JP3453421B2 - ジッパーファスナーすべり具の製造方法および機械とジッパーファスナーすべり具 - Google Patents

ジッパーファスナーすべり具の製造方法および機械とジッパーファスナーすべり具

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジッパーすべり具(z
ipper slide)の引き手(プルタブ:pul
ltab)がすべり具本体ないしボディと共に射出成型
される、特に、射出成型によりジッパーすべり具を製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明の課題】引き手を有するジッパ
ーすべり具を射出成型する方法が、欧州特許第0 29
2 987号明細書に記載されている。この特許書類に
よれば、すべり具ボディは第1の射出工程で射出成型さ
れる。引き手を後に受け入れるすべり具ボディの弓状部
(ボウ:bow)は、内部に移動可能な補助コアを設け
た挿入式成形型コアにより形成される。引き手を射出成
型するためには、補助コアが引っ込められる。従って、
その結果としてすべり具ボディの弓状部下方を通る射出
(インジェクション)ダクトが生ずる。その後、引き手
用の射出用材が注入される。その後、引き手を有する完
成したジッパーすべり具を排出する前に、成形型コアが
再度成形型(モールド;mold)から後退される。
【0003】この方法の欠点は、射出手順が2工程で行
なわれるということである。更に、引き手用の射出され
た材料がすべり具ボディの材料と直接接触するので、引
き手の材料がすべり具ボディのものと結合しないよう
に、引き手を射出する前にすべり具ボディの材料が十分
に硬化するまでの時間が必要である。
【0004】本発明の目的は、ジッパーすべり具ボディ
および引き手を単一の射出工程で製造することができる
方法を提示することである。そのような方法が請求項1
に示されている。その他の請求項は好ましい実施例、上
記方法を実施するための機械ないし道具(ツール:to
ol)および上記方法により製造されたジッパーすべり
具を定義する。
【0005】
【課題を達成するための手段】本発明による、ジッパー
ファスナーすべり具を射出成型工程により製造する方法
では、すべり具は上部プレートと下部プレートとを備
え、これらプレートは前部が分離ウエッジにより互いに
連結され、上部プレートは、引き手を可動に取付けるた
めの小孔を形成するように弓状部が前部から後方に向け
て設けられており、成形材を射出成形型内に射出する前
に、4つの成形型コアが一緒になり、それによって、成
形型のキャビティを、一方の成形型部分がすべり具ボデ
ィを形成しかつ他方の成形型部分が引き手を形成する、
2つの互いに分離した成形型部分に細分割するまで、こ
れら成形型コアが小孔の開口に対応する成形型の領域に
向けて互いに押圧される。この方法は、上部プレート
が、該上部プレートの、弓状部の端部に連結された部分
が形成されるように、スロットによって細分割され、成
形型コアのうちの2つは、すべり具ボディを形作る領域
へ押圧されると、隔壁を形成することを特徴とする。こ
の方法によると、4つの成形型コアが、互いに接触する
まで、例えばほぼ十字形状ないしクロス形状をなして、
成形型内に挿入される。この場合、当接面は特に、弓状
部とすべり具ボディとの間を通る引き手の横ウエブ(ク
ロスウエブ:crose web)およびすべり具ボデ
ィ上の弓状部を形成するような形状であることが好まし
い。こうして作ったすべり具は、スロットによって残り
の部分から分割され、弓状部の端部に連結された部分が
上部プレートにある。このように、弓状部のみによりす
べり具ボディの他の部分と弾性状に連結されたすべり具
ボディの後部が得られる。この部分に、ジッパー片(ジ
ッパーストリップ:zipper strip)のリン
ク間の中間空間内に突出するカムを一体成型することが
できる。従って、自動錠止形(セルフロッキング:se
lf−locking)ジッパーすべり具が得られる。
このロック作用は、引き手が前方もしくは後方に引張ら
れ、弓状部がくさび(ウエッジ)作用により上方に曲げ
られ、カムがジッパー片から離されると、解除される。
すなわち、本発明の方法によると、自動錠止機能のある
使い勝ってに勝れたジッパーすべり具を、1回の射出工
程で効率良く作ることができるのである。上部プレート
のスロットは、請求項2に記載するように、成形型コア
のうちの少なくとも2つに突起を設けて、すべり具を一
