JP7117400B2 - 触感発生装置及びこれを含む応用装置 - Google Patents

触感発生装置及びこれを含む応用装置 Download PDF

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Description

本発明は、触感発生装置及びこれを含む応用装置に関するもので、具体的には、回転慣性振動や衝撃振動を発生する触感発生装置及びこれを含む応用装置に関するものである。
振動を発生させる装置は、携帯電話に内蔵され、着信音の代わりに振動で着信やメッセージの到着を知らせたり、ゲーム操作装置に内蔵され、ゲームを楽しむユーザーに実体感を与え、楽しさや興味を増加させるために用いられている。また、技術の発達により、携帯電話でも通信だけでなく、マルチメディア再生と送受信、インターネット、ゲームなどを楽しむことができるようになり、ゲーム機でインターネットや動画の再生も可能になり、動画プレーヤーでも音楽、ビデオを再生して、インターネットやゲームも可能になった。それに応じて振動発生装置の活用分野はさらに拡大される傾向であり、これらの機器には、主に小型の振動モータを用いている。この場合には、振動の調整は、一般的に電圧を調整して、モータの回転数を変更させることで振動の強さを変化させている。
本発明は、一つの触感素子を用いて、ユーザーに異なる感覚を与える衝撃振動と回転慣性振動を提供する触感発生装置と応用装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施例による触感発生装置は、固定部、回転部、磁石、およびコイルを含むことができる。上記固定部は、ストッパーを含むことができる。上記回転部は、上記固定部に対して回転し、突起を有することができる。上記磁石は、上記回転部と固定部のいずれか一側に含まれており、複数本が備えることができる。上記コイルは、上記回転部と固定部の他側に含まれ、上記磁石と作用して回転力を発生させることができる。上記回転部は、360度の範囲内で往復回転運動を行うことができる。上記回転部が、第1方向に回転するとき、上記回転部の上記突起が上記固定部の上記ストッパーと衝突する前に、上記回転部の回転運動を強制停止させたり、または、上記第1方向の反対方向である第2方向に回転させて回転慣性振動を発生することができる。
上記触感発生装置は、上記回転慣性振動と異なる衝撃振動を発生させることができる。上記回転慣性振動の発生時の上記回転部の回転角度は、上記衝撃振動の発生時の上記回転部の回転角度より小さくできる。
上記触感発生装置は、上記突起と上記ストッパーが衝突して上記衝撃振動を発生させることができる。
上記回転慣性振動の発生時の周波数は、上記衝撃振動の発生時の周波数と相互異なることができる。
上記回転慣性振動を発生するとき、上記回転部が回転方向を変更せずに回転している間、上記回転部を上記回転方向に回転させる動作とブレーキ動作を行うことができる。
上記回転慣性振動を発生するとき、上記回転部が、上記第1方向に回転運動を開始した後、所定の時間以上で、上記回転部の回転運動を停止させたり、または停止する前に、上記第2方向に回転させることができる。
上記磁石の磁極数がm個の場合、上記回転部はm-1個の磁極が占める回転角度内で回転し、上記回転慣性振動を発生し、mは3以上の自然数でありえる。
上記コイルの数は、上記磁石の磁極の数のk倍、kは自然数でありえる。
上記回転部に結合された偏心体をさらに含むことができる。
上記回転慣性振動を発生するとき、上記回転部が回転方向を変更せずに回転している間、上記回転部を第1方向に回転させる動作とブレーキ動作を行うことができる。
本発明の一実施例による触感発生装置は、固定部、回転部、磁石、およびコイルを含むことができる。上記固定部は、ストッパーを含むことができる。上記回転部は、上記固定部に対して回転し、突起を有することができる。上記磁石は、上記回転部と固定部のいずれか一側に含まれており、複数本が備えることができる。上記コイルは、上記回転部と固定部の他側に含まれ、上記磁石と作用して回転力を発生させることができる。上記回転部は、360度の範囲内で往復回転運動を行うことができる。上記回転部は、特定の回転角度の範囲内で回転し、相互異なる衝撃振動と回転慣性振動を混合して発生させることができる。
