JP3461160B2 - 電磁振動アクチュエータ - Google Patents

電磁振動アクチュエータ

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JP3461160B2
JP3461160B2 JP2000203263A JP2000203263A JP3461160B2 JP 3461160 B2 JP3461160 B2 JP 3461160B2 JP 2000203263 A JP2000203263 A JP 2000203263A JP 2000203263 A JP2000203263 A JP 2000203263A JP 3461160 B2 JP3461160 B2 JP 3461160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話に組み込
んで着信報知に利用したり、時計に内蔵してアラームに
使ったり、或いはゲーム機や玩具の振動発生部に用いた
りするのに好適な電磁振動アクチュエータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電磁振動アクチュエータと
しては、例えば特開平11−168869号公報や特開
平11−76939号公報に開示されているように、電
磁石と永久磁石とを組み合わせ、必要に応じてバネも併
用し、電磁石の磁力を制御して単振動を得ているものが
多い。
【0003】この他には、トーラスの外周にコイルを巻
いて電磁石を構成し、この電磁石の磁力により、永久磁
石からなる可動子をトーラスの中心の周りで円運動させ
て振動を得る電磁振動アクチュエータや、モータの回転
子の先端に、その回転軸から重心がずれるようにバラン
サを取り付け、このバランサの回転に伴う重心の変位で
振動を得る電磁振動アクチュエータも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは次の
ような不都合があった。
【0005】第1に、各電磁振動アクチュエータの振動
タイプはそれぞれ1つに限られ、多様性に欠けることか
ら、携帯電話などに組み込んだときの利用法が限られて
しまう。
【0006】第2に、電磁振動アクチュエータの電源に
電圧変動が生じると、その影響を受けて所定の大きさの
振動を継続できなくなる恐れがある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、多様な
振動を得ることができると同時に、電源の電圧変動の影
響を受けることがなく、かつ安価に作成することができ
る電磁振動アクチュエータを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電磁振動ア
クチュエータ(1)は、基体(2)を有し、この基体
に、U字形に形成された2個の電磁石(3、5)をそれ
ぞれの両端を結ぶ2本の仮想線が互いに交差する形で取
り付け、これら仮想線の交点に、永久磁石からなる可動
子(7)を弾性部材(6)を介して前記基体に揺動自在
に支持し、前記各電磁石に電力を供給する電源を設け、
振動を開始する命令、複数の振動タイプのうち1つを指
定する選択信号および振動を終了する命令が入力され、
振動タイプごとに前記各電磁石に与える通電パターンの
組合せを変えることにより、選択信号に応じて横振動、
縦振動、斜め振動または回転振動のいずれかが発生する
ように前記各電磁石の磁極を切り替える磁極切替手段
(10)を設けて構成される。ここで、基体、弾性部
材、磁極切替手段の一例としてはそれぞれケース
(2)、弾性シャフト(6)、磁極切替回路(10)を
挙げることができる。こうした構成を採用することによ
り、2個の電磁石の磁極を適当に切り替えて可動子に様
々な弾性運動(横方向、縦振動、斜め方向の揺動、円運
動)をさせることが可能となる。
【0009】また、上記電源として、上記可動子(7)
の共振周期に対応した幅の駆動パルスを供給するものを
採用して構成される。かかる構成により、電磁石(3、
5)に供給される電力が共振周期に対応するようにな
