JP3460276B2 - E級プッシュプル電力増幅回路 - Google Patents

E級プッシュプル電力増幅回路

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正平 山本
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省三 片岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はE級プッシュプル電力増
幅回路に関するものであり、例えば、無電極放電灯の点
灯装置の高効率高周波電力増幅器として利用されるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のE級シングル・エンデッド電力増
幅回路を図12に示す。図中、1は高周波発振器、2は
E級電力増幅回路、3は負荷を表す。E級電力増幅回路
2は、直流電源7に直列接続されたスイッチング素子Q
aと、直流電源7からの入力電流を略一定にするための
インダクタLaと、スイッチング素子Qaに並列接続さ
れたコンデンサCaと、動作周波数付近に共振点を持つ
共振用コイルLと共振用コンデンサCの直列回路から成
っている。ここで、スイッチング素子Qaに並列接続さ
れたコンデンサCaはスイッチング素子Qaの出力容量
で代用あるいは一部を共用しても良い。
【0003】理想的なE級動作をした場合のスイッチン
グ素子Qaの両端電圧Vaと、スイッチング素子Qaに
流れる電流Iaの波形を図13に示す。E級動作の特徴
は、電圧Vaの値及び傾きが0になると同時に電流Ia
が流れ出すため、スイッチング素子Qaがオフからオン
に移行するときのスイッチング損失がほぼ0となる点で
ある。このため、E級電力増幅回路を用いると、高周波
においても高効率の電力増幅が実現できる。
【0004】図12のE級シングル・エンデッド電力増
幅回路を高出力化すると、スイッチング素子Qaにおけ
る損失も高出力化に伴って増大し、発生する熱によりス
イッチング素子Qaの温度が上昇する。このスイッチン
グ素子Qaの温度上昇のために、図12のE級シングル
・エンデッド電力増幅回路では、高出力化が制限される
ことがある。
【0005】そこで、図12のE級シングル・エンデッ
ド電力増幅回路をもとに、図14に示すように、2つの
スイッチング素子Qa,Qbを用いたE級プッシュプル
電力増幅回路が考案されている。この回路では、スイッ
チング素子QaとコンデンサCaの並列回路にインダク
タLaを直列接続した回路と、スイッチング素子Qbと
コンデンサCbの並列回路にインダクタLbを直列接続
した回路を直流電源7に対して並列的に接続している。
インダクタLa,Lbの各一端は直流電源7の一方の電
極に接続されており、インダクタLa,Lbの各他端の
間には、動作周波数付近に共振点を持つ共振用コイルL
と共振用コンデンサCの直列回路が接続されている。共
振用コイルLは出力トランスTの漏れインダクタンスを
用いている。出力トランスTの2次巻線には負荷Rが接
続されている。スイッチング素子Qa,Qbは交互にオ
ン・オフされるものであり、その駆動信号源1a,1b
は、例えば、図12の高周波発振器1の出力を図15に
示すようなセンタータップ付きのトランスにより逆位相
の2つの信号に変換して得られるものである。図14の
ようなE級プッシュプル電力増幅回路とすることで、ス
イッチング素子での損失を2つのスイッチング素子Q
a,Qbで分担させることができ、各スイッチング素子
Qa,Qbの損失に伴う温度上昇を抑えることができる
ため、E級電力増幅回路の高出力化が可能となる。
【0006】図14のE級プッシュプル電力増幅回路の
理想状態での動作波形を図16に示す。図16のよう
に、それぞれのスイッチング素子Qa,Qbに加わる電
圧Va,Vbが0で且つ電圧Va,Vbの傾きが0にな
ると同時にそれぞれのスイッチング素子Qa,Qbに電
流Ia,Ibが流れ始めるため、スイッチング素子Q
a,Qbがオフからオンに移行するときのスイッチング
損失をほぼ0とすることができ、高周波においても高効
率電力増幅が実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】E級プッシュプル電力
増幅回路のような共振系を用いた電力増幅回路の設計に
おいては、図16に示すような理想状態又はそれに近い
状態で動作させることが、高効率電力増幅を実現する上
で重要である。しかし、高周波回路においては、実装上
のプリント基板の銅箔パターンが、インダクタンス又は
キャパシタンスとして働く。このため、図14のE級プ
ッシュプル電力増幅回路を実装すると、銅箔パターンの
インピーダンス等によって、2つのスイッチング素子Q
a,Qbの間で図17に示すように動作状態にずれが生
じてしまうことがある。したがって、2つのスイッチン
グ素子Qa,Qbを同時に図16に示すような理想状態
