JP3457696B2 - 並列化借りルックアヘッド減算器 - Google Patents

並列化借りルックアヘッド減算器

Info

Publication number
JP3457696B2
JP3457696B2 JP07268393A JP7268393A JP3457696B2 JP 3457696 B2 JP3457696 B2 JP 3457696B2 JP 07268393 A JP07268393 A JP 07268393A JP 7268393 A JP7268393 A JP 7268393A JP 3457696 B2 JP3457696 B2 JP 3457696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
borrow
subtractor
input
signal
look
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07268393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0644047A (ja
Inventor
シー. マククルーア デイビッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STMicroelectronics lnc USA
Original Assignee
STMicroelectronics lnc USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STMicroelectronics lnc USA filed Critical STMicroelectronics lnc USA
Publication of JPH0644047A publication Critical patent/JPH0644047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3457696B2 publication Critical patent/JP3457696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/50Adding; Subtracting
    • G06F7/505Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination
    • G06F7/506Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination with simultaneous carry generation for, or propagation over, two or more stages
    • G06F7/508Adding; Subtracting in bit-parallel fashion, i.e. having a different digit-handling circuit for each denomination with simultaneous carry generation for, or propagation over, two or more stages using carry look-ahead circuits

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大略、集積回路に関す
るものであって、更に詳細には、減算回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】減算器回路は、二つの値の間の差が必要
とされるエレクトロニクス業界において多様な形態で使
用されている。例えば、減算器は、FIFO(先入先
出)メモリ用の高速フラッグ論理において高速比較器と
関連して使用されている。減算器回路は、又、演算論理
装置(ALU)において使用することが可能であり、パ
ーソナルコンピュータ及びその他のコンピュータにおい
ても使用され、二つの数の間の差がある値を超える場合
にシステムに対して警告を発生するために使用すること
が可能である。
【0003】直列借り伝播減算器が一般的な形態の減算
器回路である。それは、多数の全減算器を有しており、
その各々はデータの任意の二つの2進ビットの値の差を
決定することが可能である。借り入力及び二つの値の入
力のみで、全減算器は、それらの二つの間の値の差を決
定することが可能である。全減算器は、更に、次の全減
算器への入力として使用される借り出力を発生する。こ
の一つの全減算器の出力から次の全減算器の入力への借
り信号の伝播のために減算器は、互いに直列接続されて
いると言われる。
【0004】多数の全減算器を介しての借り信号の直列
伝播は非常に時間のかかる場合がある。二つの16ビッ
ト数値の間の差を決定する場合について考える。第一減
算器が、これらの二つの数値のLSB(最小桁ビット)
の間の差を決定し、減算操作から得られる借り出力を発
生する。この借り出力値は次の全減算器の借り入力とし
て使用される。この借り入力は、次の二つのビット即ち
