JP3452688B2 - 粉状化粧料コンパクト容器 - Google Patents
粉状化粧料コンパクト容器Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉状化粧料を収容するコ
ンパクト容器に関するものである。
ンパクト容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクト容器には粉状化粧料を収容す
るものがある。この種のコンパクト容器では、皿型をな
す容器本体に粉状化粧料を収容し、容器本体の開口部を
メッシュで塞ぎ、使用に際してはメッシュの上からパフ
を押し当てメッシュの下の化粧料をパフに擦り付けるよ
うにしている。ここでメッシュは化粧料の透過量を規制
し、化粧料がパフに過度に付着するのを規制する。
るものがある。この種のコンパクト容器では、皿型をな
す容器本体に粉状化粧料を収容し、容器本体の開口部を
メッシュで塞ぎ、使用に際してはメッシュの上からパフ
を押し当てメッシュの下の化粧料をパフに擦り付けるよ
うにしている。ここでメッシュは化粧料の透過量を規制
し、化粧料がパフに過度に付着するのを規制する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のコンパ
クト容器では、使用に際して、肌に接触させたパフをメ
ッシュにこすり付けているため、メッシュが目詰まりす
る虞があり、そうなるとメッシュを透過する化粧料が少
なくなって、パフに付着する化粧料の量が少なくなると
いう欠点があった。
クト容器では、使用に際して、肌に接触させたパフをメ
ッシュにこすり付けているため、メッシュが目詰まりす
る虞があり、そうなるとメッシュを透過する化粧料が少
なくなって、パフに付着する化粧料の量が少なくなると
いう欠点があった。
【0004】又、肌に接触させたパフをメッシュを通し
て未使用の化粧料に接触させるのは、粉状化粧料の球状
化を促進するなど、化粧料の品質保持の点からして余り
好ましくなかった。
て未使用の化粧料に接触させるのは、粉状化粧料の球状
化を促進するなど、化粧料の品質保持の点からして余り
好ましくなかった。
【0005】本発明はこのような従来の技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、粉状化粧料を1回分だけ取
り出して使用することができ、使い勝手がよく、衛生的
で、粉状化粧料の品質保持の点からも好ましい粉状化粧
料コンパクト容器を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであり、粉状化粧料を1回分だけ取
り出して使用することができ、使い勝手がよく、衛生的
で、粉状化粧料の品質保持の点からも好ましい粉状化粧
料コンパクト容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。本発明は、(イ)
容器本体と、(ロ)内容器と、(ハ)ノズルと、(ニ)
弾性壁体とを備えた粉状化粧料コンパクト容器である
(請求項1に対応)。以下に、本発明のポイントを簡単
に述べる。
するために、以下の手段を採用した。本発明は、(イ)
容器本体と、(ロ)内容器と、(ハ)ノズルと、(ニ)
弾性壁体とを備えた粉状化粧料コンパクト容器である
(請求項1に対応)。以下に、本発明のポイントを簡単
に述べる。
【0007】(イ)容器本体・・・容器本体は化粧料受
け凹部を有している。化粧料受け凹部は皿形に形成する
のが好ましい。
け凹部を有している。化粧料受け凹部は皿形に形成する
のが好ましい。
【0008】(ロ)内容器・・・内容器は箱形をなし、
内部が粉状化粧料の収容部になっている。内容器は容器
本体に上下回転可能に取り付けられていて、下方回転し
て容器本体の化粧料受け凹部内に収納可能にされてい
る。
内部が粉状化粧料の収容部になっている。内容器は容器
本体に上下回転可能に取り付けられていて、下方回転し
て容器本体の化粧料受け凹部内に収納可能にされてい
る。
【0009】(ハ)ノズル・・・ノズルは内容器に設け
られていて内容器から突出しており、容器本体に対する
内容器取付部分側の内容器周壁部分に配されている。こ
のノズルを介して内容器の粉状化粧料を容器本体の化粧
料受け凹部に吐出せしめることができるようになってい
る。
られていて内容器から突出しており、容器本体に対する
内容器取付部分側の内容器周壁部分に配されている。こ
のノズルを介して内容器の粉状化粧料を容器本体の化粧
料受け凹部に吐出せしめることができるようになってい
る。