回の射出工程で作る際に同時に形成することができる。
【0006】例として示されかつ図面で示した実施例を
参照して、本発明をより詳細に説明する。
【0007】
【実施例】図1は本発明に従って製造された、引き手2
とすべり具ボディ3を備えるジッパーすべり具1を示
す。弓状部4はすべり具ボディ3上に橋のように延在
し、引き手2の取付部として作用する。このすべり具ボ
ディ3は上部プレート5と下部プレート6とを備え、こ
れらのプレートは分離ウエッジ(separating
wedge)7により結合されている。この分離ウエッ
ジ7は上部プレート5又は下部プレート6の側部ガイド
8あるいは9と共に、知られた態様によりジッパーファ
スナーの開閉に際してリンク片(リンクストリップ:l
ink strips)を案内する作用をなす。
【0008】図2および図3に示すように、錠止カムな
いしロックカム10は上部プレート5のウエッジ状部分
11に一体状に成型されている。このウエッジ状部分1
1はスロット(細長孔)12により基部プレート5の残
部から分離されており、したがって弓状部4によっての
みすべり具ボディ3へ結合されている。スロット12は
段付き構造に形成するのが好ましく、引き手2が引張ら
れ、ウエッジ状部分11が弓状部4を介して上方に動か
されると、このウエッジ所部分11の突起部13が上部
基部プレート5上の突起14に接触し、これにより、上
方移動が停止する。この位置で、ロックカム10がジッ
パーリンク間の中間空間ないし間隙から引出され、すべ
り具1がジッパーファスナーの務歯(ティースないしス
トリップ:strips)を引離すことができ、一方、
不作動位置すなわち引き手2を引張らない状態では、ロ
ックカム10は2つのジッパーリング間の間隙内に突出
し、したがって、すべり具1の移動を阻止する。
【0009】更に、図2に示すように、側方ガイドをい
わゆるウイングロック(wing−lock)構造に形
成することができる。分離ウエッジ部7を通る側方ガイ
ド8および9の端部は、ジッパーリンクの後端にフック
状に係合し、したがってロックカム10の負荷を和わら
げることができる。
【0010】更に、凹部15が上部基部プレート5に形
成されていることが有益である。さすれば、すべり具の
ロックを解除するためには、引き手2を凹部15の縁部
を越えてある程度の力で引離さなければならない。
【0011】図4はジッパーファスナーすべり具1を製
造するためのツールの断面を示す。このツールは、ツー
ル前半部分21と、ツール後半部分22とを備える。ツ
ールの前半部分21は、作動プレート24と母型(ma
trix)25とを備える。作動プレート24はまた爪
部26を有し、これらの爪部26は突出部27の背後に
ある程度の遊びを余して母型25に係合する。この配置
は、作動プレート24に対する母型の相対移動の制限手
段として作用する。
【0012】作動プレート24及び母型25により、引
き手、ボディおよび湯口ないしスプルー(sprue)
用の突出しないエゼクタ29,30,31が押出され
る。
【0013】後部ツール22は、前部ツール21に対し
てほぼ鏡像関係となる構造である。しかし、エゼクタ2
9,30,31に代えて、湯道ないしスプルーダクト3
3が作動プレート34と母型35とを貫通して、ジッパ
ーファスナーすべり具1の母型に射出材料を供給するダ
クト36まで延びている。
【0014】母型25あるいは35は、ほぼ知られた態
様により、ジッパーファスナーすべり具ボディ及び引き
手用の鋳込み成形型を備える。本発明によると、更に4
つの成形型コア37,38,39,40が、2つの母型
25及び35に長手方向へ移動可能に配置されている。
図5の断面は、成形型コア37,38,39,40がほ
ぼ十字形状に配置されていることを示す。これらのコア
(core)は十字形状の各腕状部分に沿って移動で
き、射出工程中に十字形状の中心に向けて共に押圧され
て、その端面が互いに接触し、ジッパーすべり具1用の
成形型を完成する。特に、これらは引き手2のウエブ4
1用成形型を形成し、ウエブ41は弓状部4と上部プレ
ート5との間に形成された小孔(アイ:eye)を貫通
する。成形型コア37,38は更に弓状部4の前半部、
特に上述の小孔に対向する面用の成形型の一部を形成す
る。したがって、成形型コア39,40は小孔に対向す
る弓状部4の後半部の面の成形型を形成する。図6に示
すように、母型25,35内に形成された成形型は、成
形型コア37,40により、すべり具ボディ3および引