又はそれに近い状態で動作させるように調整することが
困難になるという事態が起こりやすい。これにより、図
14のE級プッシュプル電力増幅回路では、図16に示
すような理想状態のE級電力増幅回路が有している電力
増幅効率を得ることは困難であることが多い。
【0008】本発明は上述のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、E級プッシュプ
ル電力増幅回路において、2つのスイッチング素子を理
想状態又はそれに近い状態で動作させることが容易な回
路構成を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のE級プッシュプ
ル電力増幅回路では、上記の課題を解決するために、図
1に示すように、直流電源7の一方の電極に各一端を接
続された第1及び第2のインダクタL1,L2と、各一
端を第1及び第2のインダクタL1,L2の各他端にそ
れぞれ接続された第3及び第4のインダクタL3,L4
と、直流電源7の他方の電極と第3及び第4のインダク
タL3,L4の各他端の間にそれぞれ接続された第1及
び第2のスイッチング素子Q1,Q2と、第1及び第2
のスイッチング素子Q1,Q2を交互にオン/オフさせ
る駆動手段1a,1bと、第1及び第2のスイッチング
素子Q1,Q2のそれぞれに並列に接続された第1及び
第2のコンデンサC1,C2と、第3及び第4のインダ
クタL3,L4にそれぞれ並列に接続されて容量性要素
を構成する第3及び第4のコンデンサC3,C4と、第
3及び第4のインダクタL3,L4の前記各一端の間に
接続された第5のインダクタL5と、第3及び第4のイ
ンダクタL3,L4又は第5のインダクタL5に結合さ
れた負荷回路から成り、第3のコンデンサC3と第3の
インダクタL3の並列接続及び第4のコンデンサC4と
第4のインダクタL4の並列接続は、それぞれスイッチ
ング素子Q1,Q2の動作周波数付近において略等しい
容量性インピーダンスを示すように定数設定がなされ
て、第5のインダクタL5と共に共振回路を構成してお
り、この共振回路は、スイッチング素子Q1,Q2の動
作周波数付近に共振点を有していることを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】本発明では、図1に示すように、略対称にE級
プッシュプル電力増幅回路を構成したので、プリント基
板に実装するときに、プリント基板の銅箔パターンによ
るインピーダンスを2つのスイッチング素子Q1,Q2
に対して均一にすることができる。また、回路が略対称
的であるため、対応する要素、すなわち、第1及び第2
のインダクタL1,L2、第3及び第4のインダクタL
3,L4、第1及び第2のコンデンサC1,C2、第3
及び第4のコンデンサC3,C4、並びに第1及び第2
のスイッチング素子Q1,Q2をそれぞれ略等しい特性
とするだけで、回路全体の動作を極めて対称的とするこ
とができる。したがって、2つのスイッチング素子Q
1,Q2を同時に図16に示すような理想状態又は理想
状態に近い状態で動作させることが容易にできるように
なる。なお、図1の回路は図14の回路とは異なり、第
1及び第2のインダクタを通った電流が別の第3及び第
4のインダクタを通して各スイッチング素子に供給され
ているが、この回路構成においても、図14のE級プッ
シュプル電力増幅回路と同様の原理によってE級電力増
幅動作をさせることができ、高効率電力増幅が可能とな
る。
【0011】
【実施例】図2は本発明の第1実施例の回路図である。
以下、その回路構成について説明する。一対のスイッチ
ング素子Q1,Q2は、パワーMOSFETで構成され
ており、そのドレイン・ソース間にはコンデンサC1,
C2が並列接続されている。このコンデンサC1,C2
の全部又は一部はパワーMOSFETの出力容量で共用
又は代用しても良い。各パワーMOSFETのソースは
接地されて直流電源7の負極に接続されており、ドレイ
ンはそれぞれインダクタL3,L4を介してインダクタ
L5の両端に接続されている。インダクタL5は出力ト
ランスT5の漏れインダクタンスを用いて構成されてい
る。出力トランスT5の2次巻線には負荷Rが接続され
ている。負荷Rの一端は回路のグランドに接続されてい
る。インダクタL5の両端は、それぞれインダクタL
1,L2を介して直流電源7の正極に接続されている。
Vddは直流電源7の電圧を表している。インダクタL
3,L4はE級動作のために必要な直流電流をスイッチ
ング素子Q1,Q2に供給している。これらのインダク
タL3,L4には、それぞれコンデンサC3,C4が並
列接続されている。コンデンサC3とインダクタL3の
並列接続及びコンデンサC4とインダクタL4の並列接
続は、それぞれE級動作のために使用周波数付近におい
て略等しい容量性インピーダンスを示すように定数設定
