JP3462259B2 - X線診断装置 - Google Patents
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体を透過したX線
像を撮像するX線診断装置に関する。
像を撮像するX線診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のX線診断装置には、TV
カメラで撮像された画像を出力する出力装置として、モ
ニタやイメージャーが装備されている。イメージャーと
は、例えばフィルムをレーザビームでスキャンしてTV
カメラで撮像された画像をフィルムに写し込むための装
置である。このX線診断装置にはモニタやフィルムの画
角の全範囲にTVカメラで撮像された画像が表示、写し
込まれるように、TVカメラで撮像された画像を適当に
拡大縮小するための画像処理装置が備えられている。こ
のような拡大縮小により、モニタに表示されたり、イメ
ージャーでフィルムに写し込まれた画像は、実寸でない
ことが多い。したがって、従来のX線診断装置では、当
該画像の読影の際、読影医は注目部位の大きさを直観的
に把握しにくいという問題がある。
カメラで撮像された画像を出力する出力装置として、モ
ニタやイメージャーが装備されている。イメージャーと
は、例えばフィルムをレーザビームでスキャンしてTV
カメラで撮像された画像をフィルムに写し込むための装
置である。このX線診断装置にはモニタやフィルムの画
角の全範囲にTVカメラで撮像された画像が表示、写し
込まれるように、TVカメラで撮像された画像を適当に
拡大縮小するための画像処理装置が備えられている。こ
のような拡大縮小により、モニタに表示されたり、イメ
ージャーでフィルムに写し込まれた画像は、実寸でない
ことが多い。したがって、従来のX線診断装置では、当
該画像の読影の際、読影医は注目部位の大きさを直観的
に把握しにくいという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に対処すべくなされたもので、その目的は、画像を実寸
で出力することができるX線診断装置を提供することで
ある。
に対処すべくなされたもので、その目的は、画像を実寸
で出力することができるX線診断装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るX線診断装
置は、焦点からX線を曝射するX線管と、被検体を載置
する天板と、前記X線管に対して前記被検体を介して対
向して配置され、X線入射面から入射した前記被検体の
透過X線の画像を撮像する撮像手段と、前記X線管の上
下位置と前記撮像手段の上下位置とから、前記X線管か
ら前記撮像手段の前記X線入射面までの第1の距離を求
める手段と、前記天板の上下位置と前記撮像手段の上下
位置とから、前記被検体の中心から前記撮像手段の前記
X線入射面までの第2の距離を推定する手段と、前記第
1の距離と前記第2の距離とに基づいて幾何学的拡大率
を計算する手段と、前記撮像手段のX線入射面のサイズ
と、前記画像を写し込むフィルムのサイズ又は前記画像
を表示するモニタのサイズとに基づいてシステム系拡大
率を計算する手段と、前記幾何学的拡大率と前記システ
ム系拡大率とに基づいて、合算拡大率を計算する手段
と、前記合算拡大率の逆数で前記画像を拡大処理する画
像処理手段と、前記拡大処理された画像を前記フィルム
に写し込む又は前記モニタに表示する画像出力装置とを
具備したことを特徴とする。また、本発明に係るX線診
断装置は、焦点からX線を曝射するX線管と、被検体を
載置する天板と、前記X線管に対して前記被検体を介し
て対向して配置され、X線入射面から入射した前記被検
体の透過X線の画像を撮像するものであって、前記X線
入射面のサイズを複数のサイズの中から選択可能である
撮像手段と、前記X線管の上下位置と前記撮像手段の上
下位置とから、前記X線管から前記撮像手段の前記X線
入射面までの第1の距離を求める手段と、前記天板の上
下位置と前記撮像手段の上下位置とから、前記被検体の
中心から前記撮像手段の前記X線入射面までの第2の距
離を推定する手段と、前記第1の距離と前記第2の距離
とに基づいて幾何学的拡大率を計算する手段と、前記撮
像手段のX線入射面のサイズと、前記画像を写し込むフ
ィルムのサイズ又は前記画像を表示するモニタのサイズ
とに基づいてシステム系拡大率を計算する手段と、前記
幾何学的拡大率と前記システム系拡大率とに基づいて、
合算拡大率を計算する手段と、前記合算拡大率が1に最
も近くなるように、前記撮像手段の前記X線入射面のサ
イズを選択する選択手段と、前記X線入射面のサイズが
選択された前記撮像手段で撮像された画像を、前記選択
されたX線入射面のサイズにより再計算された合算拡大
率の逆数で前記画像を拡大処理する画像処理手段と、前
記拡大処理された画像を前記フィルムに写し込む又は前
記モニタに表示する画像出力装置とを具備したことを特
徴とする。
置は、焦点からX線を曝射するX線管と、被検体を載置
する天板と、前記X線管に対して前記被検体を介して対
向して配置され、X線入射面から入射した前記被検体の
透過X線の画像を撮像する撮像手段と、前記X線管の上
下位置と前記撮像手段の上下位置とから、前記X線管か