き手2用の全体的に2つに別れた成形型に再分割されて
いる。したがって、双方の部分を同時に射出成型するこ
とができる。
【0015】成形型コア37,38,39,40の下側
を適切に形成することにより、凹部17をも形成するこ
とができ、この凹部は成形型コアの移動方向に起因して
上部プレート5の周部に向けて円錐状に広がる。更に、
成形型コアは下側に、ウエッジ状部分11と上部基部プ
レート5の間にスロット12を形成する突起を有する。
このウエッジ状部分11上に一体に形成されたロックカ
ム10は、母型25ないしは35のうちの一方の突起4
3及び/又は42内の凹部で形成され、すべり具ボディ
3の内部空間ないしスペースを形成する。
【0016】成形型コア37,38,39,40はそれ
ぞれ後端部にローラ44を有し、これらローラの各々は
押圧ばね47によって、いずれの場合も外方すなわち十
字形状の中心から離れる方向に押圧され、これによりロ
ーラ44は作動プレート24あるいは34の押圧パッド
45に押し当てられる。
【0017】次に、図5を参照しながら、射出後の開放
に関してツールの作用を説明する。最初に、作動プレー
ト34,24が各母型25から離される。したがって、
成形型コア37,38,39,40がそれぞれのばね4
7の圧力で、母型25,35内の成形型の外へ移動す
る。この工程は、作動プレート24,34の各爪部26
が、それぞれの母型25あるいは35の突起27に当接
するまで続く。そして、成形型コア37,38,39,
40は、ツールを開くことができるまで、離される。こ
の点に関して、例えば図5の作動プレート24は更に右
方に移動でき、母型25が同作動プレートと一緒に移動
され、エゼクタ29,30,31は完成したジッパーす
べり具を引き手と共に母型から排出することができる。
【0018】図7はツールの変形例を示す。図示のもの
は図5とほぼ同様であるため、特に指摘しない部位につ
いては同じ参照符号を用いる。押圧部材45はウエッジ
(くさび部材)51で置換えられ、案内プレート57,
58と、母型25あるいは35の間の間隙内に移動する
ことができる。これらの案内プレート57,58は関連
した母型25あるいは35から所定の間隔で取付けら
れ、ウエッジ51を極めて正確に案内することができ
る。
【0019】成形型コア37,38,39,40はロー
ラ44に代えてスライド面52を有し、これらスライド
面を用いてウエッジ51の傾斜面53に沿って低摩擦で
摺動することができる。ウエッジ51はそれぞれの外端
にピン54を担持し、これらのピンは制御部材56の溝
55に係合する。この制御部材56は母型35あるいは
作動プレート34に取付けられる。更に、ウエッジ51
は、ウエッジ51上の対応する傾斜部62と共に作用す
る極めて正確な摺動路(スライドトラック)61上を、
正確に定められた位置に押圧される。成形型の開放に際
して、作動プレート24が母型25あるいは35から離
れると、ピン54したがってウエッジ51も外方に摺動
し、成形型コア37,38,39,40が成形型の外に
移動することができる。
【0020】図8は、好ましい実施例によるダクト36
を備えた、前部ツール21の母型25の部分平面図であ
る。一つのダクト59は引き手を射出成型するための材
料として必要であり、別のダクト60はボディ3を射出
成型するための材料用として必要であることが特に明ら
かである。
【0021】本発明の技術思想の範囲内において種々の
変形が可能である。例えば、成形型コア37,38,3
9,40の摺動用傾斜面53に代えて、ローラ44を備
えたウエッジ51の組み合わせが可能である。更に、す
べり具1の実施例は、図示の好ましい実施例とは異なる
構造に形成することもできる。特に、凹部15、ロック
カム10を備えた可動部分11、および、ウイングロッ
ク構造のいずれも形成する必要はない。2つの引き手を
備えた構造、必要な場合には各々ロック装置を設ける、
とすることもできる。2つのすべり具を射出成形する設
定に代え、ツールは一つのみのすべり具或いはより多く
のすべり具を射出成形するように設計することもでき
る。
【0022】更に、上述の成形型コアの作用とは逆に、
押圧ばねの作用で成形型コアを成形型内に挿入して、ま
た、制御された態様で成形型から成形型コアを引出すよ
うにすることも可能である。押圧ばね47に代え、空気
圧あるいは液圧駆動要素を用いることも可能である。ツ
ールの開口を補強するため、あるいは、密に閉じるた
め、作動プレートとツールの双方の部分の母型との間に