る。
【0010】また、上記電源として、上記可動子(7)
の共振周期に対応した幅より短い幅の駆動パルスを供給
するものを採用し、この駆動パルスのパルス数またはパ
ルス幅を加減して上記電磁石(3、5)の磁力を調整す
る磁力調整手段(11)を設けて構成される。ここで、
磁力調整手段の一例としては磁力調整回路(11)を挙
げることができる。かかる構成により、電磁石(3、
5)に供給される電力を駆動パルスのパルス数やパルス
幅の増減によって調整できるようになる。
【0011】また、上記電源の電圧変動を検出し、その
電圧変動に応じて駆動パルスのパルス数またはパルス幅
を加減することにより、上記電磁石(3、5)の磁力を
一定に保つ磁力保持手段(12)を設けて構成される。
ここで、磁力保持手段の一例としては磁力保持回路(1
2)を挙げることができる。かかる構成により、電圧が
上下しても電磁石の磁力が変化しなくなる。
【0012】また、上記各電磁石(3、5)の両端を結
ぶ2本の仮想線の交差角度を90°として構成される。
かかる構成により、振動時の制御が容易となる。
【0013】さらに、上記基体としてケース(2)を採
用し、残りの構成要素をこのケースに内装して構成され
る。かかる構成により、電磁振動アクチュエータ(1)
の周囲にある物が可動子(7)に当接してその動きを阻
害する事態を避けることができる。
【0014】なお、括弧内の符号は図面において対応す
る要素を表す便宜的なものであり、したがって、本発明
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。このこ
とは「特許請求の範囲」の欄についても同様である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1は本発明に係る電磁振動アクチュエー
タの一実施形態を示す図であって、(a)はその水平断
面図、(b)は(a)のB−B線による断面図、(c)
は(a)のC−C線による断面図、図2は図1に示す電
磁振動アクチュエータの制御ブロック図、図3は図1に
示す電磁振動アクチュエータの横振動時の様子を表す模
式図、図4は図1に示す電磁振動アクチュエータの斜め
振動時の様子を表す模式図である。
【0017】この電磁振動アクチュエータ1は、図1に
示すように、金属からなる円筒状のケース2を有してお
り、ケース2は2個のケース片2a、2bから構成され
ている。一方のケース片2aには第1の電磁石3が取り
付けられており、この電磁石3は磁芯3aおよび一対
(2つ)のコイル3b、3cから構成されている。他方
のケース片2bには第2の電磁石5が取り付けられてお
り、この電磁石5は磁芯5aおよび一対(2つ)のコイ
ル5b、5cから構成されている。
【0018】ここで、第1の電磁石3においては、磁芯
3aに一対のコイル3b、3cが互いに逆向きに巻回さ
れており、いずれのコイル3b、3cに電流を流すかに
よって磁芯3aの両端の磁極を反転させることができ
る。同様に、第2の電磁石5においては、磁芯5aに一
対のコイル5b、5cが互いに逆向きに巻回されてお
り、いずれのコイル5b、5cに電流を流すかによって
磁芯5aの両端の磁極を反転させることができる。
【0019】また、2個の電磁石3、5はそれぞれの両
端を結ぶ2本の仮想線(磁芯3aの両端を結ぶ仮想線と
磁芯5aの両端を結ぶ仮想線)が互いに直交する形でケ
ース2内に組み込まれており、これら仮想線の交点に
は、永久磁石からなる円柱状の可動子7が弾性シャフト
6を介してケース片2bに揺動自在に支持されている。
【0020】さらに、電磁振動アクチュエータ1には、
図2に示すように、制御部9が組み込まれており、制御
部9は磁極切替回路10、磁力調整回路11および磁力
保持回路12を具備している。
【0021】なお、2個の電磁石3、5、弾性シャフト
6、可動子7および制御部9はすべてケース2に内装さ
れている。
【0022】電磁振動アクチュエータ1は、このような
構成を有するので、所定の入力情報(振動を開始する命
令、振動タイプの指定、振動を終了する命令)に基づい