本発明の一実施例による応用装置は、触感素子及び上記触感素子に電流を提供する駆動回路を含むことができる。上記触感素子は、固定部、回転部、磁石、およびコイルを含むことができる。上記固定部は、ストッパーを有することができる。上記回転部は、上記固定部に対して回転し、突起を有することができる。上記磁石は、上記回転部と固定部のいずれか一側に含まれており、複数本が備えることができる。上記コイルは、上記回転部と固定部の他側に含まれ、上記磁石と作用して回転力を発生させることができる。上記回転部は、360度の範囲内で往復回転運動を行うことができる。上記回転部が第1方向に回転するとき、上記回転部の上記突起が上記固定部の上記ストッパーと衝突する前に、上記回転部の回転運動を強制停止させたり、または、上記第1方向の反対方向である第2方向に回転させて回転慣性振動を発生することができる。
本発明の一実施例に係る触感発生装置によれば、一つの触感素子を用いて、ユーザーに異なる感覚を与える衝撃振動と回転慣性振動を提供することができる。したがって、ユーザーに、より多様で実体感のあるハプティックフィードバック(haptic feedback)を提供することができる。
また、衝撃振動と回転慣性振動の周波数及び強さを個別に制御することができる。
また、回転慣性振動を発生させるとき、回転部の回転速度、ブレーキ動作、休止期間の組み合わせで回転慣性振動のブレタイプ(vibration type)を制御することができる。
本発明の一実施例による触感発生装置を示すブロック図である。 本発明の一実施例による触感素子の平面図である。 図2のI-I′線に沿って切断した断面図である。 触感発生装置の衝撃振動を説明するための概念図である。 触感発生装置の回転慣性振動を説明するための概念図である。 触感素子と触感素子に電流を印加する駆動回路を示す図である。 回転部の回転速度を制御するため、図6の第1及び第4トランジスタに印加される制御信号を例示的に示した図である。 回転慣性振動及び衝撃振動を交互に発生させる触感発生装置の概念図である。 本発明の他の一実施例による触感素子を示す平面図である。 本発明の他の一実施例による触感素子の断面図である。
以下、説明されるすべての実施例は、本発明の理解を助けるために例示的に示したものであり、ここで説明された実施例と違って変形され、様々な実施形態で実施することができる。また、本発明を説明するにおいて、関連した公知の機能あるいは公知の構成要素の具体的な説明が本発明の要旨を不要に曖昧にすることができていると判断される場合には、その具体的な説明は省略している。
添付された図面は、発明の理解を助けるために、実際の縮尺通り図示されたものではなく、いくつかの構成要素の寸法が誇張して図示される場合もあり、各構成要素に参照番号を記載するときは、同じ構成要素については、他の図面に表示されても、可能な限り同一の符号で表示している。
また、本発明の実施例の構成要素を説明するにあたって、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。これらの用語は、その構成要素を他の構成要素と区別するためのものだけで、その用語によって、該当構成要素の本質、順番や順序などが限定されるべきではない。ある構成要素が他の構成要素に「連結」、「結合」または「接続」すると記載されている場合、その構成要素は、その他の構成要素に直接連結、結合または接続することができ、また、その構成要素とそのほかの構成要素の間に、別の構成要素が「連結」、「結合」または「接続」することもできると理解されるべきである。
したがって、本明細書に記載された実施例と図面に図示された構成は、本発明の最も好ましい実施例に過ぎないだけで、本発明の技術的思想をすべて代弁することではないため、本発明の様々な変形実施例がありえる。
そして、本明細書及び請求の範囲で用いる用語や単語は通常的、または、辞書的な意味に限定されてはならず、発明者は、自分の発明を最良の方法で説明するために、用語の概念を適切に定義することができる原則に基づいて、本発明の技術的思想に合治する意味と概念に解釈されるべきである。
また、本出願で用いられる単数の表現は、文脈上明らかに他のことを意味しない限り、複数の表現を含んでいる。
図1は、本発明の一実施例による触感発生装置を示すブロック図である。
図1を参照すると、触感発生装置(100)は、触感素子(10)と駆動回路(20)を含むことができる。
触感素子(10、haptic element)は、駆動回路(20)から印加された電流によって振動を発生させる。
駆動回路(20)は、駆動信号を受信し、触感素子(10)に電流を提供する。
図2は、本発明の一実施例による触感素子の平面図であり、図3は、図2のI-I′線に沿って切断した断面図である。
図2および図3を参照すると、触感素子(10)は、回転軸(1)、固定部及び固定部に対して回転する回転部を含んでいる。
