JP3462009B2 - 移動用無線端末およびその動作方法 - Google Patents

移動用無線端末およびその動作方法

Info

Publication number
JP3462009B2
JP3462009B2 JP16598396A JP16598396A JP3462009B2 JP 3462009 B2 JP3462009 B2 JP 3462009B2 JP 16598396 A JP16598396 A JP 16598396A JP 16598396 A JP16598396 A JP 16598396A JP 3462009 B2 JP3462009 B2 JP 3462009B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
characters
pictograms
service area
call service
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16598396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1013322A (ja
Inventor
正二郎 蟹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16598396A priority Critical patent/JP3462009B2/ja
Priority to TW086105523A priority patent/TW329067B/zh
Priority to KR1019970024790A priority patent/KR100298109B1/ko
Publication of JPH1013322A publication Critical patent/JPH1013322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3462009B2 publication Critical patent/JP3462009B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/725Cordless telephones
    • H04M1/73Battery saving arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動用無線端
末、特に、表示機能を持つ携帯電話機や簡易型携帯電話
機などの移動用無線電話端末で待受時間の長時間化を図
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】移動用無線電話端末に電源が投入され、
動作している状態には、通話中と、待受中と、それ以外
がある。通話中とは、移動用無線電話端末を使用して電
話や通信をしている場合であり、待受中とは、通話サー
ビスエリア内で基地局に位置登録をしており、基地局か
らの呼出に対応ができる状態であり、それ以外とは、通
話サービスエリア外の状態をいう。
【0003】移動用無線電話端末の性能の一つに使用可
能時間があり、これには通話時間と待受時間とがある。
通話時間は、電池の容量がなくなるまでに通話できる時
間のことであり、待受時間は、電池の容量がなくなるま
でに待受状態を維持できる時間のことである。ここで
は、待受時間の長時間化を図る技術について述べる。待
受可能時間の長さは、待受時の消費電流がどれほど小さ
いかということと、電池容量がどれほど大きいか、とい
うことで決まる。
【0004】使用可能時間の長時間化を満たすために
は、容量の大きな電池が望まれる。しかしながら、移動
用無線電話端末は携帯性が重要視されるため、小形・軽
量化の強い要求があり、「小形・軽量化」と「大容量の
電池」との両立が困難であった。電池容量は、移動用無
線電話端末の大きさ制限とともに、価格からも制限され
る。価格を必要以上に高くしないためには、電池の容量
は、できるだけ小さいことが必要である。
【0005】以上のように、使用できる電池の容量は、
「待受時間」の長さを長くしようと、大きな「容量」に
決めたいが、「携帯性」・「価格」との関係からは制限
され、これらの関係で決まる。したがって、消費電流を
小さくして、電池への負担を少なくすることが望まれ
る。ここでは、待受時の長時間化を図るために、待受時
の低消費電流化、すなわち節電を図るものである。
【0006】待受中の消費電流の成分には、待受するた
めに受信回路が必要とする消費電流成分と、表示器のあ
る移動用無線電話端末では表示器が必要とする消費電流
成分とがある。無線回路技術の進歩により、受信回路が
必要とする消費電流成分の低消費電流化が進み、最近で
は、表示器が必要とする消費電流の低消費電流化が望ま
れている。
【0007】待受中の表示回路が必要とする消費電流成
分の低減は、表示器自体の機能を削減したり、表示器の
表示時間を調整したりして対応していた。例えば、前者
の場合、フルドット方式の表示器では、表示する行数を
削減して表示面積を小さくしたり、あるいは、消費電流
の小さいセグメント方式の表示器として消費電流の削減
を図っていた。
【0008】後者の表示器の表示時間を調整する例とし
ては、特開平5−102910号公報に示されたものが
ある。これは、着呼またはキー入力が所定時間なかった
場合、表示器駆動回路の電源および表示器制御電源を遮
断することと、電源遮断中に着呼またはキー入力があっ
た場合は、電源の供給を再開するものである。
【0009】さて、実際に移動用無線電話端末を使用し
ていれば、通話と待受を繰り返して使用するのが普通の
状態である。通話サービスエリアの外に出たり、休憩中
は端末は使用者の目の届く必要のない状態にあったりす
る。そのため、上述した従来例方式以外においても、現
在使われている電話システムに適した対応が可能な低消
費電流化が望まれる。具体的には、通話サービスエリア
の内外という事情を考慮した低消費電流化、電池残量を
考慮した低消費電流化、さらに、多様な使用状態に対応
した低消費電流化などを図ることが待受時間の長時間化
に関して望まれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話機や簡易型携
帯電話機などの移動用無線電話端末では、使用場所は1
個所に制限されずに、持ち歩けることに、その大きな便
利さがある。持ち歩く場合には、通話サービスエリアの
内外を移動する場合がある。特に、簡易型携帯電話機の
通話サービスエリアは、一つの基地局がカバーできる範
囲が狭く、このために面的通話サービスエリアを広く行
うことが事業的に難しい。通話サービスエリア外であれ
ば、発呼・着呼は勿論できない。従来は、通話サービス
エリアを考慮した低消費電流対策はなされていなかっ
た。このため、通話サービスエリアを考慮した低消費電
流対策が望まれている。
【0011】また、移動して使用できることは便利であ
るが、屋外においては、電池の消耗に伴って電池残量が
少なくなってくると、使用可能な残り時間が心配になり
易い。携帯電話機や簡易型携帯電話機で実際に使用され
る電池は、主として二次電池である。この二次電池の種
類としては、主に、リチウムイオン蓄電池やニッケル水
素蓄電池などが使用される。通常の充電間隔で使用して
いても、時には充電するタイミングが遅くなることもあ