押圧ばねを更に配置することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により製造されたジッパーすべり
具の側面図。
【図2】引き手を前方に回動したすべり具の上方からの
図。
【図3】すべり具の背面図。
【図4】本発明にとって本質的である装置を備えた射出
成形型(インジェクションモールド)の横断面と、成形
型コア用作動部材の一部と、成形型内に形成されたジッ
パーすべり具の側面を示す図。
【図5】線V−VないしVa−Vaに沿うツールの横断
面図。
【図6】線VI−VIに沿う横断面の詳細図。
【図7】図4に類似した、ツールの他の実施例の横断面
図。
【図8】射出ないし注入ダクトを備えたツールの一方の
半片部の、断面線VI−VIに沿う概略平面図。
【符号の説明】
1 ジッパーすべり具 2 引き手 3 すべり具ボディ 4 弓状部 5 上部プレート 6 下部プレート 7 分離ウエブ 8,9 側部ガイド 10 ロックカム 11 ウエッジ状部分 12 スロット 13,14,42,43 突起 15,17 凹部 21 前半部分 22 後半部分 24,34 作動プレート 25,35 母型 26 爪部 29,30,31 エゼクタ 33 スプールダクト 36,59 ダクト 37,38,39,40 成形型コア 41 ウエブ 44 ローラ 45 押圧部材 47 押圧ばね 51 ウエッジ 52 スライド面 53 傾斜面 54 ピン 55 溝 56 制御部材 57,58 案内プレート 61 摺動路 62 傾斜部

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジッパーファスナーすべり具を射出成型
    工程により製造する方法であって、該すべり具は上部プ
    レート(5)と下部プレート(6)とを備え、これらプ
    レートは前部が分離ウエッジ(7)により互いに連結さ
    れ、前記上部プレート(5)は、引き手(2)を可動に
    取付けるための小孔を形成するように弓状部(4)が前
    部から後方に向けて設けられており、成形材を射出成形
    型内に射出する前に、4つの成形型コア(37から4
    0)が一緒になり、それによって、成形型のキャビティ
    を、一方の成形型部分がすべり具ボディ(3)を形成し
    かつ他方の成形型部分が引き手(2)を形成する、2つ
    の互いに分離した成形型部分に細分割するまで、これら
    成形型コアが前記小孔の開口に対応する成形型の領域に
    向けて互いに押圧される方法において、 前記上部プレート(5)は、該上部プレートの、前記弓
    状部(4)の端部に連結された部分が形成されるよう
    に、スロット(12)によって細分割され、前記成形型
    コアのうちの2つ(39,40)は、前記すべり具ボデ
    ィ(3)を形作る領域へ押圧されると、隔壁を形成する
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法を実施するための
    ツールであって、射出成形型を含み、この射出成形型
    が、前記すべり具ボディ(3)と前記引き手(2)の前
    半部分および後半部分用の成形型を実質的に含む2つの
    母型(25,35)を有し、4つの成形型コア(37か
    ら40)は、それらコアの前面が相互に接触するように
    互いに向けて移動可能に成形型内に配置され、前記前面
    が前記小孔と、この小孔を通る前記引き手(2)の横ウ
    ェブ(41)とを実質的に形成するツールにおいて、 前記成形型コアのうちの少なくとも2つが突起を備え、
    これら突起が、前記上部プレート(5)を細分割するス
    ロット(12)を形成することを特徴とするツール。
  3. 【請求項3】 前記成形型コアが共通の面内を移動可能
    に配設される請求項2に記載のツール。
  4. 【請求項4】 隣接する成形型コアの移動方向が、互い
    に約90°の角度である請求項2または3に記載のツー
    ル。
  5. 【請求項5】 前記スロット(12)が、前記ジッパー
    ファスナーすべり具ボディ(3)の上部プレート(5)
    の、前記弓状部(4)の後端に連結される部分(11)
    を分離する請求項2から4のいずれか一項に記載のツー
    ル。
  6. 【請求項6】 一方の母型(25)は、前記下部プレー
    ト(6)へ向けて突出して、前記分離した部分(11)