【0010】(ニ)弾性壁体・・・弾性壁体は、内容器
箱部の底板部に穿設した孔を閉塞しており、弾性壁体を
押圧し弾性変形させて内容器内を加圧することができ、
押圧力を取り除くと弾性壁体は変形前の形態に復元する
ことができるようになっている。弾性壁体は例えばゴム
等で形成することができる。
箱部の底板部に穿設した孔を閉塞しており、弾性壁体を
押圧し弾性変形させて内容器内を加圧することができ、
押圧力を取り除くと弾性壁体は変形前の形態に復元する
ことができるようになっている。弾性壁体は例えばゴム
等で形成することができる。
【0011】本発明のコンパクト容器では、内容器を化
粧料受け凹部内に収納した時に、ノズルの吐出口が化粧
料受け凹部の壁面に当接して閉塞されるようにしてもよ
い(請求項2に対応)。このようにすると、粉状化粧料
を密閉空間に閉じ込めることができる。
粧料受け凹部内に収納した時に、ノズルの吐出口が化粧
料受け凹部の壁面に当接して閉塞されるようにしてもよ
い(請求項2に対応)。このようにすると、粉状化粧料
を密閉空間に閉じ込めることができる。
【0012】又、ノズルを弾性材で形成し、ノズルの吐
出口をスリット状に形成して、通常はスリット状の吐出
口は弾性により閉じており、内容器の内圧が高まると吐
出口が弾性に抗して開くようにしてもよい(請求項3に
対応)。このようにしても、粉状化粧料を密閉空間に閉
じ込めることができる。
出口をスリット状に形成して、通常はスリット状の吐出
口は弾性により閉じており、内容器の内圧が高まると吐
出口が弾性に抗して開くようにしてもよい(請求項3に
対応)。このようにしても、粉状化粧料を密閉空間に閉
じ込めることができる。
【0013】更に、ノズルを柔軟な長尺管状に形成し
て、内容器を化粧料受け凹部内に収納した時に、ノズル
が化粧料受け凹部に押圧され略U字状に折り曲げられて
閉塞するようにしてもよい(請求項4に対応)。このよ
うにしても、粉状化粧料を密閉空間に閉じ込めることが
できる。
て、内容器を化粧料受け凹部内に収納した時に、ノズル
が化粧料受け凹部に押圧され略U字状に折り曲げられて
閉塞するようにしてもよい(請求項4に対応)。このよ
うにしても、粉状化粧料を密閉空間に閉じ込めることが
できる。
【0014】又、本発明のコンパクト容器では、前記容
器本体に蓋体を上下回転開閉可能に取り付け、この蓋体
は前記内容器を化粧料受け凹部に収納した状態でこの蓋
体を閉じることができるようにしてもよい(請求項5に
対応)。
器本体に蓋体を上下回転開閉可能に取り付け、この蓋体
は前記内容器を化粧料受け凹部に収納した状態でこの蓋
体を閉じることができるようにしてもよい(請求項5に
対応)。
【0015】このように蓋体を設ける場合には、容器本
体に対する蓋体の回転支持部と、容器本体に対する内容
器の回転支持部とを、容器本体の周方向に互いにほぼ9
0度ずらして配するのが好ましい(請求項6に対応)。
このようにすると使い勝手がよい。
体に対する蓋体の回転支持部と、容器本体に対する内容
器の回転支持部とを、容器本体の周方向に互いにほぼ9
0度ずらして配するのが好ましい(請求項6に対応)。
このようにすると使い勝手がよい。
【0016】
〈本発明の作用〉非使用時には内容器を化粧料受け凹部
に収納しておく。使用時には化粧料受け凹部に収納され
ている内容器を上方に回転する。そして、ノズルの吐出
口を化粧料受け凹部に向け、弾性壁体を内方へ押し込む
と、内容器の粉状化粧料が化粧料受け凹部に吐出され
る。使用者は、弾性壁体の押し込み程度、あるいは押し
込み回数によって粉状化粧料の取り出し量を調整するこ
とができる。粉状化粧料を容器本体の化粧料受け凹部に
取り出した後、パフ等を用いて使用する。
に収納しておく。使用時には化粧料受け凹部に収納され
ている内容器を上方に回転する。そして、ノズルの吐出
口を化粧料受け凹部に向け、弾性壁体を内方へ押し込む
と、内容器の粉状化粧料が化粧料受け凹部に吐出され
る。使用者は、弾性壁体の押し込み程度、あるいは押し
込み回数によって粉状化粧料の取り出し量を調整するこ
とができる。粉状化粧料を容器本体の化粧料受け凹部に
取り出した後、パフ等を用いて使用する。
【0017】内容器内の未使用の粉状化粧料に直接パフ
等が接触することがないので、衛生的であり、粉状化粧
料の品質保持に貢献する。
等が接触することがないので、衛生的であり、粉状化粧
料の品質保持に貢献する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図11の図
面に基いて説明する。
面に基いて説明する。