て多様な振動を発生する。
【0023】例えば、振動タイプとして「横振動」が指
定された場合には、図2に示すように、制御部9の磁極
切替回路10から第1の電磁石3にのみパルス電流が流
れる。この際、電磁石3の一方のコイル3bに電流が流
れると、図3(a)に示すように、磁芯3aの一端(磁
極B)がN極、磁芯3aの他端(磁極D)がS極となる
ため、可動子7は磁力(磁極Bとの引力および磁極Dと
の斥力)によって磁極B側に弾性的に変位する。また、
電磁石3の他方のコイル3cに電流が流れると、図3
(b)に示すように、磁芯3aの一端(磁極B)がS
極、磁芯3aの他端(磁極D)がN極となるため、可動
子7は磁力(磁極Bとの斥力および磁極Dとの引力)に
よって磁極D側に弾性的に変位する。したがって、一対
のコイル3b、3cに交互に電流を流して電磁石3の磁
極(N極、S極)を切り替えることにより、可動子7を
横方向(図3左右方向)に揺動させて横振動を得ること
ができる。
【0024】次に、振動タイプとして「縦振動」が指定
された場合には、図2に示すように、制御部9の磁極切
替回路10から第2の電磁石5にのみパルス電流が流れ
る。この際、電磁石5の一方のコイル5bに電流が流れ
ると、磁芯5aの一端(磁極A)がS極、磁芯5aの他
端(磁極C)がN極となるため、可動子7は磁力(磁極
Aとの引力および磁極Cとの斥力)によって磁極A側に
弾性的に変位する。また、電磁石5の他方のコイル5c
に電流が流れると、磁芯5aの一端(磁極A)がN極、
磁芯5aの他端(磁極C)がS極となるため、可動子7
は磁力(磁極Aとの斥力および磁極Cとの引力)によっ
て磁極C側に弾性的に変位する。したがって、一対のコ
イル5b、5cに交互に電流を流して電磁石5の磁極
(N極、S極)を切り替えることにより、可動子7を縦
方向に揺動させて縦振動を得ることができる。
【0025】一方、振動タイプとして「斜め振動」が指
定された場合には、図2に示すように、制御部9の磁極
切替回路10から第1および第2の電磁石3、5にパル
ス電流が流れる。この際、電磁石3、5のコイル3b、
5bに電流が流れると、図4(a)に示すように、磁芯
3aの一端(磁極B)および磁芯5aの他端(磁極C)
がS極、磁芯3aの他端(磁極D)および磁芯5aの一
端(磁極A)がN極となるため、可動子7は磁力(磁極
A、磁極Bとの斥力および磁極C、磁極Dとの引力)に
よって磁極C側、磁極D側に弾性的に変位する。また、
電磁石3、5のコイル3c、5cに電流が流れると、図
4(b)に示すように、磁芯3aの一端(磁極B)およ
び磁芯5aの他端(磁極C)がN極、磁芯3aの他端
(磁極D)および磁芯5aの一端(磁極A)がS極とな
るため、可動子7は磁力(磁極A、磁極Bとの引力およ
び磁極C、磁極Dとの斥力)によって磁極A側、磁極B
側に弾性的に変位する。したがって、二対(4つ)のコ
イル3b、3c、5b、5cに交互に電流を流して電磁
石3、5の磁極(N極、S極)を切り替えることによ
り、可動子7を斜め方向に揺動させて斜め振動を得るこ
とができる。
【0026】さらに、振動タイプとして「回転振動」が
指定された場合には、上述した横振動、縦振動、斜め振
動を適当に組み合わせることで、可動子7を円運動させ
て回転振動を得ることができる。
【0027】この際、2個の電磁石3、5の両端を結ぶ
2本の仮想線は互いに直交しているので、横振動、縦振
動、斜め振動、回転振動のいずれの振動を発生させる場
合も制御が容易となる。また、弾性シャフト6および可
動子7はケース2に内装されているので、電磁振動アク
チュエータ1の周囲にある物が可動子7に当接してその
動きを阻害する恐れはなく、電磁振動アクチュエータ1
は常に円滑に振動する。
【0028】ここで、可動子7の共振周期に対応した幅
の駆動パルスを供給すれば、最低限の消費電力で所定の
振動を発生させることができる。或いはまた、可動子7
の共振周期に対応した幅より短い幅の駆動パルスを供給
するとき、制御部9の磁力調整回路11が、この駆動パ
ルスのパルス数またはパルス幅を加減して電磁石3、5