ら前記撮像手段の前記X線入射面までの第1の距離を求
める手段と、前記天板の上下位置と前記撮像手段の上下
位置とから、前記被検体の中心から前記撮像手段の前記
X線入射面までの第2の距離を推定する手段と、前記第
1の距離と前記第2の距離とに基づいて幾何学的拡大率
を計算する手段と、前記撮像手段のX線入射面のサイズ
と、前記画像を写し込むフィルムのサイズ又は前記画像
を表示するモニタのサイズとに基づいてシステム系拡大
率を計算する手段と、前記幾何学的拡大率と前記システ
ム系拡大率とに基づいて、合算拡大率を計算する手段
と、前記合算拡大率の逆数で前記画像を拡大処理する画
像処理手段と、前記拡大処理された画像を前記フィルム
に写し込む又は前記モニタに表示する画像出力装置とを
具備したことを特徴とする。また、本発明に係るX線診
断装置は、焦点からX線を曝射するX線管と、被検体を
載置する天板と、前記X線管に対して前記被検体を介し
て対向して配置され、X線入射面から入射した前記被検
体の透過X線の画像を撮像するものであって、前記X線
入射面のサイズを複数のサイズの中から選択可能である
撮像手段と、前記X線管の上下位置と前記撮像手段の上
下位置とから、前記X線管から前記撮像手段の前記X線
入射面までの第1の距離を求める手段と、前記天板の上
下位置と前記撮像手段の上下位置とから、前記被検体の
中心から前記撮像手段の前記X線入射面までの第2の距
離を推定する手段と、前記第1の距離と前記第2の距離
とに基づいて幾何学的拡大率を計算する手段と、前記撮
像手段のX線入射面のサイズと、前記画像を写し込むフ
ィルムのサイズ又は前記画像を表示するモニタのサイズ
とに基づいてシステム系拡大率を計算する手段と、前記
幾何学的拡大率と前記システム系拡大率とに基づいて、
合算拡大率を計算する手段と、前記合算拡大率が1に最
も近くなるように、前記撮像手段の前記X線入射面のサ
イズを選択する選択手段と、前記X線入射面のサイズが
選択された前記撮像手段で撮像された画像を、前記選択
されたX線入射面のサイズにより再計算された合算拡大
率の逆数で前記画像を拡大処理する画像処理手段と、前
記拡大処理された画像を前記フィルムに写し込む又は前
記モニタに表示する画像出力装置とを具備したことを特
徴とする。
【0005】
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】上述したいずれの発明によっても、撮像手段で
撮像された画像が実寸で出力される。また、請求項3に
記載の発明によれば、撮像手段に固有の空間分解能の低
下が抑制される。また、請求項4に記載の発明によれ
ば、撮像手段に固有の空間分解能が低下しない。
撮像された画像が実寸で出力される。また、請求項3に
記載の発明によれば、撮像手段に固有の空間分解能の低
下が抑制される。また、請求項4に記載の発明によれ
ば、撮像手段に固有の空間分解能が低下しない。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明によるX線診断装
置の一実施例を説明する。図1は第1実施例によるX線
診断装置の構成を示すブロック図である。図2は図1の
X線撮影系の構造を示す側面図である。本実施例は、T
Vカメラにより撮像された画像を被検体と等倍で出力装
置から出力するものである。
置の一実施例を説明する。図1は第1実施例によるX線
診断装置の構成を示すブロック図である。図2は図1の
X線撮影系の構造を示す側面図である。本実施例は、T
Vカメラにより撮像された画像を被検体と等倍で出力装
置から出力するものである。
【0010】X線撮影系1は、図2に示すように、X線
管21、絞り装置22、天板23、イメージインテンシ
ファイア24、光学系25、TVカメラ26を備える。
X線管21とイメージインテンシファイア24は、図示
しない昇降機構にそれぞれ独立して上下移動可能に保持
され、検査者が所望する任意の高さにそれぞれ設定され
る。X線管21は焦点FからX線を曝射する。このX線
は、絞り装置22を介して天板23上に載置された被検
体Pに照射される。絞り装置22は、通常、2枚のX線
遮蔽板を同じ平面内で接近及び離間可能に設け、両X線
遮蔽板の距離(スリットの開度)を変化させることによ
り、X線照射野を制限するためのものである。X線を光
に変換するX線光変換手段としてのイメージインテンシ
ファイア24は、所定径のX線入射面としての入力蛍光
面と、その後方の光電陰極とを入力部に持ち、出力部に
発光用の出力蛍光面を持つ真空管であり、被検体Pを透
過した透過X線を入力蛍光面像を電子レンズ系で出力蛍
光面に縮小して結像させ、入力蛍光面像をその明るさを
増幅して出力蛍光面から出力する。イメージインテンシ
ファイア24の口径は例えば12インチ、9インチ、7
インチが一般的であり、ここではこれらのいずれかのサ
イズに固定されている。イメージインテンシファイア2
4から出力された光学像は、光学系25を介してTVカ
メラ26で撮像される。TVカメラ26としては撮像
管、CCDカメラのいずれであってもよい。
管21、絞り装置22、天板23、イメージインテンシ
ファイア24、光学系25、TVカメラ26を備える。
X線管21とイメージインテンシファイア24は、図示
しない昇降機構にそれぞれ独立して上下移動可能に保持