【0019】〔第1実施例〕図1から図5は本発明の粉
状化粧料コンパクト容器1の第1実施例を示すものであ
り、図2は蓋体を取り外して示す平面図、図3は蓋体を
閉じた状態における図2I−I断面図、図4は蓋体を閉
じた状態における図2II−II断面図である。
状化粧料コンパクト容器1の第1実施例を示すものであ
り、図2は蓋体を取り外して示す平面図、図3は蓋体を
閉じた状態における図2I−I断面図、図4は蓋体を閉
じた状態における図2II−II断面図である。
【0020】粉状化粧料コンパクト容器1は、容器本体
10と、蓋体20と、内容器30とを備えている。容器
本体10は皿形をなし、その内側に中皿11が固定され
ていて、中皿11の内側が化粧料受け凹部12になって
いる。
10と、蓋体20と、内容器30とを備えている。容器
本体10は皿形をなし、その内側に中皿11が固定され
ていて、中皿11の内側が化粧料受け凹部12になって
いる。
【0021】容器本体10には、蓋体20と内容器30
が容器本体10の周方向に互いに90度ずれた位置に上
下方向に回動可能に取り付けられている。
が容器本体10の周方向に互いに90度ずれた位置に上
下方向に回動可能に取り付けられている。
【0022】内容器30は太鼓形状をなす箱部31と、
この箱部31の上部から外方に張り出す環状のフランジ
部32を備えている。フランジ部32の一端32aと容
器本体10の支持部13とがピン33によって回動可能
に連結されている。
この箱部31の上部から外方に張り出す環状のフランジ
部32を備えている。フランジ部32の一端32aと容
器本体10の支持部13とがピン33によって回動可能
に連結されている。
【0023】箱部31の周壁部34であってフランジ部
32の一端32aと同じ側には、ノズル40が取り付け
られている。ノズル40はゴム等の弾性材で形成されて
おり、先端が球殻状になっている。ノズル40の先端部
分は箱部31の周壁部34から外方に突出しており、ノ
ズル40の先端にはその中央から若干下側に吐出口41
が開いている。尚、図5はノズル40をその先端側から
見た拡大正面図である。
32の一端32aと同じ側には、ノズル40が取り付け
られている。ノズル40はゴム等の弾性材で形成されて
おり、先端が球殻状になっている。ノズル40の先端部
分は箱部31の周壁部34から外方に突出しており、ノ
ズル40の先端にはその中央から若干下側に吐出口41
が開いている。尚、図5はノズル40をその先端側から
見た拡大正面図である。
【0024】ノズル40の基端には所定の目の大きさの
メッシュ42が固定されている。メッシュ42は、塊と
なった粉状化粧料を破砕する機能と、粉状化粧料が余り
勢いよく噴出しないようにするための抵抗としての機能
を有する。
メッシュ42が固定されている。メッシュ42は、塊と
なった粉状化粧料を破砕する機能と、粉状化粧料が余り
勢いよく噴出しないようにするための抵抗としての機能
を有する。
【0025】又、箱部31の底板部35にはノズル40
と反対の側に円形の孔36が形成されており、この孔3
6はゴム等の弾性材で形成され若干外方に凸曲面状に膨
出する蓋(弾性壁体)50によって塞がれている。
と反対の側に円形の孔36が形成されており、この孔3
6はゴム等の弾性材で形成され若干外方に凸曲面状に膨
出する蓋(弾性壁体)50によって塞がれている。
【0026】箱部31の内部は収容部37にされてい
て、この収容部37に粉状化粧料が充填される。
て、この収容部37に粉状化粧料が充填される。
【0027】この内容器30は下方回転することによっ
て、箱部31が中皿11の化粧料受け凹部12内に収納
され、フランジ部32の外周縁が中皿11の外周縁上に
載置されるようになっている。そして、この時に、図3
に示すようにノズル40の先端部分が中皿11の壁面に
押し付けられて、吐出口41が閉塞されるようになって
いる。
て、箱部31が中皿11の化粧料受け凹部12内に収納
され、フランジ部32の外周縁が中皿11の外周縁上に
載置されるようになっている。そして、この時に、図3
に示すようにノズル40の先端部分が中皿11の壁面に
押し付けられて、吐出口41が閉塞されるようになって
いる。
【0028】蓋体20はその後端部21をピン22によ
って容器本体10に上下回動可能に取り付けられてい
る。蓋体20は、その前端部に設けた掛止部23を容器
本体10の掛止部14に掛止することにより、全閉状態
に保持できるようになっており、容器本体10の前端部
に設けた開放操作片15を押し込むことにより前記掛止
部14、23の係合を解除でき、蓋体20を上方回転し