回転軸(1)は、回転部の中心部に配置される。回転軸(1)は、固定部に回転可能に結合することができる。
回転部は、回転軸(1)に接続されて、回転軸(1)が回転することにより回転することができる。回転部は、回転ケース(2)、磁石(3)、および突起(4)を含むことができる。
回転ケース(2)は、内部に空間を提供する。磁石(3)は、回転ケース(2)の内周面に固定されうる。磁石(3)は、複数の磁極を有することができる。磁石(3)は、回転ケース(2)に結合することができ、本発明の実施例では、磁石(3)は、回転ケース(2)の内周面に結合されうる。磁石(3)は、回転軸(1)が回転することによって回転ケース(2)と一緒に回転することができる。
突起(4)は、回転ケース(2)または回転軸(1)に結合することができる。突起(4)は、回転軸(1)が回転することにより回転することができる。
固定部ホルダー(6)、巻線コア(7)、コイル(8)、およびストッパー(9)を含むことができる。
ホルダー(6)の中心部に回転軸(1)が配置される空間が確保されうる。ホルダー(6)の中心部内に回転軸(1)は、回転可能に固定されうる。
巻線コア(7)は、ホルダー(6)に結合することができる。巻線コア(7)には、コイル(8)が巻線されうる。巻線コア(7)は、磁性体で構成され、巻線されたコイル(8)の磁気効率を増加させることができる。ただし、これに限定されるものではなく、巻線コア(7)は、コスト削減や小型化のために非磁性体で構成されたり、省略されることができ、ホルダー(6)と一体に形成することができる。巻線コア(7)は、複数本からなることができる。
コイル(8)は、回転軸(1)の周辺に配置され、磁石(3)と向き合うように配置される。コイル(8)は、磁石(3)と離隔されて磁石(3)と一緒に電磁気力を発生させ、電磁気力によって回転部は、回転することができる。
本発明の実施例では、コイル(8)は、巻線コア(7)に巻線されて、磁気効率を向上させることができる。ただし、これに限定されるものではなく、巻線コア(7)が省略された場合には、コイル(8)は、固定部の構成に固定することができる。
コイル(8)の数が増加するほど、回転部が円滑に回転され、回転方向が容易に制御することができる。コイル(8)の数と磁石(3)の磁極の数も、特定の条件を持つとき、回転部の制御が容易である。具体的な内容は後述する。
コイル(8)が複数本提供される場合には、コイル(8)が巻線されている巻線コア(7)も複数本で提供されうる。このとき、各コイルは、互いに接続されたり区切られ、単一の同じ駆動回路(20、図1参照)によって電流を印加されうる。ただし、これに限定されるものではなく、各コイルは、異なる駆動回路から電流を印加されうる。
ストッパー(9)は、回転部が回転するとき、突起(4)と衝突して突起(4)の回転を妨害し、衝撃を発生するように配置される。ストッパー(9)は、ホルダー(6)に結合することができる。
固定部は、ベアリング(5)をさらに含むことができる。ベアリング(5)は、ホルダー(6)の中心部に配置され、ホルダー(6)に固定されうる。ベアリング(5)の内部に穴が形成され、回転軸(1)は、ベアリング(5)の穴に挿入することができる。
本発明の一実施例による触感発生装置(100)では、回転部が回転するとき、ストッパー(9)が突起(4)と衝突して衝撃振動を発生させるので、回転部が360度未満まで回転することができる。
本発明の一実施例による触感素子(10)において、回転部に磁石(3)が含まれ、固定部にコイル(8)と巻線コア(7)が含まれているものとして説明した。ただし、これに限定されるものではなく、他の実施例では、回転部にコイルが含まれ、固定部に磁石が含まれても同じ原理で動作することができる。
図4a~図4cは、触感発生装置の衝撃振動を説明するための概念図である。
平面上で、突起(4)は、回転軸(1)を中心に点線で表示された回転経路に沿って回転し、ストッパー(9)に衝突して衝撃振動を発生させることができる。
図4aの状態において、突起(4)を反時計回り(D1)に回転させると、図4bに示すように突起(4)は、ストッパー(9)の一側に衝突する。以降、突起(4)を時計回り(D2)に回転させると、図4cに示すように突起(4)は、ストッパー(9)の他側に衝突する。
突起(4)が、図4bの位置から図4cの位置まで1回転する周期をTと仮定すると、突起(4)とストッパー(9)が衝突する頻度はTの逆数となる。突起(4)が固定された回転部が、最高速度で回転する場合には、Tの逆数は、突起(4)が往復回転運動し、衝撃振動を発生させることができる最高周波数となる。