され、検査者が所望する任意の高さにそれぞれ設定され
る。X線管21は焦点FからX線を曝射する。このX線
は、絞り装置22を介して天板23上に載置された被検
体Pに照射される。絞り装置22は、通常、2枚のX線
遮蔽板を同じ平面内で接近及び離間可能に設け、両X線
遮蔽板の距離(スリットの開度)を変化させることによ
り、X線照射野を制限するためのものである。X線を光
に変換するX線光変換手段としてのイメージインテンシ
ファイア24は、所定径のX線入射面としての入力蛍光
面と、その後方の光電陰極とを入力部に持ち、出力部に
発光用の出力蛍光面を持つ真空管であり、被検体Pを透
過した透過X線を入力蛍光面像を電子レンズ系で出力蛍
光面に縮小して結像させ、入力蛍光面像をその明るさを
増幅して出力蛍光面から出力する。イメージインテンシ
ファイア24の口径は例えば12インチ、9インチ、7
インチが一般的であり、ここではこれらのいずれかのサ
イズに固定されている。イメージインテンシファイア2
4から出力された光学像は、光学系25を介してTVカ
メラ26で撮像される。TVカメラ26としては撮像
管、CCDカメラのいずれであってもよい。
【0011】TVカメラ26から出力される画像信号
は、画像処理部2を介して出力装置3から出力される。
画像処理部2には合算拡大率計算部6から合算拡大率MA
G.total が供給される。画像処理部2はこの拡大率MAG.
total の逆数でTVカメラ26からの画像を拡大処理す
る。出力装置3にはモニタ4やイメージャー5が含まれ
る。イメージャー5とは、例えばフィルムをレーザビー
ムでスキャンしてTVカメラ26で撮像された画像をフ
ィルムに写し込むための装置である。モニタ4は、一般
的に14インチや20インチ等のインチ換算でサイズ表
記され、画像を例えば14インチ×0.9の画角に表示
する。イメージャー5は様々なサイズのフィルムを装填
し、画像を写し込むフィルムとして任意のフィルムサイ
ズのフィルムを選択できるようになっている。また、イ
メージャー5は複数の画像を1枚のフィルムに写し込む
際のフィルムの分割数を任意に選択できるようになって
いる。イメージャー5に装填されるフィルムとしては1
4インチ等様々なサイズがあり、イメージャー5は例え
ば14インチ×0.9の画角に画像を写し込む。
は、画像処理部2を介して出力装置3から出力される。
画像処理部2には合算拡大率計算部6から合算拡大率MA
G.total が供給される。画像処理部2はこの拡大率MAG.
total の逆数でTVカメラ26からの画像を拡大処理す
る。出力装置3にはモニタ4やイメージャー5が含まれ
る。イメージャー5とは、例えばフィルムをレーザビー
ムでスキャンしてTVカメラ26で撮像された画像をフ
ィルムに写し込むための装置である。モニタ4は、一般
的に14インチや20インチ等のインチ換算でサイズ表
記され、画像を例えば14インチ×0.9の画角に表示
する。イメージャー5は様々なサイズのフィルムを装填
し、画像を写し込むフィルムとして任意のフィルムサイ
ズのフィルムを選択できるようになっている。また、イ
メージャー5は複数の画像を1枚のフィルムに写し込む
際のフィルムの分割数を任意に選択できるようになって
いる。イメージャー5に装填されるフィルムとしては1
4インチ等様々なサイズがあり、イメージャー5は例え
ば14インチ×0.9の画角に画像を写し込む。
【0012】出力画像サイズ入力部7は、出力画像のサ
イズを入力するためのものであり、これにはイメージャ
ー5で選択されたフィルムサイズを入力するフィルムサ
イズ入力部8と、イメージャー5で選択されたフィルム
の分割数を入力する分割数入力部9と、モニタ4のサイ
ズを入力するモニタサイズ入力部10とが含まれる。
イズを入力するためのものであり、これにはイメージャ
ー5で選択されたフィルムサイズを入力するフィルムサ
イズ入力部8と、イメージャー5で選択されたフィルム
の分割数を入力する分割数入力部9と、モニタ4のサイ
ズを入力するモニタサイズ入力部10とが含まれる。
【0013】出力画像サイズ入力部7から入力された出
力画像サイズは、システム系拡大率計算部11に送られ
る。システム系拡大率計算部11は、出力画像サイズを
イメージインテンシファイア24固有のX線入射面のサ
イズ(径)で割り算することによりシステム系拡大率MA
G.sys を求める。システム系拡大率MAG.sys は、合算拡
大率計算部6に送られる。
力画像サイズは、システム系拡大率計算部11に送られ
る。システム系拡大率計算部11は、出力画像サイズを
イメージインテンシファイア24固有のX線入射面のサ
イズ(径)で割り算することによりシステム系拡大率MA
G.sys を求める。システム系拡大率MAG.sys は、合算拡
大率計算部6に送られる。
【0014】幾何学的拡大率計算部12には、SID計
測部13、FSD計測部14が接続される。SID計測
部13は、X線管21からイメージインテンシファイア
24のX線入射面までの距離(一般的に「SID」と呼
ばれる;図2参照)を計測する。このため、SID計測
部13にはX線管21の上下位置を検出するロータリエ
ンコーダ等のセンサが設けられ、イメージインテンシフ
ァイア24の上下位置を検出するロータリエンコーダ等