LSB+1と共に次の借り出力値を発生する減算を実施
するのに必要である。この直列伝播プロセスは、最後の
二つのビット即ちMSB(最大桁ビット)の間の差が決
定されるまで継続して行なわれる。各々の場合において
二つのビットの値の減算は、前の全減算器からの借り信
号が与えられるまで発生することは不可能である。借り
伝播遅延に加えて、各相次ぐ全減算器と必要とされるバ
ッファ用回路との間のゲート遅延がある。このような直
列借り伝播減算器が非常に遅いものとなることがあるこ
とは従来公知である。
【0005】直列借り伝播減算器の速度が遅いことは、
システム全体の性能に悪影響を及ぼす場合がある。例え
ば、FIFO(先入先出)メモリ適用において使用され
る減算器の速度は重要である。FIFOフラッグは、ユ
ーザに対して、FIFOがどの程度満杯であるかを知ら
せる。内部減算器に依存するフラッグ論理は、迅速に発
生されねばならない。減算器が低速であると、それは、
どの程度迅速にフラッグ論理を発生することが可能であ
るかということに悪影響を与える。
【0006】典型的に、直列借り伝播減算器の差出力は
比較器への入力である。この借りは、比較器がその機能
を実施するのと同時に次の全減算器を介して伝播する。
直列借り伝播減算器よりも一層迅速にタスクを完了する
ことが可能であることが比較器にとって通常であり、こ
のことは、減算器がそのタスクを終了するのを待つアイ
ドル時間を比較器が費やすることを必要とする。この場
合に、直列借り伝播減算器遅延は、システム全体の性能
にとって障害となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、システム全体
の性能を向上させることが可能であるように借り機能を
高速化させることが望ましい。減算器を高速化させ且つ
システム全体の性能を向上させるための基本的な方法
は、全減算器から次の全減算器への純粋に直列な借り伝
播により発生される伝播遅延を最小とさせることであ
る。このことを現在の全減算器構成を使用して実施する
ことが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、FIF
Oメモリにおいて使用するのに適した借りルックアヘッ
ド減算器が、二つの値の間の差を一層迅速に発生すべく
変形される。借りルックアヘッド要素が並列的な態様で
減算器へ供給される借り信号を発生する。この並列伝播
は減算器間のゲート遅延を減少させ、より高速な動作を
可能とする。借りルックアヘッド要素に付加的なレベル
を付加することにより、借りルックアヘッド減算器の速
度が向上される。
【0009】
【実施例】FIFOは、例えば、コンピュータとプリン
タの間等の、異なった動作速度でデータを処理するマシ
ン間の適用において典型的に使用される先入先出メモリ
である。FIFOメモリは、フラッグを使用することに
よりそのステータスを出力する。FIFOフラッグを発
生するためにFIFOメモリ回路内においてしばしば減
算器が使用される。このフラッグ出力は、例えば、FI
FOが満杯であるか半分満杯であるか、半分空である
か、全く空であるかを表わすことが可能である。ステー
タスを決定するために、FIFO内に何ビットが書込ま
れ且つそれから何ビットが読出されたかを記録すること
が必要である。これらの数の間の差を記録することは、
FIFO内部の減算器回路を使用して行なわれる。
【0010】図1を参照すると、従来技術に基づいて構
成されたFIFOフラッグ発生回路のブロック図が示さ
れている。FIFOフラッグはカウンタブロック10と
減算器ブロック12と比較器ブロック14と、デグリッ
ジブロック16とを有している。書込クロック18、読
取クロック20、書込リセットクロック22、読取りリ
セットクロック24は、カウンタブロック10及びデグ
リッジブロック16の両方への入力信号である。カウン
タブロック10はこれらの入力信号を取り且つ書込カウ
ント26及び読取カウント28を発生し、それらは減算
器ブロック12へ入力され、減算器ブロック12は差信
号30を出力する。差信号30及びプログラム値32は
比較器ブロック14へ入力され、比較器ブロック14
は、出力比較信号34を発生するためにそれらを比較す
る。当該技術分野において公知の如く、プログラム値3
2が、例えば空、半分満杯又は満杯等の発生されるべき
フラッグ信号36のタイプに依存して異なった値にセッ
トされる。最後に、比較信号34及び書込クロック1
8、読取クロック20、書込みリセットクロック22、
読取りリセットクロック24がデグリッジクロック36
へ出力され、デグリッジブロック6はフラッグ出力信
号36を発生する。
【0011】図2を参照すると、従来技術において使用
されている直列借り伝播減算器40の概略図が示されて
いる。減算器40は、二つの2進数値の間の差を計算す
るものである。減算器40は、複数個の全減算器42,
44,46,48を有している。各全減算器42,4
4,46,48は二つのデータ入力を有している。FI
FOフラッグ回路の場合においては、これらの二つのデ
ータ入力は書込カウント入力26及び読取りカウント入
力28である。全減算器42,44,46,48への付
加的入力は借り入力41であり、それは前の減算器から
発生される。読取カウント入力28は書込カウント入力