り、外出中においては電池が満充電の場合は、比較的低
消費電流化に対する要求は小さいが、電池残量が少なく
なってくるに従って低消費電流化への要求が高まる。こ
のような電池残量に対応した低消費電流対策は、従来、
なされていなかった。このため、電池残量に応じた低消
費電流対策が望まれている。
【0012】移動用無線電話端末の使用頻度は、使用す
る人にもよるが、一日のなかで多くは待受状態にあるこ
とが多い。さらに、この中でも、使用する意志のない、
言い換えると表示器の表示が不要な時間も多い。使用し
ない場合を検出する方法には、従来例として、キー入力
が所定時間以上ない場合を検出する方法がある。しか
し、キー入力がしばらくないと表示がされなくなってし
まっては、不都合な場合がある。例えば、タイマー機能
付きの移動用無線電話端末で、移動中で電話としては使
用していないが、時計機能やストップウォッチ機能とし
て表示器を使用している場合などは、使い勝手が悪くな
る。従って、電話として使用しない状態の上に加えて、
ある条件では表示器の表示は不要であるということを、
使用者の立場で選択できる等の融通性のある低消費電流
化対策が望まれる。
【0013】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、待受中に節電を更に図ることのできる携
帯電話機や簡易型携帯電話機などの移動用無線端末を提
供することを目的とする。
【0014】第1の発明は、節電状態時に表示器の特定
表示エリアのみに文字あるいは絵文字等の表示を行い
その他の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文字等
の表示を中止するように制御することにより、節電を図
ることができる移動用無線端末を提供することを目的と
する。
【0015】第2の発明は、キー入力により表示器を節
電状態から通常の状態に復帰して、待受中の節電ととも
に、キー操作時の表示確保を図ることができる移動用無
線端末を提供することを目的とする。
【0016】第3の発明は、通話サービスエリア外情報
の検出に応じて前記表示器の動作の一部を中止させて前
記表示器の特定表示エリアのみに文字あるいは絵文字等
を表示し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるい
は絵文字等の表示を中止することにより、待受中の節電
を図ることができる移動用無線端末を提供することを目
的とする。
【0017】第4の発明は、通話サービスエリア外情報
の検出から所定時間経過後に表示器の動作の一部を中止
させて前記表示器の特定表示エリアのみに文字あるいは
絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表示すべき文
字あるいは絵文字等の表示を中止することにより、待受
中の節電を図ることができる移動用無線端末を提供する
ことを目的とする。
【0018】第5の発明は、通話サービスエリア外情報
の検出から所定時間経過後に前記表示器の動作の一部を
中止させて前記表示器の特定の表示エリアのみに文字あ
るいは絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表示す
べき文字あるいは絵文字等の表示を中止することによ
り、待受中の節電を図ることができる移動用無線端末を
提供することを目的とする。
【0019】第6の発明は、通話サービスエリア外情報
の検出から所定時間経過後に表示器の少なくとも一部の
表示を間欠動作することにより、待受中の節電を図るこ
とができる移動用無線端末を提供することを目的とす
る。
【0020】第7の発明は、通話サービスエリア外情報
の検出から所定時間経過後に表示器の少なくとも一部の
表示を間欠動作し、かつ、この表示器の表示における間
欠動作の時間表示頻度を、通話サービスエリア外情報の
検出時点からの時間の経過に応じて減少させるようにす
ることにより、待受中の節電を図ることができる移動用
無線端末を提供することを目的とする。
【0021】第8の発明は、電池残量が所定値以下にな
った場合に表示器の特定表示エリアのみに文字あるいは
絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表示すべき文
字あるいは絵文字等の表示を中止することにより、待受
中の節電を図ることができる移動用無線端末を提供する
ことを目的とする。
【0022】第9の発明は、使用していない状態になっ
た場合に表示器の特定表示エリアのみに文字あるいは絵
文字等を表示し、その他の表示エリアに表示すべき文字
あるいは絵文字等の表示を中止することにより、待受中
の節電を図ることができる移動用無線端末を提供するこ
とを目的とする。
【0023】第10の発明は、使用していない状態を、
受信電界強度が一定の間、所定値以下の変動であること
を利用して検出し、待受中の節電を図ることができる移
動用無線端末を提供することを目的とする。
【0024】第11の発明は、使用していない状態を、
基地局固有番号が一定の間、変動しないことを利用して
検出し、待受中の節電を図ることができる移動用無線端
末を提供することを目的とする。
【0025】第12の発明は、通話サービスエリア外へ
の移動に応じて表示器の特定表示エリアのみに文字ある
いは絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表示すべ
き文字あるいは絵文字等の表示を中止することにより、
待受中の節電を図ることができる移動用無線端末の動作
方法を提供することを目的とする。
【0026】第13の発明は、通話サービスエリア外へ
の移動から所定時間経過後に表示器の特定表示エリアの
みに文字あるいは絵文字等を表示し、その他の表示エリ
アに表示すべき文字あるいは絵文字等の表示を中止する
ことにより、待受中の節電を図ることができる移動用無
線端末の動作方法を提供することを目的とする。
【0027】
【0028】第1の発明は、通話サービスエリア外へ
の移動から所定時間経過後に表示器の少なくとも一部の
表示を間欠動作し、かつ、この表示器の表示における間
欠動作の時間表示頻度を、通話サービスエリア外への移
動時点からの時間の経過に応じて減少させるようにする
ことにより、待受中の節電を図ることができる移動用無
線端末の動作方法を提供することを目的とする。
【0029】
【0030】
【0031】
【課題を解決するための手段】第1の発明の移動用無線
端末においては、文字あるいは絵文字等を表示する表示
器と、この表示器を表示駆動するためのドライバと、こ
のドライバの動作を制御する制御部とを有する移動用無
線端末であって、通常時、前記制御部は前記表示器の全
表示エリアに文字あるいは絵文字等の表示がなされるよ
う前記ドライバを制御し、節電状態時、前記制御部は
記表示器の動作の一部を中止させて前記表示器の特定表
示エリアのみに文字あるいは絵文字等の表示を行い、そ
の他の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文字等の
表示を中止するよう前記ドライバを制御することを特徴
とする。
【0032】第2の発明の移動用無線端末においては、
表示器の節電状態においてキー入力があった場合には、
前記表示器を節電状態から通常の状態に復帰するように
したことを特徴とする。