のセンサが設けられ、両センサの検出結果からSIDが
計測される。また、FSD計測部14は、被検体P中心
からイメージインテンシファイア24のX線入射面まで
の距離(一般的に「FSD」と呼ばれる;図2参照)を
計測する。このため、FSD計測部14には、天板23
の上下位置を検出するロータリエンコーダ等のセンサが
設けられ、イメージインテンシファイア24の上下位置
を検出するロータリエンコーダ等のセンサが設けられ、
両センサの検出結果からFSDが計測される。被検体P
中心と天板23との間には若干の距離がある。FSD計
測部14は、この距離の標準値を保持し、天板23の位
置に加算することにより被検体P中心の上下位置を推定
する。
測部13、FSD計測部14が接続される。SID計測
部13は、X線管21からイメージインテンシファイア
24のX線入射面までの距離(一般的に「SID」と呼
ばれる;図2参照)を計測する。このため、SID計測
部13にはX線管21の上下位置を検出するロータリエ
ンコーダ等のセンサが設けられ、イメージインテンシフ
ァイア24の上下位置を検出するロータリエンコーダ等
のセンサが設けられ、両センサの検出結果からSIDが
計測される。また、FSD計測部14は、被検体P中心
からイメージインテンシファイア24のX線入射面まで
の距離(一般的に「FSD」と呼ばれる;図2参照)を
計測する。このため、FSD計測部14には、天板23
の上下位置を検出するロータリエンコーダ等のセンサが
設けられ、イメージインテンシファイア24の上下位置
を検出するロータリエンコーダ等のセンサが設けられ、
両センサの検出結果からFSDが計測される。被検体P
中心と天板23との間には若干の距離がある。FSD計
測部14は、この距離の標準値を保持し、天板23の位
置に加算することにより被検体P中心の上下位置を推定
する。
【0015】幾何学的拡大率計算部12は、幾何学的拡
大率MAG.geo を、 MAG.geo =SID/(SID−FSD) により求める。幾何学的拡大率MAG.geo は、合算拡大率
計算部6に送られる。
大率MAG.geo を、 MAG.geo =SID/(SID−FSD) により求める。幾何学的拡大率MAG.geo は、合算拡大率
計算部6に送られる。
【0016】合算拡大率計算部6は、幾何学的拡大率計
算部12で計算された幾何学的拡大率MAG.geo と、シス
テム系拡大率計算部11で計算されたシステム系拡大率
MAG.sys とを掛け合わせて、合算拡大率MAG.total を求
める。合算拡大率MAG.totalは画像処理部2に送られ
る。画像処理部2は、この拡大率MAG.total の逆数でT
Vカメラ26からの画像を拡大処理し、出力装置3に供
給する。
算部12で計算された幾何学的拡大率MAG.geo と、シス
テム系拡大率計算部11で計算されたシステム系拡大率
MAG.sys とを掛け合わせて、合算拡大率MAG.total を求
める。合算拡大率MAG.totalは画像処理部2に送られ
る。画像処理部2は、この拡大率MAG.total の逆数でT
Vカメラ26からの画像を拡大処理し、出力装置3に供
給する。
【0017】次に本実施例の動作を説明する。X線撮影
に先立って、X線管21とイメージインテンシファイア
24はそれぞれ検査者に任意の高さに設定される。SI
D計測部13によりX線管21からイメージインテンシ
ファイア24のX線入射面までの距離(SID)が計測
され、またFSD計測部14により被検体P中心からイ
メージインテンシファイア24のX線入射面までの距離
(FSD)が計測される。
に先立って、X線管21とイメージインテンシファイア
24はそれぞれ検査者に任意の高さに設定される。SI
D計測部13によりX線管21からイメージインテンシ
ファイア24のX線入射面までの距離(SID)が計測
され、またFSD計測部14により被検体P中心からイ
メージインテンシファイア24のX線入射面までの距離
(FSD)が計測される。
【0018】幾何学的拡大率計算部12により、幾何学
的拡大率MAG.geo が、 MAG.geo =SID/(SID−FSD) により求められる。幾何学的拡大率MAG.geo は、合算拡
大率計算部6に送られる。 また、X線撮影に先立っ
て、出力画像サイズ入力部7から出力画像のサイズが入
力される。具体的には、イメージャー5で選択されたフ
ィルムサイズがフィルムサイズ入力部8から入力され、
イメージャー5で選択されたフィルムの分割数が分割数
入力部9から入力され、モニタ4のサイズがモニタサイ
ズ入力部10から入力される。図3(a),(b)はそ
れぞれフィルムの4分割、6分割を示している。フィル
ム出力の場合の出力画像サイズSは、フィルムサイズを
aインチ、分割数に応じた係数をαとすると、 S=a×α で求められる。αは、4分割であれば2、4分割であれ
ば2、9分割であれば3に設定される。こうして求めた
出力画像サイズSが、システム系拡大率計算部11で、
イメージインテンシファイア24固有のX線入射面の口
径を示すインチサイズで割り算され、システム系拡大率
MAG.sys が求められる。このシステム系拡大率MAG.sys
は、合算拡大率計算部6に送られる。