の磁力を調整するため、細やかな振動制御を容易に行う
ことができる。このとき、制御部9の磁力保持回路12
は、電磁石3、5に電力を供給する電源(図示せず)の
電圧変動を検出し、その電圧変動に応じて駆動パルスの
パルス数またはパルス幅を加減する(電圧が下がったら
パルス数またはパルス幅を大きくし、電圧が上がったら
パルス数またはパルス幅を小さくする)ことにより、電
磁石3、5の磁力を一定に保つ。そのため、たとえ電源
に電圧変動が生じても、その影響を受けることなく所定
の大きさの振動を継続することができる。
【0029】また、電磁振動アクチュエータ1は基本的
に2個の電磁石3、5と可動子7から構成されているの
で、製造コストを安く抑えることが可能である。
【0030】なお、上述の実施形態においては、磁芯3
aに一対(2つ)のコイル3b、3cを互いに逆向きに
巻回した電磁石3を採用し、電流を流すコイル3b、3
cを選ぶことにより、磁芯3aの両端の磁極を反転させ
るようにしたが、磁芯3aにコイルを1つだけ巻回して
おき、そのコイルに流す電流の向きを変えることによ
り、磁芯3aの両端の磁極を反転させることも考えられ
る。このことは、もう一方の電磁石5についても同様で
ある。
【0031】また、上述の実施形態においては、振動時
の制御を容易なものとするため、各電磁石3、5の両端
を結ぶ2本の仮想線の交差角度を90°(直角)とした
電磁振動アクチュエータ1について説明したが、この交
差角度は必ずしも90°にする必要はなく、任意の角度
で交差させることができる。
【0032】また、上述の実施形態においては、弾性シ
ャフト6を介して可動子7をケース2に取り付けた電磁
振動アクチュエータ1について説明したが、この弾性シ
ャフト6に代えて他の弾性部材(ゴム材、スプリングな
ど)を採用してもよい。
【0033】さらに、上述の実施形態においては、電磁
石3、5、弾性シャフト6、可動子7および制御部9を
金属製のケース2に内装した電磁振動アクチュエータ1
について説明したが、金属製のケース2以外の基体(例
えば、合成樹脂製のケースや、全体を包囲しない骨組み
だけのもの)に電磁石3、5などを取り付けることも可
能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る発明によれば、2個の電磁石の磁極を適当に
切り替えて可動子に様々な弾性運動(横方向、縦振動、
斜め方向の揺動、円運動)をさせうることから、横振
動、縦振動、斜め振動、回転振動など多様な振動を得る
ことが可能な電磁振動アクチュエータを提供することが
できる。
【0035】その結果、例えば携帯電話の着信報知に利
用する場合、通信相手ごとに振動の種類を割り当ててお
けば、受信時に携帯電話を被服のポケットなどから取り
出さなくても通信相手を知ることが可能となり、携帯電
話の利便性が向上する。また、時計のアラームに使う場
合、複数の設定時刻ごとに振動の種類を変えれば、使用
者はその振動の種類だけでアラームの意味を認識するこ
とができる。さらに、ゲーム機や玩具の振動発生部に用
いる場合、ゲーム機の場面や玩具の動きや状況に合わせ
て種々の振動を生じさせることができ、臨場感やリアリ
ティーを高めることができる。
【0036】しかも、基本的に2個の電磁石と可動子か
ら構成されているため、電磁振動アクチュエータを安価
に作成することができる。
【0037】また、本発明のうち請求項2に係る発明に
よれば、電磁石に供給される電力が共振周期に対応する
ことから、少ない消費電力で大きな振動を得ることがで
きる。
【0038】また、本発明のうち請求項3に係る発明に
よれば、電磁石に供給される電力を駆動パルスのパルス
数やパルス幅の増減によって調整できるようになるた
め、細やかな振動制御を行うことが容易になる。
【0039】また、本発明のうち請求項4に係る発明に
よれば、電圧が上下しても電磁石の磁力が変化しなくな
るので、電源の電圧変動の影響を受けることのない電磁
振動アクチュエータを提供することができる。
【0040】また、本発明のうち請求項5に係る発明に