【0033】第3の発明の移動用無線端末においては、
文字あるいは絵文字等を表示する表示器と、この表示器
を駆動するためのドライバと、このドライバの動作を制
御する制御部と、通話サービスエリアの内外を示す情報
を検出する検出手段とを備え、この検出手段による通話
サービスエリア外情報の検出に応じて前記表示器の動作
の一部を中止させて前記表示器の特定表示エリアのみに
文字あるいは絵文字等を表示し、その他の表示エリアに
表示すべき文字あるいは絵文字等の表示を中止するとと
もに、通話サービスエリア内情報の検出に応じて前記表
示器の表示を通常の状態に復帰するようにしたことを特
徴とする。
【0034】第4の発明の移動用無線端末においては、
文字あるいは絵文字等を表示する表示器と、この表示器
を駆動するためのドライバと、このドライバの動作を制
御する制御部と、通話サービスエリアの内外を示す情報
を検出する検出手段とを備え、この検出手段による通話
サービスエリア外情報の検出から所定時間経過後に前記
表示器の動作の一部を中止させて前記表示器の特定表示
エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示し、その他の
表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文字等の表示を
中止するとともに、通話サービスエリア内情報の検出に
応じて前記表示器の表示を通常の状態に復帰するように
したことを特徴とする。
【0035】第5の発明の移動用無線端末においては、
文字あるいは絵文字等を表示する表示器と、この表示器
を駆動するためのドライバと、このドライバの動作を制
御する制御部と、通話サービスエリアの内外を示す情報
を検出する検出手段と、通話サービスエリア外情報を検
出し、かつ、所定の時間を経過した後に、前記表示器の
動作の一部を中止させて前記表示器の特定の表示エリア
のみに文字あるいは絵文字等を表示し、その他の表示エ
リアに表示すべき文字あるいは絵文字等の表示を中止す
るための作動手段と、前記表示器の表示中止時に、キー
入力があった場合には、前記表示器の表示を通常の動作
に復帰する復帰手段とを具備したものである。
【0036】第6の発明の移動用無線端末においては、
文字あるいは絵文字等を表示する表示器と、この表示器
を駆動するためのドライバと、このドライバの動作を制
御する制御部と、通話サービスエリアの内外を示す情報
を検出する検出手段と、通話サービスエリア外情報を検
出し、かつ、所定の時間を経過した後に、前記表示器の
少なくとも一部の表示を間欠動作するための作動手段
と、前記表示器の表示が間欠動作時に、キー入力がある
か、通話サービスエリアに再び入った場合には、前記
示器の表示を通常の動作に復帰させる復帰手段とを具備
したものである。
【0037】第7の発明の移動用無線端末においては、
文字あるいは絵文字等を表示する表示器と、この表示器
を駆動するためのドライバと、このドライバの動作を制
御する制御部と、通話サービスエリアの内外を示す情報
を検出する検出手段と、この検出手段による通話サービ
スエリア外情報の検出に応じて、前記表示器の少なくと
も一部の表示を間欠動作するための作動手段と、前記
示器の表示が間欠動作時に、キー入力があるか、通話サ
ービスエリアに再び入った場合には、前記表示器の表示
を通常の動作に復帰させる復帰手段とを備え、前記表示
器の表示における間欠動作の時間表示頻度を、通話サー
ビスエリア外情報の検出時点からの時間の経過に応じて
減少させるようにしたものである。
【0038】第8の発明の移動用無線端末においては、
文字あるいは絵文字等を表示する表示器と、この表示器
を駆動するためのドライバと、このドライバの動作を制
御する制御部と、電池残量を検出する検出手段と、電池
残量が所定値以下になった場合に、前記表示器の動作の
一部を中止させて前記表示器の特定表示エリアのみに文
字あるいは絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表
示すべき文字あるいは絵文字等の表示を中止するための
作動手段と、前記表示器の表示中止時に、着呼がある
か、キー入力があった場合には、前記表示器の表示を通
常の動作に復帰させる復帰手段とを具備したものであ
る。
【0039】第9の発明の移動用無線端末においては、
文字あるいは絵文字等を表示する表示器と、この表示器
を駆動するためのドライバと、このドライバの動作を制
御する制御部と、使用状態を検出する検出手段と、使用
していない状態になった場合に、前記表示器の動作の一
部を中止させて前記表示器の特定表示エリアのみに文字
あるいは絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表示
すべき文字あるいは絵文字等の表示を中止させるための
作動手段と、前記表示器の表示中止時に、着呼がある
か、キー入力があった場合には、前記表示器の表示を通
常の動作に復帰する復帰手段とを具備したものである。
【0040】第10の発明の移動用無線端末において
は、使用状態を検出する検出手段に、受信電界強度が一
定の間、所定値以下の変動であることを、利用したもの
である。
【0041】第11の発明の移動用無線端末において
は、使用状態を検出する検出手段に、複数の基地局固有
番号を用い、基地局固有番号が一定時間の間、変動しな
いことを利用したものである。
【0042】第12の発明の移動用無線端末の動作方法
においては、通話サービスエリア外への移動に応じて、
表示器の動作の一部を中止させて前記表示器の特定表示
エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示し、その他の
表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文字等の表示を
中止するとともに、通話サービスエリア内への移動に応
じて、前記表示器の表示を通常の状態に復帰するように
したことを特徴とする移動用無線端末の動作方法。
【0043】第13の発明の移動用無線端末の動作方法
においては、通話サービスエリア外への移動から所定時
間経過後に、表示器の動作の一部を中止させて前記表示
の特定表示エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示
し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文
字等の表示を中止するとともに、通話サービスエリア内
への移動に応じて、前記表示器の表示を通常の状態に復
帰するようにしたことを特徴とする。
【0044】
【0045】第1の発明の移動用無線端末の動作方法
においては、通話サービスエリア外への移動に応じて、
表示器を間欠動作状態とするとともに、通話サービスエ
リア内への移動に応じて、前記表示器を間欠動作状態か
ら通常の状態に復帰するようにし、かつ、前記表示器の
表示における間欠動作の時間表示頻度を、通話サービス
エリア外への移動時点からの時間の経過に応じて減少さ
せるようにしたことを特徴とする。
【0046】
【0047】
【0048】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。
【0049】実施の形態1.図1は、移動用無線電話端
末の実施の形態1の動作を説明するための構成図であ