的拡大率MAG.geo が、 MAG.geo =SID/(SID−FSD) により求められる。幾何学的拡大率MAG.geo は、合算拡
大率計算部6に送られる。 また、X線撮影に先立っ
て、出力画像サイズ入力部7から出力画像のサイズが入
力される。具体的には、イメージャー5で選択されたフ
ィルムサイズがフィルムサイズ入力部8から入力され、
イメージャー5で選択されたフィルムの分割数が分割数
入力部9から入力され、モニタ4のサイズがモニタサイ
ズ入力部10から入力される。図3(a),(b)はそ
れぞれフィルムの4分割、6分割を示している。フィル
ム出力の場合の出力画像サイズSは、フィルムサイズを
aインチ、分割数に応じた係数をαとすると、 S=a×α で求められる。αは、4分割であれば2、4分割であれ
ば2、9分割であれば3に設定される。こうして求めた
出力画像サイズSが、システム系拡大率計算部11で、
イメージインテンシファイア24固有のX線入射面の口
径を示すインチサイズで割り算され、システム系拡大率
MAG.sys が求められる。このシステム系拡大率MAG.sys
は、合算拡大率計算部6に送られる。
【0019】図4(a)にTVカメラ26からの画像を
示し、同図(b)にTVカメラ26からの画像がフィル
ムの全画角に写し込まれた状態を示し、同図(c)にT
Vカメラ26からの画像が画像処理部2で合算拡大率MA
G.total の逆数にしたがって拡大処理されてフィルムに
写し込まれた状態を示す。TVカメラ26からの画像
は、画像処理部2で、この合算拡大率MAG.total の逆数
で拡大処理され、出力装置3のモニタ4に実寸で表示さ
れ、またはイメージャー5から実寸でフィルムに写し込
まれる。したがって、読影医は実寸で出力された画像を
読影することができる。これにより、読影を迅速に進め
ることができる。また画像が実寸で出力されるように読
影医が拡大率をマニュアル調整する必要がなくなり、読
影医の負担が軽減される。
示し、同図(b)にTVカメラ26からの画像がフィル
ムの全画角に写し込まれた状態を示し、同図(c)にT
Vカメラ26からの画像が画像処理部2で合算拡大率MA
G.total の逆数にしたがって拡大処理されてフィルムに
写し込まれた状態を示す。TVカメラ26からの画像
は、画像処理部2で、この合算拡大率MAG.total の逆数
で拡大処理され、出力装置3のモニタ4に実寸で表示さ
れ、またはイメージャー5から実寸でフィルムに写し込
まれる。したがって、読影医は実寸で出力された画像を
読影することができる。これにより、読影を迅速に進め
ることができる。また画像が実寸で出力されるように読
影医が拡大率をマニュアル調整する必要がなくなり、読
影医の負担が軽減される。
【0020】ここで、具体的な数値で考えてみる。SI
D=1100mm、FSD=220mm 、イメージインテンシファ
イア24の口径12インチ、フィルムサイズ14インチ、画
角0.9 、分割数1とする。 MAG.geo =1100/(1100-220) =1.2 MAG.sys =(14 ×0.9 ×1)/12=1.05 MAG.total =MAG.geo ×MAG.sys =1.26 したがって、画像処理部2でTVカメラ26からの画像
をMAG.total の逆数1/1.26=0.79倍に拡大(したがって
実際には縮小される)することにより、画像が実寸で出
力される。
D=1100mm、FSD=220mm 、イメージインテンシファ
イア24の口径12インチ、フィルムサイズ14インチ、画
角0.9 、分割数1とする。 MAG.geo =1100/(1100-220) =1.2 MAG.sys =(14 ×0.9 ×1)/12=1.05 MAG.total =MAG.geo ×MAG.sys =1.26 したがって、画像処理部2でTVカメラ26からの画像
をMAG.total の逆数1/1.26=0.79倍に拡大(したがって
実際には縮小される)することにより、画像が実寸で出
力される。
【0021】なお、上述の説明では、被検体P中心から
イメージインテンシファイア24のX線入射面までの距
離FSDを計測するために、FSD計測部14が被検体
P中心から天板23までの距離の標準値を保持し、天板
23の位置に加算することにより被検体P中心の上下位
置を推定し、この上下位置からイメージインテンシファ
イア24の上下位置を差分することによりFSDを計測
していたが、このような方法に代えて次のような方法を
採用してもよい。この方法では、X線管21側に超音波
やレーザ等を媒体とする非接触形距離計器を装備させ
る。非接触形距離計器によりX線管21の焦点Fから被
検体Pの体表面までの距離D1が計測される。この距離
D1に被検体Pの体表面から中心までの距離D2を加算
することにより、SID−FSDが求められる。被検体
Pの体表面から中心までの距離D2は、X線管21の上
下位置と天板23の上下位置とから計測したX線管21
から天板23までの距離をD3とすると、 D2=(D3−D1)/2 により求められる。この方法では体格の個人差に対応し
て幾何学的拡大率を正確に求めることができる。
イメージインテンシファイア24のX線入射面までの距
離FSDを計測するために、FSD計測部14が被検体
P中心から天板23までの距離の標準値を保持し、天板