て開放できるようになっている。
って容器本体10に上下回動可能に取り付けられてい
る。蓋体20は、その前端部に設けた掛止部23を容器
本体10の掛止部14に掛止することにより、全閉状態
に保持できるようになっており、容器本体10の前端部
に設けた開放操作片15を押し込むことにより前記掛止
部14、23の係合を解除でき、蓋体20を上方回転し
て開放できるようになっている。
【0029】尚、この蓋体20は内容器30を容器本体
10の中皿11内に収納した状態にして初めて閉じるこ
とができるようになっており、図3及び図4において二
点鎖線で示すように、蓋体20を閉じた時に蓋体20と
内容器30との間にパフ60を収納できるようになって
いる。
10の中皿11内に収納した状態にして初めて閉じるこ
とができるようになっており、図3及び図4において二
点鎖線で示すように、蓋体20を閉じた時に蓋体20と
内容器30との間にパフ60を収納できるようになって
いる。
【0030】次にこのコンパクト容器1の使用方法を説
明する。先ず、開放操作片15を押し込んで掛止部1
4、23の係合を解除し、蓋体20を開方向に90度以
上回転する。
明する。先ず、開放操作片15を押し込んで掛止部1
4、23の係合を解除し、蓋体20を開方向に90度以
上回転する。
【0031】次に、内容器30を90度強回転して、図
1に示すようにノズル40の吐出口41を中皿11の化
粧料受け凹部12に指向せしめる。内容器30をこの姿
勢にすると、収容部37内の粉状化粧料がノズル40側
に集まる。
1に示すようにノズル40の吐出口41を中皿11の化
粧料受け凹部12に指向せしめる。内容器30をこの姿
勢にすると、収容部37内の粉状化粧料がノズル40側
に集まる。
【0032】そして、蓋(弾性壁体)50を弾性に抗し
て押し込んで収容部37を加圧すると、収容部37内の
粉状化粧料がメッシュ42を通過してノズル40の吐出
口41から吐出され、化粧料受け凹部12の上に取り出
される。そして、化粧料受け凹部12に取り出された粉
状化粧料をパフ60を用いて使用する。
て押し込んで収容部37を加圧すると、収容部37内の
粉状化粧料がメッシュ42を通過してノズル40の吐出
口41から吐出され、化粧料受け凹部12の上に取り出
される。そして、化粧料受け凹部12に取り出された粉
状化粧料をパフ60を用いて使用する。
【0033】蓋(弾性壁体)50の押し込み程度と押し
込み回数によって、粉状化粧料の取り出し量を調整する
ことができるので、使用者は自分の好みに応じて1回の
使用に足るだけの量を取り出すことができ、非常に使い
勝手がよい。
込み回数によって、粉状化粧料の取り出し量を調整する
ことができるので、使用者は自分の好みに応じて1回の
使用に足るだけの量を取り出すことができ、非常に使い
勝手がよい。
【0034】このコンパクト容器1では、メッシュ42
にパフ等を接触させることがないので、メッシュ42が
目詰まりしにくい。又、このコンパクト容器1では、収
容部37内の未使用の粉状化粧料にパフ60等の化粧具
が接触することがないので、極めて衛生的であるととも
に、粉状化粧料の品質保持に貢献する。
にパフ等を接触させることがないので、メッシュ42が
目詰まりしにくい。又、このコンパクト容器1では、収
容部37内の未使用の粉状化粧料にパフ60等の化粧具
が接触することがないので、極めて衛生的であるととも
に、粉状化粧料の品質保持に貢献する。
【0035】又、内容器30を中皿11の化粧料受け凹
部12に収納すると、ノズル40の吐出口41が化粧料
受け凹部12の壁面に当接して塞がれるので、粉状化粧
料を密閉空間に収納することができ、粉状化粧料の品質
保持に貢献する。
部12に収納すると、ノズル40の吐出口41が化粧料
受け凹部12の壁面に当接して塞がれるので、粉状化粧
料を密閉空間に収納することができ、粉状化粧料の品質
保持に貢献する。
【0036】〔第2実施例〕図6及び図7は本発明の粉
状化粧料コンパクト容器1の第2実施例を示すものであ
り、図6は縦断面図、図7はノズル40の拡大正面図で
ある。
状化粧料コンパクト容器1の第2実施例を示すものであ
り、図6は縦断面図、図7はノズル40の拡大正面図で
ある。
【0037】第2実施例のコンパクト容器1が第1実施
例のものと相違する点は、ノズル40の構造にあり、そ
の他の構成は第1実施例のものと全く同じである。以
下、第1実施例との相違点だけを説明し、第1実施例と
同一態様部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