本発明の一実施例による触感発生装置は、衝撃振動だけでなく、回転慣性振動を表現することができる。
図5a~図5cは、触感発生装置の回転慣性振動を説明するための概念図として、図2の実施例を平面図で表したものである。
以下、図5a~図5cを参照して、触感発生装置の回転慣性振動を説明する。
回転部が時計回り/反時計回りに回転している途中、反時計回り/時計回りに回転方向を変えると、進行中の回転方向に回転し続けようとする回転慣性力と進行中の回転方向の反対方向に回転しようとするエネルギーの衝突によって振動が発生する。また、回転部の回転を強制的に停止させる場合も同様である。これらの振動を回転慣性振動として定義する。本発明の触感発生装置(100)で発生する回転慣性振動は、回転部の回転慣性力の作用反作用の原理によって発生することができる。
回転慣性振動の大きさは、回転部が回転運動を行うときの持つ回転エネルギーが強いほど大きくなり、回転部の回転速度と重量に比例する。また、回転部が回転方向を切り替えるときや停止するときのエネルギー変化の大きさに比例する。したがって、回転部の回転速度を徐々に減速し停止したり、停止された後、回転方向を変え、回転速度を徐々に増加させる場合には、回転慣性振動を微々たるものにできる。
図5aの突起(4)の位置を開始状態と仮定すると、図5bのように回転部を反時計回り(D1)に回転させる。以降、回転部の突起(4)が停止する前やストッパー(9)の一側に衝突する前に、回転部の回転を強制的に停止させたり、図5cのように時計回り(D2)に逆回転させて回転慣性振動を発生させることができる。
本発明の触感発生装置(100)を通じて発生する回転慣性振動は、従来のERM(Eccentric Rotating Mass)で偏心された回転子が回転することによって発生する振動やLRA(Linear Resonant Actuator)で、弾性体に接続された錘の線形共振運動によって発生する振動と比べ、異なる振動発生の原理と効果を有する。
同様に、図5cに示すように時計回り(D2)に回転する回転部の突起(4)が停止する前やストッパー(9)の他側に衝突する前に、回転部の回転を強制的に停止させたり、図5bに示すように反時計回り(D1)に逆回転させて回転慣性振動を発生させることができる。
本発明の一実施例による触感発生装置(100)によれば、一つの触感素子(10)を用いて、ユーザーに異なる感覚を与える衝撃振動と回転慣性振動を提供することができる。したがって、ユーザーに、より多様で実体感のあるハプティックフィードバックを提供することができる。
触感発生装置(100)が回転慣性振動を発生させるとき、突起(4)の回転角度は、触感発生装置(100)が衝撃振動を発生させる際に比べ、小さい場合もありえる。
本発明の実施例では、触感発生装置(100)が回転慣性振動を発生させるときと衝撃振動を発生させるとき、異なる周波数と周期を有することができる。回転部が最大速度で回転する場合のように、回転速度が一定であると仮定すると、触感発生装置(100)が回転慣性振動を発生させるときの周波数は、衝撃振動を発生させるときの周波数よりも大きくなる可能性がある。また、触感発生装置(100)が回転慣性振動を発生させるときの周期は、衝撃振動を発生させるときの周期よりも小さくなる可能性がある。さらに回転慣性振動や衝撃振動のときの周波数と周期を個別に制御することができる。
本発明の実施例では、触感発生装置(100)の回転慣性振動の強さとタイプが調節されうる。回転慣性振動の強さは、回転部の速度、突起(4)の回転角度によって制御することができる。回転慣性振動のタイプは、回転部の往復回転周期や回転方向を変える瞬間の速度変化やエネルギーの変化によって制御することができる。以下、触感発生装置(100)の回転慣性振動が制御される具体的な方法について記載する。
図6は、触感素子と触感素子に電流を印加する駆動回路を示す図である。図6の駆動回路(20)は、ブリッジ回路であることを例示的に示した。
図2、図3、及び図6を参照すると、触感発生装置(100)のコイル(8)に流れる電流は、駆動回路(20)によって印加されうる。駆動回路(20)は、回路基板に備えられ、回路基板は、触感素子(10)を含むパッケージの内部または外部に備えられることができる。
触感発生装置(100)の回転部の回転方向は、触感素子(10)のコイル(8)に印加される電流の方向によって決定することができる。