23の位置に加算することにより被検体P中心の上下位
置を推定し、この上下位置からイメージインテンシファ
イア24の上下位置を差分することによりFSDを計測
していたが、このような方法に代えて次のような方法を
採用してもよい。この方法では、X線管21側に超音波
やレーザ等を媒体とする非接触形距離計器を装備させ
る。非接触形距離計器によりX線管21の焦点Fから被
検体Pの体表面までの距離D1が計測される。この距離
D1に被検体Pの体表面から中心までの距離D2を加算
することにより、SID−FSDが求められる。被検体
Pの体表面から中心までの距離D2は、X線管21の上
下位置と天板23の上下位置とから計測したX線管21
から天板23までの距離をD3とすると、 D2=(D3−D1)/2 により求められる。この方法では体格の個人差に対応し
て幾何学的拡大率を正確に求めることができる。
【0022】次に第2実施例について説明する。図5は
第2実施例によるX線診断装置のブロック図であり、図
1と同じ部分には同符号を付して説明は省略する。本実
施例では、イメージインテンシファイアとして、口径が
例えば12インチ、9インチ、7インチで段階的に変化
するものが採用される。幾何学的拡大率計算部12から
の幾何学的拡大率MAG.geo と、出力画像サイズ入力部7
からの出力画像サイズとがI.I.サイズ設定部30に供給
される。I.I.サイズ設定部30は、イメージインテンシ
ファイアの口径をXとして、口径幾何学的拡大率MAG.ge
o と、出力画像サイズSとから、 MAG.total =MAG.geo ×( S/X) によるMAG.total が最も1に近いイメージインテンシフ
ァイアの口径を選択する。
第2実施例によるX線診断装置のブロック図であり、図
1と同じ部分には同符号を付して説明は省略する。本実
施例では、イメージインテンシファイアとして、口径が
例えば12インチ、9インチ、7インチで段階的に変化
するものが採用される。幾何学的拡大率計算部12から
の幾何学的拡大率MAG.geo と、出力画像サイズ入力部7
からの出力画像サイズとがI.I.サイズ設定部30に供給
される。I.I.サイズ設定部30は、イメージインテンシ
ファイアの口径をXとして、口径幾何学的拡大率MAG.ge
o と、出力画像サイズSとから、 MAG.total =MAG.geo ×( S/X) によるMAG.total が最も1に近いイメージインテンシフ
ァイアの口径を選択する。
【0023】例えば幾何学的拡大率MAG.geo =1.2 、フ
ィルムサイズ14インチ、画角0.9 、分割数2とすると、 MAG.total =1.2 ×((14 ×0.9 ×0.5)/X) が最も1に近いイメージインテンシファイアの口径が選
択され、この例では7インチの口径が選択される。
ィルムサイズ14インチ、画角0.9 、分割数2とすると、 MAG.total =1.2 ×((14 ×0.9 ×0.5)/X) が最も1に近いイメージインテンシファイアの口径が選
択され、この例では7インチの口径が選択される。
【0024】I.I.サイズ設定部30で選択されたイメー
ジインテンシファイアの口径情報は、I.I.サイズ切換部
31に送られ、イメージインテンシファイアの口径が7
インチに切り換えられる。
ジインテンシファイアの口径情報は、I.I.サイズ切換部
31に送られ、イメージインテンシファイアの口径が7
インチに切り換えられる。
【0025】また、I.I.サイズ設定部30で選択された
イメージインテンシファイアの口径情報は、システム系
拡大率計算部11にも送られる。この後の処理は上述し
た第1実施例の場合と同じであり、選択されたイメージ
インテンシファイアの口径と出力画像サイズとからシス
テム系拡大率計算部11でシステム系拡大率が計算さ
れ、このシステム系拡大率に幾何学的拡大率が掛け合わ
されて合算拡大率計算部6で合算拡大率が計算され、こ
の合算拡大率の逆数にしたがって画像処理部2でTVカ
メラ26からの画像が拡大処理されて、出力装置3から
出力される。上記の数値例では、合算拡大率は1.08とな
り、この合算拡大率の逆数1/1.08=0.93倍で画像が拡大
(この場合縮小)される。
イメージインテンシファイアの口径情報は、システム系
拡大率計算部11にも送られる。この後の処理は上述し
た第1実施例の場合と同じであり、選択されたイメージ
インテンシファイアの口径と出力画像サイズとからシス
テム系拡大率計算部11でシステム系拡大率が計算さ
れ、このシステム系拡大率に幾何学的拡大率が掛け合わ
されて合算拡大率計算部6で合算拡大率が計算され、こ
の合算拡大率の逆数にしたがって画像処理部2でTVカ
メラ26からの画像が拡大処理されて、出力装置3から
出力される。上記の数値例では、合算拡大率は1.08とな
り、この合算拡大率の逆数1/1.08=0.93倍で画像が拡大
(この場合縮小)される。
【0026】本実施例によると、第1実施例の効果が得
られると共に、画像処理部2での拡大率が1に近似して
いるので、TVカメラ固有の空間分解能の低下を抑制す
る効果がある。
られると共に、画像処理部2での拡大率が1に近似して
いるので、TVカメラ固有の空間分解能の低下を抑制す
る効果がある。
【0027】なお、イメージインテンシファイアとし
て、口径が無段階で変化するものが採用された場合、MA
G.total が最も1になるイメージインテンシファイアの
口径を選択できる。この場合、画像処理部2で拡大処理
をしなくても、実寸での出力が可能になり、TVカメラ
固有の空間分解能を維持できる。
て、口径が無段階で変化するものが採用された場合、MA
G.total が最も1になるイメージインテンシファイアの
口径を選択できる。この場合、画像処理部2で拡大処理
をしなくても、実寸での出力が可能になり、TVカメラ
固有の空間分解能を維持できる。
【0028】本発明は上述した実施例に限定されず、種
々変形して実施可能である。上述の説明では常に実寸で
出力されるように述べているが、この実寸機能と、通常
のTVカメラが撮像した画像が出力画像サイズ前面に出
力される従来からの通常機能とを切り換え可能にしても
よい。
々変形して実施可能である。上述の説明では常に実寸で
出力されるように述べているが、この実寸機能と、通常
のTVカメラが撮像した画像が出力画像サイズ前面に出
力される従来からの通常機能とを切り換え可能にしても
よい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、拡
大処理により画像を実寸で出力することができる。
大処理により画像を実寸で出力することができる。
【図1】第1実施例によるX線診断装置の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】図1のX線撮影系の構造を示す側面図。
【図3】フィルム分割の一例を示す図。
【図4】フィルムの出力例を示す図。
【図5】第2実施例によるX線診断装置の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
1…X線撮影系、 2…画像処理部、
5…イメージャー、 6…合算拡大率計
算部、7…出力画像サイズ入力部、 8…フィル
ムサイズ入力部、9…分割数入力部、
10…モニタサイズ入力部、11…システム系拡大率計
算部、 12…幾何学的拡大率計算部、13…SID
計測部、 14…FSD計測部。
5…イメージャー、 6…合算拡大率計
算部、7…出力画像サイズ入力部、 8…フィル
ムサイズ入力部、9…分割数入力部、
10…モニタサイズ入力部、11…システム系拡大率計
算部、 12…幾何学的拡大率計算部、13…SID
計測部、 14…FSD計測部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61B 6/00 - 6/14
Claims (4)
- 【請求項1】 焦点からX線を曝射するX線管と、 被検体を載置する天板と、 前記X線管に対して前記被検体を介して対向して配置さ
れ、X線入射面から入射した前記被検体の透過X線の画
像を撮像する撮像手段と、 前記X線管の上下位置と前記撮像手段の上下位置とか
ら、前記X線管から前記撮像手段の前記X線入射面まで
の第1の距離を求める手段と、 前記天板の上下位置と前記撮像手段の上下位置とから、
前記被検体の中心から前記撮像手段の前記X線入射面ま
での第2の距離を推定する手段と、 前記第1の距離と前記第2の距離とに基づいて幾何学的
拡大率を計算する手段と、 前記撮像手段のX線入射面のサイズと、前記画像を写し
込むフィルムのサイズ又は前記画像を表示するモニタの
サイズとに基づいてシステム系拡大率を計算する手段
と、 前記幾何学的拡大率と前記システム系拡大率とに基づい
て、合算拡大率を計算する手段と、 前記合算拡大率の逆数で前記画像を拡大処理する画像処
理手段と、 前記拡大処理された画像を前記フィルムに写し込む又は
前記モニタに表示する画像出力装置とを具備したことを
特徴とするX線診断装置。 - 【請求項2】 前記幾何学的拡大率は、前記第1の距離
を、前記第1の距離と前記第2の距離との差で割り算す
ることにより計算され、 前記システム系拡大率は、前記画像を写し込むフィルム
のサイズ又は前記画像を表示するモニタのサイズを、前
記前記撮像手段のX線入射面のサイズで割り算すること
により計算され、 前記幾何学的拡大率と前記システム系拡大率とを掛け合
わせることにより計算されることを特徴とする請求項1
記載のX線診断装置。 - 【請求項3】 前記第2の距離は、前記天板の上下位置
と前記撮像手段の上下位置との間の距離に、前記被検体
の中心から前記天板までの標準的な距離を加算すること
により推定されることを特徴とする請求項1記載のX線
診断装置。 - 【請求項4】 焦点からX線を曝射するX線管と、 被検体を載置する天板と、 前記X線管に対して前記被検体を介して対向して配置さ
れ、X線入射面から入射した前記被検体の透過X線の画
像を撮像するものであって、前記X線入射面のサイズを
複数のサイズの中から選択可能である撮像手段と、 前記X線管の上下位置と前記撮像手段の上下位置とか
ら、前記X線管から前記撮像手段の前記X線入射面まで
の第1の距離を求める手段と、 前記天板の上下位置と前記撮像手段の上下位置とから、
前記被検体の中心から前記撮像手段の前記X線入射面ま
での第2の距離を推定する手段と、 前記第1の距離と前記第2の距離とに基づいて幾何学的
拡大率を計算する手段と、 前記撮像手段のX線入射面のサイズと、前記画像を写し