例のものと相違する点は、ノズル40の構造にあり、そ
の他の構成は第1実施例のものと全く同じである。以
下、第1実施例との相違点だけを説明し、第1実施例と
同一態様部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0038】この第2実施例におけるノズル40はゴム
等の弾性材で形成されていて、先端部分が断面略矩形に
形成されており、先端面にはスリット43が形成されて
いる。スリット43は通常はノズル40の有する弾性に
よって閉じられており、蓋(弾性壁体)50を内方に押
し込んで収容部37内を加圧すると、弾性変形してスリ
ット43が若干開き、これが吐出口となって、この隙間
から粉状化粧料が吐出されるようになっている。
等の弾性材で形成されていて、先端部分が断面略矩形に
形成されており、先端面にはスリット43が形成されて
いる。スリット43は通常はノズル40の有する弾性に
よって閉じられており、蓋(弾性壁体)50を内方に押
し込んで収容部37内を加圧すると、弾性変形してスリ
ット43が若干開き、これが吐出口となって、この隙間
から粉状化粧料が吐出されるようになっている。
【0039】使い方は第1実施例と同じであり、スリッ
ト43から吐出された粉状化粧料を中皿11の化粧料受
け凹部12で一旦受けてから使用する。
ト43から吐出された粉状化粧料を中皿11の化粧料受
け凹部12で一旦受けてから使用する。
【0040】〔第3実施例〕図8及び図9は本発明の粉
状化粧料コンパクト容器1の第3実施例を示すものであ
り、図8は内容器30を化粧料受け凹部12に収納して
蓋体20を閉じた状態を示す縦断面図であり、図9は蓋
体20を開け、内容器30を略起立姿勢にした状態を示
す縦断面図である。
状化粧料コンパクト容器1の第3実施例を示すものであ
り、図8は内容器30を化粧料受け凹部12に収納して
蓋体20を閉じた状態を示す縦断面図であり、図9は蓋
体20を開け、内容器30を略起立姿勢にした状態を示
す縦断面図である。
【0041】第3実施例のコンパクト容器1が第1実施
例のものと相違する点は、ノズル40の構造にあり、そ
の他の構成は第1実施例のものと全く同じである。以
下、第1実施例との相違点だけを説明し、第1実施例と
同一態様部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
例のものと相違する点は、ノズル40の構造にあり、そ
の他の構成は第1実施例のものと全く同じである。以
下、第1実施例との相違点だけを説明し、第1実施例と
同一態様部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0042】この第3実施例におけるノズル40はゴム
等の弾性材で形成されていて、長尺の管状をなしてい
る。図8に示すように、内容器30を中皿11の化粧料
受け凹部13に収納すると、ノズル40は中皿11の壁
部に押し付けられながら略U字状に折り曲げられ、その
結果、ノズル40は押し潰され吐出路44が閉塞せしめ
られるようになっている。
等の弾性材で形成されていて、長尺の管状をなしてい
る。図8に示すように、内容器30を中皿11の化粧料
受け凹部13に収納すると、ノズル40は中皿11の壁
部に押し付けられながら略U字状に折り曲げられ、その
結果、ノズル40は押し潰され吐出路44が閉塞せしめ
られるようになっている。
【0043】そして、図9に示すように内容器30を上
方に回転して化粧料受け凹部12から脱出させ、内容器
30を略起立状態にすると、ノズル40は管状に復元し
て吐出路44が連通する。この状態で蓋(弾性壁体)5
0を押し込むと、粉状化粧料が化粧料受け凹部12に吐
出される。
方に回転して化粧料受け凹部12から脱出させ、内容器
30を略起立状態にすると、ノズル40は管状に復元し
て吐出路44が連通する。この状態で蓋(弾性壁体)5
0を押し込むと、粉状化粧料が化粧料受け凹部12に吐
出される。
【0044】〔第4実施例〕図10及び図11は本発明
の粉状化粧料コンパクト容器1の第4実施例を示すもの
であり、図10は縦断面図、図11はノズル40の拡大
正面図である。
の粉状化粧料コンパクト容器1の第4実施例を示すもの
であり、図10は縦断面図、図11はノズル40の拡大
正面図である。
【0045】第4実施例のコンパクト容器1が第1実施
例のものと相違する点は、ノズル40の構造にあり、そ
の他の構成は第1実施例のものと全く同じである。以
下、第1実施例との相違点だけを説明し、第1実施例と