がなされており、インダクタL5と共に共振回路を構成
している。この共振回路は、スイッチング素子Q1,Q
2の動作周波数付近に共振点を有している。スイッチン
グ素子Q1,Q2は交互にオン・オフされるものであ
り、その駆動信号源1a,1bは、例えば、図12の高
周波発振器1の出力を図15に示すようなセンタータッ
プ付きのトランスにより逆位相の2つの信号に変換して
得られるものである。また、各インダクタL1,L2は
略等しい誘導性インピーダンスを呈し、各コンデンサC
1,C2も略等しい容量性インピーダンスを呈するよう
に定数設定がなされており、これにより、回路全体がス
イッチング素子Q1,Q2に関して対称的に構成されて
いる。また、この回路を実装するプリント基板は、銅箔
パターンが略対称的となるように構成し、高周波的な回
路定数が対称的となるように設計するものである。
【0012】図3は本発明の第2実施例の回路図であ
る。本実施例では、図2に示した第1実施例において、
インダクタL5を略2等分して、2つのインダクタL
6,L7の直列回路で構成し、インダクタL6,L7の
接続点を回路のグランドに接続したものである。このと
き、直流電源からインダクタL1とL6又はインダクタ
L2とL7を通り、回路のグランドに通じる直流経路が
形成されるので、この直流経路を遮断するために、2つ
のインダクタL6,L7にそれぞれコンデンサC5,C
6を直列的に接続している。各コンデンサC5,C6の
値は略等しく設定されている。略2等分されたインダク
タL6,L7とコンデンサC5,C6の合成インピーダ
ンスは、動作周波数付近において誘導性となり、図2に
示したインダクタL5と等しくなるように設定されてい
る。この実施例では、略2等分されたインダクタL5の
中点が回路のグランドに接続されているために、回路か
ら放射される高周波ノイズを減少させることができると
共に、高周波に対しても各素子の端子電圧を安定させる
ことができ、回路全体の動作を安定させる効果がある。
【0013】図4は本発明の第3実施例の回路図であ
る。本実施例では、図1に示した基本回路において、イ
ンダクタL3の箇所に出力トランスT3の1次巻線を接
続し、インダクタL4の箇所に出力トランスT4の1次
巻線を接続している。出力トランスT3とT4の2次巻
線は直列に接続されて、負荷Rに接続されている。負荷
Rの一端は回路のグランドに接続されている。本実施例
では、出力トランスT3,T4の漏れインダクタンスを
インダクタL3,L4として利用しているものである。
各インダクタL3,L4にはコンデンサC3,C4が並
列接続されており、全体として容量性要素を構成してい
るので、出力に対してローパスフィルタを形成し、出力
に現れる電力の高調波成分を減少させる効果がある。ま
た、2つの出力トランスT3,T4を用いて高周波出力
を取り出すことができるため、出力トランスに対する損
失熱設計を簡単にする効果があると共に、E級プッシュ
プル電力増幅回路において、高効率増幅を実現するため
に重要な共振回路のインダクタンス値調整を簡単にする
効果がある。
【0014】図5は本発明の第4実施例の回路図であ
る。本実施例では、図4に示した第3実施例において、
インダクタL5を略2等分して、コンデンサC5とイン
ダクタL6の直列回路と、コンデンサC6とインダクタ
L7の直列回路の接続点を回路のグランドに接続したも
のであり、図3に示した第2実施例と図4に示した第3
実施例の効果が同時に得られるものである。コンデンサ
C5,C6は上述のように直流遮断用であり、インダク
タL6,L7と共に全体として、合成インピーダンスが
インダクタL5と略等しくなるように回路定数を設定さ
れている。
【0015】図6と図7の実施例は、それぞれ図2と図
4の実施例において、共振回路の中央に配置されたイン
ダクタL5の中点から電源を供給するように構成したも
のであり、インダクタL1,L2をインダクタL5と兼
用することができる。また、図8と図9の実施例は、そ
れぞれ図6と図7の実施例において、インダクタL5の
両端をコンデンサC7,C8により回路のグランドに接
続したものである。
【0016】以上の各実施例では、負荷Rをトランスを
介して接続しているが、例えば、図10の実施例のよう
に、トランスを介さずに負荷Rを直接接続しても良い。
この回路は本発明の効果が得られる構成のうち、最も部
品点数が少なくて済む利点がある。一方、出力トランス
を用いて高周波出力を取り出す場合には、取り出した高
周波出力の一端を回路のグランドに接続することがで
き、同軸ケーブルやコネクタ等で出力を取り扱いやすく
することができる。
【0017】以上の実施例では、負荷Rは抵抗の記号で
示してきたが、例えば、放電灯のようなものであっても
良い。その一例として、高周波電磁界により放電、発光
する無電極放電灯を負荷とした実施例を図11に示す。
図中、4は無電極放電灯、5は無電極放電灯4の近傍に
巻回された誘導コイル、6は増幅回路と放電灯4のイン