る。図1において、1はマイク、2はオーディオ回路、
3は変復調回路、4は送信回路、5は送受信切替回路、
6はアンテナ、7は受信回路、8はスピーカ、9はキ
ー、10は制御部、11はドライバ、12は表示器、2
1は通話サービスエリア検出回路である。
【0050】図中の信号の流れは、以下の通りである。
マイク1で入力音声を変換した電気信号は、オーディオ
回路2で増幅され、変復調回路3で変調される。これは
送信回路4で高周波に変換・増幅され、送受信切替回路
5を介してアンテナ6から空中に放射される。一方、ア
ンテナ6で受信された高周波は、送受信切替回路5を介
して受信回路7で増幅・周波数変換され、変復調回路3
で復調され、オーディオ回路2で増幅されて、スピーカ
8で音声を生じる。
【0051】端末の操作は、キー9で行い、これにより
制御部10が各回路を制御して、所定の動作を行うこと
ができる。キー操作の結果は、制御部10を介してドラ
イバ11が表示器12の表示動作を制御することによ
り、表示器12で確認することができる。
【0052】図2は、移動用無線電話端末の電源系を示
す。図2において、13は電池、14は制御部電源、1
5は送受切替電源、16は送信回路電源、17は受信回
路電源、18は変復調回路電源、19はオーディオ回路
電源、20は表示器・ドライバ電源である。
【0053】電池13は、制御部電源14・送受切替電
源15・送信回路電源16・受信回路電源17・変復調
回路電源18・オーディオ回路電源19・表示器・ドラ
イバ電源20に、直流電源を供給する。制御部電源14
以外の各電源回路は、制御部10からの制御信号により
動作する。
【0054】表示器12は、端末の動作状態についても
表示を行う。例えば、図3に、その表示例を示す。図中
には、絵文字3個と10桁の数字を2行示す。3個の絵
文字の一番左に位置する絵文字は、「アンテナマークと
電界強度」を示しており、縦棒(アンテナバー)の本数
で受信電界強度の大小の目安を示しており、電界強度が
最も弱い状態から強い状態までを4段階、「アンテナバ
ーなし」・「アンテナバー1本」・「アンテナバー2
本」・「アンテナバー3本」で表す。「公衆」は、端末
が通話サービスエリア内にある場合、基地局との交信に
より位置登録ができて、受信可能な状態であることを示
す。絵文字の一番右に位置する絵文字は、「電池残量」
を示しており、縦棒(バッテリバー)の本数により電池
容量の残量の大小を示す。電池残量の小さい状態から大
きい状態までを4段階、「バッテリバーなし」・「バッ
テリバー1本」・「バッテリバー2本」・「バッテリバ
ー3本」で表す。
【0055】さて、通話サービスエリア内では、端末は
キー9を操作して電源を入れると、電池13から制御部
電源14に電源が供給され制御部10が動作する。制御
部10は、送受切替電源15・送信回路電源16・受信
回路電源17・変復調回路電源18・オーディオ回路電
源19・表示器・ドライバ電源20を制御して、送受切
替回路5・送信回路4・受信回路7・変復調回路3・オ
ーディオ回路2・表示器12・ドライバ11に電源を供
給する。
【0056】各回路は、スタンバイ状態となり、制御部
10の制御により、端末は近くの基地局と位置登録のた
めのシーケンス動作を行う。通話サービスエリア検出回
路21は、基地局との制御チャネルが確立されたことを
「エリア信号」として確認する。制御部10は、「エリ
ア信号」が通話サービスエリア内であることを示す状態
になると、表示器12に「公衆」を表示するようドライ
バ11を制御する。しかる後に、表示器12は、「公
衆」を表示して、さらに、電界強度を表す絵文字「アン
テナマークと電界強度」を電界強度に応じて表示する。
【0057】位置登録の手順は、携帯電話機や簡易型携
帯電話機の技術基準として制定された標準規格に沿って
行われる。通話サービスエリア検出回路21は、説明の
ために示すもので、実際には、移動用無線電話端末を制
御するソフトウエアの一部からなる。「公衆」が表示さ
れると、端末は発呼・着呼が可能となる。したがって、
いつでも使えるように、表示器には全ての状態が継続的
に表示される。
【0058】一方、通話サービスエリア外では、制御チ
ャネルが確立されず、いつまでたっても「エリア信号」
が通話サービスエリア内であることを示さないので、
「公衆」は表示されない。さらに、この状態では、発呼
・着呼はできない。したがって、表示器の表示は、絵文
字「電池残量」表示のみとなったり、圏外を知らせるた
めの「ケンガイ」表示をしたりする。
【0059】端末の使用者が長時間にわたって通話サー
ビスエリア外にいる場合は、この端末は実際には通話で
きないため、表示器12の表示は不要となる。このた
め、通話サービスエリア外では、表示器12の表示を一
部あるいは全てを中止、または、間欠動作させても、使
い勝手上、大きな支障にはならない。
【0060】通話サービスエリア内では「ON」、通話
サービスエリア外では「OFF」として、これを「エリ
ア信号」とし、通話サービスエリア検出回路21から制
御部10に送出すれば、制御部10で表示を制御でき
る。
【0061】すなわち、通話サービスエリア外におい
て、「エリア信号」として「OFF」を検出し、その検
出時点から一定時間が経過すると、表示器の一部または
全部の表示を中止し、あるいは、表示器の少なくとも一
部の表示の間欠動作を開始する、節電状態となるもので
ある。
【0062】そして、次のような表示動作を実行するこ
とができる。例えば、間欠動作をさせる場合に、周期を
P・表示時間の長さをTとすると、表示時間頻度:デュ
ーティはT/P×100(%)で表される。このデュー
ティを「エリア信号」が「ON」(通話サービスエリア
内)の場合に通常は100%とし、「エリア信号」が
「OFF」(通話サービスエリア外)となった場合は、
所定時間が経過するまでは100%に近い数値とし、経
過時間とともに小さくしていくことにより、使い勝手を
損なうことなく通話サービスエリア近傍での状況の変化
に対応が可能となる。これは、通話サービスエリア端で
は「エリア信号」の状態が不安定になる場合もあるため
に行うものである。ただし、通話サービスエリア外にあ
っても、電池残量を確認することもあるので、キー入力
のあった場合は再表示する。
【0063】さらに、次に、通話サービスエリア内に再
び移動した場合は、通話サービスエリア検出回路21が
制御チャネルの確立をするので、「エリア信号」が通話
サービスエリア内であることを示す「ON」となるの
で、再び、「公衆」が表示される。このときは、通常の
表示動作を伴う待受状態となる。
【0064】この実施の形態によれば、通話サービスエ
リア外において、所定の時間以降は、待受電流の低消費
電流化を図ることが可能であり、待受時間の長時間化を
図ることができる効果がある。
【0065】実施の形態2. 図4は、移動用無線電話端末の実施の形態2の動作を説
明するための構成図である。図4において、1はマイ
ク、2はオーディオ回路、3は変復調回路、4は送信回
路、5は送受信切替回路、6はアンテナ、7は受信回
路、8はスピーカ、9はキー、10は制御部、11はド
ライバ、12は表示器、22は電池電圧・電池残量検出
回路である。
【0066】電池電圧・電池残量検出回路22は、電池
電圧の検出と電池残量の計算を行い、電池残量信号を制
御部10に送出する。その他については、図1と同様で