同一態様部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
例のものと相違する点は、ノズル40の構造にあり、そ
の他の構成は第1実施例のものと全く同じである。以
下、第1実施例との相違点だけを説明し、第1実施例と
同一態様部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0046】この第4実施例におけるノズル40はゴム
等の弾性材で形成されていて、蛇腹管状をなし、先端に
吐出口41が開口している。図10に示すように、内容
器30を中皿11の化粧料受け凹部12に収納すると、
ノズル40の先端が中皿11の壁面に突き当たっては吐
出口41が塞がれ、ノズル40の全長が若干圧縮される
ようになっている。内容器30を化粧料受け凹部12か
ら脱出させると、蛇腹環状のノズル40は圧縮前の長さ
に復元する。
等の弾性材で形成されていて、蛇腹管状をなし、先端に
吐出口41が開口している。図10に示すように、内容
器30を中皿11の化粧料受け凹部12に収納すると、
ノズル40の先端が中皿11の壁面に突き当たっては吐
出口41が塞がれ、ノズル40の全長が若干圧縮される
ようになっている。内容器30を化粧料受け凹部12か
ら脱出させると、蛇腹環状のノズル40は圧縮前の長さ
に復元する。
【0047】尚、前述各実施例では、パフ60を内容器
30の上に、即ち蓋体20との間に収納するようにして
いるが、パフ60の収納位置はこれに限るものではな
い。例えば、パフ60を内容器30に対して平面的に配
し、パフ60の横あるいは前後に収納するようにしても
よい。更に、パフ60を内蔵しないものであっても本発
明は成立する。
30の上に、即ち蓋体20との間に収納するようにして
いるが、パフ60の収納位置はこれに限るものではな
い。例えば、パフ60を内容器30に対して平面的に配
し、パフ60の横あるいは前後に収納するようにしても
よい。更に、パフ60を内蔵しないものであっても本発
明は成立する。
【0048】又、前述各実施例においては、粉状化粧料
コンパクト容器1に蓋体20を備えたが、例えば、蓋体
20と内容器30とを一体成形した場合には、蓋体20
を別体に備えていなくても本発明は成立する。
コンパクト容器1に蓋体20を備えたが、例えば、蓋体
20と内容器30とを一体成形した場合には、蓋体20
を別体に備えていなくても本発明は成立する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粉状化粧料を収納する内容器を容器本体に対して回動可
能に取り付け、この内容器にノズルと弾性壁体を設けた
ことにより、使用者は容器本体の化粧料受け凹部に1回
分の粉状化粧料を取り出して使用することができ、非常
に使い勝手がよいという優れた効果が奏される。
粉状化粧料を収納する内容器を容器本体に対して回動可
能に取り付け、この内容器にノズルと弾性壁体を設けた
ことにより、使用者は容器本体の化粧料受け凹部に1回
分の粉状化粧料を取り出して使用することができ、非常
に使い勝手がよいという優れた効果が奏される。
【0050】又、内容器内の未使用の粉状化粧料にパフ
等が接触することがないので、非常に衛生的であると共
に、粉状化粧料の品質保持に貢献する。
等が接触することがないので、非常に衛生的であると共
に、粉状化粧料の品質保持に貢献する。
【図1】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第1実
施例を示す図であり、内容器を略起立姿勢に回転させた
状態の縦断面図である。
施例を示す図であり、内容器を略起立姿勢に回転させた
状態の縦断面図である。
【図2】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第1実
施例を示す図であり、蓋体を取り外して示す平面図であ
る。
施例を示す図であり、蓋体を取り外して示す平面図であ
る。
【図3】 図2のI−I断面図である。
【図4】 図2のII−II断面図である。
【図5】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第1実
施例におけるノズルの拡大正面図である。
施例におけるノズルの拡大正面図である。
【図6】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第2実
施例の縦断面図である。
施例の縦断面図である。
【図7】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第2実