駆動回路(20)は、それぞれが制御信号によってオン/オフ制御される第1~第4トランジスタ(QA、QB、QC、QD)を含むことができる。第1トランジスタ(QA)及び第3トランジスタ(QC)は、直列接続され、第2トランジスタ(QB)と第4トランジスタ(QD)は、直列接続される。第1トランジスタ(QA)と第2トランジスタ(QB)が接続されたノードは、電源電圧(Vd)を受信し、第3トランジスタ(QC)及び第4トランジスタ(QD)が接続されたノードは、接地される。触感素子(10)の一端は、第1トランジスタ(QA)及び第3トランジスタ(QC)が接続されたノードに接続され、触感素子(10)の他端は、第2トランジスタ(QB)と第4トランジスタ(QD)が接続されたノードに接続される。
第1トランジスタ(QA)及び第4トランジスタ(QD)をオンにさせ、第2トランジスタ(QB)及び第3トランジスタ(QC)をオフにさせると、触感発生装置(100)には、第1方向(A1)に電流が流れるようになる。第2トランジスタ(QB)及び第3トランジスタ(QC)をオンにさせ、第1トランジスタ(QA)及び第4トランジスタ(QD)をオフにさせると、触感素子(10)には、第1方向(A1)の反対方向である第2方向(A2)に電流が流れるようになる。第1~第4トランジスタ(QA、QB、QC、QD)をオン/オフ制御することにより、触感素子(10)に流れる電流の方向を変更させ、回転部の回転方向を制御することができる。
触感発生装置(100)の回転慣性振動は、回転部の回転方向を変更させるだけでなく、ブレーキ動作を通じて発生することができる。
図6を参照すると、触感発生装置(100)に第1方向(A1)または第2方向(A2)に電流が流れる状態では、第3トランジスタ(QC)及び第4トランジスタ(QD)をオンにさせ、第1トランジスタ(QA)及び第2トランジスタ(QB)をオフにさせることができる。このとき、触感素子(10)の回転部の回転を妨げる力が発生し、これはブレーキ動作でありえる。
以下、触感発生装置(100)の回転部の回転速度を制御する方法を説明する。
図7a及び図7bは、回転部の回転速度を制御するために、図6の第1および第4トランジスタに印加される制御信号を例示的に示した図である。
本発明の一実施例では、触感発生装置(100)のコイルに流れる電流の大きさを調節して回転部の回転速度を制御することができる。具体的には、図6のトランジスタに印加される制御信号のオン・オフ比を制御することにより、電流のオン・オフ比が制御され、電流の大きさを調節することができる。
図6において、触感素子(10)に第1方向(A1)へ電流が流れる場合を例示的に説明する。図7aの制御信号(C1)が、第1トランジスタ(QA)及び第4トランジスタ(QD)のそれぞれの制御端に印加された場合の触感素子(10)に流れる電流の大きは、図7bの制御信号(C2)が印加された場合の触感素子(10)に流れる電流の大きさに比べ、大きくなることができる。電流の大きさの制御によって回転速度や回転エネルギーの大きさを制御することができる。
本発明の一実施例において、回転部が回転方向を変更せずに回転している間、触感素子(10)のコイルに特定の方向に電流を提供する動作とブレーキ動作を繰り返し、回転部の回転速度を制御することができる。このとき、ブレーキ動作時、回転慣性振動が発生することがあるので、回転部の回転角度範囲内でも非常に大きい回転周波数を有することができる。
触感素子(10)のコイルに特定の方向に電流を提供する動作を実行する場合にも、前述したように、トランジスタの制御信号のオン・オフ比を制御することができる。また、ブレーキ動作の後に、図6の第1~第4トランジスタ(QA、QB、QC、QD)のすべてをオフにさせる休止期間がさらに含まれることができる。
本発明の実施例によれば、触感発生装置(100)の回転部の速度と方向を制御することにより、回転部の周波数と周期を制御することができ、回転慣性振動の強さを制御することができる。
本発明の一実施例によれば、触感発生装置(100)の回転部の回転周期の間に平均速度は一定としても、回転方法によって振動のブレタイプが制御されうる。
例えば、回転部がある方向に第1速度を持って第1時間の間に回転した後、逆方向に第1速度で回転するときに発生する回転慣性振動を第1回転慣性振動として定義することができる。また、回転部がある方向に第1速度の半分である第2速度を持って第1時間の半分である第2時間の間、回転した後、第2時間の間、ブレーキ操作を実行した後、反対方向に第1速度で回転するときに発生する回転慣性振動を第2回転慣性振動として定義することができる。第1回転慣性振動と第2の回転慣性振動は、異なるブレタイプとして、ユーザーに別の感覚で感じさせることができる。第1回転慣性振動が第2回転慣性振動に比べ、より強いまたはよりシャープな印象をユーザーに伝えることができるだろう。