ある。電源系は、図2と同様である。
【0067】電池13の電圧降下特性は、通常、放電し
ていくに従って電圧が低下する特性、つまり、経過時間
とともに出力電圧が単調減少する特性を示し、電池種別
固有の特性を事前に把握することにより、電池残量を予
測することが可能である。ただし、電池の電圧低下特性
は、電池の種類によって異なる。
【0068】図5は、電池の電圧降下特性の一例を示
す。図中、横軸は経過時間、縦軸は負荷の消費電流が一
定である場合の電池の出力電圧である。説明を簡単にす
るために、直線で示すが、曲線の場合でも、同様の傾向
を示す。
【0069】満充電した電池13を使用し、その電圧降
下特性を負荷の消費電流が一定の条件で、図5に示す特
性とする。使用開始時間t1 で初期電圧V1 、電池13
の使用限界である終始電圧V2 まで継続して使用したと
すると、使用時間t2 である。ただし、移動用無線電話
端末の使用できる最低電圧はV3 とする。この場合に
は、電圧V3 まで使用できる時間は、t3 である。
【0070】これから、電圧V4 をモニターすることに
より、電池残量の予測をすることができる。いま、ある
時間t4 における電圧をV4 とすると、電圧降下特性は
直線としているので、電池残量時間は、以下で算出でき
る。 これまでの使用時間 t4−t1 (1) 使用可能残り時間 t3−t4 (2) t4=t1+(t3−t1)×(V1−V4)/(V1−V3) (3) t1=0 とすると、使用可能残り時間は、下式で示され
る。 t3−t4=t3−t3×(V1−V4)/(V1−V3) =t3×(V4−V3)/(V1−V3) (4) ここで、使用可能残り時間t3−t4を使用可能時間比R
で示すと、 R=(t3−t4)/t3×100 (%) (5) である。
【0071】電池残量信号として、使用可能残り時間t
3−t4、あるいは、使用可能時間比Rを使用して、これ
を制御部10に送出する。制御部10では、例えば、R
が50%になったら、表示器12の動作の一部あるいは
全部を中止させるか、もしくは、間欠動作させるため、
ドライバ11に制御信号を送出することができる。ただ
し、電池残量が少なくなっている状態にあっても、電池
残量の確認として表示の意味はあるので、キー9の操作
があった場合は、再表示する。また、着呼があった場合
には、再表示する。
【0072】なお、端末によっては、表示内容に、図
の内容の他に時刻表示機能があったりするものもある。
この場合、表示全体について、間欠動作させたり、表示
の一部として電池残量を示す絵文字「電池残量」のみ
を、間欠動作させることもできる。
【0073】この実施の形態によれば、電池残量が所定
値以下になった場合に、待受電流の低消費電流化を図る
ことが可能である。そして、この実施の形態によれば、
表示の一部あるいは全部を中止させるか、間欠動作させ
るなどにより、電池残量が少なくなってきたことが絵文
字「電池残量」のバッテリバー数の表示以上に実感とし
て良くわかる効果と、充電の必要性を強く感じる効果と
がある。
【0074】実施の形態3. 図6は、移動用無線電話端末の実施の形態3の動作を説
明するための構成図である。図6において、1はマイ
ク、2はオーディオ回路、3は変復調回路、4は送信回
路、5は送受信切替回路、6はアンテナ、7は受信回
路、8はスピーカ、9はキー、10は制御部、11はド
ライバ、12は表示器、23は使用状態検出回路であ
る。
【0075】図中の信号の流れは、使用状態検出回路2
3が使用状態を検知し、使用状態信号を生成する。その
他については、図1と同様である。電源系は、図2と同
様である。
【0076】ここでは、受信電界強度の変化を用いて、
使用していない状態を検出する方法について説明する。
移動用無線電話端末では、移動中や通話中には、受信電
界強度が比較的大きく変化する。その一方、移動用無線
電話端末が1箇所に静止している場合は、周囲の環境変
化が大きくなければ、受信電界強度は比較的変化が小さ
い。使用状態信号として、例えば、電界強度を継続して
モニタしたときの電界強度の所定時間内の平均変化率と
する。これを、使用状態検出回路23から制御部10に
送出する。制御部10では、使用状態信号が所定値以下
の場合には使用していないものとみなし、表示器12の
一部あるいは全部の表示を中止したり、もしくは、間欠
動作させるために、制御部10はドライバ11に制御信
号を送出することができる。ただし、使用していない状
態にあっても、着呼、あるいは、キー9の操作があった
場合は、再表示する。
【0077】この実施の形態によれば、例えば、キー入
力はしないが、移動中に継続して表示器に表示させたい
場合、例えば前述した説明のように、タイマ機能の利用
時などで待受する場合に便利であり、使い勝手を保ちな
がら待受電流の低消費電流化を図ることが可能となる効
果がある。
【0078】さらに、使用状態を検出するには、他の方
法も考えられる。端末では、位置登録する基地局は一つ
であるが、通常は複数の基地局からの電波を受信でき、
複数の基地局固有番号を知り得ることができる。この中
には、端末の受信感度限界付近の小さな電界強度のもの
もあり、したって、この小さな電界強度の電波に着目
してモニタすることにより、この基地局固有番号の電波
が受信できたり、できなくなったりすることがわかる。
所定の時間の間、この基地局固有番号が安定して受信で
きるということは、静止していると判断して使用してい
ないとする基地局固有番号監視法が考えられる。
【0079】使用状態信号として、例えば、受信電界強
度が所定値以下で受信できる基地局の電波を使用して、
この基地局固有番号を継続してモニタすることにより、
この基地局固有番号を使用状態検出回路23から制御部
10に送出する。制御部10では、この基地局が所定時
間内に安定して受信できる場合には、この端末は使用し
ていないと判断して、表示器12の一部あるいは全部の
表示を中止したり、もしくは、間欠動作させるために、
制御部10はドライバ11に制御信号を送出することが
できる。ただし、使用していない状態にあっても、着
呼、あるいは、キー9の操作があった場合は、再表示す
る。
【0080】この実施の形態によれば、やはり前述した
が、例えば、キー入力はしないが、電車や自動車で移動
中に継続して表示器に表示させたい場合、例えば、前述
した説明のように、タイマ機能の利用時などで待受する
場合に便利であり、待受電流の低消費電流化を図ること
が可能となる効果がある。
【0081】以上のように、この発明の実施の形態によ
れば、通話サービスエリア外になると表示器の一部ある
いは全部について表示を中止したり、間欠動作させたり
するため、待受時間の延長化が図れる。また、電池残量
が所定値以下になると、表示器の一部あるいは全部につ
いて、表示を中止したり、間欠動作させたりするため、
待受時間の延長化が図れる。また、使用状態をモニタし
て、使用していないと判断した場合には、表示器の一部
あるいは全部について、表示を中止したり、間欠動作さ
せたりするため、待受時間の延長化が図れる。いろいろ
な使用状況に応じた方法によるため、使い勝手を悪くす
ることなく待受時間の延長化を図ることができる効果が
ある。このように、待受時間の延長化が図れる効果と、
同じ待受時間であれば電池容量を小さくすることがで
き、小型化および低価格化に対する効果がある。
【0082】
【発明の効果】第1の発明によれば、節電状態時に表示