    に形成されるロックカム(10)を形成するように、凹
    部を備える請求項2から5のいずれか一項に記載のツー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記スロット(12)は段の付いた形状
    であり、各々の段が前記分離した部分(11)の上向移
    動を制限する請求項2から6のいずれか一項に記載のツ
    ール。
  8. 【請求項8】 前記4つの成形型コアが前記弓状部
    (4)の下方の上部プレート(5)に凹部(15)を形
    成し、前記小孔は、この凹部(15)の外では、該小孔
    を通る前記引き手の横ウエブ(41)の厚さより常に小
    さい高さである請求項2から7のいずれか一項に記載の
    ツール。
  9. 【請求項9】 前記成形型コアの後端がローラ(44)
    を担持し、前記母型に配置した押圧部材(45)が、前
    記成形型コアを成形型内へ動かすために、前記ローラに
    押圧可能である請求項2から8のいずれか一項に記載の
    ツール。
  10. 【請求項10】 前記成形型コアの後瑞は、可動ウエッ
    ジ(51)の対応するスライド面(53)上を摺動可能
    なスライド面(52)に形作られ、これにより前記成形
    型コア(37から40)が成形型内に挿入可能である請
    求項2から8のいずれか一項に記載のツール。
  11. 【請求項11】 一方の母型の挿入可能ウエッジ(5
    1)が作動部材(54,56)によって他方の母型もし
    くは作動板(24,34)に連結される請求項10に記
    載のツール。
  12. 【請求項12】 前記成形型コア(37から40)と前
    記母型(25,35)との間に押圧ばね(47)が配設
    される請求項2から11のいずれか一項に記載のツー
    ル。
  13. 【請求項13】 前記成形型コア(37から40)と前
    記母型(25,35)との間に液圧または空気圧運動部
    材が配設される請求項3から12のいずれか一項に記載
    のツール。
  14. 【請求項14】 噴射成形により製造するジッパーファ
    スナーすべり具(1)であって、上部プレート(5)と
    下部プレート(6)を含み、これらプレートは前部が分
    離ウエッジ(7)により互いに連結され、前記上部プレ
    ート(5)は、引き手(2)を可動に取付けるための小
    孔を形成するように弓状部(4)が前部から後方に向け
    て設けられ、すべり具ボディ(3)と前記引き手(2)
    は各々が一体部材からなるジッパーファスナーすべり具
    において、 前記上部プレートの、前記弓状部の後端につながった部
    分(11)は、スロット(12)によって該プレート
    (5)の残り部分から隔てられ、ロックカム(10)
    が、ジッパーファスナーチェーンの2つの務歯間の自由
    空間に係合するように、前記上部プレートの部分から下
    方に突出することを特徴とするジッパーファスナーすべ
    り具。
  15. 【請求項15】 前記上部プレートの部分(11)が前
    方に向いたウエッジの形状である請求項14に記載のジ
    ッパーファスナーすべり具。
  16. 【請求項16】 前記スロット(12)は段の付いた形
    状であり、前記段(13,14)が前記上部プレートの
    部分(11)の上向移動用のストップ手段を構成する請
    求項14または15に記載のジッパーファスナーすべり
    具。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の、噴射成形により
    作られるジッパーファスナーすべり具であって、該すべ
    り具の上部プレート(5)と下部プレート(6)が、ジ
    ッパーチェーンの務歯用の側方ガイド(8,9)を含む
    ジッパーファスナーすべり具において、 前記側方ガイド(8,9)の端部は、これら端部をジッ
    パーファスナーチェーンの務歯に留めることによって、
    ジッパーファスナーすべり具(1)の意図しない動きを
    防ぐために、前記分離ウエッジ(7)に向かって破断し
    或いは曲げ折られることを特徴とするジッパーファスナ
    ーすべり具。
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