込むフィルムのサイズ又は前記画像を表示するモニタの
サイズとに基づいてシステム系拡大率を計算する手段
と、 前記幾何学的拡大率と前記システム系拡大率とに基づい
て、合算拡大率を計算する手段と、 前記合算拡大率が1に最も近くなるように、前記撮像手
段の前記X線入射面のサイズを選択する選択手段と、 前記X線入射面のサイズが選択された前記撮像手段で撮
像された画像を、前記選択されたX線入射面のサイズに
より再計算された合算拡大率の逆数で前記画像を拡大処
理する画像処理手段と、 前記拡大処理された画像を前記フィルムに写し込む又は
前記モニタに表示する画像出力装置とを具備したことを
特徴とするX線診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05877994A JP3462259B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | X線診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05877994A JP3462259B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | X線診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07265286A JPH07265286A (ja) | 1995-10-17 |
JP3462259B2 true JP3462259B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=13094056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05877994A Expired - Fee Related JP3462259B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | X線診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3462259B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4258855B2 (ja) * | 1998-03-16 | 2009-04-30 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 放射線画像撮影表示方法および放射線画像撮影表示装置 |
JP2002085389A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-03-26 | Konica Corp | X線画像撮影システムおよびx線画像撮影方法 |
JP2008259693A (ja) * | 2007-04-12 | 2008-10-30 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | X線画像撮影システム及びプログラム |
JP4866325B2 (ja) | 2007-09-28 | 2012-02-01 | 富士フイルム株式会社 | 放射線撮影装置 |
EP2096601B1 (en) | 2008-02-29 | 2015-01-21 | FUJIFILM Corporation | Radiation image capturing system, radiation detecting apparatus, image capturing base, radiation image capturing method, and program |
JP5090247B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2012-12-05 | 富士フイルム株式会社 | 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影方法 |
JP5613375B2 (ja) * | 2009-01-26 | 2014-10-22 | 株式会社東芝 | 医用画像診断装置、画像データ出力装置及び画像データ出力用制御プログラム |
JP2009165902A (ja) * | 2009-05-08 | 2009-07-30 | Konica Minolta Holdings Inc | 位相コントラスト放射線画像撮影装置 |
JP5579636B2 (ja) * | 2011-02-07 | 2014-08-27 | 富士フイルム株式会社 | 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影方法 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP05877994A patent/JP3462259B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07265286A (ja) | 1995-10-17 |
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