施例におけるノズルの拡大正面図である。
施例におけるノズルの拡大正面図である。
【図8】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第3実
施例の縦断面図である。
施例の縦断面図である。
【図9】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第3実
施例を示す図であり、内容器を略起立姿勢に回転させた
状態の縦断面図である。
施例を示す図であり、内容器を略起立姿勢に回転させた
状態の縦断面図である。
【図10】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第4
実施例の縦断面図である。
実施例の縦断面図である。
【図11】 本発明の粉状化粧料コンパクト容器の第4
実施例におけるノズルの拡大正面図である。
実施例におけるノズルの拡大正面図である。
1 粉状化粧料コンパクト容器
10 容器本体
12 化粧料受け凹部
20 蓋体
30 内容器
37 収容部
40 ノズル
41 吐出口
43 スリット
50 蓋(弾性壁体)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−237817(JP,A)
実開 平4−7480(JP,U)
実開 平3−103012(JP,U)
実開 平3−126885(JP,U)
実開 平2−8314(JP,U)
実開 平1−164918(JP,U)
実開 昭64−14316(JP,U)
実公 昭44−10828(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A45D 33/00 - 40/30
A45D 8/00 - 8/40
A45D 24/00 - 31/00
A45D 42/00 - 44/22
Claims (6)
- 【請求項1】 (イ)化粧料受け凹部を有する容器本体
と、(ロ)箱形をなし、内部が粉状化粧料の収容部にな
っていて、前記容器本体に上下回転可能に取り付けら
れ、前記化粧料受け凹部内に収納可能な内容器と、
(ハ)前記容器本体に対する、内容器取付け部分側の内
容器周壁部分から外方へ突出して配置され、内容器の粉
状化粧料を前記化粧料受け凹部に吐出可能にするノズル
と、(ニ)前記内容器の底壁一部をなし、押圧変形可能
な弾性壁体とを、備えていることを特徴とする粉状化粧
料コンパクト容器。 - 【請求項2】 前記内容器を化粧料受け凹部内に収納し
た時に、前記ノズルの吐出口が化粧料受け凹部の壁面に
当接して閉塞されることを特徴とする請求項1に記載の
粉状化粧料コンパクト容器。 - 【請求項3】 前記ノズルが弾性材で形成され、ノズル
の吐出口がスリット状に形成されていて、通常はスリッ
ト状の吐出口は弾性により閉じており、内容器の内圧が
高まると吐出口が弾性に抗して開くようにされているこ
とを特徴とする請求項1に記載の粉状化粧料コンパクト
容器。 - 【請求項4】 前記ノズルが長い管状の弾性材で形成さ
れていて、容器本体に対して内容器を起立させた状態で
は、内容器内の粉状化粧料を化粧料受け凹部内へ、ノズ
ルの吐出路を通って吐出可能であると共に、内容器を化
粧料受け凹部内に収納すると、ノズルが中皿の壁部に押
し付けられて略U字状に折り曲げられることで、前記吐
出路が閉塞せしめられることが可能な長さである特徴と
する請求項1に記載の粉状化粧料コンパクト容器。 - 【請求項5】 前記容器本体には蓋体が上下回転開閉可
能に取り付けられていて、この蓋体は前記内容器を化粧
料受け凹部に収納した状態で閉じることができるように
されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか
に記載の粉状化粧料コンパクト容器。 - 【請求項6】 前記容器本体に対する蓋体の回転可能な
取付け部と、容器本体に対する内容器の回転可能な取付
け部とが、容器本体の周方向に互いにほぼ90度ずれて
配されていることを特徴とする請求項5に記載の粉状化
粧料コンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14866395A JP3452688B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 粉状化粧料コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14866395A JP3452688B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 粉状化粧料コンパクト容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08336418A JPH08336418A (ja) | 1996-12-24 |
