JP3453334B2 - 電動自転車用バッテリーチェッカ - Google Patents

電動自転車用バッテリーチェッカ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動自転車用のバ
ッテリの残存容量を測定してバッテリ性能の良否を判定
する方法とこの方法を実現するバッテリーチェッカに関
する。
【0002】
【従来の技術】運転者のペダルの踏み込みをアシストす
る電動自転車が知られている。このような電動自転車で
は、運転者のペダルの踏み込みに応じた補助トルクを電
動機に発生させる電源として、ニッケル・カドミウム蓄
電池やニッケル水素電池といっった何回も充電可能な2
次電池(以下、「バッテリ」という)が現在使用されて
いる。この場合、電動自転車の所有者や電動自転車の販
売店等の担当者が、電動自転車の走行によるバッテリの
使用後に、そのバッテリの残存容量を測定してそのバッ
テリ性能の良否を判定したい場合がある。
【0003】このような判定を実現する従来のバッテリ
ーチェッカでは、バッテリ1を電子回路から構成された
定電流負荷2に直列接続した回路(図1a)が使用され
る。そして、放電時間tに対するバッテリ1の負荷電圧
Eの変化、すなわちバッテリ1の貯蔵特性がこの回路か
ら測定される(図1b)。その結果、バッテリ1の残存
容量が、電流(A) と放電時間(h) の積である Ah によっ
て測定され、バッテリ1の性能の良否がその算出値の大
きさから判定できる。
【0004】例えば、定格電圧 24 V ,定格容量 5 Ah
のバッテリが 0.1C (Cは定格容量)の放電電流(0.5 A)
で放電したときに、負荷電圧Eが8時間後(t1 )に放
電終止電圧p(例えば、 20 V)まで低下した場合は、
以下の残存容量を算出する近似式: Q≒ 0.1C ×t1 =( 0.1×5)×8= 4 [Ah] によって算出されたバッテリ1の残存容量を放電前の残
存容量と比較すれば、バッテリ1の性能の良否が判定で
きる。
【0005】しかしながら、この測定方法では、回路に
流れる放電電流が一般に 0.1C から大きくても 0.3C と
小さいために、電動自転車の電動機のような負荷電流が
大きくかつ激しく変動する用途の残存容量として、実際
の走行性能を発揮するパワーを反映した測定値とするこ
とはできない。本出願人が実施した実験結果においても
この方法、すなわちAhの方法で実施すると、劣化してい
るバッテリが良品であると判定されてしまうことが確認
されている。しかも、残留容量の測定時間が、小さい放
電電流のために長時間(例えば、8時間)を要してしま
い実際のバッテリーチェッカの使用において不便であ
る。
【0006】一方、この問題を解決するためにその放電
容量を 1.5C 〜 2.0C に大きくすると、その測定時間
が、例えば、 0.5h 〜 1.0h 程度に短縮できるものの、
他方で放電時の定電流負荷2の発熱が増大する。その結
果、その発熱を冷却するための冷却手段を設ける必要が
生じ、ひいてはバッテリーチェッカ全体のコストを大幅
に引き上げてしまうことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
な操作により実際のバッテリ性能の良否を短時間でかつ
正確に判定可能なバッテリーチェッカを安価に提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来ではバッテリーの容
量を調べる方法としてアンペア・アワー(Ah) を用いて
いたが、この課題を解決する手段では定抵抗負荷Rに
1.5C 〜 2.0C 程度の電流を流して、そのときのバッテ
リー出力(ワット)を算出して残存容量を検出するもの
である。すなわち、この定抵抗負荷Rで消費されるバッ
テリBの残存容量に相当する電力Pを以下の式: P=IE=E2 /R [W] から算出し、この算出した電力値Pが、バッテリ性能の
良否を予め設定した複数の電力範囲のうちのどの電力範
囲に属するかを算出し、この算出した電力値Pが不良品
に相当する電力範囲に属するときは、不良品である旨を
表示し、算出した電力値Pが良品に相当する電力範囲に
属するときは、良品である旨又はその良品の程度を段階
的に表示すること、及び、バッテリーチェッカTが、判
定されるバッテリBの負荷電圧Eを発生させる定抵抗負
荷R,バッテリ性能の良否を判定する目安となるバッテ
リの電力範囲と測定された実際の負荷電圧Eとを比較し
てバッテリBの性能の良否を判定する制御部MC,及び
バッテリBの性能の良否の判定の結果を表示する表示手
段D1〜D3から構成されていることによって、上記の
課題は解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のバッテリーチェッカを構
成する前提条件として、まず、バッテリ性能の良否を判
定する目安となるバッテリの電力範囲を規定する必要が
ある。
【0010】図2は、この電力範囲を規定するための試
験回路(図2a)、この試験回路で求めた複数のバッテ
リサンプルの電流−電圧特性曲線図、及びこれらの特性
曲線から規定した電力範囲(図2b)を示す。この試験
回路は、直列接続されたサンプルとしてのバッテリ3,
電流計4,可変抵抗器5,及びこの可変抵抗器5の負荷
電圧Eを測定する電圧計6から構成されている。なお、
この回路において、負荷電圧Eは、電池電圧に等しい。
【0011】以下に、この試験回路を使用した電力範囲
を規定する方法を 24 V,5Ah 仕様のバッテリの場合で説
明する: 1.サンプルとして、任意の良品のバッテリ3と任意の
不良品のバッテリ3をそれぞれ複数本ずつ、例えば、 1
0 本程度ずつ準備する。 2.可変抵抗器5の抵抗値を徐々に可変して各バッテリ
の電流−電圧特性曲線b1 〜bn ( n はバッテリのサン
プル数、以下同じ) を作成する(図2b)。 3.バッテリ性能の良否を正確に判定するため、電動自
転車が実際に走行する際に電動機に通電される電流を想
定して、定格容量Cの2倍に相当する 10 Aの地点を基
準点IS にする。 4.この基準点に対する各バッテリ3の負荷電圧E1
n の値を取り出す。すなわち、良品のバッテリ3の負
荷電圧Eの最大値と最小値との間をほぼ3等分し、その
3等分した境目の負荷電圧Eの値を決定する。そして、
この基準点の10 Aと各負荷電圧Eの値とを乗算した電
力値が分布する全範囲を所望の部分に分割し、その分割
された範囲をバッテリ性能の良否をチェックする目安と
なるバッテリの電力範囲として規定する。
【0012】例えば、複数の良品のバッテリ3の負荷電
圧Eの最大値と最小値がそれぞれ24 V と 20 V である
ならば、電力が 200 W未満のバッテリを不良品と判定で
き、電力が 200 W以上のバッテリを良品と判定できる。
さらに、電力が 200 W以上 220 W未満のバッテリを残存
容量「小」と判定でき、 220 W以上 230 W未満のバッテ
リを残存容量「中」と判定でき、そして、電力が230 W
以上のバッテリを残存容量「大」と3段階に判定でき
る。なお、この例ではバッテリの残存容量を3段階で判
定できるようにしたが、2段階以下又は4段階以上で判
定できるようにすることも当然に可能である。
【0013】図3は、この方法を実際に実現する電子回
路を有するバッテリーチェッカTの構成をブロック図で
示す。このバッテリーチェッカTの電源は、非試験バッ
テリの自己電力によって駆動する。そして、このバッテ
リーチェッカTは、判定されるバッテリBの負荷電圧E
を測定するための定抵抗負荷R,上述したバッテリ性能
の良否を判定する目安となるバッテリの電力範囲と実際
に測定されたバッテリBの負荷電圧Eとを比較してその
バッテリBの性能の良否を判定したり、あとで説明する
機能を実行する制御部MC,及びバッテリBの性能の良
否の判定の結果を視覚的に表示する表示手段、例えば、
発光ダイオードD1〜D3から構成されている。
【0014】さらに、付加機能として、バッテリのメモ
リ効果を低減するリフレッシュ回路に設けられたハロゲ
ンランプLP,及びこのハロゲンランプLPを冷却する
ハロゲンランプ用の冷却ファンFNを追加することもで
きる。なお、このハロゲンランプLPは、大容量のもの
を1つ接続するよりも、市場で容易に入手可能な小容量
のものを複数個直列に接続した方がコスト的に好まし
い。
【0015】また、このバッテリーチェッカTを介して
商用電源ACに接続された充電器BCでバッテリBを充
電することも可能である。この場合、充電器BCとバッ
テリBとを接続する切換スイッチ部S3がオンになる
と、定抵抗負荷Rを通電する切換スイッチ部S1がオフ
になるようにインターロックされている。これらの切換
スイッチ部S1,S3、及びあとで説明するハロゲンラ
ンプLPを導通・遮断する切換スイッチ部S2は、例え
ば、機械式又は電子式のリレーで容易に構成でき、か
つ、そのオン・オフ状態が制御部MCによって任意に制
御される。
【0016】次に、バッテリ性能の良否を判定するとき
のバッテリーチェッカTの動作を上述した 24 V,5Ah 仕
様のバッテリを例に説明する: 1.良否を判定すべきバッテリBがコネクタ等の接続手
段でバッテリーチェッカTに接続されると、制御部MC
が切換スイッチ部S3をオフにしたまま切換スイッチ部
S1をオンにしてこのバッテリBと定抵抗負荷Rとを直
列に接続する。 2.このときの負荷電圧E、つまり定抵抗負荷Rで発生
する電圧が、制御部MCによって測定される。 3.この定抵抗負荷Rで消費されるバッテリBの残存容
量に相当する電力が、制御部MCによって以下の式: P=IE=E2 /R [W] から算出される。 4.先に説明したバッテリ性能の良否を判定する目安と
なるバッテリの電力範囲、例えば、「大」,「中」,
「小」に相当する各電力範囲が、制御部MCによってこ
の算出された電力値Pと比較される。
【0017】その結果、制御部MCは、この電力値Pが
200 W未満の範囲にあれば、いずれの発光ダイオードD
1〜D3も発光させず、この電力値Pが 200 W 以上 2
20 W未満の範囲にあれば、「小」を示す赤色の発光ダイ
オードD3だけを発光させ、この電力値Pが 220 W以上
230 W未満の範囲にあれば、この赤色の発光ダイオード
D3と一緒に「中」示す黄色の発光ダイオードD2を発
光させ、そしてこの電力値Pが230 W 以上の範囲にあれ
ば、これらの赤色の発光ダイオードD3及び黄色の発光
ダイオードD2と一緒に「大」を示す緑色の発光ダイオ
ードD3を発光させる。
【0018】なお、この表示手段によるバッテリ性能の
良否を判定の表示方法は、その他にもいろいろに考えら
れる。例えば、発光ダイオードの個数を増やして、バッ
テリBの性能が不良と判定されたときも所定の発光ダイ
オードを発光させたり、若しくは判定段階を増減した
り、又は判定時に複数の発光ダイオードの1つだけを発
光させることも可能である。さらに、同一色の発光体が
発光する数の違いで良否判定を表示したり、「正常」,
「不良」若しくは数字等の文字列を具体的に液晶パネル
等から構成された表示器に出力したり、又はスピーカ等
の音響装置を用いて音や音声で良否判定を示すことも、
若しくは指針形メータで示すことも可能である。
【0019】このようなバッテリ性能の良否を判定でき
るバッテリーチェッカTでは、冒頭の従来の技術の欄で
説明したように残存容量Qが測定される代わりに、定抵
抗負荷Rで消費される電力が制御部MCによって瞬時に
算出されるので、測定時間が、例えば、3秒に短縮でき
る。また、この測定による判定結果が正しいことが、本
出願人による実験で確認されている。
【0020】図4は、バッテリのメモリ効果を解消する
ために行うリフレッシュの負荷としてタングステンフィ
ラメントから成るハロゲンランプLP及び通常の定抵抗
負荷にそれぞれ通電する電流並びにこの定抵抗負荷で発
生する電圧の経過時間に対する変化(図4)を示す特性
曲線図である。
【0021】このリフレッシュ動作では、バッテリBが
定抵抗負荷Rでなくて、切換スイッチ部S2を介してハ
ロゲンランプLPから構成された負荷に直列接続されて
いる。
【0022】この図から分かるように、通電時間の経過
に対する定抵抗負荷に通電する電流IR とハロゲンラン
プLPに通電する電流ILPそれぞれの低下の度合いは、
定抵抗負荷のときよりもハロゲンランプLPのときの方
が小さい。特に、通電時間が経過していないほど定電流
性が保持されている。その結果、図示したように負荷電
圧Eが一定であると仮定したときの所定の時間における
消費電力、つまり発熱量がこのハロゲンランプLPから
構成された負荷の方が非常に大きくなるので、バッテリ
のリフレッシュ時間が大幅に短縮される。例えば、従来
の方式ではリフレッシュに4〜 13,5 時間を要していた
のが、このハロゲンランプLPを使用すれば 0.5〜 1.4
時間に短縮されることが本出願人によって実証されてい
る。このリフレッシュ動作は、制御部MCが切換スイッ
チ部S1,S3をオフに、切換スイッチ部S2をオンに
することによって実行される。
【0023】
【発明の効果】以上により、本発明のバッテリ性能の良
否を判定する方法とこの方法を実現するバッテリーチェ
ッカは、以下の有利な効果を奏する: ・バッテリーチェッカの操作が簡単である。 ・バッテリ性能の良否判定に要する時間が非常に短い。 ・バッテリ性能の良否が非常に精度よく判定できる。 ・バッテリーチェッカを安価に製造できる。 ・バッテリのリフレッシュに要する時間が短い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のバッテリーチェッカの動作原理を説明
する図である。
【図2】 この電力範囲を規定するための試験回路(図
2a)、この試験回路で求めた複数のバッテリサンプル
の電流−電圧特性曲線図、及びこれらの特性曲線から規
定した電力範囲(図2b)を示す。
【図3】 本発明のバッテリーチェッカを実際に実現す
る電子回路のブロック図である。
【図4】 図3中のバッテリーチェッカのリフレッシュ
回路中に設けられた負荷抵抗(タングステンフィラメン
ト)の電流特性と電圧特性を説明する図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 定電流負荷 3 バッテリサンプル 4 電流計 5 可変抵抗器 6 電圧計 T バッテリーチェッカ B バッテリ BC 充電器 R 定抵抗負荷 LP ハロゲンランプ S1 切換スイッチ部 S2 切換スイッチ部 S3 切換スイッチ部 D1 発光ダイオード(緑) D2 発光ダイオード(黄) D3 発光ダイオード(赤) FN ハロゲンランプ用の冷却ファン MC 制御部 AC 充電器BC用の商用電源(AC 100V) I 通電電流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 1/00 - 3/12 B62J 39/00 G01R 31/02 - 31/06

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動自転車用のバッテリの残存容量を測
    定してバッテリ性能の良否を判定する方法において、 定抵抗負荷(R)で消費されるバッテリ(B)の残存容
    量に相当する電力(P)を以下の式: P=IE=E2 /R [W] から算出し、 この算出した電力値(P)が、バッテリ性能の良否を判
    定する目安となるバッテリの複数の電力範囲のうちのど
    の電力範囲に属するかを算出し、 この算出した電力値(P)が不良品に相当する電力範囲
    に属するときは、不良品である旨を表示し、算出した電
    力値(P)が良品に相当する電力範囲に属するときは、
    良品である旨又はその良品の程度を段階的に表示するこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 以下の方法: − 任意の複数のバッテリ(3)の各々の電流−電圧特
    性曲線(b1 〜bn )を作成し、 − 電流値の所望の1つの値を基準点(IS )とし、 − この基準点(IS )に対する各バッテリ(3)の負
    荷電圧(E1 〜En )を取り出し、 − これらの負荷電圧(E1 〜En )に基準点の電流値
    (IS )をそれぞれ乗算して複数の電力値を算出し、 − こうして算出された各電力値が分布する全範囲を所
    望の部分に分割することによって、バッテリの電力範囲
    が規定されることを特徴とする請求の範囲の第1項に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの発光体が、表示手段
    (D1〜D3)として使用されることを特徴とする請求
    の範囲の第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの発光ダイオードが、表
    示手段(D1〜D3)として使用されることを特徴とす
    る請求の範囲の第1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 表示器に表示される文字列が、表示手段
    (D1〜D3)として使用されることを特徴とする請求
    の範囲の第1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 指針形メータが、表示手段(D1〜D
    3)として使用されることを特徴とする請求の範囲の第
    1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 音響装置による音又は音声が、表示手段
    (D1〜D3)として使用されることを特徴とする請求
    の範囲の第1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 判定されるバッテリ(B)の負荷電圧
    (E)を発生させる定抵抗負荷(R),バッテリ性能の
    良否を判定する目安となるバッテリの電力範囲と測定さ
    れた実際の負荷電圧(E)とを比較してバッテリ(B)
    の性能の良否を判定する制御部(MC),及びバッテリ
    (B)の性能の良否の判定の結果を表示する表示手段
    (D1〜D3)から構成されている、電動自転車用のバ
    ッテリの残存容量を測定してバッテリ性能の良否を判定
    するバッテリーチェッカにおいて、 制御部(MC)が、定抵抗負荷(R)で消費されるバッ
    テリ(B)の残存容量に相当する電力(P)を以下の
    式: P=IE=E2 /R [W] から算出し、 この算出した電力値(P)が、バッテリ性能の良否を判
    定する目安となるバッテリの複数の電力範囲のうちのど
    の電力範囲に属するかを算出すること、 この算出した電力値(P)が不良品に相当する電力範囲
    に属するときは、表示手段(D1〜D3)が、不良品で
    ある旨を表示し、算出した電力値(P)が良品に相当す
    る電力範囲に属するときは、これらの表示手段(D1〜
    D3)は、良品である旨又はその良品の程度を段階的に
    表示することを特徴とするバッテリーチェッカ。
  9. 【請求項9】 − 任意の複数のバッテリ(3)の各々
    の電流−電圧特性曲線(b1 〜bn )を作成し、 − 電流値の所望の1つの値を基準点(IS )とし、 − この基準点(IS )に対する各バッテリ(3)の負
    荷電圧(E1 〜En )を取り出し、 − これらの負荷電圧(E1 〜En )に基準点の電流値
    (IS )をそれぞれ乗算して複数の電力値を算出し、 − こうして算出された各電力値が分布する全範囲を所
    望の部分に分割することによって、バッテリの電力範囲
    が規定されることを特徴とする請求の範囲の第8項に記
    載のバッテリーチェッカ。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つの発光体が、表示手
    段(D1〜D3)として使用されることを特徴とする請
    求の範囲の第8項に記載のバッテリーチェッカ。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの発光ダイオードが、
    表示手段(D1〜D3)として使用されることを特徴と
    する請求の範囲の第8項に記載のバッテリーチェッカ。
  12. 【請求項12】 表示器に表示される文字列が、表示手
    段(D1〜D3)として使用されることを特徴とする請
    求の範囲の第8項に記載のバッテリーチェッカ。
  13. 【請求項13】 指針形メータが、表示手段(D1〜D
    3)として使用されることを特徴とする請求の範囲の第
    8項に記載のバッテリーチェッカ。
  14. 【請求項14】 音響装置による音又は音声が、表示手
    段(D1〜D3)として使用されることを特徴とする請
    求の範囲の第8項に記載のバッテリーチェッカ。
  15. 【請求項15】バッテリーチェッカ(T)は、1つの大
    容量のハロゲンランプ(LP)又は直列に接続された複
    数の小容量又は中容量のハロゲンランプ(LP)から構
    成されたリフレッシュ回路を有することを特徴とする請
    求の範囲の第8項に記載のバッテリーチェッカ。
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