よれば、振動時の制御が容易となることから、磁極切替
手段の設計が楽になる。
【0041】さらに、本発明のうち請求項6に係る発明
によれば、電磁振動アクチュエータの周囲にある物が可
動子に当接してその動きを阻害する事態が生じないた
め、電磁振動アクチュエータの円滑な振動を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁振動アクチュエータの一実施
形態を示す図であって、(a)はその水平断面図、
(b)は(a)のB−B線による断面図、(c)は
(a)のC−C線による断面図である。
【図2】図1に示す電磁振動アクチュエータの制御ブロ
ック図である。
【図3】図1に示す電磁振動アクチュエータの横振動時
の様子を表す模式図である。
【図4】図1に示す電磁振動アクチュエータの斜め振動
時の様子を表す模式図である。
【符号の説明】
1……電磁振動アクチュエータ 2……ケース(基体) 3、5……電磁石 6……弾性シャフト(弾性部材) 7……可動子 10……磁極切替回路(磁極切替手段) 11……磁力調整回路(磁力調整手段) 12……磁力保持回路(磁力保持手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−51790(JP,A) 特開2000−156964(JP,A) 特開 平10−305257(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B06B 1/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体(2)を有し、 この基体に、U字形に形成された2個の電磁石(3、
    5)をそれぞれの両端を結ぶ2本の仮想線が互いに交差
    する形で取り付け、 これら仮想線の交点に、永久磁石からなる可動子(7)
    を弾性部材(6)を介して前記基体に揺動自在に支持
    し、 前記各電磁石に電力を供給する電源を設け、 振動を開始する命令、複数の振動タイプのうち1つを指
    定する選択信号および振動を終了する命令が入力され、
    振動タイプごとに前記各電磁石に与える通電パターンの
    組合せを変えることにより、選択信号に応じて横振動、
    縦振動、斜め振動または回転振動のいずれかが発生する
    ように前記各電磁石の磁極を切り替える磁極切替手段
    (10)を設けたことを特徴とする電磁振動アクチュエ
    ータ。
  2. 【請求項2】 電源として、可動子(7)の共振周期に
    対応した幅の駆動パルスを供給するものを採用したこと
    を特徴とする請求項1に記載の電磁振動アクチュエー
    タ。
  3. 【請求項3】 電源として、可動子(7)の共振周期に
    対応した幅より短い幅の駆動パルスを供給するものを採
    用し、 この駆動パルスのパルス数またはパルス幅を加減して電
    磁石(3、5)の磁力を調整する磁力調整手段(11)
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電磁振動ア
    クチュエータ。
  4. 【請求項4】 電源の電圧変動を検出し、その電圧変動
    に応じて駆動パルスのパルス数またはパルス幅を加減す
    ることにより、電磁石(3、5)の磁力を一定に保つ磁
    力保持手段(12)を設けたことを特徴とする請求項2
    または請求項3に記載の電磁振動アクチュエータ。
  5. 【請求項5】 各電磁石(3、5)の両端を結ぶ2本の
    仮想線の交差角度を90°としたことを特徴とする請求
    項1から請求項4までのいずれかに記載の電磁振動アク
    チュエータ。
  6. 【請求項6】 基体としてケース(2)を採用し、残り
    の構成要素をこのケースに内装したことを特徴とする請
    求項1から請求項5までのいずれかに記載の電磁振動ア
    クチュエータ。
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