26から減算され、前の減算器の借り41を考慮に入れ
たその差は差出力30である。減算動作の結果としての
出力は借り出力43である。全減算器42の借り出力4
3は、次の全減算器44への借り入力41へ供給され
る。注意すべきことであるが、初期の全減算器42への
借り入力41は所定の値である。図2に示した如く、全
減算器42の借り入力41は低論理レベルにおける接地
へ接続されている。
【0012】減算器40の全減算器42,44,46,
48は借り信号41及び43によって互いに直列接続さ
れている。全減算器42の借り出力43はその借り入力
41を介して次の全減算器44を駆動する。初期の即ち
最初の全減算器42は、二つの2進数値の最小桁ビット
(LSB)の間の差を計算する。次のビット即ちLSB
+1の差を次の全減算器44が計算する前に、その借り
入力41は前の全減算器42により発生されねばならな
い。二つの16ビット数値の間の差が発生される場合に
は、16個の全減算器の各々に対して借り入力が発生さ
れることが必要であり、それらに付随して伝播遅延が発
生する。当該技術分野において公知の如く、このことは
きわめて時間のかかる場合がある。この16ビットの例
は、直列借り伝播減算器を実現する多数の可能な方法の
うちの一つであるに過ぎない。
【0013】図3を参照すると、本発明の一実施例に基
づいて構成された借りルックアヘッド減算器が概略ブロ
ック図で示されている。借りルックアヘッド減算器は、
減算器セクション50とルックアヘッド論理セクション
60とを有している。図示した如く、減算器セクション
50は、図2に示した全減算器42,44,46,48
と類似した複数個の全減算器から構成されている。ルッ
クアヘッド論理セクション60は、複数個のルックアヘ
ッドブロック62,64,66,68を有している。各
ルックアヘッドブロック62,64,66,68は、減
算を実施することが可能であるように対応する全減算器
に必要とされる借り入力を発生する。16ビットの例に
おいては、減算器セクション50は16個の全減算器を
有しており且つ論理セクションは4個のルックアヘッド
ブロック62,64,66,68を有している。各ルッ
クアヘッドブロック62,64,66,68は書込カウ
ント70入力と、読取カウント72入力と、借り74入
力とを有している。これらの信号はブール代数方程式に
より定義される論理へ入力され、該論理は、4個の対応
する全減算器へ供給される4個の借り出力信号63を発
生すると共に、次の借り論理セクションを駆動する最後
の借り出力76を発生する。これら4個の借り出力信号
63はルックアヘッドブロック62,64,66,68
内において発生されるので、各全減算器が図2に示した
借り出力43と類似した各借り出力信号63を個別的に
発生することはもはや必要ではない。このような借り信
号の並列伝播は直列伝播よりも一層効率的であり且つ高
速である。
【0014】図4を参照すると、本発明の一実施例に基
づいて構成された借りルックアヘッド減算器の一部を示
した概略図が示されている。図示した部分は、第一ルッ
クアヘッドブロック62と、減算器セクション50の対
応する最初の4個の全減算器52,54,56,58で
ある。減算器セクション50は4個の全減算器52,5
4,56,58を有してる。各全減算器52,54,5
6,58は、その入力として、書込カウント入力70、
読取カウント入力72、借り入力74とを有している。
これら3つの入力信号は差出力78を発生するために全
減算器52,54,56,58により使用される。
【0015】図4において、ルックアヘッドブロック6
2は、その入力として、借り入力74、書込カウント7
0の4個の連続するビット、読取カウント72の4個の
連続するビットとを有している。これらの入力から、ル
ックアヘッドブロック62は借り出力80,82,84
を発生し、それらの出力は全減算器54,56,58へ
夫々入力される。借り出力76は次の論理セクション6
4に対して発生される。初期の即ち最初の全減算器52
は書込カウント70、読取カウント72、初期の即ち最
初の借り入力74により駆動される。ルックアヘッドブ
ロック62内部の回路は次の如くに一般化した形態で示
されるブール代数方程式により決定される。 Bi+1=Gi+Pi * Bi 尚、 B0=最初の借り入力 Bi=借り入力 Bi+1=借り出力 Gi=Ri * Wi(発生を表わす)
【数1】 この基礎方程式により、4個の借り出力80,82,8
4,76は夫々次式で表われる形態を有している。
【0016】B1 =G0 +P0 *02 =G1 +P1 *13 =G2 +P2 *24 =G3 +P3 *3 図4において、最初の借り入力74は最初の全減算器5
2及び最初のルックアヘッドブロック62の両方へ入力
され、且つ低状態の接地である所定レベルへセットされ
る。別の重要な特徴は、最後の借り76はルックアヘッ
ドブロック62において発生され且つ次のルックアヘッ
ドブロックへの借り入力として作用するということであ
る。これらの方程式は、当該技術分野において公知のキ
ャリールックアヘッド加算器に対する方程式と類似して
いる。然しながら、伝播P及び発生Gは上に示した如く
その定義は異なっている。
