JP3455932B2 - 筆記具、塗布具における滑り止め - Google Patents
筆記具、塗布具における滑り止めInfo
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Description
る滑り止めに関するものであり、特に、使用時における
滑り止めのずれ防止並びに筆記感に優れ、且つ、筆記時
に微妙な把持感触を現出することができる筆記具、塗布
具における滑り止めに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来技術としては、本出願人の考案に係
る実公平2−22301号公報が挙げられる。該考案に
は、外面に適宜数の突起を有する円筒形の滑り止めと、
該滑り止めの突起と同形の孔を有する外軸と、該外軸に
内装される内装部を有する軸筒とよりなり、前記滑り止
めの突起を外軸の孔より露出させ、滑り止めを外軸と軸
筒との間に圧接配置するようなした筆記具における滑り
止めが開示されている。該考案によれば、滑り止めの取
り付け方法並びに滑り止め形状に工夫を施し、使用時に
おける滑り止めのずれ防止並びに筆記感の向上が図れる
という利点がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前記した考案において
は、滑り止めに設けられた突起が中実状のものであるた
め、微妙な把持感触の現出という点において未だ改善の
余地が残されていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで本発明は、使用時
における滑り止めのずれ防止並びに筆記感に優れ、且
つ、筆記時に微妙な把持感触を現出することができる筆
記具、塗布具における滑り止めを提供することを目的と
するもので、外面に適宜数の突起を有する円筒形の滑り
止めと、該滑り止めの突起と同形の孔を有する外軸と、
該外軸に内装される内装部を有する軸筒とよりなり、前
記滑り止めの突起を外軸の孔より露出、且つ、外軸の外
面と面一もしくは外軸の外面より突出させ、滑り止めを
外軸と軸筒との間に圧接配置するようなした筆記具、塗
布具における滑り止めにおいて、少なくとも前記突起を
内部に気体又は液体又はゲル状体又はゼリ−状体を封入
した変形可能なものとなした筆記具、塗布具における滑
り止めをその要旨とするものである。 【0005】以下、筆記具のボ−ルペンに適用した実施
例を説明するが、ボ−ルペン以外の例えばシャ−プペン
シル、万年筆、マ−キングペンなど種々の筆記具や、化
粧具などの塗布具においても同様に適用できるものであ
る。参照符号1は合成樹脂、金属などよりなる軸筒であ
り、該軸筒1は段部2を介して縮径部3(後述する外軸
7に内装される内装部となる。以下、内装部3という)
が設けられており、該内装部3の前方には金属、合成樹
脂などよりなる先部材4が螺合されている。参照符号5
は熱可塑性エラストマ−、シリコ−ンゴム、ブチルゴム
等の合成ゴムなどの変形可能な材質よりなる円筒形の滑
り止めであって、外面に適宜数の突起6を有している。
該突起6には、内部に空気などの気体、又は、シリコ−
ンオイルやその他の油、水などの液体、又は、ゲル状
体、又は、ゼリ−状体が封入されているが、密閉の信頼
性を考慮すれば、内部にシリコ−ンオイルを封入したブ
チルゴムが特に好ましい。又、この突起6の形状として
は、長手方向に長い突起、円周方向に長い突起、波形の
突起など適宜採用でき、又、その表面形状としては円
形、楕円形、角形など種々採用できる。尚、図示した例
においては、突起6の内部のみに空気などの気体、又
は、シリコンオイルやその他の油、水などの液体、又
は、ゲル状体、又は、ゼリ−状体を封入するようなした
が、突起6以外の部分にも気体や液体やゲル状体やゼリ
−状体を封入するようなしてもよい。更に、滑り止め5
は、全体もしくは部分的に着色してもよい。 【0006】参照符号7は前記滑り止め5の突起6と同
形の孔8を有する金属、合成樹脂などよりなる外軸であ
り、その一端は前記先部材4と又他端は軸筒1の段部2
と係止している。この外軸7と前記軸筒1の内装部3間
に前記滑り止め5を圧接配置しているが、滑り止め5の
突起6は、外軸7の孔8より露出させ、且つ、外軸7の
外面と面一もしくは外軸7の外面より突出させるような
す。 【0007】参照符号9は先端にボ−ルペン先部10、
後方にインキ収容管11を有するボ−ルペンである。
又、本例においては、出没式のボ−ルペンの例であり、
ボ−ルペン先部10を軸筒1内に収容した図を示した
が、参照符号12はボ−ルペン先部10を常時軸筒1内
に付勢する弾発部材である。 【0008】本発明は以上の構成よりなるものである
が、滑り止めの取り付けに当たっては、先ず、先部材4
を最初に取り除いておき、外軸7に滑り止め5を挿入
し、滑り止め5の突起6を外軸7の孔8より露出せさ、
且つ、外軸7の外面と面一もしくは外軸7の外面より突
出させ両者を固定する。次いで、滑り止め5に軸筒1の
内装部3を挿入する。その後、軸筒1に先部材4を螺合
することによって、外軸7に一体化された滑り止め5
を、先部材4と軸筒1の段部2とで固定し取付を完了す
る。 【0009】 【発明の効果】本発明は、外面に適宜数の突起を有する
円筒形の滑り止めと、該滑り止めの突起と同形の孔を有
する外軸と、該外軸に内装される内装部を有する軸筒と
よりなり、前記滑り止めの突起を外軸の孔より露出、且
つ、外軸の外面と面一もしくは外軸の外面より突出さ
せ、滑り止めを外軸と軸筒との間に圧接配置するような
したので、使用時における滑り止めのずれ防止並びに筆
記感に優れると共に、少なくとも前記突起を内部に気体
又は液体又はゲル状体又はゼリ−状体を封入した変形可
能なものとなしたので、筆記時に突起を押圧・把持した
際、微妙な把持感触を現出することができるという効果
を有するものである。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外面に適宜数の突起を有する円筒形の滑
り止めと、該滑り止めの突起と同形の孔を有する外軸
と、該外軸に内装される内装部を有する軸筒とよりな
り、前記滑り止めの突起を外軸の孔より露出、且つ、外
軸の外面と面一もしくは外軸の外面より突出させ、滑り
止めを外軸と軸筒との間に圧接配置するようなした筆記
具、塗布具における滑り止めにおいて、少なくとも前記
突起を内部に気体又は液体又はゲル状体又はゼリ−状体
を封入した変形可能なものとなした筆記具、塗布具にお
ける滑り止め。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03306795A JP3455932B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 筆記具、塗布具における滑り止め |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03306795A JP3455932B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 筆記具、塗布具における滑り止め |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08197882A JPH08197882A (ja) | 1996-08-06 |
JP3455932B2 true JP3455932B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=12376395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03306795A Expired - Fee Related JP3455932B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 筆記具、塗布具における滑り止め |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3455932B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1177108B1 (de) * | 1999-05-07 | 2003-05-02 | Faber- Castell AG | Holzgefasster stift für schreib-, mal-, zeichen- und kosmetikzwecke |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP03306795A patent/JP3455932B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08197882A (ja) | 1996-08-06 |
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