例示的に説明したが、本発明の実施例によれば、触感発生装置(100)の回転部の回転速度、ブレーキ動作、休止期間のさまざまな組み合わせに基づいて回転慣性振動のブレタイプが制御されうる。これらのさまざまなブレタイプは、ユーザーにリアルであり面白い触感を提供することができる。
本発明の実施例では、回転方向を変更する時間を調節して回転角度を決定することもできる。触感発生装置(100)が、回転慣性振動を発生する場合には、突起(4)がストッパー(9)と衝突しないように回転方向を変更する時間を調節することができる。また、回転方向を変更する時間を調節して突起(4)がストッパー(9)と衝突して衝撃振動を発生させることもできる。
図8a~図8cは、回転慣性振動及び衝撃振動を交互に発生させる触感発生装置の概念図として、図2の実施例を平面図で表したものである。
図8a~図8cを参照して、触感発生装置(100)は、回転慣性振動や衝撃振動を交互に発生させることができる。
図8aのように、突起(4)は、開始状態で特定の方向にストッパー(9)に比較的近く位置し、反対方向にストッパー(9)に相対的に遠く位置する。例えば、図8aに示すように突起(4)は、時計回り(D2)に比べ、反時計回り(D1)にストッパー(9)とより近接して配置される。
図8aと同じ開始状態では、突起(4)を含む回転部は、開始状態の位置から特定の回転範囲で往復運動を行い、衝撃振動と回転慣性振動を発生させることができる。
図8bを参照すると、回転部は、反時計回り(D1)に回転してストッパー(9)の一側に衝突して衝撃振動を発生させることができる。
以降、図8cを参照すると、突起(4)を時計回り(D2)に回転させる。回転部の突起(4)がストッパー(9)の他側に衝突する前に、回転部の回転を強制的に停止させたり、反時計回り(D1)に逆回転させて回転慣性振動を発生させることができる。この時、衝撃振動と回転慣性振動は、同じ周波数と同じ周期で振動を発生させることができる。
衝撃発生装置(100)は、突起(4)の初期位置と特定の回転範囲を設定することにより、衝撃振動と回転慣性振動を交互に発生させることができる。これらの振動モードは、衝撃振動と回転慣性振動を単独で発生させることとは異なるハプティックフィードバックでユーザーに感じられることができる。したがって、図8a~図8cを参照して説明した触感発生装置(100)によれば、衝撃振動や慣性振動を発生することができるだけでなく、衝撃振動や慣性振動を混合して発生することができ、様々な組み合わせから非常に豊富な触感を発生して、ユーザーがさまざまな触感を感じることができる。
図9は、本発明の他の一実施例による触感素子を示す平面図である。図9において、突起(4)とストッパー(9)は、説明の便宜のために概略的に示した。図9とは異なり、突起(4)とストッパー(9)の平面上の位置は変更されうる。
図9の触感素子(11)は、図2及び図3を参照して説明した触感素子(10)に比べ、磁気センサ(19)をさらに含むことができる。磁気センサ(19)は、ホール素子でありえる。
磁気センサ(19)は、固定部に結合することができる。磁気センサ(19)は、磁石(3)と離隔され、隣接するように配置することができる。平面上で磁気センサ(19)は、ストッパー(9)と離隔されて配置することができる。
磁気センサ(19)は、隣接する巻線コア(7)との間に配置されうる。
上記磁気センサ(19)は、回転部の回転に伴う磁石(3)の磁極変化を感知することができる。磁気センサ(19)は、触感発生装置(11)が回転慣性振動を発生させるとき、回転部の突起(4)の回転角度を決定するために備えられることができる。つまり、磁気センサ(19)によって突起(4)は、ストッパー(9)に衝突しない回転角度範囲内で回転運動を行うことができる。
磁気センサ(19)を用いて、回転部の回転角度を制御する1つの方法を例示的に説明する。磁気センサ(19)は、磁石(3)のN極に隣接すると第1信号を発生させ、S極に隣接すると第2信号を発生させることができる。第1信号はハイ(high)信号とロー(low)信号のいずれかであり、第2信号は、残りの一つでありえる。