【0017】当業者にとって明らかな如く、上述した回
路の種々の変形例を実現することが可能である。例え
ば、図5は本発明の別の実施例に基づく2レベル借りル
ックアヘッド減算器のブロック図を示している。この2
レベル借りルックアヘッド減算器は図4の借りルックア
ヘッド減算器に類似した二つのセクションを有してお
り、即ち、減算器セクション50と論理セクション90
とを有している。しかしながら、借りルックアヘッド減
算器と2レベル借りルックアヘッド減算器との間の差
は、図5の論理セクション90が図4の論理セクション
60と異なった構成を有するという点である。
【0018】図5において、2レベル論理セクション9
0は複数個のルックアヘッドブロック100,102,
104,106と第二レベル借り論理セクション110
とを有している。ルックアヘッドブロック100,10
2,104,106は図3のルックアヘッドブロック6
2,64,66,68と類似しており、従ってそれらは
全減算器に対して3個の借り出力信号101を供給す
る。図4における如く、これらの3個の借り出力信号1
01は上述したものと類似した論理ゲートにより発生さ
れる。
【0019】第一レベルルックアヘッドブロック10
0,102,104,106は、各々、4個の連続した
書込カウント70入力及び4個の連続した読取カウント
72入力が与えられ、それらの入力は1個のグループ発
生107出力及び1個のグループ伝播108出力を発生
するために使用される。2レベル借り論理セクション1
10は、全部で4個のグループ発生107出力及び4個
のグループ伝播108出力が与えられる場合に、借り出
力信号112,114,116を発生する。これらの借
り出力信号112,114,116は減算器セクション
50及びルックアヘッドブロック102,104,10
6により使用されて、減算器セクションの全減算器によ
り使用される3個の借り出力101を発生する。注意す
べきことであるが、図3における如く、最初の借り入力
74は、第一全減算器52及び最初のルックアヘッドブ
ロック100の両方を駆動する。図5の2レベル借りル
ックアヘッド減算器の利点は、借り信号を発生し次いで
伝播させるプロセスは、借りルックアヘッド減算器に対
する図4に示したプロセスよりも一層並列的であり且つ
直列性が少ない。その結果、ゲート遅延は最小とされて
おり且つ全体的な処理速度が増加されている。
【0020】2レベル借りルックアヘッド減算器用の論
理回路を定義するブール代数方程式は、図4の借りルッ
クアヘッド減算器に対するものと類似しておりそれは以
下に示す如きものである。第二レベルはグループ伝播及
びグループ発生に基づいて構成されている。
【0021】B4 =G3 +P3 *2 +P3 *2 *
1 +P3 *2 *1 *0 +P3 *2 *1 *0
*0 最初の4つの項はグループ発生であり、最後の項は
グループ伝播B0 (を除く)である。
【0022】同一の一般式Bi+1 =Gi +Pi *i
使用すると、次式が得られる。
【0023】 B4 =B1G=G0G+P0G *0G=G0G+P0G *08 =B2G=G1G+P1G *1G=G1G+P1G *0G+P
1G *0G *012=B3G=G2G+P2G *2G=G2G+P2G *1G+P
2G *1G *0G+P2G *1G *0G *0 上述した借りルックアヘッド減算器は、従来の直列借り
伝播減算器よりも処理速度が速い。この速度は、各全減
算器を介しての借り信号の直列伝播に関連する伝播遅延
を最小とすることにより達成されている。2レベル借り
ルックアヘッド減算器は、借りルックアヘッド減算器よ
りも一層高速の性能を提供している。何故ならば、その
伝播遅延は更に小さいからである。また、図5の2レベ
ル借りルックアヘッド減算器において、借り信号は第一
レベル論理セクションを介して直列的に伝播するのでは
なく、速度を改善するために第二レベル論理セクション
において発生される。減算器の伝播遅延を更に減少させ
るために更に多くの論理レベルを付加させることが可能
であり、従って16ビットを超える適用の場合に更に高
速の性能を得ることが可能である。この速度の増加を得
るために回路の複雑性が増加しているが、多くの高性能
適用例においては多少回路の複雑さが増加するとしても
速度を向上させる意味がある。
【0024】以上、並列化借りルックアヘッド減算器に
ついてFIFOフラッグ発生回路に関して説明をした。
本減算器は、その他の多数の適用例において使用するこ
とが可能なものであり、例えば二つの数値の間の差を発
生し且つ使用することが必要であるコンピュータの演算
論理装置(ALU)等における適用がある。
【0025】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に基づくFIFOフラッグ発生回路
を示した概略ブロック図。
【図2】 従来技術において使用される直列借り伝播減
算器を示した概略図。
【図3】 本発明の一実施例に基づいて構成された借り
ルックアヘッド減算器を示した概略ブロック図。
【図4】 本発明の一実施例に基づいて構成された借り
ルックアヘッド減算器の一部を示した概略図。
【図5】 本発明の一実施例に基づいて構成された2レ
ベル借りルックアヘッド減算器を示した概略ブロック