器の動作の一部を中止させて前記表示器の特定表示エリ
アのみに文字あるいは絵文字等を文字あるいは絵文字等
を表示し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるい
は絵文字等の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文
字等の表示を中止するように制御することにより、節電
を実現できる移動用無線端末を提供することができる。
【0083】第2の発明によれば、表示器の節電状態に
おいて、キー入力により表示器を節電状態から通常の状
態に復帰して、待受中の節電とともに、キー操作時の表
示確保を実現できる移動用無線端末を提供することがで
きる。
【0084】第3の発明によれば、通話サービスエリア
外情報の検出に応じて表示器の動作の一部を中止させて
表示器の特定表示エリアのみに文字あるいは絵文字等を
表示し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるいは
絵文字等の表示を中止することにより、待受中の節電を
実現できる移動用無線端末を提供することができる。
【0085】第4の発明によれば、通話サービスエリア
外情報の検出から所定時間経過後に表示器の動作の一部
を中止させて表示器の特定表示エリアのみに文字あるい
は絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表示すべき
文字あるいは絵文字等の表示を中止することにより、待
受中の節電を実現できる移動用無線端末を提供すること
ができる。
【0086】第5の発明によれば、通話サービスエリア
外情報の検出から所定時間経過後に表示器の動作の一部
を中止させて、表示器の特定の表示エリアのみに文字あ
るいは絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表示す
べき文字あるいは絵文字等の表示を中止することによ
り、待受中の節電を実現できる移動用無線端末を提供す
ることができる。
【0087】第6の発明によれば、通話サービスエリア
外情報の検出から所定時間経過後に表示器の少なくとも
一部の表示を間欠動作することにより、待受中の節電を
実現できる移動用無線端末を提供することができる。
【0088】第7の発明によれば、通話サービスエリア
外情報の検出に応じて、表示器の少なくとも一部の表示
を間欠動作し、かつ、この表示器の表示における間欠動
作の時間表示頻度を、通話サービスエリア外情報の検出
時点からの時間の経過に応じて減少させるようにするこ
とにより、待受中の節電を実現できる移動用無線端末を
提供することができる。
【0089】第8の発明によれば、電池残量が所定値以
下になった場合に表示器の動作の一部を中止させて表示
器の特定表示エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示
し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文
字等の表示を中止することにより、待受中の節電を実現
できる移動用無線端末を提供することができる。
【0090】第9の発明によれば、使用していない状態
になった場合に表示器の動作の一部を中止させて表示器
の特定表示エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示
し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文
字等の表示を中止することにより、待受中の節電を実現
できる移動用無線端末を提供することができる。
【0091】第10の発明によれば、使用していない状
態を、受信電界強度が一定の間、所定値以下の変動であ
ることを利用して検出し、待受中の節電を実現できる移
動用無線端末を提供することができる。
【0092】第11の発明によれば、使用していない状
態を、基地局固有番号が一定の間、変動しないことを利
用して検出し、待受中の節電を実現できる移動用無線端
末を提供することができる。
【0093】第12の発明によれば、通話サービスエリ
ア外への移動に応じて表示器の動作の一部を中止させ
て、表示器の特定表示エリアのみに文字あるいは絵文字
等を表示し、その他の表示エリアに表示すべき文字ある
いは絵文字等の表示を中止することにより、待受中の節
電を実現できる移動用無線端末の動作方法を提供するこ
とができる。
【0094】第13の発明によれば、通話サービスエリ
ア外への移動から所定時間経過後に表示器の動作の一部
を中止させて、表示器の特定表示エリアのみに文字ある
いは絵文字等を表示し、その他の表示エリアに表示すべ
き文字あるいは絵文字等の表示を中止することにより、
待受中の節電を実現できる移動用無線端末の動作方法を
提供することができる。
【0095】
【0096】第1の発明によれば、通話サービスエリ
ア外への移動に応じて表示器を間欠動作し、かつ、この
表示器の表示における間欠動作の時間表示頻度を、通話
サービスエリア外への移動時点からの時間の経過に応じ
て減少させるようにすることにより、待受中の節電を実
現できる移動用無線端末の動作方法を提供することがで
きる。
【0097】
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の説明をするための
移動用無線電話端末の構成図である。
【図2】 移動用無線電話端末の電源系を説明するため
の構成図である。
【図3】 移動用無線電話端末の表示器の表示内容を示
す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の説明をするための
移動用無線電話端末の構成図である。
【図5】 二次電池の電圧降下特性を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の説明をするための
移動用無線電話端末の構成図である。
【符号の説明】
1 マイク、2 オーディオ回路、3 変復調回路、4
送信回路、5 送受信切替回路、6 アンテナ、7
受信回路、8 スピーカ、9 キー、10 制御部、1
1 ドライバ、12 表示器、13 電池、14 制御
部電源、15送受切替電源、16 送信回路電源、17
受信回路電源、18 変復調回路電源、19 オーデ
ィオ回路電源、20 表示器・ドライバ電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−311079(JP,A) 特開 平4−304043(JP,A) 特開 昭63−33021(JP,A) 特開 平5−102910(JP,A) 特開 平7−327004(JP,A) 特開 昭63−296419(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字あるいは絵文字等を表示する表示器
    と、この表示器を表示駆動するためのドライバと、この
    ドライバの動作を制御する制御部とを有する移動用無線
    端末であって、 通常時、前記制御部は前記表示器の全表示エリアに文字
    あるいは絵文字等の表示がなされるよう前記ドライバを
    制御し、節電状態時、前記制御部は前記表示器の動作の
    一部を中止させて前記表示器の特定表示エリアのみに文
    字あるいは絵文字等の表示を行い、その他の表示エリア
    に表示すべき文字あるいは絵文字等の表示を中止するよ
    う前記ドライバを制御することを特徴とする移動用無線
    端末。
  2. 【請求項2】 表示器の節電状態においてキー入力があ
    った場合には、前記表示器を節電状態から通常の状態に
    復帰するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    移動用無線端末。
  3. 【請求項3】 文字あるいは絵文字等を表示する表示器
    と、この表示器を駆動するためのドライバと、このドラ
    イバの動作を制御する制御部と、通話サービスエリアの
    内外を示す情報を検出する検出手段とを備え、この検出
    手段による通話サービスエリア外情報の検出に応じて
    記表示器の動作の一部を中止させて前記表示器の特定表
    示エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示し、その他
    の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文字等の表示
    を中止するとともに、通話サービスエリア内情報の検出
    に応じて前記表示器の表示を通常の状態に復帰するよう
    にしたことを特徴とする移動用無線端末。
  4. 【請求項4】 文字あるいは絵文字等を表示する表示器
    と、この表示器を駆動するためのドライバと、このドラ
    イバの動作を制御する制御部と、通話サービスエリアの
    内外を示す情報を検出する検出手段とを備え、この検出
    手段による通話サービスエリア外情報の検出から所定時
    間経過後に前記表示器の動作の一部を中止させて前記
    示器の特定表示エリアのみに文字あるいは絵文字等を表
    示し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵
    文字等の表示を中止するとともに、通話サービスエリア
    内情報の検出に応じて前記表示器の表示を通常の状態に
    復帰するようにしたことを特徴とする移動用無線端末。
  5. 【請求項5】 文字あるいは絵文字等を表示する表示器
    と、この表示器を駆動するためのドライバと、このドラ
    イバの動作を制御する制御部と、通話サービスエリアの
    内外を示す情報を検出する検出手段と、通話サービスエ
    リア外情報を検出し、かつ、所定の時間を経過した後
    に、前記表示器の動作の一部を中止させて前記表示器の
    特定の表示エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示
    し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文
    字等の表示を中止するための作動手段と、前記表示器の
    表示中止時に、キー入力があった場合には、前記表示器
    の表示を通常の動作に復帰する復帰手段とを具備した移
    動用無線端末。
  6. 【請求項6】 文字あるいは絵文字等を表示する表示器
    と、この表示器を駆動するためのドライバと、このドラ
    イバの動作を制御する制御部と、通話サービスエリアの
    内外を示す情報を検出する検出手段と、通話サービスエ
    リア外情報を検出し、かつ、所定の時間を経過した後
    に、前記表示器の少なくとも一部の表示を間欠動作する
    ための作動手段と、前記表示器の表示が間欠動作時に、
    キー入力があるか、通話サービスエリアに再び入った場
    合には、前記表示器の表示を通常の動作に復帰させる復
    帰手段とを具備した移動用無線端末。
  7. 【請求項7】 文字あるいは絵文字等を表示する表示器
    と、この表示器を駆動するためのドライバと、このドラ
    イバの動作を制御する制御部と、通話サービスエリアの
    内外を示す情報を検出する検出手段と、この検出手段に
    よる通話サービスエリア外情報の検出に応じて、前記
    示器の少なくとも一部の表示を間欠動作するための作動
    手段と、前記表示器の表示が間欠動作時に、キー入力が
    あるか、通話サービスエリアに再び入った場合には、
    表示器の表示を通常の動作に復帰させる復帰手段とを
    備え、前記表示器の表示における間欠動作の時間表示頻
    度を、通話サービスエリア外情報の検出時点からの時間
    の経過に応じて減少させるようにした移動用無線端末。
  8. 【請求項8】 文字あるいは絵文字等を表示する表示器
    と、この表示器を駆動するためのドライバと、このドラ
    イバの動作を制御する制御部と、電池残量を検出する検
    出手段と、電池残量が所定値以下になった場合に、前記
    表示器の動作の一部を中止させて前記表示器の特定表示
    エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示し、その他の
    表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文字等の表示を
    中止するための作動手段と、前記表示器の表示中止時
    に、着呼があるか、キー入力があった場合には、前記
    示器の表示を通常の動作に復帰させる復帰手段とを具備
    した移動用無線端末。
  9. 【請求項9】 文字あるいは絵文字等を表示する表示器
    と、この表示器を駆動するためのドライバと、このドラ
    イバの動作を制御する制御部と、使用状態を検出する検
    出手段と、使用していない状態になった場合に、前記表
    示器の動作の一部を中止させて前記表示器の特定表示エ
    リアのみ文字あるいは絵文字等を表示し、その他の表
    示エリアに表示すべき文字あるいは絵文字等の表示を中
    止させるための作動手段と、前記表示器の表示中止時
    に、着呼があるか、キー入力があった場合には、前記
    示器の表示を通常の動作に復帰する復帰手段とを具備し
    た移動用無線端末。
  10. 【請求項10】 使用状態を検出する検出手段に、受信
    電界強度が一定の間、所定値以下の変動であることを利
    用した請求項9に記載の移動用無線端末。
  11. 【請求項11】 使用状態を検出する検出手段に、複数
    の基地局固有番号を用い、基地局固有番号が一定時間の
    間、変動しないことを利用した請求項9に記載の移動用
    無線端末。
  12. 【請求項12】 通話サービスエリア外への移動に応じ
    て、表示器の動作の一部を中止させて前記表示器の特定
    表示エリアのみに文字あるいは絵文字等を表示し、その
    他の表示エリアに表示すべき文字あるいは絵文字等の表
    示を中止するとともに、通話サービスエリア内への移動
    に応じて、前記表示器の表示を通常の状態に復帰するよ
    うにしたことを特徴とする移動用無線端末の動作方法。
  13. 【請求項13】 通話サービスエリア外への移動から所
    定時間経過後に、表示器の動作の一部を中止させて前記
    表示器の特定表示エリアのみに文字あるいは絵文字等を
    表示し、その他の表示エリアに表示すべき文字あるいは
    絵文字等の表示を中止するとともに、通話サービスエリ
    ア内への移動に応じて、前記表示器の表示を通常の状態
    に復帰するようにしたことを特徴とする移動用無線端末
    の動作方法。
  14. 【請求項14】 通話サービスエリア外への移動に応じ
    て表示器を間欠動作状態とするとともに、通話サービス
    エリア内への移動に応じて前記表示器を間欠動作状態か
    ら通常の状態に復帰するようにし、かつ、前記表示器の
    表示における間欠動作の時間表示頻度を、通話サービス
    エリア外への移動時点からの時間の経過に応じて減少さ
    せるようにしたことを特徴とする移動用無線端末の動作
    方法。
JP16598396A 1996-06-26 1996-06-26 移動用無線端末およびその動作方法 Expired - Lifetime JP3462009B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16598396A JP3462009B2 (ja) 1996-06-26 1996-06-26 移動用無線端末およびその動作方法
TW086105523A TW329067B (en) 1996-06-26 1997-04-28 Portable radio communication terminal and its operation
KR1019970024790A KR100298109B1 (ko) 1996-06-26 1997-06-10 이동용무선단말기

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16598396A JP3462009B2 (ja) 1996-06-26 1996-06-26 移動用無線端末およびその動作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1013322A JPH1013322A (ja) 1998-01-16
JP3462009B2 true JP3462009B2 (ja) 2003-11-05

Family

ID=15822704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16598396A Expired - Lifetime JP3462009B2 (ja) 1996-06-26 1996-06-26 移動用無線端末およびその動作方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3462009B2 (ja)
KR (1) KR100298109B1 (ja)
TW (1) TW329067B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000042772A (ko) * 1998-12-26 2000-07-15 윤종용 이동전화 단말기의 전원절약방법
KR20020066033A (ko) * 2001-02-08 2002-08-14 삼성전자 주식회사 센서를 이용하여 전력 소비를 감소하는 휴대폰 및 그 방법
KR100640364B1 (ko) 2004-01-14 2006-10-30 삼성전자주식회사 이동통신시스템의 통신 서비스 제공 여부를 사용자에게알리는 듀얼모드 이동통신 단말기 및 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333021A (ja) * 1986-07-26 1988-02-12 Nec Corp 携帯無線電話機
JPH01314440A (ja) * 1988-06-14 1989-12-19 Toshiba Corp 移動体通信装置
JPH0669853A (ja) * 1992-08-18 1994-03-11 Hitachi Ltd 移動無線通信端末及びコードレス電話
KR970008927B1 (en) * 1994-06-21 1997-05-30 Lg Electronics Inc The power saving apparatus of cellular phone
KR960039717A (ko) * 1995-04-08 1996-11-25 구자홍 휴대폰의 백라이트 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
TW329067B (en) 1998-04-01
JPH1013322A (ja) 1998-01-16
KR100298109B1 (ko) 2001-10-24
KR980006988A (ko) 1998-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7912517B2 (en) Power saving method for mobile communication terminal
US8886261B2 (en) Multi-mode methods and devices utilizing battery power level for selection of the modes
US7907929B2 (en) Communication apparatus and system for communication
JP2814297B2 (ja) 無線電話装置
JPH0815267B2 (ja) 無線電話機
JP2003523683A (ja) Pdaとワイヤレス電話機を含む統合電子装置における電力節約のための方法および装置
US8792827B2 (en) Short range wireless communication apparatus
US6731957B1 (en) Wireless communication device capable of saving battery power by switching communication mode
JP3462009B2 (ja) 移動用無線端末およびその動作方法
JPH10290195A (ja) 携帯無線通信装置
JPH0669853A (ja) 移動無線通信端末及びコードレス電話
JP2001086556A (ja) 複合携帯電話機
JP4561985B2 (ja) 無線端末機
KR100287951B1 (ko) 휴대전화의 전력소비를 최소화 하기위한 장치 및 방법
JPH08251098A (ja) 携帯用通信機器
JPH02288623A (ja) 無線電話装置
KR100581828B1 (ko) 이동통신 단말기의 배터리 전원 절약 장치
JP2000196492A (ja) 移動体端末装置の電力供給方式
KR100357124B1 (ko) 이동통신시스템
JPH09172402A (ja) 移動無線機のバッテリーセービング装置
JP2004048488A (ja) 携帯端末装置及び移動体通信端末
JPH06252798A (ja) 携帯無線電話
JP2001053874A (ja) 移動体通信装置の電力制御装置
JPH05227263A (ja) コードレス電話機の表示方式
JPH11341113A (ja) 携帯電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term