JP3452688B2 true JP3452688B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=15457841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14866395A Expired - Fee Related JP3452688B2 (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 粉状化粧料コンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3452688B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015122643A1 (ko) * | 2014-02-14 | 2015-08-20 | 주식회사 엘지생활건강 | 화장품 용기 |
US10010153B2 (en) | 2014-02-14 | 2018-07-03 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic container |
US10524558B2 (en) | 2016-06-10 | 2020-01-07 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic vessel |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3791750B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2006-06-28 | 株式会社吉野工業所 | 化粧用コンパクト容器 |
JP4895145B2 (ja) * | 2009-08-20 | 2012-03-14 | 株式会社デンソー | 車両用回転電機 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP14866395A patent/JP3452688B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015122643A1 (ko) * | 2014-02-14 | 2015-08-20 | 주식회사 엘지생활건강 | 화장품 용기 |
US10010153B2 (en) | 2014-02-14 | 2018-07-03 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic container |
US10426246B2 (en) | 2014-02-14 | 2019-10-01 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic container |
US10869534B2 (en) | 2014-02-14 | 2020-12-22 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic container |
US10874191B2 (en) | 2014-02-14 | 2020-12-29 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic container |
US10524558B2 (en) | 2016-06-10 | 2020-01-07 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic vessel |
US11490711B2 (en) | 2016-06-10 | 2022-11-08 | Lg Household & Health Care Ltd. | Cosmetic vessel |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08336418A (ja) | 1996-12-24 |
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