図。
【符号の説明】
42,44,46,48 全減算器 50 減算器セクション 60 ルックアヘッド論理セクション 62,64,66,68 ルックアヘッドブロック 70 書込カウント入力 72 読取カウント入力 74 借り入力 78 差出力
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−269126(JP,A) 欧州特許出願公開564137(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 7/50 G06F 5/00 G11C 7/00

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 借りルックアヘッド減算器において、 各々が、1ビットの借り入力信号が与えられる場合に、
    第一値入力の1ビットと第二値入力の1ビットとの間の
    差を計算する複数個の全減算器を具備する減算器要素、 前記第一値入力と、前記第二値入力と、初期借り入力信
    号とが与えられる場合に、各々が全ての借り入力信号を
    発生する借りルックアヘッド要素、 を有しており且つ前記第一値入力及び第二値入力が、夫
    々、FIFO読取カウント及びFIFO書込カウントで
    あることを特徴とする減算器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記全減算器がグル
    ープ化されていることを特徴とする減算器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記借りルックアヘ
    ッド要素が、次の副要素への入力である借り出力を発生
    する複数個の副要素へ分割されていることを特徴とする
    減算器。
  4. 【請求項4】 請求項3において、更に、初期全減算器
    及び初期借りルックアヘッド副要素へ入力されるべき初
    期借り信号を有しており、前記初期借り信号が所定レベ
    ルへセットされることを特徴とする減算器。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記借りルックアヘ
    ッド要素が、第一レベル副要素からなるアレイと第二レ
    ベル副要素とを有しており、前記第一レベル副要素が対
    応する全減算器へ入力される借り出力を発生し、且つ前
    記第二レベル副要素が対応する第一レベル副要素へ入力
    される借り出力を発生することを特徴とする減算器。
  6. 【請求項6】 請求項5において、一番目の第二レベル
    副要素と二番目の第二レベル副要素とが設けられてお
    り、その各々は、対応する第一レベル副要素を有してお
    り、一番目の第二レベル副要素が二番目の第二レベル副
    要素へ入力される借り出力を発生することを特徴とする
    減算器。
  7. 【請求項7】 請求項5において、更に、初期全減算
    器、初期第一レベル副要素、且つ初期第二レベル副要素
    へ入力されるべき初期借り信号を有しており、前記初期
    借り信号が所定レベルへセットされることを特徴とする
    減算器。
  8. 【請求項8】 第一値入力と第二値入力との間の差を発
    生する方法において、 第一値入力と第二値入力と借り入力信号とが与えられる
    場合に前記第一値入力と第二値入力との間の差を発生
    し、尚前記第一値入力と第二値入力との間の差はその差
    を表わす信号を発生するのに有用であり、 第一値入力と第二値入力と借り入力信号とが与えられる
    場合に借り出力信号を発生し、前記第一値入力及び第二
    値入力は、夫々、読取信号及び書込信号である、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項において、前記第一値入力と第
    二値入力との間の差はFIFO用に適したフラッグ信号
    を発生するのに有用であることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 借りルックアヘッド装置において、 複数個の借りルックアヘッド回路からなるアレイが設け
    られており、各ルックアヘッド回路は一つのグループの
    全減算器に対応しており、 前記各借りルックアヘッド回路は、第一値入力及び第二
    値入力を使用して、爾後の借りルックアヘッド回路及び
    対応する全減算器により必要とされる借り信号を発生す
    ものであり前記借り信号がブール代数公式を使用して発生されるも
    のであり、前記第一及び第二入力値が夫々読取信号及び
    書込信号である、 ことを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項1において、更に、初期借り
    ルックアヘッド回路及び初期減算器装置へ入力されるべ
    き初期借り信号を有しており、前記初期借り信号が所定
    のレベルへセットされることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記借りルック
    アヘッド回路が4個の前記減算器に対応していることを