図9のように、突起(4)が磁石(3)のN極と隣接して配置され、最初の磁気センサ(19)は、磁石(3)のN極と隣接して配置された状態を想定する。初期状態では、磁気センサ(19)は、第1信号を発生させる。以後、回転部を第1方向(D1)に回転させて磁気センサ(19)が磁石(3)のS極と隣接すると、磁気センサ(19)は、第2信号を発生させる。仮に、回転部が第1方向(D1)に回転し続け、再び磁気センサ(19)が磁石(3)のN極と隣接すると、突起(4)は、ストッパー(9)と衝突する。したがって、突起(4)とストッパー(9)の衝突を防ぐため、磁気センサ(19)が、第2信号を発生させると、回転部の回転方向を変更して、第2方向(D2)に回転させる。磁気センサ(19)が初のN極と隣接して第1信号を発生させる。回転部が第2方向(D2)にさらに回転すると、磁気センサ(19)は、S極と隣接して第2信号を発生させ、回転部の回転方向を変更することができる。磁石(3)の磁極数がm個であれば、回転慣性振動発生のために回転部には、最大m-1個の極が占める回転角度内で回転することができる。このとき、mは3以上の自然数でありえる。つまり、この磁石(3)の磁極数がm個であれば、信号の変更が最大m-2回あるたびに、回転部の回転方向を変更することができる。
磁石(3)の磁極は、常にN極とS極がペアで存在するので、回転慣性振動発生のために磁石(3)は、少なくとも2つの隣接した極が占める回転角度内で往復回転運動することができる。すなわち、磁極の数が6個以上の場合でも、磁石(3)は、少なくとも2つの隣接するN極とS極にわたって往復回転運動し、回転慣性振動を発生することができる。
再び図2~図6を参照して、磁石(3)の磁極の数とコイル(8)が巻線された巻線コア(7)の数の関係について説明する。
コイル(8)が巻線された巻線コア(7)は、磁石(3)の磁極数のk倍で提供することができる。このとき、kは自然数でありえる。本発明の実施例では、磁石(3)の磁極数は4つであり、コイル(8)が巻線された巻線コア(7)の数は4つであることを例示的に示した。各巻線コア(7)に巻線されたコイル(8)の極性を対向する磁石(3)の磁極と同様に、または逆に制御すれば、磁石(3)のすべての磁極を用いて、斥力または引力を発生させることができる。したがって、本発明の実施例によれば、磁石(3)と巻線コア(7)の数を制御して、回転部の迅速な回転力と強い停止力を確保することができる。
本発明の一実施例による触感発生装置(100)によれば、突起(4)とストッパー(9)の衝突によって発生する衝撃振動だけでなく、回転慣性振動を発生させることができる。また、回転慣性振動時の周波数とタイプが制御されうる。
図10は、本発明の他の一実施例による触感素子の断面図である。
図10を参照して説明する触感素子(12)は、図2及び図3を参照して説明した触感素子(10)に比べ、偏心体(30)をさらに含むことができる。
偏心体(30)は、回転部に結合することができる。具体的には、偏心体(30)は、回転ケース(2)、磁石(3)、回転軸(1)と突起(4)のうち、少なくともいずれかに結合することができる。図10において、偏心体(30)は、回転ケース(2)に結合したのを例として示した。
偏心体(30)は、突起の重量を増加させる効果があり、衝撃振動と回転慣性振動が増加することができる。
本発明の触感発生装置は、様々な応用装置に適用することができる。
応用装置は、ゲーム装置、ゲーム操作装置、携帯電話、携帯通信機器、マルチメディア再生装置などを含むことができる。
応用装置は、本発明の一実施例による触感発生装置と制御部を含んでいる。制御部は、触感発生装置と信号を送受信することができる。応用装置は、触感発生装置を含み、回転慣性振動及び衝撃振動を発生させ、各振動の周波数と周期だけでなく、強度を個別に制御することができる。したがって、ユーザーの実体感を極大化することができる。
以上、添付された図面を参照して、本発明の実施例をさらに詳細に説明したが、本発明は、必ずしもこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で多様に変形実施することができる。
したがって、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく説明するためのものであり、このような実施例により、本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。よって、前述した実施例は、すべての面で例示的なものであり、限定的ではないと理解しなければならない。本発明の保護範囲は、次の請求の範囲によって解釈されるべきであり、その同等の範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
産業上利用可能性
ユーザーにさまざまなハプティックフィードバックを提供する振動発生装置の需要が高い。本発明の一実施例に係る触感発生装置によれば、一つの触感素子を利用して、ユーザーに異なる感覚を与える衝撃振動や回転慣性振動を提供することができる。したがって、ユーザーに、より多様で実体感のあるハプティックフィードバックを提供することができ、産業上の利用可能性が高い。

Claims (12)

  1. ストッパーを有する固定部;
    前記固定部に対して回転し、突起を有する回転部;
    前記回転部と固定部のいずれか一側に含まれており、複数の磁極を有する磁石;及び
    前記回転部と固定部の他側に含まれ、前記磁石と作用して回転力を発生させるコイルを含み、
    前記回転部は、360度の範囲内で往復回転運動を行い、
    前記回転部の第1方向に回転するとき、前記回転部の前記突起が前記固定部の前記ストッパーと衝突する前に、前記回転部の回転運動を強制停止させたり、または、前記第1方向の反対方向である第2方向に回転させて回転慣性振動を発生し、
    前記磁石の磁極数がm個のとき、前記回転部はm-1個の磁極が占める回転角度内で回転して前記回転慣性振動を発生し、mは3以上の自然数である、触感発生装置。
  2. 前記触感発生装置は、前記回転慣性振動と異なる衝撃振動を発生させ、前記回転慣性振動の発生時の前記回転部の回転角度は、前記衝撃振動の発生時の前記回転部の回転角度より小さい、請求項1に記載の触感発生装置。
  3. 前記触感発生装置は、前記突起と前記ストッパーが衝突して前記衝撃振動を発生させる、請求項2に記載の触感発生装置。
  4. 前記回転慣性振動の発生時の周波数は、前記衝撃振動の発生時の周波数と相互に異なる、請求項2に記載の触感発生装置。
  5. 前記回転慣性振動を発生するとき、前記回転部が回転方向を変更せずに回転している間、前記回転部を前記回転方向に回転させる動作とブレーキ動作を行う、請求項1に記載の触感発生装置。
  6. 前記回転慣性振動を発生するとき、前記回転部が前記第1方向に回転運動を開始した後、所定の時間以上で、前記回転部の回転運動を停止させたり、または停止する前に、前記第2方向に回転させる、請求項1に記載の触感発生装置。
  7. 前記回転部に結合された偏心体をさらに含む、請求項1に記載の触感発生装置。
  8. ストッパーを有する固定部;
    前記固定部に対して回転し、突起を有する回転部;
    前記回転部と固定部のいずれか一側に含まれており、複数の磁極を有する磁石;及び
    前記回転部と固定部の他側に含まれ、前記磁石と作用して回転力を発生させるコイルを含み、
    前記回転部は、360度の範囲内で往復回転運動を行い、
    前記回転部は、特定の回転角度の範囲内で回転し、別の衝撃振動と回転慣性振動を混合して発生させ、
    前記磁石の磁極数がm個のとき、前記回転部はm-1個の磁極が占める回転角度内で回転して前記回転慣性振動を発生し、mは3以上の自然数であり、
    前記回転慣性振動を発生するとき、前記回転部は、2つの隣接する磁極が占める回転角度内で往復回転運動をし、隣接するN極とS極に亘って往復回転運動する、触感発生装置。
  9. 前記衝撃振動と前記回転慣性振動を交互に発生する、請求項8に記載の触感発生装置。
  10. 前記回転部は、特定の方向に回転して前記衝撃振動を発生させ、前記特定の方向の反対方向に回転して前記回転慣性振動を発生させる、請求項8に記載の触感発生装置。
  11. 前記衝撃振動と前記回転慣性振動は、同じ周波数で動作する、請求項8に記載の触感発生装置。
  12. 触感素子;及び
    前記触感素子に電流を提供する駆動回路を含み、
    前記触感素子は、
    ストッパーを有する固定部;
    前記固定部に対して回転し、突起を有する回転部;
    前記回転部と固定部のいずれか一側に含まれており、複数の磁極を有する磁石;及び
    前記回転部と固定部の他側に含まれ、前記磁石と作用して回転力を発生させるコイルを含み、
    前記回転部は、360度の範囲内で往復回転運動を行い、
    前記回転部の第1方向に回転するとき、前記回転部の前記突起が前記固定部の前記ストッパーと衝突する前に、前記回転部の回転運動を強制停止させ、または、前記第1方向の反対方向である第2方向に回転させて回転慣性振動を発生し、
    前記磁石の磁極数がm個のとき、前記回転部はm-1個の磁極が占める回転角度内で回転して前記回転慣性振動を発生し、mは3以上の自然数である、応用装置。
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