選択して前記電流検出回路に接続し、他
の第２の電極はすべて前記電源の他端側へ接続する電極
切換器とを含み、前記選択された一本の電極に流れる電
流を検出して前記遮水シートにおける漏水の有無を検出
することを特徴とする漏水発生位置検出方式が提供され
る。
【００１１】なお、前記電源として交流電源を用い、前
記電流検出回路には、その出力を前記交流電源の位相で
同期検波することで電極に印加される電圧に同期した電
流成分を測定する同期検波回路を接続した構成としても
良い。
記電流検出回路には、その出力を前記交流電源の位相で
同期検波することで電極に印加される電圧に同期した電
流成分を測定する同期検波回路を接続した構成としても
良い。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明による漏水発生位置
検出方式について説明する。図１は本発明の第１の実施
の形態の構成を示す図である。遮水シート１０の上側に
第１の電極１１を配置し、遮水シート１０の下側には二
次元配列、すなわち複数の電極を互いに平行に一方向に
延在させて配列した第２の電極１２を配置している。第
１の電極１１は電源１３の一方に接続されている。電極
切換器１４は、複数の第２の電極１２の中から一本だけ
を選択して電流検出回路１５に接続し、残りの第２の電
極１２はすべて電源１３の他方に接続するものである。
このようにするために、電極切換器１４は、第２の電極
１２の一端側に接続された複数のベース端子１４ａと、
これら複数のベース端子１４ａに対応し、電流検出回路
１５に共通に接続された複数の第１の切換端子１４ｂ
と、複数のベース端子１４ａに対応し、電源１３の他方
に共通に接続された複数の第２の切換端子１４ｃとを有
している。
検出方式について説明する。図１は本発明の第１の実施
の形態の構成を示す図である。遮水シート１０の上側に
第１の電極１１を配置し、遮水シート１０の下側には二
次元配列、すなわち複数の電極を互いに平行に一方向に
延在させて配列した第２の電極１２を配置している。第
１の電極１１は電源１３の一方に接続されている。電極
切換器１４は、複数の第２の電極１２の中から一本だけ
を選択して電流検出回路１５に接続し、残りの第２の電
極１２はすべて電源１３の他方に接続するものである。
このようにするために、電極切換器１４は、第２の電極
１２の一端側に接続された複数のベース端子１４ａと、
これら複数のベース端子１４ａに対応し、電流検出回路
１５に共通に接続された複数の第１の切換端子１４ｂ
と、複数のベース端子１４ａに対応し、電源１３の他方
に共通に接続された複数の第２の切換端子１４ｃとを有
している。
【００１３】このような電極切換器１４により順に一つ
の第２の電極１２が選択され、選択されない第２の電極
１２はすべて電源１３の他方に接続されて、選択された
第２の電極１２に流れる電流が電流検出回路１５によっ
て測定される。
の第２の電極１２が選択され、選択されない第２の電極
１２はすべて電源１３の他方に接続されて、選択された
第２の電極１２に流れる電流が電流検出回路１５によっ
て測定される。
【００１４】上記の検出方式においては、遮水シート１
０の上側の第１の電極１１を電源１３の一方に接続し、
遮水シート１０の下側に配列された第２の電極１２では
選択された１つの電極を除いたすべてが電源１３の他方
に接続され、選択された１つの電極のみについて電流検
出回路１５により電流測定が行われる構成となる。遮水
シート１０の抵抗が極めて高いことから破損が生じれば
著しい抵抗の低下が生じるため、本形態のような電流測
定方式を採用することで高い測定精度が得られることに
なる。
０の上側の第１の電極１１を電源１３の一方に接続し、
遮水シート１０の下側に配列された第２の電極１２では
選択された１つの電極を除いたすべてが電源１３の他方
に接続され、選択された１つの電極のみについて電流検
出回路１５により電流測定が行われる構成となる。遮水
シート１０の抵抗が極めて高いことから破損が生じれば
著しい抵抗の低下が生じるため、本形態のような電流測
定方式を採用することで高い測定精度が得られることに
なる。
【００１５】また、遮水シート１０の下側に配列された
第２の電極１２のそれぞれについて測定された電流値
は、その電極を中心に隣接する電極で囲まれた領域の遮
水シート１０の状況を表わすことから、電流分布を測定
することにより遮水シート１０の破損を二次元座標で検
出することが可能となる。また、複数の破損が生じた場
合においても測定領域が電極ごとに限定されるため、複
数の破損を分離、識別することが可能となる。この場
合、電極に流れる電流は遮水シート１０の破損箇所を流
れることから、電流値から破損の程度に関係した情報、
言い換えればどの程度の大きさの破損が生じているかの
情報を得ることも可能となる。
第２の電極１２のそれぞれについて測定された電流値
は、その電極を中心に隣接する電極で囲まれた領域の遮
水シート１０の状況を表わすことから、電流分布を測定
することにより遮水シート１０の破損を二次元座標で検
出することが可能となる。また、複数の破損が生じた場
合においても測定領域が電極ごとに限定されるため、複
数の破損を分離、識別することが可能となる。この場
合、電極に流れる電流は遮水シート１０の破損箇所を流
れることから、電流値から破損の程度に関係した情報、
言い換えればどの程度の大きさの破損が生じているかの
情報を得ることも可能となる。
【００１６】更に、本形態では、遮水シート１０の素材
として絶縁性の優れている高密度ポリエチレンを対象と
しているが、他の材料、特に炭素を含むゴム系の導電性
を示す遮水シートであっても適用することが可能とな
る。
として絶縁性の優れている高密度ポリエチレンを対象と
しているが、他の材料、特に炭素を含むゴム系の導電性
を示す遮水シートであっても適用することが可能とな
る。
【００１７】なお、電源１３が直流電源であれば電流検
出回路１５は直流電流計を用いることができる。また、
電源１３が交流電源であれば、交流電流計を用いること
もできる。更に、第１の電極１１及び第２の電極１２の
配置については、遮水シート１０の上下関係はどちらの
配置であっても同様の効果を示す。したがって、遮水シ
ートが二重に配置される場合には、遮水シートの間の層
に複数の第２の電極１２を配置し、上側の遮水シートの
上と下側の遮水シートの下にそれぞれ第１の電極１１を
配置する。そして、上側の第１の電極と下側の第１の電
極に対する電源の接続を切換えできるようにすること
で、二重シートの上下のシートについてそれぞれ漏水検
出を行うことが可能となる。
出回路１５は直流電流計を用いることができる。また、
電源１３が交流電源であれば、交流電流計を用いること
もできる。更に、第１の電極１１及び第２の電極１２の
配置については、遮水シート１０の上下関係はどちらの
配置であっても同様の効果を示す。したがって、遮水シ
ートが二重に配置される場合には、遮水シートの間の層
に複数の第２の電極１２を配置し、上側の遮水シートの
上と下側の遮水シートの下にそれぞれ第１の電極１１を
配置する。そして、上側の第１の電極と下側の第１の電
極に対する電源の接続を切換えできるようにすること
で、二重シートの上下のシートについてそれぞれ漏水検
出を行うことが可能となる。
【００１８】図２は本発明の第２の実施の形態の構成を
示す図である。本形態が第１の形態と異なる点は、同期
検波回路１６を用いることにあり、他の部分については
図１の形態と同じである。すなわち、同期検波経路１６
により、電流検出回路１５の出力を交流電源１７の位相
で同期検波することで電極に印加される電圧に同期した
電流成分を測定する構成となっている。この場合、同期
検波によって遮水シート１０の容量成分を流れる電流の
影響を除去することも可能となる。
示す図である。本形態が第１の形態と異なる点は、同期
検波回路１６を用いることにあり、他の部分については
図１の形態と同じである。すなわち、同期検波経路１６
により、電流検出回路１５の出力を交流電源１７の位相
で同期検波することで電極に印加される電圧に同期した
電流成分を測定する構成となっている。この場合、同期
検波によって遮水シート１０の容量成分を流れる電流の
影響を除去することも可能となる。
【００１９】この第２の形態においても、上述した効果
とまったく同じ効果が得られることは明らかであり、電
源に交流電源１７を使用すること以外については上記と
同様の変更が可能である。
とまったく同じ効果が得られることは明らかであり、電
源に交流電源１７を使用すること以外については上記と
同様の変更が可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては、管理型終末処理場の遮水シートの上あるい
は下側に第１の電極を配置して電源の一端側に接続する
一方、下あるいは上側には複数の第２の電極を配置し
て、電極切換器により選択した１つの第２の電極のみを
電流検出回路に接続し、残りの第２の電極をすべて電源
の他端側へ接続する構成を用いるため、上側の電極と下
側の電極に電圧を印加して一つの電極に流れる電流を測
定することで、雑音電圧の影響を低減させることができ
るだけでなく、二次元の座標で遮水シートの破損位置を
求めることができる。その結果、複数の破損箇所を分
離、識別できるだけでなく、破損の程度をも検出でき
る。したがって、漏水発生位置を早期に正確に検出で
き、環境破壊を最小限に抑えられる等得られる効果は大
きい。
においては、管理型終末処理場の遮水シートの上あるい
は下側に第１の電極を配置して電源の一端側に接続する
一方、下あるいは上側には複数の第２の電極を配置し
て、電極切換器により選択した１つの第２の電極のみを
電流検出回路に接続し、残りの第２の電極をすべて電源
の他端側へ接続する構成を用いるため、上側の電極と下
側の電極に電圧を印加して一つの電極に流れる電流を測
定することで、雑音電圧の影響を低減させることができ
るだけでなく、二次元の座標で遮水シートの破損位置を
求めることができる。その結果、複数の破損箇所を分
離、識別できるだけでなく、破損の程度をも検出でき
る。したがって、漏水発生位置を早期に正確に検出で
き、環境破壊を最小限に抑えられる等得られる効果は大
きい。
【図１】本発明の第１の実施の形態の構成を示す図であ
る。
る。
【図２】本発明の第２の実施の形態の構成を示す図であ
る。
る。
【図３】従来の第１の例の構成を示す図である。
【図４】従来の第２の例の構成を示す図である。
１１ 第１の電極 １２ 第２の電極 １３ 電源 １４ 電極切換器 １５ 電流検出回路 １６ 同期検波回路 １７ 交流電源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年３月１２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、遮水シ
ートの上下どちらか一方の側に設けられた第１の電極
と、前記遮水シートの他方の側に配列させて設けられた
複数の第２の電極と、前記第１の電極に一端側を接続し
た電源と、電流検出回路と、前記第２の電極における一
つの電極のみを選択して前記電流検出回路に接続し、他
の第２の電極はすべて前記電源の他端側へ接続する電極
切換器とを含み、前記選択された一つの電極に流れる電
流を検出して前記遮水シートにおける漏水の有無を検出
することを特徴とする漏水発生位置検出方式が提供され
る。
ートの上下どちらか一方の側に設けられた第１の電極
と、前記遮水シートの他方の側に配列させて設けられた
複数の第２の電極と、前記第１の電極に一端側を接続し
た電源と、電流検出回路と、前記第２の電極における一
つの電極のみを選択して前記電流検出回路に接続し、他
の第２の電極はすべて前記電源の他端側へ接続する電極
切換器とを含み、前記選択された一つの電極に流れる電
流を検出して前記遮水シートにおける漏水の有無を検出
することを特徴とする漏水発生位置検出方式が提供され
る。
Claims (2)
- 【請求項１】 遮水シートの上下どちらか一方の側に設
けられた第１の電極と、 前記遮水シートの他方の側に配列させて設けられた複数
の第２の電極と、 前記第１の電極に一端側を接続した電源と、 電流検出回路と、 前記第２の電極における一つの電極のみを選択して前記
電流検出回路に接続し、他の第２の電極はすべて前記電
源の他端側へ接続する電極切換器とを含み、前記選択さ
れた一本の電極に流れる電流を検出して前記遮水シート
における漏水の有無を検出することを特徴とする漏水発
生位置検出方式。 - 【請求項２】 請求項１記載の漏水発生位置検出方式に
おいて、前記電源として交流電源を用い、前記電流検出
回路には、その出力を前記交流電源の位相で同期検波す
ることで電極に印加される電圧に同期した電流成分を測
定する同期検波回路を接続したことを特徴とする漏水発
生位置検出方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5387498A JPH11248589A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 漏水発生位置検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5387498A JPH11248589A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 漏水発生位置検出方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11248589A true JPH11248589A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12954904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5387498A Pending JPH11248589A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 漏水発生位置検出方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11248589A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003075283A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 漏水検知システムおよび漏水検知方法 |
| CN104458166A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-03-25 | 黑龙江真美广播通讯器材有限公司 | 一种烟囱内壁酸液检测系统 |
| CN105628317A (zh) * | 2014-10-30 | 2016-06-01 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 用于家用电器的漏水检测电路和电水壶及其控制方法 |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP5387498A patent/JPH11248589A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003075283A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-12 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 漏水検知システムおよび漏水検知方法 |
| CN105628317A (zh) * | 2014-10-30 | 2016-06-01 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 用于家用电器的漏水检测电路和电水壶及其控制方法 |
| CN104458166A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-03-25 | 黑龙江真美广播通讯器材有限公司 | 一种烟囱内壁酸液检测系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040213 |
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Effective date: 20040324 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040513 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040818 |