    特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項1において、16ビットFI
    FOフラッグ発生回路用に4個の借りルックアヘッドと
    16個の前記減算器装置とが設けられていることを特徴
    とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項1において、各借りルックア
    ヘッド回路が対応する減算器装置に対し4個の借り信号
    を発生することを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項1において、前記借りルック
    アヘッド回路からなるアレイが、第一レベル副要素から
    なるアレイと第二レベル副要素とに分割されていること
    を特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項1において、前記第一レベル
    副要素は対応する全減算器へ入力される借り出力を発生
    し、且つ前記第二レベル副要素は対応する第一レベル副
    要素へ入力される借り出力を発生することを特徴とする
    装置。
  17. 【請求項17】 請求項1において、更に、初期全減
    算器、初期第一レベル副要素及び初期第二レベル副要素
    へ入力されるべき初期借り信号を有することを特徴とす
    る装置。
  18. 【請求項18】 請求項1において、前記初期借り信
    号が所定レベルへセットされていることを特徴とする装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項0において、前記ブール代数
    公式が前記借り信号を発生する特定の論理回路を画定す
    るために使用されていることを特徴とする装置。
JP07268393A 1992-03-31 1993-03-31 並列化借りルックアヘッド減算器 Expired - Fee Related JP3457696B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US86098192A 1992-03-31 1992-03-31
US860981 1992-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0644047A JPH0644047A (ja) 1994-02-18
JP3457696B2 true JP3457696B2 (ja) 2003-10-20

Family

ID=25334545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07268393A Expired - Fee Related JP3457696B2 (ja) 1992-03-31 1993-03-31 並列化借りルックアヘッド減算器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5386377A (ja)
EP (1) EP0564137B1 (ja)
JP (1) JP3457696B2 (ja)
DE (1) DE69330363T2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5513362A (en) * 1992-04-23 1996-04-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method of and apparatus for normalization of a floating point binary number
GB2374445B (en) 1999-12-23 2004-06-02 Intel Corp Method and apparatus for performing single-cycle addition or subtraction and comparison in redundant form arithmetic
US6813628B2 (en) 1999-12-23 2004-11-02 Intel Corporation Method and apparatus for performing equality comparison in redundant form arithmetic
US6826588B2 (en) 1999-12-23 2004-11-30 Intel Corporation Method and apparatus for a fast comparison in redundant form arithmetic

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1130683B (de) * 1956-02-20 1962-05-30 Bueroma Bueromaschinen Vertrie Vorrichtung zum Zerkleinern von Papier, insbesondere Knuellpapier, Pappe u. dgl.
