JP3460269B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
詳しくは半導体基板の一主面上に少なくとも薄膜トラン
ジスタを具備する半導体装置の構造に関する。
素子の高集積、高性能化に伴い、半導体基板上に絶縁膜
を介して形成された薄膜トランジスタが採用されてい
る。
ダム・アクセス・メモリ−(StaticRandom Access Memo
ry)(以下、SRAMと略記する。)においては、低消
費電流とメモリ−セルの高い安定性を実現するために、
多結晶シリコン薄膜PチャネルMOSトランジスタを用
いたメモリ−セルが採用されている。
8 (2)R.Ekiund et.al. IEDM 1989 Tech. Digest, p425 (3)A.O.Addan et.al. Digest 1990 Symposium on VL
SI Technolgy, p19 (4)Y.Umemoto et.al. Digest 1990 Symposium on VL
SI Technolgy, p21 (5)M.Kinugawa et.al. Digest 1990 Symposium on V
LSI Technolgy, p23 等に開示されているが、これらにおいては、半導体基板
上に絶縁膜を介して形成された、逆スタガ構造の多結晶
シリコン薄膜PチャネルMOSトランジスタが多く用い
られている。
半導体装置においては、薄膜MOSトランジスタのゲ−
ト電極の構造に起因した以下の問題点がある。
示す断面図であり、イオン注入法により多結晶シリコン
薄膜PチャネルMOSトランジスタのソ−ス/ドレイン
領域を形成した状態を示す。
はフィ−ルド酸化膜、6は二酸化シリコン膜、7はゲ−
ト電極をなすN+型多結晶シリコン膜、8はゲ−ト膜を
なす二酸化シリコン膜、21はバルク層をなす多結晶シ
リコン膜、20はフォトレジスト膜、22は弗化ボロン
イオンである。
21は、N型シリコン基板1と電気的に接続されていな
いため、イオン注入工程中に注入された電荷の逃げ道が
なく、チャ−ジアップ現象により、多結晶シリコン薄膜
PチャネルMOSトランジスタのゲ−ト膜8の絶縁破壊
が起る。
工程中のプラズマダメ−ジにより同様の現象が起る。ま
た、後加工工程および実装工程、さらには実使用時等に
おける静電気に起因した多結晶シリコン薄膜Pチャネル
MOSトランジスタのゲ−ト膜の絶縁破壊も発生しやす
い。このような不良原因によるものをAモード不良とい
う。
膜PチャネルMOSトランジスタのゲ−ト膜の経時破壊
(Time Dependent Dieelectric Breakdown)も多発す
る。
は、製造工程の影響を受けやすく、安定的に多結晶シリ
コン薄膜PチャネルMOSトランジスタのゲ−ト膜の絶
縁耐圧を確保することが困難であった。このような不良
原因によるものをBモード不良という。
構造で、ゲ−ト膜が化学気相成長(CVD)法により形
成された300Åの二酸化シリコン膜からなる多結晶シ
リコン薄膜PチャネルMOSトランジスタをSRAMの
メモリ−セルに適用した場合においては、多結晶シリコ
ン薄膜PチャネルMOSトランジスタのゲ−ト膜の絶縁
破壊による信頼性不良が多発するという問題があった。
MOSトランジスタのゲ−ト膜の絶縁破壊電界のヒスト
グラムの一例を図6(a)に示す。
るAモ−ド不良およびBモ−ド不良が多発していること
が確認できる。(尚、Cモードは正常時のものであ
る。)そこで、本発明はこのような問題点を解決するも
のであり、その目的とするところは、製造工程および実
装工程、さらには実使用時等におけるチャ−ジアップ現
象、プラズマダメ−ジや静電気等の影響の受けずらい、
信頼性の高いゲ−ト膜を有する薄膜トランジスタを具備
する半導体装置を提供するところにある。
半導体基板と、前記半導体基板に形成された第1導電型
のウェルと、前記第1導電型のウェル内に形成された第
2導電型の第1拡散層と、前記半導体基板の一主面上に
形成されたゲート電極と、前記ゲ−ト電極上に形成され
たゲ−ト絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたバ
ルク層と前記バルク層の両側に形成されたソース及びド
レイン領域と、前記バルク層と同一の層形成により形成
され、前記ソース及びドレイン領域から連続して形成さ
れている第2導電型の第1配線層と、を有し、前記第1
配線層は前記第1拡散層と接続され、前記第1拡散層と
前記ウェルとの接続領域の耐圧は、前記ゲート絶縁膜の
絶縁破壊耐圧に比較して低いことを特徴とする。また、
前記半導体装置において、前記第1拡散層の不純物濃度
は、1×1019〜5×1020cm−3であり、前記
ウェルの不純物濃度は、1×1016〜5×1017c
m−3であることを特徴とする。また、前記半導体装置
において、前記ウェル内に、前記第1拡散層に隣接して
形成された第1導電型の第2拡散層を有し、前記第2拡
散層の不純物濃度は、1×1019〜5×1020cm
−3であることを特徴とする。
と、前記半導体基板に形成された第1導電型のウェル
と、前記第1導電型のウェル内に形成された第2導電型
の第1拡散層と、前記半導体基板の一主面上に形成され
たゲート電極と、前記ゲ−ト電極上に形成されたゲ−ト
絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたバルク層と
前記バルク層の両側に形成されたソース及びドレイン領
域と、前記バルク層と同一の層形成により形成され、前
記ソース及びドレイン領域から連続して形成されている
第2導電型の第1配線層と、前記第1配線層の下方に形
成されている第1導電型の第2配線層と、を有し、前記
第1配線層は前記第2配線層を介して前記第1拡散層に
接続され、前記第1配線層、第2配線層及び第1拡散層
の接続領域の耐圧は、前記ゲート絶縁膜の絶縁破壊耐圧
よりも低いことを特徴とする。
体装置において、前記第1配線層、前記第2配線層及び
前記第1拡散層の不純物濃度は、1×1019〜5×1
020cm−3であり、前記ウェルの不純物濃度は、1
×1016〜5×1017cm−3であることを特徴と
する。
て具体的に説明する。
置の断面図である。なお、図中、1、4、6〜8は上記
図5の従来の半導体装置と全く同一のものである。
コン薄膜PチャネルMOSトランジスタは、N型シリコ
ン基板1上にフィ−ルド酸化膜4および二酸化シリコン
膜6を介して形成されている。
ェル2とP型ウェル3が形成されて、このN型ウェル2
内にはP+型拡散層5が形成されている。
トランジスタは、ゲ−ト電極をなすN+型多結晶シリコ
ン膜7とその上にゲ−ト膜をなす二酸化シリコン膜8を
介して形成された、バルク層をなす多結晶シリコン膜1
0と、その両側に形成されたソ−ス/ドレイン領域をな
すP+型多結晶シリコン膜11とから構成されている。
ン膜8の前記ゲ−ト電極をなすN+型多結晶シリコン膜
7が形成された領域以外の一領域にはスル−ホ−ル9が
設けられ、前記バルク層をなす多結晶シリコン膜10と
同一の層形成により形成され、前記ソ−ス/ドレイン領
域をなすP+型多結晶シリコン膜11から連続して配線
層をなすP+型多結晶シリコン膜11が、前記スル−ホ
−ル9を介して前記N型ウェル2内に形成されたP+型
拡散層5に接続されている。
コン膜6、8、12にはスル−ホ−ル13を介して、金
属配線膜14が設けられ、前記ソ−ス/ドレイン領域と
電気的な接続がされている。
ンド−プト(Non-doped)あるいは、N型にリンあるい
は砒素を1X1017〜1X1019cm-3程度にド−ピン
グされている。
結晶シリコン膜10とP+型多結晶シリコン膜11の膜
厚はそれぞれ500〜2000Å程度および200〜6
00Å程度、N+型多結晶シリコン7およびP+型多結晶
シリコン膜11の不純物濃度は、それぞれ1X1019〜
5X1020cm-3程度及び1X1020〜5X1020cm
-3程度に設定される。
N型ウェル2との間には、逆方向ダイオ−ドが形成され
るが、P+型拡散層5とN型ウェル2の不純物濃度を、
それぞれ1X1019〜5X1020cm-3程度及び1X1
016〜5X1017cm-3程度に設定することにより、そ
の接続は、多結晶シリコン薄膜PチャネルMOSトラン
ジスタのゲ−ト膜の絶縁破壊耐圧に比較し、前記接続領
域の耐圧を低く設定することが望ましい。
図2(a)〜(e)について順次説明する。なお、図に
おいて図1の実施例と同一あるいは相当部分は同一符号
を用いている。
装置を製造するために予備加工された半導体基板の一部
を示す。図において、N型シリコン基板1内には、N型
ウェル2とP型ウェル3が形成されて、さらにフィ−ル
ド酸化膜4およびP+型拡散層5が形成されている。ま
た、その上に二酸化シリコン膜6を介して、ゲ−ト電極
をなすN+型多結晶シリコン膜7が膜厚が500〜20
00Å程度に、さらにその上にゲ−ト膜をなす二酸化シ
リコン膜8が膜厚が200〜600Å程度にそれぞれC
VD法により形成された状態を示す。
0をパタ−ンニング後、それをマスクとして、N型ウェ
ル2内に形成されたP+型拡散層5上の二酸化シリコン
膜6と、ゲ−ト膜をなす二酸化シリコン膜8を選択的に
エッチングすることにより、スル−ホ−ル9を形成した
状態を示す。
同時にN+型多結晶シリコン膜7と上層との接続のため
のスル−ホ−ル(ここでは、図示せず。)を設けても良
い。
膜20を除去後、SiH4もしくはSiH2Cl2によ
る、堆積の温度500〜600℃程度、50〜70パス
カル程度のCVD法により多結晶シリコン膜21を膜厚
が200〜600Å程度に堆積した状態を示す。
ジスタのしきい値電圧を制御する必要がある場合は、リ
ンあるいは砒素イオンの30〜60keV、1X1011
〜1X1013cm-2程度のイオン注入を行なう。
MOSトランジスタのバルク層(チャネル領域)をなす
多結晶シリコン膜10上にフォトレジスト膜20をパタ
−ンニング後、それをマスクとして、ソ−ス/ドレイン
領域と配線層をなす多結晶シリコン膜に弗化ボロンイオ
ン22の40〜80keV、1X1015〜5X1015c
m-2程度のイオン注入を行い、P型多結晶シリコン膜2
1aを形成した状態を示す。
膜20を除去後、フォトエッチング法によりフォトレジ
スト膜20をマスクとして、多結晶シリコン膜のパタ−
ンニングを行い、多結晶シリコン薄膜MOSトランジス
タのソ−ス/ドレイン領域をなすP+型多結晶シリコン
膜とそれに連続して配線層をなすP+型多結晶シリコン
膜11とを形成した状態を示す。
ホ−ル及び配線等の形成がなされ、前述の効果を奏する
図1に示すような多結晶シリコン薄膜PチャネルMOS
トランジスタを有する半導体装置が得られる。
ば、前記バルク層をなす多結晶シリコン膜11は同一の
層形成により形成され、配線層をなすP+型多結晶シリ
コン膜が、前記スル−ホ−ル9を介して前記N型シリコ
ン基板1内のN型ウェル2内に形成されたP+型拡散層
5に接続されているため、イオン注入工程中に注入され
た電荷は、前記N型シリコン基板1へ流れ、チャ−ジア
ップ現象により、多結晶シリコン薄膜PチャネルMOS
トランジスタのゲ−ト膜8の絶縁破壊が起ることはな
い。
工程中のプラズマダメ−ジも同様に回避できる。また、
後加工工程および実装工程、さらには実使用時等におけ
る静電気に起因した多結晶シリコン薄膜PチャネルMO
Sトランジスタのゲ−ト膜の絶縁破壊発生も回避でき
る。
薄膜PチャネルMOSトランジスタのゲ−ト膜の経時破
壊(Time dependent dielectric breakdown)もない。
コン膜6、8、12にはスル−ホ−ル13を介して、金
属配線膜14が設けられ、前記ソ−ス/ドレイン領域と
電気的な接続がされているため、安定で良好な電気的接
続を実現せしめる。
は、製造工程および実装工程、さらには実使用時等にお
けるチャ−ジアップ現象、プラズマダメ−ジや静電気等
の影響の受けずらい、信頼性の高いゲ−ト膜を有する薄
膜トランジスタを具備する半導体装置を提供することが
できる。
の構造で、ゲ−ト膜が化学気相成長(CVD)法により
形成された300Åの二酸化シリコン膜からなる多結晶
シリコン薄膜PチャネルMOSトランジスタをSRAM
のメモリ−セルに適用した場合の多結晶シリコン薄膜P
チャネルMOSトランジスタのゲ−ト膜の絶縁破壊電界
のヒストグラムの一例を図6(b)に示す。
るAモ−ド不良およびBモ−ド不良が発生していないこ
とが確認できる。
ルMOSトランジスタを4MbitCMOS SRAM
のメモリ−セルに適用した場合、製造工程および実装工
程の歩留りは向上し、また、各種信頼性試験では200
0時間でも不良品の発生がないことが確認された。
体装置の断面図である。なお、図中、1〜14は上記図
1の実施例の半導体装置と全く同一のものである。
ネルMOSトランジスタは、上記図1の実施例の半導体
装置と同様な構成からなるが、以下の点が異なる。
ト膜をなす二酸化シリコン膜8のゲ−ト電極をなすN+
型多結晶シリコン膜7が形成された領域以外の一領域に
はそれぞれスル−ホ−ル15およびスル−ホ−ル17が
設けられ、前記バルク層をなす多結晶シリコン膜10と
同一の層形成により形成され、配線層をなすP+型多結
晶シリコン膜11が、前記スル−ホ−ル17と、前記ゲ
−ト電極をなすN+型多結晶シリコン膜7と同一の層形
成により形成され、配線層をなすN+型多結晶シリコン
膜16とスル−ホ−ル15とを介して前記N型シリコン
基板1内のN型ウェル2内に形成されたP+型拡散層5
に接続されている。
ドと逆方向ダイオ−ドの直列接続となるが、P+型多結
晶シリコン膜11とN+型多結晶シリコン膜16の不純
物濃度を、それぞれ1X1019〜5X1020cm-3程度
及び1X1019〜5X1020cm-3程度に設定するとと
もに、P+型拡散層5とN型ウェル2の不純物濃度を、
それぞれ1X1019〜5X1020cm-3程度及び1X1
016〜5X1017cm-3程度に設定することにより、多
結晶シリコン薄膜PチャネルMOSトランジスタのゲ−
ト膜の絶縁破壊耐圧に比較し、前記直列接続領域の耐圧
を低く設定することができ、上記図1の実施例の半導体
装置と同一の効果を有する。
体装置の断面図である。なお、図中、1〜14は上記図
1の実施例の半導体装置と全く同一のものである。
ネルMOSトランジスタは、上記図1の実施例の半導体
装置と同様な構成からなるが、以下の点が異なる。
ェル2に形成されたP+型拡散層5に隣接してN+型拡散
層18が形成されている。
−ドが形成されるが、P+型拡散層5とN+型拡散層18
の不純物濃度を、それぞれ1X1019〜5X1020cm
-3程度及び1X1019〜5X1020cm-3程度に設定す
ることにより、その接続はリ−キ−なものとなり、上記
図1の実施例の半導体装置のP+型拡散層5とN型ウェ
ル2との間の逆方向ダイオ−ドの場合よりも、多結晶シ
リコン薄膜PチャネルMOSトランジスタのゲ−ト膜の
絶縁破壊耐圧に比較し、前記接続領域の耐圧を大幅に低
く設定することができ、上記図1の実施例の半導体装置
と同一もしくは、それ以上の効果を有する。
いて、前記薄膜トランジスタを、前記N型シリコン基板
1内に形成されたP型ウェル3上に二酸化シリコン膜を
介して配設し、また、前記P型ウェル3に隣接したN型
ウェル2内に前述のP+型拡散層5を設け、さらに、前
記N型ウェル2と前記P型ウェル3とを交互に配列する
ことにより、前述の効果と良好な素子分離特性や耐ラッ
チアップ性等を有しながら、薄膜トランジスタを半導体
集積回路装置内に高密度に集積化することが可能とな
る。
ンジスタ、および前記相補型MOSトランジスタの一主
面上に絶縁膜を介して薄膜トランジスタを具備する半導
体装置に本発明を適用し、例えば、上記の実施例のN型
シリコン基板1内のN型ウェル2内に形成されたP+型
拡散層5および、それに隣接して形成されたN+型拡散
層18が、それぞれPチャネルトランジスタおよび、N
チャネルトランジスタのソース/ドレイン領域をなす拡
散領域と同時の製造工程で形成し、同一の不純物濃度お
よび不純物拡散深さに設定することにより、簡易な製造
工程により、相補型MOSトランジスタと信頼性の高い
ゲ−ト膜を有する薄膜トランジスタとを同一基板上に混
載することが可能となる。
法をCMOS SRAMのメモリ−セルとその接続回路
領域に適用することにより、高密度のSRAMが実現で
きる。
して多結晶シリコン膜を用いた場合について述べたが、
それに代えてアモルファスシリコン層を用いた場合につ
いても本発明は効果を発揮する。
シリコン薄膜MOSトランジスタを用いた場合について
述べたが、それに代えてスタガ構造もしくはダブルゲ−
ト構造の多結晶シリコン薄膜MOSトランジスタを用い
た場合についても本発明は効果である。
が、本発明は上記実施例に限定されることなく、その要
旨を逸しない範囲で種々変更が可能であることは言うま
でもない。
によれば、薄膜トランジスタのゲ−ト電極上に形成され
たゲ−ト膜をなす絶縁膜の前記ゲ−ト電極が形成された
領域以外の少なくとも一領域には開孔部が設けられ、前
記薄膜トランジスタのバルク層をなす薄膜層と同一の層
形成により形成された配線層が、少なくとも前記開孔部
および電気的経路となる配線層を介して前記半導体基板
内に形成された拡散領域に接続されているため、製造工
程および実装工程、さらには実使用時等におけるチャ−
ジアップ現象、プラズマダメ−ジや静電気等の影響の受
けずらい、信頼性の高いゲ−ト膜を有する薄膜トランジ
スタを具備する半導体装置を提供することができる。
である。
ある。
面図である。
面図である。
図である。
び本発明の半導体装置におけるゲ−ト膜の絶縁破壊電界
のヒストグラムである。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された第1導電型のウェルと、 前記第1導電型のウェル内に形成された第2導電型の第
1拡散層と、 前記半導体基板の一主面上に形成されたゲート電極と、 前記ゲ−ト電極上に形成されたゲ−ト絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜上に形成されたバルク層と前記バルク
層の両側に形成されたソース及びドレイン領域と、 前記バルク層と同一の層形成により形成され、前記ソー
ス及びドレイン領域から連続して形成されている第2導
電型の第1配線層と、を有し、 前記第1配線層は前記第1拡散層と接続され、 前記第1拡散層と前記ウェルとの接続領域の耐圧は、前
記ゲート絶縁膜の絶縁破壊耐圧に比較して低いことを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1の半導体装置において、 前記第1拡散層の不純物濃度は、1×10 19 〜5×1
0 20 cm −3 であり、前記ウェルの不純物濃度は、1
×10 16 〜5×10 17 cm −3 であることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項3】 請求項2の半導体装置において、 前記ウェル内に、前記第1拡散層に隣接して形成された
第1導電型の第2拡散層を有し、前記第2拡散層の不純
物濃度は、1×10 19 〜5×10 20 cm −3 である
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】 半導体基板と、 前記半導体基板に形成された第1導電型のウェルと、 前記第1導電型のウェル内に形成された第2導電型の第
1拡散層と、 前記半導体基板の一主面上に形成されたゲート電極と、 前記ゲ−ト電極上に形成されたゲ−ト絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜上に形成されたバルク層と前記バルク
層の両側に形成されたソース及びドレイン領域と、 前記バルク層と同一の層形成により形成され、前記ソー
ス及びドレイン領域から 連続して形成されている第2導
電型の第1配線層と、 前記第1配線層の下方に形成されている第1導電型の第
2配線層と、を有し、 前記第1配線層は前記第2配線層を介して前記第1拡散
層に接続され、 前記第1配線層、第2配線層及び第1拡散層の接続領域
の耐圧は、前記ゲート絶縁膜の絶縁破壊耐圧よりも低い
ことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】 請求項4の半導体装置において、 前記第1配線層、前記第2配線層及び前記第1拡散層の
不純物濃度は、1×10 19 〜5×10 20 cm −3 で
あり、 前記ウェルの不純物濃度は、1×10 16 〜5×10
17 cm −3 であることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27383493A JP3460269B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27383493A JP3460269B2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 半導体装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07130881A JPH07130881A (ja) | 1995-05-19 |
JP3460269B2 true JP3460269B2 (ja) | 2003-10-27 |
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ID=17533200
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3460269B2 (ja) |
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JP5415001B2 (ja) * | 2007-02-22 | 2014-02-12 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP27383493A patent/JP3460269B2/ja not_active Expired - Fee Related
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