ピーダンスを整合させて、電力を効率良く供給するため
のマッチング回路である。なお、以上の各実施例におい
て、各回路の定数は、E級動作を行うように調整される
ことは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、共振回路を用いたE級
プッシュプル電力増幅回路において、直流電源の一方の
電極に第1及び第2のインダクタの各一端を接続し、第
1及び第2のインダクタの各他端にそれぞれ第3及び第
4のインダクタの各一端を接続し、第3及び第4のイン
ダクタの各他端と直流電源の他方の電極の間にそれぞれ
第1及び第2のスイッチング素子を接続し、第1及び第
2のスイッチング素子にそれぞれ第1及び第2のコンデ
ンサを並列的に接続し、第3及び第4のインダクタの各
一端間に第5のインダクタを接続し、第3及び第4のイ
ンダクタにそれぞれ第3及び第4のコンデンサを並列的
に接続し、それぞれスイッチング素子の動作周波数付近
において略等しい容量性インピーダンスを示すように定
数設定して、第5のインダクタと共に共振回路を構成
し、この共振回路はスイッチング素子の動作周波数付近
に共振点を有しており、第1及び第2のスイッチング素
子を交互にオン・オフ駆動して、第3及び第4のインダ
クタとコンデンサの並列接続又は第5のインダクタに結
合された負荷回路に出力電力を供給するようにしたもの
であるから、第1及び第2のスイッチング素子に対して
対称的な回路構成となり、実装時の銅箔パターンの長さ
の違いを無くすことができるとともに、回路間の高周波
的な結合も均一にすることができ、したがって、回路中
の対応する要素を略等しく設計するだけで、極めて対称
的な動作を得ることができ、2つのスイッチング素子を
理想状態又はそれに近い状態で動作させることが比較的
容易に出来るようになる。
【0019】また、負荷回路を第3及び第4のインダク
タを兼ねる出力トランスの2次巻線に接続すれば、結合
用の出力トランスに対する損失熱設計を簡単化できると
共に、E級プッシュプル電力増幅回路において、高効率
増幅を実現するために重要な共振回路のインダクタンス
値の調整を簡単化できる効果がある。
【0020】また、前記共振回路の中央の第5のインダ
クタを略2等分して、その中点を回路のグランドに接続
すれば、回路から放射される高周波ノイズを減少させる
ことができると共に、高周波に対しても各素子の端子電
圧を安定させることができ、回路全体の動作を安定させ
る効果がある。このとき、略2等分したインダクタの各
々にコンデンサを直列的に挿入すれば、第1及び第2の
インダクタを介して直流電源から流れる直流電流を遮断
することができる。
【0021】また、スイッチング素子として電界効果ト
ランジスタのように出力容量を有する素子を用いて、そ
の出力容量をそれぞれ第1及び第2のコンデンサの全部
又は一部として用いたり、負荷回路をトランスを介して
接続し、このトランスの漏れインダクタンスを共振回路
の誘導性要素として用いれば、部品点数を少なくできる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第1実施例の回路図である。
【図3】本発明の第2実施例の回路図である。
【図4】本発明の第3実施例の回路図である。
【図5】本発明の第4実施例の回路図である。
【図6】本発明の第5実施例の回路図である。
【図7】本発明の第6実施例の回路図である。
【図8】本発明の第7実施例の回路図である。
【図9】本発明の第8実施例の回路図である。
【図10】本発明の第9実施例の回路図である。
【図11】本発明の第10実施例の回路図である。
【図12】第1の従来例の回路図である。
【図13】第1の従来例の動作を示す波形図である。
【図14】第2の従来例の回路図である。
【図15】第2の従来例に用いる駆動信号源の回路図で
ある。
【図16】第2の従来例の理想状態での動作を示す波形
図である。
【図17】第2の従来例の理想状態からずれた状態での
動作を示す波形図である。
【符号の説明】
Q1,Q2 第1、第2のスイッチング素子 C1〜C4 第1〜第4のコンデンサ L1〜L5 第1〜第5のインダクタ 7 直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 正平 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 塩浜 英二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 平松 宏司 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 片岡 省三 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 阿南 真一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−317218(JP,A) 特開 平4−355505(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/00 - 3/72 H03K 17/16 H02M 7/48

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の一方の電極に各一端を接続
    された第1及び第2のインダクタと、各一端を第1及び
    第2のインダクタの各他端にそれぞれ接続された第3及
    び第4のインダクタと、直流電源の他方の電極と第3及
    び第4のインダクタの各他端の間にそれぞれ接続された
    第1及び第2のスイッチング素子と、第1及び第2のス
    イッチング素子を交互にオン/オフさせる駆動手段と、
    第1及び第2のスイッチング素子のそれぞれに並列に接
    続された第1及び第2のコンデンサと、第3及び第4の
    インダクタにそれぞれ並列に接続されて容量性要素を構
    成する第3及び第4のコンデンサと、第3及び第4のイ
    ンダクタの前記各一端の間に接続された第5のインダク
    タと、第3及び第4のインダクタ又は第5のインダクタ
    に結合された負荷回路から成り、第3のコンデンサと第
    3のインダクタの並列接続及び第4のコンデンサと第4
    のインダクタの並列接続は、それぞれスイッチング素子
    の動作周波数付近において略等しい容量性インピーダン
    スを示すように定数設定がなされて、第5のインダクタ
    と共に共振回路を構成しており、この共振回路は、スイ
    ッチング素子の動作周波数付近に共振点を有しているこ
    とを特徴とするE級プッシュプル電力増幅回路。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のインダクタ、第3及び
    第4のインダクタ、第1及び第2のコンデンサ、第3及
    び第4のコンデンサ、並びに第1及び第2のスイッチン
    グ素子はそれぞれ略等しい特性を有することを特徴とす
    る請求項1記載のE級プッシュプル電力増幅回路。
  3. 【請求項3】 第5のインダクタを略等しい第6及び
    第7のインダクタの直列回路に置き換えて、第6及び第
    7のインダクタのそれぞれに略等しい第5及び第6のコ
    ンデンサを直列に接続し、全体として第5のインダクタ
    と略等しい誘導性要素を構成し、第5のコンデンサと第
    6のインダクタの直列回路と、第6のコンデンサと第7
    のインダクタの直列回路の接続点を直流電源の前記他方
    の電極に接続したことを特徴とする請求項1又は2に記
    載のE級プッシュプル電力増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のスイッチング素子
    は出力容量を有する素子であり、その出力容量をそれぞ
    れ第1及び第2のコンデンサの全部又は一部として用い
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のE級
    プッシュプル電力増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記出力容量を有する素子は電界効果
    トランジスタであることを特徴とする請求項4記載のE
    級プッシュプル電力増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記負荷回路はトランスを介して接続
    され、前記トランスの漏れインダクタンスを第3及び第
    4のインダクタ又は第5のインダクタとして用いること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のE級プ
    ッシュプル電力増幅回路。
  7. 【請求項7】 前記負荷回路は、無電極放電灯と、無電
    極放電灯の近傍に巻回された誘導コイルと、インピーダ
    ンスを整合させて電力を効率良く供給するためのマッチ
    ング回路とから構成されていることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれかに記載のE級プッシュプル電力増幅
    回路。
  8. 【請求項8】 プリント基板に実装され、銅箔によるイ
    ンピーダンスが第1及び第2のスイッチング素子に対し
    て均一となるように構成したことを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載のE級プッシュプル電力増幅回
    路。
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