US2879001A (en) * 1956-09-10 1959-03-24 Weinberger Arnold High-speed binary adder having simultaneous carry generation
US3202806A (en) * 1961-07-12 1965-08-24 Bell Telephone Labor Inc Digital parallel function generator
US3697735A (en) * 1969-07-22 1972-10-10 Burroughs Corp High-speed parallel binary adder
US4504924A (en) * 1982-06-28 1985-03-12 International Business Machines Corporation Carry lookahead logical mechanism using affirmatively referenced transfer gates
US4592005A (en) * 1982-07-06 1986-05-27 Sperry Corporation Masked arithmetic logic unit
US4660165A (en) * 1984-04-03 1987-04-21 Trw Inc. Pyramid carry adder circuit
JP2513721B2 (ja) * 1987-09-08 1996-07-03 株式会社リコー 加算器
DE68927488T2 (de) * 1988-04-20 1997-03-20 Fujitsu Ltd Binäre Übertragvorgriffsschaltung
US4891788A (en) * 1988-05-09 1990-01-02 Kreifels Gerard A FIFO with almost full/almost empty flag
US4888739A (en) * 1988-06-15 1989-12-19 Cypress Semiconductor Corporation First-in first-out buffer memory with improved status flags
US4974241A (en) * 1989-03-31 1990-11-27 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Counter employing exclusive NOR gate and latches in combination
US4935719A (en) * 1989-03-31 1990-06-19 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Comparator circuitry
US5097436A (en) * 1990-01-09 1992-03-17 Digital Equipment Corporation High performance adder using carry predictions
US5166899A (en) * 1990-07-18 1992-11-24 Hewlett-Packard Company Lookahead adder

Also Published As

Publication number Publication date
DE69330363D1 (de) 2001-07-26
JPH0644047A (ja) 1994-02-18
US5386377A (en) 1995-01-31
EP0564137B1 (en) 2001-06-20
EP0564137A1 (en) 1993-10-06
DE69330363T2 (de) 2001-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3573808B2 (ja) 論理演算装置
EP0602888B1 (en) Performing arithmetic operations on data
US5717616A (en) Computer hardware instruction and method for computing population counts
JPH07210369A (ja) 並列加算および平均演算を行うための回路およびその方法
JP3515591B2 (ja) 二進数を固定値と比較する並列化大きさ比較器
US6990510B2 (en) Wide adder with critical path of three gates
JPH0421889B2 (ja)
US5133069A (en) Technique for placement of pipelining stages in multi-stage datapath elements with an automated circuit design system
JP2789577B2 (ja) 加算オーバフロ検出回路
JP3457696B2 (ja) 並列化借りルックアヘッド減算器
JP3517442B2 (ja) マルチレベル並列マグニチュードコンパレータ
US5530664A (en) Method and apparatus for automatically designing logic circuit, and multiplier
JP3509894B2 (ja) 並列化大きさ比較器
JPH0434177B2 (ja)
US6434588B1 (en) Binary counter with low power consumption
US5140546A (en) Adder circuit apparatus
US9405730B1 (en) Systems and methods for a signed magnitude adder in one's complement logic
US6683530B1 (en) Method and apparatus for performing a floating point compare operation
JPH06176561A (ja) 並列化差分フラッグ論理
JPH0366693B2 (ja)
US6795842B2 (en) Method and apparatus for comparing two binary numbers with a power-of-two threshold
US6631393B1 (en) Method and apparatus for speculative addition using a limited carry
JPS6261120A (ja) けた上げ選択加算器
US5493525A (en) Carry-chain compiler
JP3106525B2 (ja) 加算方式及びその回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees