JP3452949B2 - デ−タ伝送方法 - Google Patents

デ−タ伝送方法

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JP3452949B2 JP06136393A JP6136393A JP3452949B2 JP 3452949 B2 JP3452949 B2 JP 3452949B2 JP 06136393 A JP06136393 A JP 06136393A JP 6136393 A JP6136393 A JP 6136393A JP 3452949 B2 JP3452949 B2 JP 3452949B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複数のCPUで構成さ
れ所定の周期毎に処理を繰返し実行するシステムにおけ
るデ−タ伝送方法に係り,特に,限られた処理時間内に
各CPU間で必要なデ−タを優先的に伝送するデ−タ伝
送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多数のモ−タを所定の精度で制御する必
要のあるシステムや,複雑な演算処理を伴った制御シス
テム等においては,制御機能や演算機能を複数のCPU
(central processing unit)に分散して構成している
ものがある。上述したシステムには,モ−タがサ−ボ機
能のように連続的に変化する目標に対応して制御する必
要のあるシステムや,条件に対応して予め定められた一
定条件の演算を繰返し実行するシステム等がある。この
ようなシステムにおいては,システムの条件によって設
定された所定のサンプリング周期に従って,制御対象の
デ−タを採取し,また,変化する変数を入力して演算
し,制御信号や演算結果を出力するようにしている。複
数のCPUによって構成され所定の周期によって繰返し
処理を実行するようなシステムにおいては,システムを
構成する各CPUそれぞれは相互に必要なデ−タ等を伝
送しあいながら予め定められた所定の処理を一定のサン
プリング時間毎に繰返し実行して限られた時間内に一巡
の処理を終了させている。このような機能を備えた複数
のCPUで構成されるシステムは,例えば,図3のよう
に構成されている。図3は2個のCPUによって構成さ
れた例を示していて,2個のCPU間のデ−タ伝送機能
を主体にして示し,このシステムに対する入出力機能等
の図示は省略している。
【0003】図3において,主制御装置21と演算装置
22とはデ−タ伝送回線23によって接続されている。
主制御装置21は第1のCPU24および第1のCPU
24が処理中のデ−タ等を一時記憶する第1のRAM
(random access memory)25等によって構成され,各
装置間はバスライン21a等によって接続されている。
演算装置22は第2のCPU26および第2のCPU2
6が処理中のデ−タ等を一時記憶する第2のRAM27
等によって構成され各装置間はバスライン22a等によ
って接続されている。また,デ−タ伝送回線23にはデ
ュアルポ−トRAM28が,伝送ライン29によって主
制御装置21のバスライン21aと,伝送ライン30に
よって演算装置22のバスライン22aとがそれぞれ接
続されている。
【0004】上述の構成システムにおいては,第1のC
PU24から第2のCPU26へ演算用のデ−タを伝送
し,第2のCPU26で行った演算結果を第2のCPU
26から第1のCPU24に伝送するというようなデ−
タの授受操作を行なっている。このデ−タ授受操作のた
めに第1のCPU24は,第2のCPU26に伝送すべ
きデ−タをデュアルポ−トRAM28に伝送記憶させ,
第2のCPU26から伝送しデュアルポ−トRAM28
に記憶させたデ−タを必要時に取込むようにしている。
また,第2のCPU26は,第1のCPU24に伝送す
べきデ−タをデュアルポ−トRAM28に伝送記憶さ
せ,第1のCPU24から伝送しデュアルポ−トRAM
28に記憶させたデ−タを必要時に取込むようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来,授受デ−タ量の
多い場合は,上述したように,各CPU内部のデ−タを
デュアルポ−トRAMを用いて共有化する方式をとって
いたが,外部RAMであるデュアルポ−トRAMを用い
る場合には,1チップCPUを採用した場合の内部RA
Mを用いる場合に対し,デュアルポ−トRAMのアクセ
ス時間が必要であって,CPU実行速度の低下につなが
ると共に装置の小型化の妨げになるという問題があっ
た。デュアルポ−トRAMを仲介させないで複数のCP
U間の相互通信を行う場合は通信に要する期間を除い
て,各CPUの実効速度は外部素子の影響がなく高速演
算が可能であり,且つ装置の小型化が可能であるが,限
られた時間内で処理を終了したいため,限られたデ−タ
数量しか伝送できないという問題点があった。即ち,1
サンプリング周期内に実行すべき操作の中でCPU間の
デ−タ伝送を行う必要があってサンプリング周期を長く
できない場合は,一度に伝送可能なデ−タ量が限られて
しまうので送受信デ−タ数を必要最小限にする必要があ
る。従って,毎回処理に必要なデ−タから優先して伝送
することが必要である。そのために,緊急を要さない内
部状態のモニタデ−タ等はサンプリング周期と所定の処
理に要する時間との差である余時間に伝送するために伝
送デ−タに制約を受ける。本発明は上記従来の課題(問
題点)を解決して必要なデ−タの伝送を実行しながらC
PUの実行速度の低下を防止するとともに1チップCP
Uの採用を可能にして構成装置の小型化を実現できるデ
−タ伝送方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明に基づくデ−タ伝送方法においては,複数の
CPU間で複数デ−タの相互伝送を行うシステムにおい
て,相互伝送を行う複数デ−タに記号(名称)を割付
け,送信CPUは所定周期毎の伝送タイミングに,伝送
すべきデ−タと,伝送対象CPUの実行内容を前記記号
(名称)を用いて指定する指示デ−タとを,伝送対象C
PUに送信し,送信CPUが送信した指示デ−タを含む
デ−タを受信したCPUは送信CPUが送信した指示デ
−タに従った処理を実行し,この指示デ−タに受信CP
Uが返送するデ−タを示す記号(名称)が記載されてい
る場合はこのデ−タを送信CPUに返送するようにし
た。上記の指示デ−タには送信CPUの伝送デ−タを示
す記号(名称)を記載しているのが望ましい。また,指
示デ−タは,少なくとも送信CPUが伝送対象CPUに
要求するデ−タの記号(名称)で構成されているのが望
ましい。さらに,送信CPUは,伝送するデ−タの先頭
に指示デ−タを配置するのが望ましい。
【0007】
【作用】本発明におけるデ−タ伝送方法は上述のような
方法にしたので,受信CPUは受信した指示デ−タに指
定される記号(名称)を参照して適切な処理動作が実行
できる。また,受信CPUは指示デ−タによって指示さ
れた記号(名称)に示されるデ−タを送信CPUに返送
するので,緊急に必要とするデ−タを直接優先して伝送
できる。従って,デュアルポ−トRAMの仲介を不要に
できるので,1チップCPUの採用を可能にして装置を
大型化することなくCPUの実行速度の低下を来さな
い。送信CPUが伝送するデ−タを示す記号(名称)を
指示デ−タに記載している場合は受信したデ−タの種類
名称を誤りなく判定でき,適切速やかな処理が実行でき
る。また,指示デ−タが少なくとも送信CPUが伝送対
象CPUに要求するデ−タを示す記号(名称)で構成さ
れている場合は,返送デ−タを要求する場合の指示デ−
タの内容を必要最小限にしてワ−ド長を短くできる。さ
らに,指示デ−タを送信するデ−タの先頭に配置する
と,受信CPUにおける処理動作の容易確実な早期実行
が可能になる。
【0008】
【実施例】次に本発明の詳細を図1,図2を参照して詳
細に説明する。図1は,本発明を適用したそれぞれがC
PUを備えた複数の装置で構成されるシステムの実施例
を示している。本実施例においては,システムが2個の
CPUによって構成された例を示していて,2個のCP
U間のデ−タ伝送機能を主体にして示し,このシステム
に対する入出力機能等の図示は省略している。図1にお
いて,1は例えば主制御装置,2は例えば演算装置であ
って,主制御装置1と演算装置2とはデ−タ伝送回線3
によって接続されている。主制御装置1は第1のCPU
4および第1のCPU4が処理中のデ−タを記憶する記
憶エリア5aと演算装置2から伝送されるデ−タを記憶
する記憶エリア5bを備えた第1のRAM5等によって
構成され,各装置間はバスライン1a等によって接続さ
れている。演算装置2は第2のCPU6および第2のC
PU6が処理中のデ−タを記憶する記憶エリア7aと主
制御装置1,即ち第1のCPU4から伝送されるデ−タ
を記憶する記憶エリア7bを備えた第2のRAM7等に
よって構成され,各装置間はバスライン2a等によって
接続されている。また,デ−タ伝送回線3においては主
制御装置1のバスライン1aに接続された第1の伝送ラ
イン1bがゲ−トIC等によって構成されたバッファ機
能8に接続し,このバッファ機能8にはまた,演算装置
2のバスライン2aに接続された第2の伝送ライン2b
が接続している。
【0009】上述の構成において,第1のCPU4から
第2のCPU6に伝送するデ−タおよび第2のCPU6
から第1のCPU4に伝送するデ−タは図2に示すよう
に構成されている。図2において,図に示すAは第1の
CPU4が実行する処理の流れにおける1サンプリング
周期の処理動作状況を示し,伝送デ−タの形態を主体に
して示したものであって,図に示すBは第2のCPU6
が実行する処理の流れにおける1サンプリング周期の処
理動作状況を示し,伝送デ−タの形態を主体にして示し
たものである。AおよびBは同一タイミングの状態を示
している。また,図2において,T1はこのシステムに
おける1サンプリング周期に対応する,即ちデ−タ伝送
1サイクルを含む時間を示し,T2はデ−タ伝送のため
の通信処理時間を示している。また,Ta3は第1のC
PU4から第2のCPU6に伝送するデ−タの送信時
間,Tb3は第2のCPU6から第1のCPU4に伝送
するデ−タの送信時間である。
【0010】次に,上述の構成における本発明の実施方
法を説明する。図1,図2において,各サンプリング周
期毎に,このシステムの操作プログラムに従って第1の
CPU4は所定の内部処理を行う。この処理動作によっ
て作成されるデ−タのうち第2のCPU6に伝送する必
要のあるデ−タには,予め設定された条件に従って記号
(名称)を割付ける。即ち,毎回伝送するデ−タは,こ
の実施例では2個のデ−タであるとすると,D11,D12
に割付けてそれぞれの記号(名称)に対応する第1のR
AM5の記憶エリア5a内の所定番地に記憶させる。ま
た,第2のCPU6から要求されて伝送する必要のある
デ−タがn個であるとすると,D13,D14・・・
1(n+2) に割付けてそれぞれの記号(名称)に対応する第
1のRAM5の記憶エリア5a内の所定番地に記憶させ
る。上記した第1のRAM5に記憶された各デ−タ内容
は第1のCPU4の処理動作に従って逐次書換えられ
る。また,第2のCPU6は第1のCPU4と同様に,
その処理過程で作成されるデ−タのうち第1のCPU4
に伝送する必要のあるデ−タには,予め設定された条件
に従って記号(名称)を割付ける。即ち,毎回伝送する
デ−タは,この実施例では2個のデ−タであるとする
と,D21,D22に割付けてそれぞれの記号(名称)に対
応する第2のRAM7の記憶エリア7a内の所定番地に
記憶させる。また,第1のCPU4から要求されて伝送
する必要のあるデ−タがm個であるとすると,D23,D
24・・・ 2(m+2) に割付けてそれぞれの記号(名称)に
対応する第2のRAM7の記憶エリア7a内の所定番地
に記憶させる。上記した第2のRAM7に記憶された各
デ−タ内容は第2のCPU6の処理動作に従って逐次書
換えられる。
【0011】第1のCPU4は所定の処理動作を実行し
てその処理(内部処理)が完了すると,または送信のタ
イミングになると(図2に示すt1),まず,第2のC
PU6に要求するデ−タの記号(名称)と伝送するデ−
タの記号(名称)とを含め所定条件に従った第2のCP
U6の実行内容を指示する記載をした指示デ−タを作成
し,バッファ機能8に送信命令を伝送してこの指示デ−
タを第2のCPU6に伝送する。第1のCPU4は指示
デ−タに続けて常時伝送すべきデ−タ,D11,D12,お
よび,第2のCPU6から要求されているデ−タが,D
13であればD13をそれぞれ第1のRAM5の記憶エリア
5aから読出して第2のCPU6に伝送する。上述し
た,指示デ−タと3個のデ−タの送信時間は,このシス
テムの条件によって許容される送信時間Ta3によって
定められたものである。即ち,送信時間Ta3によって
伝送できる最大デ−タ数が定まるので,常時伝送すべき
デ−タ数が定まっていれば要求によって伝送できる最大
デ−タ数が定まる。第2のCPU6は,所定の内部処理
を実行して,第1のCPU4が送信するデ−タの受信タ
イミング(図2に示すt1)になると,実行中の処理動
作を中断して第1のCPU4が送信する指示デ−タを含
むデ−タ群を受信する。第1のCPU4は送信を完了
し,即ち,送信時間Ta3が完了すると(図2に示す
2)バッファ機能8に対する送信命令を停止する。
【0012】第2のCPU6は,第1のCPU4からの
受信が完了すると(図2に示すt2),第1のCPU4
から受信した指示デ−タを解読して,第1のCPU4か
ら伝送された指示デ−タに従った処理を実行する。ま
た,受信デ−タの記号(名称)に従って各デ−タを第2
のRAM7の記憶エリア7b内所定番地に記憶する。そ
の後,第2のCPU6は,第1のCPU4から伝送され
た指示デ−タに従って要求されたデ−タと,定常的に伝
送が必要なデ−タと,第1のCPU4に要求するデ−タ
の記号(名称)と伝送するデ−タの記号(名称)とを含
めて所定の条件に従って作成した指示デ−タとを第1の
CPU4に伝送するための処理動作等所定の内部処理を
実行する。即ち,第2のCPU6は所定の処理が完了す
ると,または送信のタイミングになると(図2に示すt
3),所定の送信時間Tb3に対応して,第1のCPU4
と同様,指示デ−タに続けて常時伝送すべきデ−タ,D
21,D22,および,第1のCPU4から要求されている
デ−タが,D23であればD23をそれぞれ第2のRAM7
の記憶エリア7aから読出して第1のCPU4に伝送す
る。第1のCPU4は前述したように第2のCPU6に
所定のデ−タを送信した後(図2に示すt2),所定の
処理または中断した処理等の内部処理を実行する。第2
のCPU6は送信が完了すると,即ち,送信時間Tb3
が完了すると(図2に示すt4),バッファ機能8に対
する送信命令を停止する。第2のCPU6が送信を完了
すると(図2に示すt4),第1のCPU4は第2のC
PU6から受信した指示デ−タを解読し,所定の処理を
実行する。即ち,伝送された受信デ−タの記号(名称)
に従って各デ−タを第1のRAM5の記憶エリア5bの
所定番地に記憶した後,第2のCPU6から伝送された
デ−タを使用し,また,所定の処理動作を実行して次の
サイクルに移行する。第2のCPU6は上述した送信を
完了した後(図2に示すt4),所定の処理または中断
した処理動作等の内部処理を実行して次のサイクルに移
行する。上述した指示デ−タによって第1または第2の
CPUが第2または第1のCPUから伝送を要求するデ
−タの記号(名称)は,サイクルごとに変更することに
よって必要とするデ−タを順次入手することができる。
上述した主制御装置1と演算装置2のいずれか,または
いずれもは,1チップCPUによって構成されたもので
も,CPU,RAM等を専用のIC等によって構成され
たものであっても良い。
【0013】上述の説明は本発明の技術思想を実現する
ための基本構成と方法を示したものであって,種々応用
改変することができる。例えば,実施例においては対向
する2CPUの間にバッファ機能を設けたが,それぞれ
のCPUを備えた装置に通信回線との間のモデム等のイ
ンタフェ−ス機能を設けるようにしても良い。また,2
以上のCPUを備えたシステムの場合は,このバッファ
機能に各対向CPUを切替える交換器機能を設けても良
い。また,実施例においては,主制御装置と演算装置と
の間における1対向のCPU間におけるデ−タ伝送例に
ついて説明したが,1対向以上の多数のCPU間でデ−
タ伝送を実行するシステムにおいても,システムが構成
するネットワ−クの構成条件に対応して,それぞれデ−
タを要求するCPU側から,相手CPUを指定する番地
を上述した指示デ−タとデ−タに前置して送信するよう
にするか交換機能の制御信号を送信することによって実
行できる。上述したように1チップCPUを使用すれ
ば,複雑なシステムであっても,各機能をそれぞれ1チ
ップCPUに分散し,各1チップCPU間のデ−タ伝送
に本発明を適用することによって小型のシステム構成が
実行できる。図2に示したタイミング関係においては相
互にデ−タを伝送し合うCPU間で同期がとれれば,共
通のタイマの制御下で定まるタイミング信号によってそ
れぞれの内部処理を切替えても一方のCPUからの同期
信号によって対向するCPUの内部処理を切替えるよう
にしても良いことも当然である。また,一方のCPUか
らの割り込み信号によって通信を開始するようにしても
良い。また,伝送デ−タの記号(名称)を指示デ−タに
記載するように記したが,デ−タ伝送の条件とRAMに
記憶させる条件によっては,相互に伝送を要求するデ−
タのみの記号(名称)を記載するようにしても良い。例
えば,デ−タ伝送順序によってデ−タの種類を設定でき
るようにしても良い。伝送デ−タの記号(名称)を記載
した場合は実施例に示したように必ずしもデ−タ伝送順
序を固定化する必要はない。また,相手CPUから伝送
を要求する指示デ−タを伝送するデ−タ群の先頭に配置
するように説明したが,各CPUの処理手段に対応し
て,デ−タ伝送時間内であればどのようなタイミングに
伝送するようにしても良い。実施例のように指示デ−タ
を伝送するデ−タ群の先頭に配置するようにして指示デ
−タが容易に弁別できれば,相手CPUから伝送を要求
するデ−タ以外の指示内容がない場合等指示デ−タとし
て要求するデ−タの記号(名称)等のみを伝送し,解釈
させるようにしても良いことも当然である。また,実施
例では,相互に伝送するいずれのCPUから送信するデ
−タも図2に示すように,指示デ−タ,毎回伝送するデ
−タが2個,要求されたデ−タが1個の場合について説
明したが,相手CPUに要求する処理動作がなければ,
指示デ−タを除いても良いことは当然である。また,シ
ステムの条件によって毎回伝送するデ−タがなければ,
要求されたデ−タのみを送信して良いことも当然であ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述したような方法を実施する
ようにしたので,下記に記すような優れた効果を有す
る。 所定の周期毎に繰返し処理を行うようなシステムで,
周期によって定まる限られた時間内に処理を終了させな
ければならないために一回に伝送可能なデ−タ量が限ら
れている場合においても,必要なデ−タは所定の時間内
に伝送することができると共に1チップCPUの採用を
可能にして構成装置の小型化及び各CPU処理動作実効
速度の高速化が図れる。 送信CPUが伝送するデ−タを示す記号(名称)を指
示デ−タに記載している場合は受信したデ−タの種類名
称を誤りなく判定でき,適切速やかな処理が実行でき
る。 指示デ−タが少なくとも送信CPUが伝送対象CPU
に要求するデ−タを示す記号(名称)で構成されている
場合は,返送デ−タを要求する場合の指示デ−タの内容
を必要最小限にしてワ−ド長を短くできる。 送信CPUが送信するデ−タの先頭に指示デ−タを配
置すると,受信したCPUにおける処理動作の容易確実
な早期実行が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するCPUシステムの構成例を示
す概要ブロック図である。
【図2】本発明を適用するCPUシステムにおける各C
PUにおける処理タイミング図である。
【図3】従来のデ−タ伝送方法を説明するCPUシステ
ムの構成例を示す概要ブロック図である。
【符号の説明】
1:主制御装置 2:演算装置 3:デ−タ伝送回線 4,6:CPU(central processing unit) 5,7:RAM(random access memory) 8:バッファ機能 T1:デ−タ伝送1サイクルの時間 T2:通信処理時間 Ta3:第1のCPU4から第2のCPU6に伝送する
デ−タの送信時間 Tb3:第2のCPU6から第1のCPU4に伝送する
デ−タの送信時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−149337(JP,A) 特開 平3−201741(JP,A) 特開 平3−109645(JP,A) 特開 昭61−216066(JP,A) 特開 昭61−216068(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 15/16 H04L 12/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2以上の複数のCPUを含
    み,所定周期毎に所定の処理動作を繰返し実行するよう
    に構成され,且つ該所定周期内に複数のCPUのうち少
    なくとも2個のCPU間で複数デ−タの相互伝送を行う
    デ−タ通信機能を備えたシステムのデ−タ伝送方法にお
    いて, 上記相互伝送を行う複数デ−タに記号(名称)を割付
    け,送信する所定のCPUは前記所定周期毎の伝送タイ
    ミングに,伝送すべきデ−タと,伝送対象CPUの実行
    内容を前記記号(名称)を用いて指定する指示デ−タと
    を,伝送対象CPUに送信し,前記送信CPUが送信し
    た前記指示デ−タを含むデ−タを受信したCPUは送信
    CPUが送信した指示デ−タに従った処理を実行し,該
    指示デ−タに受信CPUが返送すべきデ−タを示す記号
    (名称)が記載されている場合は,該デ−タを前記送信
    CPUに送信するようにしたことを特徴とするデ−タ伝
    送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の指示デ−タは同時に伝送
    するデ−タを示す記号(名称)を記載しているデ−タ伝
    送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の指示デ−タは少なくとも
    送信CPUが伝送対象CPUに要求するデ−タを示す記
    号(名称)で構成されているデ−タ伝送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の指示デ−タを,
    送信CPUが送信するデ−タ群の先頭に配置したデ−タ
    伝送方法。
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